JPH0680140A - 大型ホイール用自動倉庫 - Google Patents
大型ホイール用自動倉庫Info
- Publication number
- JPH0680140A JPH0680140A JP25354292A JP25354292A JPH0680140A JP H0680140 A JPH0680140 A JP H0680140A JP 25354292 A JP25354292 A JP 25354292A JP 25354292 A JP25354292 A JP 25354292A JP H0680140 A JPH0680140 A JP H0680140A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- wheel
- stacker crane
- fork
- sized
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 デッドスペースを小さくすることができ、さ
らに、航空機等の大型ホイールを入出庫する作業も容易
に行なうことができる大型ホイール用自動倉庫を提供す
る。 【構成】 スタッカクレーン30のフォークの掛け部1
3を天部に設けた大型ホイール用パレット10と、この
大型ホイール用パレットをラック20との間で受け渡し
するスタッカクレーン30とを備えたことことを特徴と
する。
らに、航空機等の大型ホイールを入出庫する作業も容易
に行なうことができる大型ホイール用自動倉庫を提供す
る。 【構成】 スタッカクレーン30のフォークの掛け部1
3を天部に設けた大型ホイール用パレット10と、この
大型ホイール用パレットをラック20との間で受け渡し
するスタッカクレーン30とを備えたことことを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は航空機等の大型ホイール
を収納するための大型ホイール用自動倉庫に関する。特
に、大型ホイールを人手により容易に積み降ろしするこ
とができる大型ホイール用パレットを用い、しかも省ス
ペース化を図った大型ホイール用自動倉庫に関するもの
である。
を収納するための大型ホイール用自動倉庫に関する。特
に、大型ホイールを人手により容易に積み降ろしするこ
とができる大型ホイール用パレットを用い、しかも省ス
ペース化を図った大型ホイール用自動倉庫に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、従来の一般的な倉庫
におけるパレット1は、その上面に荷Wを搭載するよう
になっていた。また、スタッカクレーンは、前後のマス
ト3,4に昇降可能に支持された昇降台5の上に設けら
れているスライドフォーク6をパレット1の下方に入れ
てパレット1および荷Wを保持するようになっていた。
におけるパレット1は、その上面に荷Wを搭載するよう
になっていた。また、スタッカクレーンは、前後のマス
ト3,4に昇降可能に支持された昇降台5の上に設けら
れているスライドフォーク6をパレット1の下方に入れ
てパレット1および荷Wを保持するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の倉庫で
は、パレット1の下方にスタッカクレーンのフォーク6
を入れる必要があるので、パレット1をスタッカクレー
ンに移載しようとすると、図7に示すように、パレット
1の置き台としてステーションS等を設け、フォーク6
が入り込むスペースを形成しなければならない。ところ
が昇降台5の下降には限度があるので、その分、ステー
ションSや自動倉庫のラック7の下方にデッドスペース
DSが生じるという問題があった。
は、パレット1の下方にスタッカクレーンのフォーク6
を入れる必要があるので、パレット1をスタッカクレー
ンに移載しようとすると、図7に示すように、パレット
1の置き台としてステーションS等を設け、フォーク6
が入り込むスペースを形成しなければならない。ところ
が昇降台5の下降には限度があるので、その分、ステー
ションSや自動倉庫のラック7の下方にデッドスペース
DSが生じるという問題があった。
【0004】また、航空機等の大型ホイールを倉庫に収
納するには、図8に示すように、パレット1にホイール
2を載置し、フォークリフト等で倉庫に収納していた
が、航空機等の大型ホイール2はかなりの重量があるの
で、これをパレット1に載せる作業自体が大変であっ
た。図8に示すように、パレット1には、フォークリフ
トのフォークの挿入口1aが設けられているので、床面
FLとパレット上面(ホイールの載置面)との間に段差
Hが生じ、この段差Hを越えてパレット1上にホイール
2を載置するのが大変であった。
納するには、図8に示すように、パレット1にホイール
2を載置し、フォークリフト等で倉庫に収納していた
が、航空機等の大型ホイール2はかなりの重量があるの
で、これをパレット1に載せる作業自体が大変であっ
た。図8に示すように、パレット1には、フォークリフ
トのフォークの挿入口1aが設けられているので、床面
FLとパレット上面(ホイールの載置面)との間に段差
Hが生じ、この段差Hを越えてパレット1上にホイール
2を載置するのが大変であった。
【0005】本発明の目的は、以上のような問題点を解
決し、大型ホイールを容易に入出庫することができるよ
うにするとともに、デッドスペースを小さくすることが
できる大型ホイール用自動倉庫を提供することにある。
決し、大型ホイールを容易に入出庫することができるよ
うにするとともに、デッドスペースを小さくすることが
できる大型ホイール用自動倉庫を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の大型ホイール用自動倉庫は、スタッカクレー
ンのフォークの掛け部を天部に設けた大型ホイール用パ
レットと、この大型ホイール用パレットをラックとの間
で受け渡しするスタッカクレーンとを備えたことを特徴
とする。
に本発明の大型ホイール用自動倉庫は、スタッカクレー
ンのフォークの掛け部を天部に設けた大型ホイール用パ
レットと、この大型ホイール用パレットをラックとの間
で受け渡しするスタッカクレーンとを備えたことを特徴
とする。
【0007】
【作用効果】本発明の大型ホイール用自動倉庫は上記の
構成としたので、次のような作用効果を奏する。
構成としたので、次のような作用効果を奏する。
【0008】すなわち、大型ホイール用パレットは、ス
タッカクレーンのフォークの掛け部が天部に設けられて
いるので、従来のパレットの場合のようにスタッカクレ
ーンのフォークをパレットの下方に入れる必要がなくな
り、したがってデッドスペースを少なくすことができ
る。
タッカクレーンのフォークの掛け部が天部に設けられて
いるので、従来のパレットの場合のようにスタッカクレ
ーンのフォークをパレットの下方に入れる必要がなくな
り、したがってデッドスペースを少なくすことができ
る。
【0009】また、フォークの掛け部が天部に設けられ
ているので、パレットを床面に置いた場合の荷の載置面
と床面との段差を極めて小さくすることができる。この
ため、大型ホイールを搭載する際には、大型ホイールを
転がすことによって容易に行なうことができる。
ているので、パレットを床面に置いた場合の荷の載置面
と床面との段差を極めて小さくすることができる。この
ため、大型ホイールを搭載する際には、大型ホイールを
転がすことによって容易に行なうことができる。
【0010】自動倉庫への収納は掛け部にスタッカクレ
ーンのフォークを掛けることによって容易に行なうこと
ができる。
ーンのフォークを掛けることによって容易に行なうこと
ができる。
【0011】このように、本発明の大型ホイール用自動
倉庫によれば、デッドスペースを小さくすることがで
き、さらに、航空機等の大型ホイールを入出庫する作業
も容易に行なうことができるという効果がある。
倉庫によれば、デッドスペースを小さくすることがで
き、さらに、航空機等の大型ホイールを入出庫する作業
も容易に行なうことができるという効果がある。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0013】図1は本発明に係る大型ホイール用自動倉
庫の大型ホイール用パレットの一例を示す斜視図、図2
は正面図、図3は本発明に係る大型ホイール用自動倉庫
の一実施例を示す平面図、図4は図3におけるIV−I
V視図、図5はスタッカクレーンの昇降台でパレットを
吊り上げた状態を示す図で、図3におけるV視図に相当
する図である。
庫の大型ホイール用パレットの一例を示す斜視図、図2
は正面図、図3は本発明に係る大型ホイール用自動倉庫
の一実施例を示す平面図、図4は図3におけるIV−I
V視図、図5はスタッカクレーンの昇降台でパレットを
吊り上げた状態を示す図で、図3におけるV視図に相当
する図である。
【0014】図3、4において、10は大型ホイール用
パレット、20は倉庫内に多数設置されたラック、30
はラック20間に敷設されたレールR上を走行するスタ
ッカクレーン、40は入出庫部である。
パレット、20は倉庫内に多数設置されたラック、30
はラック20間に敷設されたレールR上を走行するスタ
ッカクレーン、40は入出庫部である。
【0015】図1に示すように、大型ホイール用パレッ
ト10は、大型ホイール2が搭載される底部11と、こ
の底部11との間に大型ホイール2の直径よりも多少大
きな距離を隔てて設けられた天部12とを備え、スタッ
カクレーンのフォークの掛け部13が前記天部12に設
けられている。
ト10は、大型ホイール2が搭載される底部11と、こ
の底部11との間に大型ホイール2の直径よりも多少大
きな距離を隔てて設けられた天部12とを備え、スタッ
カクレーンのフォークの掛け部13が前記天部12に設
けられている。
【0016】14は、底部11と天部12とを連結して
いるフレームであり、奥部には、ホイール2が転がり出
てしまうのを防止する梁状のストッパー14aが設けら
れている。
いるフレームであり、奥部には、ホイール2が転がり出
てしまうのを防止する梁状のストッパー14aが設けら
れている。
【0017】このような大型ホイール用パレット10に
よると、スタッカクレーンのフォークの掛け部13が天
部12に設けられているので、従来のパレットの場合の
ようにスタッカクレーンのフォークをパレットの下方に
入れる必要がなくなり、したがってデッドスペースを少
なくすることができる。
よると、スタッカクレーンのフォークの掛け部13が天
部12に設けられているので、従来のパレットの場合の
ようにスタッカクレーンのフォークをパレットの下方に
入れる必要がなくなり、したがってデッドスペースを少
なくすることができる。
【0018】また、大型ホイール2が搭載される底部1
1と床面FLとの段差h(図2参照)を極めて小さくす
ることができる。底部11と天部12とは、大型ホイー
ル2の直径よりも多少大きく隔てられているので、大型
ホイール2を底部11に載せる作業は、図1に示すよう
に、大型ホイール2を転がすことによって容易に行なう
ことができる。なお、ホイール2を搭載した後は、図2
に示すように、それぞれ一端がフレーム14に固定され
たベルト16,17の他端同士を連結してホイール2が
転がり出るのを防止する。
1と床面FLとの段差h(図2参照)を極めて小さくす
ることができる。底部11と天部12とは、大型ホイー
ル2の直径よりも多少大きく隔てられているので、大型
ホイール2を底部11に載せる作業は、図1に示すよう
に、大型ホイール2を転がすことによって容易に行なう
ことができる。なお、ホイール2を搭載した後は、図2
に示すように、それぞれ一端がフレーム14に固定され
たベルト16,17の他端同士を連結してホイール2が
転がり出るのを防止する。
【0019】ラック20への収納は掛け部13にスタッ
カクレーンのフォークを掛けることによって、容易に行
なうことができる。
カクレーンのフォークを掛けることによって、容易に行
なうことができる。
【0020】スタッカクレーン30には、図4,5に示
すように、前後のマスト31,32に昇降可能に支持さ
れた昇降台33が設けられており、昇降台33の下方に
スライドフォーク34が設けられている。
すように、前後のマスト31,32に昇降可能に支持さ
れた昇降台33が設けられており、昇降台33の下方に
スライドフォーク34が設けられている。
【0021】スライドフォーク34は、昇降台33に固
定されたベース部35と、このベース部に案内されて進
退するアーム部36と、このアーム部36の下面に一体
的に設けられた吊り板部37とを備えている。図5に示
すように、吊り板部37をパレットの掛け部13に掛け
て、パレット10を吊り下げることができるようになっ
ている。
定されたベース部35と、このベース部に案内されて進
退するアーム部36と、このアーム部36の下面に一体
的に設けられた吊り板部37とを備えている。図5に示
すように、吊り板部37をパレットの掛け部13に掛け
て、パレット10を吊り下げることができるようになっ
ている。
【0022】このような自動倉庫の入庫動作は次のよう
になる。
になる。
【0023】(i) 図3,4に示すように、入出庫部
40において、パレット10が床面FL上に載置され
る。
40において、パレット10が床面FL上に載置され
る。
【0024】(ii) 作業員が図1に示したようにホ
イール2を転がしてパレット10に搭載し、図2に示し
たようにベルト16,17を掛ける。
イール2を転がしてパレット10に搭載し、図2に示し
たようにベルト16,17を掛ける。
【0025】(iii) スタッカクレーン30のアー
ム部36および吊り板部37が突出し、吊り板部37の
両側部がパレット10の掛け部13に入り込む。
ム部36および吊り板部37が突出し、吊り板部37の
両側部がパレット10の掛け部13に入り込む。
【0026】(iv) 昇降台33が、パレット10を
床面FLから多少浮き上がらせる程度に上昇する。
床面FLから多少浮き上がらせる程度に上昇する。
【0027】(v) アーム部36および吊り板部37
が昇降台33まで戻り、パレット10が昇降台33の下
に吊り下げられる。
が昇降台33まで戻り、パレット10が昇降台33の下
に吊り下げられる。
【0028】(vi) スタッカクレーン30がレール
R上を走行し、昇降台33が上昇し(図5参照)、スラ
イドフォーク34の作動で所定のラックにパレット10
を収納する。
R上を走行し、昇降台33が上昇し(図5参照)、スラ
イドフォーク34の作動で所定のラックにパレット10
を収納する。
【0029】以上のようにして入庫がなされる。なお、
出庫動作は入庫動作の逆であるので、その説明は省略す
る。
出庫動作は入庫動作の逆であるので、その説明は省略す
る。
【0030】以上説明したように、本実施例の大型ホイ
ール用自動倉庫によれば、デッドスペースをほとんど無
くすことができ、さらに、大型ホイールを入出庫する作
業も容易に行なうことができる。
ール用自動倉庫によれば、デッドスペースをほとんど無
くすことができ、さらに、大型ホイールを入出庫する作
業も容易に行なうことができる。
【0031】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0032】例えば、パレットの下面に車輪を設けて台
車付きパレットとしても応用できるものである。
車付きパレットとしても応用できるものである。
【0033】
【図1】本発明に係る大型ホイール用自動倉庫の大型ホ
イール用パレットの一例を示す斜視図。
イール用パレットの一例を示す斜視図。
【図2】同上正面図。
【図3】本発明に係る大型ホイール用自動倉庫の一実施
例を示す平面図。
例を示す平面図。
【図4】図3におけるIV−IV視図。
【図5】作動説明図で、図3におけるV視図に相当する
図。
図。
【図6】従来倉庫の説明図。
【図7】従来倉庫の説明図。
【図8】従来パレットの説明図。
2 大型ホイール 10 大型ホイール用パレット 12 天部 13 フォークの掛け部 20 ラック 30 スタッカクレーン
Claims (1)
- 【請求項1】 スタッカクレーンのフォークの掛け部を
天部に設けた大型ホイール用パレットと、この大型ホイ
ール用パレットをラックとの間で受け渡しするスタッカ
クレーンとを備えたことを特徴とする大型ホイール用自
動倉庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25354292A JPH0680140A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 大型ホイール用自動倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25354292A JPH0680140A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 大型ホイール用自動倉庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680140A true JPH0680140A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17252822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25354292A Pending JPH0680140A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 大型ホイール用自動倉庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0680140A (ja) |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP25354292A patent/JPH0680140A/ja active Pending
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