JPH068007A - 回転ガイドブッシュ駆動装置 - Google Patents

回転ガイドブッシュ駆動装置

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Publication number
JPH068007A
JPH068007A JP18859792A JP18859792A JPH068007A JP H068007 A JPH068007 A JP H068007A JP 18859792 A JP18859792 A JP 18859792A JP 18859792 A JP18859792 A JP 18859792A JP H068007 A JPH068007 A JP H068007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide bush
spindle
main shaft
motor
drive motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP18859792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tani
博 谷
Yasuhiro Shirokura
康弘 白倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsugami Corp
Original Assignee
Tsugami Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tsugami Corp filed Critical Tsugami Corp
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Publication of JPH068007A publication Critical patent/JPH068007A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガイドブッシュの高速回転を可能とする。 【構成】 ガイドブッシュ21に専用のガイドブッシュ
駆動モータ23を駆動連結し、主軸12を駆動する主軸
モータ14とガイドブッシュ駆動モータ23とを制御装
置28で同期するように制御し、主軸12及びガイドブ
ッシュ21を電気的に同期して回転駆動する構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主軸移動型旋盤に設け
ている回転可能なガイドブッシュを駆動するための回転
ガイドブッシュ駆動装置に関する。
【0002】従来より、ワークを保持した主軸がその軸
線方向に移動する形式の旋盤において、主軸の前方にワ
ークを貫通させる案内穴を有する回転可能なガイドブッ
シュを設け、そのガイドブッシュでワークの加工位置近
傍を保持するように構成したものが知られている。この
ガイドブッシュとしては、単にワークの回転につれて回
転するものと、主軸に同期するよう強制回転されるもの
がある。
【0003】従来、ガイドブッシュを主軸と同期回転さ
せるための手段としては、特開昭56−119304号
公報に記載されているように、主軸のコレットチャック
の押えナット外周面に主軸中心軸線に平行な案内溝を形
成し、一方ガイドブッシュを保持したスリーブに筒状部
材を固定し、その筒状部材内面に、前記案内溝内を滑動
する係合部材を取り付け、案内溝と係合部材の係合によ
り主軸の位置に関係なく主軸の回転をガイドブッシュに
伝達する構成のものが知られている。
【0004】また、図3に示すように、ワークWを保持
する主軸1に平行にスプライン軸2を設け、そのスプラ
イン軸2に軸方向に移動可能に移動ギア3を設けて主軸
のギア4にかみ合わせ、移動ギア3をブラケット5を介
して主軸台6に連結して主軸台6と一緒に移動可能と
し、更にスプライン軸2に設けたギア7をガイドブッシ
ュ8に設けているギア9にかみ合わせ、主軸1の回転を
ギア4、3によってスプライン軸2に伝達し、次いでギ
ア7、9によりガイドブッシュに伝達するように構成し
たものも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
ガイドブッシュの駆動機構はいずれも、問題点があっ
た。すなわち、特開昭56−119304号公報に開示
のものは、ガイドブッシュに取り付けている筒状部材が
主軸にかぶさって行く構成であるので、主軸の移動スト
ロークを大きくできないという問題があった。また、図
3に示す構成のものでは、スプライン軸2を長くするこ
とにより、主軸の移動ストロークを大きくすることは可
能であるが、主軸1とガイドブッシュ8の間の動力伝達
部材の慣性が大きく、このため余計なエネルギーを消費
すると共に高速回転には向かないという問題があった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、主軸の移動ストロークに制限がなく、且つ高速回
転に適した回転ガイドブッシュの駆動装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、ガイドブッシュにガイドブッシュ駆動専用
のモータを駆動連結し、そのモータを、ガイドブッシュ
が前記主軸と同期して回転するよう、制御装置で制御す
るように構成したものである。
【0008】本発明は上述のようにガイドブッシュに専
用のモータを駆動連結し、それを制御する構成であるの
で、ガイドブッシュを主軸に対して電気的に同期をとっ
て回転駆動することができ、従来のように機械的に同期
を取る機構とは異なり主軸の移動ストロークには何ら制
限がなく、また、慣性が大きくないので高速回転に適し
ている。
【0009】
【実施例】図1は本発明の好適な実施例の概略構成図で
あり、Wはワーク、12はそのワークWを保持して回転
する主軸、13は主軸12を回転可能に保持した主軸
台、14は主軸12を回転駆動する主軸モータである。
なお、主軸モータ14としては、図示実施例のように主
軸台13の外側に設けられたものに限らず、主軸台内に
収容されたビルトインモートとしてもよい。16は主軸
台13を保持したZ軸スライドであり、ベッド17に主
軸軸線方向(Z軸方向)に移動可能に保持されている。
18はZ軸スライド16を移動させるためのねじ軸、1
9はそのねじ軸18を回転駆動するZ軸サーボモータで
ある。
【0010】20はガイドブッシュサポート、21は、
主軸12の前方でガイドブッシュサボート20に回転可
能に保持されたガイドブッシュであり、主軸12に保持
されたワークWを貫通させる案内穴を備えている。23
はガイドブッシュサポート20に取り付けられたガイド
ブッシュ駆動モータ、24はそのガイドブッシュ駆動モ
ータの回転軸に取り付けられたプーリー、25はガイド
ブッシュ21に取り付けられたプーリー、26はプーリ
ー24、25に掛けられたベルトである。28は主軸モ
ータ14及びガイドブッシュ駆動モータ23を同期させ
るように制御する制御装置であり、図2に示すように、
NC装置30、主軸モータアンプ31、ガイドブッシュ
駆動モータアンプ32等を備えている。
【0011】次に、上記構成の主軸移動型旋盤の動作を
説明する。NC装置30は回転指令信号を主軸モータア
ンプ31、ガイドブッシュ駆動モータアンプ32に出力
し、主軸モータ14及びガイドブッシュ駆動モータ23
を駆動する。これにより、主軸12及びガイドブッシュ
21が同期して回転する。この際の主軸モータアンプ3
1、ガイドブッシュ駆動モータアンプ32への回転指令
信号は、主軸12及びガイドブッシュ21が同一速度で
同期回転するように定められている。かくして、主軸1
2とガイドブッシュ21が同期回転し、ワークWがガイ
ドブッシュ21で保持された状態で、そのガイドブッシ
ュ近傍が刃物(図示せず)により加工される。
【0012】なお、上記実施例では、NC装置30から
の主軸モータアンプ31及びガイドブッシュ駆動モータ
アンプ32への回転指令信号のみによって主軸12及び
ガイドブッシュ21を同期回転させるオープンループ方
式の制御を行っているが、本発明はこの構成に限らず、
主軸12及びガイドブッシュ21の実際の回転速度を検
出しフィードバックさせる構成としてもよい。また、ガ
イドブッシュ駆動モータ23に対する回転指令をNC装
置30から供給する代わりに、主軸12の回転を検出
し、その検出値に応じてガイドブッシュ駆動モータ23
を駆動する構成としてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明はガイド
ブッシュに専用のモータを連結し、主軸と同期回転させ
る構成としたので、ガイドブッシュを主軸に対して電気
的に同期をとって回転駆動することができ、主軸とガイ
ドブッシュとを機械的に連結する必要がないので、主軸
の移動ストロークには何ら制限がなくなり、また、ガイ
ドブッシュ及びそれに関連する部材の慣性が大きくない
ので高速回転を行うことが可能となり、高速切削を可能
とする等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例による回転ガイドブッシ
ュ駆動装置を備えた主軸移動型旋盤の概略構成図
【図2】上記実施例における制御装置の構成を示すブロ
ック図
【図3】従来のガイドブッシュ駆動装置を備えた主軸移
動型旋盤を示す概略構成図
【符号の説明】
W ワーク 12 主軸 13 主軸台 14 主軸モータ 16 Z軸スライド 17 ベッド 19 Z軸サーボモータ 20 ガイドブッシュサポート 21 ガイドブッシュ 23 ガイドブッシュ駆動モータ 28 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを保持して軸線方向に移動可能な
    主軸と、その主軸の前方の定位置に配置され、ワークを
    貫通させる案内穴を有する回転可能なガイドブッシュと
    を有する旋盤において、前記ガイドブッシュに駆動連結
    されたモータと、前記ガイドブッシュを前記主軸と同期
    して回転させるよう、前記モータを制御する制御装置と
    を有することを特徴とする回転ガイドブッシュ駆動装
    置。
JP18859792A 1992-06-23 1992-06-23 回転ガイドブッシュ駆動装置 Pending JPH068007A (ja)

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JP18859792A JPH068007A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 回転ガイドブッシュ駆動装置

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JP18859792A JPH068007A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 回転ガイドブッシュ駆動装置

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JPH068007A true JPH068007A (ja) 1994-01-18

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ID=16226446

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18859792A Pending JPH068007A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 回転ガイドブッシュ駆動装置

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JP (1) JPH068007A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6348201B2 (en) 1997-05-30 2002-02-19 Kibun Food Chemifa Co., Ltd. External composition for skin comprising sphingoglycolipid
EP1762319A1 (fr) * 2005-09-08 2007-03-14 Tomos SA Procédé d'optimisation du fonctionnement d'une machine-outil comportant un dispositif annexe de guidage de barre et machine-outil respective

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6348201B2 (en) 1997-05-30 2002-02-19 Kibun Food Chemifa Co., Ltd. External composition for skin comprising sphingoglycolipid
EP1762319A1 (fr) * 2005-09-08 2007-03-14 Tomos SA Procédé d'optimisation du fonctionnement d'une machine-outil comportant un dispositif annexe de guidage de barre et machine-outil respective

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