JPH0680133U - フローセンサの配置構造 - Google Patents

フローセンサの配置構造

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JPH0680133U
JPH0680133U JP2258593U JP2258593U JPH0680133U JP H0680133 U JPH0680133 U JP H0680133U JP 2258593 U JP2258593 U JP 2258593U JP 2258593 U JP2258593 U JP 2258593U JP H0680133 U JPH0680133 U JP H0680133U
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JP
Japan
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flow sensor
iron powder
cooling water
magnet
powder removing
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Withdrawn
Application number
JP2258593U
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English (en)
Inventor
万寿男 今川
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却水配管内に侵入する鉄粉などがフローセ
ンサのマグネットに付着しないようにしたフローセンサ
の配置構造を提供すること。 【構成】 スポット溶接ガンへの冷却水1の排水側配管
2に設けて冷却水1の流れを検出するマグネット10を
利用したフローセンサ3において、フローセンサ3の上
流側に鉄粉取りマグネット19を配設して成る鉄粉取り
装置4を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、産業用ロボットに装着したスポット溶接ガンへの冷却水の流れを検 出するマグネットを利用したフローセンサの配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業用ロボットに装着したスポット溶接ガンに冷却水が流れているか否かを検 出するフローセンサとしては、図2に示すように冷却水100の流れにより羽根 車101を回転させ、羽根車101の回転による羽根車101の先端部に取付け たマグネット102の磁束変化によって冷却水100の流れを検出し、冷却水1 00が流れているか否かの検出信号を出力するフローセンサ103が使用されて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術にあっては、図2に示すように配管工事やスポット溶接ガンのチェ ンジ機構による脱着行為などにより、冷却水配管104内に配管工事の際の切り 粉やスポット溶接の際に発生するスパッタなどの鉄粉が侵入する場合がある。そ して、侵入した鉄粉が羽根車102の先端部に取付けられたマグネット103に 付着して羽根車102とセンサケース105の隙間106を徐々に埋めて、やが て羽根車102がセンサケース105に接触するようになる。すると、羽根車1 02が円滑に回転しなくなったり又は回転できなくなってしまい、フローセンサ 101が冷却水異常の検出信号を出力するため、異常でないのにスポット溶接用 ロボットが非常停止してしまうという問題点を有していた。
【0004】 本考案は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、冷却水配管内に侵入する鉄粉などがフローセンサの マグネットに付着しないようにしたフローセンサの配置構造を提供しようとする ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく本考案は、スポット溶接ガンへの冷却水の配管に設けて 冷却水の流れを検出するマグネットを利用したフローセンサにおいて、前記フロ ーセンサの上流側に鉄粉取りマグネットを配設して成る鉄粉取り装置を設けたも のである。
【0006】
【作用】
鉄粉がフローセンサの上流側の冷却水配管内に侵入しても、フローセンサの上 流側に設けた鉄粉取り装置の鉄粉取りマグネットに鉄粉を付着させて、フローセ ンサ内に鉄粉を侵入させない。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。図1は本考案に係るフ ローセンサの配置構造の断面図である。
【0008】 フローセンサの配置構造は、図1に示すように産業用ロボットに装着されたス ポット溶接ガン(不図示)を冷却した後の冷却水1の流れを検出する排水用配管 2に設けたフローセンサ3と、フローセンサ3の上流側に設けた鉄粉取り装置4 から構成されている。なお、フローセンサ3は、冷却水1がスポット溶接ガンに 供給されたことを確実に検出するためスポット溶接ガンにとって排水側に設ける のが一般的であるが、給水側又は両側にフローセンサ3と鉄粉取り装置4を設け てもよい。
【0009】 フローセンサ3は、図1に示す従来の技術で述べたものと同様な構成であり、 冷却水1の入口5と出口6を形成すると共に、これら5,6に排水用配管2を接 続するセンサケース7と、センサケース7内に回転自在に取付けられた4枚の羽 根8から成る羽根車9と、各羽根8の先端部に固着したマグネット10などから 構成されている。
【0010】 フローセンサ3においては、冷却水1の流れにより羽根車9が回転すると、各 羽根8の先端部に固着したマグネット10も回転し、マグネット10から発する 磁束のうちセンサケース7に設けられたコイル(不図示)と交わる磁束が変化す ることによって、電磁誘導作用によりコイルに起電力が発生する。そこで、羽根 車9が所定の回転数以上で回転すると、所定以上の起電力が連続してコイルに発 生し、フローセンサ3は冷却水1が流れているとの検出信号を出力する。
【0011】 鉄粉取り装置4は、冷却水1の出口15を形成すると共に、出口15に排水用 配管2を接続するケース16と、冷却水1の入口17を形成すると共に、入口1 7に排水用配管2を接続する蓋18と、ケース16内に配設された鉄粉取りマグ ネット19と、鉄粉取りマグネット19をケース16内に固定するスペーサ20 などから構成されている。蓋18は、Oリング21を介してケース16の開口部 にボルト22で取付けられている。
【0012】 鉄粉取りマグネット19は、円盤状で中心部に冷却水1が通る貫通孔23が設 けられ、例えば外径50mm、内径10mm、厚さ10mmのように形成されて いる。また、ケース16内は、鉄粉取りマグネット19によって入口17側の室 24と出口15側の室25に仕切られ、冷却水1は必ず貫通孔23を通過するよ うに構成されている。
【0013】 なお、本実施例ではフローセンサ3と鉄粉取り装置4を排水用配管2を介して 接続しているが、フローセンサ3と鉄粉取り装置4を直接接続するようにしても よいし、フローセンサ3と鉄粉取り装置4を一体化して構成してもよい。
【0014】 以上のように構成されたフローセンサの配置構造の動作について説明する。 鉄粉が混入した冷却水1が、産業用ロボットに装着されたスポット溶接ガンを 冷却した後に、排水用配管2を通って鉄粉取り装置4に至り、入口17側の室2 4内に入る。すると、冷却水1に混入している鉄粉26の一部は、鉄粉取りマグ ネット19の入口17側の面に吸着し、更に冷却水1と共に貫通孔23を通過し た残りの鉄粉26は、鉄粉取りマグネット19の出口15側の面に吸着する。
【0015】 従って、鉄粉取り装置4から出てフローセンサ3に流入する冷却水1の中には 、鉄粉26が混入することがないので、鉄粉26がフローセンサ3のマグネット 10に付着することはない。これによって、鉄粉26の付着による冷却水異常の 検出信号がフローセンサ3から出力されなくなるので、スポット溶接用ロボット に不要な非常停止という誤動作がなくなり、不要な点検作業を行わないで済み、 ライン稼動率の低下を防止できる。
【0016】 また、鉄粉取りマグネット19に吸着した鉄粉を定期的に除去する場合には、 ボルト22を弛めて蓋18とスペーサ20を外せば鉄粉取りマグネット19を取 り出せるので、メンテナンスが容易にできる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、鉄粉付着による冷却水異常の誤検出がな くなり、ライン稼動率の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフローセンサの配置構造の断面図
【図2】従来技術におけるフローセンサの配置構造の断
面図
【符号の説明】
1…冷却水、2…排水用配管、3…フローセンサ、4…
鉄粉取り装置、10…マグネット、19…鉄粉取りマグ
ネット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スポット溶接ガンへの冷却水の配管に設
    けて冷却水の流れを検出するマグネットを利用したフロ
    ーセンサにおいて、前記フローセンサの上流側に鉄粉取
    りマグネットを配設して成る鉄粉取り装置を設けたこと
    を特徴とするフローセンサの配置構造。
JP2258593U 1993-04-28 1993-04-28 フローセンサの配置構造 Withdrawn JPH0680133U (ja)

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JP2258593U JPH0680133U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 フローセンサの配置構造

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JP2258593U JPH0680133U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 フローセンサの配置構造

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JPH0680133U true JPH0680133U (ja) 1994-11-08

Family

ID=12086938

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2258593U Withdrawn JPH0680133U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 フローセンサの配置構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102430504B1 (ko) * 2021-07-13 2022-08-08 (주)브이엠에스 자가 발전 방식을 이용한 유속 표시 장치

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 19970703