JPH0679454B2 - ワイヤハ−ネスの成型方法 - Google Patents

ワイヤハ−ネスの成型方法

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JPH0679454B2
JPH0679454B2 JP60023439A JP2343985A JPH0679454B2 JP H0679454 B2 JPH0679454 B2 JP H0679454B2 JP 60023439 A JP60023439 A JP 60023439A JP 2343985 A JP2343985 A JP 2343985A JP H0679454 B2 JPH0679454 B2 JP H0679454B2
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shape
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敏之 鎌野
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Yazaki Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワイヤハーネスの成型方法に関し、とくに三
次元的構造を有する車体などの実際形状に則してワイヤ
ハーネスを配線できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来におけるワイヤハーネス(自動車用組電線)の組立
は、パレット上にその配線径路に対応する溝を凹設した
りピンを突設しておき、溝またはピンに沿って多数の電
線をはわせ、最後にコネクタ等の外装部品を取り付け
て、テープ巻きをするものであった。また、特開昭53-5
5789号および実開昭54-71191号には、二分割した型やプ
ラスチック成型部材を用いてワイヤハーネスの分岐部分
や径大部を集束成型する技術が開示されている。
しかし、これらはいずれもワイヤハーネスを平面状(2
次元的)に組立てるために、寸法のバラツキが大きく、
車体の屈曲部や立上り部などの実際形状に適合せず、配
設に多大の労力と時間を要する欠点がある。また、パレ
ット上で組立てた製品を取外し、運搬などをする際に曲
がりやすく、一度曲がるとくせがつき、元どおりになり
にくいため、車体への取付けを一層困難にする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、上記の問題点を解決し、取付相手の形
状に対応した三次元的構造を有し、そのままの状態で取
り付けが可能で、曲がりやネジレの生じにくいワイヤハ
ーネスを生産することができる成型方法を提供するにあ
る。
発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明を図面を参照して説明すると、第1図において、
1,2,3および4はワイヤハーネスの固形化治具、5はホ
ース6によって接続された樹脂成形機であって、固形化
治具1〜4は、それぞれ割治具1a,2a,2b,3a,4a,4bによ
り構成されている。なお、割治具1aおよび3aに対応する
割治具は図示を省略してある。
各割治具1a〜4bの突き合わせ面には、取付相手である車
体の形状に合せて三次元的構造の配線径路を構成するた
めの溝部7が形成されている。
この溝部7の形状は種々の態様があり、たとえば割治具
1aでは分岐したY字形7a、割治具2aでは波形7b、割治具
3aでは湾曲形7c、割治具4aではY字形に分岐した一方が
立上り7d、他方が下降7eする等、実際の形状に則した形
状に凹設され、固形化治具1〜4は上記溝部7の形状に
応じて二分割または三分割など複数の割治具によって構
成される。
これらの割治具は、ワイヤハーネスの形状に合わせてそ
れぞれ三次元的に配置される。
これらの固形化治具1〜4の一方の割軸に、図のように
予めハーネス形状に成形された樋状断面のプラスチック
成型品8を配置し、その上にワイヤハーネス9を載置
し、他方の割治具を突き合せて、樹脂成形機5からホー
ス6を介して液状の合成樹脂を圧送して一体成型し、ワ
イヤハーネスの各部を第2図のように固形化する。
〔作用〕
本発明の成型方法によれば、ワイヤハーネスが取付相手
の形状に合わせて成型されるので、寸法のバラツキが少
ないために、治具から取り外したそのままの状態で取付
けることができる。また、ワイヤハーネスの要所要所が
一体成型により固形化されているために、治具からの取
外し、運搬、車体への取付作業などの間に曲がりやネジ
リが生じないため、車体への取付けも簡単になる。さら
に、割治具には所望の立体的形状の配線径路を形成する
ことができ、従来の平面状の配置と異なり、分岐1.やそ
の方向などの制約が少なく、ワイヤハーネスの組立ても
容易となる。また、上記成型品8を使った一体成型によ
り、従来のテープ巻きのような面倒な作業が殆どいらな
くなる。
〔実施態様〕
ワイヤハーネスの成型による固形化は、前記実施例にお
いては4個の割治具を用いたが、ワイヤハーネスの形態
に応じて2個以上の割治具を適宜配置して行うことがで
きる。
また、成型に際し、第1図のようなプラスチック成型品
8を用いずに、射出成型により直接固形化することがで
きる。なお、成型に使用する樹脂は、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレン、ポリアミド樹脂などの熱可塑性樹脂が好
適である。
発明の効果 以上のように、本発明のワイヤハーネスの成型方法によ
れば、取付相手の形状に合った三次元構造を有するワイ
ヤハーネスが得られるので、取付けも至って簡単であ
る。また、長大なワイヤハーネスに対しても小型の割治
具を採用することができ、合成樹脂の一体成型も容易に
実施できるなどの利点があり、ワイヤハーネス製品の曲
がりやネジレも生じにくく、取扱いが便利であり、組立
時における分岐位置や方向などの制約を受けず、全体の
コスト低減にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のワイヤハーネスの成型方法の説明図、
第2図は本発明の方法によって固形化されワイヤハーネ
スの要部を示す斜視図である。 1,2,3,4…固形化治具、1a,2a…4b…割治具、5…樹脂成
形機、7,7a,7b,7e…溝部、8…プラスチック成型品。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数組の割治具の各突き合わせ面に、取付
    相手の形状に合わせて三次元構造の配線径路を構成する
    ための溝部を形成し、各割治具を三次元的に配置すると
    共に、それぞれ一方の割治具の溝部にワイヤハーネスの
    該当部分を載置し、それぞれ他方の割治具の突き合わせ
    たのち、各割治具の溝部内に液状の合成樹脂を圧送して
    一体成型し、該当部分を取付相手の形状に合わせて三次
    元的に固形化することを特徴とするワイヤハーネスの成
    型方法。
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