JPH0678929A - 生検針装置 - Google Patents

生検針装置

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JPH0678929A
JPH0678929A JP4194634A JP19463492A JPH0678929A JP H0678929 A JPH0678929 A JP H0678929A JP 4194634 A JP4194634 A JP 4194634A JP 19463492 A JP19463492 A JP 19463492A JP H0678929 A JPH0678929 A JP H0678929A
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JP
Japan
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needle
inner needle
organ
recessed part
outer needle
Prior art date
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Pending
Application number
JP4194634A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeomi Suesada
重臣 末定
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAINETSUKUSU INTERNATL KK
Original Assignee
SAINETSUKUSU INTERNATL KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SAINETSUKUSU INTERNATL KK filed Critical SAINETSUKUSU INTERNATL KK
Priority to JP4194634A priority Critical patent/JPH0678929A/ja
Publication of JPH0678929A publication Critical patent/JPH0678929A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • A61B2010/0208Biopsy devices with actuators, e.g. with triggered spring mechanisms

Landscapes

  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、内針の曲りを防止し、安全かつ確
実な組織サンプリングを行なうことができる生検針装置
を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、先端部に凹部を有する内針と、こ
の内針に外装した中空の外針とよりなり、外針はその先
端部側が前記内針凹部を露出させる位置まで後退し、か
つ凹部を覆う位置まで前進するよう摺動自在に装着し、
外針を前記前進の状態から後退させ、さらに前進させる
工程を瞬時に行えるよう構成した、生検針装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組織サンプリングのた
めに使用される生検針装置に関する。
【0002】
【従来の技術】患者の臓器の組織をサンプリングする場
合、従来から生検針装置が用いられている。この装置
は、中空の外針の内部に、摺動自在に内針を収納した二
重針構造である。内針の先端部には組織を掻き取るため
の凹部が設けてあり、この内針の先端部を外針先端より
臓器内に突出させ、次に外針を突出させて内針凹部を覆
い、凹部内に組織を保持した状態で体外に抜き取り、サ
ンプリングが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の生検針装置の場
合、二重針は細い方が患者に負担を掛けなくて済むた
め、内針は非常に細く形成される。そのため、内針が勢
いよく臓器に差し込まれると、臓器内で曲がるおそれが
ある。すると、内針が外針内に収納できなくなり、サン
プリング不能になるばかりでなく、臓器に損傷を与える
おそれがあり危険である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
問題点を解決するためになされたもので、内針の曲りを
防止し、安全かつ確実な組織サンプリングを行なうこと
ができる生検針装置を提供することを目的とする。即
ち、本発明は、先端部に凹部を有する内針と、この内針
に外装した中空の外針とよりなり、外針はその先端部側
が前記内針凹部を露出させる位置まで後退し、かつ凹部
を覆う位置まで前進するよう摺動自在に装着し、外針を
前記前進の状態から後退させ、さらに前進させる工程を
瞬時に行えるよう構成した、生検針装置である。
【0005】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例について説明する。 <イ>装置本体 装置本体は、図1、4に示すように、中空の外殻1より
形成する。この外殻1には、プラスチック等の軽量部材
を用いるとよい。外殻1の内部は、仕切壁11によっ
て、長手方向に沿って上下に空間を分割する。上部空間
を包囲する外殻1の一端面には、二重針を貫通させるた
めの貫通孔12を軸方向に形成する。また、貫通孔12
の反対側の外殻1の上面には、所定寸法のスリット13
を開設する。仕切壁11には、その中央部に第1スリッ
ト14を開設し、また貫通孔12の近傍に第2スリット
15を開設する。さらに、上部空間を包囲する外殻1内
面と仕切壁11には、所定の間隔をおいてフランジ1
6、17を突設する。
【0006】<ロ>内針(図2) 内針2は、細長い鋼製等の針であり、図2に示すよう
に、外殻1の貫通孔12に貫通させて、本体の上部空間
内に軸方向に収納する。内針2の先端部近傍には、臓器
等のサンプルを掻き取るための凹部21を設ける。また
内針2の基端部は、外殻1のスリット13より露出する
レバ−22に接合する。内針2を手動で前後させる場合
は、このレバ−22をスリット13に沿って前後させる
ことによって行うことができる。
【0007】<ハ>外針(図1、7、8) 外針3は、図1、7に示すように、内針2に外装した鋼
製等の中空針である。外針3の基端側は、外殻1内にお
いて基針4と接合する。基針4は、図7に示すような中
空の管体であり、内針2に外装され、その両端には先端
ピ−ス41と尾端ピ−ス42を有する。外針3の基端側
は、この先端ピ−ス41と接合する。また、基針4の途
上には、摺動ピ−ス43を基針4の軸方向に摺動自在に
外装する。これらのピ−ス41、42、43は、図1に
示すように、外殻1の上部空間内に収納されるが、軸方
向に摺動できるよう上部空間の寸法よりやや小さい外形
寸法とする。収納する場合は、尾端ピ−ス42をフラン
ジ16、17間に位置させ、先端ピ−ス41と摺動ピ−
ス43はフランジ17と貫通孔12との間に位置させて
収納する。上記のように、外針3と基針4は一体である
ため、基針4を軸方向に前後動させることによって、外
針4を前進、後退させることができる。
【0008】<ニ>コイルバネ(図1) 図1に示すように、摺動ピ−ス43と尾端ピ−ス42と
の間の基針4に、小径のコイルバネ44を外装する。ま
た、摺動ピ−ス43とフランジ17との間にも大径のコ
イルバネ45を収納する。なお、摺動ピ−ス43には、
コイルバネ44、45を二重に装着するための便を考慮
して、段差を設けておくとよい。
【0009】<ホ>ストッパ(図2) 仕切壁11の第1スリット14、第2スリット15に
は、それぞれ第1ストッパ5、第2ストッパ51を取り
付ける。第1ストッパ5及び第2ストッパ51は、仕切
壁11の表面から上部空間に突出する方向にバネ等によ
り付勢する。第1ストッパ5は、図2に示すように、下
部空間に摺動自在に収納した解除バ−52を前進させ、
連動ピ−ス53を介して下部空間側に押し込むことがで
きる。 なお、解除バ−52の基端側は、外殻1の外部
に突出させて解除ボタン54とし、この解除ボタン54
を押すことにより、第1ストッパ5を下部空間側に押し
込むよう構成する。
【0010】<ヘ>係止バ−(図4、6、8) 係止バ−6は、図6に示すように、棒状体の一端側に係
止爪61を突設し、他端側には、係止爪61の突出側と
反対側に突出する摺動ピン62を設けたものである。こ
の係止バ−6は、上部空間内の外殻1の両内側面に沿っ
て一対に配置する。このとき、係止爪61は摺動ピ−ス
43と貫通孔12との間に向き合わせて位置させ、摺動
ピン62は図4、6に示すように、外殻1及び後述のハ
ンドル7に、それぞれ開設したスライド穴63及び長穴
71内に嵌め込む。なお、図8に示すように、係止バ−
6の係止爪61と先端ピ−ス41とが当接しないよう
に、先端ピ−ス41の両側部に係止爪61が収納される
凹部46を設ける。
【0011】<ト>ハンドル(図4〜6) ハンドル7は、図4、5に示すように、外殻1の上半部
を覆う形状のものである。ハンドル7の尾端部には、外
殻1を側方から挟むように、斜め下方に延設した一対の
ア−ム72を設ける。そして、両ア−ム72の下端部
を、軸支ピン73により外殻1に軸支するとともに、前
述のようにア−ム72に開設した長穴71内に係止バ−
6の係止爪61を嵌め込む。これによって、ハンドル7
を立ち上げると、摺動ピン62がスライド穴63内を後
退する。そのため、図6に示すように、係止バ−6が後
退し、係止爪61により先端ピ−ス41を後方に押し下
げることができる。
【0012】<チ>安全スイッチ(図1、2、6) 生検針装置は、鋭い針が勢い良く飛び出すため、不用意
に飛び出さないように、安全スイッチを設ける。例えば
図1に示すように、外殻1の尾端部両側面に縦長の開口
18を設け、この開口18内を上下動する逆U字状等の
安全スイッチ8を装着する。図1に示すように、安全ス
イッチ8を下げて解除バ−52を挟んだ状態では、解除
ボタン54を押すことはできないため、ロックされる。
サンプリング時には、図2に示すように、安全スイッチ
8を押し上げて、ロックを外して行う。
【0013】
【使用方法】以上のようにして構成した本発明の装置を
用いて、臓器等のサンプリングを行う方法を説明する。 <イ>作動準備(図1、4) 図4に示すように、ハンドル7を立ち上げ、再び被せた
状態に戻す。これによって図1に示すように、摺動ピ−
ス43が、係止爪61により後退させられ、第2ストッ
パ51で係止された状態で停止する。このとき、第1ス
トッパ5によって尾端ピ−ス42は係止されており、先
端ピ−ス41は貫通孔12側の端部に位置した状態にあ
る。また、内針2の尾端部に接合したレバ−22は、ス
リット13の尾端部に位置した状態にある。従って、コ
イルバネ44、45が圧縮された状態となり、また外針
3により内針2の凹部21は隠された状態となる。な
お、安全スイッチ8はロックしておく。
【0014】<ロ>サンプリンブ(図2、3) 安全スイッチ8のロックを解除し、上記の準備状態のま
ま二重針を臓器等のサンプリング対象物に差し込む。そ
して、図2に示すように解除ボタン54を押す。する
と、第1ストッパ5が外れて、コイルバネ44の復元力
により尾端ピ−ス42が後退する。従って、基針4と一
体の外針3も後退する。外針3が後退すると、内針2の
凹部21が臓器内に露出し、凹部21内に細胞が入り込
む。次の瞬間に、後退した先端ピ−ス41が第2ストッ
パ51を押し下げる。そのため、図3に示すように、基
針4はコイルバネ45の復元力により前進する。これに
よって、外針3が再び内針2の凹部21を覆い、凹部2
1内には細胞が保持される。内針2の凹部21内に細胞
を保持した状態で二重針を抜き取る。なお、細胞を取り
出す場合は、レバ−22をスリット13に沿って前進さ
せ、内針2を前進させて、外針3より凹部21を露出さ
せて行うことができる。以上でサンプリングを終了す
る。
【0015】
【本発明の効果】本発明は以上説明したようになるた
め、次のような効果を得ることができる。 <イ>従来の生検針装置は、内針が突出する構造である
ため、臓器内で曲がるおそれがあり、サンプリング不能
や臓器損傷などの問題点があった。しかし本発明は、内
針は移動せず、外針が後退、前進することによってサン
プリングを行うことができる。外針は、内針に比べて太
く曲がりにくい。従って、従来のように臓器内で内針が
曲がるおそれがなく、安全かつ確実に組織サンプリング
を行なうことができる。 <ロ>外針を後退、前進する構造であるため、内針及び
外針を従来よりも細くすることができる。そのため、患
者の受けるダメ−ジを軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 作動準備状態の説明図
【図2】 外針後退の説明図
【図3】 外針前進の説明図
【図4】 装置外観の側面図
【図5】 装置外観の正面図
【図6】 係止バ−の作動説明図
【図7】 二重針の説明図
【図8】 係止爪の説明図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に凹部を有する内針と、 この内針に外装した中空の外針とよりなり、 外針はその先端部側が前記内針凹部を露出させる位置ま
    で後退し、かつ凹部を覆う位置まで前進するよう摺動自
    在に装着し、 外針を前記前進の状態から後退させ、さらに前進させる
    工程を瞬時に行えるよう構成した、 生検針装置。
JP4194634A 1992-06-30 1992-06-30 生検針装置 Pending JPH0678929A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4194634A JPH0678929A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 生検針装置

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JP4194634A JPH0678929A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 生検針装置

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JPH0678929A true JPH0678929A (ja) 1994-03-22

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ID=16327779

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JP4194634A Pending JPH0678929A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 生検針装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011034046A1 (ja) * 2009-09-15 2011-03-24 株式会社タスク 生検装置
CN108078596A (zh) * 2017-12-29 2018-05-29 桐庐前沿医疗科技有限公司 一种穿刺用活检针及使用方法
CN108272474A (zh) * 2017-12-29 2018-07-13 桐庐前沿医疗科技有限公司 一种便于操作的活检针及使用方法
CN108283508A (zh) * 2017-12-29 2018-07-17 桐庐前沿医疗科技有限公司 一种活检针及使用方法
US10265910B2 (en) 2010-10-27 2019-04-23 Rize Inc. Process and apparatus for fabrication of three-dimensional objects

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