JP2018203092A - 手押し車および手押し車に用いる前輪持ち上げユニット - Google Patents

手押し車および手押し車に用いる前輪持ち上げユニット Download PDF

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康 大久保
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Ryosuke Nawa
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Abstract

【課題】段差を容易に乗り越えることができる手押し車を提供する。
【解決手段】歩行車100は、左右一対の前輪220および後輪230を有する歩行車本体200と、歩行車本体200の前輪220を電動で持ち上げるための前輪持ち上げ機構300とを備える。前輪持ち上げ機構300は、単一のアタッチメント部材、接地体、電動昇降部および電装箱を備え、接地体を支持するとともに、接地体を、地面から離間している離間位置と、地面から受ける反力により前輪220を押し上げるように接地している接地位置との間で上下方向に直線的に移動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷物運搬用の台車、乳幼児を乗せて運ぶベビーカー、高齢者や歩行困難者が歩行の補助として使用する歩行車やシルバーカー等の前輪および後輪を有する手押し車に関し、特にその前輪を持ち上げる前輪持ち上げ機構を有する手押し車に関するものである。また、本発明は、手押し車に着脱可能に取り付けられて、その前輪を持ち上げる前輪持ち上げユニットに関するものである。
人が押して使用する手押し車は、その使用時に路面にある段差を乗り越えさせる動作が必要となる。具体的に、手押し車が段差に差し掛かった場合には、使用者はまず車両の後輪を支点にしてハンドルを押し下げることで前輪を持ち上げて段差を乗り越えさせて、その後、前輪を支点にしてハンドルを引き上げることで後輪を持ち上げて段差を乗り越えさせる動作を行う。
ところで、上述した手押し車、特に高齢者の体重を支えながら移動するような歩行車では、ハンドルが後輪の真上又は真上よりも前方に位置する種のものがある。この種の手押し車では、ハンドルと後輪との位置関係上、上述した動作のうちハンドルを押し下げて前輪を持ち上げるという動作は、ハンドルを引き上げて後輪を持ち上げるという動作に比べて困難を伴う。そのため、筋力が衰えた高齢者が歩行車を用いて移動する場合には、わずか数cm程度の段差ですら障害となり、歩行車を満足に走行させることが難しい。このような問題は、歩行車のみならず、台車、ベビーカー、シルバーカー等の手押し車の使用においても見られる。
このような問題に対して、従来種々の試みがなされている。例えば、特許文献1には、前輪を支持する前部ブロックと後輪およびハンドルを支持する後部ブロックとが、補助輪を支持する連結部を介して連結された手押し車が開示されている。この手押し車は、前部ブロックと後部ブロックとを連結軸で折り曲げることで補助輪を接地させて前輪を浮き上がらせることによって、段差を乗り越えることができるものである。
しかしながら、特許文献1に開示されている手押し車は、結局のところ使用者自身の力によって前輪を浮き上がらせる必要があるため、重い荷物を運搬する場合や、筋力が衰えた高齢者が歩行車等を用いて移動する場合には、やはり段差を容易に乗り越えさせることが困難である。また前輪を持ち上げるためには、ハンドルを前方に押し出す必要があり、高齢者や脚の健康状態が悪い人にとっては、このような前方へ押し出す動作は困難を伴うものであり、手押し車を十分満足に走行することが困難である。
特開2016−10534号公報
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、段差を容易に乗り越えることができる手押し車を提供することを目的とするものである。
すなわち、本発明に係る手押し車は、前輪および後輪を有し、押して使用されるものであって、前記後輪が接地している状態で前記前輪を電動で持ち上げる前輪持ち上げ機構を有することを特徴とする。
このような構成であれば、前輪持ち上げ機構によって電動で前輪を持ち上げることができるので、手動によりハンドルを押し下げて前輪を持ち上げる動作を行うことなく前輪を容易に段差の上に移動させることができる。そして手動によりハンドルを引き上げて後輪を段差の上に移動させることで、手押し車を、容易に段差を乗り越えさせることができる。
本発明の手押し車は前輪を支持する前輪フレームを更に有し、前輪持ち上げ機構は前輪フレームに着脱可能に固定されていることが好ましい。
このような構成であれば前輪フレームを有するタイプの手押し車であれば、本発明に係る前輪持ち上げ機構を容易に取り付けることができ、使用者が既に所有している手押し車や、既製の手押し車に容易に取り付けることができる。
本発明の手押し車は左右一対の前輪と当該一対の前輪のそれぞれを支持する左右一対の前輪フレームとを有し、前輪持ち上げ機構は一対の前輪フレームにかけ渡されて固定される単一のアタッチメント部材を有していることが好ましい。
このような構成であれば、前輪持ち上げ機構は単一のアタッチメント部材により左右一対の前輪フレームに取り付けられるので、左右の前輪フレームを介して左右の前輪をバランスよく持ち上げることができる。また、単一のアタッチメント部材により取り付けることができるので、取付け作業を容易にできる。さらには取付けのための部品数を削減できるので、コストを削減できる。
前輪持ち上げ機構の態様は、地面に接するための接地体と、接地体を支持し、接地体を上下方向に移動させる電動昇降部とを有し、電動昇降部は、接地体を、地面から離間している離間位置と、地面から受ける反力により前輪を押し上げるように接地している接地位置との間で移動させるものであることが好ましい。
このような構成であれば、接地体を離間位置と接地位置との間で移動することができるので、段差を乗り越える必要があるときのみ、接地体を離間位置から接地位置に移動させて段差を乗り越させることができる。
前記接地位置にある前記接地体は、前記手押し車の前輪よりも前方に位置していることが好ましい。
このような構成であれば、前輪持ち上げ時の力点である接地体の接地位置が、支点である後輪から遠くなるため、電動昇降部はより小さな力で前輪を押し上げることができる。そのため、電動昇降部の駆動力を小さくすることができるので、製造コストを削減できる。また、持ち上げ時に電動昇降部全体にかかる応力が小さくなるので、耐久性が向上する。なお、“手押し車の前輪よりも前方に位置している”とは、手押し車が真っすぐ前進できる状態において、その前輪の最も前方の部分よりも前方に位置することを意味する。
前記接地体の態様は、回転自在な転動体であることが好ましい。
このようなものであれば、転動体が回転自在であるため、転動体が接地位置にある場合には、前輪を持ち上げた状態で手押し車を前方に押すことで、転動体および後輪が転がり、持ち上げられた前輪をより容易に段差の上に移動させることができる。
前記前輪持ち上げ機構は、前記電動昇降部を一つのみ有するものであることが好ましい。
複数の電動昇降部を有する場合には、当該複数の電動昇降部の動作を同期させる必要があり、制御が複雑になり製造コストが増加する。一方、電動昇降部を一つのみ有する構成とすることで、制御を容易にすることができ、製造コストを低減することができる。
前記前輪持ち上げ機構は、前輪を、地面から5cm以上持ち上げることができるものであることが好ましい。地面から7cm以上持ち上げることができるものであることがより好ましく、地面から10cm以上持ち上げることができるものであることがさらに好ましい。
また、本発明に係る前輪持ち上げユニットは、前輪および後輪を有し、押して使用される手押し車に着脱可能に取付けられるものであって、前記後輪が接地している状態で前記前輪を電動で持ち上げることを特徴とするものである。
このような構成であれば、本発明の前輪持ち上げユニットを取り付けた手押し車は、電動で前輪を持ち上げることができるので、手動によりハンドルを押し下げて前輪を持ち上げる動作を行うことなく前輪を容易に段差の上に移動させることができる。そして手動によりハンドルを引き上げて後輪を段差の上に移動させることで、手押し車を、容易に段差を乗り越えさせることができる。
このように構成した本発明によれば、段差を容易に乗り越えることができる手押し車を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る手押し車の構成を模式的に示す概略斜視図である。 同実施形態に係る手押し車を模式的に示す側面図である。 同実施形態に係る前輪持ち上げ機構の構成を模式的に示す斜視図である。 同実施形態に係る前輪持ち上げ機構を模式的に示す側面図および平面図である。 同実施形態に係る前輪持ち上げ機構の前輪フレームへの取付けを模式的に示す図である。 同実施形態に係る前輪持ち上げ機構の転動体の位置を模式的に示す側面図である。 同実施形態に係る電動昇降部の内部構成を模式的に示す図である。 同実施形態に係る手押し車の使用時における段差を乗り越える動作の一例を模式的に示す図である。 本発明の別の一実施形態に係る前輪持ち上げ機構の構成を模式的に示す側面図である。 本発明の別の一実施形態に係る前輪持ち上げ機構の構成を模式的に示す平面図である。 本発明の別の一実施形態に係る前輪持ち上げ機構の構成を模式的に示す斜視図である。
以下に、本発明に係る手押し車の一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態では、手押し車の一例として歩行車を挙げて説明している。なお、以下に説明する歩行車は、本発明の技術思想を具体化するためのものであって、特定的な記載がない限り、本発明を以下のものに限定しない。また、一の実施形態において説明する内容は、他の実施形態にも適用可能である。また、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張していることがある。
図1に示すように、本実施形態の歩行車100は、左右一対の前輪220および後輪230を有する歩行車本体200と、歩行車本体200の前輪220を電動で持ち上げるための前輪持ち上げ機構300とを備える。
以下、各構成部材について説明する。
(1)歩行車本体200
歩行車本体200は、骨格を形成する本体フレーム210と、本体フレーム210の端部に取り付けられた左右一対の前輪220、後輪230およびハンドル240を有する。
図2は、歩行車本体200の側面図を示す。使用者は左右一対のハンドル240を握ることで、自身の体重の一部を歩行車本体200に分散させることができる。そしてハンドル240を前方に押すことにより前輪220および後輪230を回転させ、歩行車本体200によって自身の体を支えながら、歩行車100を前方に進めることができる。
図1に示すように、本体フレーム210は、前輪220を支持する前輪フレーム212と後輪230を支持する後輪フレーム214とを備える。
前輪フレーム212は、その端部に前輪220が連結されているものである。具体的には前輪フレーム212の端部に設けられたネジ穴(図示しない)に前輪220に設けられたネジ(図示しない)を嵌め込むことにより連結されている。なお、本実施形態の歩行車本体200は左右一対の前輪フレーム212を有しており、各前輪フレーム212が、左右それぞれの前輪220に連結されている。前輪220は、回転軸および旋回軸を有しており、前後左右方向への移動が可能なように構成されている。
後輪フレーム214は、その端部に後輪230が設けられたものである。後輪フレーム214と後輪230とは、前輪フレーム212と前輪220の連結と同様に、ネジ構造により連結されている。本実施形態の歩行車本体200は左右一対の後輪フレーム214を有するものであり、各後輪フレーム214が、左右それぞれの後輪230に連結されている。後輪230は回転軸を有し、前後方向に自由に回転できるように構成されている。なお、後輪230は、前輪220と同様に旋回軸を有し、前後左右方向への移動が可能なように構成されていてもよい。
後輪フレーム214の上端部には、ハンドル240が設けられている。ハンドル240は、使用者が握って歩行車本体200を操作するためのものである。本実施形態の歩行車本体200は左右一対のハンドル240を備えている。図2に示すように、各ハンドル240は、後輪230の上方に位置するように設けられている。ハンドル240を、このような位置に設けることにより、ハンドル240を握る使用者の体重を歩行車本体200にバランスよく分散させることができる。そのため、使用者が体重を負荷させても、歩行車本体200は転倒することなく走行することができる。
(2)前輪持ち上げ機構300
前輪持ち上げ機構300は、上述した歩行車本体200の後輪230が接地している状態で前輪220を電動で持ち上げる(すなわち、地面から離間させる)ものである。図1および図2に示すように、前輪持ち上げ機構300は、歩行車本体200の前輪フレーム212に固定されている。
図3に示すように、前輪持ち上げ機構300は、単一のアタッチメント部材310、接地体320、電動昇降部330および電装箱340を備えている。本実施形態では、単一のアタッチメント部材310につき、1つの接地体320と、1つの電動昇降部330とを有する構成としている。
アタッチメント部材310は、前輪持ち上げ機構300を前輪フレーム212に取り付けて固定するためのものである。図1に示すように、本実施形態では左右一対の前輪フレーム212の間にかけ渡されて取り付けられている。
図4(a)はアタッチメント部材310を横方向から見た側面図であり、図4(b)は、アタッチメント部材310を上方向から見た平面図である。図4(a)および図4(b)に示すように、アタッチメント部材310は、前輪フレーム212に取付けられる第1要素部312と、電動昇降部330が接合される第2要素部314とを有する。第1要素部312と第2要素部314はいずれも長尺上の板状部材であり、断面が折れ曲がった形状になるように互いに接合されている。このように、第1要素部312と第2要素部314とを断面が折れ曲がった形状で接合することで、軽量化を実現しながら、アタッチメント部材310の機械的強度を向上することができる。
図4(b)に示すように、第1要素部312の長手方向の両端付近には一対の貫通孔316が設けられている。
図5は、アタッチメント部材310の、前輪フレーム212への取付け構造を示す図である。図5に示すように、前輪220のネジ222を、第1要素部312の下面側から貫通孔316に通し、第1要素部312の上面側から突出した当該ネジに前輪フレーム212のネジ穴212aを嵌め込むことにより、前輪220と前輪フレーム212との間に第1要素部312を固定することができる。本実施形態の前輪持ち上げ機構300は、このような貫通孔316を設けたアタッチメント部材310を有することで、前輪フレーム212に着脱可能に取り付けられることができる。
接地体320は、前輪持ち上げ機構300が前輪220を持ち上げる際に地面に接するものである。本実施形態の接地体320は、回転軸を有し、接地時に前後方向への移動が可能なように構成された回転自在な転動体であり、具体的には車輪である。
電動昇降部330は、接地体320を支持するとともに、接地体320を、地面から離間している離間位置と、地面から受ける反力により前輪220を押し上げるように接地している接地位置との間で上下方向に直線的に移動させるものである。
図6は、電動昇降部330の側面図であり、接地体320の移動前および移動後の状態を示す図である。電動昇降部330により、接地体320は、離間位置P(図6(a))と、接地位置Q(図6(b))との間を移動することができる。本実施形態の接地体320は、接地位置Qにある時に前輪220よりも前方に位置するように構成されている。
なお、本実施形態では、接地位置Qにある接地体320が、左右一対の前輪220からの等しい距離になるように構成されている。これにより、左右の前輪220をバランスよく持ち上げることができる。
次に、電動昇降部330の構成について説明する。
図7に示すように、電動昇降部330は、ハウジング332と、スライド部材334と、モータ336と、モータ336の回転駆動力を直動駆動力に変換する回転−直動変換機構338とを具備するものである。
ハウジング332は、上下方向に延びた略直方体形状のものであり、スライド部材334、モータ336および回転−直動変換機構338を内部に収納するものである。本実施形態のハウジング332は、アタッチメント部材310に設けた一対の貫通孔316からの距離が等しくなり、かつ左右一対の前輪220から距離が等しくなるように第2要素部314に接合されている。
スライド部材334は、ハウジング332の長手方向に沿ってスライド移動可能に構成されたものであり、その下端部に接地体320が設けられている。
図6に示すように、接地体320が離間位置Pにある時、スライド部材334の大半はハウジング332の内部に格納されている。スライド部材334が、ハウジング332から突出するように下方向にスライド移動することで、接地体320は離間位置Pから接地位置Qまで移動する。
スライド部材334のスライド移動に係る動作は、ハウジング332内に設けられたモータ336および回転−直動変換機構338によって実現される。
図7に示すように、ハウジング332内において、スライド部材334は、モータ336に連結する回転−直動変換機構338に取り付けられている。
モータ336は、回転−直動変換機構338に回転駆動力を与える電動機であり、正逆回転可能なものである。回転−直動変換機構338は、モータ336の回転駆動力を、上下方向の直動駆動力に変換するものである。具体的には、図7に示すように、カップリング337を介してモータ336の回転軸336aに連結されているネジ軸338aと、ネジ軸338aに取り付けられ、ネジ軸338aの延伸方向に移動可能なスライドブロック338bとを具備するものである。スライドブロック338bは、スライド部材334に接合されており、これにより、スライドブロック338bの移動に合わせてスライド部材334を移動させることができる。
図3,4に示すように、アタッチメント部材310の第1要素部312上には電装箱340が設けられている。電装箱340は、モータ336の動作を制御するための制御基板(図示しない)とバッテリ(図示しない)とを内部に格納するものである。制御基板は、ケーブルを介して、バッテリおよびモータ336と接続されており、後述する操作スイッチ350から送信される信号に基づいて、モータ336の正転/停止/逆転を制御するものである。バッテリの形態は特に限定されないが、充電可能な蓄電池であることが好ましい。
なお、電装箱340の一面(例えば上面)には、制御基板とバッテリとを通電するための電源スイッチ342が設けられている。
また電装箱340は、その外周面の一部が、第1要素部312および第2要素部314に密着するようにアタッチメント部材310に取り付けられている。本実施形態では、底面が第1要素部312に密着し、側面が第2要素部314に密着するようにアタッチメント部材310に取り付けられている。このようなものであれば、アタッチメント部材310に対して、電装箱340を強固に取り付けることができるので、歩行車100が障害物に衝突した際に、アタッチメント部材310から電装箱340が脱落することを防止できる。
操作スイッチ350は、モータ336の正転/停止/逆転を切り替えるための電気信号を、有線又は無線により制御基板に送信するものである。操作スイッチ350が無線により電気信号を送信する場合、配線の取り回しが不要になるので好ましい。操作スイッチ350は、図示しない正転ボタン、停止ボタンおよび逆転ボタンを備えている。使用者は、これらのボタンを選択して押すことにより、電動昇降部330を作動させて接地体320を移動させることができる。図1に示すように、操作スイッチ350は、歩行車本体200のハンドル240に取り付けられている。このようなものであれば、また、スイッチの操作のための動作を小さくすることができるので、容易に操作することができる。また、スイッチの操作のためにハンドル240から手を離す必要がないので、使用者は体を支えながらスイッチを操作することができ、安全である。
(3)歩行車100の動作
次に、図8を参照して、上述した本実施形態の歩行車100が、段差を乗り越える動作を説明する。
まず、前輪220が段差の手前に位置するまで、歩行車100を押し進める。この時点で、接地体320は離間位置Pにある(図8(a))。
ここで使用者が操作スイッチ350の正転ボタン押す。するとハウジング332からスライド部材334が下方向にスライド移動し、これにより接地体320が離間位置Pから下方向に移動する。接地体320は、所定の距離を移動した後、段差の上段面に接地する(図8(b))。
接地体320が上段面に接地した後も、スライド部材334は、ハウジング332からさらに突出するようにスライド移動を続ける。ここで、接地体320は既に接地しており、接地体320およびスライド部材334は、下方向にそれ以上移動することはできない。そのため、ハウジング332が、スライド部材334から見て上方向にスライド移動する。これにより、アタッチメント部材310から前輪フレーム212に対して上方向に持ち上げる力が作用し、前輪フレーム212に連結された前輪220は、後輪230が接地した状態で後輪230を支点にして、地面から持ち上げられる(図8(c))。
前輪220が段差を乗り越えるのに十分な高さまで上昇したところで、使用者は操作スイッチ350の停止ボタンを押し、電動昇降部330を停止させる。この時、接地体320は接地位置Qにある。この状態で、使用者は歩行車100を前方に押し進めて、前輪220を段差の上方まで移動させる(図8(d))。
前輪220を段差の上方に移動させた後、使用者は操作スイッチ350の逆転ボタンを押す。すると、スライド部材334はハウジング332内に収納されるようにスライド移動する。接地体320は接地位置Qから離間位置Pまで移動し、前輪220が段差の上段面に接地する(図8(e))。
使用者は、ハンドル240を持ち上げて前方に押し進めて、後輪230を段差の上方まで移動させる(図8(f))。
<本実施形態の効果>
このように構成された本実施形態に係る歩行車100によれば、前輪持ち上げ機構によって電動で前輪を持ち上げることができるので、使用者は、手動によりハンドルを押し下げて前輪を持ち上げる動作を行うことなく前輪を容易に段差の上に移動させることができる。そして手動によりハンドルを引き上げて後輪を段差の上に移動させることで歩行車を、容易に段差を乗り越えさせることができる。
また、本実施形態の前輪持ち上げ機構300は前輪フレーム212に着脱可能に固定されるものであるので、使用者が既に所有している他の歩行車や、既製の歩行車に容易に取り付けることができる。
また、本実施形態の前輪持ち上げ機構300は単一のアタッチメント部材310により左右一対の前輪フレーム212にかけ渡されて固定されているので、左右の前輪フレーム212を介して左右の前輪220をバランスよく持ち上げることができる。さらに、単一のアタッチメント部材310により取り付けることができるので、取付け作業が容易である。さらには取付けのための部品数を削減できるので、製造コストを削減できる。
また、本実施形態の歩行車100は、接地体320を離間位置Pと接地位置Qとの間で移動することができるので、段差を乗り越える必要があるときのみ、接地体320を離間位置Pから接地位置Qに移動させて段差を乗り越させることができる。また接地体320が回転自在な転動体であるため、接地体320が接地位置Qにある場合には、前輪220を持ち上げた状態で歩行車100を前方に押すことで、接地体320および後輪230が転がり、持ち上がった前輪220をより容易に段差の上に移動させることができる。
また、本実施形態の歩行車100は、接地位置Qにある接地体320が、歩行車本体200の前輪220よりも前方に位置しているので、前輪220を持ち上げる時の力点である接地体320の接地位置が、支点である後輪230から遠くなる。そのため、電動昇降部330はより小さな力で前輪220を押し上げることができる。これにより電動昇降部330の駆動力を小さくすることができるので、製造コストを削減できる。また、持ち上げ時に電動昇降部330全体にかかる応力が小さくなるので、耐久性が向上する。
また、本実施形態の前輪持ち上げ機構300は、電動昇降部330を一つのみ有するものであるので、制御を容易にすることができ、製造コストを低減することができる。
<その他の実施形態>
なお本発明は、上述した実施形態に限られるものではない。
上記実施形態の電動昇降部330は、接地体320を上下に直線的に昇降させるものであったが、この形態に限定されない。電動昇降部330は、上下への直線的な昇降の他、それ以外の所定の軌道で接地体を昇降させるものであってもよい。
図9に、他の実施形態の電動昇降部430の構成、および接地体420の移動を模式的に示す。図9の(a)および(b)に示すように、電動昇降部430は回転軸432を有する回転部材434と、回転部材434に連結されたアーム部材436と、を具備するように構成される。アーム部材436の端部には接地体420が設けられている。ここで、図9の(a)は、接地体420が離間位置Rにある状態を示し、図9の(b)は接地体420が接地位置Sにある状態を示している。
この実施形態では、歩行車100が通常走行しているときには、接地体420は離間位置Rにある。段差を乗り越える際に、操作スイッチ350の正転ボタンを押すと、回転部材434、アーム部材436および接地体420は、回転軸432を中心に前方(図9(a)における時計回りの方向)に向かって回転する。回転部材434、アーム部材436および接地体420は、接地体420が地面に接地した後も、アーム部材436の長手方向の軸線と地面とが所定の角度(本実施形態では、約90°)をなすようになるまでさらに回転し続ける。アーム部材436の長手方向の長さは、接地体420が離間位置Rにある状態での回転軸432と地面との間の距離よりも、長くなるように構成されている。そのため、図9(b)のようにアーム部材436が地面に対して略垂直になるまで回転した場合、接地体420を回転支点として、電動昇降部430に連結するアタッチメント部材410が前方かつ上方に持ちあげられる。これにより、アタッチメント部材410が固定されている前輪フレーム212および前輪220を前方かつ上方に持ち上げることができ、使用者が歩行車100を押し進めることなく、前輪220を段差の上に自動的に移動させることができる。
なおこの実施形態においては、接地体420は、滑り止め機能を有する部材であることが好ましい。例えば、裏面に凸凹形状が施された、滑り止め機能を有する脚ゴムなどの部材であることが好ましい。このようなものであれば、接地体420が地面に接した際に、地面との間の高い摩擦力を有することができる。そのため、この状態で電動昇降部430による回転駆動力が働くと、接地体420は、水平方向に大きくずれることなく回転支点として働き、電動昇降部430、アタッチメント部材410、前輪フレーム212および前輪220をより容易に回転移動させることができ、前方かつ上方により容易に持ち上げることができる。
また上記実施形態では、操作スイッチ350は、正転ボタン、停止ボタンおよび逆転ボタンを備え、モータ336の正転/停止/逆転を切り替えるための電気信号を制御基板に送信するものであったがこれに限定されない。他の実施形態では、操作スイッチ350は正転ボタンと逆転ボタンのみを備えるものであってもよい。操作スイッチ350がこのような形態である場合、前輪持ち上げ機構300は、接地体320が所定距離を移動したときに、モータ336を自動的に停止するように構成されてもよい。具体的には、ハウジング332内に、スライドブロック336bを検出するフォトインタラプタ等のセンサを設けることが好ましい。例えば、操作スイッチ350の正転ボタンを押した後、スライドブロック336bが移動可能範囲の下端に達した時にフォトインタラプタにより検出するように構成し、モータ336を自動的に停止するように構成してもよい。また操作スイッチ350の逆転ボタンを押した後、スライドブロック336bが移動可能範囲の上端に達した時にフォトインタラプタにより検出するように構成し、モータ336を自動的に停止するように構成してもよい。
このような形態であれば、操作ボタンを少なくできるので、段差を乗り越えるための操作スイッチ350の操作をより容易にすることができる。
また上記実施形態の歩行車100は、使用者自身が操作スイッチ350を操作することにより電動昇降部330の動作を制御するものであったが、この形態に限定されない。他の実施形態の歩行車100は、段差に差し掛かった際に段差を自動的に検知する段差検知手段を備えており、当該段差検知手段が取得する情報に基づいて、電動昇降部330のモータ336の正逆回転を制御基板で自動制御するように構成されたものであってもよい。
このようなものであれば、段差を乗り越える際に、使用者が操作スイッチ350を操作する動作を省略することができ、歩行車100の利便性を向上することができる。また、段差を乗り越える際に使用者は手元を気にする必要がないので、段差に躓く等によりバランスを崩して転倒するリスクを低減することができる。
段差検知手段の態様としては、レーザー距離計、音波距離計又はステレオカメラ等を利用した非接触型のものであってよい。段差検知手段はまた、先端に接触センサを有し、段差に物理的に接触することにより段差を検出することができる接触型のものであってもよい。
なお段差検知手段は、前輪220と段差との間の距離を測距できるように構成されていてもよい。このような場合、歩行車100を押し進めて、前輪220と段差との間の距離が予め設定した所定の値以下になった時に、制御基板がモータ336を正転させて、接地体320を接地位置Qに自動的に移動させるように構成してもよい。
上記実施形態では、前輪持ち上げ機構300は歩行車に取り付けられるものであったが、これに限定されない。他の実施形態では、前輪持ち上げ機構300は、台車、ベビーカー、シルバーカー等、前輪および後輪を有する車両に取り付けることができる。
上記実施形態では、接地位置Qにある接地体320は、前輪220よりも前方に位置するものであったがこれに限定されない。他の実施形態では、接地位置Qにある接地体320は、前輪220より後方であって、歩行車100の重心よりも前方に位置するように構成されてもよい。いずれの形態であっても、歩行車100の重心よりも前方に接地することで、地面からの反力により前輪220を持ち上げることができる。なお、“歩行車の前輪よりも後方”とは、歩行車が真っすぐ前進できる状態において、その前輪の最も後方の部分よりも後方に位置することを意味する。
また上記実施形態では、電動昇降部330は、前輪フレーム212と前輪222との接合部よりも前方に設けられるものであったが、この形態に限定されない。他の実施形態においては、電動昇降部330は、前輪フレーム212と前輪222との接合部よりも後方に設けられるものであってもよい。このような形態であれば、歩行車本体200から電動昇降部300が突出しないので、歩行車100が障害物に衝突した際には、電動昇降部330よりも先に前輪222が衝突し、電動昇降部330が破損するリスクを低減することができる。さらには、前輪持ち上げ機構200の重心位置が、歩行車本体200の重心位置に近づくので、歩行車100の走行安定性をより向上させることができる。またこのような形態であれば、歩行車本体200から前方に突出する電動昇降部330の部分を少なくすることができるので、歩行車100の外観をよりスタイリッシュな印象にすることができる。
またこのような実施形態においては、前輪持ち上げ機構300は後輪フレーム214に取り付けられるものであってもよい。このような形態であっても、接地位置Qにある接地体320が、歩行車100の重心よりも前方に位置するものであれば、前輪220を持ち上げることができ、歩行車100を前方に押し進めて、前輪220を段差の上に移動させることができる。
なお、前輪持ち上げ機構300は、歩行車本体200が有する2つの前輪220が360°旋回した場合であっても、電動昇降部330および転動体320と、前輪220とが接触しないように構成されていることが好ましい。
また上記実施形態では、接地体320は段差の上段面に接地するものであったが、これに限定されない。他の実施形態では、接地位置Qにある接地体320は、段差の下段面(すなわち、前輪220および後輪230が接地している面)に位置してもよい。このような形態であっても、接地位置Qにある接地体320が、歩行車100の重心よりも前方に位置するものであれば前輪220を持ち上げることができ、歩行車100を前方に押し進めて、前輪220を段差の上に移動させることができる。
また別の実施形態では、図10に示すように、アタッチメント部材310の貫通孔316は、第1要素部312の長手方向に伸びた形状であってもよい。
このような形態であれば、左右の前輪フレーム212の間の距離が異なる様々な歩行車に対して、前輪持ち上げ機構300を取り付けることができる。そのため、使用者が既に所有している歩行車や、既製の歩行車により容易に取り付けることができる。
また別の実施形態では、アタッチメント部材310は、長手方向に伸縮自在なテレスコピック構造のものであってもよい。
このような形態であれば、アタッチメント部材310の長手方向の長さを調節することで、左右の前輪フレーム212の間の距離が異なる様々な歩行車に対して、前輪持ち上げ機構300を取り付けることができる。そのため、使用者が既に所有している歩行車や、既製の歩行車により容易に取り付けることができる。
上記実施形態では、アタッチメント部材310は貫通孔316を有し、当該貫通孔316に前輪220のネジを通すことで、前輪フレーム212と前輪220との間に挟んで固定するものであったが、これに限定されない。他の実施形態のアタッチメント部材310は、前輪フレーム212や後輪フレーム214に直接取り付けて固定できるものであってもよく、例えば端部にクランプ等の固定部材を備えるものであってもよい。クランプの形態は、パイプクランプ、ケーブルクランプ、ホースクランプ、シートクランプ等が好ましい。
このような固定部材を有していれば、歩行車本体200を分解することなく、前輪持ち上げ機構300を取り付けることができるので、取付け作業が容易になる。
上記実施形態の接地体320は回転軸を有して前後2方向のみに移動可能な車輪であったが、これに限定されない。他の実施形態の接地体320は、回転軸と旋回軸とを有し、接地時に前後左右方向への移動が可能なように構成されていてもよい。具体的にはキャスター等であってもよい。このような形態であれば、歩行車100が段差に対して斜め方向に進入した場合であっても、接地体320を接地させて前輪220を持ち上げた状態(すなわち接地位置Qの状態)で、歩行車100の向きを段差に対して真っすぐになるように矯正することができる。これにより、左右一対の前輪220の両方を、確実に段差を乗り越えさせることができる。また、接地体320を接地位置Qから離間位置Pに移動させて前輪220を接地させる際に、“左右の前輪220の片方が段差を乗り越えておらず、歩行車100がバランスを失い転倒する”、という危険性を低減することができる。
また、接地体320は、回転軸を有する車輪ではなく、自由に回転可能なボールであってもよい。
上記実施形態の電動昇降部330は1つの接地体320を有するものであったが、これに限定されない。他の実施形態の電動昇降部330は、図11に示すように、スライド部材334の端部に、アタッチメント部材310の長手方向に並列して設けられた2つの接地体320を有するものであってもよい。このような形態であれば、歩行車100が段差を乗り越える際には、2つの接地体320が地面に接地するので、1つの接地体320のみが接地している場合に比べて、歩行車100の安定性が向上する。その結果、転倒防止効果をより向上することができる。当然ながら、接地体320の数は3つ以上であってもよい。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100:歩行車
200:歩行車本体
210:本体フレーム
212:前輪フレーム
212a:ネジ穴
214:後輪フレーム
216:連結フレーム
220:前輪
222:ネジ
230:後輪
240:ハンドル
300:前輪持ち上げ機構
310:アタッチメント部材
312:第1要素部
314:第2要素部
316:貫通孔
320:接地体
330:電動昇降部
332:ハウジング
334:スライド部材
336:モータ
336:回転軸
337:カップリング
338:回転−直動変換機構
338a:ネジ軸
338b:スライドブロック
340:電装箱
342:電源スイッチ
350:操作スイッチ
410:アタッチメント部材
420:接地体
430:電動昇降部
432:回転軸
434:回転部材
436:アーム部材

Claims (8)

  1. 前輪および後輪を有し、押して使用される手押し車であって、
    前記後輪が接地している状態で前記前輪を電動で持ち上げる前輪持ち上げ機構を有することを特徴とする手押し車。
  2. 前記前輪を支持する前輪フレームを更に有し、
    前記前輪持ち上げ機構は前記前輪フレームに着脱可能に固定されている請求項1記載の手押し車。
  3. 左右一対の前輪と、前記一対の前輪のそれぞれを支持する左右一対の前輪フレームを有し、
    前記前輪持ち上げ機構は、前記一対の前輪フレームにかけ渡されて固定される単一のアタッチメント部材を有する請求項2記載の手押し車。
  4. 前記前輪持ち上げ機構は、
    接地体と、
    前記接地体を支持し、前記接地体を上下方向に移動させる電動昇降部とを有し、
    前記電動昇降部は、前記接地体を、地面から離間している離間位置と、地面から受ける反力により前記前輪を押し上げるように接地している接地位置との間で移動させるものである請求項1〜3のいずれか1項記載の手押し車。
  5. 前記接地位置にある前記接地体は、前記手押し車の前輪よりも前方に位置している請求項4記載の手押し車。
  6. 前記接地体は回転自在な転動体である、請求項4または5記載の手押し車。
  7. 前記前輪持ち上げ機構は、前記電動昇降部を一つのみ有する請求項4〜6のいずれか1項記載の手押し車。
  8. 前輪および後輪を有し、押して使用される手押し車に着脱可能に取付けられるものであって、
    前記後輪が接地している状態で前記前輪を電動で持ち上げることを特徴とする前輪持ち上げユニット。


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