JPH0679592B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH0679592B2
JPH0679592B2 JP61055853A JP5585386A JPH0679592B2 JP H0679592 B2 JPH0679592 B2 JP H0679592B2 JP 61055853 A JP61055853 A JP 61055853A JP 5585386 A JP5585386 A JP 5585386A JP H0679592 B2 JPH0679592 B2 JP H0679592B2
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endoscope
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cooling
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康弘 植田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内視鏡の挿入部の先端部に形成された湾曲部を
湾曲操作する構造の改良に関する。
[従来の技術] 従来の内視鏡にあっては、先端側より先端構成部、湾曲
部、可撓管部を順次連結してなる挿入部の後端部に操作
部を連結して構成されていることは知られている。こう
した内視鏡は、手元の操作部により湾曲部を湾曲操作す
ることが行われていて、先端部とつながった操作ワイヤ
を挿入部内から操作部内に渡って挿通する他、操作部内
にアングルノブとつながるドラムを回転自在に配し、こ
のドラムに先の操作ワイヤの端部が固定されている。そ
して、アングルノブを回転操作することによりドラムを
回転させて操作ワイヤを通じ湾曲部を湾曲させるように
なっている。
ところが、こうしたアングルノブを使って湾曲操作する
内視鏡は、ギア機構を用いてトルクを軽くしたりする
他、フリーエンゲージ機構などを必要とするために、ど
うしても操作系が複雑になったり、また操作部の重量が
重くなるなどの問題がある。
そこで、これに鑑み特開昭59-48710号公報、実開昭59-2
344号公報に示すようなものが提案されている。これは
内視鏡の挿入部に複数本の形状記憶合金を軸方向に挿入
し、この形状記憶合金に通電して加熱したり、形状記憶
合金の近くに加熱手段を設けて加熱して変形させ、内視
鏡の挿入部を湾曲させるものである。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の挿入部に形状記憶合金を設けたものは、加熱させ
て挿入部を湾曲させたのち、湾曲を元に戻す為には形状
記憶合金を冷却していた。しかし、従来の冷却は自然冷
却であった為、形状記憶合金の温度が下がって最初の形
状に戻るまでには時間がかかっていた。つまり、迅速な
湾曲動作ができないという問題があった。
本発明は上述のにような問題点に着目してなされたもの
で、内視鏡の構造を簡単にし、迅速な湾曲動作の内視鏡
を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、内視鏡の挿入部内に冷却体供給用管路を設
け、この冷却体供給用管路内に形状記憶合金を配置して
いる。
[作用] 内視鏡の挿入部を湾曲させる為に、形状記憶合金を加熱
して変態温度以上まで上昇させてあらかじめ記憶してい
た形状に変形させ、内視鏡を所望の方向に変形させる。
そして、内視鏡を元の状態に戻す際には、冷却体供給用
管路内に冷却用の流体を流して形状記憶合金を冷却し、
変態温度以下に下げて形状記憶合金を元の形状に戻し、
内視鏡を元の状態に戻す。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図および第2図は本発明の第1実施例を示してい
る。内視鏡1は操作部2と、この操作部2に基端側が連
結された体腔内に挿入される挿入部3とを有している。
この挿入部3は例えば合成樹脂製よりなり、第2図に示
すような観察用光学繊維束4、照明用光学繊維束5およ
び処置具挿通用管路6がそれぞれ全長にわたって設けら
れている。そして、観察用光学繊維束4の一端は、挿入
部3の先端部3aに設けた観察用光学系(図示せず)に対
向し、他端は操作部2の接眼部2a内に設けた接眼レンズ
7に対向している。同様に照明用光学繊維束5も一端は
先端部3aに配置され、他端は操作部2内を通り、操作部
2に一端を接続したライトガイドケーブル8を通って内
部にランプを持つ光源(図示せず)に接続されている。
さらに処置具挿通管路6は先端部3aに一端が開口し、他
端は操作部2に設けられた処置具挿入口(図示せず)に
開口し、処置具が挿通可能になっている。
また、挿入部3内には冷却体供給用管路9が設けられて
いる。この冷却体供給用管路9は、その一端は内視鏡1
のユニバーサルコード8に接続されるポンプ10に接続さ
れ、ユニバーサルコード8、操作部2および挿入部3内
を挿入し、先端部3a付近で折返し、挿入部3、操作部2
およびユニバーサルコード8内を挿通して、その他端が
開放されている。このポンプ10は例えば送気用ポンプで
あり、冷却体供給用管路9内に送気するようになってい
る。
そして、挿入部3内を挿通する冷却体供給用管路9に
は、ワイヤ状の形状記憶合金11、12が配置されている。
この形状記憶合金11、12は二方向性のもので、変態温度
以上に加熱されるとそれぞれA、Bの方向へ湾曲し、変
態温度以下に冷却されると元の直線状の形状に戻るよう
になっている。なお、上記変態温度は人体の体温以上に
設定されている。
上記形状記憶合金11、12の両端は挿入部3内部に固定さ
れている。更にそれぞれの先端側はリード線13によって
結線され、後端側は操作部2に設けられた湾曲操作スイ
ッチ14、15に電気的に接続されている。また、湾曲操作
スイッチ14、15からそれぞれリード線16、17が伸びてい
て、リード線13と共にユニバーサルコード8内を挿通し
て電源18に接続している。
次に上記構成に基づく作用を説明する。
内視鏡1を所望の観察部位に導くために、挿入部3を湾
曲されて体腔内に挿入する。まず、Aの方向へ先端部3a
を湾曲させるには、湾曲操作スイッチ14を閉じて形状記
憶合金11に通電してこれを変態温度以上に加熱させる。
すると、形状記憶合金11はAの方向へ湾曲し、更に形状
記憶合金11の両端は挿入部3に固定されている為に挿入
部3の先端部3aはA方向へ湾曲する。
次に挿入部3を直線状又は逆のB方向に湾曲する為に
は、ポンプ10にスイッチをONにして冷却体供給用管路9
に送気をして、形状記憶合金11を冷却させ変態温度以下
にする。すると、形状記憶合金11は元の直線状の形状に
戻る為、挿入部3も直線状となる。
更に、B方向に湾曲させるには湾曲操作スイッチ15を閉
じて、形状記憶合金12に通電加熱してやればよい。
つまり、上述のような内視鏡によれば、挿入部3内の冷
却体供給管路9に設けた形状記憶合金11、12を通電加熱
したのち、冷却体供給管路9に冷却用の送気をしてやる
ことで、短い時間で形状記憶合金の温度が下がり、迅速
な湾曲動作が得られる。
尚、冷却管路には冷却用のガス又は、液体(例えば水)
を流してもよい。
また、形状記憶合金を4本にして湾曲方向を4方向にし
てもよい。
また、形状記憶合金に通電して加熱する代わりに、冷却
管路に温水、温風等を供給して加熱変形させてもよい。
次に第3図は本発明の第2実施例を示す内視鏡挿入部先
端の部分断面図である。尚、第1実施例の同一の部分に
は同一の符号を付し、詳細は省略する。
例えば、心臓・血管用内視鏡の場合は、視野確保の為に
内視鏡矢端部より生理食塩水を噴出させて、血液を一時
的に排除し、この間に観察を行なっている。
本実施例では、冷却体供給用管路19は先端部3aで開放し
ているもので、形状記憶合金20は先端でカギ状に折り曲
げて挿入部3内に固定され、リード線13が接続してい
る。そして、21は観察用光学系である。
そこで、冷却体供給用管路19に生理食塩水を注入するこ
とで形状記憶合金20の冷却を行なうことができ、、迅速
な湾曲動作をが得られる。また、生理食塩水の噴出口と
冷却体供給用管路と兼ねることで、内視鏡の径が細くな
った。
また、本発明は上記のような実施例に限定されるもので
はなく、第4図のタイムチャート図に示すように、湾曲
操作スイッチ(SW)14、15に同期させてポンプ10を駆動
させともよい。つまり、湾曲操作スイッチを閉じるとポ
ンプが駆動してから形状記憶合金に通電するものであ
る。
更に第5図に示すように、形状記憶合金22および冷却体
供給用管路23の形状を変えて、形状記憶合金22が管路内
で回転しないようにして、所定の方向以外に湾曲しない
ようにしてもよい。
また、形状記憶合金の抵抗を検出して湾曲量を求めて、
例えば形状記憶合金が直線状に戻るまでポンプを駆動す
るようにしてもよい。
また、異なる湾曲方向を持つ形状記憶合金を複数本用意
しておき、必要に応じて冷却体供給用管路内に入れ代え
るようにしてもよい。
更に、冷却体供給用管路は各形状記憶合金ごとに設けて
もよい。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、内視鏡の挿入部内に
冷却体供給用管路を設け、この管路内に形状記憶合金を
配置したことにより、短時間で形状記憶合金を変態温度
以下に下げることができて、迅速な湾曲動作が得られる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す全体図、第2図は同
実施例の挿入部の断面図、第3図は第2実施例を示す内
視鏡挿入部先端の部分断面図、第4図はタイムチャート
図、第5図は変形例を示す図である。 1:内視鏡、3:挿入部、 9:冷却体供給用管路、 11、12:形状記憶合金

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体腔内に挿入する内視鏡挿入部内に設けた
    複数本の形状記憶合金の加熱による変形で挿入部を湾曲
    させる内視鏡において、 上記形状記憶合金を冷却する冷却体供給源と、 上記冷却体供給源に接続され、かつ上記挿入部内に設け
    られた冷却体供給用管路と、 この冷却体供給用管路内に上記形状記憶合金を配置し、 上記形状記憶合金への加熱量に応じて、上記冷却体供給
    源の操作量を変化させる制御手段と、 を設けたことを特徴とする内視鏡。
JP61055853A 1986-03-13 1986-03-13 内視鏡 Expired - Fee Related JPH0679592B2 (ja)

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JP61055853A JPH0679592B2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13 内視鏡
US07/023,636 US4799474A (en) 1986-03-13 1987-03-09 Medical tube to be inserted in body cavity
DE3707899A DE3707899C2 (de) 1986-03-13 1987-03-12 Medizinisches Rohr, insbesondere Einführabschnitt eines Endoskopes

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JP61055853A JPH0679592B2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13 内視鏡

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JPS5997115A (ja) * 1982-11-27 1984-06-04 Shigeo Hirose 索状能動体

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