JPH0679193B2 - 透明型ホログラム形成体 - Google Patents

透明型ホログラム形成体

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JPH0679193B2
JPH0679193B2 JP60115067A JP11506785A JPH0679193B2 JP H0679193 B2 JPH0679193 B2 JP H0679193B2 JP 60115067 A JP60115067 A JP 60115067A JP 11506785 A JP11506785 A JP 11506785A JP H0679193 B2 JPH0679193 B2 JP H0679193B2
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hologram
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resin
thin film
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敏 武内
耕太郎 檀上
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H2250/00Laminate comprising a hologram layer
    • G03H2250/12Special arrangement of layers

Landscapes

  • Holo Graphy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はホログラム形成体の改良に係わり、更に詳しく
は、表示部の目視を妨げない透明なホログラム層を有
し、表示部の表示効果とホログラム層のホログラム効果
とを併有させるようにした透明型ホログラム形成体に係
わる。
〔従来の技術〕
ホログラフィーとは、物体からの光の波面を記録する新
しい技術であって、この技術によって作られたホログラ
ムによれば、立体像を再生することができ、しかも多重
記録も可能となる。このようなホログラムの外観上の特
異性、目新しさを生かして、ホログラムをクレジットカ
ード、キャッシュカード、本の表紙、レコードジャケッ
ト等の支持体に転写、貼付、直接形成等の方法にて形成
する試みが種々行われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
カード類、本の表紙等の支持体にはその表面に文字、絵
柄等の表示部が施されているのが通常であり、この場
合、ホログラムの形成位置が問題となる。従来は、文
字、絵柄等の表示部の施されていない部分にホログラム
を設けるのが一般的であった。それはカード類等の支持
体に設けられるホログラムは通常、反射型ホログラムで
あるからホログラム自体、透明性に欠け、それ故、文字
等の表示部の上にホログラムを設けたのでは文字等の表
示部の目視を妨げ、表示効果を減殺してしまうからであ
る。
例えばホログラムの1種であるレリーフホログラムにお
いてはレリーフ形成面に反射性金属薄膜(例えばアルミ
ニウム薄膜)を蒸着等により形成(その膜厚は通常1000
Å)しており、このレリーフホログラムを文字等の表示
部の上に設けた場合には、金属薄膜中を伝播する光波は
進行方向に減衰してしまうため表示部を外部から見るこ
とができない。
従って、従来は文字等の表示部の施されていない部分に
ホログラムを設けざるを得ず、そのため、1)ホログラ
ムの形成位置に制約があり、デザイン上の自由度に欠け
ていた、2)従って、支持体に施されている表示部の配
列の仕方やその大きさによってはホログラムの形成が困
難であるか、或いは表示部の表示効果を一部減殺するの
を許容するほかはなかった、3)カード類や金券類の偽
造防止をより確実に図るためには、数字表示、磁気記録
部、捺印部等の表示部の上にホログラムを形成すること
が望ましいが、従来は上記した理由によりそれが困難で
あるため偽造防止の的確な手段に欠けていた、等の欠点
があった。
更に、反射性金属膜は通常、銀白色で且つ輝度も高いた
めカード類等各種の支持体にホログラムを設けたときの
違和感が大きいという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の透明型ホログラム形成体は、表示部を有する支
持体と、該支持体の表示部上に設けられたホログラムと
からなるホログラム形成体において、上記ホログラムが
ホログラム形成層と、該ホログラム形成層のホログラム
形成面に設けられた10〜10000Å程度の厚みのホログラ
ム効果層とからなり、更にホログラム形成層及びホログ
ラム効果層が透明であって、且つ両者の屈折率が相違す
ることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明ホログラム形成体の一実施例を示すもの
で、1は支持体で、該支持体1の任意の位置に表示部2
が設けられ、該表示部2の上部位置には透明型ホログラ
ム3が設けられている。
本発明において透明型ホログラムとは、表示部を隠蔽さ
せない性質即ち透明性を有し、しかもこのようにそれ自
体は透明でありながらホログラムとしての機能を備えて
いるホログラムをいう。上記“透明”とは表示部を隠蔽
させないことを意味するから、半透明のものも本発明に
包含される。
透明型ホログラム3は、ホログラム形成層にホログラム
効果を増大させるホログラム効果層を設けて構成されて
いる。
このような本発明の一構成例は第2図に示されている。
同図は透明型ホログラムがレリーフホログラムである場
合の構成例を示すもので、ホログラム形成層4にホログ
ラム形成面としてレリーフ形成面5が設けられており、
更に該レリーフ形成面5にはホログラム効果層として、
該効果層を形成する材料の透明領域の厚みである10〜10
000Å程度の厚みの薄膜層6が設けられている。また、
薄膜層6に接着層7が設けられている。10〜10000Å程
度の厚みの薄膜層6を設けた場合、第2図において、ホ
ログラム形成層4の上方から入射した光は、ホログラム
形成層4と薄膜層6との界面で、0次反射光と、0次透
過光とに分割され、0次反射光は、ホログラムを再生す
るための情報を含んで、ホログラム形成層4の上方へと
射出される。一方、0次透過光は、薄膜層6と接着剤層
7との界面に情報から入射し、1次反射光と1次透過光
とに分割される。この1次反射光は、ホログラム形成層
4と薄膜層6との界面に下方から入射し、2次反射光と
2次透過光とに分割され、2次透過光は、ホログラムを
再生するための情報を含んで、ホログラム形成層4の上
方へと射出される。2次反射光は、0次透過光と同様
に、薄膜層6と接着剤層7との界面に情報から入射し、
3次反射光と3次透過光とに分割される。この多重反射
が無限に繰り返されて、0次反射光、2次透過光、4次
透過光、・・・・・が総計されて、ホログラム形成層4
の上方へと射出されて、ホログラムを再生するための光
となるため、明るい回折光が得られるものである。この
多重反射による効果は、薄膜層4の厚みを100〜5000Å
程度の範囲を選択することによって、より大きな効果が
得られる。
薄膜層6は、ホログラム効果を発現でき、しかも下層の
表示部を隠蔽させない材質であって、ホログラム形成層
とは屈折率の異なる透明材料からなる。この場合、薄膜
層6の屈折率はホログラム形成層よりも大きくても小さ
くてもよいが、屈折率の差は0.1以上が好ましく、より
好ましくは0.5以上である。本発明者らの実験によれば
1.0以上大きいことが最適である。このように屈折率の
異なる透明薄膜層を設けることにより、ホログラム効果
を発現させると共に、下層の表示部を隠蔽させない作用
が行われる。
薄膜層の具体的な材質として例えば次の(1)〜(5)
の材質のものが使用できる。
(1)ホログラム形成層よりも屈折率の大きい透明連続
薄膜 これには、可視領域で透明なものと、赤外又は紫外領域
で透明なものとがあり、前者は第1表に、後者は第2表
にそれぞれ示す。表中、nは屈折率を示す(以下、
(2)〜(4)においても同様)。
(2)ホログラム形成層よりも屈折率の大きい透明強誘
電体 第3表に示す。
(3)ホログラム形成層よりも屈折率の小さい透明連続
薄膜 第4表に示す。
(4)ホログラム形成層と屈折率の異なる樹脂 ホログラム形成層に対して屈折率が大きいものでも小さ
いものでよい。これらの例を第5表に示す。
上記の他、一般的な合成樹脂が使用可能であるが、特に
ホログラム形成層との屈折率差の大きい樹脂が好まし
い。
(5)上記(1)〜(4)の材質を適宜組合わせてなる
積層体 上記(1)〜(4)の材質の組合わせは任意であり、ま
た層構成における各層の上下位置関係も任意に選択され
る。
上記薄膜層6をホログラム形成層4に形成する方法とし
て、薄膜層6が上記(1)〜(3)の材質である場合
は、真空蒸着法、スパッタリング法、反応性スパッタリ
ング法、イオンプレーティング法、電気メッキ法等の一
般的薄膜形成手段を用いることができ、また薄膜層6が
上記(4)の材質である場合は、一般的なコーティング
方法等を用いることができる。薄膜層6が上記(5)の
材質(積層体)である場合は上記した各手段、方法等を
適宜組合わせて用いられる。
尚、上記(4)の材質の場合、透明材料である限り薄膜
でなくともよく、本発明の他の実施例として薄膜以上の
厚みを有する樹脂層をホログラム形成層に設けてもよ
い。
透明型ホログラムがレリーフホログラムである場合にお
いて、表示部2及び支持体1はレリーフ形成面側に位置
していても或いはレリーフ形成面とは反対の面側に位置
していてもよく、本発明はいずれの構成も妥当する。ま
たレリーフホログラム以外のホログラムにおいても、表
示部2及び支持体1は薄膜層形成面側に位置しても或い
は該形成面とは反対面側に位置してもよい。
更にレリーフホログラムである場合、薄膜層6はレリー
フ形成面を埋めるように設けてもよく(即ち、片方の面
が平面となる)、或いはレリーフ形成面に追従するよう
に設けてもよい(即ち、片方の面が凹凸面となる)。
ホログラム形成層4は一般に樹脂から構成されるが、こ
のホログラム形成樹脂層は単一層構造でも多層構造(例
えば基材フィルム上にホログラム形成樹脂を設けたも
の、或いはホログラム形成樹脂自体が積層構造となって
いるもの)でもよい。
ホログラム形成層は平面ホログラムでも体積ホログラム
でもよく、平面ホログラムの場合、なかでもレリーフホ
ログラムが量産性及びコストの面から好ましい。その
他、フレネルホログラム、フラウンホーファーホログラ
ム、レンズレスフーリエ変換ホログラム、イメージホロ
グラム等のレーザー再生ホログラム、及びレインボーホ
ログラム等の白色光再生ホログラム、更にそれらの原理
を利用したカラーホログラム、コンピュータホログラ
ム、ホログラムディスプレイ、マルチプレックスホログ
ラム、ホログラムフィックステレオグラム、ホログラフ
ィク回折格子等を用いることができる。
干渉縞を記録するためのホログラム形成用感光材料とし
ては、銀塩、重クロム酸ゼラチン、サーモプラスチック
ス、ジアゾ系感光材料、フォトレジスト、強誘電体、フ
ォトクロミックス材料、サーモクロミックス材料、カル
コケンガラス等が使用できる。
本発明において、ホログラム形成層の材質として、ポリ
塩化ビニル、アクリル(例、MMA)、ポリスチレン、ポ
リカーボネート等の熱可塑性樹脂、不飽和ポリエステ
ル、メラミン、エポキシ、ポリエステル(メタ)アクリ
レート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メ
タ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレー
ト、ポリオール(メタ)アクリレート、メラミン(メ
タ)アクリレート、トリアジン系アクリレート等の熱硬
化性樹脂を硬化させたもの、或いは、上記熱可塑性樹脂
と熱硬化性樹脂の混合物が使用可能である。
更に本発明のホログラム形成層の材質として、ラジカル
重合性不飽和基を有する熱成形性物質が使用可能であ
り、これには次の2種類のものがある。
(1)ガラス転移点が0〜250℃のポリマー中にラジカ
ル重合性不飽和基を有するもの。さらに具体的には、ポ
リマーとしては以下の化合物〜を重合もしくは共重
合させたものに対し後述する方法(イ)〜(ニ)により
ラジカル重合性不飽和基を導入したものを用いることが
できる。
水酸基を有する単量体:N−メチロールアクリルアミ
ド、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアク
リレート、2−ヒドロキシプロピルメタアクリレート、
2−ヒドロキシブチルアクリレート、2−ヒドロキシブ
チルメタクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシ
プロピルメタクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノ
キシプロピルアクリレートなど。
カルボキシル基を有する単量体:アクリル酸、メタ
クリル酸、アクリロイルオキシエチルモノサクシネート
など。
エポキシ基を有する単量体:グリシジルメタクリレ
ートなど。
アジリジニル基を有する単量体:2−アジリジニルエ
チルメタクリレート、2−アジリジニルプロピオン酸ア
リルなど。
アミノ基を有する単量体:アクリルアミド、メタク
リルアミド、ダイアセトンアクリルアミド、ジメチルア
ミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタ
クリレートなど。
スルフォン基を有する単量体:2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルフォン酸など。
イソシアネート基を有する単量体:2,4−トルエンジ
イソシアネートと2−ヒドロキシエチルアクリレートの
1モル対1モル付加物などのジイソシアネートと活性水
素を有するラジカル重合単量体の付加物など。
さらに、上記の共重合体のガラス転移点を調節した
り、硬化膜の物性を調節したりするために、上記の化合
物と、この化合物と共重合可能な以下のような単量体と
共重合させることもできる。このような共重合可能な単
量体としては、例えば、メチルメタクリレート、メチル
アクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレ
ート、プロピルアクリレート、プロピルメタクリレー
ト、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、イソ
ブチルアクリレート、イソブチルメタクリレート、t−
ブチルアクリレート、t−ブチルメタクリレート、イソ
アミルアクリレート、イソアミルメタクリレート、シク
ロヘキシルアクリレート、シクロヘキシルメタクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキ
シルメタクリレートなどが挙げられる。
次に上述のようにして得られた重合体を以下に述べる方
法(イ)〜(ニ)により反応させ、ラジカル重合性不飽
和基を導入することによって、ホログラム形成樹脂を得
ることができる。
(イ)水酸基を有する単量体の重合体または共重合体の
場合にはアクリル酸、メタクリル酸などのカルボキシル
基を有する単量体などを縮合反応させる。
(ロ)カルボキシル基、スルフォン基を有する単量体の
重合体または共重合体の場合には前述の水酸基を有する
単量体を縮合反応させる。
(ハ)エポキシ基、イソシアネート基あるいはアジリジ
ニル基を有する単量体の重合体または共重合体の場合に
は前述の水酸基を有する単量体もしくはカルボキシル基
を有する単量体を付加反応させる。
(ニ)水酸基あるいはカルボキシル基を有する単量体の
重合体または共重合体の場合にはエポキシ基を有する単
量体あるいはアジリジニル基を有する単量体あるいはジ
イソシアネート化合物と水酸基含有アクリル酸エステル
単量体の1対1モルの付加物を付加反応させる。
上記の反応を行うには、微量のハイドロキノンなどの重
合禁止剤を加え乾燥空気を送りながら行うことが好まし
い。
(2)融点が0〜250℃でありラジカル重合性不飽和基
を有する化合物。具体的にはステアリルアクリレート、
ステアリルメタクリレート、トリアクリルイソシアヌレ
ート、シクロヘキサンジオールジアクリレート、シクロ
ヘキサンジオールジメタクリレート、スピログリコール
ジアクリレート、スピログリコールジメタクリレートな
どが挙げられる。
また、本発明においては、前記(1)、(2)を混合し
て用いることもでき、さらに、それらに対してラジカル
重合性不飽和単量体を加えることもできる。このラジカ
ル重合性不飽和単量体は、電離放射線照射の際、架橋密
度を向上させ耐熱性を向上させるものであって、前述の
単量体の他にエチレングリコールジアクリレート、エチ
レングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコ
ールジアクリレート、ポリエチレングリコールジメタク
リレート、ヘキサンジオールジアクリレート、ヘキサン
ジオールジメタクリレート、トリメチロールプロパント
リアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリ
レート、トリメチロールプロパンジアクリレート、トリ
メチロールプロパンジメタクリレート、ペンタエリスリ
トールテトラアクリレート、ペンタエリスリトールテト
ラメタクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、ジペ
ンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリ
スリトールヘキサメタクリレート、エチレングリコール
ジグリシジンエーテルジアクリレート、エチレングリコ
ールジグリシジルエーテルジメタクリレート、ポリエチ
レングリコールジグリシジルエーテルジアクリレート、
ポリエチレングリコールジグリシジルエーテルジメタク
リレート、プロピルレングリコールジグリシジルエーテ
ルジアクリレート、プロピレングリコールジグリシジル
エーテルジメタクリレート、ポリプロピレングリコール
ジグリシジルエーテルジアクリレート、ポリプロピレン
グリコールジグリシジルエーテルジメタクリレート、ソ
ルビトールテトラグリシジルエーテルテトラアクリレー
ト、ソルビトールテトラグリシジルエーテルテトラメタ
クリレートなどを用いることができ、前記した共重合体
混合物の固型分100重量部に対して、0.1〜100重量部で
用いることが好ましい。また、上記のものは電子線によ
り充分に硬化可能であるが、紫外線照射で硬化させる場
合には、増感剤としてベンゾキノン、ベンゾイン、ベン
ゾインメチルエーテルなどのベンゾインエーテル類、ハ
ロゲン化アセトフェノン類、ビアチル類などの紫外線照
射によりラジカルを発生するものも用いることができ
る。
ホログラム形成層は従来既知の方法によって得ることが
できる。例えば透明型ホログラムがレリーフホログラム
である場合、干渉縞が凹凸の形で記録されたホログラム
原版をプレス型として用い、このホログラム原版上にホ
ログラム形成用樹脂シートを置き、加熱ロールなどの手
段によって両者を加熱圧接し、ホログラム形成用樹脂シ
ート表面にホログラム原版の凹凸模様を複製する方法に
よってホログラム形成層を得ることができる。
表示部2は視覚に訴えることのできるもの全般を指し、
内容的には特定の意味を有するものでも有しないもので
もよく、また機能的にはデザイン、外観装飾を目的とす
るものでも或いは情報を目的とするものでもよい。この
ような表示部としては例えば、文字、数字、記号、図
形、模様、地紋等の画像;バーコード、OCR、MICR、ビ
ットテーダ等の機器読取情報;指紋、顔写真、サイン等
の個人識別情報;登録商標等の識別標識;社名印、登録
印等の認証表示等が挙げられる。また表示部は、任意色
相のベタ印刷により設けた連続印刷層であってもよい。
表示部の表示手段としては、1)印刷、2)銀塩写真、
青写真、ジアゾ写真、重クロム酸ゼラチン写真、フォト
レジスト、フォトクロミー、電子写真、サーモマグネチ
ックレコーディング、サーモプラスチックレコーディン
グ、3)ハードコピー手段による表示、例えば、放電記
録、電解記録、静電記録、通電記録等の電気感応記録;
カーボン、ノンカーボンをもちいた感圧記録;物理的又
は化学的な感熱記録、4)レーザー記録、ホログラフ
ィ、磁気記録、彫刻、エンボシング、スカシ製紙方法表
示、手書き表示、液晶等ディスプレイ表示等が挙げられ
る。
表示部2は第2図、第5図に示すように支持体1に設け
られてもよく或いは特に図示しないが薄膜層6の表面
(下面)に設けられてもよい。表示部2が支持体1に設
けられる場合、表示部2は第2図に示すように支持体1
の上面に設けられても、或いは第5図に示すように支持
体1の内部に設けられてもよく、また支持体1の上面及
び内部の双方に設けられてもよい。更に表示部2は透明
型ホログラム3の下部位置にのみ設けられる場合に限ら
ず、第5図に示すように透明型ホログラム3の上部位置
にも設けることができる。
また、透明型ホログラム3に更に保護板、保護フィル
ム、保護コーティング層などの保護層を設けても良い。
例えば、三層積層プラスチックカードの場合、塩化ビニ
ルコアシート上に絵柄層を設け更にその上に透明型ホロ
グラムを設けたシートの上及び下に透明塩化ビニルオー
バーシートを重ね熱融着させて透明型ホログラム付きプ
ラスチックカードとしても良い。
支持体1の材質としては、和紙、クラフト紙、クルパッ
ク紙、クレープ紙、段ボール用紙、上質紙、OCR用紙、M
ICR用紙、フォーム用紙、コート紙、アート紙、合成紙
等の紙;紙クロス紙、布クロス紙、皮革等の表紙材;ポ
リ塩化ビニル、熱可塑性ポリエステル、ポリメタクリレ
ート、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリレート、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリアクリロニトリル、ポリカーボネート、ポリア
ミド、ポリウレタン、ポリイミド、セルロース系樹脂、
合成ゴム系樹脂、天然ゴム系樹脂、フェノール樹脂、尿
素樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、及びそれらの適当な組合
わせによる混合樹脂や共重合体樹脂等のプラスチック;
合成ゴム、天然ゴム等のゴム;銅、鉄、アルミニウム、
スズ、鉛、及びそれらの適当な組合わせによる合金;
綿、スフ、化繊、ガラス繊維、不織布等の繊維;木その
他の木質系材料;ガラス;上記種々の材質の適当な組合
わせによる複合材料等が用いられる。
支持体1は葉紙状、板状、シート状、フィルム状、箔状
等種々のものが可能であり、形状、厚みも任意に選択で
きる。支持体1は透明でも不透明でもよく、従って透明
型ホログラム3は反射型ホログラムでも、透過型ホログ
ラムでもよい。
透明型ホログラム3を支持体1上に設けるには、ホログ
ラム転写箔を形成しておき、これを転写方式にて設けて
も或いはホログラムラベルを形成しておき、これを粘着
方式にて設けてもよい。ホログラム転写薄の一構成例は
第3図に示される。同図にしめされるホログラム転写箔
8はベースフィルム9上に、保護層10、ホログラム形成
層4、薄膜層6、接着剤層7の順に積層して構成され
る。ベースフィルム9の材質としては、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリイミド、ポリメタクリル酸メチル、
ポリスチレン、ポリビニルブチラール、ポリカーボネー
ト等の重合体フィルム、合成紙、鉄等の金属フィルム、
それらの積層体等が用いられる。保護層10はベースフィ
ルム9とホログラム形成層4との間に剥離性を与え、し
かも転写後の表面の印刷適性及びホログラム形成層4の
保護等を与えるための役割を果たし、その材質としては
アクリル系樹脂、セルロース系樹脂、ビニル系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、オレフィン系樹
脂、アミド系樹脂、エポキシ系樹脂等が例示され、また
その膜厚は0.1〜10μm、望ましくは0.5〜5μmである
ことが好ましい。接着剤層7の材質としては、アクリル
系樹脂、ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン
系樹脂、アミド系樹脂、エポキシ系樹脂、ゴムム系樹
脂、アイオノマー樹脂等の従来接着剤として既知のもの
が広く使用でき、またその膜厚は0.1〜50μm、望まし
くは1〜10μmであることが好ましい。ホログラム形成
層4と保護層10との間の接着性を高め且つホログラム形
成層4の耐久性を高めるために、硬化型アクリル系樹
脂、セルロース系樹脂、ビニル系樹脂等からなるオーバ
ープリント層をホログラム形成層4と保護層10との間に
設けてもよく、また薄膜層6と接着剤層7との間の接着
性を高めるため、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ア
クリル系樹脂、ウレタン系樹脂等からなるアンカー層を
薄膜層6と接着層7との間に設けてもよい。
上記の如く構成されるホログラム転写箔8を接着剤層7
が支持体1表面に接するように該支持体1に重ね合わ
せ、加熱、加圧してベースフィルム9を剥がすことによ
り透明型ホログラム3が支持体1に転写される(第2
図)。このような構成は、例えば第1図に示されるよう
な、定期預金証書として構成された支持体1と銀行名及
び認証印として印刷形成された表示部2と、該表示部2
上に設けられた透明型ホログラム3とからなる本発明透
明型ホログラム形成体の実施例に適用される。
ホログラムラベルの一構成例は第6図に示される。同図
に示されるホログラムラベル11は基材シート12上に、ホ
ログラム形成層4、薄膜層6、粘着剤層13、剥離紙14、
の順に積層して構成される。基材シート12はホログラム
形成層4を保護すると共に全体の機械的強度を上げる働
きをしており、その材質としては、ポリ塩化ビニル、ポ
リエステルアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、アミド系
樹脂、ウレタン系樹脂等が用いられ、またその膜厚は10
〜500μmであることが好ましい。
粘着剤層13の材質としてはアクリル系、ゴム系等の一般
的な粘着剤が広く用いられる。この粘着剤は弾性体に粘
着付与剤を添加してなり、弾性体として、ポリイソプレ
ンゴム、ポリイソブチルゴム、SBR、ブタジエン・アク
リロニトリルゴム等のゴム系、アクリル酸エステル系、
ポリビニルエーテル系等が挙げられ、粘着付与剤とて、
ポリテルペン樹脂、ガムロジン、ロジンエステル及びロ
ジン誘導体、油溶性フェノール樹脂、クマロンインデン
樹脂、石油系炭化水素等が挙げられる。粘着付与剤の他
に、軟化剤、充填剤、老化防止剤等を加えてもよい。粘
着剤層13の膜厚は0.1〜50μmであることが好ましい。
剥離紙14としては、シリコン系樹脂、ワックス、パラフ
ィン類等を紙又はフィルム等の基材に塗工したものが用
いられる。
薄膜層6と粘着剤層13との間の接着性を高めるため、ホ
ログラム転写箔におけると同様のアンカー層を薄膜層6
と粘着剤層13との間に設けてもよい。上記の如く構成さ
れるホログラムラベル11は適当な大きさに切断形成さ
れ、剥離紙14を剥がして支持体1上に粘着剤層13を介し
て貼付することにより透明型ホログラム3を支持体1上
に設けることができる(第5図)。このような構成は、
例えば第4図に示されるような、磁気カードとして構成
された支持体1と、磁気カード所有者の氏名等を表示し
た表示部2と、該表示部2上に設けられた透明型ホログ
ラム3とからなる本発明透明型ホログラム形成体の実施
例に適用される。
表示部2を支持体1に設ける実施例において、該表示部
2は予め支持体1に設ける場合に限られない。例えば上
記ホログラム転写箔8やホログラムラベル11を構成する
に当たって、それぞれ接着剤層7、粘着剤層13の下部位
置又は内部に表示2を設けておき、ホログラム転写箔
8、ホログラムラベル11を支持体1にそれぞれ転写、貼
着した際、透明型ホログラム3と共に、表示部2が転
写、貼着されるよに構成することもできる。また、透明
型ホログラムは平滑面に設ける場合に限定されず、文字
等を凸状にエンボス形成した表示部上に設ける場合のよ
うに、凹凸面に設けてもよた、更にホログラム自体、エ
ンボスされていてもよい。本発明において、透明型ホロ
グラムが形成されるべき支持体(表示部を備えたもの)
はあらゆる物品、商品、製品に及ぶ。従って、本発明透
明型ホログラム形成体の具体例としては、カートン、容
器、バッグ類、カセットケース、カセットハーフ、フロ
ッピーケース、包装紙等のパッケージ;株券、小切手、
手形、証書、通帳類、乗車券、車馬券、印紙、切手、鑑
賞券等の金券類;キャッシュカート、クレジットカー
ド、メンバーズカード、グリーティングカード、ハガ
キ、名刺、ICカード等のカード類;その他、帳票類、封
筒、タグ、シオリ、カレンダー、ポスター、パンフレッ
ト、パスポート、POP用品、コースター、ディスプレ
イ、ネームプレート、キーボード、化粧品、装身具(時
計、ライター)、文具類、建材、ラジオ、テレビ、スピ
ーカー、電卓、自動車のメーターパネル、エンブレム、
キー、衣類、履物、装置類、OA機器等が挙げられる。
本発明において透明型ホログラムを反射型ホログラムと
して構成した場合、ホログラムの特徴である再生の角度
依存性により、ホログラムの再生可能な角度範囲外では
単なる透明体としてした見えず、ホログラムの再生可能
な角度範囲内では光の反射率が最大になり、反射型ホロ
グラムとしての効果が出てくる。
次ぎに、具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
する。
実施例1 ポリエステルよりなる厚さ25μmのベースフィルムの片
面に、順次保護層、ホログラム形成層、透明連続薄膜
層、接着剤層を形成しホログラム転写箔を得た。各層の
組成は以下の通りである。尚、ホログラム形成層は、樹
脂層を形成した後レリーフホログラムとして構成した。
保護層組成 酢酸セルロース樹脂 5重量部 メタノール 25重量部 メチルエチルケトン 45重量部 トルエン 25重量部 メチロール化メラミン樹脂 0.5重量部 パラトルエンスルフォン酸 0.05重量部 ホログラム形成層組成 アクリル樹脂 40重量部 メラミン樹脂 10重量部 アノン 50重量部 メチルエチルケトン 50重量部 透明連続薄膜層組成 ZnS 接着剤層組成 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体 20重量部 アクリル樹脂 10重量部 酢酸エチル 20重量部 トルエン 50重量部 上質紙上に文字、絵柄をオフセット印刷方式により設け
た預金証書の印刷部の上に、上記の如く得られたホログ
ラム転写箔をその接着剤層が印刷部に接するようにして
重ね合わせた後、該転写箔のベースフィルム側に熱板を
当て、170℃、50kg/cm2の条件で加熱、加圧し、その
後、ベースフィルムを剥がして透明型ホログラムを預金
証書の上に転写した。得られたホログラム入り預金証書
を観察したところ、ホログラムの上から文字等を見るこ
とができると共に、角度を変えて見ることによりホログ
ラムの立体再生像が認識された。
実施例2 下記組成物を6時間還流させ、共重合を行った。
メチルメタクリレート 284重量部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 130重量部 酢酸エチル 1100重量部 α,α′−アゾビスイソブチロニトリル 2重量部 次いで、得られた反応物に0.1重量部のパラメトキシフ
ェノールを加え反応を停止させた後、100重量部の2−
ヒドロキシエチルアクリレートと2,4−トルエンジイソ
シアネートの1モル対1モル付加物を加えさらにジブチ
ルチンジラウリレートを5重量部加えて、乾燥空気を送
りながら80℃で5時間反応させた。
反応液を室温まで冷却した後15重量部の紫外線増感材
(イルガキュア184チバガイギー社製)を加え均一に溶
解させて、紫外線硬化樹脂組成物を得た。
次ぎに、基材シートとして厚み200μmのポリエチルテ
レフタレートフィルムに前記の紫外線硬化樹脂組成物を
2μm塗布してホログラム形成用フィルムを作成した。
このホログラム形成用フィルムは常温でべとつかず巻き
取り状態で保管できた。
次ぎに得られたフィルムの樹脂面と、ホログラムが凹凸
の形状で記録されている金型の凹凸面とを重ね合わせ15
0℃、20kg/cm2の圧力でニップロールを用いて加熱加圧
し、金型と前記フィルムとを密着させた。
次ぎにこれらを密着した状態でフィルム側より80W/cmの
出力を有する紫外線ランプの10cmしたを10m/minの速度
で通して紫外線を照射し塗工した樹脂を硬化した。この
後、前記フィルムを種型より剥離しレリーフホログラム
を得た。
次ぎに透明連続薄膜層としてTiO2を電子線加熱方式によ
り加熱蒸発させ200Åの薄膜をレリーフ形成面に真空蒸
着した。
次ぎに、紙ベース上にシリコン樹脂を塗工した剥離紙の
剥離面にアクリル酸エステル系の粘着剤をコーティング
して20μの膜を形成しながら、前記ホログラム形成フィ
ルムの透明連続薄膜面と粘着剤面を接してドライラミネ
ートし、ホログラムシールを得た。
このホログラムシールを打ち抜いて適当な形としホログ
ラムラベルを得、このラベルの剥離紙を剥がして、プラ
スチックカード上に貼付した。
このプラスチックカードは磁気ストライプを転写してあ
る100μm塩化ビニルフィルムと、オフセット印刷によ
って文字、絵柄を印刷した560μm硬質塩化ビニルコア
と、更にべつの100μm塩化ビニルフィルムとの3者を
塩化ビニルコアが中心となるようにサンドイッチ状に積
層し、150℃、50kg/cm2の条件で加熱加圧して形成し
た。ホログラムラベルは印刷絵柄の対応位置に貼付し
た。
得られたホログラム入りカードを観察したところ、ホロ
グラムの上から文字等を見ることができると共に、角度
を変えて見ることによりホログラムの立体再生像が確認
された。
〔発明の効果〕
本発明における透明型ホログラムは特定の再生角度範囲
内でのみ再生され、他の通常の角度ではホログラムが認
識されず、単なる透明体として見えるにすぎないから、
下部に位置する文字等の表示部の目視を妨げない利点が
あり且つ再生角度範囲内で再生されるホログラムは、10
〜10000Å程度の厚さのホログラム効果層による多重反
射によって、明るい回折光が得られるため、充分なホロ
グラム効果を発揮できる。またホログラムの再生可能な
角度範囲近傍においては観察位置を多少変えるだけでホ
ログラムと表示部の両方を見ることができ、デザインの
2面性が発揮される。このように本発明によればホログ
ラム効果と表示効果を併有できる利点がある。
本発明によればホログラムにより表示部の目視が妨げら
れることがないから、支持体へのホログラムの形成位置
に制約をうけることがなく、デザインの自由度が広がる
効果があり、またこのように表示部上にホログラムを位
置させても外観上何の支障もないから、本発明をカード
類が金券類に適用した場合、商品価値を低下させずにカ
ード類、金券類の偽造防止を有効適格に図ることができ
る。
上述したように、本発明においてホログラムは再生可能
な角度範囲外では単なる透明体としてしか見えないか
ら、従来の反射性金属薄膜を有する反射型ホログラムを
支持体に設けた場合の如き高い輝度の銀白色による違和
感というものがなく、外観上も優れたものとなる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す斜視図、第2図は第1図
のII−II線縦断面図、第3図はホログラム転写箔の縦断
面図、第4図はホログラムを貼付けにより設けた実施例
を示す斜視図、第5図は第4図のV−V線縦断面図、第
6図はホログラムラベルの縦断面図である。 1……支持体 2……表示部 3……透明型ホログラム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示部を有する支持体と、該支持体の表示
    部上に設けられたホログラムとからなるホログラム形成
    体において、上記ホログラムがホログラム形成層と、該
    ホログラム形成層のホログラム形成面に設けられた10〜
    10000Å程度の厚みのホログラム効果層とからなり、更
    にホログラム形成層及びホログラム効果層が透明であっ
    て、且つ両者の屈折率が相違することを特徴とする透明
    型ホログラム形成体。
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