JPH0679938A - 熱転写式記録装置 - Google Patents

熱転写式記録装置

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JPH0679938A
JPH0679938A JP26084592A JP26084592A JPH0679938A JP H0679938 A JPH0679938 A JP H0679938A JP 26084592 A JP26084592 A JP 26084592A JP 26084592 A JP26084592 A JP 26084592A JP H0679938 A JPH0679938 A JP H0679938A
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JP
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image receiving
sheet
ink sheet
receiving sheet
platen roller
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JP26084592A
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Inventor
Akihiko Iida
明彦 飯田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクシートと受像シートの搬送速度が異な
る熱転写式記録装置において、記録すべき画像データ量
の違いによる受像シートの搬送速度の変動を補正し、常
に一定の速度で受像シートを搬送し、また、原稿画像の
左右の画像データ量の差異による受像シート斜行を防止
することによって、高品質の画像記録を達成する。 【構成】 インクシート張力調整手段、又はインクシー
トのプラテンローラへの巻付け角調整手段を備え、記録
すべき又は記録した画像データ量に応じて上記角手段を
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写式記録装置に関
し、詳細にはプラテンローラ周面に受像シートを挟んで
インクシートを所要角圧接し、受像シートとインクシー
トを異なる速度で搬送しつつサ−マルヘッドからの熱に
よって受像シート面に画像を印刷する装置の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機やファクシミリあるい
はワ−ドプロセッサ等の印刷装置として、静粛性や高速
性に優れたインクシートを用いる熱転写式記録装置が多
用されているが、近年はインクシートを経済的に使用す
るため、受像シートの搬送速度より低速でインクシート
を搬送する装置が存する。図15(a)は従来のこの種
の熱転写記録装置の要部を示した概要構成図であり、こ
の装置はプラテンローラ1にサ−マルヘッド2が当接す
るように構成され、この間にインクシート3と受像シー
ト4を挟み、サーマルヘッドの発熱によりインクシート
のインクを溶融し受像シートに転着することによって画
像を印刷するものである。この構成においてプラテンロ
ーラ1には受像シート4を介してインクシート3が、プ
ラテンローラの両側に配置したガイドローラ7a、7b
によって所定角度巻付けられており、その張力により上
記受像シート4がプラテンローラ1に圧接されている。
更に、受像シート4はプラテンローラ1の回転に伴って
図面左方向に搬送されるが、これと接するインクシート
3は受像シート4との間の摩擦力でインクシート巻き取
りロ−ル6方向に搬送され、これに巻き取られるが、イ
ンクシート供給ロ−ル5の逆方向に付勢された回転力に
よる抵抗力のため、受像シート4より低速で搬送され
る。このように受像シートより低速でインクシートを搬
送する方式によれば、受像シートとインクシートを等速
搬送する方式に比べ、インクシートの消費量が少なくラ
ンニングコストの低減を図ることができる。
【0003】しかしながら、上述した従来の熱転写式記
録装置においては以下詳述するように種々の条件によっ
ては受像シートを一定の速度で搬送することができず、
その結果印刷される画像に歪みを生ずる等の問題があっ
た。即ち、図15(b)は上記問題点を説明するための
図であって、プラテンローラ1のインクシート張力の違
いによる変形の様子を示した図であり、説明を簡潔にす
るために受像シートとサーマルヘッドの図示は省略す
る。
【0004】一般にプラテンローラ1の表面層はサーマ
ルヘッドの圧接力を均一にし、また受像シートに対する
摩擦力を大きくすることによってその搬送力を高める目
的でゴム等の弾力に富む摩擦係数の高い材質を使用す
る。ゴムのポアソン比は約0.5であり、変形してもほ
とんど体積が変わらない。この結果、インクシート3の
張力によってプラテンローラが圧接変形すると、図15
(b)に実線で示したようにその分ローラは横に広が
り、結果的にプラテンローラに接するインクシートの面
積が大きくなる。つまり、破線で示す変形前のプラテン
ローラに接するインクシートの距離はA−Bであるが、
プラテンローラの変形によってその距離はA' −B'
なる。また、プラテンローラの回転速度が一定である場
合は、受像シートがA−B間を移動する時間とA' −B
' 間を移動する時間は等しいから、より長い距離A'
' 間を移動する方が高速となることは容易に理解でき
るであろう。このように受像シートの搬送速度はこれが
当接するプラテンローラの周速によって決まるから、該
プラテンローラの変形度合いによって受像シートの搬送
速度が変動することになる。
【0005】図16(a)は上記理由によって受像シー
トの搬送速度が変動する場合の、インクシート張力によ
るプラテンローラの変形と受像シート搬送速度の関係を
図示したもので、インクシートの張力が大きくなるに連
れてプラテンローラの変形が大きくなり、その分受像シ
ートの搬送速度が大きくなることが示されている。また
一方、受像シートの搬送速度は受像シートに作用する負
荷によっても変動する。図16(b)は受像シートに作
用する負荷の大きさと、その搬送速度との関係を図示し
たもので、この図に示す通りに受像シートの搬送方向と
逆方向の負荷が大きくなる程、受像シートの搬送速度は
小さくなる。受像シートに対する負荷の一つに、サーマ
ルヘッドの発熱による抵抗増加が知られている。即ち、
サーマルヘッドが発熱すると、インクシートの固化され
たインクが溶融し受像シートに転着されるが、このとき
インクシートとサーマルヘッド間及びインクシートと受
像シート間にはインクシートの粘性によって受像シート
の搬送方向とは逆向きの負荷が作用する。従って受像シ
ートに形成すべき画像量が多い程、サーマルヘッドの発
熱量が多くなり、その分受像シート及びインクシートに
対する負荷が大きくなって、その搬送速度が低下する。
【0006】図16(c)はサーマルヘッドの発熱量と
受像シートに対する負荷との関係を示した図であって、
受像シートに対する負荷はサーマルヘッドの発熱量に対
応して大きくなる。従って、高い熱エネルギによって高
O.D.の画像記録を行った場合には大きな負荷が作用
して、逆に低O.D.の画像記録を行った場合には負荷
が小さくなる。このため、その時々の記録すべき画像の
特徴によって受像シートの搬送速度が変動するため、ド
ット位置精度が著しく悪化するという問題があった。
特にこの問題はインクシートと受像シートの搬送速度が
異なる場合に顕著であって、インクシートが受像シート
より低速で搬送される装置においては、大きく受像シー
トに負荷がかかり、ドット位置精度が低下していた。ま
た、サーマルヘッドの発熱量の差異による受像シートの
搬送速度変動は、記録すべき画像データの主走査方向に
おける左右の搬送力のバランスにも影響を与え、図17
に示すように、左右の画像データ量が著しく異なるとき
は、受像シートが斜に搬送され、記録された画像が傾斜
するのみならず、受像シートのスキュ−の原因ともなっ
ていた。
【0007】
【発明の目的】本発明は上記従来の熱転写式記録装置の
諸問題点を解決するためになされたものであって、プラ
テンローラの変形やサーマルヘッドの発熱量の差異に基
づく受像シートの搬送速度の変動を除去し、あらゆる条
件下で極めて高品質の画像記録を可能にした熱転写式記
録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【発明の構成】上記目的を達成するために本願第1の発
明では、プラテンローラの周面に受像シートを挟んでイ
ンクシートを所要角巻付け、インクシートの張力によっ
て受像シートをプラテンローラに圧接しつつプラテンロ
ーラの回転によって受像シートを搬送すると共に、イン
クシートを受像シートと異なる速度で巻き取りながらイ
ンクシートに当接したサ−マルヘッドにより上記受像シ
ート上に画像記録を行う熱転写式記録装置において、イ
ンクシートの巻き取り張力を調整するインクシート張力
調整手段を備えたことを特徴とする。
【0009】また、本願第2の発明は、同様の熱転写式
記録装置において、インクシートの巻き取り張力を調整
するインクシート張力調整手段と、その時点以降に記録
すべき原稿のmライン(m≧1、m:整数)の画像デー
タの総和を求める手段と、このデータの総和に基づいて
上記インクシート張力調整手段を制御することによって
インクシートの搬送速度を一定に保つ手段を備えたこと
を特徴とする。
【0010】更に本願第3の発明は、プラテンローラの
周面に受像シートを挟んで複数の色領域を有するインク
シートを所要角巻付け、インクシートの張力によって受
像シートをプラテンローラに圧接しつつ各色毎にプラテ
ンローラの回転によって受像シートを往復搬送すると共
に、インクシートを受像シートと異なる速度で巻き取り
ながらインクシートに当接したサ−マルヘッドにより上
記受像シート上に多色画像記録を行う熱転写式記録装置
において、インクシートの巻き取り張力を調整するイン
クシート張力調整手段と、所要色の印刷終了後次色の印
刷開始位置まで返送する際に前色の記録における1画面
中の画像データの総量を求める手段と、このデータ総量
に基づいてインクシート張力調整手段を制御する手段と
を備えたことを特徴とする。また、本願第4の発明は上
記熱転写式記録装置において、上記プラテンローラに対
するインクシートの巻付角を調整するンクシート巻付角
調整手段を備えたことを特徴とする。更に本願第5、第
6の発明は、上記の発明を組み合わせたことを特徴と
し、本願第7の発明乃至第9の発明は、上記熱転写式記
録装置においてインクシートに作用する張力の主走査方
向バランスを調整すること及び、この構成を上記他の発
明と組み合わせたことを特徴としている。
【0011】以下図示した実施例に基づいて本発明を詳
細に説明する。図1は本願第1の発明において使用する
熱転写式記録装置の一実施例を示す要部構成図であり、
上記図15(a)と同一符号は同一物を示しており、同
一部分の動作機能も同一であるので説明を省略する。こ
の実施例の特徴は、インクシート巻き取りロ−ル6とこ
れに付属するステッピングモ−タ11との間に電磁クラ
ッチ10を介在させた点である。なお、この図において
記載された上記ステッピングモ−タ11とインクシート
供給ロ−ル5に付加されたステッピングモ−タ12は、
上記図15(a)においては省略したが従来から一般に
付加されているものである。このようにインクシート巻
き取りロ−ル駆動系にクラッチを設ければ、インクシー
トの巻き取り速度を調整することができるから、インク
シートの張力を調整することが可能となり、以下に示す
ような各種の制御を行うことができる。
【0012】図2は上記構成の装置を制御する回路の一
実施例を示すブロック図であり、この実施例は上述した
従来の記録装置がプラテンローラの変形によって受像シ
ート搬送速度が変動する不具合を除去するためのもので
ある。ここに示す制御回路は、読み取った画像データD
を記憶する画像データメモリ21と、この画像データメ
モリから順次出力される信号に基づいて熱制御を行う熱
制御回路22と、その出力によってサ−マルヘッドを制
御するサ−マルヘッド駆動回路23と、サ−マルヘッド
24及び上記画像データメモリ21の出力の一部を入力
し後述する演算を行うCPU部25と、該CPU25の
出力によってインクシートの張力を調整するインクシー
ト張力調整回路26と、電磁クラッチ27とから構成さ
れたものであり、上記CPU部25では図14の(a)
に示す画像データ平均値Aを求める演算部25−1と、
該平均値Aの関数であるRC (A)を演算するブロック
25−2とを含んでいる。
【0013】図3は本実施例を説明するための図であ
り、(a)は受像シート4の搬送方向と、記録動作にお
ける主走査方向と副走査方向の関係を示す図、また
(b)は記録する画像データの一部を拡大した図であ
る。以下、図1から図3を参照しつつ本実施例について
説明する。いま、図3(a)、(b)に示すように主走
査方向iライン目(1≦i≦a)、副走査方向jライン
目(1≦j≦b)のドットの画像データをDi,j とする
とき、副走査方向nライン目(1≦n≦b)の記録を実
行するに際し、次のような制御を行う。まず、図14
(a)に示す式によってデータAを算出する。このデー
タAは主走査方向のライン1行分の画像データ総和を第
nラインから第n+mラインまで合計mライン分におけ
る1行分あたりの平均を求めたものである。このとき画
像データDi,j は例えばサーマルヘッドを加熱し、黒ま
たは他の色のインクを受像シートに転写するドットを
1、空白部分で加熱の必要がないドットを0とすれば、
平均値Aが大きいほどmラインを記録するのに要するサ
ーマルヘッドの発熱量が大きくなることを意味する。
【0014】サーマルヘッドの発熱量が大きくなると上
記図17及び図16(c)に示したように受像シートに
対する負荷が大きくなるため、プラテンローラ1の回転
に対する受像シートの搬送速度が低下する。そこで、こ
の実施例では、図1に示したメカニズム構成とし、図2
に示した制御系によってサーマルヘッドの熱量を算出し
た上で、上記電磁クラッチを制御し、ステッピングモ−
タの回転によるインクシート巻き取りロ−ルに対する駆
動力をコントロ−ルすることによって受像シートに対す
る負荷の変化を打ち消し、もって上記受像シートの搬送
速度を一定に保つように制御する。即ち、電磁クラッチ
に供給する電圧または電流の大小によってインクシート
巻き取りロ−ルの回転速度を変化させると、結果的にイ
ンクシートの張力が変化する。従って、インクシートの
張力の変化によってプラテンローラの変形度合いを変
え、これによる受像シート搬送速度変化を利用するもの
である。インクシートの張力の違いによるプラテンロー
ラの変形と受像シート搬送速度との関係は従来技術の図
15乃至図16において説明したのでここでは省略す
る。
【0015】なお、図2に示した制御系では、記録すべ
き画像データDを少なくとも1ペ−ジ分画像データメモ
リ21に読み込み、CPU25によって上述した画像デ
ータに基づく熱量データ関数RC (A)を算出するよう
に構成したが、本発明の実施に当たってはこの例に限ら
ず、例えば予め他の装置によって上記RC (A)を求
め、夫々の記録装置毎にRC (A)のテ−ブルをROM
等に記憶するように構成してもよく、この方法によれば
その都度演算を行う必要がないので制御処理を迅速に行
い得る上、この処理のためにCPU25を拘束する必要
がない。
【0016】図4は以上説明した手段を多色記録装置、
即ちカラ−記録装置の受像シート搬送系に適用する場合
の制御系の一実施例を示したブロック構成図である。多
色記録装置では、1ペ−ジまたは所定の領域毎に一つの
色を記録し、それが終了すると受像シートを再び最初の
位置に返送し次の色の記録を行うように制御するのが一
般的であるから、サーマルヘッドの発熱量によって受像
シートの搬送速度、即ち搬送量が変動すれば正確なシー
ト位置制御が不可能となり、多色記録ドットがずれ、カ
ラ−画像の品質を著しく劣化させること上述した通りで
ある。そこで、この実施例では図4に示すようにCPU
41において1ペ−ジまたは所要領域分において、各色
毎の画像データ合計し図14の(b)に示す式(2)を
計算しデータBを算出する。
【0017】Bは先に示した実施例のAと同じように画
像データに基づくサーマルヘッドの発熱量に関するもの
で、Bの値が大きい程受像シートに対する負荷が大きく
なり、その搬送量が小さくなる。ただし、このBは各色
毎に算出したものである点において先のAとは相違して
いる。
【0018】このようにして算出したB値に応じてデー
タBの関数RC '(B)を求め、一つの色の記録が終了
し、次の色を記録するために受像シートをスタ−ト位置
に搬送する際、上記データBの関数RC '(B)によって
図1の電磁クラッチ10を制御することによってインク
シートの張力を加減し、もって受像シートの搬送量を画
像データに関わり無く一定に保つように構成する。
【0019】なお、この実施例においても図2の場合と
同様に、予め算出したデータBの関数RC '(B)のテ−
ブルをROMに記憶する方法を使用することも可能であ
る。このように、多色記録装置において受像シートを搬
送する際、記録した画像データに応じて受像シートの搬
送量を制御すれば、各色のドットずれがなく、カラ−画
像記録における品質を向上させることができる。
【0020】図5、図6及び図7は本願の他の発明の一
実施例を説明するための図であって、図5は熱転写式記
録装置の受像シート搬送部分要部を示す構成図、図6は
その一部を示す図、図7は受像シートの搬送速度とイン
クシートのプラテンローラへの巻付け角との関係を示す
図である。なお、この図においては説明を簡単にするた
め、受像シートの図示は省略してある。
【0021】先に説明した方法はインクシートの張力を
調整することによってプラテンローラを変形させ、プラ
テンローラと受像シートの巻き付け角を調整し、もって
受像シートの搬送速度を制御したが、この実施例ではイ
ンクシートのプラテンローラへの巻付け角を直接に調整
することによって、受像シートの搬送速度を制御する。
このため、本実施例では図5に示すようにインクシート
巻取ロール6にはトルクリミッタ51を介してステッピ
ングモ−タ11の回転力を伝達し、更に、インクシート
巻取ロ−ル側のガイドローラ7bは図6に示すようにプ
ラテンローラ1と同軸に軸支されたア−ム61に回動自
在に取り付けられている。また、上記ア−ム61のプラ
テン側の周上にはギアが設けられ、これにはインクシー
ト巻付け角調整用モ−タ63に連結されたギア62が噛
み合わされており、上記インクシート巻付け調整モータ
63の回転によって上記ガイドローラ17aが図面の上
下方向に回動し、プラテンローラ1に対するインクシー
ト3の巻付け角度が変化するように構成されている。
【0022】この構成によれば、インクシート3のプラ
テンローラへの巻付け角の変化に伴って、必然的に受像
シートのプラテンローラに対する巻付け角が同様に変化
し、図7に示すようにインクシート巻付け角の増加に伴
って当該受像シートの搬送速度が増大する。本実施例で
はこのようなメカニズムによって受像シートの搬送速度
を調整するものであり、この機構を利用すれば以下に示
すように、記録画像品質向上のために種々の制御が可能
となる 図8は上記メカニズムを利用した第一の実施例を示す制
御系ブロック図であって、上記図2及び図4と同一符号
は同一機能ブロックであるから詳細な説明は省略する
が、本実施例ではCPU81において図14(a)に示
す式(1)の画像データAを算出し、その結果によって
インクシートのプラテンローラへの巻付け角計数θ
(A)を求め、この計数に基づきインクシート巻付け調
整モータ制御回路82を介してインクシート巻付け角調
整用モータ83をコントロ−ルするように構成した点が
特徴である。なお、CPU81において算出する式
(1)の画像データAの意味は、図2に関連して先に説
明した通り、記録すべき原稿画像のnラインからn+m
までの平均値であり、このAが大きいほどmライン間を
記録する際のサーマルヘッドの発熱量が大きくなってプ
ラテンローラの回転に対する受像シートの搬送量が小さ
くなる。そこで、上記インクシート巻付け角調整用モー
タを制御して受像シートのプラテンローラに対する巻付
け角を増加し、もって受像シートの搬送量減少を補い、
一定に保つように制御する。なお、この実施例において
も、上記CPU81において処理する演算を省略するた
めに、予め外部CPUによって画像データ平均値Aとイ
ンクシート巻付け角計数θ(A)との関係を計算したテ
−ブルをROMに記憶しておき、CPU81では単に記
録すべき画像データの量を検出するに止めるように変形
することは一向に構わない。
【0023】図9は同様に上記図5乃至図7に示した機
構を利用して、多色記録装置の受像シート搬送制御を行
う場合の実施例を示す図であり、この例では既に図4に
おいて説明した場合と同様に、一つの色を記録し、次の
色を記録するために受像シートを記録開始位置に返送す
る際、先の図14(b)の式(2)の角色毎の画像デー
タ総量Bを求め、このBに基づいてインクシートのプラ
テンローラへの巻付け角係数θ’(B)を算出すると共
に、この結果によって上記インクシート巻付け角調整用
モータ83を制御する。即ち、上記画像データBが大き
いほど、その色を記録する際に発生するサーマルヘッド
の発熱量が大きくなって、受像シートの搬送量が低下す
るから、その度合いに応じてインクシートのプラテンロ
ーラへの巻付け角を加減して受像シートを搬送する際の
搬送量を調整することによって、正確に各色のドット位
置を一致させる。
【0024】図10乃至図13は本願の他の発明を説明
するための図であって、この発明は受像シートの左右の
搬送量のバランス調整を備えたものである。即ち、画像
データ量が左右においてアンバランスを生じると、主走
査方向における左右のサーマルヘッドの発熱量が異な
り、受像シートに作用する左右の負荷にアンバランスを
生じ、その結果受像シートが斜めに搬送される。
【0025】そこで、この発明においてはまず、図10
(a)に示すようにプラテンローラ側のガイドローラ7
bの両端を二股ア−ム101a、101bの一方の枝ア
−ムによって回転自在に保持すると共に、該二股ア−ム
の二つの枝が連結される部分を回動自在に軸支し、更
に、該二股ア−ム101a、101bの他方の枝ア−ム
先端部はバネ102a、102bを介しア−ム104
a、104bによって付勢されている。なおア−ム10
4a、104bは、その軸103がインクシート張力バ
ランス調整用モータ105に連結されている。
【0026】図10(b)は同図(a)の部分を上方か
ら見た平面図である。この構成によれば、上記インクシ
ート張力バランス調整用モータ105を回転させると、
これに連結されたア−ム104a,bが図10に示すよ
うに回転し、二股ア−ムに対する付勢力が変化する。従
って、該二股ア−ム101a,101bが回動する結
果、ガイドローラ7bのインクシート3に対する付勢力
が変化し、もってインクシート3の張力が変動する。こ
のインクシートに対する張力調整は、ガイドローラ7b
の両端部において夫々個別に行われるから、両者のバラ
ンスによってインクシートの左右の張力を異なったもの
にすることが可能となる。この方法によれば、インクシ
ートの張力の変化によって受像シートの搬送速度及び搬
送量を調整可能となること既に繰り返し説明した通りで
あるから、以下に説明するように種々の場合において、
記録すべき画像データ量の左右のアンバランスに起因す
る受像シート斜行搬送を防止することができる。
【0027】図11は上記図10に示したメカニズムを
利用し受像シートの斜行を防止するための制御系の一実
施例を示したブロック図であり、既に説明した図2、図
4、図8及び図9と同一符号は同一機能のブロックを示
しているので、ここでの説明は省略するが、この実施例
はCPU112において図14の(c)に示す式(3)
によりデータCを算出し、この結果によって回帰係数k
を求め、この係数kによりインクシート張力バランス制
御回路111を制御すると共に、この回路を介してイン
クシート張力バランス調整用モータ105をコントロ−
ルすることが特徴である。
【0028】即ち、上記式(3)によって求めるデータ
Cは記録するために画像データメモリ21に読み込んだ
画像データDi,j において、その各主走査ライン毎の、
副走査方向におけるnラインからn+mラインまでの総
画像データ量であり、また、(i,Ci )の回帰係数k
は受像シート搬送方向の各縦のラインの画像データ量の
全体の画像データに対する割合を示すものである。この
回帰係数kの値によって、図12に示す様に受像シート
搬送状態が判定できる。即ち、図12は記録しつつ受像
シートを搬送した結果を図示したもので、画像データ量
の左右のバランスが均一のときはk=0となり斜行は発
生しないが、受像シートの右側の画像データが多くサー
マルヘッドの発熱量が左に比べて大きい場合はk>0と
なって受像シートの右側に対する搬送速度が低下するた
め結果的に時計方向に回転し、また逆に左側の画像デー
タ量が多い場合はk<0となって反時計方向に回転する
ように斜行が発生する。
【0029】そこで、この実施例では図11に示したよ
うに算出した回帰係数kの大小に応じて上記斜行を補正
するために、インクシート張力バランス調整用モータを
制御する。つまり、k=0のときは上記左右のア−ム1
04a、104bの回転角度を同一にし、インクシート
に作用する張力を均一にするが、k>0あるいはk<0
のときは斜行する可能性のある方の張力を増加させるよ
うに、左右のア−ム104a、104bの回転角を異な
らせ、受像シートの斜行を補正する。
【0030】図13は多色記録装置において、同様に受
像シートの斜行を防止するための制御系ブロック図であ
り、このときは各色毎に図14(d)に示す式(4)の
で得たC’i を求め、その回帰係数k’によって、受像
シート返送量を調整する。即ち、多色記録装置のカラ−
記録においては、先に説明したように、各色別に夫々受
像シートを往復搬送しつつ、繰り返し多重記録するが、
各色毎に画像データの左右のバランスが異なる場合、受
像シート返送時に上述した場合と同様の斜行が発生し、
各色のドット位置がずれ著しく画像品質を損なう。そこ
で、この実施例においては図13に示すように、ある色
の記録を終了し、次の色を記録するために受像シートを
搬送する際に、当該色に関するデータC’i と、その回
帰係数k’を算出し、斜行を補正する方向にインクシー
トの張力を異ならせた状態でプラテンローラを逆回転し
受像シートを逆搬送し、次の色の記録開始位置まで戻
す。なお、上記二つの実施例においても、他の実施例と
同様に各CPU112及び131によって全ての演算を
行う代わりに、データCi 、C' iと各回帰係数k、k'
との関係をROMに記憶しておく方法を採用し得ること
はいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上説明したように熱転写式記
録装置において、インクシートの張力調整機能、または
プラテンローラに対するインクシートの巻付け角を調整
し、更にはインクシートの左右の張力調整機能を付加し
たので、、記録すべき画像データの違いによる受像シー
トの搬送速度変動を補正し、常に受像シートの搬送速度
及び搬送量を一定に保つことが可能となり、記録画像の
品質向上に大きく貢献することができる。また、受像シ
ートを往復させ順次多数の色を記録する多色記録装置に
おいて、各色の記録画像のデータ量を算出し、そのデー
タ量に応じてインクシートの張力、またはインクシート
のプラテンローラへの巻付け角を調整することによって
受像シート返送時の位置ずれを防止する手段にあって
は、特別に受像シート先端部検出機構を必要とせずに正
確に先端位置設定が可能となり、受像シート位置ずれに
起因する画像品質劣化を防止することができる。
【0032】更に、記録画像の左右のO.D.差を検出
し、インクシートの左右の張力を個別に調整する手段を
備えた発明によれば、受像シート搬送時の左右のアンバ
ランスによる斜行を防止することが可能となり、ドット
の位置ずれを防ぐことができる上に、受像シートの斜行
によるスキュ−を防止する上で効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写式記録装置の要部の構成を示す
図。
【図2】本発明の制御系回路の一実施例示すブロック構
成図。
【図3】本発明の一実施例の如何さを説明するための図
であって、(a)は受像シートの主走査方向と副走査方
向の関係を示す図、(b)は画像データの一部示す図。
【図4】本発明の制御系回路の他の実施例を説明するた
めのブロック構成図図。
【図5】本発明の他の実施例を説明する要部構成図。
【図6】図5に示した本発明によるメカニズムの一部を
示す構成図。
【図7】本発明の他の実施例を説明するためのインクシ
ートのプラテンローラへの巻付け角と受像シートの搬送
速度との関係を示す図。
【図8】図5に示した構成の熱転写式記録装置を使用す
る制御回路の一実施例を示すブロック構成図。
【図9】図5に示す構成の記録装置を使用する他の制御
回路例を示すブロック構成図。
【図10】本発明の他の実施例を示す機構構成図であ
り、(a)はガイドローラ駆動メカニズムを示す側面図
であり、(b)はその平面図。
【図11】図10に示した本発明のインクシート張力調
整構造を制御するための回路の一実施例を示すブロック
構成図。
【図12】本発明の説明をするための図であって、受像
シートの斜行の具合を示した図。
【図13】図10に示した本発明のインクシート張力調
整機構を利用した記録装置の制御回路の一実施例を示す
ブロック構成図。
【図14】本発明を説明するための数式を示した図であ
り、(a)、(b)、(c)、(d)は夫々画像データ
を求めるための式(1)、(2)、(3)、(4)であ
【図15】(a)及び(b)は従来の記録装置の要部を
示す図及びプラテンローラの変形とこれに対する受像シ
ートの当接状態を示す側面図。
【図16】(a)(b)及び(c)はインクシート張力
の変化によるプラテンローラの変形と受像シート搬送速
度との関係を示す図、受像シートに対する負荷と受像シ
ートの搬送速度との関係を示す図、及びサーマルヘッド
の発熱量と受像シートに対する負荷との関係を示す図。
【図17】記録された画像の傾斜状態及び受像シートの
スキュ−の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 プラテンローラ、 2 サーマルヘッド、 3 イ
ンクシート、4 受像シート、 5 インクシート供給
ロ−ル、 6 インクシート巻き取りロ−ル、 7a、
7b ガイドローラ、 8、9 欠番、10、27 電
磁クラッチ、 11、12 ステッピングモ−タ、21
画像データメモリ、 22 熱制御回路、 23 サ
ーマルヘッド駆動回路、 24 サーマルヘッド、 2
5、41、81、91、112、131 CPU、 2
5−1、411、81−1、91−1、112−1、1
31−1 画像データ演算回路、25−2、412、8
1−2、91−2、112−2、131−2 係数演算
回路、 51 トルクリミッタ、61、104a、10
4b ア−ム、 62 ギア、63、83 インクシー
ト巻付け角調整用モータ、82 インクシート巻付け角
制御回路、 101a、101b 二股ア−ム、102
a、102b バネ、 103 軸、105 インクシ
ート張力バランス調整用モータ、111 インクシート
張力バランス制御回路。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 17/36 Z 9211−2C 35/08 9012−2C

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンローラの周面に受像シートを挟
    んでインクシートを所要角巻付け、インクシートの張力
    によって受像シートをプラテンローラに圧接しつつプラ
    テンローラの回転によって受像シートを搬送すると共
    に、インクシートを受像シートと異なる速度で巻き取り
    ながらインクシートに当接したサ−マルヘッドにより上
    記受像シート上に画像記録を行う熱転写式記録装置にお
    いて、インクシートの巻き取り張力を調整するインクシ
    ート張力調整手段を備えたことを特徴とする熱転写式記
    録装置。
  2. 【請求項2】 プラテンローラの周面に受像シートを挟
    んでインクシートを所要角巻付け、インクシートの張力
    によって受像シートをプラテンローラに圧接しつつプラ
    テンローラの回転によって受像シートを搬送すると共
    に、インクシートを受像シートと異なる速度で巻き取り
    ながらインクシートに当接したサ−マルヘッドにより上
    記受像シート上に画像記録を行う熱転写式記録装置にお
    いて、インクシートの巻き取り張力を調整するインクシ
    ート張力調整手段と、その時点以降に記録すべき原稿の
    mライン(m≧1、m:整数)の画像データの総和を求
    める手段と、このデータの総和に基づいて上記インクシ
    ート張力調整手段を制御することによってインクシート
    の搬送速度を一定に保つ手段を備えたことを特徴とする
    熱転写式記録装置。
  3. 【請求項3】 プラテンローラの周面に受像シートを挟
    んで複数の色領域を有するインクシートを所要角巻付
    け、インクシートの張力によって受像シートをプラテン
    ローラに圧接しつつ各色毎にプラテンローラの回転によ
    って受像シートを往復搬送すると共に、インクシートを
    受像シートと異なる速度で巻き取りながらインクシート
    に当接したサ−マルヘッドにより上記受像シート上に多
    色画像記録を行う熱転写式記録装置において、インクシ
    ートの巻き取り張力を調整するインクシート張力調整手
    段と、所要色の印刷終了後次色の印刷開始位置まで受像
    シートを返送する際に前色の記録における1画面中の画
    像データの総量を求める手段と、このデータ総量に基づ
    いてインクシート張力調整手段を制御する手段とを備え
    たことを特徴とする熱転写式記録装置。
  4. 【請求項4】 プラテンローラの周面に受像シートを挟
    んでインクシートを所要角巻付け、インクシートの張力
    によって受像シートをプラテンローラに圧接しつつプラ
    テンローラの回転によって受像シートを搬送すると共
    に、インクシートを受像シートと異なる速度で巻き取り
    ながらインクシートに当接したサ−マルヘッドにより上
    記受像シート上に画像記録を行う熱転写式記録装置にお
    いて、上記プラテンローラに対するインクシートの巻付
    角を調整するインクシート巻付角調整手段を備えたこと
    を特徴とする熱転写式記録装置。
  5. 【請求項5】 プラテンローラの周面に受像シートを挟
    んでインクシートを所要角巻付け、インクシートの張力
    によって受像シートをプラテンローラに圧接しつつプラ
    テンローラの回転によって受像シートを搬送すると共
    に、インクシートを受像シートと異なる速度で巻き取り
    ながらインクシートに当接したサ−マルヘッドにより上
    記受像シート上に画像記録を行う熱転写式記録装置にお
    いて、上記プラテンローラに対するインクシートの巻付
    角を調整するインクシート巻付角調整機構と、その時点
    以降に印刷する原稿画像のmライン(m≧1、m:整
    数)における画像データの総量を求める手段と、このデ
    ータの総量に基づいてmライン毎に前記インクシート巻
    付角調整機構を制御することによってプラテンローラに
    対するインクシート巻付角を調整する手段を備えたこと
    を特徴とする熱転写式記録装置。
  6. 【請求項6】プラテンローラの周面に受像シートを挟ん
    で複数の色領域を有するインクシートを所要角巻付け、
    インクシートの張力によって受像シートをプラテンロー
    ラに圧接しつつ各色毎にプラテンローラの回転によって
    受像シートを往復搬送すると共に、インクシートを受像
    シートと異なる速度で巻き取りながらインクシートに当
    接したサ−マルヘッドにより上記受像シート上に多色画
    像記録を行う熱転写式記録装置において、前記プラテン
    ローラに対するインクシートの巻付角を調整するインク
    シート巻付角調整機構と、所要色の印刷終了後次色の印
    刷開始位置まで受像シートを返送する際に前色の記録に
    おける1画面中の画像データの総量を求める手段と、受
    像シートの搬送時に前記画像データの総量に基づいてイ
    ンクシート巻付角調整機構を制御する手段とを備えたこ
    とを特徴とする熱転写式記録装置。
  7. 【請求項7】 プラテンローラの周面に受像シートを挟
    んでインクシートを所要角巻付け、インクシートの張力
    によって受像シートをプラテンローラに圧接しつつプラ
    テンローラの回転によって受像シートを搬送すると共
    に、インクシートを受像シートと異なる速度で巻き取り
    ながらインクシートに当接したサ−マルヘッドにより上
    記受像シート上に画像記録を行う熱転写式記録装置にお
    いて、インクシートに作用する張力の主走査方向のバラ
    ンスを調整するインクシート張力バランス調整機構を備
    えたことを特徴とする熱転写式記録装置。
  8. 【請求項8】 プラテンローラの周面に受像シートを挟
    んでインクシートを所要角巻付け、インクシートの張力
    によって受像シートをプラテンローラに圧接しつつプラ
    テンローラの回転によって受像シートを搬送すると共
    に、インクシートを受像シートと異なる速度で巻き取り
    ながらインクシートに当接したサ−マルヘッドにより上
    記受像シート上に画像記録を行う熱転写式記録装置にお
    いて、インクシートに作用する張力の主走査方向に対す
    るバランスを調整するインクシート張力バランス機構
    と、その時点以降に記録すべき原稿のmライン(m≧
    1、m:整数)の画像データの総和を求める手段と、こ
    のデータの総和に基づいて上記インクシート張力バラン
    ス調整機構を制御する手段を備えたことを特徴とする熱
    転写式記録装置。
  9. 【請求項9】 プラテンローラの周面に受像シートを挟
    んで複数の色領域を有するインクシートを所要角巻付
    け、インクシートの張力によって受像シートをプラテン
    ローラに圧接しつつ各色毎にプラテンローラの回転によ
    って受像シートを往復搬送すると共に、インクシートを
    受像シートと異なる速度で巻き取りながらインクシート
    に当接したサ−マルヘッドにより受像シート上に多色画
    像記録を行う熱転写式記録装置において、インクシート
    に対するプラテンローラの主走査方向のバランスを調整
    するインクシートバランス調整機構と、所要色の印刷終
    了後に前色の記録における1画面中の画像データの総量
    を求める手段と、受像シートを次色の印刷開始位置まで
    返送する際に前記画像データの総量に基づいてインクシ
    ートバランス調整機構を制御し、もってインクシートに
    作用する張力の主走査方向におけるバランスを調整した
    ことを特徴とする熱転写式記録装置。
JP26084592A 1992-09-03 1992-09-03 熱転写式記録装置 Pending JPH0679938A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4844768A (en) * 1987-04-14 1989-07-04 Bridgestone Corporation Apparatus for attaching belt-like materials
US4858901A (en) * 1987-06-04 1989-08-22 Bridgestone Corporation End holder for band-like material
JP2004508974A (ja) * 2000-09-11 2004-03-25 ザイファー・リミテッド テープ駆動機構および印刷装置
JP2013202983A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Mitsubishi Electric Corp 熱転写型プリンタ

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