JPH0678150U - 運搬台車のハンドルカバー - Google Patents

運搬台車のハンドルカバー

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JPH0678150U
JPH0678150U JP2191693U JP2191693U JPH0678150U JP H0678150 U JPH0678150 U JP H0678150U JP 2191693 U JP2191693 U JP 2191693U JP 2191693 U JP2191693 U JP 2191693U JP H0678150 U JPH0678150 U JP H0678150U
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JP2191693U
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Inventor
敏昭 鈴木
Original Assignee
株式会社アーテックスズキ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運搬台車のハンドル操作性の向上を図る。ま
た、冷所での作業性の向上を図る。 【構成】 対をなす半円筒形カバー12,12を合成樹脂に
より成形する。その半円筒形カバー12の外周に滑止め用
凹部20を複数形成する。対をなす半円筒形カバー12,12
を突合わせてハンドル4に外装する。 【効果】 ハンドル4が握りやすくなる。また、冷所の
作業において、ハンドル4の握り部分が冷たくなりにく
くなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、下面にキャスター等の車輪を設けると共に、上部一側にハンドルを 立設した運搬台車のハンドルカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の運搬台車は、台車本体の下面にキャスター等の車輪を設け、該 台車の上部一側にハンドルを立設してなり、前記台車本体上に運搬物を載置し、 前記ハンドルを押して移動する。そして、前記ハンドルは折畳み式のもの等が用 いられ、一般に金属製のパイプをコ字状に屈曲して形成したり、対をなすL字形 のパイプを水平な握部箇所において溶着して形成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の運搬台車では、ハンドルが金属製等の比較的細いパイプから形成さ れているため、そのハンドルを握持した手が滑り易いという問題があり、また、 L字形のパイプを溶着したものでは、その溶着箇所の研磨等の仕上げ加工が必要 であった。そして、金属パイプ製の場合、運搬台車を冷所で使用するとハンドル が冷えて運搬作業性が低下するという問題があった。
【0004】 そこで本考案は、運搬作業の効率化を図ることができる運搬台車のハンドルカ バーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1の考案は、台車本体の下面に車輪を有すると共に、上部一側 にコ字状ハンドルを立設した運搬台車のハンドルカバーにおいて、前記ハンドル に対をなす合成樹脂製の半円筒形カバーを外装するものである。
【0006】 また本考案の請求項2の考案は、前記半円筒形カバーの内面に位置決め用突起 部を設け、この突起部が係入する孔を前記ハンドルに穿設するものである。
【0007】
【作用】
上記請求項1の構成により、作業者は合成樹脂製のハンドルカバーを握って運 搬台車を押すことができる。
【0008】 また上記請求項2の構成により、突起がハンドルの孔に係入してハンドルにハ ンドルカバーが固定される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1及び図7は本考案 の第1実施例を示し、同図において、略平板状をなす台車本体1の下面一側には 左右一対の車輪2,2が設けられると共に、下面他側には左右一対の車輪たるキ ャスター3,3が設けられている。前記台車本体1の上面一側には、ハンドル4 を取り付ける取付け座5,5が左右一対設けられている。前記ハンドル4は金属 製のパイプをコ字状に屈曲形成してなり、左右のハンドル縦杆6,6の上部間に 握杆7が設けられ、その左右のハンドル縦杆6,6の下端が前記取付け座5に枢 着され、該ハンドルが図1中前側に倒れて折畳み可能に構成されている。
【0010】 前記握杆7に外装する円筒形のハンドルカバー11は、合成樹脂製の一対の半円 筒形カバー12,12からなり、この半円筒形カバー12は、前記握杆7の外径より内 径が径大な半円筒部13の内部に、等間隔で円弧状リブ部14を突設し、かつ所定間 隔ごとに円筒状の位置決め用突起部15を5箇所突設し、この位置決め用突起部15 の内部には先端が開口した中空部15Aが形成されている。また、その半円筒形カ バー12の図3中上方の接合面16には、図示右から左に向かって順に第1圧入突起 17,第2圧入突起18,第1圧入孔17A,第2圧入孔18A,第1圧入突起17,第1 圧入孔17A,第2圧入突起18,第1圧入突起17が形成され、図3中下方の接合面 16には、上方の接合面16に対応して第1圧入突起17,第2圧入突起18,第1圧入 孔17A,第2圧入孔18Aがそれぞれ形成されている。前記第1圧入突起17は第1 圧入突起17Aに圧入固定され、その第1圧入突起17より径小な第2圧入突起18は 前記第2圧入孔18Aに圧入固定される。さらに、図7に示すように、パイプから なる前記握杆7には、前記位置決め用突起部15に対応して孔19が穿設され、この 孔19は該突起部15と同形あるいは僅かに径小に形成され、前記突起部が圧入され る。また、前記半円筒形カバー12の外周面には、複数の滑止め用凹部20が形成さ れ、さらに、該半円形カバー12の長手方向両側には、内周縁部21が形成されてい る。
【0011】 次ぎに前記構成につきその作用を説明すると、まず、ハンドル4の握杆7に、 位置決め用突起部15に対応して複数の孔21を穿設する。この孔21に突起部15を圧 入し、かつ第1圧入孔17Aに第1圧入突起17を圧入すると共に、第2圧入孔18A に第2圧入突起18を圧入し、対をなす半円筒形カバー12,12相互を圧入固定し、 握杆7にハンドルカバー11を外装する。そして作業者は、その合成樹脂からなる ハンドルカバー11を握って台車本体1を押して移動し、この場合、ハンドルカバ ー11が比較的細いハンドル4に比べて大径であるため、握り易くなりかつ力も入 り易くなり、また、滑止め用凹部20により、手が滑ることなく安全に運搬移動を 行うことができる。さらに、運搬台車を冷所で使用する場合にあっては、ハンド ルカバー11を、熱伝導率が金属に比べて低い合成樹脂で形成したため、そのハン ドルカバー11は冷えにくくなる。
【0012】 このように本実施例では、台車本体1の下面に車輪2及び車輪たるキャスター 3を有すると共に、上部一側にコ字状ハンドル4を立設した運搬台車1のハンド ルカバーにおいて、ハンドル4に対をなす合成樹脂製の半円筒形カバー12,12を 外装するものであるから、ハンドル4が握り易くなって運搬台車の操作性が向上 し、また、冷所における運搬作業性の向上を図ることができる。
【0013】 またこのように本実施例では、半円筒形カバー12の内面に位置決め用突起部15 を設け、この突起部15が係入する孔19をハンドル4に穿設するものであるから、 外装したハンドルカバー11が、ハンドル4に回止めされると共に位置ずれが防止 され、そのハンドルカバー11を握って運搬台車の操作を確実に行うことができる 。
【0014】 また実施例上の効果として、半円筒形カバー12の接合面16にそれぞれ第1圧入 突起17,第2圧入突起18,第1圧入孔17A,第2圧入孔18Aを設け、それらの突 起17,18を圧入孔17A,18Aに圧入するようにしたから、ハンドル4へのハンド ルカバー11の取付けが容易なものとなる。また、ハンドル4に穿設した孔19に突 起部15を圧入するようにしたため、ハンドル4にハンドルカバー11が確実に取付 固定される。さらに、その突起部15は中空部15Aを有するため、この中空部15A が、突起部15の弾性変形する際の逃げとなって、孔19に突起部15を圧入し易くな る。さらに突起部15を介してハンドル4にハンドルカバー11を取付けるように構 成したため、その突起部15の長さ寸法分だけ、大小の径を有するハンドル4に同 型のハンドルカバー11を取付けることができ、すなわち図7の実線に示す円弧状 リブ部14の内周にほぼ等しい直径を有し突起部15の基端まで孔19が挿入される大 きさのハンドル4から、突起部15の先端側に孔19が挿入される程度の小径なハン ドルにも同形のハンドルカバー11を外装することができる。さらに、そのハンド ルカバー11を着色した場合は、合成樹脂であるため、色褪せ憎くなり、さらに、 ハンドルカバー11の外面には滑止め用凹部20を規則正しく配置して形成したため 、意匠性も向上する。さらにまた、握杆において溶着等により組立てたハンドル に用いれば、その溶着箇所をハンドルカバー11により覆い、その外観意匠もすっ きりしたものとなる。
【0015】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく本考案の要旨の範囲内に おいて種々の変形実施が可能であり、例えば圧入突起及び圧入孔の個数,大きさ ,配置等は適宜選定可能である。また、位置決め突起部15が、必ずしも孔19に圧 入しなくてもよく、位置決め突起部15の大きさを孔19より僅かに大きく形成して も、ハンドルカバー11は回止め及び位置ずれ防止がなされる。
【0016】
【考案の効果】 本考案は、台車本体の下面に車輪を有すると共に、上部一側にコ字状ハンドル を立設した運搬台車のハンドルカバーにおいて、前記ハンドルに対をなす合成樹 脂製の半円筒形カバーを外装するものであり、運搬作業の効率化を図ることがで きる運搬台車のハンドルカバーを提供することができる。
【0017】 また本考案は、前記半円筒形カバーの内面に位置決め用突起部を設け、この突 起部が係入する孔を前記ハンドルに穿設するものであり、運搬作業の効率化を図 ることができる運搬台車のハンドルカバーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図3】本考案の一実施例を示す底面図である。
【図4】本考案の一実施例を示す図3のX−X線断面図
である。
【図5】本考案の一実施例を示す図3のY−Y線断面図
である。
【図6】本考案の一実施例を示す図3のZ−Z線断面図
である。
【図7】本考案の一実施例を示すハンドルへの取付状態
を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 台車本体 2 車輪 3 キャスター(車輪) 4 ハンドル 11 ハンドルカバー 12 半円筒形カバー 15 位置決め用突起部 19 孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車本体の下面に車輪を有すると共に、
    上部一側にコ字状ハンドルを立設した運搬台車のハンド
    ルカバーにおいて、前記ハンドルに対をなす合成樹脂製
    の半円筒形カバーを外装することを特徴とする運搬台車
    のハンドルカバー。
  2. 【請求項2】 前記半円筒形カバーの内面に位置決め用
    突起部を設け、この突起部が係入する孔を前記ハンドル
    に穿設することを特徴とする請求項1記載の運搬台車の
    ハンドルカバー。
JP1993021916U 1993-04-26 1993-04-26 運搬台車のハンドルカバー Expired - Lifetime JP2605453Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018040558A (ja) * 2016-09-08 2018-03-15 佐藤 正志 冷蔵保存買い物キャリーカート
JP2020045078A (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 ジー・オー・ピー株式会社 手押部材
JP2021165051A (ja) * 2020-04-06 2021-10-14 三甲株式会社 運搬具

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