JPH0679394B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0679394B2
JPH0679394B2 JP60004296A JP429685A JPH0679394B2 JP H0679394 B2 JPH0679394 B2 JP H0679394B2 JP 60004296 A JP60004296 A JP 60004296A JP 429685 A JP429685 A JP 429685A JP H0679394 B2 JPH0679394 B2 JP H0679394B2
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディジタル信号を不連続な記録トラック群と
して、しかも1本のトラックを複数のセクターに分割
し、毎々のセクターに独立した信号を記録再生する記録
再生装置に関する。
従来の技術 従来ヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置の記録ト
ラックを複数個のセクターに分け、記録する方法は特開
昭58−222402号として、第2図のごとく提案されてい
る。すなわち8ミリビデオのごとく巻き付け角を通常の
ビデオ信号を記録再生するより多く巻き付け、その巻き
付けを多くした部分に音声信号をディジタル化してしか
も時間軸圧縮した信号を記録再生できるように構成され
た装置において、映像信号を記録する部分を、前記多く
巻き付けた角度毎に分割し、その分割した毎々のエリア
に、音声信号をディジタル化してしかも時間軸圧縮した
信号を記録再生する方法が提案されている。
すなわち第2図のごとく1本のトラックを6ケのセクタ
ーに分割して、1つのソースの音声信号をBL1−A1,BL1
−B1,BL1−A2,BL1−B2,……と順次記録していく。又特
願昭59−70230号においては、第2図の如く6ケのセク
ターに分けた各セクターを前方走行部分(順方向走行)
と後方走行部分(逆方向走行)に分けて記録再生するこ
とが提案されている。しかしながらセクター毎に記録再
生方法を設定すれば、6セクター同時記録,同時再生す
ることができなくなる。又一方向記録にすれば1セクタ
ーづつ順次再生する場合には巻きもどしする手間がかか
るという欠点を有する。
発明が解決しようとする問題点 先に記した様に、前方走行部分と後方走行部分のセクタ
ーを決めたり、一方向記録に決定することにより欠点を
有する。本発明はかかる点に鑑み、各セクター共どちら
の方向でも記録できるようにし、再生時に自動的に記録
方向を検出し、記録時と同方向にテープを走行させ再生
する装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、回転ヘッドを内蔵したシリンダーに磁気テー
プを斜めに巻き付け、情報信号を不連続な記録トラック
群として、しかも1本のトラックを複数のセクターに分
割し、各セクター毎に音声信号をディジタル化して時間
軸圧縮した信号を記録再生するように構成し、テープの
移送方向として、第1の移送方向と、第1の移送方向と
は逆方向の第2の移送方向とを有し、各セクター毎にテ
ープの移送方向を設定できる磁気記録再生装置であり、
第1の移送方向で記録する際には、前記ディジタル信号
に重畳してトラッキング用パイロット信号を記録し、第
2の移送方向で記録する際には、前記ディジタル信号に
重畳してトラッキング用パイロット信号及び逆方向検出
用パイロット信号を記録することを特徴とする磁気記録
再生装置である。
作 用 本発明は、前方走行記録か、後方走行記録かを再生時に
判別する為に、後方走行記録時に情報信号に重畳して逆
方向検出用パイロット信号を記録することにより、再生
時、前記逆方向検出用パイロット信号を分離して有無を
検出することにより記録時のテープ走行方向を容易に検
出することが可能となる。
実施例 本発明の詳細を説明する前に、本発明のベースである1
本のトラックを数ケのセクターに分けたパターンについ
て説明する。先にも記したように第2図がその一例であ
り、1はビデオテープ、BL1−A1,BL2−A1……BL6−A1は
1ケの情報信号を記録するセクターであり、2,3はテー
プの長手方向に信号を記録するオプショントラックであ
り、矢印4はテープの前方走行時のテープ走行方向、5
は回転ヘッドが回転する方向を示している。次に第3図
及び第4図を用いて、4種類のバイロット信号を用いた
トラッキング制御の方法について説明する。第3図は第
2図の一つのセクターBL2の部分を説明を容易にするた
めに書き換えた図面であり、4周波パイロット信号の記
録磁化軌跡を示す。同図において、A1,B1,A2,B2,……は
Aヘッド及びBヘッドで記録された磁化軌跡であり、f1
〜f4はトラッキング制御用のパイロット信号を示す。各
パイロット信号は情報信号に重畳して記録され、1本の
トラック毎にf1→f2→f3→f4の順に、順次サイクリック
に切換えられて記録される。各パイロット信号の周波数
は、映像信号の水平同期信号の周波数をfHとした時、6.
5fH〜10.5fHの周波数の信号である。各記録磁化軌跡間
のパイロット信号の周波数差は、第3図に示すようにfH
及び3fHである。従って、後述する方法でfHと3fHの信号
を検出してその再生レベルを比較すれば、記録磁化軌跡
に対するヘッド走査のずれ量を知ることができる。
第4図は、再生パイロット信号からトラッキングエラー
信号を得るための、処理回路のブロック図である。同図
において、回路11は平衡変調回路であり、端子10からは
回転ヘッドで再生された信号より分離された再生パイロ
ット信号が、端子12からは参照信号がそれぞれ入力され
る。参照信号は、ヘッドが走査する磁化軌跡上に記録さ
れているパイロット信号と、同一周波数の信号である。
例えば、第3図に示すように、ヘッドがB1トラック上を
再生走査する時、再生されるパイロット信号は、f1,f2,
f3であり、参照信号の周波数はf2である。平衡変調回路
11の出力信号は、再生パイロット信号と参照信号との周
波数の和及び差の周波数をもつ信号である。このうち差
の出力信号は、fHと3fHの周波数をもつ信号であり、こ
れらの信号の出力レベルは、ヘッドが主として再生走査
するトラックに対する、各隣接したトラック上に記録さ
れているパイロット信号の再生レベルに等しい。回路1
3,15はfH及び3fHの周波数をもつ信号に同調する同調回
路である。各同調回路の出力信号は、回路14,16で検波
整流された後、比較回路17でそのレベルが比較される。
比較出力は反転回路18で (Vccは電源電圧)を中心に反転される。反転及び非反
転出力はスイッチ回路20に入力され、端子19から供給さ
れるヘッドスイッチング信号に応じて、1本のトラック
毎に交互に切り換えられて出力される。スイッチ回路20
の出力は、サンプルホールド回路21に入力され、端子23
より入力されるサンプルパルス(第5図eのごとく各セ
クターのセンター付近に出力されるパルス)でサンプリ
ングされ、次のサンプルパルスがくるまでホールドされ
る。第3図から明らかなように、記録トラックに対する
ヘッドのずれ方向と、fHと3fHの信号の再生レベルの変
化とは、Aiトラック(i=1,2,3……)とBiトラックと
では互いに逆の関係になる。このため、反転回路を用い
て1本のトラック毎に極性を切り換えてやれば、端子22
に得られるトラッキングエラー信号の極性は、走査トラ
ックに関係なくトラックずれに対応した極性になる。第
2図のごとくシリンダーに180゜以上巻きつけた場合に
おいては、第4図の端子19より入力するH.SW信号につい
て、もう少し説明を必要があるので第5図を用いて説明
する。第3図,第4図の説明においては、説明を容易に
するために、Aヘッドで記録するトラックのパイロット
信号はf1又はf3の信号、Bヘッドで記録するトラックの
パイロット信号はf2又はf4の信号として説明したが、こ
うする為には第5図(a),(b)より明らかなように
セクター6とセクター1には、AヘッドとBヘッドとヘ
ッドが違うだけで同タイミングとなる。それ故BL2〜BL6
のセクターに記録する場合には第5図(d)のH.SW信号
でf1〜f4の信号を切り換え記録する必要があり、BL1の
セクターに記録する場合には第5図(c)のH.SW信号で
f1〜f4の信号を切り換え記録しなければならない。又再
生時も同様に端子19に入力する信号をBL1のセクター再
生時は第5図(c)の信号、BL2〜BL6のセクター再生時
は第5図(d)の信号を入力しなければいけない。又同
時に6セクター同時に記録する条件を考えれば、すなわ
ちAヘッド,Bヘッドに同時に記録電流を流す場合を考え
れば、同タイミングではパイロット信号を同一にする方
がよい。すなわち第5図(f),(g)のごとくセクタ
ー1とセクター6とに同一パイロット信号を記録するよ
うにすればよい。この場合Aトラックのセクター1には
f2又はf4のパイロット信号が記録され、Bトラックのセ
クター1にはf1又はf3のパイロット信号が記録されるこ
とになる。それ故セクター1を再生するときにおいて
は、AトラックとBトラックとの条件が逆になる。それ
故スイッチ回路20に端子19より供給するH.SW信号を、セ
クター1の信号を再生する場合には、第5図(i)の信
号を、セクター2〜5の信号を再生する場合には第5図
(h)の信号にすればよい。
次に本発明の要点である、前方方向記録のセクターか否
かの判別する方法の実施例について第1図を用いて説明
する。説明を容易にするために記録再生する情報信号を
音声信号として説明する。
端子25より入力された音声信号は、AD/DAコンバータ26
に入力され、増幅された後ディジタル信号に変換された
後、プロセス回路27を介して一旦RAM−(1)28に書き
込まれる。RAM−(1)28には例えば、シリンダーが半
回転する間の情報が書き込まれる。そしてその次の半回
転の間には、RAM−(2)29に書き込まれる。RAM(2)
29に書き込まれているのと並列的に、パルスジェネレー
タ35よりのタイミングにより、書き込みクロックより高
い周波数の読み出しクロックでRAM−(1)28の情報が
プロセス回路27に読み出され、エラー誤正符号等が付加
されると共に、誤正符号等の前後にプリアンブル及びポ
ストアンブル等の信号が付加され加算器40に導かれる。
一方回転ヘッド42の回転位相検出器38で検出された回転
位相信号は、パルスジェネレータ35に入力され、増幅さ
れた後、その信号を基準に種々のタイミング信号を作成
する。パイロット信号作成回路30では第3〜第4図を用
いて説明したトラッキング用のf1〜f4のパイロット信号
作成回路であり、パルスジェネレータ35より供給される
H.SW−(ロ)(第5図d)の信号でもって順次f1,f2,
f3,f4の信号を出力する。パイロット信号作成回路30の
出力はゲート回路31に入力され、パルスジェネレータ35
より供給されるゲート信号(記録セクターのタイミング
信号)でゲートされ加算器39に入力される。パルスジェ
ネレータ35よ供給されるゲート信号は、パルスジェネレ
ータのセクター指定端子にシステムコントロール回路34
より供給されるセクター指定信号によって各セクターに
応じた信号となるような構成になっている。逆方向パイ
ロット信号作成回路32で作成された、先のf1〜f4のトラ
ッキング用パイロット信号近傍の周波数の逆方向パイロ
ット信号はスイッチ回路33に供給される。スイッチ回路
33ではシステムコントロール回路34より端子36に供給さ
れる信号に応じてスイッチを開閉する。すなわち本装置
を前方方向で記録するように使用者が、切り換えSW(図
示せず)を設定すれば、システムコントロール回路34
が、検出して端子36にHの信号を出し、スイッチ回路33
は開になる。逆に後方方向に使用者が設定すれば、端子
36にLの信号が出力されスイッチ33は閉の状態になる。
スイッチ回路33の出力は加算器39に導かれ、トラッキン
グ用のパイロット信号と合成され、加算器40に導かれ
る。それ故加算器40の出力は、前方方向記録の場合に
は、プロセス回路27の出力とトラッキング用のパイロッ
ト信号が加算された信号となり、後方方向記録の場合に
は、プロセス回路27の出力とトラッキング用パイロット
信号及び逆方向(後方方向)パイロット信号が加算され
た信号となる。加算器40の出力は記録増幅器41に入力さ
れ、増幅された後スイッチ54に導かれる。スイッチ54は
記録時の記録すべきセクターを通過するときのみR側端
子に接続される。すなわちスイッチ54はNAND回路55でコ
ントロールされる。NAND回路55の一方の入力はシステム
コントロール回路34よりの記録再生信号であり、記録時
H、再生時Lの信号である。他方の入力は、パルスジェ
ネレータ35よりの信号であり、記録すべきセクターを回
転ヘッドが通過するときのみHの信号である。NAND回路
55の出力がLのときスイッチ54はRに接続され、Hのと
きスイッチ54はPBに接続される。スイッチ54は回転ヘッ
ド42に接続され、テープ1の指定されたセクターに記録
される。
本図には回転ヘッドは1ケしか図示していないが、シリ
ンダーには180゜はなれた位置にもう1ケ回転ヘッドが
あり、スイッチ54′及びNAND回路55′がもう1ケの回転
ヘッド42′用に必要であるが図面が複雑になるので省略
する。スイッチ54′の入力は記録増幅器41が入力される
し、NAND回路55′のパルスジェネレータ35からの信号
は、シリンダーが半回転する時間シストした信号が送ら
れてくるのは当然である。
次に再生時について説明する。
ヘッド42で再生された信号はスイッチ54のPB側を介して
再生増幅器43に入力され、増幅された後、ヘッドスイッ
チ回路44に入力される。又ヘッド42′で再生された信号
も同様にスイッチ54′(図示せず)のPB側を介して再生
増幅器43′(図示せず)に入力され、増幅された後ヘッ
ドスイッチ回路44に入力される。ヘッドスイッチ回路44
ではパルスジェネレータ35より供給されるH.SWパルスで
2つの入力を切り換えて出力する。パルスジェネレータ
35より供給されるヘッドスイッチパルスはセクター1
(BL1)では第5図(c)、セクター2〜6(BL2〜BL
6)では第5図(d)の信号が供給される。再生増幅器4
4の出力はL.P.F48に供給され、トラッキングパイロット
信号が抜き出され、端子53よりトラッキングパイロット
処理回路(第4図)の端子10に供給される。再生増幅器
44の出力は、ゲート回路45に供給され、パルスジェネレ
ータ35より供給される再生すべきセクターを回転ヘッド
が通過するタイミング信号で、再生セクターよりの信号
のみ通過する。ゲート回路45の出力信号はB.P.F47に供
給され、逆方向パイロット信号のみ通過させる。
今、テープのどちらの方向に記録されているかわからな
い場合を想定する。装置の再生KEYを操作するとシステ
ムコントロール回路はまず、前方方向にテープを走行さ
せる。回転ヘッドの回転位相制御は、回転位相検出器38
の出力とプロセス回路27より供給される基準信号とでか
けられるので、トラッキングに関係なく同期状態とな
る。すなわちパルスジェネレータ35よりは正規の信号が
出る。すなわちもし前方方向にテープが記録されていれ
ば、再生すべきセクターには逆方向パイロット信号が記
録されていないので、B.P.Fより何も出力されてこな
い。一方後方方向にテープが記録されている場合を考え
る。すなわち第6図のごとくセクター1(BL1)は前方
方向に、セクター2(BL2)は後方方向に、セクター3
(BL3)は前方方向に記録されており、セクター2を再
生指定した場合を考える。図からも明らかなように、回
転ヘッドの回転方向を矢印56のごとく、前方方向記録,
後方方向記録のどちらの場合同じとすると、トラックの
傾きが少し変わる。しかしながら回転ヘッドの回転速度
がテープ走行速度に比べて、100倍以上違うので傾きの
差は数度と小さく、逆方向パイロット信号を200KHz付近
の周波数に設定しておけば、アジムスロスも少なく、BL
2上をBL1と同じ傾きで走査しても十分に逆方向パイロッ
ト信号を回転ヘッドは十分に再生することが可能とな
る。
又、記録方向と再生方向が逆で再生することになるの
で、パイロット信号もf4→f3→f2→f1の順序で再生され
ることになり、当然トラッキングサーボがかからない。
それ故ヘッド走査としては第7図のごとく、ヘッドのセ
ンターがトラックのセンターを走査するとはかぎらな
い。しかしながらAヘッドとBヘードにアジムスがつい
ていたとしても、逆方向パイロット信号の再生レベルは
少し小さくなるが信号としては十分に得ることが可能と
なる。故にヘッドの回転位相サーボさえかかれば、後方
方向記録したテープを前方方向に再生しても、B.P.F47
の出力には逆方向パイロット信号が得られる。B.P.F47
の出力は同調増幅器49に入力され、増幅された後、検波
整流回路50に供給される。検波整流回路50の出力は、シ
ュミット回路51に入力される。すなわち後方方向記録セ
クターには逆方向パイロットがあるのでシュミット回路
51の出力端52にはHの信号が出力される。同様に前方方
向記録セクターを再生した場合には出力端52にはLの信
号が供給される。端子52はシステムコントロール回路34
に接続され、この入力がHであればシステムコントロー
ル回路34は、テープの走行方向を逆にする指令を出す。
すなわちキャプスタンの回転方向を逆にしたり、リール
の巻きとり方向を逆にしたりする等の指令を出すことに
なり、テープは記録されたと同じ方向に走行されること
になる。
ゲート回路45の出力は、クロック再生回路46に供給さ
れ、クロック信号と共にデータ信号がプロセス回路27に
供給される。プロセス回路27ではクロック信号に応じ
て、データ信号の1or0を判別し、その1,0の信号を一旦R
AM−(1)28に書き込む。再生時も記録時と同様に、ヘ
ッドAで再生されたデータをRAM−(1)28に書き込
み、ヘッドBで再生されたデータをRAM−(2)29に書
き込む。RAM−(2)29に書き込まれたデータは、一旦
プロセス回路に読み出され、記録時に付加された誤り訂
正符号を用いて訂正された後、再度RAM−(1)28に書
き込まれる。誤り訂正されRAM−(1)28に書き込まれ
た信号は、記録時にRAM−(1)28に書き込んだと同じ
周波数のクロックで読み出され、AD/DA変換器26に出力
される。もちろんRAM−(1)28よりAD/DA変換器26に出
力されている間にRAM−(2)29に再生データが書き込
まれ、誤り訂正等の処理がなされる。こうすることによ
りRAM−(1)28とRAM−(2)29のデータが交互にAD/D
A変換器26に出力され、DA変換されたアナログ音声信号
が音声信号出力端56に出力される。
次にセクターのすべてではなく一部に逆方向パイロット
信号を記録する方法について説明する。
各セクターに記録する信号は第8図のごとく、プリアン
ブル,データ,ポストアンブル部に分離することができ
る。プリアンブルは再生時、第1図46のクロック再生の
PLLの引込みをよくする為のクロック信号を記録する部
分であり、データ部分には、エラー訂正符号等が付加さ
れたデータが記録される部分である。ポストアンブルは
アフレコをした場合、回転ヘッドの回転ムラ及び他のデ
ッキでアフレコした場合の回転位相検出器の取り付け誤
差等によりデータ部分の記録位置がずれた場合のことを
考慮してある余裕の部分である。すなわちデータ部分に
おいては、再生時S/Nを少しでもよくし、誤り確率を少
なくする為に余分の信号を記録しないようにしたい場合
には、プリアンプルとポストアンブルのみに逆方向パイ
ロット信号を記録すればよい。このようにするためには
第1図を少し変更すればよい。すなわち第9図のように
スイッチ33のコントロール入力部の前にNAND回路58を設
け、NAND回路58の入力としては、端子36よりのシステム
コントロール回路34の出力を第1図の場合とは逆に、前
方方向記録時にはL、後方方向記録時にはHの信号とす
る。NAND回路58のもう一方の入力としては、プロセス回
路40より第10図(c)の毎き、プリアンブル信号及びポ
ストアンブル信号を出すときのみHの信号とする。こう
するとNAND回路58の出力は第10図(e)のごとくなり、
ポストアンブル,プリアンブルの部分のみ、スイッチ33
は閉じ、加算器39に逆方向パイロット信号が供給され
る。再生検出回路の方においては、同調増幅器49のゲイ
ンを少し大きくとり、検波整流回路50に平滑効果をもた
せれば第1図と同様に再生すべきセクターの記録された
方向を判別することが可能となる。
又逆方向パイロット信号として、8ミリビデオ規格のご
とくヘッド高さ合せ用のf5信号が、設定されている場合
には、f5信号を使用してもよいことはもちろんである。
発明の効果 以上説明してきたごとく、本発明によれば、簡単な回路
を付加することにより、1つのセクターに前方,後方ど
ちらの方向にも記録できる装置において、記録時にどち
らの方向に情報信号が記録されたか容易に確実に判別す
ることが可能となり、その工業的価値は大なるものがあ
る。
さらに付け加えるならば、2方向走行できる装置は、コ
ストアップになると考えるならば、一方向走行の装置を
作った場合、逆方向走行ができないので、判別機能を有
する必要がなく、又前方方向だけであれば、検出用パイ
ロットを記録する必要がない。それ故記録する為に必要
な回路をも必要としないということになり、両方向で記
録再生できる高級機から、一方向のみ記録再生できる普
及機までさまざまな使用者に応じた装置が提供できると
いう付たい的効果をも有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電気的ブロック図、第2図
は本発明のテープパターンを示す図、第3図は4周波パ
イロット方式のパイロット信号の記録磁化軌跡を示す
図、第4図は4周波パイロット方式の再生パイロット信
号よりトラッキングエラー信号を得る為の電気的ブロッ
ク図、第5図は第4図を補足的に説明する為のタイミン
グチャート、第6図は前方方向記録と後方方向記録とを
各セクター毎にした場合の磁化軌跡を示す図、第7図は
トラッキングしていないときに磁化軌跡上をヘッドが走
査する場合の説明図、第8図は1つのセクターに記録さ
れる信号を説明する為の図、第9図は本発明の第2の実
施例を説明する為の第1図と違う部分の電気的ブロック
図、第10図は第9図を補足的に説明する為のタイミング
チャートである。 32……逆方向パイロット作成回路、33……スイッチ、47
……B.P.F、49……同調アンプ、50……検波整流回路、5
1……シュミット回路、A1,B1……記録磁化軌跡、BL1,BL
2……セクター1,セクター2、f1〜f4……トラッキング
制御用のパイロット信号。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドを内蔵したシリンダーに磁気テ
    ープを斜めに巻き付け、情報信号を不連続な記録トラッ
    ク群として、しかも1本のトラックを複数のセクターに
    分割し、各セクター毎に音声信号をディジタル化して時
    間軸圧縮した信号を記録再生するように構成し、テープ
    の移送方向として、第1の移送方向と、第1の移送方向
    とは逆方向の第2の移送方向とを有し、各セクター毎に
    テープの移送方向を設定できる磁気記録再生装置であ
    り、第1の移送方向で記録する際には、前記ディジタル
    信号に重畳してトラッキング用パイロット信号を記録
    し、第2の移送方向で記録する際には、前記ディジタル
    信号に重畳してトラッキング用パイロット信号及び逆方
    向検出用パイロット信号を記録することを特徴とする磁
    気記録再生装置。
  2. 【請求項2】逆方向検出用パイロット信号をセクターの
    一部に記録することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】逆方向検出用パイロット信号を記録する一
    部の場所を各セクターのデータ信号を記録する以外の場
    所とすることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】逆方向検出用パイロット信号として、ヘッ
    ド高さ合わせ用の信号とすることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第3項記載の磁気記録再生装置。
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