JPH0680031A - 後輪駆動車両 - Google Patents

後輪駆動車両

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JPH0680031A
JPH0680031A JP23390392A JP23390392A JPH0680031A JP H0680031 A JPH0680031 A JP H0680031A JP 23390392 A JP23390392 A JP 23390392A JP 23390392 A JP23390392 A JP 23390392A JP H0680031 A JPH0680031 A JP H0680031A
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JP
Japan
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wheel drive
engine
transmission
shaft
drive vehicle
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Application number
JP23390392A
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English (en)
Inventor
Isao Toda
功 任田
Jiro Maebayashi
治郎 前林
Hiromichi Kawamura
広道 河村
Yoshitsugu Masuda
尚嗣 増田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ミッドシップ車両において、シート後方に隣
接して配置した駆動系の占める車体前後方向長さを短縮
する後輪駆動車両を提供する。 【構成】 後席2とトランクルーム3との間に配置する
駆動系4は、エンジン5、トランスミッション6、デフ
ァレンシャルギヤ7を有し、エンジン5は出力軸5aを
車幅方向に向けた横置きとし、またシリンダボアを上下
方向に向けた立設状態で搭載する。後方に隣接してトラ
ンスミッション6を配置する。出力軸6bは中空シャフ
トで構成し、直結されたデファレンシャルギヤ7から延
びる後輪駆動軸8が中空シャフト6bを貫通する。エン
ジン5は、シリンダヘッド10の頂面10aに吸気ポー
トが開口したヘッド吸気式とし、吸気マニホールド20
は、一旦後方に延びた後下方に向けて屈曲する形状と
し、上方域にエアクリーナ22を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、後輪駆動車両に関し、
より詳しくは、後輪駆動軸の近傍にエンジンを搭載した
ミッドシップ車に関する。
【0002】
【従来の技術】車両、特に乗用車にあっては、エンジン
の搭載位置によって3つのタイプに分類される。第1の
タイプは前車軸よりも前方側にエンジンを搭載したフロ
ントエンジンである。第2のタイプは後車軸よりも後方
側にエンジンを搭載したリヤエンジンである。第3のタ
イプは前後の車軸間にエンジンを搭載したミッドシップ
である。
【0003】フロントエンジン及びリヤエンジンの両タ
イプは、大きなキャビンを形成できるため、いわゆるフ
ァミリーカーに採用されている。他方、ミッドシップタ
イプは、キャビンスペースが犠牲になるものの旋回性等
の運動性能に優れるため、スポーツ車等の特殊な車両に
採用されている。特開昭60−85027号公報あるい
はフランス国特許第1,518,295 号には、ミッドシップタ
イプとした乗用車の開示がある。これら各公報に開示の
ミッドシップ車について説明すると、これら車両にあっ
ては、共にシートの後方、より詳しくはシートと後輪駆
動軸との間にエンジンが搭載されて、前者(特開昭60
−85027号)にあっては、エンジンが、そのシリン
ダボアの軸線を上下方向に向けた立設姿勢で配置され、
後者にあっては、シリンダボアの軸線を前後方向に向け
た傾倒姿勢で配置されている。
【0004】
【課題を解決するための問題点】ところで、ミッドシッ
プ車において、その運動性能を確保するには、ホイール
ベース(前車軸と後車軸との間の間隔)の大きさが問題
となる。すなわち、ミッドシップ車にあっては、ホイー
ルベース間に、キャビンと、エンジン搭載空間とを確保
しなければならないが、エンジン等の占める空間の車体
前後方向長さが大きいときには、キャビンの前後長を短
縮することが必要となる。換言すれば、キャビンの前後
長を一定としたときに、エンジン等の占める空間の車体
前後方向長さが大きいときには、その分ホイールベース
が拡大することとなって、ミッドシップ車の持ち味が希
薄化することになる。
【0005】そこで、本発明の目的は、ミッドシップ車
において、エンジン等の駆動系の占める空間の車体前後
方向長さを短縮するようにした後輪駆動車両を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる技術的課題を達成
すべく、本発明のうち第1の発明にあっては、後輪駆動
軸よりも前方に位置するシートと後輪駆動軸との間にエ
ンジンを搭載した後輪駆動車両を前提として、前記エン
ジンは、その出力軸が車幅方向に向けて配置された横置
きエンジンとされ、且つシリンダボアの軸線を上下方向
に向けた立設姿勢で配置され、更に、前記エンジンは、
その吸気ポートがシリンダヘッドの頂面に開口するヘッ
ド吸気式のエンジンとされている構成としてある。
【0007】また、本発明のうち第2の発明にあって
は、後輪駆動軸よりも前方に位置し、左右に間隔をおい
て配設された左右のシートと、該左右のシートよりも後
方且つ後輪駆動軸よりも前方に配設されたエンジンと、
を有し、前記エンジンは、その出力軸が車幅方向に向け
て配置された横置きエンジンとされ、且つシリンダボア
の軸線を上下方向に向けた立設姿勢で配置されて、該エ
ンジンの前側側面に排気マニホールドが接続され、該排
気マニホールドは前方に向けて延び、前記左右のシート
で挟まれた位置で集合されて共通排気管に接続されてい
る構成としてある。
【0008】本発明のうち第3の発明にあっては、後輪
駆動軸よりも前方に位置するシートと後輪駆動軸との間
に搭載されたエンジンを有し、該エンジンは、その出力
軸が車幅方向に向けて配置された横置きエンジンとさ
れ、且つシリンダボアの軸線を上下方向に向けた立設姿
勢で配置され、前記エンジンの後方に隣接してトランス
ミッションが配設され、該トランスミッションは、その
入力軸と出力軸とを車幅方向に向けて配置されて、該ト
ランスミッションのケーシングを貫通して前記後輪駆動
軸が延びている構成としてある。
【0009】
【作用】本発明のうち第1の発明においては、吸気ポー
トをシリンダヘッドの頂面に開口するヘッド吸気式のエ
ンジンとしてあるため、吸気ポートをエンジンの側面に
開口する通常のエンジンの場合に比べて、吸気系を含む
エンジンの車体前後方向長さを短縮することが可能にな
る。
【0010】また、本発明のうち第2の発明において
は、排気マニホールドが左右のシート間に位置すること
になるため、排気系を含むエンジンがシート後方におい
て占める空間の車体前後方向長さを、その分、短縮化す
ることが可能になる。また、本発明のうち第3の発明に
おいては、エンジンとトランスミッションとを共に横置
きとし、このトランスミッションのケーシングを貫通し
て後輪駆動軸を配設してあるため、後輪駆動軸をトラン
スミッションのケーシングから離れて配置させた場合に
比べてエンジンと後輪駆動軸との間の車体前後方向長さ
を短縮化することが可能となる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付した図面に基
づいて説明する。図1乃至図3は本発明の第1実施例を
示すものである。図2に示す符号1は自動車で、この自
動車1は、後席2の後方にトランクルーム3を備えたセ
ダンタイプの車両とされて、後席2とトランクルーム3
との間にエンジン等の駆動系4が搭載されている。
【0012】駆動系4は、図1にも示すように、エンジ
ン5、トランスミッション6、デファレンシャルギヤ7
で概略構成され、デファレンシャルギヤ7で分配された
出力は、左右の後輪駆動軸8R、8Lを介して、夫々、
左右の後輪9R、9Lに伝達される。駆動系4につい
て、その配置関係を説明すると、駆動系4は、エンジン
5を前に、トランスミッション6を後にした配置とさ
れ、トランスミッション6の出力軸と同軸にデファレン
シャルギヤ7が配置されている。ここに、エンジン5
は、6つの気筒(図示せず)を直列に配した直列6気筒
エンジンとされ、またその出力軸5aを車幅方向に向け
て配置した横置きエンジンとされている。また、エンジ
ン5は、図1から明らかなように、後席2に沿って起立
させた立設状態で搭載されている。つまり、横置きのエ
ンジン5は、図外のシリンダボアの軸線を上下方向に向
けて、より詳しくは下端に比べて上端を若干後方に位置
させた僅かな傾斜姿勢で後席2の後方に隣接して配置さ
れている。そして、エンジン5は、ここではシリンダヘ
ッド10を上に、シリンダブロック11を下にして配設
され、トランスミッション6は、シリンダブロック11
に隣接してシリンダヘッド10の下方域に配設されてい
る。
【0013】ちなみに、理解を助けるために、駆動系4
のスケルトンを図3に示す。同図において、符号13は
クラッチで、エンジン出力は、クラッチ13及びギヤ列
14を介して、トランスミッション6の入力軸6aに入
力され、このトランスミッション6で変速された後に出
力軸6bからデファレンシャルギヤ7に伝達される。そ
して、トランスミッション6の出力軸6bは中空シャフ
トで構成され、この中空シャフト6bに対してデファレ
ンシャルギヤ7が直結されて、デファレンシャルギヤ7
から延出する一方の後輪駆動軸8Rが上記中空シャフト
6bを貫通して延びる構成とされている。すなわち、デ
ファレンシャルギヤ7をトランスミッション6の出力軸
6bと同軸に配設する構成になっている。
【0014】エンジン5の吸気系について説明すると、
エンジン5は、シリンダヘッド10の頂面10aに吸気
ポート(図示せず)を開口したヘッド吸気式エンジンと
されている。そして吸気ポートに接続した吸気マニホー
ルド20は後方に延びた後に下方に向けて屈曲する形状
を有し、吸気マニホールド20の上流端は、車幅方向に
延びるサージタンク21に接続されている。そしてサー
ジタンク21よりも上流側の吸気系部品は、その一部の
図示を省略したが、車体前方側に向けて延びて、後席2
の後方に隣接して配置された、つまりシリンダヘッド1
0の上方域に配設されたエアクリーナ22に接続されて
いる。
【0015】エンジン5の排気系25は、上流側から下
流側に向けて、順に、排気マニホールド26、2つのプ
リ触媒コンバータ27、主触媒コンバータ28、サイレ
ンサー29で構成されている。ここに、排気マニホール
ド26は、エンジン5の後側側面に接続され、トランス
ミッション6の上方を後方に向けて延びて、トランスミ
ッション6の直後方で2つのプリ触媒コンバータ27に
接続されている。そして、主触媒コンバータ28とサイ
レンサー29は、車体後端部について、主触媒コンバー
タ28が一側(ここでは左側)に配置され、サイレンサ
ー29が他側(ここでは右側)に配置されて、これら排
気系25の各要素は排気管30、31により接続されて
いる。これにより、駆動系4の後方域は、下方に向けて
開放した大きな空間が形成されている。そして、この空
間を利用すべく、図1、図2に仮想線32で示す箇所
は、トランクルーム3のフロアをほぼ最底地上高まで下
げたものとなっており、これにより上下高さの大きい荷
物を積み込めるようにしてある。尚、図1、図2に示す
符号35は車体フレームである。
【0016】本実施例によれば、図1から明らかなよう
に、後席2とトランクルーム3とで挟まれた空間に、エ
ンジン5、駆動系4、吸気系、排気系(排気マニホール
ド26、プリ触媒コンバータ27)をコンパクトに収納
することが可能となる。すなわち、エンジン5を横置き
及び立設して配置し、またエンジン5の後方に隣接して
配置したトランスミッション6の出力軸6bと同軸にデ
ファレンシャルギヤ7を配置してあるため、エンジンを
含む駆動系4の占める空間の車体前後方向長さを極めて
小さなものとすることができる。加えて、エンジン5は
ヘッド吸気とされて、駆動系4の上方域を利用して吸気
系を配置してあるため、吸気系によって駆動系4の占め
る車体前後方向長さを拡大することはない。また、エン
ジン5の排気系において、プリ触媒コンバータ27をト
ランスミッション27の上方域に配置してあるため、よ
り具体的には、トランスミッション27と吸気マニホー
ルド20とで挟まれた空間を利用してプリ触媒コンバー
タ27を配置してあるため、このプリ触媒コンバータ2
7の存在によって、駆動系4の占める車体前後方向長さ
を拡大することはない。
【0017】図4以降の図面は本発明の他の実施例を示
すものであり、これら実施例の説明において、上記第1
実施例と同一の要素には同一の参照符号を付すことによ
りその説明を省略し、以下に、これら実施例の特徴部分
について説明を加える。図4、図5は、本発明の第2実
施例を示すものである。本実施例においては、駆動系4
は上記第1実施例と共通とされ、排気系25のレイアウ
トが第1実施例と異なるものとなっている。すなわち、
本実施例における排気系25は、その主触媒コンバータ
28が、プリ触媒コンバータ27とサイレンサー29と
の間において、車幅方向に延びる配置とされている。そ
して、駆動系4の後方域には、その下部に燃料タンク3
7が配設され、この燃料タンク37の上方域がトランク
ルーム3とされている。
【0018】図6、図7は、本発明の第3実施例を示す
ものである。本実施例においては、上記第2実施例と比
較して、排気系25を極力右側に片寄せしたものとなっ
ている。すなわち、プリ触媒コンバータ27を車幅方向
右側に変位させ、主触媒コンバータ28をサイレンサー
29の下方に並んで配置させたものとなっている。これ
により、駆動系4の後方域には、下方に向けて開放した
開放空間が形成され、この開放空間を利用して、部位3
2は、トランクルーム3のフロアを最低地上高まで下げ
る構成とされている。
【0019】図8、図9は本発明の第4実施例を示すも
のである。本実施例にあっては、エンジン5を倒立して
配置してある。すなわち、エンジン5は、シリンダヘッ
ド10を下に、シリンダブロック11を上にして配置さ
れ、ヘッド吸気とされた吸気系は、吸気マニホールド2
0を前方に向けて延ばし、サージタンク21及びエアク
リーナ22を後席2の下方域に配置したものとなってい
る。尚、本実施例における駆動系4は、そのエンジン出
力軸5aとトランスミッション6の入力軸6aとがチェ
ーンにより連結されている。他方、本実施例における排
気系25は、そのレイアウトが第1実施例と同様とさ
れ、これにより駆動系4の後方域に下方に向けて開放し
た大きな開放空間が形成され、この開放空間を利用し
て、トランクルーム3のフロアをほぼ最底地上高まで下
げたものとなっている。また、エンジン5の上方空間を
利用して、燃料タンク37が配設されている。
【0020】図10、図11は、本発明の第5実施例を
示す。本実施例におけるエンジン5は、第1実施例と同
様に、シリンダヘッド10を上にシリンダブロック11
を下にした起立姿勢とされている。他方、このエンジン
5は、シリンダヘッド10の前側面に排気マニホールド
26が接続され、後側面に吸気マニホールド20が接続
されている。排気マニホールド26について説明する
と、排気マニホールド26はシリンダヘッド10から前
方に向けて斜め下方に直すぐに延び、図11から理解さ
れるように、右後席2Rと左後席2Lとで挟まれた位置
で共通吸気管39に接続されている。この共通吸気管3
9は、後席2のほぼ前端位置まで斜前方に延びた後、ほ
ぼ180度反転されて、後席2の下方域に配置された主
触媒コンバータ28に接続されている。尚、図10に
は、後席2とエンジン5との間に配置した場合の主触媒
コンバータを符号28′で示してある。この場合に比べ
て、本実施例によれば、後席2とエンジン5との間を狭
めたとしても余裕をもって排気系25の取り回すことが
できる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、エンジン等の駆動系の占める空間の車体前後
方向長さを短縮することができ、ミッドシップ車の持ち
味である運動性能に優れた車両を提供することがきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる車両の後部を横方
向から見た図であって、図2のIーI線断面図。
【図2】第1実施例にかかる車両の後部を上方側から見
た概略平面図。
【図3】第1実施例にかかる車両に搭載された駆動系の
レイアウト図。
【図4】本発明の第2実施例にかかる車両の後部を横方
向から見た図であって、図5のIVーIV線断面図。
【図5】第2実施例にかかる車両の後部を上方側から見
た概略平面図。
【図6】本発明の第3実施例にかかる車両の後部を横方
向から見た図であって、図7のVIーVI線断面図。
【図7】第3実施例にかかる車両の後部を上方側から見
た概略平面図。
【図8】本発明の第4実施例にかかる車両の後部を横方
向から見た図であって、図9のVIIIーVIII線断面図。
【図9】第4実施例にかかる車両の後部を上方側から見
た概略平面図。
【図10】本発明の第5実施例にかかる車両の後部を横
方向から見た図であって、図11のX10ーX10線断面
図。
【図11】第5実施例にかかる車両の後部を上方側から
見た概略平面図。
【符号の説明】
1 自動車 2 後席 3 トランクルーム 4 駆動系 5 エンジン 5a エンジンの出力軸 6 トランスミッション 6b トランスミッションの出力軸(中空シャフト) 7 デファレンシャルギヤ 8 後輪駆動軸 10 シリンダヘッド 10a シリンダヘッドの頂面 11 シリンダブロック 20 吸気マニホールド 22 エアクリーナ 25 排気系 27 プリ触媒コンバータ 28 主触媒コンバータ 29 サイレンサー 37 燃料タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02B 67/00 F 7541−3G (72)発明者 増田 尚嗣 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後輪駆動軸よりも前方に位置するシート
    と後輪駆動軸との間にエンジンを搭載した後輪駆動車両
    において、 前記エンジンは、その出力軸が車幅方向に向けて配置さ
    れた横置きエンジンとされ、且つシリンダボアの軸線を
    上下方向に向けた立設姿勢で配置され、 更に、前記エンジンは、その吸気ポートがシリンダヘッ
    ドの頂面に開口するヘッド吸気式のエンジンとされてい
    る、ことを特徴とする後輪駆動車両。
  2. 【請求項2】 前記エンジンは、シリンダヘッドを上
    に、シリンダブロックを下にして配置されている、請求
    項1に記載の後輪駆動車両。
  3. 【請求項3】 前記エンジンの上方域に、吸気系の構成
    要素であるエアクリーナが配設されている、請求項2に
    記載の後輪駆動車両。
  4. 【請求項4】 前記エンジンは、シリンダヘッドを下
    に、シリンダブロックを上にして配置されている、請求
    項1に記載の後輪駆動車両。
  5. 【請求項5】 前記エンジンの上方域に燃料タンクが配
    設されている、請求項4に記載の後輪駆動車両。
  6. 【請求項6】 前記シートの下方域に、前記エンジンの
    吸気系の構成要素であるエアクリーナが配設されてい
    る、請求項4に記載の後輪駆動車両。
  7. 【請求項7】 前記エンジンはその後側側面に排気系が
    接続され、該排気系は触媒コンバータとサイレンサーと
    を備えて、該触媒コンバータが車両後端部の一側に配設
    され、前記サイレンサーが車両後端部の他側に配設され
    ている、請求項1に記載の後輪駆動車両。
  8. 【請求項8】 前記エンジンの後方に隣接してトランス
    ミッションが配設され、該トランスミッションは、その
    入力軸と出力軸とを車幅方向に向けて配置され、 前記後輪駆動軸が、前記トランスミッションを貫通して
    延びている、請求項1に記載の後輪駆動車両。
  9. 【請求項9】 前記トランスミッションの出力軸が中空
    シャフトで構成され、該中空シャフト内を前記後輪駆動
    軸が貫通している、請求項8に記載の後輪駆動車両。
  10. 【請求項10】 前記トランスミッションの出力軸と同
    一軸線上に、前記後輪駆動軸用のデファレンシャルギヤ
    が配設され、該デファレンシャルギヤは前記トランスミ
    ッションの出力軸に直結されている、請求項9に記載の
    後輪駆動車両。
  11. 【請求項11】 後輪駆動軸よりも前方に位置し、左右
    に間隔をおいて配設された左右のシートと、 該左右のシートよりも後方且つ後輪駆動軸よりも前方に
    配設されたエンジンと、を有し、 前記エンジンは、その出力軸が車幅方向に向けて配置さ
    れた横置きエンジンとされ、且つシリンダボアの軸線を
    上下方向に向けた立設姿勢で配置されて、該エンジンの
    前側側面に排気マニホールドが接続され、該排気マニホ
    ールドは前方に向けて延び、前記左右のシートで挟まれ
    た位置で集合されて共通排気管に接続されている、こと
    を特徴とする後輪駆動車両。
  12. 【請求項12】 前記排気マニホールドは、前方に向か
    うに従って徐々に下方に位置するように前下がりに傾斜
    して配置されている、請求項11に記載の後輪駆動車
    両。
  13. 【請求項13】 前記共通排気管は、一旦最低地上高ま
    で延びた後に反転して、車体後方に向けて延びている、
    請求項12に記載の後輪駆動車両。
  14. 【請求項14】 前記共通排気管に触媒コンバータが介
    装され、該触媒コンバータは、前記左右のシートの下方
    域に配設されている、請求項13に記載の後輪駆動車
    両。
  15. 【請求項15】 後輪駆動軸よりも前方に位置するシー
    トと後輪駆動軸との間に搭載されたエンジンを有し、 該エンジンは、その出力軸が車幅方向に向けて配置され
    た横置きエンジンとされ、且つシリンダボアの軸線を上
    下方向に向けた立設姿勢で配置され、 前記エンジンの後方に隣接してトランスミッションが配
    設され、該トランスミッションは、その入力軸と出力軸
    とを車幅方向に向けて配置されて、該トランスミッショ
    ンを貫通して前記後輪駆動軸が延びている、ことを特徴
    とする後輪駆動車両。
  16. 【請求項16】 前記トランスミッションの出力軸が中
    空シャフトで構成され、該中空シャフト内を前記後輪駆
    動軸が貫通している、請求項15に記載の後輪駆動車
    両。
  17. 【請求項17】 前記トランスミッションの出力軸と同
    一軸線上に、前記後輪駆動軸用のデファレンシャルギヤ
    が配設され、該デファレンシャルギヤは前記トランスミ
    ッションの出力軸に直結されている、請求項16に記載
    の後輪駆動車両。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038705A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Honda Motor Co Ltd 小型車両の排気装置及び揺動車両の排気装置
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