JPH0679818U - ガードレール装置 - Google Patents

ガードレール装置

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JPH0679818U
JPH0679818U JP2528193U JP2528193U JPH0679818U JP H0679818 U JPH0679818 U JP H0679818U JP 2528193 U JP2528193 U JP 2528193U JP 2528193 U JP2528193 U JP 2528193U JP H0679818 U JPH0679818 U JP H0679818U
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JP
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road
driver
guardrail
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JP2528193U
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English (en)
Inventor
祀治 板頭
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祀治 板頭
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、運転者に道路の状況を的確に感
知させ得て、道路を走行する車両の安全を確保し得るガ
ードレール装置を実現することを目的とする。 【構成】 この目的を達成すべく、考案は、道路に立設
された支柱に取付けられるガードレールに前記道路の状
況を表示する表示機構を取付けて設けたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はガードレール装置に係り、特に運転者に道路の状況を的確に感知さ せ得て道路を走行する車両の安全を確保し得るガードレール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
道路には、歩行者の安全や走行する車両の安全を確保するために、ガードレー ル装置を設けている。ガードレール装置は、道路に立設された支柱にガードレー ルを取付けて設けている。また、道路には、走行する車両の安全を確保するため に、各種の標識や案内を設けている。これら標識や案内は、道路の状況を表示す るために、道路に立設された支柱の上方に取付けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の標識や案内は、道路に立設された支柱の上方に取付けられて いて、運転者の視線位置よりもかなり高い位置に掲げられていることにより、運 転者に対して内容を読み取らせることが困難な場合がある。また、従来の標識や 案内は、道路の状況が、例えば、夜間やトンネル内等の照明が不十分な場合に、 運転者に対して内容を読み取らせることが困難な場合がある。
【0004】 このため、従来の標識や案内は、運転者に道路の状況を十分に感知させ得ない 問題があり、走行する車両の安全を確保し得ない不都合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような不都合を解消すべく、この考案は、道路に立設された支柱に取付け られるガードレールに前記道路の状況を表示する表示機構を取付けて設けたこと を特徴とする。
【0006】
【作用】 この考案の構成によれば、ガードレール装置のガードレールは、車両の運転者 の視線位置ほどの高さに取付けられているため、このガードレールに取付けられ た表示機構による表示内容を運転者に対して容易に読み取らせることができる。
【0007】
【実施例】
次にこの考案の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
【0008】 図1〜図2は、この考案の第1実施例を示すものである。図1において、2は 道路、4はガードレール装置である。ガードレール4装置は、道路2の端縁部6 に沿って車両(図示せず)の運転者の視線位置ほどの高さの支柱8を所定間隔を 設けて立設し、この支柱8にガードレール10を取付ボルト12により取付けて いる。
【0009】 このガードレール装置4のガードレール10は、例えば、図2に示す如く、中 央部位の長手方向に連続する平坦部14と、この平坦部14の両側に対称に道路 2側に湾曲して突出されて長手方向に連続する湾曲部16と、から形成されてい る。これにより、ガードレール10には、両側の突出される湾曲部16に対して 中央の平坦部14が引っ込むように形成され、中央部位に長手方向に連続する溝 状窪部18が形成されている。
【0010】 このガードレール10には、道路2の状況を表示する表示機構20を取付けて 設けている。表示機構20は、ガードレール10の中央部位に長手方向に連続し て形成された溝状窪部18内に位置させて、平坦部14に取付けて設けている。 この第1実施例の表示機構20は、夜光塗料からなる発光材22を平坦部14に 被着させて設けている。この発光材22は、道路2の状況を表示する文字形状に 形成して平坦部14に被着させることもできる。
【0011】 このように、ガードレール装置4は、ガードレール10に道路の状況を表示す る表示機構20として、発光材22を取付けて設けたことにより、この発光材2 2の発する光によって、運転者に表示機構20の存在を的確に感知させることが できるとともに、運転者の視線位置ほどの高さの支柱8に取付けたガードレール 10に発光材22を取付けて設けたことにより、運転者に表示機構20を容易に 感知させることができる。
【0012】 このため、このガードレール装置4によれば、夜間やトンネル内等の道路2の 照明が不十分な状況においても、発光材22の発する光によって、運転者に例え ば道路2のカーブ状態や道路2の端縁部6等を明確に感知させることができると ともに、夜間やトンネル内等の照明が不十分な場合にも運転者に対して発光材2 2により表示内容を容易に感知させることができ、道路2を走行する車両の安全 を十分に確保することができる。
【0013】 また、このガードレール装置4は、表示機構20たる発光材22を、ガードレ ール10の中央部位の長手方向に連続する溝状窪部18内に位置させて、平坦部 14に取付けて設けている。
【0014】 このため、表示機構20は、ガードレール10から徒に道路2側に突出される ことなく取付けることができ、車両に衝接されることがなく、溝状窪部18によ り形成される空間の有効利用を図りつつ車両の安全を確保することができ、実用 上有利である。
【0015】 図3は、この考案の第2実施例を示すものである。第2実施例においては、表 示機構20として、車両のヘッドライトの光を反射する反射体24を、ガードレ ール10の中央部位の溝状窪部18内に位置させて、湾曲部16よりも道路2側 に突出されないように、平坦部14に取付けて設けている。
【0016】 この反射体24は、2つの反射面26・26を有して略三角柱形状に形成され ている。各反射面26・26は、道路2の車両走行方向に夫々指向させて、ガー ドレール8の平坦部14に図示しない取付ボルトにより取付けている。
【0017】 このように、第2実施例のガードレール装置4は、ガードレール10に表示機 構20として、反射体24を取付けて設けたことにより、この反射体24の反射 する車両のヘッドライトの光によって、運転者に表示機構20の存在を的確に感 知させることができるとともに、運転者の視線位置ほどの高さの支柱8に取付け たガードレール10に反射体24を取付けて設けたことにより、運転者に表示機 構20を容易に感知させることができる。
【0018】 このため、この第2実施例によれば、夜間やトンネル内等の道路2の照明が不 十分な状況においても、車両のヘッドライトの光を利用して、運転者に例えば道 路2のカーブ状態や道路2の端縁部6等を明確に感知させることができるととも に、夜間やトンネル内等の照明が不十分な場合にも運転者に対して内容を容易に 感知させることができ、車両の安全を十分に確保することができる。
【0019】 また、この第2実施例によれば、表示機構20たる反射体24を、ガードレー ル10の中央部位の長手方向に連続する溝状窪部18内に位置させて、湾曲部1 6よりも道路2側に突出されないように、平坦部14に取付けて設けていること により、ガードレール10から徒に道路2側に突出されることなく反射体24を 取付け得て、車両に衝接されることがなく、空間の有効利用を図りつつ車両の安 全を確保することができ、実用上有利である。
【0020】 図4は、この考案の第3実施例を示すものである。この実施例においては、表 示機構20として、点滅灯28を、ガードレール10の中央部位の溝状窪部18 内に位置させて、湾曲部16よりも道路2側に突出されないように、平坦部14 に取付けて設けている。これら点滅灯28は、電源部30からの電源を断続部3 2により断続供給されて点滅発光される。
【0021】 このように、この第3実施例のガードレール装置4は、ガードレール10に表 示機構20として、点滅灯28を取付けて設けたことにより、この点滅灯28の 点滅発光する光によって、運転者に表示機構20の存在を的確に感知させること ができるとともに、運転者の視線位置ほどの高さの支柱8に取付けたガードレー ル10に点滅灯28を取付けて設けたことにより、運転者に表示機構20を容易 に感知させることができる。
【0022】 このため、この第3実施例によれば、夜間やトンネル内等の道路2の照明が不 十分な状況においても、点滅灯28の光を利用して、運転者に道路2のカーブ状 態や端縁部6を明確に感知させることができるとともに、夜間やトンネル内等の 照明が不十分な場合にも運転者に対して内容を容易に感知させることができ、道 路2を走行する車両の安全を十分に確保することができる。
【0023】 また、この第3実施例によれば、表示機構20たる点滅灯28を、ガードレー ル10の中央部位の長手方向に連続する溝状窪部18内に位置させて、湾曲部1 6よりも道路2側に突出されないように、平坦部14に取付けて設けていること により、ガードレール10から徒に道路2側に突出されることなく反射体24を 取付け得て、車両に衝接されることがなく、空間の有効利用を図りつつ車両の安 全を確保することができ、実用上有利である。
【0024】 図5は、この考案の第4実施例を示すものである。この実施例においては、表 示機構20として、色彩を変化させた彩色材34を、ガードレール10の中央部 位の溝状窪部18内に位置させて、湾曲部16よりも道路2側に突出されないよ うに、平坦部14に取付けて設けている。これら彩色材34は、道路2のカーブ 方向やカーブ曲率等のカーブ状態に応じて、色彩が順次に変化するように配列し て設けている。なお、図5の彩色材34内の斜線は、各々異なる色彩を示す。
【0025】 このように、この第4実施例のガードレール装置4は、ガードレール10に表 示機構20として、色彩を変化させた彩色材34を取付けて設けたことにより、 この彩色材34によって、運転者に表示機構20の存在を的確に感知させること ができるとともに、運転者の視線位置ほどの高さの支柱8に取付けたガードレー ル10に彩色材34を取付けて設けたことにより、運転者に表示機構20の表示 内容を容易に感知させることができる。
【0026】 このため、この第4実施例によれば、夜間やトンネル内等の道路2の照明が不 十分な状況においても、彩色材34の変化する色彩を利用して、運転者に道路2 のカーブ状態や端縁部6を明確に感知させることができるとともに、運転者に対 して表示内容を容易に感知させることができることにより、道路2の先のカーブ 状況を運転者に的確に把握させることができ、走行する車両の安全を十分に確保 することができる。
【0027】 また、この第4実施例によれば、表示機構20たる彩色材34を、ガードレー ル10の中央部位の長手方向に連続する溝状窪部18内に位置させて、湾曲部1 6よりも道路2側に突出されないように、平坦部14に取付けて設けていること により、ガードレール10から徒に道路2側に突出されることなく彩色材34を 取付け得て、車両に衝接されることがなく、空間の有効利用を図りつつ車両の安 全を確保することができ、実用上有利である。
【0028】 図6は、この考案の第5実施例を示すものである。この実施例においては、表 示機構20として、傾斜部36を有する反射材38を、ガードレール10の中央 部位の溝状窪部18内に位置させて、湾曲部16よりも道路2側に突出されない ように、平坦部14に取付けて設けている。これら反射材38は、道路2の上り 勾配の状態に応じて、傾斜部36の角度が順次に変化するように配列して設けて いる。
【0029】 このように、この第5実施例のガードレール装置4は、ガードレール10に表 示機構20として、傾斜部36を有する反射材38を取付けて設けたことにより 、この反射材38によって、運転者に表示機構20の存在を的確に感知させるこ とができるとともに、運転者の視線位置ほどの高さの支柱8に取付けたガードレ ール10に反射材38を取付けて設けたことにより、傾斜部36の順次に変化す る角度によって運転者に表示機構20の表示内容である道路2の勾配状況を容易 に感知させることができる。
【0030】 このため、この第5実施例によれば、夜間やトンネル内等の道路2の照明が不 十分な状況においても、反射材38の反射光を利用して、運転者に道路2の勾配 状態や端縁部6を明確に感知させることができるとともに、運転者に対して表示 内容を容易に感知させることができることにより、道路2の先の勾配状況を運転 者に的確に把握させることができ、走行する車両の安全を十分に確保することが できる。なお、反射材38は、道路2の下り勾配の状態に応じて、傾斜部36の 角度が順次に変化するように配列して設けることもできる。
【0031】 また、この第5実施例によれば、表示機構20たる反射材38を、ガードレー ル10の中央部位の長手方向に連続する溝状窪部18内に位置させて、湾曲部1 6よりも道路2側に突出されないように、平坦部14に取付けて設けていること により、ガードレール10から徒に道路2側に突出されることなく反射材38を 取付け得て、車両に衝接されることがなく、空間の有効利用を図りつつ車両の安 全を確保することができ、実用上有利である。
【0032】 図7は、この考案の第6実施例を示すものである。この実施例においては、表 示機構20として、突縁部40を有する反射材42を、ガードレール10の中央 部位の溝状窪部18内に位置させて、湾曲部16よりも道路2側に突出されない ように、平坦部14に取付けて設けている。これら反射材42は、道路2の路面 の荒れ状態に応じて突縁部40を突出させて設けている。
【0033】 このように、この第6実施例のガードレール装置4は、ガードレール10に表 示機構20として、突縁部40を有する反射材42を取付けて設けたことにより 、この反射材42によって、運転者に表示機構20の存在を的確に感知させるこ とができるとともに、運転者の視線位置ほどの高さの支柱8に取付けたガードレ ール10に反射材42を取付けて設けたことにより、路面の荒れ状態に応じて突 出された突縁部40によって運転者に表示機構20の表示内容である道路2の路 面の荒れ状態を容易に感知させることができる。
【0034】 このため、この第6実施例によれば、夜間やトンネル内等の道路2の照明が不 十分な状況においても、反射材42の反射光を利用して、運転者に道路2の荒れ 状態や端縁部6を明確に感知させることができるとともに、運転者に対して表示 内容を容易に感知させることができることにより、道路2の先の荒れ状態を運転 者に的確に把握させることができ、走行する車両の安全を十分に確保することが できる。
【0035】 また、この第6実施例によれば、表示機構20たる反射材42を、ガードレー ル10の中央部位の長手方向に連続する溝状窪部18内に位置させて、湾曲部1 6よりも道路2側に突出されないように、平坦部14に取付けて設けていること により、ガードレール10から徒に道路2側に突出されることなく反射材42を 取付け得て、車両に衝接されることがなく、空間の有効利用を図りつつ車両の安 全を確保することができ、実用上有利である。なお、この考案は、上述実施例の みに限定されるものではなく、上述各実施例を夫々組み合わせて実施することも 可能である。
【0036】
【考案の効果】
以上詳細に説明した如く、この考案によれば、ガードレール装置は、運転者の 視線位置ほどの高さに取付けられているガードレールに、道路の状況を表示する 表取機構を取付けていることにより、この表示機構による表示内容を運転者に対 して容易に感知させることができる。このため、運転者に道路の先の状況を的確 に感知させ得て、道路を走行する車両の安全を十分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例を示すガードレール装置
の全体斜視図である。
【図2】この考案の第1実施例を示すガードレール装置
の要部拡大斜視図である。
【図3】この考案の第2実施例を示すガードレール装置
の要部拡大斜視図である。
【図4】この考案の第3実施例を示すガードレール装置
の要部拡大斜視図である。
【図5】この考案の第4実施例を示すガードレール装置
の要部拡大斜視図である。
【図6】この考案の第5実施例を示すガードレール装置
の要部拡大斜視図である。
【図7】この考案の第6実施例を示すガードレール装置
の要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
2 道路 4 ガードレール装置 6 端縁部 8 支柱 10 ガードレール 12 取付ボルト 14 平坦部 16 湾曲部 18 溝状窪部 20 表示機構 22 発光材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路に立設された支柱に取付けられるガ
    ードレールに前記道路の状況を表示する表示機構を取付
    けて設けたことを特徴とするガードレール装置。
JP2528193U 1993-04-16 1993-04-16 ガードレール装置 Pending JPH0679818U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2528193U JPH0679818U (ja) 1993-04-16 1993-04-16 ガードレール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2528193U JPH0679818U (ja) 1993-04-16 1993-04-16 ガードレール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0679818U true JPH0679818U (ja) 1994-11-08

Family

ID=12161645

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2528193U Pending JPH0679818U (ja) 1993-04-16 1993-04-16 ガードレール装置

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JP (1) JPH0679818U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016512583A (ja) * 2013-03-05 2016-04-28 サンチェス デ ラ クルス, ホセ マヌエルSANCHEZ DE LA CRUZ, Jose Manuel 道路用交通防護柵

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016512583A (ja) * 2013-03-05 2016-04-28 サンチェス デ ラ クルス, ホセ マヌエルSANCHEZ DE LA CRUZ, Jose Manuel 道路用交通防護柵

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