JP2782947B2 - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JP2782947B2
JP2782947B2 JP2310348A JP31034890A JP2782947B2 JP 2782947 B2 JP2782947 B2 JP 2782947B2 JP 2310348 A JP2310348 A JP 2310348A JP 31034890 A JP31034890 A JP 31034890A JP 2782947 B2 JP2782947 B2 JP 2782947B2
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recording paper
clamper
timing belt
thermal transfer
platen roller
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政雄 孝橋
健一 小木曽
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は熱転写記録装置に係わり、特に記録紙送り
機構に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は例えば特開昭58−142887号公報に示された従
来の熱転写記録装置の側面図を示すものであり、図にお
いて(1)はサーマルヘッド、(2)は熱転写記録用の
インクシート、(3)はインクシート(2)の巻取ロー
ル、(4)はインクシート(2)の供給ロール、(5)
は記録紙、(6)はインクシート(2)と記録紙(5)
とを密着させてサーマルヘッド(1)に押し当てるドラ
ムで外周面をゴムなどでモールドしている。(7)はク
ランパで、ドラム(6)に巻付けられて熱転写される記
録紙(5)の端部をクランプするようになつている。
以上のように構成された従来の記録装置について、次
にその動作を説明する。熱転写記録方式はインクシート
(2)と記録紙(5)とを密着させて多数の抵抗素子が
配列してあるサーマルヘッド(1)に押圧し、サーマル
ヘッド(1)の発熱を利用してインクシート(2)に塗
布されたインクを溶融または昇華して記録紙(5)に転
写する方式である。カラー転写の場合には、例えばイン
クシート(2)にイエロー、マゼンタ、シアンの3色の
インクが並べて塗布されており、順次重ね合わせて記録
紙(5)に転写していく。第4図に示す熱転写記録装置
では、記録紙(5)がクランパ(7)によりクランプさ
れてドラム(6)に巻付けられ、まず第1色目の熱転写
が行われる。次に、サーマルヘッド(1)はドラム
(6)から離れ、ドラム(6)は矢印Aに示す方向に回
転して最初の位置に戻るとともに、インクシート(2)
の次の色の部分がサーマルヘッド(1)の転写部へ搬送
される。サーマルヘッド(1)は再びドラム(6)に押
しつけられ、ドラム(6)は再び矢印Aに示す方向に回
転を始めて記録紙(5)にインクシート(2)の次の色
が転写される。このようにして、3色からなるインクシ
ート(2)であれば、記録紙(5)は3回往復して1枚
の熱転写が完了する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のドラム巻付け方式による熱転写記録装置は、例
えば日本工業規格A3の記録紙(5)を用いる場合にはド
ラム(6)の直径は少なくとも160mm必要となり、装置
全体が大型になるという問題点があつた。またドラム
(6)の直径が大きくなると、ドラム(6)のサーマル
ヘッド(1)に接する部分の曲率半径が大きくなるため
サーマルヘッド(1)のセラミック基板面に設けられる
ドライバー用IC等の電子部品がドラム(6)の外面に接
触する場合があり、これを避けるためにセラミック基板
面積を広くしなければならず、サーマルヘッド(1)が
高価になるという問題点があつた。またカラー転写を行
なう場合には、記録紙(5)を複数回往復させて転写す
るため転写時間が長くなる。さらに、記録紙(5)の先
端をクランパ(7)によりクランプしているものの摩擦
力だけによつているため、記録紙(5)の搬送がサーマ
ルヘッド(1)の大きな抵抗によつて阻害され易く、位
置ずれを生じ転写後の画像に色ずれや輪郭ボケなどが生
じるという問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、装置の小形化を図ると共に、転写時間を短
縮させ、高解像度の画質を得るために色ずれの少ない熱
転写記録装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る熱転写記録装置は、プラテンローラの
周速度と実質的に等しい速度で一定方向にタイミングベ
ルトを走行させ、タイミングベルトに設けられたクラン
パにより記録紙の端部をクランプし、前記記録紙をプラ
テンローラの外周に接しつつ走行させるためのタイミン
グベルトのプーリを設け、記録紙のプラテンローラに接
する部分にサーマルヘッドを接触させるように構成する
と共に、前記クランパの記録紙に当接する少なくとも一
部表面に微小な突起を設けたものである。
〔作用〕
この発明における熱転写記録装置は、タイミングベル
トに設けられかつ記録紙に当接する少なくとも一部表面
に微小な突起を備えたクランパにより記録紙の端部をク
ランプし、前記記録紙をプラテンローラの外周に接しつ
つ走行させる構造としたので、タイミングベルトは常に
一定の方向に走行しタイミングベルトに設けられたクラ
ンパによりクランプされた記録紙はタイミングベルトの
一周ごとにプラテンローラとサーマルヘッドの間を位置
ずれを起こすことなく通過する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図〜第3図について
説明する。第1図は紙送り機構の要部側面図、第2図は
第1図の平面図、第3図は第1図のクランパ部分の斜視
図であり、前記従来装置と同一または相当部分には同一
符号を付して説明を省略する。図において、(8)は左
右2本のタイミングベルトでそれぞれ3個のプーリ(9
a),(9b)および(9c)により展張されており左右の
ものが矢印Bに示す方向に等速で駆動されている。(1
0)はクランパで、2本のタイミングベルト(8)の走
行方向に直角にかつその両端においてそれぞれのタイミ
ングベルト(8)に固定されている。(11)はプラテン
ローラで、プーリ(9c)と同軸に支持されており、その
周速度はタイミングベルト(8)の走行速度と実質的に
等しくなされている。(12)はクランパ(10)の記録紙
(5)に当接する少なくとも一部表面にエッチング等に
より設けた微小な突起で、記録紙(5)はこの突起(1
2)に食い込まれて確実にクランプされる。
なお、クランパ(10)の微小突起(12)は直接クラン
パをエッチング加工することにより形成されてもよい
が、薄い金属板にエッチング加工を施して微小突起を有
させかかる金属板をクランパの該当する表面に貼付けま
たは溶接することにより形成されてもよい。
次に動作について説明する。第1図において、下方か
ら供給された記録紙(5)は図示を省略した送り機構に
よりプラテンローラ(11)とサーマルヘッド(1)との
間を通りクランパ(10)に挿入されてクランプされる。
熱転写が開始されると、タイミングベルト(8)は矢印
Bに示す方向に走行を開始し、プラテンローラ(11)は
矢印Dに示す方向に回転するとともに、記録紙(5)に
密着しているインクシート(2)はそのインクがサーマ
ルヘッド(1)によつて記録紙(5)に転写されつつ矢
印Cの方向に走行する。記録紙(5)の転写が完了する
と、サーマルヘッド(1)は矢印Eに示す方向に動き、
プラテンローラ(11)から離れる。タイミングベルト
(8)はさらに矢印Bに示す方向に走行し、クランパ
(10)はプーリ(9a),(9b)および(9c)を経て再び
初めの位置に戻つてくる。したがつてクランパ(10)に
よつてクランプされている記録紙(5)も初めの位置に
戻り、この位置でタイミングベルト(8)は一時停止す
る。次に再びサーマルヘッド(1)が矢印Eと反対の方
向に動きプラテンローラ(11)に押しつけられる。そし
てタイミングベルト(8)が矢印Bの方向に走行を開始
し、記録紙(5)の上に第2色目の熱転写がおこなわれ
る。このようにして記録紙(5)は例えば3色の熱転写
を行う場合には3回タイミングベルト(8)と共に回転
し、熱転写が完了するとクランパ(10)から引き離され
て排出されるようになされている。記録紙(5)はクラ
ンパ(10)に設けた突起(12)によりクランプされてい
るため滑りを完全に防止でき、記録紙(5)の2色目、
3色目の熱転写記録位置の再現性を高精度で得ることが
できる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば同一速度で駆動され
るタイミングベルトに設けたクランパにより記録紙の端
部をクランプし、タイミングベルトの走行により連続的
に一定方向へ搬送するように構成しているので、プラテ
ンローラの直径は記録紙の大きさに関係なく小型にする
ことができる。また記録紙は常に一定方向へ搬送されタ
イミングベルトの一回転により再び初めの位置に戻つて
くるので、カラー転写の場合同一記録紙の上に複数回転
写する場合に記録紙を搬送する時間が短縮される。また
タイミングベルトの走行方向は一定であるので例えばタ
イミングベルトを駆動するためのギアなどにバックラッ
シュがあつても記録紙の停止位置に影響を与えず転写さ
れた画像は色ずれが少ない。さらに、クランパの記録紙
に当接する少なくとも一部表面に微小な突起を設けるこ
とにより、記録紙は突起に食い込まれてクランプされ、
滑りが完全に防止できるので、記録位置の再現性が向上
し高解像度の記録を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による熱転写記録装置の実施例の要部
側面図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図に示
すクランパの要部拡大図、第4図は従来のドラム方式に
よる熱転写記録装置のドラム部分の要部を示す側面図で
ある。 図において、(1)はサーマルヘッド、(5)は記録
紙、(8)はタイミングベルト、(9c)はプーリ、(1
0)はクランパ、(11)はプラテンローラ、(12)は突
起を示す。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 13/22 B41J 13/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱素子を備えたサーマルヘッド、このサ
    ーマルヘッドに対向して配設されて記録紙とインクシー
    トとを密着させるためのプラテンローラ、このプラテン
    ローラの周速度に実質的に等しい速度で一定方向に走行
    するタイミングベルト、このタイミングベルトに設けら
    れて記録紙の端部をクランプするクランパ、およびこの
    クランパにクランプされる記録紙を前記プラテンローラ
    の外周に接しつつ走行させる前記タイミングベルトのプ
    ーリを備えた熱転写記録装置において、前記クランパは
    記録紙に当接する少なくとも一部表面にエッチングによ
    る微小突起を備えていることを特徴とする熱転写記録装
    置。
JP2310348A 1990-11-14 1990-11-14 熱転写記録装置 Expired - Lifetime JP2782947B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5357734U (ja) * 1976-10-18 1978-05-17
JPS6367150A (ja) * 1986-09-10 1988-03-25 Dainippon Printing Co Ltd 用紙搬送用くわえ具
JPH0536699Y2 (ja) * 1987-02-17 1993-09-16
JP2576508B2 (ja) * 1987-06-11 1997-01-29 三菱電機株式会社 サ−マルプリンタ

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