JP7189596B2 - 段差乗り上げ用リフタおよびそれを備える輸送機器 - Google Patents
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(2)段差乗り上げ用リフタは、可動部材を予め定められた第1の方向に予め定められた付勢力で付勢することにより可動部材を保持状態に維持する保持状態維持部材をさらに備え、切替操作部は、保持状態維持部材の付勢力に抗して可動部材を第1の方向とは逆の第2の方向に移動させることにより、可動部材を保持状態から解放状態に切り替えることが可能となるように構成されてもよい。
図1(a),(b)は本発明の一形態に係る車椅子の模式的側面図および模式的平面図である。図2(a),(b)は図1の車椅子の一部の模式的斜視図である。図3は車体が床面から持ち上げられた状態を示す車椅子の模式的側面図である。
図4は、車椅子1におけるジャッキレバー10および付勢装置200の着脱を説明するための車椅子1の側面図である。
図1の一対の連結具50は互いに同じ構成を有する。そこで、一対の連結具50のうち一方の連結具50の具体的な構成について説明する。
本実施の形態に係る段差乗り上げ用リフタ100によれば、使用者は、車椅子1に段差を乗り上げさせる必要がない場合に、ジャッキレバー10を取り外すことができる。それにより、車椅子1の取り扱いが容易になる。また、複数の車椅子1に、1つのジャッキレバー10を共通に用いることができる。これらの結果、利便性の高い段差乗り上げ用リフタ100および車椅子1が実現される。
(a)図7は他の実施の形態に係る車椅子1の模式的側面図であり、図8は図7の車椅子1の一部の模式的斜視図である。図7および図8に示すように、本例の車椅子1においては、ジャッキレバー10が、側面視で2箇所が屈曲した側面形状を有する。また、本例では、左右一対の連結具50を連結軸220よりも下方に配置するために、車体2の下部に連結具50を固定するための左右一対のフレーム2xが設けられている。
(6)参考形態
(a)第1の参考形態に係る段差乗り上げ用リフタは、輸送機器に段差を乗り上げさせるために、てこの原理を用いて輸送機器を昇降させる段差乗り上げ用リフタであって、屈曲した側面形状を有するジャッキレバーと、ジャッキレバーの中間部に設定された接地部と、接地部に配置された接地車輪と、ジャッキレバーに設定された昇降操作部と、ジャッキレバーと輸送機器とを連結させかつジャッキレバーが鉛直面内で回転可能に設定された連結部とを備え、ジャッキレバーは、接地車輪が接地した状態で昇降操作部が押し下げられることにより輸送機器が持ち上げられるように構成され、連結部は、ジャッキレバーを輸送機器に着脱可能に構成された。
上記の段差乗り上げ用リフタによれば、使用者は、連結部によりジャッキレバーが輸送機器に連結された状態で、接地車輪を接地させつつジャッキレバーの昇降操作部を押し下げることができる。この場合、接地部が支点として働き、連結部が作用点として働くことにより、輸送機器が持ち上げられる。この状態で、使用者が輸送機器を押すことにより、接地車輪が回転し、輸送機器が移動する。それにより、使用者は、輸送機器に段差を容易に乗り上げさせることができる。
連結部は、ジャッキレバーを輸送機器に着脱可能に構成されている。それにより、使用者は、必要に応じて輸送機器からジャッキレバーを取り外すことができる。したがって、輸送機器に段差を乗り上げさせる必要がない場合に、輸送機器からジャッキレバーを取り外すことにより輸送機器の取り扱いが容易になる。また、複数の輸送機器に1つのジャッキレバーを共通に用いることができる。これらの結果、利便性の高い段差乗り上げ用リフタが実現される。
(b)ジャッキレバーは、軸部を有し、連結部は、輸送機器に固定されかつ軸部が嵌合可能な嵌合部を有する固定部材と、嵌合部に嵌合された軸部を保持する保持状態と、嵌合部から軸部を解放する解放状態とに切替可能に構成された可動部材と、可動部材を保持状態と解放状態との間で切り替えるために使用者により操作される切替操作部とを含んでもよい。
この場合、使用者は、切替操作部を操作することにより、ジャッキレバーを輸送機器に連結する作業および輸送機器からジャッキレバーを取り外す作業を容易に行うことができる。
(c)第2の参考形態に係る輸送機器は、上記の段差乗り上げ用リフタを備える。
その輸送機器は、上記の段差乗り上げ用リフタを備える。したがって、輸送機器が段差を乗り上がる必要がない場合に、当該輸送機器からジャッキレバーを取り外すことにより輸送機器の取り扱いが容易になる。また、連結部を備える複数の輸送機器に1つのジャッキレバーを共通に用いることができる。したがって、輸送機器の利便性が向上する。
Claims (3)
- 輸送機器に段差を乗り上げさせるために、てこの原理を用いて前記輸送機器を昇降させる段差乗り上げ用リフタであって、
屈曲した側面形状を有するジャッキレバーと、
前記ジャッキレバーの中間部に設定された接地部と、
前記接地部に配置された接地車輪と、
前記ジャッキレバーに設定された昇降操作部と、
前記ジャッキレバーと前記輸送機器とを連結させかつ前記ジャッキレバーが鉛直面内で回転可能に設定された第1の連結部と、
一端部および他端部を有する弾性体を含む付勢装置と、
前記輸送機器における予め定められた第1の部分と前記付勢装置の前記一端部とを連結させかつ前記ジャッキレバーにおける予め定められた第2の部分と前記付勢装置の前記他端部とを連結させる第2の連結部とを備え、
前記ジャッキレバーは、軸部を有し、前記接地車輪が接地した状態で前記昇降操作部が押し下げられることにより前記輸送機器が持ち上げられるように構成され、
前記第1の連結部は、
前記輸送機器に固定されかつ前記軸部が嵌合可能な嵌合部を有する固定部材と、
前記嵌合部に嵌合された前記軸部を保持する保持状態と、前記嵌合部から前記軸部を解放する解放状態とに切替可能に構成された可動部材と、
前記可動部材を前記保持状態と前記解放状態との間で切り替えるために使用者により操作される切替操作部とを含み、
前記ジャッキレバーを前記輸送機器に着脱可能に構成され、
前記第2の連結部は、
前記輸送機器の第1の部分と前記ジャッキレバーの前記第2の部分との間で、前記付勢装置を前記輸送機器および前記ジャッキレバーに着脱可能に構成された、段差乗り上げ用リフタ。 - 前記可動部材を予め定められた第1の方向に予め定められた付勢力で付勢することにより前記可動部材を前記保持状態に維持する保持状態維持部材をさらに備え、
前記切替操作部は、前記保持状態維持部材の付勢力に抗して前記可動部材を前記第1の方向とは逆の第2の方向に移動させることにより、前記可動部材を前記保持状態から前記解放状態に切り替えることが可能となるように構成された、請求項1記載の段差乗り上げ用リフタ。 - 請求項1または2記載の段差乗り上げ用リフタを備える、輸送機器。
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JP2018158750A JP7189596B2 (ja) | 2018-08-27 | 2018-08-27 | 段差乗り上げ用リフタおよびそれを備える輸送機器 |
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