JPH0679131A - 汚染された蒸気と空気との混合物の処理方法及びその装置 - Google Patents

汚染された蒸気と空気との混合物の処理方法及びその装置

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JPH0679131A
JPH0679131A JP5130658A JP13065893A JPH0679131A JP H0679131 A JPH0679131 A JP H0679131A JP 5130658 A JP5130658 A JP 5130658A JP 13065893 A JP13065893 A JP 13065893A JP H0679131 A JPH0679131 A JP H0679131A
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gas
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treating
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ファベル エルネスト
Romain Frieden
フリーデン ロマイン
Marc Solvi
ソルヴィ マルク
Louis Schmit
シュミット ルイ
Leon Ulveling
ウルヴェリング レオン
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Paul Wurth SA
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    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/46Removing components of defined structure
    • B01D53/48Sulfur compounds
    • B01D53/52Hydrogen sulfide
    • B01D53/523Mixtures of hydrogen sulfide and sulfur oxides
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    • C21B3/08Cooling slag
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吹付け炉スラグの顆粒を製造する際生じ、硫
黄で汚染されている空気、蒸気の混合物を処理するため
の改良された方法並びにその装置を提供する。 【構成】 まず前記汚染された混合物を上向き流(1
9)内に導き、これが減圧状態に維持された容器(3
4)内に下向き流れ(23)を形成するようにする。こ
の下向き流れ(23)内にアルカリ性水溶液を平行な流
れとして散布し、浄化された未凝縮ガスを前記容器か
ら、その内側に減少圧力を誘起し、維持する強制されか
つ調節自在の流れを介して除去してやる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吹付け炉スラグの顆粒製
造時生成される硫黄ガスで汚染された蒸気と空気との混
合物の処理方法に関するものである。本発明は又この処
理方法を利用するためのプラントにも関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在吹付け炉スラグ顆粒化のための幾つ
かの方法及びプラント装置が知られている。例えば散布
ヘッドを介して強力なジェット水を溶融スラグの流れ内
に投入することが知られている。そのような散布ヘッド
の好適な実施例は例えば欧州特許出願第0,082,2
79号に記載されている。
【0003】このタイプのプラントでコントロールする
ことがむづかしい1つの問題点はとりわけ硫化水素H2
S並びに二酸化硫黄SO2 を含む硫黄ガスで蒸気が汚染
されるということであり、これら硫黄ガスは水が溶融ス
ラグ内に投入された時には大量かつ変動速度を以って発
生する。
【0004】顆粒化の後前記スラグは例えば濾過表面に
よって外側が画成された回転シリンダ内において脱水す
ることが出来る。このプロセス並びに対応するプラント
は詳細が米国特許第4,205,855号に記載されて
いる。このスラグの脱水中においても硫黄ガスで汚染さ
れた蒸気及び空気の混合物が形成される。
【0005】顆粒化工程中に発生する前記汚染蒸気は時
として未処理のまま大気中に放出されることがあるが、
これは当然工場の周囲の住民に対する公害、特に不愉快
な臭い並びにH2 Sの毒性の観点からの公害をもたら
す。
【0006】工場によってはスラグを冷却する顆粒溜り
上方に位置して密閉された凝縮物タワーを有している所
もある。この凝縮タワーにおいては対流によって上昇し
てくる高温のガス並びに蒸気がジェット管を介して水で
散布される。前記ジェットから生ずる水並びに凝縮物は
前記ジェット管下方に位置する射水路によって回収され
る。しかしながら、これらの工場又はプラントも完全に
満足なものではない。スラグの流量従って上昇する蒸気
及びガスの流量は時間の関数として変動し得るので、実
際にはジェット流の領域内に蒸気を凝縮させることによ
って安定かつ十分な減圧効果を生じさせ、維持すること
は困難である。かくして場合によれば前記タワーの凝縮
領域内には加圧現象が生じてしまい、このことは蒸気が
ジェット流程度に上昇することを妨げてしまう。従って
蒸気が十分に凝縮されて硫黄ガスが効果的に除去される
ということはもはや保証されない。かくして汚染された
蒸気がコントロールされないまま空気中に散逸する可能
性がある。
【0007】1985年4月2日に出願された独国特許
出願第P3511958.6号は密閉式ガス循環システ
ムを採用した、吹付け炉スラグの顆粒化プラントを記述
している。水が溶融スラグ内に投入された時に発生する
蒸気はジェット水によって直接水充填顆粒溜り内に運ば
れ、そこで部分的に凝縮する。前記顆粒溜りから放出し
てくる残留蒸気及びガスは貯水槽上方に位置する凝縮器
内に設置されたジェット管の助けにより水を散布され
る。上昇する蒸気並びに散布水はかつして2つの互いに
対向する流れを形成する。この浄化工程によって除去さ
れない残留ガス並びに蒸気はプラント内に生ずるといわ
れている内部循環流によって散布ヘッドに向けて戻され
ると主張されている。前記独国特許出願は汚染ガスが非
コントロール状態で外部に漏洩する原因となるプラント
内の加圧状態を如何にして避けるかについては述べてい
ない。またこのシステムは既存の工場乃至プラントに採
用することも出来ない。実際には、前記顆粒化プラント
は完全にガス密なシステムを形成するよう構成されねば
ならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、吹付け炉スラグの顆粒製造中に形成され、硫黄
ガスで汚染された空気と蒸気の混合物の改良された処理
方法であって、流量が極度に変動する汚染蒸気を効果的
に処理可能とするとともに、未処理の空気又は蒸気がプ
ラントの外部に制御不能に散失するのを防止することを
可能ならしめる改良された処理方法を提案することであ
る。
【0009】
【発明の要約】本発明によれば、この目的は前記混合物
がまず上向き流れ内へと導かれ、同混合物が次に減圧下
に維持された容器内へと下向き流れとして流入し、ここ
でアルカリ性水溶液が平行流として前記下向き流れ内に
散布され、この流れによって空気が浄化され、蒸気が凝
縮されるという事実、並びに未凝縮ガスが前記プラント
の外部において強制され、調節可能とされた流れとして
除去され、前記容器内側に減少圧力値を維持するという
事実によって基本的に達成される。
【0010】本発明は又蒸気及び空気の混合物にして、
汚染され、顆粒化プラント内で吹付け炉スラグ顆粒を製
造する際形成される混合物の処理装置を記述しており、
同処理装置の特徴とする所は前記蒸気及びガスの混合物
を集積するべく顆粒化プラント上方に配置した密閉凝縮
タワーの存在であり、該タワーは下側端部が閉口し、上
側端部が開口している少なくとも1つの長方形容器にし
て、前記密閉タワーの内側に垂直に配設されている長方
形容器を用いるとともに、前記容器内側に配設されたジ
ェット管にして、これらの管はアルカリ水の配分導管に
接続されているジェット管並びに、浄化水及び凝縮物の
ための少なくとも1つの流れ導管にして、前記容器の下
側端部内に進入している流れ導管を使用しており、更に
又未凝縮ガスのための少なくとも1つの吸引導管にし
て、前記容器の下側部分内に進入している吸引導管並び
に、少なくとも1つの可変出力抽出ポンプにして前記吸
引導管に接続され、前記ガスを除去するとともに、前記
容器内に減少圧力を維持するようにしたポンプをも用い
ている。
【0011】吹付け炉スラグの顆粒化プロセス中に形成
され、硫黄ガスで汚染された蒸気と空気の混合物は上昇
蒸気流内に導かれる。この上向き運動は部分的には対流
運動であるが、未凝縮の処理ガスをプラントから抽出す
ることで強化される。
【0012】未凝縮ガスを前記容器の下側部分からプラ
ントの外側に向けて制御しつつ除去することによって前
記容器内側には調節自在の動的減圧が誘起される。水散
布による蒸気の凝縮工程も又前記容器を減圧状態に維持
するのに寄与している。この圧力減少は前記容器内での
蒸気及びガスの混合物の下向き流れを誘起せしめる。蒸
気の凝縮は冷水を同蒸気内に散布させることにより生ず
る。H2 S及びSO2を含む硫黄ガスの除去は微細に散
布されたアルカリ性水溶液内における硫黄ガスの吸着、
析出及び/又は酸化−還元反応から生じている。水は前
記容器内を降下している蒸気及びガスの混合物内に散布
されるということに注目されたい。散布水並びにガス、
蒸気の強制された平行流がかくして容器の開口上側端部
並びに密閉下側端部間に確立される。この利点は前記散
布水が蒸気を凝縮させ、硫黄ガスと反応するとともに未
凝縮ガスを容器の底部に向けて運搬し、そこで未凝縮ガ
スが除去されるという点にある。空気並びに未凝縮蒸気
が逆流を生じて堆積し、汚染蒸気が凝縮領域に到達する
のを妨げるということはあり得ない。現行技術において
はしばしば出会うそのような馬鹿げた現象はかくて効果
的に排除されている。
【0013】本発明を利用したプラントは殆んどの既存
の吹付け炉スラグ顆粒化プラントに設置可能であり、こ
れは比較的安価に行ない得る。実際、独国特許出願P3
511958.6に記載されたプラントと比較して、本
発明のものにおいては顆粒化プラントがガス密である必
要は無い。
【0014】放出されるガスの流量はプラントをして減
圧下状態に維持するよう調節されるが、こうすることに
より汚染された蒸気がプラントから常に散逸しないよう
にすることが出来る。さて、吹付け炉スラグの顆粒化工
程中スラグの流量並びに形成される蒸気及び硫黄ガスの
流量は極度に変動する。従って汚染除去及び凝縮プラン
トは極度に変動し易い蒸気並びに汚染された空気の流れ
を完全にコントロール出来る必要がある。本発明によれ
ば、処理すべき汚染された蒸気及び空気の流量の変動に
対するこの柔軟性は浄化された空気流を前記容器から抽
出する速度を変化させることにより提供される。
【0015】本発明の1つの好ましい実施例によると、
前記可変出力ポンプは水ジェットポンプであり、これに
より未凝縮ガスを2回目として水溶液で浄化することが
可能となる。放出された未凝縮ガス内に存在する可能性
のある酸性の硫黄汚染物はかくして効果的に除去され
る。何故ならば前記ポンプを去る際前記ガス及びアルカ
リ性水溶液は乱流的に混合され、このことが前記2相間
の交換を促進せしめるからである。この2回目の処理は
もしも前記ポンプを操作するために採用される水がアル
カリ性であったならばより効果的である。やはり注目す
べきは、前記水ジェットポンプが何らの可動機械部品を
含んでいないということであり、従って腐蝕性物質によ
る攻撃に対して特に耐久性があるということである。
【0016】前記水ジェットポンプによって引込まれる
ガスの流量は同ポンプを作動可能ならしめるのに用いら
れるアルカリ性溶液の量に直接比例している。このこと
により放出される空気の流量を容易にコントロール出来
るようになること、並びに放出空気の流量とアルカリ溶
液の流量の比率が多かれ少なかれ一定になるという2重
の利点が得られ、その結果放出される空気の処理は流量
が変動しても効果的になされるということが保証され
る。
【0017】前記水ジェットポンプのために採用される
アルカリ性溶液並びに前記溶液内に集積される散布水は
好適にはスラグを冷却するために水回路内に注入される
が、この水は石灰石成分が豊富である。かくして硫黄の
一部分はこの冷却水回路からは脱水顆粒をともなって石
膏の形態で除去される。
【0018】本発明の好ましい実施例によれば、プロー
ブを用いてポンプの流量が容器内側で測定される圧力減
少の関数としてコントロールされる。かくして可変流量
の蒸気が形成される場合であっても前記容器内側には一
定の圧力減少値が維持される。
【0019】本発明の好ましい実施例によれば、顆粒脱
水プラントにおいて形成される蒸気及びガスは、脱水工
程が異なる建物内で行なわれる場合、顆粒化プラントの
凝縮タワー内で処理される。この目的のために、これら
のガス及び蒸気は煙突を介して前記凝縮タワーに向けて
搬送される。この煙突は任意選択的に弁を設けて、常に
このルートを通ってタワー内に搬入されるガスの流量を
コントロール出来るようにすることが可能である。
【0020】
【実施例】図1は粒状化プラントの上方に建てられた顆
粒化建物8を示している。水の強立なジェット流乃至噴
流16が散布ヘッド14の助けを借りて溶融スラグ12
の流れ内へと噴射されている。なお前記スラグ12は吹
上げ炉又は建物8内のスラグレードルからチャンネル1
0を経て運ばれてきたものである。このジェット流によ
りスラグ顆粒が形成させられ、同顆粒は冷却床内へと落
下する。この冷却床18から前記顆粒は米国特許第4,
204,855号に記載されたような脱水プラント54
に向けて連続的に除去される。このプラント54は水バ
リアによって顆粒化建物8と分離されており、同バリア
は顆粒化工程中に形成されるガスが脱水プラントに向け
て進入するのを防止している。
【0021】溶融スラグを水ジェット16により急激に
冷却する際形成される蒸気及びガス並びに床18から離
脱するガス及び蒸気は上向き運動路を進行し、床18上
方に位置する密閉タワー20によって集積される。この
タワー20内には円筒状の又は角長柱状の容器34が設
けられている。この容器34はその下側ベース部がじょ
うご状底部24によって閉じられており、その上側ベー
スが開口している。図1において見られるように、容器
34はタワー20の横断面を絞ることによって煙突21
を画成するようにタワー20内に設置されている。この
煙突は加熱された蒸気、ガス及び空気からなるガス状混
合物を容器34の入口に向けて導いている。容器34は
処理されたガスが容器34の下側部分に位置する導管2
4を経て連続的に除去されるために外気圧よりも減少し
た圧力に維持される。この目的のために導管24は容器
34内で処理すべきガス状混合物を下向き流れ23とし
て維持するよう水ジェットポンプ26に接続されてい
る。
【0022】ジェット管30は容器34内に配備されて
いる。容器34の上側部分内において幾つかの重ね合わ
された列として設置されるのが好ましいこれらのジェッ
ト管は冷アルカリ水のための送給導管63に接続されて
いる。前記ジェット管はこの冷アルカリ水を前記ガス状
混合物の下向き流れ23内に散布してやることを可能と
している。散布された冷水32と蒸気が良好に接触する
ことにより同蒸気の凝縮が発生する。アルカリ性水溶液
内に含硫黄ガスが吸着されたり、析出されたり及び/又
は酸化/還元反応したりすることにより空気の汚染浄化
作用が得られる。前記散布作用は前記2相間の接触を促
進するが、この事はこれらの反応の進行に良い結果をも
たらす。前記ジェット管から出てくる散布水ジェットは
容器34内で処理されるべきガス状混合物の下向き流れ
の運動を強化する副次的効果並びに容器34の開口上側
端部における未凝縮ガス並びに蒸気の吸引を促進すると
いう効果を備えている。この効果は前記ジェット管を重
ね合わせ列により配列させることによって更に促進され
る。
【0023】容器34内において、散布水並びに凝縮物
はじょうご形状の底部22によって集積され、排出導管
58によって除去される。
【0024】前記ジェット管の送給導管63は好ましく
は加圧導管62に接続されており、該導管は顆粒化ヘッ
ド14へと送給を行なう。この導管62にはポンプ56
が設けられており、冷却タワー60に接続されている。
後者は吹付け炉スラグの顆粒化及び冷却のために採用さ
れる水の冷却回路に接続されている。このスラグ冷却回
路から生ずる水はアルカリ性(pHは8〜9)であり、
含硫黄性ガスの除去を促進する。スラグから洗い出され
るカルシウムの含有量が高いために、前記含硫黄性ガス
は少なくとも部分的に石膏の形で沈澱し、該石膏は最終
的に脱水された顆粒46とともに除去される。
【0025】容器34の下側部分においては、従って、
気相は殆んどが第一段階の浄化作用を経た空気を含んで
いる。この空気は水ジェットポンプ26によって引込ま
れており、もしもアルカリ水溶液28が水ジェットポン
プ26に送給されるようになっていれば第二段階の処理
が有効に行なわれる。
【0026】実際、ポンプ26においてはアルカリ性水
溶液28の流れがベンチュリ効果によって前記容器34
から生ずる浄化空気内に引込まれる。ポンプ26を出る
時に空気及びアルカリ性水溶液28は乱流的に混合され
る。引込まれる処理ガス内に第一の処理後残存している
かもしれない汚染物はかくして前述したのと類似の反応
によって除去される。
【0027】水ジェットポンプ26を作動させるのに用
いられるアルカリ水溶液28は冷却床18からもってく
るか又はスラグを顆粒化し、冷却するための水回路内の
別の場所からもってくるのが好適である。何故ならアル
カリ性水溶液28の流量は顆粒化水の流量とくらべると
極めて低いからである。水ジェットポンプ26は又特別
に調製されたナトリウム水酸化物溶液又は任意の適当な
基溶液によっても作動することが出来る。ポンプ26か
ら出てくる空気/アルカリ水混合物は次に導管64を経
て密閉床65内へと搬送される。空気は導管67を介し
て前記密閉された床65の上側部分から除去され、冷却
タワー60の一部を形成する床61に向けられる。一方
アルカリ水は前記密閉床65の下側部分から導管68を
経て脱水プラントの沈漬床52に向けて搬送される。
【0028】もしも前記空気/アルカリ水混合物が前記
冷却タワーから床61内に直接解放されるならば予備的
脱ガス工程は必要が無い。
【0029】容器34の下側部分内に設置されたプロー
ブ66は容器内側の圧力減少を測定する。このプローブ
66は浄化されたガスを除去するポンプ26の出力をコ
ントロールし、容器34内に安定した圧力減少を維持す
るのに採用することが出来る。
【0030】冷却水は顆粒化プラント8と脱水プラント
54の間の閉鎖回路内を循環している。実際、散布ヘッ
ド14中を噴射された後、水は顆粒を脱水プラント54
内に搬送する。この脱水プラント54は好適にはじょう
ご50からなっており、該じょうごは外側が濾過表面に
よって画成されている回転ロール44上に顆粒をのせて
分配している。前記中実状顆粒は付図には示していない
ブレードに取込まれて、前記ロール44の周縁上を上向
きに移動させられる。これらのブレードの下側部分並び
に回転ロール44の壁は第1段階の顆粒濾過を許容する
濾過性能を有している。水が前記回転ロールの濾過壁中
を流れる間に、中実状顆粒は前記ブレードによって上向
きに取込まれる。水から解放された顆粒は前記ロールの
上側半分内に到着すると、コンベアベルト48上へと下
向きに徐々に落下し始める。脱水されたスラグの顆粒4
6は次に貯蔵領域に向けて取除かれる。
【0031】回転ロール44の濾過壁は圧縮空気導管4
0から生ずる圧縮空気のジェット42によって洗浄され
る。スラグ顆粒から解放された水はポンプ56を介して
冷却タワー60に向けて搬送される。損失分を補充した
後水は第2のポンプ52によりスプレイヘッド14に向
けて、かつ又部分的にはジェット30に向けてポンプ送
給される。顆粒脱水プラント54から派生する蒸気並び
に空気は好適には前述したのと同一のプラントによって
浄化されることが出来る。この目的のために、前記脱水
プラント54にはフード55が設けられており、該フー
ドは対流によって生ずる蒸気と空気の混合物57を集積
する。この混合物は脱水プラント54から、ダンパ弁3
6を設けることが出来る煙突を介してタワー20に向け
て搬送される。このダンパ弁36はこのルートを通って
タワー20内に搬入される空気と蒸気の混合物の流量を
どの時点においてもコントロールすることを可能ならし
めている。
【0032】しかしながら、本発明は前述した実施例に
のみ限定されるものではなく、蒸気及び硫黄ガスが解放
される全ての顆粒及び脱水プラントにおいて好適に利用
出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】吹付け炉スラグの顆粒化工程中形成される汚染
蒸気の処理用プラントの好ましい1つの実施例を図式的
に示した図。
【符号の説明】
19 上向きの流れ 23 下向きの流れ 34 容器 8 顆粒化プラント 20 密閉タワー 30 ジェット管 63 分配導管 58 流れ導管 24 吸引導管 26 抽出ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルク ソルヴィ ルクセンブルグ国エランゲ エス/メス, リュ デ 3 カントン 56 (72)発明者 ルイ シュミット ルクセンブルグ国ルクセンブルグ,リュ テオドル エベルハート 39 (72)発明者 レオン ウルヴェリング ルクセンブルグ国ルクセンブルグ − ホ ワルド,リュ ドクトル ジョス ペファ ー 30

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顆粒化プラント内での吹付け炉スラグ顆
    粒の製造中形成される硫黄ガスで汚染された蒸気と空気
    との混合物の処理方法において、前記混合物がまず上向
    き流れ(19)内へと導入され、次に前記混合物は減圧
    下に維持された容器(34)内に下向きの流れ(23)
    として流入し、同容器内においてはアルカリ性水溶液が
    平行流をなして前記下向き流れ内に散布され、この流れ
    が前記空気を清浄化するとともに、前記蒸気を凝縮して
    おり、更に又前記未凝縮ガスは前記プラントの外側にお
    いて強制され、調節可能とされた流れとして除去される
    ことにより前記容器の内側に減圧状態を保持しているこ
    とを特徴とする汚染された蒸気と空気との混合物の処理
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の処理方法において、除
    去された未凝縮ガスが第2回目としてアルカリ性水溶液
    により汚染除去されており、前記水溶液は前記ガスを前
    記プラントから除去する水ジェットポンプを作動するた
    めに採用されていることを特徴とする汚染された蒸気と
    空気との混合物の処理方法。
  3. 【請求項3】 顆粒化プラント(8)内での吹付け炉ス
    ラグ顆粒の製造中形成される硫黄ガスで汚染された蒸気
    と空気との混合物の処理装置において、前記顆粒化プラ
    ント(8)上方に位置する密閉タワー(20)が含まれ
    ており、同タワーは少なくとも1つの長方形の容器(3
    4)を用いて蒸気並びにガスの前記混合物を集積してお
    り、前記容器(34)はその下側端部(22)が閉じて
    おり、その上側端部が開いており、前記密閉タワー(2
    0)の内側において垂直方向に配設されており、前記タ
    ワーは更に前記容器(34)の内側に配列されたジェッ
    ト管(30)にして、これらジェット管はアルカリ水の
    ための配水管(63)に接続されているジェット管と、
    浄化水並びに凝縮物のための少なくとも1つの流れ導管
    (58)にして容器(34)の下側端部(22)内に進
    入している流れ導管と、未凝縮ガスのための少なくとも
    1つの吸入管(24)にして前記容器(34)の下側部
    分内に進入している吸入導管と、可変出力抽出ポンプ
    (26)にして前記ガスを除去し、前記容器(34)内
    に減圧値を維持するとともに前記吸引導管(24)に接
    続されているポンプ(26)とを用いて前記混合物を集
    積していることを特徴とする汚染された蒸気と空気との
    混合物の処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の処理装置において、採
    用された可変出力ポンプは水ジェットポンプ(26)で
    あり、該ポンプにおいては放出された前記未凝縮ガスが
    前記水と密着していることを特徴とする汚染された蒸気
    と空気との混合物の処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の処理装置において、ポ
    ンプ(26)の送給側は導管(64)を経由して密閉脱
    ガス溜(65)に接続されており、同ガス溜の上側部分
    は導管(67)を介して冷却タワー(60)に接続され
    ており、下側部分は沈澱床(52)に連結している導管
    (68)に接続されていることを特徴とする汚染された
    蒸気と空気との混合物の処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項3から5のいづれか1つの項に記
    載の処理装置において、前記ポンプ(26)は前記容器
    (34)内側の圧力減少の関数として前記ポンプ(2
    6)の出力をコントロールするためのプローブに接続さ
    れていることを特徴とする汚染された蒸気と空気との混
    合物の処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項3から6のいづれか1つの項に記
    載の処理装置において、脱水化プラント(55)が煙突
    (38)を介して前記凝縮タワー(20)に接続されて
    いることを特徴とする汚染された蒸気と空気との混合物
    の処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の処理装置において、前
    記煙突(38)には引込まれるガスの流量をコントロー
    ルするためのダンパ弁(36)が設けられていることを
    特徴とする汚染された蒸気と空気との混合物の処理装
    置。
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