JPH0679027B2 - アルドステロンのイムノアツセイおよびそのためのキット - Google Patents
アルドステロンのイムノアツセイおよびそのためのキットInfo
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- JPH0679027B2 JPH0679027B2 JP1189995A JP18999589A JPH0679027B2 JP H0679027 B2 JPH0679027 B2 JP H0679027B2 JP 1189995 A JP1189995 A JP 1189995A JP 18999589 A JP18999589 A JP 18999589A JP H0679027 B2 JPH0679027 B2 JP H0679027B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はアルドステロン(以下、ALDと略称することあ
り)の測定に有用な免疫測定方法に関し、本発明者らが
先に発明し、特開昭63−60996号において開示された、
新規な置換アルドステロン類を使用するラジオ免疫測定
方法(以下、RIAと略称することあり)、あるいはエン
ザイム免疫測定方法(以下、EIAと略称することにあ
り)に係るものである。
り)の測定に有用な免疫測定方法に関し、本発明者らが
先に発明し、特開昭63−60996号において開示された、
新規な置換アルドステロン類を使用するラジオ免疫測定
方法(以下、RIAと略称することあり)、あるいはエン
ザイム免疫測定方法(以下、EIAと略称することにあ
り)に係るものである。
[従来技術とその問題点] 従来、ALDの測定はステロイドホルモン測定のうちで最
も困難なものの一つで、公知の免疫測定方法はその特性
において必ずしも充分なものとは言い難かつた。
も困難なものの一つで、公知の免疫測定方法はその特性
において必ずしも充分なものとは言い難かつた。
すなわち、免疫測定方法の良否は使用する抗ハプテン抗
血清の適否に大きく支配されるが、この抗血清の特性
は、免疫原の構造によつて左右される。抗ハプテン抗血
清の場合、その免疫原としての化合物は官能基が出来る
限り遊離の状態のものが望ましいと言われている。
血清の適否に大きく支配されるが、この抗血清の特性
は、免疫原の構造によつて左右される。抗ハプテン抗血
清の場合、その免疫原としての化合物は官能基が出来る
限り遊離の状態のものが望ましいと言われている。
これまで報告されているALDのハプテンとしては、その2
1−ヘキサクシネート、3−(O−カルボキシメチル)
オキシムおよび、18、21−ビスヘキサクシネートなどが
挙げられるが、いずれもALD自体の官能基の一部がブロ
ツクされた形のもので、必ずしも満足なハプテンとは言
えない。
1−ヘキサクシネート、3−(O−カルボキシメチル)
オキシムおよび、18、21−ビスヘキサクシネートなどが
挙げられるが、いずれもALD自体の官能基の一部がブロ
ツクされた形のもので、必ずしも満足なハプテンとは言
えない。
[問題点を解決するための手段] 上記の状況にかんがみ、本発明者らは、ALDのすべての
官能基が遊離の状態にあるハプテンの合成を試みてこれ
に成功し、上記ハプテンおよびその製造方法、上記ハプ
テンを含有するALD検査用試薬を特願昭62−117581号と
して特許出願し、その内容は特開昭63−60996号により
開示された。
官能基が遊離の状態にあるハプテンの合成を試みてこれ
に成功し、上記ハプテンおよびその製造方法、上記ハプ
テンを含有するALD検査用試薬を特願昭62−117581号と
して特許出願し、その内容は特開昭63−60996号により
開示された。
本発明は、上記ハプテンを使用するALDのRIA法あるいは
EIA法およびこれらのものに加えて標準ALDを組合せたRI
AあるいはEIA用キツトを意図するものである。
EIA法およびこれらのものに加えて標準ALDを組合せたRI
AあるいはEIA用キツトを意図するものである。
したがつて本発明によれば、式 (但し、式中R1およびR2のいずれか一方は水素、R1が水
素のときR2は−S−(CH2)1-3COR3または−O−CO−
(CH2)1-5COR3で表わされる基、R2が水素のときR1は−
S−(CH2)1-3COR3で表わされる基、ここでR3はヒドロ
キシ基、またはそれぞれヨウ素化されていてもよいチラ
ミン残基、チロシン低級アルキルエステル残基、ヒスタ
ミン残基、ヒスチジン残基あるいは7−アミノヘプタノ
イルチロシン低級アルキルエステル残基を表わす。)で
表わされる置換アルドステロン類のうち少なくとも一つ
を、抗ハプテン抗血清作製用ハプテン、あるいは標識用
抗原(トレーサー)として使用することを特徴とする血
清アルドステロンの免疫測定方法が提供される。
素のときR2は−S−(CH2)1-3COR3または−O−CO−
(CH2)1-5COR3で表わされる基、R2が水素のときR1は−
S−(CH2)1-3COR3で表わされる基、ここでR3はヒドロ
キシ基、またはそれぞれヨウ素化されていてもよいチラ
ミン残基、チロシン低級アルキルエステル残基、ヒスタ
ミン残基、ヒスチジン残基あるいは7−アミノヘプタノ
イルチロシン低級アルキルエステル残基を表わす。)で
表わされる置換アルドステロン類のうち少なくとも一つ
を、抗ハプテン抗血清作製用ハプテン、あるいは標識用
抗原(トレーサー)として使用することを特徴とする血
清アルドステロンの免疫測定方法が提供される。
また、本発明の別の側面によれば、前記置換ALD類のう
ち少なくとも一つを標識用抗原あるいは抗血清作製用ハ
プテンとして含むことを特徴とする血清アルドステロン
・免疫測定用キツトが提供される。
ち少なくとも一つを標識用抗原あるいは抗血清作製用ハ
プテンとして含むことを特徴とする血清アルドステロン
・免疫測定用キツトが提供される。
RIAの場合、標識用抗原が放射性ヨウ素で標識されてい
ることが好ましく、EIAの場合、標識用抗原が酵素で標
識されていることは言うまでもない。
ることが好ましく、EIAの場合、標識用抗原が酵素で標
識されていることは言うまでもない。
本免疫測定方法において、これらの置換ALD(I)のう
ち、R3が水酸基である化合物(I)(R3=OH)を、タン
パク質たとえば牛血清アルブミン(BSA)と結合させた
もの(BSAコンジユゲート)は、これを抗原(免疫原)
として、たとえば家兎を免疫、つまり数回繰返し注射し
たのち、その家兎より採血して抗ALD抗血清とする。ま
た他のタンパク質すなわち標識用酵素たとえばホースラ
デイシユ・ペルオキシダーゼ、アルカリホスフアター
ゼ、β−D−ガラクトシダーゼあるいはグルコシダーゼ
などと結合させて、EIA用標識体とすることができる。
ち、R3が水酸基である化合物(I)(R3=OH)を、タン
パク質たとえば牛血清アルブミン(BSA)と結合させた
もの(BSAコンジユゲート)は、これを抗原(免疫原)
として、たとえば家兎を免疫、つまり数回繰返し注射し
たのち、その家兎より採血して抗ALD抗血清とする。ま
た他のタンパク質すなわち標識用酵素たとえばホースラ
デイシユ・ペルオキシダーゼ、アルカリホスフアター
ゼ、β−D−ガラクトシダーゼあるいはグルコシダーゼ
などと結合させて、EIA用標識体とすることができる。
これらのために用いる混酸無水物法は、置換アルドステ
ロン(I)(R3=H)を、たとえばジオキサンに溶か
し、之にトリ−n−ブチルアミンおよびイソブチルクロ
ルカーボネートを加え、8〜10℃で30分間撹拌すると、
化合物(I)−COOCOOC4H9の活性エステルができる。こ
れにBSAの含水ジオキサン溶液(NaOHでpH8.5に調整)を
加え、撹拌をつづけると化合物(I)のBSAコンジユゲ
ートが得られる方法である。
ロン(I)(R3=H)を、たとえばジオキサンに溶か
し、之にトリ−n−ブチルアミンおよびイソブチルクロ
ルカーボネートを加え、8〜10℃で30分間撹拌すると、
化合物(I)−COOCOOC4H9の活性エステルができる。こ
れにBSAの含水ジオキサン溶液(NaOHでpH8.5に調整)を
加え、撹拌をつづけると化合物(I)のBSAコンジユゲ
ートが得られる方法である。
之に対し、冷水中での透析、pHの調整、遠心分離による
沈渣の採取、採取した沈渣の重曹溶液による溶解、冷水
中での再透析などの精製操作を施して免疫原とする。
沈渣の採取、採取した沈渣の重曹溶液による溶解、冷水
中での再透析などの精製操作を施して免疫原とする。
このほか、カルボジイミド法(エチルカルボジイミドま
たはモルホカルボジイミドを用いる)あるいはイソキサ
ゾリウム法も用いられる。
たはモルホカルボジイミドを用いる)あるいはイソキサ
ゾリウム法も用いられる。
また、これらの方法は、次の酵素で標識する場合も全く
同様に利用される。BSAが酵素とおき代るだけである。
(たとえば鎮目和夫他編[新版ラジオイムノアツセイ」
朝倉書店1977年刊行、および石川栄治他「酵素免疫測定
法」医学書院1978年刊行参照) また標識用抗原は、EIAの場合には、前記化合物(I)
のうちR3が水酸基であるものを、公知の慣用方法、たと
えば活性エステル法によつて酵素で標識して作製する。
同様に利用される。BSAが酵素とおき代るだけである。
(たとえば鎮目和夫他編[新版ラジオイムノアツセイ」
朝倉書店1977年刊行、および石川栄治他「酵素免疫測定
法」医学書院1978年刊行参照) また標識用抗原は、EIAの場合には、前記化合物(I)
のうちR3が水酸基であるものを、公知の慣用方法、たと
えば活性エステル法によつて酵素で標識して作製する。
RIAの場合には、前記化合物(I)のうちR3が水酸基以
外のものをそれ自体公知の慣用手段、たとえばクロラミ
ンT法あるいは酵素法などにより放射性ヨウ素(125Iま
たは131I)によつて標識して作製する。
外のものをそれ自体公知の慣用手段、たとえばクロラミ
ンT法あるいは酵素法などにより放射性ヨウ素(125Iま
たは131I)によつて標識して作製する。
標識にはクロラミンTでヨウ素イオンを酸化するか、過
酸化水素とラクトペルオキシダーゼとの組合せで酸化し
て得た原子状ヨウ素を利用して、たとえばヒドロキシフ
エニルのメタ位にヨウ素を導入する方法が採用される
(前記「新版ラジオイムノアツセイ」参照)。
酸化水素とラクトペルオキシダーゼとの組合せで酸化し
て得た原子状ヨウ素を利用して、たとえばヒドロキシフ
エニルのメタ位にヨウ素を導入する方法が採用される
(前記「新版ラジオイムノアツセイ」参照)。
イムノアツセイ法はそれ自体公知の方法に従つて行な
い、EIAの場合には、たとえば螢光強度測定における、
標識液と被測定血清との測定値を比較することによつて
定量する。
い、EIAの場合には、たとえば螢光強度測定における、
標識液と被測定血清との測定値を比較することによつて
定量する。
RIAの場合には、たとえばウエル型シンチレーシヨン・
カウンターで測定した標準液と被検血清の放射活性との
対比によつて求める。
カウンターで測定した標準液と被検血清の放射活性との
対比によつて求める。
本発明によつて提供される免疫測定用キツトには標準
物質としてのALDと化合物(I)の放射化あるいは酵
素標識物または化合物(I)より得た抗血清が含まれ
る。後二者のうちいずれかは公知のALD誘導体由来のも
のでもよい。その他所望に応じ、緩衝液、F/B(遊離型
/結合型)分離試薬[たとえばPEGあるいは第2抗体
(2抗体法で前記を第1抗体とする場合)]を含むも
のであつてもよい。
物質としてのALDと化合物(I)の放射化あるいは酵
素標識物または化合物(I)より得た抗血清が含まれ
る。後二者のうちいずれかは公知のALD誘導体由来のも
のでもよい。その他所望に応じ、緩衝液、F/B(遊離型
/結合型)分離試薬[たとえばPEGあるいは第2抗体
(2抗体法で前記を第1抗体とする場合)]を含むも
のであつてもよい。
前記したように、本発明によれば、感度、交叉反応性に
おいてすぐれた免疫測定方法を実施しうることが判明
し、次記実施例の記載において更に詳細に説明するよう
に、本発明の公知技術に対する優位性が裏付けられた。
おいてすぐれた免疫測定方法を実施しうることが判明
し、次記実施例の記載において更に詳細に説明するよう
に、本発明の公知技術に対する優位性が裏付けられた。
実施例1 置換ALD(I)(R1=SCH2COOH,R2=H)による免疫原お
よび抗血清の作製 i)免疫原 置換ALD(I)(R1=SCH2COOH,R2=H)18mgをジオキサ
ン500μlに溶かし10〜12℃に保ちながらトリブチルア
ミン9.3μlとイソブチルクロルカーボネート4.9μlを
加え,30分間撹拌して活性エステル液とする。一方,牛
血清アルブミン(BSA)69mgを水2mlに溶かし,ジオキサ
ン2mlを加えて混和したのち,1N−水酸化ナトリウムでpH
8.5に調整する。これに,上記エステル液を氷冷下に滴
下したのち,さらにpH8.5に保ちながら4時間撹拌を続
けてカツプリングさせ,水に対して透析し,つづいて凍
結乾燥し,標記化合物(I)BSAコンジユゲート50mgを
得た。
よび抗血清の作製 i)免疫原 置換ALD(I)(R1=SCH2COOH,R2=H)18mgをジオキサ
ン500μlに溶かし10〜12℃に保ちながらトリブチルア
ミン9.3μlとイソブチルクロルカーボネート4.9μlを
加え,30分間撹拌して活性エステル液とする。一方,牛
血清アルブミン(BSA)69mgを水2mlに溶かし,ジオキサ
ン2mlを加えて混和したのち,1N−水酸化ナトリウムでpH
8.5に調整する。これに,上記エステル液を氷冷下に滴
下したのち,さらにpH8.5に保ちながら4時間撹拌を続
けてカツプリングさせ,水に対して透析し,つづいて凍
結乾燥し,標記化合物(I)BSAコンジユゲート50mgを
得た。
担体タンパクに対するハプテンの結合モル比は15であつ
た。
た。
ii)抗血清 前記免疫原250μgを生理食塩液250μlに溶かし,フロ
イント・コンプリート・アジユバント250μlを加えエ
マルジヨンとする。これを家兎の背部に皮内注射し,こ
れを3時間間隔で5回繰返す。最終免疫後10日目に全採
血して抗血清を得た。
イント・コンプリート・アジユバント250μlを加えエ
マルジヨンとする。これを家兎の背部に皮内注射し,こ
れを3時間間隔で5回繰返す。最終免疫後10日目に全採
血して抗血清を得た。
この抗血清の力価を,後述のRIA系で測定したところ,
125I標識ALD2.2×104dpmの50%を結合させるのに要する
抗血清の希釈倍数で表わした値で,4.6×104倍であつ
た。
125I標識ALD2.2×104dpmの50%を結合させるのに要する
抗血清の希釈倍数で表わした値で,4.6×104倍であつ
た。
実施例2 置換ALD(I)(R1=SCH2CONHCH2CH2(C6H4)OH,R2=
H)の標識 置換ALD(I)(R1=SCH2CONHCH2CH2(C6H4)OH,R2=
H)500ng,ジメチルホルムアミド5μl,0.5M−リン酸緩
衝液(pH7.5)25μlおよび125I−ヨウ化ナトリウム1mC
iをガラスチユーブに入れ,ここにクロラミンT20μgを
含むリン酸緩衝液(pH7.5)5μlを加え,室温で45秒
間撹拌したのち,メタ重亜硫酸ナトリウム100μgを含
む水溶液5μlを加えて反応を停止させた。
H)の標識 置換ALD(I)(R1=SCH2CONHCH2CH2(C6H4)OH,R2=
H)500ng,ジメチルホルムアミド5μl,0.5M−リン酸緩
衝液(pH7.5)25μlおよび125I−ヨウ化ナトリウム1mC
iをガラスチユーブに入れ,ここにクロラミンT20μgを
含むリン酸緩衝液(pH7.5)5μlを加え,室温で45秒
間撹拌したのち,メタ重亜硫酸ナトリウム100μgを含
む水溶液5μlを加えて反応を停止させた。
これにヨウ化カリウム500μgを加え,ジクロルメタン1
mlで抽出,硫酸ナトリウムで乾燥後クロマトグラフイー
(セフアデツクスLH−20,0.7cmφ×20cm,ジクロルメタ
ン:メタノール=9:1)を行ない,1000−1500μCi/μg
の標記化合物を得た。クロマトグラム(溶出曲線)は第
1図に示す通りであつた。
mlで抽出,硫酸ナトリウムで乾燥後クロマトグラフイー
(セフアデツクスLH−20,0.7cmφ×20cm,ジクロルメタ
ン:メタノール=9:1)を行ない,1000−1500μCi/μg
の標記化合物を得た。クロマトグラム(溶出曲線)は第
1図に示す通りであつた。
実施例2−1 前記実施例2前半の記載にしたがつて、標記置換ALD
(I)の標識を行つた。標識物は,それぞれクロマトグ
ラフイ(セフアデツクスLH−20,9mmφ×90mm,エタノー
ル−M/10 クエン酸緩衝液、pH2.2)によつて精製し,
放射活性500μCi/μgのチロシンメチルエステル体およ
び同400μCi/μgのヒスタミン体を得た。クロマトグラ
ム(溶出曲線)を,それぞれ第5および6図に示す。
(I)の標識を行つた。標識物は,それぞれクロマトグ
ラフイ(セフアデツクスLH−20,9mmφ×90mm,エタノー
ル−M/10 クエン酸緩衝液、pH2.2)によつて精製し,
放射活性500μCi/μgのチロシンメチルエステル体およ
び同400μCi/μgのヒスタミン体を得た。クロマトグラ
ム(溶出曲線)を,それぞれ第5および6図に示す。
実施例 3 置換ALD(I)[(R1=H,R2=βおよびα・OCOCH2−CH2
COOH)]による免疫原および抗血清の作製 i)免疫原: 標記置換ALD(I)を,個別に実施例1記載の方法と同
様の方法に従つて処理し,それぞれ(I)(R1=H,R2=
β・OCOCH2CH2COOH)−BSAおよび(I)(R1=H,R2=α
・OCOCH2−CH2COOH)−BSAコンジユゲートを得た。出発
物質14.5mgから得られたコンジユゲートの量は,それぞ
れ65mg,68mgであつた。また担体タンパクに対するハプ
テンの結合モル比は,それぞれ11および20であつた。
COOH)]による免疫原および抗血清の作製 i)免疫原: 標記置換ALD(I)を,個別に実施例1記載の方法と同
様の方法に従つて処理し,それぞれ(I)(R1=H,R2=
β・OCOCH2CH2COOH)−BSAおよび(I)(R1=H,R2=α
・OCOCH2−CH2COOH)−BSAコンジユゲートを得た。出発
物質14.5mgから得られたコンジユゲートの量は,それぞ
れ65mg,68mgであつた。また担体タンパクに対するハプ
テンの結合モル比は,それぞれ11および20であつた。
ii)抗血清 前記免疫原を用いて実施例1,ii)記載と同様の方法で免
疫を行い,抗血清を得た。これらの抗血清の力価を前記
と同一表現で示すと,それぞれ9×104倍および6×104
倍であつた。
疫を行い,抗血清を得た。これらの抗血清の力価を前記
と同一表現で示すと,それぞれ9×104倍および6×104
倍であつた。
実施例 4125 Iによる置換ALD(I)[(R1=H,R2=βまたはα・O
COCH2−CH2CONHCH2CH2(C6H4)OH)]の標識 置換ALD(I)[(R1=H,R2=βまたはα・OCOCH2−CH2
CONHCH2CH2(C6H4)OH)]に実施例2と同様の操作を施
して、それぞれ125I(I)(R1=H,R2=β・OCOCH2−CH
2CONHCH2CH2(C6H4)OH)330μCiおよび125I(I)(R1
=H,R2=α・OCOCH2−CH2CONHCH2CH2(C6H4)OH)600μ
Ciを得た。クロマトグラム(溶出曲線)はそれぞれ第2
図および第3図に示す通りであつた。
COCH2−CH2CONHCH2CH2(C6H4)OH)]の標識 置換ALD(I)[(R1=H,R2=βまたはα・OCOCH2−CH2
CONHCH2CH2(C6H4)OH)]に実施例2と同様の操作を施
して、それぞれ125I(I)(R1=H,R2=β・OCOCH2−CH
2CONHCH2CH2(C6H4)OH)330μCiおよび125I(I)(R1
=H,R2=α・OCOCH2−CH2CONHCH2CH2(C6H4)OH)600μ
Ciを得た。クロマトグラム(溶出曲線)はそれぞれ第2
図および第3図に示す通りであつた。
参考例1 実施例2および4に記載したALD標識化合物のほか,公
知の11β,18−エポキシ,18α,21−ジヒドロキシ−4−
プレグネン−3,20−ジオン=3−{O−[N−(p−ヒ
ドロキシフエネチル)カルバモイルメチル]オキシム}
(VI)をクロラミンT法によりヨウ素化して125I−(V
I)を作製し,その比放射能が680Ci/mmolであることを
確認した。
知の11β,18−エポキシ,18α,21−ジヒドロキシ−4−
プレグネン−3,20−ジオン=3−{O−[N−(p−ヒ
ドロキシフエネチル)カルバモイルメチル]オキシム}
(VI)をクロラミンT法によりヨウ素化して125I−(V
I)を作製し,その比放射能が680Ci/mmolであることを
確認した。
実施例5 血清ALDのRIA 1)操作法 血清100μlを試験管に採取し,上記実施例2および4
ならびに参考例1のいずれかによつて得た125I標識ALD
(2.2×104dpm)を含む緩衝液(0.1%牛血清γ−グロブ
リンを含む0.1Mクエン酸緩衝液,pH5.0)100μl,8−アニ
リノナフタレン−1−スルホン酸溶液(625mg/ml)400
μlおよび後記希釈倍率の各種抗血清溶液(実施例1お
よび3により作製)100μlを加え,4℃で16時間インキ
ユベーシヨンを行つたのち,25%ポリエチレングリコー
ル6000溶液1mlを加え,10秒間振り混ぜ,ついで遠心分離
(2250×g,20分間)し,その上澄を吸引除去し,沈殿の
放射活性をウエル型シンチレーシヨン・カウンターで測
定した。
ならびに参考例1のいずれかによつて得た125I標識ALD
(2.2×104dpm)を含む緩衝液(0.1%牛血清γ−グロブ
リンを含む0.1Mクエン酸緩衝液,pH5.0)100μl,8−アニ
リノナフタレン−1−スルホン酸溶液(625mg/ml)400
μlおよび後記希釈倍率の各種抗血清溶液(実施例1お
よび3により作製)100μlを加え,4℃で16時間インキ
ユベーシヨンを行つたのち,25%ポリエチレングリコー
ル6000溶液1mlを加え,10秒間振り混ぜ,ついで遠心分離
(2250×g,20分間)し,その上澄を吸引除去し,沈殿の
放射活性をウエル型シンチレーシヨン・カウンターで測
定した。
2)標準曲線: 上記1)の操作法により,ALD標準液(0〜5000pg/ml)
について作成した標準曲線は第4図に示す通りであつ
た。ここでB0は非放射性ALDのないときに得られた抗原
・抗体結合物の放射能,Bは非放射性ALDを加えたときの
結合物の放射能である。
について作成した標準曲線は第4図に示す通りであつ
た。ここでB0は非放射性ALDのないときに得られた抗原
・抗体結合物の放射能,Bは非放射性ALDを加えたときの
結合物の放射能である。
3)交差反応性: 本発明によつて得た各種置換アルドステロンの各種ステ
ロイドとの交差反応性検定試験(方法は上記1)による
結果を次頁の表に総括する。
ロイドとの交差反応性検定試験(方法は上記1)による
結果を次頁の表に総括する。
実施例5−1 血清ALDのRIA 前記実施例1に記載の操作法に従つて,実施例2−1で
得た標識体と,次頁の表中に記載した抗(I)(R1=H,
R2=α・OCOCH2CH2COOH)−BSAとを用いて作成したB/B0
標準曲線は第7図に示す通りであつた。
得た標識体と,次頁の表中に記載した抗(I)(R1=H,
R2=α・OCOCH2CH2COOH)−BSAとを用いて作成したB/B0
標準曲線は第7図に示す通りであつた。
実施例6 血清ALDのEIA 1)酵素標識抗原の作製: 前記した,置換ALDのカルボン酸誘導体 [(I)(R1=SCH2COOH,R2H)、(I)(R1=H,R2=β
・SCH2COOH)、(I)(R1=H,R2=β・OCOCH2CH2COO
H)、(I)(R1=H,R2=α・OCOCH2CH2−COOH)および
公知の11β,18−エポキシ−18α,21−ジヒドロキシ−4
−プレグネン−3,20−ジオン=3−(O−カルボキシメ
チル)オキシム(VI)]各6μmolを個別にジオキサン4
00μlに溶かし,トリ−n−ブチルアミン6.3μmolを含
むジオキサン50μlを加え10〜12℃に冷却下イソブチル
クロルカーボネート6μmolを含むジオキサン50μl
を加え30分間撹拌し活性エステル液とした。
・SCH2COOH)、(I)(R1=H,R2=β・OCOCH2CH2COO
H)、(I)(R1=H,R2=α・OCOCH2CH2−COOH)および
公知の11β,18−エポキシ−18α,21−ジヒドロキシ−4
−プレグネン−3,20−ジオン=3−(O−カルボキシメ
チル)オキシム(VI)]各6μmolを個別にジオキサン4
00μlに溶かし,トリ−n−ブチルアミン6.3μmolを含
むジオキサン50μlを加え10〜12℃に冷却下イソブチル
クロルカーボネート6μmolを含むジオキサン50μl
を加え30分間撹拌し活性エステル液とした。
一方、β−D−ガラクトシダーゼ(30U/mg,ベーリンガ
ー・マイハイム社製)2mgを10%ジオキサン3.5mlに溶か
し,0.1N−水酸化ナトリウムでpH9.2に調整しておく。こ
れに上記活性エステル液を氷冷・撹拌下に滴下し,5分
後,pH8.5に調整した。さらに4℃で4時間撹拌を続けた
のち0.05%ナトリウムアジドを含む0.01Mリン酸緩衝液
(pH7.4)に対して2日間透析し,得られたβ−D−ガ
ラクトシダーゼ・ALD誘導体・コンジユゲート(被標識
化合物の記載順に従つて,それぞれVIIa,b,c,dまたはe
と指称する)を酵素標識抗原とした。
ー・マイハイム社製)2mgを10%ジオキサン3.5mlに溶か
し,0.1N−水酸化ナトリウムでpH9.2に調整しておく。こ
れに上記活性エステル液を氷冷・撹拌下に滴下し,5分
後,pH8.5に調整した。さらに4℃で4時間撹拌を続けた
のち0.05%ナトリウムアジドを含む0.01Mリン酸緩衝液
(pH7.4)に対して2日間透析し,得られたβ−D−ガ
ラクトシダーゼ・ALD誘導体・コンジユゲート(被標識
化合物の記載順に従つて,それぞれVIIa,b,c,dまたはe
と指称する)を酵素標識抗原とした。
2)EIA: ALD標準溶液100μlを試験管に採り,0.1Mリン酸緩衝液
(pH7.4)300μlおよび酵素標識抗原希釈液(酵素標識
抗原を10万倍に希釈)100μlを加え混和後,抗血清溶
液50μlを加え4℃で5時間静置した。
(pH7.4)300μlおよび酵素標識抗原希釈液(酵素標識
抗原を10万倍に希釈)100μlを加え混和後,抗血清溶
液50μlを加え4℃で5時間静置した。
ついでイムノビード(Immunobead;Bio-Red社商品名,1mg
/ml)100μlを加え4℃に1時間静置したのち、遠沈し
(2000×g,5分間),その上澄を吸引除去し,沈殿を0.1
M−リン酸緩衝液(pH7.4)で2回洗浄した。
/ml)100μlを加え4℃に1時間静置したのち、遠沈し
(2000×g,5分間),その上澄を吸引除去し,沈殿を0.1
M−リン酸緩衝液(pH7.4)で2回洗浄した。
これを,0.14M−塩化ナトリウム、0.001M・塩化マグネシ
ウム,0.05%ナトリウムアジド,0.5%BSAを含む0.01M−
リン酸緩衝液(pH7.3)に懸濁させ,さらに4−メチル
ウンベリフエリル−β−D−ガラクトシド溶液(80μg/
ml)400μlを加え,37℃で30分間インキユベートしたの
ち,0.1M−グリシン緩衝液(pH10.5)3mlを加えて反応を
停止させ,その螢光強度(励起360nm,螢光448nm)を測
定した。
ウム,0.05%ナトリウムアジド,0.5%BSAを含む0.01M−
リン酸緩衝液(pH7.3)に懸濁させ,さらに4−メチル
ウンベリフエリル−β−D−ガラクトシド溶液(80μg/
ml)400μlを加え,37℃で30分間インキユベートしたの
ち,0.1M−グリシン緩衝液(pH10.5)3mlを加えて反応を
停止させ,その螢光強度(励起360nm,螢光448nm)を測
定した。
なお,血清中ALDの測定の場合は,標準溶液100μlおよ
び緩衝液300μlの代りに,それぞれ被検血清100μlお
よび8−アニリノナフタレン−1−スルホン酸溶液(80
0μg/ml)300μlを用い,以下上記と同様に操作する。
また,用いる酵素標識抗原と抗血清との可能な組合せ
(○印)は次表に示すとおりである。
び緩衝液300μlの代りに,それぞれ被検血清100μlお
よび8−アニリノナフタレン−1−スルホン酸溶液(80
0μg/ml)300μlを用い,以下上記と同様に操作する。
また,用いる酵素標識抗原と抗血清との可能な組合せ
(○印)は次表に示すとおりである。
【図面の簡単な説明】 第1,2および3図はそれぞれ,125I−(I) 125I−(I) および125I−(I) のカラムクロマトグラフ溶出曲線である。 また第4図は標識物あるいは抗ALD抗血清のいずれか一
方,あるいは双方共に本発明による置換ALDを用いて作
成したB/B0標準曲線である。 第5および第6図は,それぞれ125I−(I) および のカラムクロマトグラフ溶出曲線である。第7図は,標
識物および抗ALD抗血清が双方共に本発明による置換ALD
を用いたB/B0標準曲線である。
方,あるいは双方共に本発明による置換ALDを用いて作
成したB/B0標準曲線である。 第5および第6図は,それぞれ125I−(I) および のカラムクロマトグラフ溶出曲線である。第7図は,標
識物および抗ALD抗血清が双方共に本発明による置換ALD
を用いたB/B0標準曲線である。
Claims (4)
- 【請求項1】式 (但し、式中R1およびR2のいずれか一方は水素、R1が水
素のときR2は−S−(CH2)1-3COR3または−O−CO−
(CH2)1-5COR3で表わされる基、R2が水素のときR1は−
S−(CH2)1-3COR3で表わされる基、ここでR3はヒドロ
キシ基、またはそれぞれヨウ素化されていてもよいチラ
ミン残基、チロシン低級アルキルエステル残基、ヒスタ
ミン残基、ヒスチジン残基あるいは7−アミノヘプタノ
イルチロシン低級アルキルエステル残基を表わす。)で
表わされる置換アルドステロン類のうち少なくとも一つ
を、抗ハプテン抗血清作製用ハプテン、あるいは標識用
抗原(トレーサー)として使用することを特徴とする血
清アルドステロンの免疫測定方法。 - 【請求項2】標識用抗原が放射性ヨウ素で標識されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲(1)記載の免疫測
定方法。 - 【請求項3】標識用抗原が酵素で標識されていることを
特徴とする特許請求の範囲(1)記載の免疫測定方法。 - 【請求項4】式 (但し、式中R1およびR2のいずれか一方は水素、R1が水
素のときR2は−S−(CH2)1-3COR3または−O−CO−
(CH2)1-5COR3で表わされる基、R2が水素のときR1は−
S−(CH2)1-3COR3で表わされる基、ここでR3はヒドロ
キシ基、またはそれぞれヨウ素化されていてもよいチラ
ミン残基、チロシン低級アルキルエステル残基、ヒスタ
ミン残基、ヒスチジン残基あるいは7−アミノヘプタノ
イルチロシン低級アルキルエステル残基を表わす。)で
表わされる置換アルドステロン類のうち少なくとも一つ
を標識用抗原あるいは抗血清作製用ハプテンとして含む
ことを特徴とする血清アルドステロン免疫測定用キッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1189995A JPH0679027B2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | アルドステロンのイムノアツセイおよびそのためのキット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1189995A JPH0679027B2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | アルドステロンのイムノアツセイおよびそのためのキット |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62117581A Division JPS6360996A (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 | 4―または6―置換アルドステロン酸、その製法および該酸を含有するアルドステロン検査用試薬 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0257976A JPH0257976A (ja) | 1990-02-27 |
JPH0679027B2 true JPH0679027B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=16250632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1189995A Expired - Lifetime JPH0679027B2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | アルドステロンのイムノアツセイおよびそのためのキット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0679027B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU6528994A (en) * | 1993-04-02 | 1994-10-24 | Pharmaceutical Discovery Corporation | Renin/angiotensin i diagnostic assay |
CN102735679B (zh) * | 2012-06-26 | 2015-07-15 | 博奥赛斯(天津)生物科技有限公司 | 醛固酮化学发光免疫定量检测试剂盒及其制备方法 |
-
1989
- 1989-07-20 JP JP1189995A patent/JPH0679027B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0257976A (ja) | 1990-02-27 |
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