JPH067840B2 - 焼結された金属義歯部材を製造する方法 - Google Patents
焼結された金属義歯部材を製造する方法Info
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- JPH067840B2 JPH067840B2 JP1502963A JP50296389A JPH067840B2 JP H067840 B2 JPH067840 B2 JP H067840B2 JP 1502963 A JP1502963 A JP 1502963A JP 50296389 A JP50296389 A JP 50296389A JP H067840 B2 JPH067840 B2 JP H067840B2
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C13/00—Dental prostheses; Making same
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- A61C13/0003—Making bridge-work, inlays, implants or the like
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K6/00—Preparations for dentistry
- A61K6/80—Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth
- A61K6/84—Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth comprising metals or alloys
- A61K6/844—Noble metals
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F3/00—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
- B22F3/12—Both compacting and sintering
- B22F3/1208—Containers or coating used therefor
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C1/00—Making non-ferrous alloys
- C22C1/04—Making non-ferrous alloys by powder metallurgy
- C22C1/0466—Alloys based on noble metals
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は陶材型上に、金属粉末と温度上昇の際に揮発性
の結合剤とからのペースト状混合物を施与し結合剤の揮
発下に加熱し、金属粉末を焼結して密度の高い金属体に
し、陶材型から取り出すことによる、金属義歯部材の製
造方法に関する。
の結合剤とからのペースト状混合物を施与し結合剤の揮
発下に加熱し、金属粉末を焼結して密度の高い金属体に
し、陶材型から取り出すことによる、金属義歯部材の製
造方法に関する。
西ドイツ特許第714164号明細書から、細分された
難融解性金属からの冠、ブリッヂ,義歯床等の義歯部材
の製造法は公知である。細分された金属又は金属混合物
は、可塑化性物質例えばワセリンと練和し、容易に破壊
できる耐熱性材料製の型の上に施与し、加熱により焼結
させ、その後型の除去の後に、義歯部材を研磨等により
仕上げる。
難融解性金属からの冠、ブリッヂ,義歯床等の義歯部材
の製造法は公知である。細分された金属又は金属混合物
は、可塑化性物質例えばワセリンと練和し、容易に破壊
できる耐熱性材料製の型の上に施与し、加熱により焼結
させ、その後型の除去の後に、義歯部材を研磨等により
仕上げる。
西ドイツ特許出願公告第1915977号明細書から公
知の焼結された金属義歯の製造方法に於ては、特に、そ
の球状粒子は25μmより大きくなく、有利に2−15
μmの直径を有する金属粉末及び温度上昇時に揮発性の
結合剤からのペースト状混合物が使用されている。この
ペースト状混合物を研磨された歯の陶材型に施与し、型
をとる。加熱によりまず結合剤を除去し、引き続き金属
粉を焼結してち密な金属体にする。金属体中に空洞がで
きるのを避けるために、いわゆる液相−焼結〔この際、
2以上の混合物の中に存在する粉状金属が比較的低温度
で融解する共融相(例えばケイ素5%金95%、融点4
00℃)を形成する〕又は付加的に貴金属樹脂酸塩を使
用することができる。金属粉末の例は、金、金−白金−
パラジウム−銀−合金及び金−白金−パラジウム−銀混
合物からの球状粉末(これに2−5%のケイ素又はアル
ミニウム粉が混ぜられている)であり、焼結温度は約1
040℃である。
知の焼結された金属義歯の製造方法に於ては、特に、そ
の球状粒子は25μmより大きくなく、有利に2−15
μmの直径を有する金属粉末及び温度上昇時に揮発性の
結合剤からのペースト状混合物が使用されている。この
ペースト状混合物を研磨された歯の陶材型に施与し、型
をとる。加熱によりまず結合剤を除去し、引き続き金属
粉を焼結してち密な金属体にする。金属体中に空洞がで
きるのを避けるために、いわゆる液相−焼結〔この際、
2以上の混合物の中に存在する粉状金属が比較的低温度
で融解する共融相(例えばケイ素5%金95%、融点4
00℃)を形成する〕又は付加的に貴金属樹脂酸塩を使
用することができる。金属粉末の例は、金、金−白金−
パラジウム−銀−合金及び金−白金−パラジウム−銀混
合物からの球状粉末(これに2−5%のケイ素又はアル
ミニウム粉が混ぜられている)であり、焼結温度は約1
040℃である。
西ドイツ特許出願公開第3532331号明細書には、
陶材又はプラスチックで前装されていてよい金属義歯の
焼結技術による製造の類似方法が記述されている。その
際、粗い又は微細な画分を有する種種の大きさの粒度分
布の金属粉末と場合によってはガラス又は陶材粉末との
混合物からなる水性スリップ(Schlicker)を、熱媒体と
して作用する陶材歯型の上に施与し、型をとり、ぴった
りした、十分ち密な義歯を得るため、金属粉末混合物の
少くとも1成分の固相温度を超える温度で焼結する。粒
径30〜100μmを有する粉末混合物の粗大画分を得
るためには、主として球状の粉末を使用し、50μmよ
り小さい微細画分を得るために任意の形の粉末を使用す
るのが有利である。表面の仕上げと気孔の閉鎖のため
に、焼結されたスリップ(Schlicker)の表面上に低温融
解性の金属を焼結させることができる。
陶材又はプラスチックで前装されていてよい金属義歯の
焼結技術による製造の類似方法が記述されている。その
際、粗い又は微細な画分を有する種種の大きさの粒度分
布の金属粉末と場合によってはガラス又は陶材粉末との
混合物からなる水性スリップ(Schlicker)を、熱媒体と
して作用する陶材歯型の上に施与し、型をとり、ぴった
りした、十分ち密な義歯を得るため、金属粉末混合物の
少くとも1成分の固相温度を超える温度で焼結する。粒
径30〜100μmを有する粉末混合物の粗大画分を得
るためには、主として球状の粉末を使用し、50μmよ
り小さい微細画分を得るために任意の形の粉末を使用す
るのが有利である。表面の仕上げと気孔の閉鎖のため
に、焼結されたスリップ(Schlicker)の表面上に低温融
解性の金属を焼結させることができる。
西ドイツ実用新案第8710561号は、プラスチック
又は陶材で前装された義歯体に関し、その金属骨格は、
主として貴金属粉末例えば白金粉、銀粉、パラジウム
粉、金粉及び/又はイリジウム粉、ガラス、酸化物、窒
化物、炭化物、NE−金属粉、溶剤ならびに焼結剤から
なる懸濁液の焼結により得られる。焼結のためには15
00℃までの温度が使用可能である。
又は陶材で前装された義歯体に関し、その金属骨格は、
主として貴金属粉末例えば白金粉、銀粉、パラジウム
粉、金粉及び/又はイリジウム粉、ガラス、酸化物、窒
化物、炭化物、NE−金属粉、溶剤ならびに焼結剤から
なる懸濁液の焼結により得られる。焼結のためには15
00℃までの温度が使用可能である。
液状金属相を生じさせる条件下での焼結は、ち密な金属
製義歯部材の製造を容易にする。しかしながら、そのよ
うな条件下では、角が丸みをおびた義歯部材、例えば、
精密でない縁をもった冠が生じうることが明らかになっ
た。焼結の間に、焼結体の形状安定性が保たれる様な範
囲のみで、溶融相が現われてもよい。
製義歯部材の製造を容易にする。しかしながら、そのよ
うな条件下では、角が丸みをおびた義歯部材、例えば、
精密でない縁をもった冠が生じうることが明らかになっ
た。焼結の間に、焼結体の形状安定性が保たれる様な範
囲のみで、溶融相が現われてもよい。
従って、最初の部分で説明したような、金属粉末と結合
剤とからなるペースト状混合物を焼結する方法をみつけ
ることが本発明の課題であり、それを用いて、溶融相を
生ぜず、表面処理のために貴金属樹脂酸塩ないしは、低
温融解性金属を補足的に使用することなしに、ち密な金
属義歯部材を製造することができる。義歯部材は、良好
な組織認容性をも有すべきである。
剤とからなるペースト状混合物を焼結する方法をみつけ
ることが本発明の課題であり、それを用いて、溶融相を
生ぜず、表面処理のために貴金属樹脂酸塩ないしは、低
温融解性金属を補足的に使用することなしに、ち密な金
属義歯部材を製造することができる。義歯部材は、良好
な組織認容性をも有すべきである。
この課題は、本発明により、金属粉末がパラジウム及び
金及び/又は銀からなり、0.5−1.5μmの平均粒径を有
し、900°−950℃でパラジウム及び金及び/又は
銀からの合金の形成下に、焼結を行なうことにより、解
決される。
金及び/又は銀からなり、0.5−1.5μmの平均粒径を有
し、900°−950℃でパラジウム及び金及び/又は
銀からの合金の形成下に、焼結を行なうことにより、解
決される。
パラジウム15−75重量%及び金及び/又は銀25−
85重量%からなる金属粉末が効を奏した。
85重量%からなる金属粉末が効を奏した。
有利な粉末は、次のものよりなる: a)パラジウム50−75重量%及び銀25−50重量
% 及び b)パラジウム15−75重量%、金15−50重量%
及び銀10−35重量%。
% 及び b)パラジウム15−75重量%、金15−50重量%
及び銀10−35重量%。
ペースト状混合物の中の金属粉末の量は、製造しようと
する義歯部材の形状に依り決まり、一般的には、混合物
に対して約75−95重量%である。
する義歯部材の形状に依り決まり、一般的には、混合物
に対して約75−95重量%である。
金属粉末を形成する粒子は、それぞれ任意の形を有して
いてよい。しかしながら、球状及び/又は薄片状の粒子
が有利である。
いてよい。しかしながら、球状及び/又は薄片状の粒子
が有利である。
ペースト状混合物の調製のために、例えば、西ドイツ特
許出願公告第1915977号明細書及び西ドイツ特許
第2851729号明細書に書かれている結合剤を使用
することができる。
許出願公告第1915977号明細書及び西ドイツ特許
第2851729号明細書に書かれている結合剤を使用
することができる。
本発明の方法により、焼結により金属粉末から製造され
た金属義歯部材は、均質で緻密であり、表面に穴が無
い。この方法のもう1つの利点は、液相が生じない比較
的低い焼結温度であり、その結果、義歯部材は、精密に
形成された縁部及び面を有する。カミソリの様にするど
くはりだしている冠縁部はこの方法により製造された歯
冠の特徴である。
た金属義歯部材は、均質で緻密であり、表面に穴が無
い。この方法のもう1つの利点は、液相が生じない比較
的低い焼結温度であり、その結果、義歯部材は、精密に
形成された縁部及び面を有する。カミソリの様にするど
くはりだしている冠縁部はこの方法により製造された歯
冠の特徴である。
本発明の方法により、完全に金属からなる義歯部材、例
えば歯冠を製造すべき場合には、陶材製の義牙残片の型
の上に金属粉末と結合剤とからのペースト状混合物を層
状に施与し、解剖学的に型をとる。乾燥後に、この型を
その上に施与されたペースト層とともに炉内に入れ、こ
の炉を、徐徐に900−950℃まで加熱すると、その
際、先ず結合剤が気化し、次いで金属粉末は、ち密な金
属体に焼結される。冷却後にその型を毀わし、金属体か
ら除去する。この金属体は完全に滑らかで穴の無い表面
を有し、その面と縁部は精密に鋳造されている。
えば歯冠を製造すべき場合には、陶材製の義牙残片の型
の上に金属粉末と結合剤とからのペースト状混合物を層
状に施与し、解剖学的に型をとる。乾燥後に、この型を
その上に施与されたペースト層とともに炉内に入れ、こ
の炉を、徐徐に900−950℃まで加熱すると、その
際、先ず結合剤が気化し、次いで金属粉末は、ち密な金
属体に焼結される。冷却後にその型を毀わし、金属体か
ら除去する。この金属体は完全に滑らかで穴の無い表面
を有し、その面と縁部は精密に鋳造されている。
陶材で前装された義歯を製造するためには、焼結及び冷
却の後に、基底−、象牙質−及びほうろう質−コンパウ
ンドからなる焼成陶材を金属体の上に層状に施与し、焼
成する。次いで、その型を毀わし、陶材で前装された義
歯を後処理する。
却の後に、基底−、象牙質−及びほうろう質−コンパウ
ンドからなる焼成陶材を金属体の上に層状に施与し、焼
成する。次いで、その型を毀わし、陶材で前装された義
歯を後処理する。
基底コンパウンド層の焼成の後に、型を金属体からとり
除くことも可能である。それにつづく陶材前装解剖学的
形成を、咬合器中のギブスから作られた作業模型の上で
行なうことができる。
除くことも可能である。それにつづく陶材前装解剖学的
形成を、咬合器中のギブスから作られた作業模型の上で
行なうことができる。
金属体の焼結の前に金属体と焼成陶材との間の結合強度
を高めるために、陶材型の上に施与されたペースト状混
合物の層の最後の層の上に陶材粒子、例えば基底コンパ
ウンド粉末を撒布することができる。
を高めるために、陶材型の上に施与されたペースト状混
合物の層の最後の層の上に陶材粒子、例えば基底コンパ
ウンド粉末を撒布することができる。
プラスチックで前装された義歯例えば金属/プラスチッ
クの冠の製造のために、焼結、冷却、型除去の後に、重
合により硬化すべきK+B材料(冠及びブリッヂ材料)
を金属体上に施与し、硬化させる。
クの冠の製造のために、焼結、冷却、型除去の後に、重
合により硬化すべきK+B材料(冠及びブリッヂ材料)
を金属体上に施与し、硬化させる。
例えば西ドイツ特許出願公開第3532331号明細書
から知られている様に陶材の型にペースト状混合物を施
与する前に、結合剤が型内へしみこむのを防ぐ絶縁層を
備えることが有効である。
から知られている様に陶材の型にペースト状混合物を施
与する前に、結合剤が型内へしみこむのを防ぐ絶縁層を
備えることが有効である。
焼成陶材からなる絶縁層が特に有利であると立証され
た。焼結された金属体例えば歯冠からの陶材型の除去
は、焼成陶材からなる層の全部又は一部分が金属体内側
上に残る様に行なうことができる。焼成陶材は、特に組
織認容性であり、セメントと結合して歯牙残片上での金
属体の非常に良好な接着性を生ぜしめる作用をする。
た。焼結された金属体例えば歯冠からの陶材型の除去
は、焼成陶材からなる層の全部又は一部分が金属体内側
上に残る様に行なうことができる。焼成陶材は、特に組
織認容性であり、セメントと結合して歯牙残片上での金
属体の非常に良好な接着性を生ぜしめる作用をする。
本発明方法は、陶材の型上にまず、例えば西ドイツ特許
第2851729号明細書から知られているようなペー
スト状ブレンドゴールド(Blendgold)を施与し乾燥さ
せ、焼結させ、次いで、例えばパラジウム粉50重量%
及び銀粉50重量%の混合物を含有するペースト状混合
物を施与し、乾燥させ900℃と950℃の間で焼結さ
せることにより有利に変形することができる。
第2851729号明細書から知られているようなペー
スト状ブレンドゴールド(Blendgold)を施与し乾燥さ
せ、焼結させ、次いで、例えばパラジウム粉50重量%
及び銀粉50重量%の混合物を含有するペースト状混合
物を施与し、乾燥させ900℃と950℃の間で焼結さ
せることにより有利に変形することができる。
前記ブレンドゴールドは、次のものである:0.8〜1.2μ
mの平均粒径、最大粒径が2μm以下の、少なくとも9
5%が本質的に球状の金粒子の、該組成物の重量を基準
として75〜95重量%と、残余がエチルセルロースを
添加した実質上テルピネオールからなる油とからなり、
金粒子と該油とがペースト状に混合されている球状金粒
子と、焼付温度で蒸発または焼失する薬剤とを含有し、
該金粒子と該薬剤とがペースト状をなす金組成物。
mの平均粒径、最大粒径が2μm以下の、少なくとも9
5%が本質的に球状の金粒子の、該組成物の重量を基準
として75〜95重量%と、残余がエチルセルロースを
添加した実質上テルピネオールからなる油とからなり、
金粒子と該油とがペースト状に混合されている球状金粒
子と、焼付温度で蒸発または焼失する薬剤とを含有し、
該金粒子と該薬剤とがペースト状をなす金組成物。
ブレンドゴールド層の乾燥後に、まずペースト状混合物
を施与し、次いでブレンドゴールド及び混合物を一緒に
900℃と950℃の間の温度で焼結させることも同じ
く可能である。
を施与し、次いでブレンドゴールド及び混合物を一緒に
900℃と950℃の間の温度で焼結させることも同じ
く可能である。
ブレンドゴールド層をペースト状混合物の上に施与し、
ペースト状混合物と共に、場合によっては最初のブレン
ドゴールド層と共に焼結させるか、あるいは金属体の上
に施与し、焼結させることもできる。所望の場合には、
まだ焼結されていない外側のブレンドゴールド層の上に
陶材粒子を撒布することができる。
ペースト状混合物と共に、場合によっては最初のブレン
ドゴールド層と共に焼結させるか、あるいは金属体の上
に施与し、焼結させることもできる。所望の場合には、
まだ焼結されていない外側のブレンドゴールド層の上に
陶材粒子を撒布することができる。
本発明の方法で、ブレンドゴールドの共用により、例え
ば、義牙残片及び歯ぐきと接触する内面が高い金配分を
有する歯冠を製造することができる。同様に、例えばそ
の製造にパラジウム−銀ペーストが使用される歯冠は、
黄色の色調により陶材−前装、特に明色及び薄い層厚の
それの美的効果を高める金含有率の高い被覆を得ること
ができる。
ば、義牙残片及び歯ぐきと接触する内面が高い金配分を
有する歯冠を製造することができる。同様に、例えばそ
の製造にパラジウム−銀ペーストが使用される歯冠は、
黄色の色調により陶材−前装、特に明色及び薄い層厚の
それの美的効果を高める金含有率の高い被覆を得ること
ができる。
歯冠の製造及びそれの陶材での前装を記載する次の実施
例につき、この方法を説明する。
例につき、この方法を説明する。
例 1 石膏よりなる歯牙残片の作業模型からシリコン複製を介
して陶材型を製造し、その上に焼成陶材層を施与して焼
成する。この陶材型の上で、0.5−1.5μmの中位の大き
さの粉末粒子を有する、パラジウム粉35重量%、金粉
30重量%及び銀粉35重量%からなる混合物90重量
%及びエチルセルロース含有テルピネオール10重量%
よりなるペースト状混合物を用いて、層状に生の形の歯
冠を構成する。乾燥後に、生の歯冠と陶材型を徐徐に、
950℃まで加熱すると、結合剤は気化し、金属粉は焼
結され、目のつまった、ち密で穴のない歯冠になる。
して陶材型を製造し、その上に焼成陶材層を施与して焼
成する。この陶材型の上で、0.5−1.5μmの中位の大き
さの粉末粒子を有する、パラジウム粉35重量%、金粉
30重量%及び銀粉35重量%からなる混合物90重量
%及びエチルセルロース含有テルピネオール10重量%
よりなるペースト状混合物を用いて、層状に生の形の歯
冠を構成する。乾燥後に、生の歯冠と陶材型を徐徐に、
950℃まで加熱すると、結合剤は気化し、金属粉は焼
結され、目のつまった、ち密で穴のない歯冠になる。
この歯冠の上に陶材基底コンパウンドを施与し、圧縮
し、約960℃で焼成する。冷却後に、陶材型を、ガラ
スパールの撒布(この際、焼成陶材層は部分的に歯冠の
内側に残る)により、歯冠から取り除き、基底コンパウ
ンドを有する歯冠を作業模型上に置き、かつ両方を一緒
に咬合器中に設置する。陶材を用いる解剖学的形成及び
陶材で前装された歯冠の仕上げは、公知方法で行なう。
し、約960℃で焼成する。冷却後に、陶材型を、ガラ
スパールの撒布(この際、焼成陶材層は部分的に歯冠の
内側に残る)により、歯冠から取り除き、基底コンパウ
ンドを有する歯冠を作業模型上に置き、かつ両方を一緒
に咬合器中に設置する。陶材を用いる解剖学的形成及び
陶材で前装された歯冠の仕上げは、公知方法で行なう。
例 2 石膏よりなる歯牙残片の作業模型からシリコン複製を介
して陶材型を製造する。この型の上に西ドイツ特許第2
851729明細書に記載されているようなペースト状
ブレンドゴールド層を施与し、乾燥させ、950℃で焼
結させる。次いで、0.5−1.5μmの粉末の平均粒径を有
する、パラジウム粉50重量%及び銀粉50重量%の混
合物95重量%とエチルセルロース含有テルピネオール
5重量%とのペースト状混合物を、焼結されたブレンド
ゴールド層上に層状に施与し、乾燥させ、900℃で同
様に焼結させる。冷却後に、ペースト状ブレンドゴール
ドをもう一度施与し、乾燥させ、820℃で焼結させ
る。
して陶材型を製造する。この型の上に西ドイツ特許第2
851729明細書に記載されているようなペースト状
ブレンドゴールド層を施与し、乾燥させ、950℃で焼
結させる。次いで、0.5−1.5μmの粉末の平均粒径を有
する、パラジウム粉50重量%及び銀粉50重量%の混
合物95重量%とエチルセルロース含有テルピネオール
5重量%とのペースト状混合物を、焼結されたブレンド
ゴールド層上に層状に施与し、乾燥させ、900℃で同
様に焼結させる。冷却後に、ペースト状ブレンドゴール
ドをもう一度施与し、乾燥させ、820℃で焼結させ
る。
その表面が黄色の色調を有する、目のつんだち密で穴の
ない歯冠が得られる。
ない歯冠が得られる。
この歯冠の上に、陶材基底コンパウンドを施与し、圧縮
し焼成する。次いで陶材型を冷却後に、超音波槽でこわ
し、例1の記載と同様に陶材で前装された歯冠を仕上げ
る。
し焼成する。次いで陶材型を冷却後に、超音波槽でこわ
し、例1の記載と同様に陶材で前装された歯冠を仕上げ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 1/04 E
Claims (12)
- 【請求項1】金属粉末および温度上昇時に揮発する結合
剤よりなるペースト状混合物を陶材型上に施与し、結合
材の揮発下に加熱し、この金属粉末を焼結してち密な金
属体にし、かつ陶材型を除去することにより金属義歯部
材を製造する方法において、金属粉末はパラジウム15
〜75重量%及び金及び/又は銀25〜85重量%より
成り、平均粒径0.5〜1.5μmを有し、かつ焼結を、パラ
ジウム及び金及び/又は銀からの合金の形成下に900
〜950℃で実施することを特徴とする、焼結された金
属義歯部材の製法。 - 【請求項2】金属粉末はパラジウム50−75重量%及
び銀25−50重量%からなる、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】金属粉末はパラジウム15−75重量%金
15−50重量%及び銀10−35重量%からなる、請
求項1記載の方法。 - 【請求項4】ペースト状混合物は、金属粉末75−95
重量%を含む、請求項1から3までのいずれか1項記載
の方法。 - 【請求項5】ペースト状混合物を施与する前にブレンド
ゴールドを陶材型の上に施与する、請求項1から4まで
のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】ブレンドゴールドを、ペースト状混合物の
施与の前に焼結する、請求項5記載の方法。 - 【請求項7】ブレンドゴールド及びペースト状混合物を
同時に焼結する、請求項6記載の方法。 - 【請求項8】ペースト状混合物の上にブレンドゴールド
を施与する、請求項1から7までのいずれか1項記載の
方法。 - 【請求項9】ブレンドゴールドを金属体の上に施与し、
焼結させる、請求項1から7までのいずれか1項記載の
方法。 - 【請求項10】陶材型の上に、絶縁層を施与する、請求
項1から9までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項11】焼成陶材層の施与及び燃焼により絶縁層
を得る、請求項10記載の方法。 - 【請求項12】焼成陶材層を、金属体の内側上の全体又
は部分的に残す、請求項11記載の方法。
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