JPH0678049A - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

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JPH0678049A
JPH0678049A JP23056292A JP23056292A JPH0678049A JP H0678049 A JPH0678049 A JP H0678049A JP 23056292 A JP23056292 A JP 23056292A JP 23056292 A JP23056292 A JP 23056292A JP H0678049 A JPH0678049 A JP H0678049A
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JP
Japan
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message
recorded
recording
disc
disk
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JP23056292A
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English (en)
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Shizuo Adachi
静雄 足立
Nobuyuki Koike
伸享 小池
Takeshi Kondo
健 近藤
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間の音声の記録が良好にできると共に必
要なメッセージを迅速に再生させることができる留守番
電話装置を提供する。 【構成】 音声データを圧縮してディスク28に記録す
ると共に、このディスク28に記録された音声データを
再生して伸長するディスク記録・再生部20を備えた留
守番電話装置において、ディスク28に応答メッセージ
の記録エリアと、相手側から電話回線を介して伝えられ
た伝言メッセージの記録エリアとを用意し、留守番モー
ド時にディスク28に記録された応答メッセージを再生
してバッファメモリ24に記憶させ、電話回線の接続時
に、バッファメモリ24に記憶された応答メッセージを
読出して電話回線側に送出させると共に、相手側から電
話回線を介して伝えられた伝言メッセージを、圧縮して
ディスク28の対応したエリアに記録するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、留守時に着信した電話
に自動的に応答する留守番電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】留守時に着信した電話に自動的に応答す
る留守番電話装置が各種実用化されている。この留守番
電話装置は、通常は磁気テープによる音声の記録再生装
置(いわゆるテープレコーダ)が組み込まれ、自動的な
応答時に予め用意された応答メッセージを再生して、相
手側に伝送させると共に、相手側から電話回線を介して
伝えられた伝言メッセージを磁気テープに記録してお
く。そして、帰宅時に磁気テープに記録された伝言メッ
セージを再生して、留守中に電話があったことが確認で
きるものである。また、磁気テープによる音声の記録再
生装置の代わりに、ICメモリ等と称される半導体メモ
リを使用した音声の記録再生装置を使用した留守番電話
装置もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、テープレコ
ーダを使用してメッセージの記録を行う留守番電話装置
の場合には、必要とするメッセージを再生するのに、テ
ープの巻き戻しなどのアクセスに時間がかかる不都合が
あった。また、半導体メモリを使用して音声の記録を行
う留守番電話装置の場合には、必要とする記録データを
直ちに読出すことができるのでアクセス時間は短いが、
音声の記録(記憶)を行うためには大容量の半導体メモ
リを必要とし、半導体メモリは比較的高価であるため、
長時間の音声が記録できる程度の容量の半導体メモリを
使用するのは困難で、通常は数分程度の音声しか記録で
きないようになっている。
【0004】本発明はかかる点に鑑み、長時間の音声の
記録が良好にできると共に必要なメッセージを迅速に再
生させることができる留守番電話装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1に
示すように、デジタルデータ化された音声データを圧縮
してディスク28に形成されたトラックに記録すると共
に、このディスク28に記録された音声データを再生し
て伸長するディスク記録・再生部20を備えた留守番電
話装置において、ディスク28に応答メッセージの記録
エリアと、相手側から電話回線を介して伝えられた伝言
メッセージの記録エリアとを用意し、この電話装置が留
守番モードになったとき、ディスク28に記録された応
答メッセージを再生してバッファメモリ24に記憶さ
せ、電話回線の接続時に、バッファメモリ24に記憶さ
れた応答メッセージを読出して電話回線側に送出させる
と共に、相手側から電話回線を介して伝えられた伝言メ
ッセージを、圧縮してディスク28の対応したエリアに
記録するようにしたものである。
【0006】またこの場合に、ディスク28にバックグ
ランドミュージックの記録エリアを設け、電話回線の接
続時に、ディスク28に記録されたバックグランドミュ
ージックを再生して電話回線側に送出させるようにした
ものである。
【0007】またこの場合に、ディスク28の空きエリ
アを伝言メッセージの記録エリアとして記録すると共
に、この伝言メッセージの記録が行われた場合には、デ
ィスク28の索引情報が記録されるエリアに、対応した
トラックが伝言メッセージの記録エリアとして使用され
ていることを示すデータを付加するようにしたものであ
る。
【0008】またこの場合に、伝言メッセージのディス
ク28への記録が行われたとき、ディスク28の索引情
報が記録されるエリアに、記録日時に関するデータを記
録し、この記録日時に関するデータを必要に応じて表示
できるようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明によると、ディスクに応答メッセージと
相手側からの伝言メッセージとを記録するので、ディス
クから必要とするデータを読出すアクセス時間が短い。
【0010】またこの場合、バックグランドミュージッ
クもディスクに記録しておくことで、通話中に自動的に
バックグランドミュージックを流すことが可能になる。
【0011】またこの場合、ディスクの空きエリアを伝
言メッセージの記録エリアとして、索引情報にこのこと
を示すデータを付加することで、ディスクへの効率の良
いデータ記録が行われる。
【0012】またこの場合、索引情報として記録日時に
関するデータを記録することで、留守中に電話があった
日時が容易に判断できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、添付図面を参照
して説明する。
【0014】本例においては、音声データが記録される
光磁気ディスクの記録・再生部を留守番電話機に組み込
んだもので、図1に示すように構成される。この図1に
おいて、1は電話回線側と接続される端子を示し、この
端子1を介して電話回線がインターフェース2と接続さ
れ、このインターフェース2が通話回路3と接続してあ
る。そして、この通話回路3にはハンドセット4が接続
され、通話回路3で電話機としての着信信号や発信信号
の処理が行われ、ハンドセット4に内蔵されたマイクや
スピーカ(図示せず)を使用して、電話回線で接続され
た相手側と通話ができるようにしてある。この場合、各
回路での通話処理は、マイクロコンピュータで構成され
た中央制御装置(CPU)5による制御で行われる。こ
の中央制御装置5には、ダイヤルキーなどの操作キー9
と、液晶ディスプレイよりなる表示部10とが接続して
ある。
【0015】また、インターフェース2はベル回路6と
接続され、着信音を鳴らせる場合に、ベル回路6からス
ピーカ7に着信音信号を供給して、このスピーカ7から
出力させる。このスピーカ7は電話機の本体に取付けら
れたものである。また、ダイヤルキーなどの操作により
発信操作が行われたときには、中央制御装置5からダイ
ヤル回路8に、所定の発信信号を作成させる制御信号を
供給し、ダイヤル回路8で作成した発信信号を通話回路
3から電話回線側に送出させる。ここまでは通常の電話
機の構成である。
【0016】そして本例においては、留守番電話機とし
て機能させるために、音声などのデータの記録を行うデ
ィスク記録・再生部20が組み込んである。このディス
ク記録・再生部20について説明すると、本例において
は光磁気ディスクとして構成されたディスク28に形成
されたトラックにデータを記録すると共に、このディス
ク28に記録されたデータを再生するもので、通話回路
3に得られる音声信号を、この通話回路3からスイッチ
回路11を介して音声帯域だけを通過させるローパスフ
ィルタ21に供給する。そして、このローパスフィルタ
21の出力を、アナログ/デジタル変換器22に供給し
てデジタル音声データに変換し、変換されたデジタル音
声データを圧縮処理回路23でビット圧縮などの圧縮処
理でデータ量を減らす処理を行い、処理された音声デー
タをバッファメモリ24に供給する。このバッファメモ
リ24は、数秒程度の圧縮音声データの記憶ができる容
量を有し、メモリコントロール回路34によりデータの
書込み,読出しが制御され、記録時には記録させる音声
データを記録タイミングになるまで一旦蓄えさせる処理
が行われる。
【0017】そして、このバッファメモリ24から読出
された音声データをエンコーダ25に供給して、記録用
のエンコードを行い、エンコードされた記録データを駆
動回路26に供給し、記録データに基づいて駆動回路2
6が磁気ヘッド27を駆動させ、光磁気ディスク28に
螺旋状(又は同心円状)に形成されたトラックにデータ
を記録する。この場合、磁気ヘッド27は、光学ピック
アップ29からディスク28にレーザが照射される位置
の真上(ディスクの反対側)に配されていて、光学ピッ
クアップ29からディスク28に照射されるレーザビー
ムで、記録箇所を加熱させながら、この磁気ヘッド27
で発生された磁界を記録する処理が行われる。この記録
処理は、磁界変調記録方式と称されているものである。
このような記録方式の採用で、例えば直径64mmのデ
ィスクに74分の音声を記録することができる。
【0018】このようにデータが記録される光磁気ディ
スク28は、スピンドルモータ30により回転駆動さ
れ、光学ピックアップ29から照射されるレーザビーム
で記録されたデータが再生される。この場合、スピンド
ルモータ30による回転駆動や、光学ピックアップ2
9,磁気ヘッド27のトラッキング制御などが、サーボ
回路31の制御で行われる。このサーボ回路31による
サーボ制御は、中央制御装置5からの指令に基づいて行
われる。
【0019】なお、本例においては、光磁気ディスク2
8に形成されるトラックの最内周トラックがTOC(T
able of Contents)と称される索引情
報の記録エリアとしてあり、各トラックに付与されたア
ドレス毎に、記録されるデータの種別や記録日時などの
情報がこの最内周トラックに記録されるようにしてあ
る。
【0020】そして、再生処理としては、光学ピックア
ップ29で光磁気ディスク28から読出したデータを、
RFアンプ32を介してデコーダ33に供給し、このデ
コーダ33で記録用にエンコードされたデータのデコー
ダを行い、デコードされたデータをバッファメモリ24
に供給する。そして、バッファメモリ24から読出され
た再生データを伸長処理回路35に供給して、伸長処理
により元のデータ量のデータに復元させ、処理されたデ
ータをデジタル/アナログ変換器36に供給してアナロ
グ音声信号に変換する。そして、変換されたアナログ音
声信号をローパスフィルタ39を介してスイッチ回路1
1に供給し、スイッチ回路11から通話回路3側に供給
する。
【0021】また、伸長処理回路35が出力する再生デ
ータを、デジタル出力回路37を介してデジタル出力端
子38に供給し、再生データを直接出力できるようにし
てある。
【0022】また、記録系のアナログ/デジタル変換器
22で変換された音声データを、RAM40を介して再
生系のデジタル/アナログ変換器36に供給できるよう
にしてある。この場合、このRAM4を介したデータの
供給は、中央制御装置5の制御で行われる。
【0023】また、スイッチ回路11に得られる再生音
声信号は、アンプ12を介してスピーカ7に供給させる
ことで、このスピーカ7から出力できるようにしてあ
る。さらに、電話機本体に取付けられたマイク13が拾
った音声信号を、アンプ14,切換スイッチ15を介し
てスイッチ回路11に供給し、このスイッチ回路11か
らディスク記録・再生部20側に供給することで、記録
できるようにしてある。さらに、入力端子16に得られ
る音声信号も、切換スイッチ15を介してスイッチ回路
11に供給し、このスイッチ回路11からディスク記録
・再生部20側に供給することで、記録できるようにし
てある。
【0024】次に、このように構成される留守番電話機
の動作を説明すると、まず留守時に自動的に着信電話に
応答する場合に必要な応答メッセージを、ディスク28
に記録する場合の動作を図2のフローチャートを参照し
て説明する。この場合には、応答メッセージにバックグ
ランドミュージック(以下BGMと称する)を入れるか
否か選択し(ステップ101)、BGMを入れる場合に
は、BGMとして使用される音楽が記録されたディスク
をこの電話機のディスク記録・再生部20に装着して、
このディスクから必要な音楽を、音楽再生に必要な最低
の単位(ここでは1小節とする)再生させ(ステップ1
02)、この再生音楽をバッファメモリ24に記憶させ
る(ステップ103)。
【0025】そして、留守時に使用するディスクをこの
電話機のディスク記録・再生部20に装着して(ステッ
プ104)、マイク13に向かって応答用のメッセージ
を話し、このマイク13が拾った音声信号をスイッチ回
路11からディスク記録・再生部20に供給し、光磁気
ディスク28の所定のトラックにこの応答メッセージを
記録(録音)させる(ステップ105)。或いは端子1
6に接続された他の録音機から再生されたメッセージ
を、音声信号としてスイッチ回路11からディスク記録
・再生部20に供給し、応答メッセージとして記録させ
る。
【0026】この場合、この応答メッセージの記録が行
われたときには、中央制御装置5の制御で、光磁気ディ
スク28の最内周トラックの索引情報に、このとき記録
したアドレスのデータが応答メッセージであることを示
す種別データを付加する。
【0027】また、通常の通話時にBGMを流したい場
合には、この留守時に使用するディスクに、BGMだけ
を記録したエリアを設けておく。このBGMのディスク
への記録は、例えば応答メッセージをBGMに重畳させ
て記録させる場合と同様の手順(即ち図2のフローチャ
ートのステップ105で応答メッセージを除いてBGM
だけを記録させる)で、例えば1小節分だけを記録させ
る。このときにも、光磁気ディスク28の最内周トラッ
クの索引情報に、このとき記録したアドレスのデータが
BGMであることを示す種別データを付加する。
【0028】そして、この応答メッセージの記録を行っ
た後は、この応答メッセージが記録されたディスクを電
話機に装着させた状態で、留守モードを設定させて待機
させることで、自動的に着信電話に応答する留守番電話
として機能する。この留守番電話として機能させる場合
の動作を、図3のフローチャートを参照して説明する
と、この留守番電話として機能させる場合には、まず装
着されたディスクから応答メッセージを再生して、バッ
ファメモリ24内に記憶させておく(ステップ20
1)。このとき、複数の応答メッセージがある場合、最
も適切なメッセージを選択して、バッファメモリ24内
に記憶させる。この状態で着信があったとき、呼び出し
音が何回鳴ったかを判断する(ステップ202)。
【0029】ここで、呼び出し音が3回以下でハンドセ
ット4が持ち上げられて、回線の接続(即ちオフフッ
ク)があったとき(ステップ203)、ディスクからB
GMとして記録された1小節の音楽を再生させてバッフ
ァメモリ24に記憶させ(ステップ204)、会話が開
始されると同時にバッファメモリ24からこの1小節分
のBGMを繰り返し読出させて再生させ(ステップ20
5)、通話中の音声にBGMを重畳させる。
【0030】そして、このBGMを重畳させた状態での
通話による会話を録音するか否か判断し(ステップ20
6)、何れかのキー操作により録音させることが指示さ
れた場合、スイッチ回路11からディスク記録・再生部
20側に通話中の音声信号を供給させ、光磁気ディスク
28にこの音声を記録させる(ステップ207)。そし
て、回線の開放(即ちオンフック)があったとき(ステ
ップ208)、この音声の録音を停止させると共に、B
GMの重畳も停止させる。
【0031】また、ステップ202で呼び出し音が4回
以上鳴ったことを検出したとき、この電話機が留守モー
ドになっているか否か判断(即ち自動的な応答をするよ
うに設定されているか否かの判断)を行い(ステップ2
11)、留守モードになっている場合、回線を接続(即
ちオフフック)させる(ステップ212)。また、ステ
ップ211で留守モードになっていない場合でも、ステ
ップ202に戻って呼び出し音が10回以上鳴ったこと
を検出したときには、強制的に留守モードにさせた後
(ステップ213)、ステップ212で回線を接続(即
ちオフフック)させる。
【0032】そして、次に相手側が話す伝言メッセージ
を録音するか否か判断し(ステップ214)、伝言メッ
セージを録音する場合には、伝言メッセージを録音する
ことが示される応答メッセージをバッファメモリ24か
ら読出して通話回路3側に供給し、端子1から電話回線
を介して相手側にこの応答メッセージを伝送させる(ス
テップ215)。この伝言メッセージを録音することが
示される応答メッセージとしては、例えば「只今留守に
しておりますので、ピッと鳴った後にご用件をお話し下
さい」などが考えられる。
【0033】そして、このとき装着された光磁気ディス
ク28にBGM用の音楽が記録されている場合には、こ
の応答メッセージの再生中にディスク28からBGMの
1小節分のデータを再生させてバッファメモリ24に記
憶させ(ステップ216)、「ピッ」などの録音の開始
音を出力させると同時に(ステップ217)、相手側が
話す伝言メッセージの録音を開始させると共に、バッフ
ァメモリ24に記憶されたBGMを繰り返し再生させて
相手側に伝送させる(ステップ218)。そして、この
録音とBGMの再生を、回線が開放される(ステップ2
08)まで行う。そして、このとき記録されたディスク
上のアドレスに、伝言メッセージの録音が行われたこと
を示すデータ種別情報を、索引情報に付加する。
【0034】また、ステップ214で相手側が話す伝言
メッセージを録音しないモードであると判断したときに
は、応答専用の応答メッセージをバッファメモリ24か
ら読出して通話回路3側に供給し、端子1から電話回線
を介して相手側にこの応答メッセージを伝送させる(ス
テップ219)。この応答専用の応答メッセージとして
は、例えば「只今留守にしておりますので、後ほど再度
お電話下さい」などが考えられる。この応答専用の応答
メッセージを再生させたときには、メッセージの再生が
終わると同時に回線を開放させる(ステップ208)。
【0035】このようにして留守番電話として機能する
のであるが、本例においては相手側が話す伝言メッセー
ジをディスク28に記録する場合に、ディスク28の空
きエリアに伝言メッセージを記録するようにしてある。
即ち、例えば図4のAに示すように、応答メッセージが
記録されたディスク28の各応答メッセージ間に、空き
エリアa1,a2,a3‥‥が形成されているとする。
このとき、図4のBに示すように、「××ですが、明日
お会いしたいので‥‥」と言う伝言メッセージの録音を
行う場合、図4のCに示すように、空きエリアa1,a
2,a3‥‥に順次記録させる。このときには、最内周
トラックの索引情報に、対応したアドレスに伝言メッセ
ージが記録されたことを示すデータを付加させる。そし
て、記録された伝言メッセージの再生を行う場合には、
この索引情報に基づいて伝言メッセージの記録アドレス
を探し出し、図4のDに示すように、このとき記録され
た伝言メッセージを連続的に再生させる。
【0036】また、本例においては最内周トラックの索
引情報に、記録日時の情報が記録されるようにしてある
ので、この記録された伝言メッセージの再生時には、中
央制御装置5がこの索引情報に基づいて伝言メッセージ
を記録した日時を判断して、判断した日時を表示部10
に表示させる。なお、音声合成回路がこの電話機に組み
込まれている場合には、表示させる代わりに合成された
音声で伝言メッセージを記録した日時を知らせるように
しても良い。
【0037】このように本例の留守番電話機によると、
光磁気ディスク28に応答メッセージや相手側が話す伝
言メッセージを録音するようにしたので、必要とするメ
ッセージの読出しや伝言メッセージの記録などが随時可
能である。即ち、ディスクへの記録や再生を行う場合、
光学ピックアップ29と磁気ヘッド27とをディスクの
径方向に移動させるだけで、所望のトラックにアクセス
させることができ、アクセス時間が磁気テープに記録さ
せる場合に比べ非常に短く、1枚のディスクに数十分の
音声の記録が可能であるのに、応答メッセージの再生
や、空きエリアへの伝言メッセージの記録などが迅速に
行える。
【0038】また、本例の場合にはディスク28に記録
するデータや、ディスク28から再生したデータを、一
時的に記憶するバッファメモリ24を利用して、応答メ
ッセージやBGMを一旦このメモリに記憶させてから再
生させるようにしたことで、他の動作への移行がスムー
ズに行われる。例えば、ディスク28に記録されたBG
Mを再生させながら、このディスク28に伝言メッセー
ジを記録させることができ、ディスク記録・再生部20
の効率の良い使用が行われる。この場合、バッファメモ
リ24は、記録用に圧縮されたデータを記憶するので、
少ない容量で効率の良い記憶が行われる。
【0039】また、ディスクの最内周に用意された索引
情報を利用して、応答メッセージと伝言メッセージとの
区別のようなデータの種別情報を記録するようにしたこ
とで、1枚のディスク28に効率の良いデータ記録が可
能になり、例えば応答メッセージと伝言メッセージとを
混在させて記録させても、後で伝言メッセージだけを取
り出すことが簡単にできる。
【0040】さらに、この索引情報による日時の記録機
能を利用して、伝言メッセージが記録された日時を表示
できるようにしたことで、後で伝言メッセージを確認す
る場合に、何時電話があったのかが判断でき、使い勝手
が良い。
【0041】なお、上述実施例ではBGMを通話中やメ
ッセージの再生中に重畳して流すようにしたが、BGM
は無くても良い。また、上述実施例では相手側から伝送
される音声を記録するようにしたが、電話回線により伝
送される音声以外のデータをディスクに記録するように
しても良い。例えば、FAXより伝送される画像情報を
ディスクに記録するようにしても良い。さらに、本発明
は上述実施例に限らず、その他種々の構成が取り得るこ
とは勿論である。
【0042】
【発明の効果】本発明によると、ディスクに応答メッセ
ージと相手側からの伝言メッセージとを記録するので、
ディスクから必要とするデータを読出すアクセス時間が
短く、応答メッセージや伝言メッセージの記録や再生が
迅速に行える。
【0043】またこの場合、BGMもディスクに記録し
ておくことで、BGMを流すための専用の回路を設ける
ことなく、通話中に自動的にBGMを流すことが可能に
なる。
【0044】またこの場合、ディスクの空きエリアを伝
言メッセージの記録エリアとして、索引情報にこのこと
を示すデータを付加することで、ディスクへの効率の良
いデータ記録が行われる。
【0045】またこの場合、索引情報として記録日時に
関するデータを記録することで、留守中に電話があった
日時が容易に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】一実施例の説明に供する応答メッセージ録音時
のフローチャート図である。
【図3】一実施例の説明に供する電話機の動作のフロー
チャート図である。
【図4】一実施例によるディスクへの記録状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
5 中央制御装置 20 ディスク記録・再生部 23 圧縮処理回路 24 バッファメモリ 28 光磁気ディスク 35 伸長処理回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルデータ化された音声データを圧
    縮してディスクに形成されたトラックに記録すると共
    に、このディスクに記録された音声データを再生して伸
    長するディスク記録・再生部を備えた留守番電話装置に
    おいて、 上記ディスクに応答メッセージの記録エリアと、相手側
    から電話回線を介して伝えられた伝言メッセージの記録
    エリアとを用意し、 この電話装置が留守番モードになったとき、上記ディス
    クに記録された応答メッセージを再生してバッファメモ
    リに記憶させ、 上記電話回線の接続時に、上記バッファメモリに記憶さ
    れた応答メッセージを読出して上記電話回線側に送出さ
    せると共に、 相手側から上記電話回線を介して伝えられた伝言メッセ
    ージを、圧縮して上記ディスクの対応したエリアに記録
    するようにした留守番電話装置。
  2. 【請求項2】 上記ディスクにバックグランドミュージ
    ックの記録エリアを設け、上記電話回線の接続時に、上
    記ディスクに記録されたバックグランドミュージックを
    再生して上記電話回線側に送出させるようにした請求項
    1記載の留守番電話装置。
  3. 【請求項3】 上記ディスクの空きエリアを上記伝言メ
    ッセージの記録エリアとして記録すると共に、この伝言
    メッセージの記録が行われた場合には、上記ディスクの
    索引情報が記録されるエリアに、対応したトラックが上
    記伝言メッセージの記録エリアとして使用されているこ
    とを示すデータを付加するようにした請求項1記載の留
    守番電話装置。
  4. 【請求項4】 上記伝言メッセージの上記ディスクへの
    記録が行われたとき、上記ディスクの索引情報が記録さ
    れるエリアに、記録日時に関するデータを記録し、この
    記録日時に関するデータを必要に応じて表示できるよう
    にした請求項1記載の留守番電話装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05287001A (ja) * 1992-04-09 1993-11-02 Asahi Chem Ind Co Ltd 高粘度アルキルセルロースエーテルの製造方法
JPH06291830A (ja) * 1993-03-31 1994-10-18 Sanyo Electric Co Ltd 留守番電話機
JPH07296570A (ja) * 1994-04-26 1995-11-10 Sanyo Electric Co Ltd 通信端末装置
EP0798908A1 (en) * 1996-03-29 1997-10-01 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Speech encoder/decoder with speech recording and production functions

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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