JPH0680210A - 低騒音車輪ならびに低騒音車輪使用の自動倉庫 - Google Patents

低騒音車輪ならびに低騒音車輪使用の自動倉庫

Info

Publication number
JPH0680210A
JPH0680210A JP23663792A JP23663792A JPH0680210A JP H0680210 A JPH0680210 A JP H0680210A JP 23663792 A JP23663792 A JP 23663792A JP 23663792 A JP23663792 A JP 23663792A JP H0680210 A JPH0680210 A JP H0680210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
rail
noise
wheels
low noise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23663792A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatomo Suzuki
雅智 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP23663792A priority Critical patent/JPH0680210A/ja
Publication of JPH0680210A publication Critical patent/JPH0680210A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 レール6に可撓体22が圧接して弾性変形した
状態で、車輪15,16をレール6に当接させて、車輪15,
16のレール6に対する金属接触面の面圧を低下し得る。
出し入れ装置の一定経路上での走行時に、車輪15,16の
レール6に対する金属接触面の面圧を低下し得る。一対
の可撓体22間で金属接触が行われ、低面圧により発生し
た僅かな騒音のうち、走行方向に対し両側へ漏出しよう
とする騒音を遮蔽し得る。 【効果】 金属接触面の面圧低下により、直線経路やカ
ーブ経路に関係なく走行騒音を低減できる。出し入れ装
置の一定経路上での走行時に、走行騒音を低減できる。
走行方向に対して両側へ漏出しようとする騒音をも遮蔽
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば工場内に配設
され、レールに支持案内されて走行自在な移動体(台車
など)に用いられる低騒音車輪、ならびに、この低騒音
車輪を出し入れ装置の走行用に設けた低騒音車輪使用の
自動倉庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば棚と出し入れ装置とからなる自
動倉庫としては、特開昭63−12505 号公報に見られる構
造が提供されている。すなわちこの従来構成は、上下方
向ならびに横方向に複数の荷収納区画を有する棚を立設
し、そして棚の前面側に、荷の出入庫を行う走行クレー
ンを配設している。この走行クレーンは、床面上ガイド
レールに遊転車輪や駆動車輪を介して支持されるととも
に天井側のガイドレールに案内され、そして荷受け渡し
手段を搭載した昇降キャリッジを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来形式による
と、床面上ガイドレールや遊転車輪、駆動車輪は総て鉄
などの金属で製作されており、したがって走行時には金
属どうしの接触となって騒音を発しており、しかも騒音
は金属音であることから、作業者に不快感を与えてい
た。
【0004】また車輪を使用する移動体が、レールに支
持案内されて走行自在な台車などの場合、走行経路は常
に直線でなくカーブ経路も含んでいることから、レール
に対する車輪の横滑り作用によって、より大きな騒音を
発していた。
【0005】本発明の目的とするところは、走行騒音を
減少し得る低騒音車輪、ならびに走行騒音を減少した低
騒音車輪使用の自動倉庫を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
第1発明の低騒音車輪は、レールに支持案内される車輪
の外周に、レールに接触する可撓体を取り付けて構成し
ている。
【0007】また本第2発明の低騒音車輪使用の自動倉
庫は、複数の収納部を形成した棚と、レールに車輪を介
して支持案内されて一定経路上を走行自在な出し入れ装
置とからなる自動倉庫であって、前記車輪の外周に、レ
ールに接触する可撓体を取り付けて構成している。
【0008】さらに本第3発明の低騒音車輪使用の自動
倉庫は、車輪の外周に車軸方向で一対の可撓体を取り付
けて構成している。
【0009】
【作用】上記した本第1発明の構成によると、レールに
可撓体が圧接して弾性変形した状態で、車輪をレールに
当接させていることから、この車輪のレールに対する金
属接触面の面圧を低下し得る。
【0010】また本第2発明の構成によると、出し入れ
装置の一定経路上での走行動などにより、棚の目的とす
る収納部に対して荷の入出庫を行える。そして出し入れ
装置の走行時において車輪は、レールに可撓体が圧接し
て弾性変形した状態で、車輪をレールに当接させている
ことから、この車輪のレールに対する金属接触面の面圧
を低下し得る。
【0011】さらに本第3発明の構成によると、レール
に一対の可撓体が圧接して弾性変形した状態で、両可撓
体間において車輪本体をレールに当接させ得、この車輪
のレールに対する金属接触面の面圧を低下し得るととも
に、一対の可撓体間で金属接触が行われることから、こ
の低面圧により発生した僅かな騒音のうち、走行方向に
対して両側へ漏出しようとする騒音を遮蔽し得る。
【0012】
【実施例】以下に本発明の一実施例である低騒音車輪使
用の自動倉庫を図1〜図4に基づいて説明する。
【0013】図3、図4において枠組み状の棚1は、上
下方向ならびに左右方向に複数の収納部2を形成してお
り、各収納部2は腕木を介して荷3(直接にまたはパレ
ツトを介して)を支持すべく構成されている。前記棚1
は通路4を置いて並設され、そして通路4内には一定経
路5上を走行自在な出し入れ装置10が配設される。
【0014】この出し入れ装置10は、下部フレーム11
と、この下部フレーム11から立設した前後一対のポスト
12などにより走行機体を構成している。そして両ポスト
12間に昇降体13を配置するとともに、この昇降体13上
に、出退動装置の作動により収納部2などに対して出退
自在な出し入れ具(フオーク)14を配置している。
【0015】前記下部フレーム11は、床レール6上で転
動自在な駆動車輪15と従動車輪16とを前後に振り分けて
有し、またポスト12の上端側には、天井レール7に案内
されるガイド装置17を設けている。前記下部フレーム11
上で、ポスト12の後面側には、前記昇降体13に連動した
昇降駆動装置18と、駆動車輪15に連動した走行駆動装置
19と、出し入れ装置10の各作動部を制御する制御ユニッ
ト20が配設されている。
【0016】前記床レール6はレールの一例で、たとえ
ば鉄(金属)により製作されている。この床レール6に
支持案内される前記駆動車輪15や従動車輪16は車輪の一
例で、その鍔付き本体21が鉄(金属)により製作されて
いる。そして本体21の外周面21aの位置には、車軸方向
において一対で環状の可撓体22が、その大部分を本体21
の内部に埋設しかつ一部を露出した状態で取り付けられ
ている。
【0017】すなわち可撓体22は、たとえばウレタンな
どにより製作され、その外周面22aを本体外周面21aよ
りも少し突出させて配設することで、前記床レール6の
曲状の上面6aに接触すべく構成してある。
【0018】次に上記実施例における作用を説明する。
上記のようにして構成された自動倉庫においては、出し
入れ装置10の一定経路5上での走行動と、昇降体13の昇
降動と、出し入れ具14の横方向出退動との組み合わせ動
作により、棚1の目的とする収納部2に対して、出し入
れ装置10によって荷3の入出庫を行える。
【0019】そして出し入れ装置10の走行時において駆
動車輪15や従動車輪16は、床レール6の上面6aに可撓
体22が圧接して弾性変形することで、両可撓体22間にお
いて本体外周面21aを床レール上面6aに当接させてい
ることから、この本体外周面21aの床レール上面6aに
対する金属接触面の面圧を低下し得、以て騒音を低減し
得る。さらに一対の可撓体22間で金属接触が行われるこ
とから、この低面圧により発生した僅かな騒音のうち、
走行方向に対して両側へ漏出しようとする騒音を遮蔽し
得る。
【0020】図5は本発明の別の実施例を示す。すなわ
ち左右一対のレール30に支持案内される自走台車31は、
駆動装置32に連動する駆動車輪33や、遊転車輪34をそれ
ぞれ縦軸心35,36の周りに旋回自在に有する。そして、
これら駆動車輪33や遊転車輪34は、その外周に可撓体3
7,38を取り付けて低騒音車輪に構成している。この別
な実施例によると、前述と同様に金属接触面の面圧を低
下し得、以て直線経路はもとよりカーブ経路においても
騒音を低減し得る。
【0021】上記実施例では車輪15,16に対してそれぞ
れ一対の可撓体22を取り付けているが、本第1発明や本
第2発明においては、三本以上の可撓体や、車輪33,34
にに示すように幅の任意な一本の可撓体37,38を取り付
けた実施例も可能である。
【0022】上記別の実施例では床側のレール30に支持
案内される自走台車31を移動体とし、その駆動車輪33や
遊転車輪34に可撓体37,38を取り付けて低騒音車輪に構
成しているが、本第1発明では、床側のレールに支持案
内される各種の台車や、天井側のレールに支持案内され
る各種の台車、トロリ装置などの移動体の車輪に使用し
た実施例も可能である。
【0023】上記実施例では、自動倉庫として床レール
6に支持案内される出し入れ装置10を示しているが、本
第2発明においては天井レールに支持案内される出し入
れ装置であってもよく、この場合に天井レールに接触す
る車輪に可撓体22が取り付けられる。
【0024】
【発明の効果】上記構成の本第1発明によると、レール
に可撓体が圧接して弾性変形した状態で、車輪をレール
に当接でき、この車輪のレールに対する金属接触面の面
圧を低下できて、直線経路やカーブ経路に関係なく走行
騒音を低減できる。
【0025】また本第2発明の構成によると、出し入れ
装置の一定経路上での走行動などにより、棚の目的とす
る収納部に対して荷の入出庫を行うことができ、そして
出し入れ装置の走行時においては、車輪のレールに対す
る金属接触面の面圧を低下できて、走行騒音を低減でき
る。
【0026】さらに本第3発明の構成によると、車輪の
レールに対する金属接触面の面圧を低下できて騒音を低
減でき、しかも一対の可撓体間で金属接触を行うことが
できて、この低面圧により発生した僅かな騒音のうち、
走行方向に対して両側へ漏出しようとする騒音をも遮蔽
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、低騒音車輪の正面図
である。
【図2】同低騒音車輪の要部の縦断正面図である。
【図3】同低騒音車輪使用の自動倉庫の側面図である。
【図4】同低騒音車輪使用の自動倉庫の正面図である。
【図5】本発明の別の実施例を示し、低騒音車輪使用の
台車式搬送装置の正面図である。
【符号の説明】
1 棚 2 収納部 5 一定経路 6 床レール(レール) 6a 上面 10 出し入れ装置 14 出し入れ具 15 駆動車輪(車輪) 16 従動車輪(車輪) 21 鍔付き本体 21a 外周面 22 可撓体 22a 外周面 30 レール 31 自走台車 33 駆動車輪(車輪) 34 遊転車輪(車輪) 37 可撓体 38 可撓体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールに支持案内される車輪の外周に、
    レールに接触する可撓体を取り付けたことを特徴とする
    低騒音車輪。
  2. 【請求項2】 複数の収納部を形成した棚と、レールに
    車輪を介して支持案内されて一定経路上を走行自在な出
    し入れ装置とからなる自動倉庫であって、前記車輪の外
    周に、レールに接触する可撓体を取り付けたことを特徴
    とする低騒音車輪使用の自動倉庫。
  3. 【請求項3】 車輪の外周に車軸方向で一対の可撓体を
    取り付けたことを特徴とする請求項2記載の低騒音車輪
    使用の自動倉庫。
JP23663792A 1992-09-04 1992-09-04 低騒音車輪ならびに低騒音車輪使用の自動倉庫 Pending JPH0680210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23663792A JPH0680210A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 低騒音車輪ならびに低騒音車輪使用の自動倉庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23663792A JPH0680210A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 低騒音車輪ならびに低騒音車輪使用の自動倉庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0680210A true JPH0680210A (ja) 1994-03-22

Family

ID=17003581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23663792A Pending JPH0680210A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 低騒音車輪ならびに低騒音車輪使用の自動倉庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0680210A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220036230A (ko) * 2020-09-15 2022-03-22 대우조선해양 주식회사 액화가스 화물창용 작업대

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220036230A (ko) * 2020-09-15 2022-03-22 대우조선해양 주식회사 액화가스 화물창용 작업대

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6481521B2 (en) Under-cart type guided tractor
CN216470128U (zh) 两栖搬运机器人、立体仓储系统及货架系统
JPH0680210A (ja) 低騒音車輪ならびに低騒音車輪使用の自動倉庫
JP2982537B2 (ja) 低騒音車輪使用の自動倉庫
JP5633957B2 (ja) 部品搬送システム
JP2802735B2 (ja) エレベータ方式立体駐車装置の横行装置
JPS6039323Y2 (ja) 搬送装置
JP2006001725A (ja) 物品搬送装置
JP3122441B1 (ja) 昇降装置
JPH0324445Y2 (ja)
JP2006036470A (ja) 物品移載装置
JPS6232179Y2 (ja)
JPH0536784Y2 (ja)
JPH0115556Y2 (ja)
JPS643795B2 (ja)
JP2003206003A (ja) 床面走行式台車システム
JPS6243738Y2 (ja)
JP2600640Y2 (ja) 立体駐車場における車の搬出入装置
JPH0532399A (ja) 移動台車の駆動源供給装置
JPH06127616A (ja) 台車搬送設備
JPH03200465A (ja) 自走車使用の搬送装置
JPH0416408A (ja) 移動棚設備
JPH04260514A (ja) 移動台車式重量物用立体倉庫
JPS5912082A (ja) 整備車輛の搬送装置
JPH05330610A (ja) 移動棚装置