JP2506728B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2506728B2
JP2506728B2 JP62057142A JP5714287A JP2506728B2 JP 2506728 B2 JP2506728 B2 JP 2506728B2 JP 62057142 A JP62057142 A JP 62057142A JP 5714287 A JP5714287 A JP 5714287A JP 2506728 B2 JP2506728 B2 JP 2506728B2
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義人 佐治
和義 宮崎
昌己 中川
和義 黒瀬
由浩 虫鹿
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビやビデオシステムなどの画像のハード
コピーに有用な、容易に高面質が得られる記録装置に関
するものである。
従来の技術 近年、CRTディスプレイ等のカラーハードコピーに対
する要望は急速に高まりつつある。カラー記録を行う方
式としては熱転写方式が、コストやメンテナンスの面か
ら有利であり、将来カラーハードコピー市場の多くをこ
の方式が占めることが予測されている。
一般に熱転写方式でカラー記録を行う場合、第5図に
示す如く3色のインクを各色面順次で塗り分けたインク
シート102と受像紙101を矢印a1方向に搬送させながら、
発熱素子103aを直線状に配列したサーマルヘッドをこの
インクシート102と受像紙101を介してプラテンローラ10
4に押圧して、各色による各1ライン分の画情報に応じ
た発熱素子を発熱させ、熱転写による記録を行わせる。
こうして1色目のインクによって1ページ分の記録を完
了した後、受像紙101をその記録開始位置がサーマルヘ
ッド部にくるように矢印b1方向へ引き戻す。こうして1
色目と同様にして2色目、3色目のインクをそれぞれ重
ね印字してカラー画像の記録を終了する。ここで受像紙
101は第1のローラ(キャプスタンローラ)105と第2の
ローラ(ピンチローラ)106の間で挾持されており、駆
動手段107によって第1のローラ105を回転駆動すること
により、往復搬送される。第2のローラ106は第6図に
示す如くローラ支持部材108によって両端部を回転自在
に支持されており、ローラ支持部材108は矩型断面を有
する駆動軸109に固定されている。従って図示しない駆
動手段によって駆動軸109を回動することにより、第2
のローラ106を第1のローラ105に圧接したり離間したり
することが可能である。
発明が解決しようとする問題点 ところがこのような方法だと、ローラ支持部材108の
形状が多少でもゆがんでいたり、駆動軸109を通す矩型
の穴が両側でも少しでも傾いていたり、あるいは駆動軸
109そのものが第1のローラ105に対し多少とも平行でな
かったりした場合、第1のローラ105と第2のローラ106
の圧接位置における矢印c1方向(以後、主走査方向の圧
力分布が不均一になり、受像紙101の矢印d1方向への搬
送力が主走査方向で不均一になる。この結果受像紙101
往復走行時の位置再現性をそこない、記録ドットが3色
でずれてしまい画質が劣化するという欠点を有してい
た。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するために、第2のロー
ラの両端をそれぞれ支持する独立した2個のローラ支持
部材と、両ローラ支持部材のそれぞれに両端が係合する
架設部材と、駆動軸と一体的に回動して架設部材の主走
査方向中央部を押圧する押圧部材とを設け、駆動軸の回
動駆動力を押圧部材、架設部材、ローラ支持部材の順に
伝え、第2のローラを第1ローラに押圧させる。
作用 本発明は上記した構成、すなわち第2のローラを2個
の独立したローラ支持部材で支持することによって、第
2のローラを第1のローラ表面の傾斜に沿って圧接する
ことができ、また駆動軸の回動駆動力の伝達手段を押圧
部材、架設部材、ローラ支持部材に分割して互いの動作
に自由度を持たせ、押圧部材を架設部材の中央部に圧接
することによって、第2のローラの第1のローラに対す
る押圧力の主走査方向分布を均一にし、もって受像紙の
走行を安定させ、3色ドットずれを減じ、画質を良好に
することができるものである。
実 施 例 以下、本発明の一実施例の構成を、添付図面にもとず
いて説明する。
第2図は本発明の一実施例における記録装置の全体概
略構成図で、第1図,第3図は第2図における構成要素
の一部を明確にした部分概略構成図である。第2図にお
いて1は受像紙、2はインクシート、3は発熱素子3aを
直線状に配列したサーマルヘッド、4はプラテンローラ
である。7はステップモータ等の駆動手段、5は駆動手
段7により正逆方向に回転駆動する第1のローラ、6は
受像紙1を介して第1のローラ5に圧接する第2のロー
ラである。また8はインクシート2を巻回して成る供給
ロールで、スリップ機構等のトルク付与手段(図示せ
ず)と連結して、インクシート2の矢印a方向への走行
に際し背張力を付与する。また、9はインクシート2を
巻取る巻取ロールで、スリップ機構等の手段(図示せ
ず)を介したシート巻取手段(図示せず)により一定の
トルク回転駆動する。10および11はシートガイド、12は
回転自在な押圧ローラで受像紙1を介して常時プラテン
ローラ4に圧接している。ここでプラテンローラ4は駆
動手段7と連結しており、プラテンローラ4は第1のロ
ーラ5の矢印b方向への回転に際してのみスリップ機構
(図示せず)を介して矢印c方向に第1のローラ5の周
速より高速で回転しようとする。第1図は第2図におけ
る第2のローラ6の支持方法を明確にした斜視図で、13
および14は各々軸受13aおよび14aで第2のローラ6の両
端部を回転可能に支持するローラ支持部材、15は駆動手
段(図示せず)により正逆方向に回動駆動される駆動軸
でローラ支持部材13および14を回動自在に支持してい
る。16は矩型断面を有し、両端がローラ支持部材の切欠
部13bおよび14bにはめこまれて係合部63および64を形成
する架設部材、17は軸状の押圧部材で、一端は駆動軸15
に固定されており、他端は架設部材16の中央に設けた丸
穴状の開口部16aにはめこまれて係合部76を形成する。
ここで、係合部63,64および76においては、各部材が互
に、わずかのガタを有する状態で係合している。また、
第3図はインクシート2の基本構成を示す図であり、透
明な基材2a上にイエロー2b、マゼンタ2c、シアン2dの順
に各々記録画像の面積ぶんのインクを塗布してある。
次に、この一実施例における記録装置の動作について
第1図から第3図を用いて説明する。
駆動軸15は駆動手段(図示せず)によって矢印d方向
に所定トルクで付勢されており、駆動軸15に一端が固定
された押圧部材17は、係合部76において架設部材16を矢
印e方向に押圧する。従って架設部材16も係合部63およ
び64においてローラ支持部材13および14を矢印e方向に
押圧し、その結果ローラ支持部材13,14に支持された第
2のローラ6は第1のローラ5に圧接する。ここで、係
合部63,64および76においては各部材がガタの有る状態
で係合しており、互いに線接触の状態で押圧力が作用す
るため、ローラ支持部材13および14は各々駆動軸15の回
りに独立した自由度を有しており、第2のローラ6は第
1のローラ5表面の傾斜に沿って圧接する。また架設部
材16において押圧力作用点は係合部63と64の中間位置に
あるため、第2のローラ6の両端には等しい押圧力が作
用し、第1のローラ5との圧接部には受像紙1を介して
主走査方向に均一な押圧力が作用する。
また受像紙1はその記録開始位置が、インクシート2
はイエローインク2bの記録開始位置が其れぞれ発熱素子
3aに対向する位置にあり、サーマルヘッド3はこれら受
像紙1およびインクシート2を介してプラテンローラ4
に圧接する。次に駆動手段7により第1のローラを矢印
f方向に回転駆動し、第1のローラと第2のローラ6の
圧接位置6aで受像紙1を矢印g方向に搬送する。同時
に、巻取ロール9は矢印h方向に回転駆動してインクシ
ート2に張力を付与しつつこれを巻き取る。受像紙1お
よびインクシート2のこれらの動作中に、サーマルヘッ
ド2には所定の記録信号が伝送され、発熱素子3aが選択
的な発熱を行うことにより、インクシート2上のイエロ
ーインクを受像紙1上に転写させて所望の画像を形成す
る。以上のようにしてイエローインクによる画面ぶんの
記録を完了する。この時点においても、受像紙1はプラ
テンローラ4と押圧ローラ12の圧接位置で挾持されてい
る。次にサーマルヘッド3をプラテンローラ4から離間
3bさせ、第1のローラ5を矢印b方向に回転せしめて受
像紙1を第2のローラ6との圧接位置において矢印i方
向に走行させ、受像紙1をその記録開始位置が発熱素子
3aに至るまで引き戻す。ここでプラテンローラ4は矢印
c方向へ高速で回転しようとするので、受像紙1はプラ
テンローラ4と押圧ローラ12との圧接位置で張力を付与
され、第1のローラ5とプラテンローラ4の間で張架さ
れながら矢印i方向に走行する。またこの時、巻取リー
ル9は矢印h方向に回転し、インクシート2上のマゼン
タインク2cの記録開始位置が発熱素子3aと対向する位置
に至るまで、インクシート2を巻き取る。以上のように
して、2色目のマゼンタインクによる記録開始状態にな
ったら、1色目と同様にして2色目の記録を行う。2色
目の記録が終了したら、再び受像紙1を記録開始状態に
復帰させ、3色目の記録をおこなう。このようにして、
受像紙1上の一画面内に3色インクによる重畳記録を行
って、一画面ぶんのカラー記録を完了する。記録を終了
したら、サーマルヘッド3のプラテンローラ4に対する
押圧を解除しあるいは離間せしめる。また第2のローラ
6も、駆動軸15の矢印j方向への回転駆動によって第1
のローラ5への押圧を解除され、離間する。このように
して本発明の記録装置における一連の動作を終了する。
以上のようにして、本発明の一実施例によれば、駆動
軸15の回動トルクは軸状の押圧部材17によって角柱状の
架設部材16の中央部に矢印e方向への押圧力となって作
用する。この押圧力が係合部7bおよび係合部63,64にお
けるガタにより、ローラ支持部材13および14に等しく作
用するため、第2のローラ6は第1のローラ5に対し
て、主走査方向に均一な押圧力で圧接する。従って第1
のローラ5と第2のローラ6に挾持された受像紙1は、
主走査方向に均一な搬送力を受けるため記録時や引き戻
し時における位置再現性が高くなり、記録ドットの3色
ずれを低減し、以って良好な画質を受ることが可能とな
る。
なお、本実施例において、押圧部材17に軸形状を用い
たが、第4図に示すような突出部17aを有する部材を用
いても架設部材16とは線接触を行うので同様の効果を得
るし、また架設部材16の断面形状は矩型としたが、第4
図に示すコの字型を含む他形状でも同様の効果を得る。
また、本実施においてローラ支持部材は独立した2個
のものとしたが、板金様のもので構成された一体のもの
であるとしても、ローラ圧接部における支持部材のたわ
み力がわずかのものであれば同様の効果を得ることがで
きる。
また、本実施例において記録手段に熱転写方式を用い
たが、受像紙1の搬送を圧接した一組のローラによって
行わしめる方式であれば、通電感熱方式等の他方式をも
ちいてもよいし、色の記録順をイエロー、マゼンタ、シ
アンの順としたが、これ以外の順番で記録しても、また
3色以外の色数で記録を行ってもよいことはいうまでも
ない。
さらにまた、本実施例においてカラー記録としたが、
白黒記録においても、記録時における受像紙1の走行を
安定させることから、画像のひずみによる画質の劣化を
減じることができ、効果的である。
発明の効果 本発明は、第2のローラの両端をそれぞれ支持する互
に独立した2個のローラ支持部材を設けることによっ
て、第2のローラを第1のローラの傾斜に沿って圧接す
ることができ、またローラ支持部材の各々と両端が係合
する架設部材および駆動軸と一体的に回動して架設部材
の主走査方向中央部を押圧する押圧部材をそなえること
によって第2のローラの第1のローラに対する押圧力の
主走査方向分布を均一にし、受像紙の往復走行時におけ
る位置再現性を高め、3色記録ドットのずれ量を減少さ
せ、良好な画質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における記録装置の第2のロ
ーラの支持機構の概略構成斜視図、第2図は第1図の実
施例における記録装置全体の概略構成側面図、第3図は
第2図のインクシートの概略構成斜視図、第4図は第1
図の実施例における駆動部材の他形状の例を示す概略構
成斜視図である。また、第5図は従来の記録装置の概略
構成側面図、第6図は第5図における第2のローラの支
持機構の概略構成斜視図である。 1……受像紙、2……インクシート、3……サーマルヘ
ッド、4……プラテンローラ、5……第1のローラ、6
……第2のローラ、13,14……ローラ支持部材、15……
駆動軸、16……架設部材、17……押圧部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒瀬 和義 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (72)発明者 虫鹿 由浩 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−81958(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のローラと、前記第1のローラと概平
    行に配置され前記第1のローラとの間で受像紙を挟持す
    る第2のローラと、前記第1および第2のローラと概平
    行に配置される回転駆動軸と、前記回路駆動軸の回りに
    回転自在に支持され、左右一対の互いに独立したアーム
    部から構成され、各アーム部が前記第2のローラの両端
    部を回転自在に支持しつつ前記第1のローラ接触、離間
    せしめるローラ支持部材と、前記ローラ支持部材の一対
    のアーム部の間に架け渡した架設部材と、前記回転駆動
    軸と一体的に設けられ、先端が前記架設部材の中央に設
    けた開口部もしくは類似の形状部にわずかのガタを有す
    る状態ではまりこみ、前記回転駆動軸の正逆回転により
    前記架設部材と前記ローラ支持部材とを介して第2のロ
    ーラを第1のローラに押圧せしめたり離間せしめたりす
    る押圧手段と、前記第1のローラと前記第2のローラの
    間で挟持して搬送する受像紙に対し記録を行う記録手段
    とを有する記録装置。
JP62057142A 1987-03-12 1987-03-12 記録装置 Expired - Lifetime JP2506728B2 (ja)

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JP62057142A JP2506728B2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12 記録装置

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JP62057142A JP2506728B2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12 記録装置

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JPS63222877A JPS63222877A (ja) 1988-09-16
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ID=13047323

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6081958U (ja) * 1983-11-10 1985-06-06 セイコーインスツルメンツ株式会社 紙送りロ−ラの自動調圧構造

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JPS63222877A (ja) 1988-09-16

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