JPH0678047B2 - 自動車のモール及びその組付方法 - Google Patents

自動車のモール及びその組付方法

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JPH0678047B2
JPH0678047B2 JP1177214A JP17721489A JPH0678047B2 JP H0678047 B2 JPH0678047 B2 JP H0678047B2 JP 1177214 A JP1177214 A JP 1177214A JP 17721489 A JP17721489 A JP 17721489A JP H0678047 B2 JPH0678047 B2 JP H0678047B2
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JP
Japan
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window glass
molding
retainer
front edge
clip
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JP1177214A
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幸司 吉田
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Kanto Jidosha Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、自動車のモール及びその組付方法に関し、殊
に2ドア車における固定のクォータウインドのモールに
適用されるものである。
<従来の技術> 第11図で示すような2ドア車における固定のクォータウ
インド1には、窓ガラス2の車両前方側の前端縁にリテ
ーナ4が装着され、それ以外の周囲縁にはモール3が装
着されている。
これらの組付は第12図で示すように、窓ガラス2の周囲
縁の適所にクリップ5を取付け、まずリテーナ4をクリ
ップ5に嵌合し、その後モール3をクリップ5に嵌合さ
せて取付け、窓ガラス2に接着剤を塗布し、クリップ5
に埋設されているボルトをボデー側の取付穴に挿入して
ナット締めにより固定している。
<発明が解決しようとする課題> 上記モール3、リテーナ4等の組付けは、自動車の組立
ラインに窓ガラス2、モール3、リテーナ4及びクリッ
プ5の部品が運ばれ、組立ラインの現場で組付けてい
る。
従って、クォータウインド1をボデーに組付けるまでの
モール等の組付作業工数を必要とし、クォータウインド
1の組付作業が非能率である。
また、モール3並びにリテーナ4をクリップ5に嵌合し
て取付ける際に、モール3の両端末間の寸法Hを規制す
るものがないため、窓ガラス2に接着されたクリップ5
の位置により規制を受ける。そのため、窓ガラス2及び
クリップ5の取付精度の影響を受け易く、取付作業には
精度を要求されている。
さらに、第13図で示すように、モール3の端末とリテー
ナ4との継がり部位は適正に継がっていない場合は外観
を損なうことに成り、これにおいても前記寸法Hの安定
は必要不可欠である。
<課題を解決するための手段> 本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、そ
の特徴とする構成は、クォータウインドの窓ガラスにお
いて、車両前方側の窓ガラス前端縁以外の周囲縁に、前
記窓ガラス前端縁の上下両端にそれぞれ端末を位置し、
クリップを介して装着するモールと、前記窓ガラス前端
縁全長に渡って嵌合する断面コの字形の溝と、前記モー
ルの上下両端末に挿入係止するエンドキャップとを備
え、前記窓ガラス前端縁にクリップを介して嵌着するリ
テーナとから成るものである。
また、本発明による組付方法は、クォータウインドの窓
ガラスにおいて、車両前方側の窓ガラス前端縁以外の周
囲縁の適所にクリップを挟着し、これに前記窓ガラス前
端縁以外の周囲縁に対応するモールを前記窓ガラス前端
縁の上下両端にそれぞれ端末を位置して差し込み装着さ
せ、前記モールの上下両端末と対応する上下両端にエン
ドキャップを有し、かつ前記窓ガラス前端縁全長に渡っ
て嵌合する断面コの字形の溝を有するリテーナにクリッ
プを挟着し、前記モールの上下両端末に前記エンドキャ
ップを挿入係止してリテーナを窓ガラス前端縁に嵌着す
るものである。
<作用> 本発明は、リテーナの上下両端のエンドキャップをモー
ルの端末に挿入係止することによりモールの端末間の寸
法Hが規制され安定すると共に、リテーナとモールとの
継ぎ部の外観をエンドキャップによって向上する。
従って、モール並びにリテーナの組付作業が容易とな
り、しかも高精度に組付けられるため、予めモール並び
にリテーナを組付けた窓ガラスを自動車の組立ラインに
供給し、直ちにボデーに固定することが可能となる。
<実施例> 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
において、10はクォータウインドの窓ガラス、11はモー
ル、12はリテーナ、13はエンドキャップである。
前記モール11は従来と同様に第2図及び第3図で示すよ
うに、窓ガラス10において、車両前方側の前端縁10a以
外の周囲縁の適所に挟着されたクリップ14に取付けられ
る。
窓ガラス10の前端縁10aに取付けられるリテーナ12は第
2図及び第4図で示すように、クリップ15が挟着され、
このクリップ15と共に窓ガラス10の前端縁10aに挟着さ
れる。
前記リテーナ12は、窓ガラス10の前端縁10a全長に渡っ
て嵌合する断面コの字形の溝を有し、上下両端にはエン
ドキャップ13が取付けられている。このエンドキャップ
13の取付けは第7図で示すように、エンドキャップ13に
突起13aを設け、この突起13aをリテーナ12に明けた穴に
嵌合してカシメ止めする。
また、エンドキャップ12には係止爪13bが設けられ、モ
ール11上の上下両端末11aの部位に前記係止爪13bが係止
する切欠11bを設け、エンドキャップ13をモール11の端
末11aに挿入して第6図で示すように係止爪13bを切欠11
bに係止して結合するような構造となっている。
リテーナ12に対するエンドキャップ13の取付け手段には
各種の構造のものが考えられる。これを第8図〜第10図
によって説明する。第8図においては、リテーナ12に爪
12eを切り起こした支持プレート12aを固着する。
一方、エンドキャップ13には前記支持プレート12aの細
幅部12fに当接する突片13cを設け、支持プレート12aを
エンドキャップ13に挿入し爪12eを係止爪13bに係合して
抜け止めし、細幅部12fに突片13cを当接することにより
位置決め定着する。
第9図においては、支持プレート12aに穴12bと爪12dを
設け、エンドキャップ13には前記穴12bに嵌合し、かつ
爪12dに係合する突起13aを設けて結合する。
第10図においては、支持プレート12aに穴12bと把持爪12
cとを設け、エンドキャップ13には前記穴12bに嵌合する
突起13aと、前記把持爪12cが係合する切欠凹部13cとを
設けて結合する。
本発明は上記の通りの構成であるから、窓ガラス10に取
付けたクリップ14に対しモール11を第2図矢印イの方向
から差し込んで装着する。
次に、上下両端にエンドキャップ13を取付け、またクリ
ップ15を取付けたリテーナ12を窓ガラス10の前端縁10a
に挟着しながらエンドキャップ13をモール11の上下両端
末11aに挿入し、係止爪13bを切欠11bに係止して結合す
る。このエンドキャップ13をモール11の上下両端末11a
に挿入係止することにより、モール11の上下両端末11a
間の寸法Hが常に一定寸法に決まり、寸法Hが安定さ
れ、モール11とリテーナ12の継がりの誤差がなくなる。
このようにして周囲縁にモール11とリテーナ12とを組付
けた窓ガラス10は第3図及び第4図で示すように、窓ガ
ラス10に接着剤17を塗布し、クリップ14、15より突出す
るボルト14a、15bをボデー16側に明けた穴に差し込でナ
ット14a、15bにて締め付けて窓ガラス10をボデー16に固
定するものである。
<発明の効果> 以上のように本発明によると、リテーナの上下両端にエ
ンドキャップを取付け、このエンドキャップをモールの
上下両端末に挿入係止する構成であるため、モールとリ
テーナとの継がりに重要なモールの上下両端末間の寸法
Hが常に一定寸法となり、モールとリテーナの組付作業
がすこぶる容易となり、組付精度が向上し、かつ安定す
る。
従って、自動車組立ライン外で予め窓ガラスにモール並
びにリテーナを組付け、これを自動車組立ラインに供給
してボデーに装着しても高精度な組付がなされているた
めに窓ガラスはボデーに直ちにフィットされるので、従
来のような自動車組立ラインでモール並びにリテーナを
組付けてボデーに対応させる必要がなくなり、自動車組
立ラインにおける窓ガラスの取付作業能率を著しく向上
する。
また、モールとリテーナとの継がり部の隙間はエンドキ
ャップによって塞がれるため、モールとリテーナの合せ
部の外観がよくなり完成品質を向上する等の効果を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるモールを装着している窓ガラスの
斜視図、第2図は第1図の分解斜視図、第3図は第1図
III−III線断面図、第4図は第1図IV−IV線断面図、第
5図はリテーナ端部とモールの端末の斜視図、第6図は
リテーナとモールとの結合状態の断面図、第7図はリテ
ーナとエンドキャップの結合部の断面図、第8図
(A)、第9図(A)、第10図(A)はリテーナとエン
ドキャップとの結合構造の他の実施例を示す斜視図、第
8図(B)、第9図(B)、第10図(B)は前記他の実
施例におけるリテーナとエンドキャップの結合状態の斜
視図、第11図は本発明が適用されるクォータウインドを
備えた自動車の斜視図、第12図は従来のモール等を示す
分解斜視図、第13図は従来のモールとリテーナとの継が
り部の斜視図である。 10……窓ガラス、11……モール、11a……モールの端
末、12……リテーナ、13……エンドキャップ、14、15…
…クリップ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クォータウインドの窓ガラスにおいて、車
    両前方側の窓ガラス前端縁以外の周囲縁に、前記窓ガラ
    ス前端縁の上下両端にそれぞれ端末を位置し、クリップ
    を介して装着するモールと、前記窓ガラス前端縁全長に
    渡って嵌合する断面コの字形の溝と、前記モールの上下
    両端末に挿入係止するエンドキャップとを備え、前記窓
    ガラス前端縁にクリップを介して嵌着するリテーナとか
    ら成る自動車のモール。
  2. 【請求項2】クォータウインドの窓ガラスにおいて、車
    両前方側の窓ガラス前端縁以外の周囲縁の適所にクリッ
    プを挟着し、これに前記窓ガラス前端縁以外の周囲縁に
    対応するモールを前記窓ガラス前端縁の上下両端にそれ
    ぞれ端末を位置して差し込み装着させ、前記モールの上
    下両端末と対応する上下両端にエンドキャップを有し、
    かつ前記窓ガラス前端縁全長に渡って嵌合する断面コの
    字形の溝を有するリテーナにクリップを挟着し、前記モ
    ールの上下両端末に前記エンドキャップを挿入係止して
    リテーナを窓ガラス前端縁に嵌着することを特徴とする
    自動車モールの組付方法。
JP1177214A 1989-07-11 1989-07-11 自動車のモール及びその組付方法 Expired - Lifetime JPH0678047B2 (ja)

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JP4176795B2 (ja) 2006-09-27 2008-11-05 本田技研工業株式会社 窓ガラスとガラスモールの取付構造

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