JPH0677943A - データ再送方式 - Google Patents

データ再送方式

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JPH0677943A
JPH0677943A JP4229687A JP22968792A JPH0677943A JP H0677943 A JPH0677943 A JP H0677943A JP 4229687 A JP4229687 A JP 4229687A JP 22968792 A JP22968792 A JP 22968792A JP H0677943 A JPH0677943 A JP H0677943A
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JP
Japan
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frame
station
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JP4229687A
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Inventor
Akihiro Watanabe
章博 渡邉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンピュータ機器間の通信において、通信回
線の品質が悪い場合であってもデータ通信を可能とす
る。 【構成】 ステーションAからステーションBに送信さ
れるフレームFnに送信ユーザーデータ長lnを示すレ
ングスフィールドLNを設けるとともにステーションが
送信されてくるフレームFnを受信できなかった状態を
計数するカウンターを設け、このカウンターの計数内容
に応じてステーションAは送信されるフレームFnの最
大長を変更して送信する。通信中に送信するフレームF
nの最大長をダイナミックに変更することが可能とな
り、通信回線の品質状態に応じた最適なユーザーデータ
長lnのデータ通信が行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ機器間の
データ通信に係り、特に、同期型の可変長のフレーム形
式の通信におけるデータ再送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ機器間のデータ通信
として、高効率伝送、高信頼度伝送を実現する手順であ
るHDLC(High-level Data Link Control procedure
s )が広く普及している。
【0003】このHLDCなどで代表される同期型の可
変長のフレーム(パケット)形式のデータ通信において
は、エラーの検出とフレームの再度送信(再送)が行な
われる。すなわち、伝送単位であるフレームの受信時に
受信フレームのエラーの有無のチェックが行なわれ、エ
ラーが検出されてフレームの受信が正常に行なわれなか
ったと受信ステーションが判断した場合には、受信ステ
ーションは発信ステーションに対しフレームの受信が完
全ではなかったことを通知し、再送要求を送信する。こ
の再送要求の情報を受取った発信ステーションは受信ス
テーションが受信できなかったフレームを再送する。
【0004】受信ステーションがフレームを完全に受信
できるまで、上記エラーの検出とフレームの再送が繰り
返され、いわゆるリトライが実行される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たフレームの再送方法では、通信回線の品質が悪い場合
には、リトライは何度でも行なわれる。特に、周期的に
発生するノイズがあるなどの場合においては、上記した
同一フレームを単純に再送するだけという方法では受信
が完全に行なわれず、永久にリトライが繰り返されると
いう事態や最悪のケースとして通信不可能という状態が
発生する虞れがあるという問題がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、コンピュータ機器間の通信において、通信回線の品
質が悪い場合であってもデータ通信を可能としたデータ
再送方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、同期型の可変長のフレーム形式のデータ
通信において、発信ステーションから受信ステーション
に送信されるフレームに送信データ長を示すレングスフ
ィールドを設けるとともに受信ステーションが送信され
てくるフレームを受信できなかった状態を計数する計数
手段を設け、この計数手段の計数内容に応じて発信ステ
ーションは送信されるフレームの最大長を変更して送信
することを特徴とする。
【0008】また、本発明は、フレームを受信できなか
った状態が規定回数を越えて計数されたとき、発信ステ
ーションは送信されるフレームの最大長を短くして送信
することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、フレームを受信できる状
態が連続して規定回数を越えて計数されたとき、発信ス
テーションは送信されるフレームの最大長を長くして送
信することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明は上記のように構成したので、通信中に
送信するフレームの最大長をダイナミックに変更するこ
とにより、通信回線の品質状態に応じた最適なフレーム
長のデータ通信が行なうことができる。
【0011】また、本発明は、フレーム長を短くして送
信することにより、通信回線の品質状態が良くない場合
でも、データ通信が行なうことができる。
【0012】また、本発明は、フレーム長を長くして送
信することにより、通信回線の品質状態が良好な場合に
は、送信時間を短縮したデータ通信を行なえる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0014】図1は本発明の一実施例に係るデータ通信
システムを示す図、図2は各ステーションの概略構成を
示す図、図3はフレームのフォーマットの概念を示す
図、図4はフレーム長を短くして送信する処理を示すフ
ローチャート、および図5は発信ステーションが受信ス
テーションからの正常受信情報を受信できなかったとき
の処理を示すフローチャートである。
【0015】図1に示すように、LAN(Local Area N
etwork)などのネットワークの通信回線1 にデータ通信
端末のステーションA2a、ステーションB2b…(以下、
これらを総称してステーション2 とする。)が送信デー
タを変復調するモデム3a,3b,…(以下、これらを総称し
てモデム3 とする。)を介して接続され、さらに、ホス
トコンピュータ(不図示)が接続されて、同期型の可変
長のフレーム形式のデータを取扱うデータ通信システム
が構築される。すなわち、各ステーション2 はモデム3
を介して通信回線1 に送信データを送出するとともに、
通信回線1 から送信データを受取ることによって他のス
テーション2 と同期型の可変長のフレーム形式のデータ
通信を行う。
【0016】このデータ通信においては図3に示すよう
なフレームFnが伝送単位となり、フレームFnは、H
DLC手順で定められているアドレスフィールドAD、
コントロールフィールドCT、データ長lnのユーザー
データ、および巡回冗長符号(CRC符号:Cyclic Red
undancy Check code)の他に、フレームFn内のユーザ
ーデータの長さを示すレングスフィールドLNをコント
ロールフィールドCTに続くフィールドに備えている。
アドレスフィールドADはフレームFnの送信先(通信
を行なうステーションの特定)を示し、コントロールフ
ィールドCTはデータの有無やを転送するフレームの順
序番号などのデータ転送情報、受信の確認や再送要求な
どの監視情報などを示す。また、CRC符号は、アドレ
スフィールドAD、コントロールフィールドCT、レン
グスフィールドLN、およびユーザーデータの内容が相
手ステーションに正確に送信されたか否かを確認するた
めに用いられる誤り検出用の符号である。
【0017】また、各ステーション2 は図2に示すよう
な概略構成となっており、同図において、4 はSIO
(直列入出力インターフェース:Serial I/O interfac
e)で、ステーション2 が受信ステーションとして作動
する場合には、モデム3 を介して受信した直列データを
並列データに変換するとともに受信したフレームFnに
付与されているCRC符号に基づいてフレームFnの受
信が正常に行なわれたか否かを判断する。また、ステー
ション2 が発信ステーションとして作動する場合には、
モデム3 を介して相手ステーションに送信するフレーム
Fnを並列データを直列データに変換するとともに送信
するフレームFnにCRC符号を付与する。さらに、送
受信フレームFnをバッファする。
【0018】また、SIO4 で並列データに変換された
受信フレームFnはDMA(DirectMemory Access)制
御部5 を介して、通信制御プログラムメモリ6 に記憶さ
れている通信制御プログラムに基づいて通信制御手順を
実行するCPU7 のバスライン8 に接続されているバッ
ファメモリ9 に直接記憶される。一方、送信フレームF
nは、送信データを記憶しているバッファメモリ9 から
送信されるユーザーデータのデータ長ln単位でユーザ
ーデータとして読み出され、読み出されたユーザーデー
タにアドレスフィールドAD、コントロールフィールド
CT、およびレングスフィールドLNを付加して、DM
A制御部5 を介して直接SIO4 に入力される。さら
に、SIO4 でCRC符号が付加されて送信フレームF
nが形成され、そして、直列データに変換された後、送
信フレームFnはモデム3 を介して他のステーション2
に送信される。
【0019】一方、CPU7 はバッファメモリ9 に記憶
されている受信フレームFnのデータの種類に応じて通
信制御を実行する。すなわち、コントロールフィールド
CTがデータ転送情報を示すときには、送信されてきた
データに対するデータ処理を実行する。また、コントロ
ールフィールドCTが監視情報であって受信の確認を示
すときには、次の順序番号のフレームFnを送信するよ
うに制御し、また、再送要求を示すときには、相手ステ
ーションにフレームFnが正確に送信できなかったこと
を示しているので、同一のフレームFnを再度送信する
ように制御するとともにカウンター10をカウントアップ
し、送信時のエラー回数を計数する。このカウンター10
の計数内容に応じて、CPU7 はフレームFnの送信形
態を制御する。例えば、エラー回数が所定回数を越えた
時には、図3に示すように、送信するデータ長lnのユ
ーザーデータをデータ長ln1 のユーザーデータとデー
タ長ln2 のユーザーデータに分割して送信する。この
ように、ステーション2 は通信中に送信するフレーム長
を変更する機能(プロトコル)を有している。
【0020】なお、11はステーション2 にデータを入力
したり、あるいはステーション2 やホストコンピュータ
で処理されたデータを出力する入出力装置で、キーボー
ド、ディスプレイ、プリンタなどからなる。
【0021】次に、図4および図5に示すフローチャー
トを参照し、本発明の一実施例のデータ通信について説
明する。ここでは、ステーションA2aを発信ステーショ
ン、ステーションB2bを受信ステーションとする。
【0022】図4は、順番番号n−1までのフレームの
送信が完了し、順番番号nのフレームFnを送信したと
ころを示しており、この送信の際に、エラーERが図3
に示す位置に発生すると、ステーションB2bのSIO4b
においてCRC符号によりエラーERが検出され、ステ
ーションB2bは正常にフレームFnを受信できない。
(ステップS1)。
【0023】そこで、ステーションB2bのCPU7bは、
通信制御プログラムメモリ6bに記憶されているプログラ
ムに従い、エラーが発生しフレームFnを受信できなか
ったので、ステーションA2aにフレームFnの再送を要
求する情報を送信する。この情報を受信すると、ステー
ションA2aのCPU7aは、カウンター10a に“1”を加
えカウントアップするとともにフレームFnの再送のた
めにカウンター10a の計数値が所定値に達しているか否
かをチェックする。(ステップS2)。
【0024】上記ステップS1とステップS2の動作をカウ
ンター10a の計数値が所定値に達するまで、あるいは、
フレームFnが正常にステーションB2bに受信されるま
で繰り返す。フレームFnが正常にステーションB2bに
受信されたときには、ステーションB2bから次のフレー
ムFn+1の送信を要求する情報がステーションA2aに
送信される。一方、カウンター10a の計数値が所定値に
達したときには(図4はこのケースを示している)、フ
レームFnのユーザーデータのデータ長lnをデータ長
ln1 のユーザーデータとデータ長ln2 のユーザーデ
ータに分割(ただし、ln=ln1 +ln2 )する。
(ステップS3〜ステップS6)。
【0025】フレームFnの分割送信が開始され、ま
ず、データ長ln1 のユーザーデータを有するフレーム
Fn1 がステーションA2aから送信される。エラーER
が発生することなく送信され、ステーションB2bはフレ
ームFn1 を正常に受信する。フレームFn1 の受信
後、ステーションB2bは次のフレームの送信を要求する
情報をステーションA2aに送信する。(ステップS7、ス
テップS8)。
【0026】続いて、データ長ln2 のユーザーデータ
を有するフレームFn2 がステーションA2aから送信さ
れる。同様にして、フレームFn2 はステーションB2b
に正常に受信され、受信後、ステーションB2bから次の
フレームの送信を要求する情報がステーションA2aに送
信される。(ステップS9、ステップS10 )。
【0027】上記したように、フレームFnの送信中に
エラーERが多発する場合には、送信するフレームFn
の最大長を短くしたフレームFn1 およびフレームFn
2 の形態で送信することにより、フレームFn1 および
フレームFn2 にエラーERが発生する確率が減少さ
れ、フレームFn1 およびフレームFn2 を正常に送信
することが可能となる。したがって、フレームFn1
フレームFn2 を合成することにより、データ長lnの
ユーザーデータが得られるので、エラーERが多発して
もフレームFnが送信されることになる。
【0028】また、上記実施例では、フレームFnの送
信中にエラーERが多発する場合について説明したが、
エラーERが発生することなくフレームを受信できる状
態が連続した場合には、送信したフレーム数とカウンタ
ー10の計数値に基づいて、CPU7 が連続して受信でき
た回数を算出し、この回数が所定回数を越えたとき、通
信回線1 の品質状態が良好であると判断し、ユーザーデ
ータのデータ長lnを長くしたデータ長ln+αの形態
でフレームを送信するようにしてもよい。
【0029】このようにエラーERの発生状況に応じ
て、ユーザーデータのデータ長lnの最大長を短くした
りあるいは長くしてフレームFnを送信することを可能
としているが、これはレングスフィールドLNによりユ
ーザーデータのデータ長lnを管理していることに基づ
いている。すなわち、受信されるデータ長lnに大小が
あっても、受信されたフレームFnのデータ長lnとレ
ングスフィールドLNのデータを比較することにより、
ステーションB2bにおいて正常な受信であったか否かが
判断可能であるためである。
【0030】次に、ステーションB2bがフレームFnを
正常に受信し、次フレームの送信要求をステーションA
2aに送信したにもかかわらず、ステーションA2aがその
受信に失敗した場合の処理について説明する。
【0031】図5は、順番番号n−1までのフレームの
送信が完了し、順番番号nのフレームFnを送信したと
ころを示しており、図4と同様に、フレームFnの送信
の際にエラーERが発生した場合には、ステーションB
2bはフレームFnの受信を失敗する。(ステップS21
)。
【0032】そこで、ステーションB2bのCPU7bは、
通信制御プログラムメモリ6bに記憶されているプログラ
ムに従い、エラーが発生しフレームFnを受信できなか
ったので、ステーションA2aにフレームFnの再送を要
求する情報を送信する。ステーションA2aはこの情報を
正常に受信すると、ステーションA2aのCPU7aは、カ
ウンター10a に“1”を加えカウントアップするととも
にフレームFnの再送のためにカウンター10a の計数値
が所定値に達しているか否かをチェックする。(ステッ
プS22 )。
【0033】カウンター10a の計数値が所定値に達して
いないので、フレームFnがステーションA2aから送信
され、ステーションB2bに正常に受信される。ステーシ
ョンB2bに受信されたフレームFnはSIO4bで直列か
ら並列に変換され、DMA制御部5aを介して直接バッフ
ァメモリ9bに取り込まれる。(ステップS23 )。
【0034】フレームFnを正常に受信したので、ステ
ーションB2bはステーションA2aに次フレームの送信を
要求する情報を送信するが、ステーションA2aはエラー
の発生により次フレーム要求の情報を正常に受信できな
い。次フレーム要求の情報を受信できないと、ステーシ
ョンB2bがフレームFnを正常に受信し、次フレームの
送信要求をステーションA2aに送信したにもかかわら
ず、ステーションA2aがフレームFnの受信に失敗した
とみなし、ステーションA2aはカウンター10a に“1”
を加えカウントアップするとともにカウンター10a の計
数値が所定値に達しているか否かをチェックする。(ス
テップS24 )。
【0035】カウンター10a の計数値が所定値に達した
ときには(図5はこのケースを示している)、エラーE
Rが多発しているとみなし、フレームFnのユーザーデ
ータのデータ長lnをデータ長ln1 のユーザーデータ
とデータ長ln2 のユーザーデータに分割(ただし、l
n=ln1 +ln2 )した送信が行なわれる。
【0036】まず、データ長ln1 のユーザーデータを
有するフレームFn1 がステーションA2aから送信さ
れ、エラーERが発生することなく、ステーションB2b
はフレームFn1 を正常に受信する。ステーションB2b
は、ステーションA2aが正常受信情報の受信に失敗し正
常受信したフレームFnを再送してきたとみなし、フレ
ームFn1 のレングスフィールドLNのデータln1
みをバッファメモリ10bに取り込み、他のデータは読み
捨てる。取り込まれたデータln1 は、ステーションB
2bのCPU7bにより、先に取り込まれたフレームFnの
レングスフィールドLNのデータlnと比較されて、先
に受信したフレームFnの再送が完了したか否かが判別
され、まだ完了していないと判別される。この判別後、
ステーションB2bからステーションA2aに次フレームの
送信要求情報が送信され、ステーションA2aはこれを受
信する。(ステップS25 、ステップS26 )。
【0037】続いて、データ長ln2 のユーザーデータ
を有するフレームFn2 がステーションA2aから送信さ
れ、同様にして、フレームFn2 はステーションB2bに
正常に受信される。ステーションB2bはフレームFn2
のレングスフィールドLNのデータln2 のみをバッフ
ァメモリ10b に取り込み、他のデータは読み捨てる。取
り込まれたデータln2 は先に取り込まれたデータln
1 と加算され、その加算結果のデータ(ln1 +l
2 )がフレームFnのレングスフィールドLNのデー
タlnと比較されて、先に受信したフレームFnの再送
が完了したか否かが判別される。ln=ln1 +ln2
であるので、フレームFnの再送が完了していると判別
され、この判別後、ステーションA2aに次フレームの送
信を要求する情報が送信され、この情報はステーション
A2aに受信される。(ステップS27 、ステップS28 )。
【0038】続いて、ステーションA2aから次のフレー
ムFn+1がステーションB2bに送信され、ステーショ
ンB2bはフレームFn+1を正常に受信する。ステップ
S27において、フレームFnの再送が完了していると判
別されているので、フレームFn+1のデータがDMA
制御部5bを介してバッファメモリ9bに取り込まれる。取
り込み後、ステーションBから2bステーションA2aに次
フレームの送信を要求する情報が送信される。(ステッ
プS29 、ステップS30 )。
【0039】このようにフレームFnにレングスフィー
ルドLNを有していることにより、ステーションB2bが
フレームFnを正常に受信し、次フレームの送信要求を
ステーションA2aに送信したにもかかわらず、ステーシ
ョンA2aがその受信に失敗しフレームFnを再送した場
合でも、ステーションB2bはデータをダブって取り込む
ことなく、正常にデータを取り込むことを可能としてい
る。
【0040】なお、上記実施例では、フレームFnのレ
ングスフィールドLNによりフレームFn内のユーザー
データの長さを示すようにしたが、これに限ることはな
く、フレームFnの分割時には、分割時の順序数の補助
数を示すように定義し直してもよく、この場合でも本発
明の意図する通信品質を確保することができる。
【0041】また、本発明は上記実施例に限定されるこ
となく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
変形可能であることは勿論である。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のデータ再
送方式によれば、発信ステーションから受信ステーショ
ンに送信されるフレームに送信データ長を示すレングス
フィールドを設けるとともに受信ステーションが送信さ
れてくるフレームを受信できなかった状態を計数する計
数手段を設けたことにより、通信中に送信するフレーム
の最大長をダイナミックに変更することが可能となり、
通信回線の品質状態に応じた最適なフレーム長のデータ
通信が行なうことができる。
【0043】また、フレーム長を短くして送信すること
により、通信回線の品質状態が良くない場合でも、デー
タ通信が行なうことができるという優れた効果を奏す
る。
【0044】また、フレーム長を長くして送信すること
により、通信回線の品質状態が良好な場合には、送信時
間を短縮したデータ通信を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデータ通信システムを
示す図である。
【図2】各ステーションの概略構成を示す図である。
【図3】フレームのフォーマットの概念を示す図であ
る。
【図4】フレーム長を短くして送信する処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】発信ステーションが受信ステーションからの正
常受信情報を受信できなかったときの処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
2a…ステーションA(発信ステーション) 2b…ステーションB(受信ステーション) 10…カウンター(計数手段) LN…ラングスフィールド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期型の可変長のフレーム形式のデータ
    通信において、発信ステーションから受信ステーション
    に送信されるフレームに送信データ長を示すレングスフ
    ィールドを設けるとともに受信ステーションが送信され
    てくるフレームを受信できなかった状態を計数する計数
    手段を設け、この計数手段の計数内容に応じて発信ステ
    ーションは送信されるフレームの最大長を変更して送信
    することを特徴とするデータ再送方式。
  2. 【請求項2】 フレームを受信できなかった状態が規定
    回数を越えて計数されたとき、発信ステーションは送信
    されるフレームの最大長を短くして送信することを特徴
    とする請求項1記載のデータ再送方式。
  3. 【請求項3】 フレームを受信できる状態が連続して規
    定回数を越えて計数されたとき、発信ステーションは送
    信されるフレームの最大長を長くして送信することを特
    徴とする請求項1記載のデータ再送方式。
JP4229687A 1992-08-28 1992-08-28 データ再送方式 Pending JPH0677943A (ja)

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JP4229687A JPH0677943A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 データ再送方式

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JP (1) JPH0677943A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016163063A (ja) * 2015-02-26 2016-09-05 富士通株式会社 通信装置及び通信制御プログラム
WO2023012932A1 (ja) * 2021-08-04 2023-02-09 日本電信電話株式会社 無線通信方法、無線通信システム、及び無線通信装置

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