JPH05162400A - 熱転写プリンタ装置 - Google Patents

熱転写プリンタ装置

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Publication number
JPH05162400A
JPH05162400A JP32904391A JP32904391A JPH05162400A JP H05162400 A JPH05162400 A JP H05162400A JP 32904391 A JP32904391 A JP 32904391A JP 32904391 A JP32904391 A JP 32904391A JP H05162400 A JPH05162400 A JP H05162400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal transfer
transfer paper
clamp portion
drum clamp
fixed drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP32904391A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Fujii
幸弘 藤井
Hajime Nonaka
一 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間安定して転写を行うことができる熱転
写プリンタ装置を提供する。 【構成】 熱転写プリンタ装置は、熱転写紙を挟持する
ための固定ドラムクランプ部10及び可動ドラムクラン
プ部を備えており、熱転写紙と接触する金属製の固定ド
ラムクランプ部10の上部表面11の一部に、粒子加工
部12が形成されている。粒子加工部12の粒子として
は、例えば白色アルミナJIS R6111人造研削材
が使用される。また、粒子の粒度としては、例えばJI
S R6001研磨材の粒度が適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写プリンタ装置、
特に熱転写カラープリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】溶融型熱転写プリンタ装置は、通常、一
本のベースフィルムにイエロー、マゼンタ、シアンの3
色又はブラックを含めた4色のワックスインキが塗り分
けられたインキリボンを備えており、サーマルヘッドに
よってリボンのインキを溶かし、熱転写紙の上に転写す
る。この際、熱転写紙を回転可能なドラムに固定して、
熱転写紙をサーマルヘッドに対して往復移動させて、か
つ、インキリボンを移動させてイエローから順に3回又
は4回転写を重ねることによって7色のプリントを行う
ことが可能である。
【0003】図5に、従来の溶融型熱転写プリンタ装置
の熱転写紙を固定する固定ドラムクランプ部30の断面
図を示す。熱転写紙は固定ドラムクランプ部30と可動
ドラムクランプ部(図示せず)とによって、挟持され固
定される。熱転写紙が挟持されるのは、固定ドラムクラ
ンプ部30のチャッキング面31であり、このチャッキ
ング面31には、熱転写紙を確実に固定するためにエッ
チング加工による凹凸部32が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エッチング加工を施した固定ドラムクランプ部を有する
溶融型熱転写プリンタ装置では、図5に示すようにエッ
チング加工による凹凸部32が形成されているので、凹
凸部32で挟持された熱転写紙にチャッキング跡が残る
という問題点があった。
【0005】また、凹凸部32による固定は、点接触に
よるものであるために、熱転写紙固定が必ずしも十分で
はなく固定が不安定である。さらに、凹凸部32は、長
時間使用していると磨耗によって固定が不十分になると
いう問題点がある。
【0006】従って、本発明は、上記問題点を解決し
て、長時間安定して転写を行うことができる熱転写プリ
ンタ装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、熱転写
紙をプリントする際該熱転写紙を協働して挟持するため
の第1及び第2のクランプ部を備えており、第1及び第
2のクランプ部のいずれか一方の熱転写紙との接触面が
粒状である熱転写プリンタ装置が提供される。具体的に
は、熱転写紙との接触面に所定の粒度を有する粒子が付
着されている。
【0008】
【作用】熱転写紙は、熱転写紙との接触面が粒状である
クランプ部ともうひとつのクランプ部との間に挟持され
る。熱転写紙は、粒状のクランプ部による摩擦力と、第
1のクランプ部と第2のクランプ部との間に加えられた
圧力とによって確実に固定され得る。
【0009】
【実施例】本発明による熱転写カラープリンタ装置の一
実施例について図面を参照して説明する。
【0010】図1は本発明による熱転写カラープリンタ
装置の固定ドラムクランプ部の一実施例の斜視図、図2
は図1のA−A線の断面図、図3は熱転写紙が図1に示
す固定ドラムクランプ部と可動ドラムクランプ部との間
に挟持された場合を示す断面図である。また、図4は、
本発明による熱転写カラープリンタ装置の構造の概略を
示す断面図である。
【0011】図4に示すように、熱転写カラープリンタ
装置は、第1のクランプ部である固定ドラムクランプ部
10を含むドラム17を備えており、これによって熱転
写紙を固定し、熱転写紙をサーマルヘッド19に対して
相対的に移動できるように構成されている。熱転写紙は
固定ドラムクランプ部10と第2のクランプ部である可
動ドラムクランプ部13との間に挟持される。可動ドラ
ムクランプ部13はアーム16に取り付けられ引動構造
になっている。熱転写紙を挟持する際にはこのアーム1
6によって可動ドラムクランプ部13は固定ドラムクラ
ンプ部10から離隔され、熱転写紙が固定ドラムクラン
プ部10と可動ドラムクランプ部13との間に設置され
たならば、可動ドラムクランプ部13によって挟持され
る。ドラム17はドラム駆動用モータ18によって駆動
され、これにより挟持された熱転写紙は移動される。
【0012】固定ドラムクランプ部10と可動ドラムク
ランプ部13との間に挟持された熱転写紙は、サーマル
ヘッド19とプラテンローラ20との間で、インキリボ
ン22と接触しながら往復運動される。インキリボン2
2は、供給側インキリボン21から連続的に供給され
て、巻取側インキリボン23で巻き取られる。このイン
キリボン22はリボン用駆動モータ24によって駆動さ
れる。インキリボン22は、イエロー、マゼンタ、シア
ンの3色又はブラックを含めた4色のワックスインキが
塗り分けられた一本のベースフィルムから成る。
【0013】金属製の固定ドラムクランプ部10の上部
表面11の一部には、図1及び図2に示すように、粒子
加工部12が形成されている。粒子としては、例えば白
色アルミナJIS R6111人造研削材が使用され、
また、粒子の粒度としては、例えばJIS R6001
研磨材の粒度が適用される。
【0014】粒子加工部12の形成は次のように実施す
る。まず、固定ドラムクランプ部10の上部表面11に
接着剤を塗布する。その後、上記白色アルミナ粒子をさ
らに塗布する。
【0015】一方、可動ドラムクランプ部13は、図3
に示すように、熱転写紙14を上部から挟持するために
突設部13aを有する。突出部13aは、熱転写紙を柔
軟にかつ確実に固定するためにゴムで形成されている。
従って、熱転写紙14はある程度の柔軟性を有してお
り、固定ドラムクランプ部10の粒子加工部12の表面
は細かい凹凸で形成されているので、可動ドラムクラン
プ部13の熱転写紙と接触する突出部13aをゴムとす
ることによって粒子加工部12表面の凹凸の間隙が熱転
写紙で押さえ付けられより確実に熱転写紙が固定され
る。
【0016】このように構成された固定ドラムクランプ
部10は、熱転写紙との摩擦力が大きく、また、可動ド
ラムクランプ部13の熱転写紙と接触する突出部13a
との点接触部分の面積が広いので、熱転写紙にチャッキ
ング跡を残すことなく、安定で確実な熱転写紙の固定を
することができる。さらに、粒子としては白色アルミナ
JIS R6111人造研削材等の粒子硬度が大きいも
のを使用しているので、粒子加工部12は磨耗に強く、
多量の印字を行っても熱転写紙固定力に変化がなく長期
間の使用に耐えることができる。
【0017】次に、上記実施例の熱転写カラープリンタ
装置の動作について図4を参照して説明する。
【0018】外部機器から、イエロー成分のデータを受
信すると、紙カセット25から熱転写紙が一枚ピックア
ップされる。熱転写紙は搬送路26を通って搬送され、
サーマルヘッド19とプラテンローラ20との間を通過
した後、固定ドラムクランプ部10と可動ドラムクラン
プ部13との間に挟持されて確実に固定される。この
際、サーマルヘッド19は、熱転写紙の通過を容易にす
るためにヘッドの圧接、解除を行う駆動装置27によっ
てプラテンローラ20から離隔されている。熱転写紙は
一端挟持されると、プリントプロセスが終わるまで解放
されない。次に、インキリボン22のイエロー部の先頭
位置がサーマルヘッド19の印字部分に達するようにイ
ンキリボン22が進められ、サーマルヘッド19がプラ
テンローラ20に圧接して熱転写紙とインキリボン22
とに密着される。
【0019】ドラム17が、図4に示す矢印Bの方向に
一定速度で回転されることにより、熱転写紙が一定速度
で移動される。この紙送りに同期して受信データの内容
に従ってサーマルヘッド19が駆動され、イエローパタ
ーンが紙に転写される。次に、マゼンタのデータ受信を
開始し、同時にサーマルヘッド19がヘッドの圧接、解
除を行う駆動装置27によってプラテンローラ20から
離隔され、熱転写紙がプリントスタート位置まで戻され
る。さらに、インキリボン22が次のマゼンタの先頭位
置まで進められる。
【0020】以下、上記した動作が繰り返えされ、マゼ
ンタ、シアン及びブラックの転写が実行される。イエロ
ー、マゼンタ、シアン及びブラックの重ね転写が終了す
ると、サーマルヘッド19がプラテンローラ20から離
隔されて熱転写紙が戻され、さらに熱転写紙が固定ドラ
ムクランプ部10と可動ドラムクランプ部13との間か
ら解放されて、排出トレイ27に送り出される。これに
よって、プリントプロセスが終了する。
【0021】尚、上記実施例において、固定ドラムクラ
ンプ部10は金属で、可動ドラムクランプ部13の突出
部13aはゴムで製造されていたが、これとは逆に、固
定ドラムクランプ部10はゴムで、可動ドラムクランプ
部13の突出部13aは金属で製造されており、突出部
13aの熱転写紙と接触する面が粒子加工で形成されて
もよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による熱転
写プリンタ装置は熱転写紙を協働して挟持するための第
1及び第2のクランプ部を備えており、第1及び第2の
クランプ部のいずれか一方の熱転写紙との接触面が粒状
であるので、熱転写紙にチャッキング跡を残すことな
く、安定でかつ確実に熱転写紙を固定することができ
る。さらに、具体的には接触面に付着する粒子として粒
子硬度が大きいものを使用することによって、磨耗に強
く、多量の印字を行っても熱転写紙固定力に変化がなく
長期間の使用に耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱転写カラープリンタ装置の固定
ドラムクランプ部の一実施例の斜視図である。
【図2】図1のA−A線の断面図である。
【図3】熱転写紙が、図1に示す固定ドラムクランプ部
と可動ドラムクランプ部との間に挟持された場合を示す
断面図である。
【図4】本発明に係る熱転写カラープリンタ装置の一実
施例の構造の概略を示す断面図である。
【図5】従来の熱転写カラープリンタ装置の固定ドラム
クランプ部の一例の断面図である。
【符号の説明】
10 固定ドラムクランプ部 12 粒子加工部 13 可動ドラムクランプ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱転写紙をプリントする際該熱転写紙を
    協働して挟持するための第1及び第2のクランプ部を備
    えており、前記第1及び第2のクランプ部のいずれか一
    方の熱転写紙との接触面が粒状であることを特徴とする
    熱転写プリンタ装置。
JP32904391A 1991-12-12 1991-12-12 熱転写プリンタ装置 Pending JPH05162400A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32904391A JPH05162400A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 熱転写プリンタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32904391A JPH05162400A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 熱転写プリンタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05162400A true JPH05162400A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18216972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32904391A Pending JPH05162400A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 熱転写プリンタ装置

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JP (1) JPH05162400A (ja)

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