JPH0678631A - バラの切り花の貯蔵方法 - Google Patents

バラの切り花の貯蔵方法

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JPH0678631A
JPH0678631A JP4262904A JP26290492A JPH0678631A JP H0678631 A JPH0678631 A JP H0678631A JP 4262904 A JP4262904 A JP 4262904A JP 26290492 A JP26290492 A JP 26290492A JP H0678631 A JPH0678631 A JP H0678631A
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JP
Japan
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storage
humidity
chamber
rose
temperature
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Pending
Application number
JP4262904A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuto Kondo
康人 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 花弁の開き具合を出荷時まで抑えたり、客に
販売するまで花弁の開き具合を抑えて鮮度の高いバラの
切り花を提供するために、開花抑制剤や農薬などを使用
することなく1週間以上の貯蔵を可能にする貯蔵方法を
開発する。 【構成】 間接冷却にて貯蔵室の冷却を行う低温庫の貯
蔵室内に、温度0〜2℃、湿度90〜95%で貯蔵する
か、あるいは通風を遮ることができるガス透過性包装材
でバラの切り花を包んで、温度0〜2℃、湿度90〜9
5%で貯蔵するバラの切り花の貯蔵方法により目的を達
成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バラの切り花の貯蔵方
法に関するものであり、さらに詳しくはバラの切り花の
開花を防ぎ、1週間以上の貯蔵を可能にする貯蔵方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バラの産地では労働力を軽減し、
出荷調整を行い易くするため、また、花屋さんなどでは
販売可能な期間を長くするため、バラの花の鮮度を維持
し、長もちさせる工夫が色々提案されており、例えば、
5℃付近の低温で貯蔵することが行われているが、貯蔵
日数は2〜3日が限度であった。貯蔵可能日数を伸ばす
ために、開花抑制剤を使用したり、病原菌から守る農薬
を使用することもあるが手間がかかり、安全性の面から
も好ましい方法とはいえない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バラは、花弁の開き具
合が商品価値を決める重要な因子である。本発明の目的
は、花弁の開き具合を出荷時まで抑えたり、客に販売す
るまで花弁の開き具合を抑えて鮮度の高いバラの切り花
を提供するために、開花抑制剤や農薬などを使用するこ
となく1週間以上の貯蔵を可能にする貯蔵方法を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記問題に
鑑み鋭意研究した結果、バラの切り花に冷風を直接当て
ることなく、特定の低温度および特定の高湿度で貯蔵す
ることにより、上記の課題を解決することができること
を見いだして、本発明を成すに到った。
【0005】本発明の請求項1の発明は、間接冷却にて
貯蔵室の冷却を行う低温庫の貯蔵室内に、温度0〜2
℃、湿度90〜95%で貯蔵することを特徴とするバラ
の切り花の貯蔵方法である。本発明の請求項2の発明
は、通風を遮ることができるガス透過性包装材でバラの
切り花を包んで、温度0〜2℃、湿度90〜95%で貯
蔵することを特徴とするバラの切り花の貯蔵方法であ
る。
【0006】本発明で使用する間接冷却にて貯蔵室の冷
却を行う低温庫としては、貯蔵室が間接的に冷却されて
おり、冷風が貯蔵室内に入らないような構造のものであ
れば使用することができる。このような低温庫の具体的
例としては、特開平3−102178号公報や特開昭6
0−93882号公報などに開示されている低温庫を挙
げることができるが、これに限定されるものではない。
【0007】上記のような低温庫を使用せず、冷風が貯
蔵室内に入るような通常の冷蔵庫を使用することもでき
るがこの場合は、通風を遮ることができるが空気や水蒸
気などのガスは透過することができるような紙、不織
布、織物、編物、シート、フィルムなどからなる包装材
でバラを被覆して、温度0〜2℃、湿度90〜95%で
貯蔵することが肝要である。冷風が直接バラに当たると
呼吸作用が盛んになり、また蒸散も盛んになって養分を
使うので、早くしおれてしまい好ましくない。これらの
包装材にはガス吸収剤、ガス調整剤、ゼオライトなどの
エチレン吸収剤などを配合したり、同封したりしても差
し支えない。
【0008】本発明において使用する上記のような低温
庫や通常の冷蔵庫が、エチレンを排除できるようないわ
ゆるエチレン庫であってもよい。貯蔵室内に、花などを
貯蔵する場合には、花などが呼吸することによりエチレ
ンガスや二酸化炭素等が空気中に吐き出され貯蔵室内の
ガス組成が貯蔵前と比較して変化し、老化を促進する状
態のガス組成となったときには、鮮度などの品質が低下
しやすくなるので、貯蔵室内に貯蔵されたエチレンガス
を徐々に吸着させるとともにその一部を貯蔵室空間内に
排出するようにして、貯蔵室内のエチレンガス濃度を低
滅するようするとともに、貯蔵室内のガス組成の変化速
度を遅くするようにしたエチレン庫を使用するとエチレ
ンを排除できるため、花などをより長期に亘り貯蔵する
ことができるので好ましい。
【0009】貯蔵温度は0〜2℃であり、0℃以下であ
るとバラが凍結するので好ましくない。2℃を越えると
長期貯蔵が難しくなる。貯蔵湿度は90〜95%であ
り、95%以上になると水滴が葉などに付着して細菌が
繁殖したり、病原菌の活動が活発になるなどの問題があ
り、90%以下であるとバラの葉茎曲がり、葉のしおれ
などが発生する。
【0010】本発明の方法によりバラの切り花を長期に
亘り貯蔵するための実施態様を以下にまとめて記載す
る。 (1)開花抑制剤や農薬などを使用しなくてもよいが、
開花抑制剤や農薬などを使用しても差し支えなく、使用
した場合は貯蔵期間をさらに長くすることもできる。 (2)バラの下部の葉を除き、水切りして、水を入れた
花瓶などの容器に入れる。 (3)水に触れた葉などは病気の原因となるので切り落
す。 (4)間接冷却にて貯蔵室の冷却を行う低温庫あるいは
冷蔵庫(これらはエチレン庫であってもよい)に入れ
る。この時、貯蔵温度は0〜2℃とする。 (5)庫内を、湿度90〜95%に保つ。低温庫には湿
度コントローラを付けてもよい。 (6)冷蔵庫を用いる場合には、風を直接当てないよう
に、紙などで覆う。この時ビニールフィルムなどは湿気
を通さないので使用することを避ける。 (7)2〜3日ごとに上記花瓶などの水を替える。でき
れば紫外線等で殺菌した水を使用する。 (8)暗所で貯蔵する。 このようにすることにより、バラの切り花を15〜20
日以上鮮度を維持したまま容易に且つ経済的に貯蔵する
ことが可能になる。
【0011】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳しく説明
するが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。 実験方法 (1)実験試料 実験に使用したバラは、アーチング栽培で生産されたも
ので、栃木県上三川町の生産者から購入したものを用い
た。なおこのバラはSTS処理などの開花抑制剤などを
使用していない。品種はローテローゼ(濃赤色)であ
る。 (2)試料調整法 バラは下部の葉を取り除き、水切りした。冷蔵庫内では
12本ずつ水を入れたステンレス製の花瓶に入れ貯蔵し
た。 (3)貯蔵条件 貯蔵は、間接冷却にて貯蔵室の冷却を行う低温庫として
エチレン制御高湿庫とプレハブ冷蔵庫、および冷風によ
る直接冷却を行なう家庭用の冷蔵庫を使用した。それぞ
れ湿度90〜95%で、実施例1〜2の場合は0℃に設
定して実験し、比較例1〜3の場合は5℃に設定して行
った。エチレン制御高湿庫については比較例4として湿
度70%に制御した場合の実験を行った。実施例3の場
合はバラをガス透過性のある紙で包み、上記家庭用の冷
蔵庫を使用し、湿度90〜95%で、0℃に設定して実
験した。また、花瓶の水は2日おきに取り替え、土日を
はさむ場合は3日で行った。水は、紫外線殺菌されたも
のを使用した。 (4)貯蔵期間 出荷限界と思われた場合でも貯蔵実験は続けた。貯蔵期
間は、20日位であった。
【0012】(5)評価 誠文堂新光社の「花の切り前」(1983年12月20
日発行、「フローリスト編集部編著」)を参考にし、観
察を中心に行った。また、2〜3日ごとに写真撮影を行
い評価した。上記花の切り前の評価は次のようなもので
ある。 1.かたすぎていずれの時期も出荷不可能な場合が多
い。 2.かたいが、時期、市場の好みによって出荷可能。 3.出荷適期。ややかた切り。 4.出荷適期。だいたい標準の切り前。 5.出荷適期。やや開き気味。 6.開き過ぎ。
【0013】(実施例1)エチレン制御高湿庫を用い、
設定温度0℃、湿度90〜95%で20日間、実験し
た。 (比較例1)エチレン制御高湿庫を用い、設定温度5
℃、湿度90〜95%で11日間、実験した。
【0014】(実施例2)プレハブ冷蔵庫を用い、設定
温度0℃、湿度90〜95%で20日間、実験した。 (比較例2)プレハブ冷蔵庫を用い、設定温度5℃、湿
度90〜95%で11日間、実験した。
【0015】結果をまとめて表1および表2に示す。な
お、開花率は、上記誠文堂新光社の「花の切り前」を参
考にし、5分以上の開花が認められるバラの割合とし
た。また、花弁変色、葉枯れが確認された場合には+、
また、少しだけ発生したものを±で表示した。花弁変色
とは、濃赤色の花弁が黄色に変色する現象である。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】(実施例3)バラをガス透過性のある紙で
つつんで冷風を遮り、上記家庭用の冷蔵庫を使用し、湿
度90〜95%で、0℃に設定して実験した。実施例2
とほぼ同等の結果が得られた。 (比較例3)花瓶に水を入れない以外は、実施例1と同
様に実験した。7日の貯蔵で、花茎曲がり、また葉のし
おれ等が発生したが、水に入れると生気を取り戻した。
【0019】(比較例4)エチレン制御高湿庫を用いて
湿度を70%に制御した以外は、実施例1と同様に実験
した。6日以上の貯蔵で、花茎曲がり、また葉のしおれ
等が発生し、商品価値のないものとなった。
【0020】(実験結果) (1)貯蔵温度 花弁の開きは、0℃と5℃で比較すると、0℃貯蔵区で
かなり抑えることができること判る。なお、低温貯蔵後
のバラは、常温に戻すことにより通常通り開花した。 (2)貯蔵限界期間(外観の観察から出荷限界を判断し
た) 5℃では4日間[プレハブ冷蔵庫(開花率66.7
%)] [エチレン制御高湿庫(開花率75.0%)] 0℃では20日以上 [プレハブ冷蔵庫(開花率79.
2%)] [エチレン制御高湿庫(開花率58.3%)] 7分位まで出荷可能と考えられるが、5分を一応の目安
とした。当然、貯蔵期間は、貯蔵前の花の状態で異な
る。 (3)貯蔵形態 花瓶に水を入れて貯蔵することが望ましい。花瓶に水を
入れないで貯蔵すると1週間位の貯蔵で、花茎曲がり、
また葉のしおれ等が発生するが、水に入れると生気を取
り戻した。 (4)湿度 エチレン制御高湿庫を用いて湿度70%に制御した場合
と、湿度90〜95%とした場合とで比較し、高湿度条
件で貯蔵性が高いことが判った。高湿条件でのカビの発
生は、0℃貯蔵区では確認されなかった。しかし、5℃
での一週間以上の貯蔵では、花弁、葉のカビ発生、花弁
の変色、葉枯れ等が顕著になった。 (5)風 バラを貯蔵する際、直接風を当てないことが特に重要な
ことである。風が当たることにより蒸散量はかなり増加
し、しおれにつながる。花瓶に水を入れず、風を当てて
貯蔵した場合、特にその差が顕著であった。 (6)エチレン制御高湿庫について 花弁の開き具合から判断すると、低温でエチレン制御高
湿庫に貯蔵したバラは花弁の開きが抑えられた。但し、
エチレン制御高湿庫でも5℃で貯蔵した場合は比較的早
くから開花した。長期間の貯蔵を考える場合は、エチレ
ン制御高湿庫を使用する場合でも0℃で貯蔵する必要が
あることが判る。
【0021】
【発明の効果】バラの切り花に冷風を当てず、特定の低
温度および高湿度の低温庫に入れるだけで、呼吸、蒸散
が抑えられて鮮度保持が可能となり、従来2〜3日しか
花もちしなかったバラの切り花の貯蔵可能期間を5倍以
上、約15〜20日以上にすることができる。本発明の
貯蔵方法によると、開花抑制剤や農薬などを使用しくて
もよい、出荷調整ができるので労働の軽減化につなが
る、ほとんどのバラに適応可能、低温のため病原菌が活
動しにくい、貯蔵期間中いつでも販売が可能となるなど
の効果があり、産業上の利用価値は大きい。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間接冷却にて貯蔵室の冷却を行う低温庫
    の貯蔵室内に、温度0〜2℃、湿度90〜95%で貯蔵
    することを特徴とするバラの切り花の貯蔵方法。
  2. 【請求項2】 通風を遮ることができるガス透過性包装
    材でバラの切り花を包んで、温度0〜2℃、湿度90〜
    95%で貯蔵することを特徴とするバラの切り花の貯蔵
    方法。
JP4262904A 1992-09-04 1992-09-04 バラの切り花の貯蔵方法 Pending JPH0678631A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4262904A JPH0678631A (ja) 1992-09-04 1992-09-04 バラの切り花の貯蔵方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7303480B2 (en) 2004-03-25 2007-12-04 Miki Pulley Co., Ltd. Flexible shaft coupling
KR20150023954A (ko) * 2013-02-06 2015-03-05 미츠비시 쥬우고오 마시나리 테크노로지 가부시키가이샤 혼련기
JP2017522007A (ja) * 2014-06-02 2017-08-10 トーマス ナダカル トーマス フィトケミカル強化水

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7303480B2 (en) 2004-03-25 2007-12-04 Miki Pulley Co., Ltd. Flexible shaft coupling
KR20150023954A (ko) * 2013-02-06 2015-03-05 미츠비시 쥬우고오 마시나리 테크노로지 가부시키가이샤 혼련기
JP2017522007A (ja) * 2014-06-02 2017-08-10 トーマス ナダカル トーマス フィトケミカル強化水

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