JPH05114987A - コマンド伝送方式 - Google Patents

コマンド伝送方式

Info

Publication number
JPH05114987A
JPH05114987A JP3145705A JP14570591A JPH05114987A JP H05114987 A JPH05114987 A JP H05114987A JP 3145705 A JP3145705 A JP 3145705A JP 14570591 A JP14570591 A JP 14570591A JP H05114987 A JPH05114987 A JP H05114987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
transmission
flag
basic frame
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3145705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2862403B2 (ja
Inventor
Hirotsugu Haga
弘倫 芳賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP3145705A priority Critical patent/JP2862403B2/ja
Publication of JPH05114987A publication Critical patent/JPH05114987A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2862403B2 publication Critical patent/JP2862403B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コマンドデータの再送要求処理やタイムアウ
トによる回線断の処理の発生頻度を低減して、実質的な
伝送効率を向上させること。 【構成】 送信側では、送信すべきコマンドデータをH
DLC手順のフレーム構成に準じた基本フレームに生成
し、かつ、その基本フレームをフラグFを介して複数個
連続させた形態の伝送フレームDFとして送出する。ま
た、受信側では、前記伝送フレームDFを受信すると
き、受信エラーを検出することなく一つの基本フレーム
を読み終るまで、伝送フレームDF中のフラグFの検出
で同期を取ってそのフラグFに続く基本フレーム内のデ
ータを読み出す基本フレーム読取処理を繰り返して、そ
の伝送フレームDF上のコマンドデータを読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回線設定等のコマン
ドデータの受信エラーに起因した回線断といった不都合
の発生を抑止するコマンド伝送方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】これまで、アナログ電話回線や無線回線
等を用いた通信で静止画像データ等を送る場合は、ま
ず、いわゆるコマンドデータ(回線の設定,通信の終
了,再送の要求,送・受装置間のネゴシェーション等が
該当する)の伝送を実行して送信側(送信装置)と受信
側(受信装置)との間のリンクを確立し、このリンクの
確立後に、所望の静止画像データ等のデータの伝送を開
始している(特開平2−52905号公報参照)。
【0003】なお、コマンドデータの伝送に際しては、
静止画像データ等の伝送時よりも伝送レートを低速にし
(通常300bps)、さらに、ノイズに強い変・復調
方式を採用するなどの対応も開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いずれにして
も、従来の伝送方式では、回線に割り込むノイズによっ
て前記コマンドデータ自体が正しく伝送されないといっ
た不都合の発生が少なくなく、その結果、コマンドデー
タの再送要求処理やタイムアウトによる回線断の処理の
発生頻度が増加し、実質的なデータの伝送効率(例え
ば、静止画像データの伝送効率)が大きく低下するとい
う問題があった。
【0005】無線回線では、高品位な回線品質を維持す
ることが困難であり、このような無線回線を利用すると
きには、特に前述の問題が顕在化し、実用化を困難にし
ていた。
【0006】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、回線に割り込むノイズの影響でコマンドデータが正
しく伝送されないといった不都合の発生を回避すること
ができ、従って、コマンドデータの再送要求処理やタイ
ムアウトによる回線断の処理の発生頻度を低減して、実
質的な伝送効率を大きく向上させることのできるコマン
ド伝送方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコマンド伝
送方式は、回線設定等のコマンドデータの受信エラーに
起因した回線断といった不都合の発生を抑止するコマン
ド伝送方式であって、送信側では、送信すべきコマンド
データをHDLC手順のフレーム構成に準じた基本フレ
ームに生成し、かつ、その基本フレームをフラグを介し
て複数個連続させた形態の伝送フレームとして送出す
る。
【0008】また、受信側では、前記伝送フレームを受
信するとき、受信エラーを検出することなく一つの基本
フレームを読み終るまで、伝送フレーム中のフラグの検
出で同期を取ってそのフラグに続く基本フレーム内のデ
ータを読み出す基本フレーム読取処理を繰り返して、そ
の伝送フレーム上のコマンドデータを読み取る。
【0009】
【作用】本発明に係るコマンド伝送方式では、回線に割
り込むノイズで一つの基本フレームが受信エラーとなる
場合でも、同一内容の基本フレームがフラグを介して連
続して送られてくるため、後続の一つの基本フレームが
正しく受信できれば、コマンドデータの受信エラーの発
生を回避することができる。
【0010】従って、コマンドデータが受信エラーとな
る確率が極めて低くなり、その結果、コマンドデータの
再送要求処理やタイムアウトによる回線断の処理の発生
頻度を大幅に低減させ、実質的な伝送効率を大きく向上
させることができる。
【0011】また、ノイズ等のために品質が低下し易い
無線回線を使う場合でも、受信エラーの発生率を大幅に
改善し、実用化を促進することが期待できる。
【0012】
【実施例】以下、図1乃至図4に基づいて、本発明の一
実施例を説明する。
【0013】この一実施例のコマンド伝送方式は、静止
画像データを半二重通信で送信する際に、回線設定等の
コマンドデータの受信エラーに起因した回線断といった
不都合の発生を抑止するコマンド伝送方式であって、送
信側では、送信すべきコマンドデータをHDLC手順の
フレーム構成に準じた基本フレームに生成し、かつ、そ
の基本フレームをフラグを介して複数個連続させた形態
の伝送フレームとして、この伝送フレーム単位でデータ
伝送を行なう。
【0014】そして、受信側では、前記伝送フレームを
受信するとき、受信エラーを検出することなく一つの基
本フレームを読み終るまで、伝送フレーム中のフラグの
検出で同期を取ってそのフラグに続く基本フレーム内の
データを読み出す基本フレーム読取処理を繰り返して、
その伝送フレーム上のコマンドデータを読み取る。
【0015】以下、まず、図1および図2に基づいて前
記伝送フレームの構造を詳述し、次に図3に基づいて送
信側における処理手順を説明し、次に、図4に基づいて
受信側での処理手順を説明する。
【0016】この一実施例では、伝送フレームDFは、
図1に示すように、n個の基本フレームf1,f2,…
…fnで構成されている。
【0017】伝送フレームDF内の基本フレーム数n
は、回線の接続時間や回線品質等のシステムパラメータ
に応じて、送・受信間であらかじめ設定しておくものと
する。各基本フレームは、前述したように、HDLC
(High level Data Link Control)手順のフレーム構成
に準じたもので、図2にも示したように、フレーム(基
本フレーム)の始めと終りを示すフラグFと、送出され
たフレームを識別するための識別データであるアドレス
Aと、フレームの種別を規定する制御部Cと、転送する
コマンドデータを格納した情報部Dと、フレームの転送
誤りを検出するためのチェックコード部FCSとを具備
している。また、前記チェックコード部FCSは、8ビ
ットのチェックコードであるCRC1とCRC2とから
構成されている。
【0018】一つの伝送フレームDF内における基本フ
レーム相互は、実質的な内容(情報部Dやチェックコー
ド部FCSの内容)が同一である。
【0019】送信側では、図3に示す手順で、この伝送
フレームDFを送信する。
【0020】即ち、まず、フラグFを一定時間送出する
(ステップ1)。近年のシリアル入出力コントローラ用
LSIを用いれば簡単にフラグの送出ができる。
【0021】そして、フラグ送出後、送信可をチェック
する(ステップ2)。通常、シリアル入出力コントロー
ラは、バイト単位で信号処理し、かつ、回線には1ビッ
トずつシリアルに送出するため、最後のビットが出力さ
れるまでは次の処理ができない。そのため、このステッ
プ2の処理が必要になる。
【0022】そして、ステップ2の判断が送信可であれ
ば、次のステップ3で、データをアドレスから順に送出
する。データを送出した後には次データの有無をチェッ
クし(ステップ4)、次データがある時には、前記ステ
ップ2に戻る。
【0023】即ち、ステップ2〜4を繰り返すことによ
って、FCSを除く基本フレーム内の全データを順次送
出する。
【0024】そして、ステップ4で次データが無いと判
断されたときには、次のステップ5に進んで、最後のデ
ータの最後のビットが送出されたか否か(送信アンダー
ランか否か)をチェックし、アンダーランであれば、次
のステップ6に進んで、FCSの2バイト(CRC1,
CRC2)を送出する。
【0025】シリアル入出力コントローラには、CRC
の算出、送出が容易にできる機能がある。
【0026】次いで、次のステップ7では、FCSの2
バイト送出終了をチェックし、送出終了であれば、次の
ステップ8に進んで、最後の基本フレームか否かをチェ
ックし、最後のフレームでなければステップ1に戻って
前述のステップ1〜ステップ8までを繰り返し、最後の
フレームであれば、終了のためのフラグを送出し(ステ
ップ9)、終了する。
【0027】このような送信側での処理に対して、受信
側は、図4に示すような手順で処理をする。
【0028】まず、フラグFを検出し、このフラグの検
出によって同期を取る(ステップ10)。次いで、受信
データが有効か否か(受信エラーか否か)をチェックす
る(ステップ11)。このステップ11のチェック機能
は、において確保することができる。エラーならばステ
ップ10に戻り、次に受信するフラグで再度同期をと
る。
【0029】ステップ11でエラーでないと判断された
ときには、有効な受信データ(即ち、情報部Dのデー
タ)の読み出しに移行し、情報部Dのデータが終了する
までこれをデータの読み出しを繰り返し(ステップ1
3)、データの読み出しが終了したら、前記FCSのチ
ェック(CRCチェック)を実行し(ステップ14)、
CRCチェックがOKでなければ前述のステップ10に
戻って次の基本フレーム受信のための同期の確立を行
う。
【0030】ステップ14におけるCRCチェックがO
Kならばフラグを受信する(ステップ15)。ステップ
14でフラグ受信をした時は、予め送信側と受信側との
間で定めた伝送フレームDF内の基本フレーム数と現在
までに受信した基本フレーム数とを比較して後続の基本
フレームが有るか否かを判断し(ステップ16)、後続
の基本フレームが存在すればその後続の基本フレームは
読み捨てる(ステップ17)。ステップ17は、後続の
基本フレームが存在しなくなるまで繰り返し、後続の基
本フレームが存在しなくなったとき、受信処理が終了す
る。
【0031】以上の一実施例では、回線に割り込むノイ
ズで一つの基本フレームが受信エラーとなる場合でも、
同一内容の基本フレームがフラグを介して連続して送ら
れてくるため、後続の一つの基本フレームが正しく受信
できれば、コマンドデータの受信エラーの発生を回避す
ることができる。
【0032】従って、コマンドデータが受信エラーとな
る確率が極めて低くなり、その結果、コマンドデータの
再送要求処理やタイムアウトによる回線断の処理の発生
頻度を大幅に低減させ、実質的な伝送効率を大きく向上
させることができる。
【0033】また、ノイズ等のために品質が低下し易い
無線回線を使う場合でも、受信エラーの発生率を大幅に
改善し、実用化を促進することが期待できる。
【0034】なお、以上の一実施例は、静止画像データ
を半二重通信で伝送する場合のコマンドデータの送信を
例として説明したが、本発明は、静止画像データの伝送
時に限るものではなく、また、全二重の通信の場合にも
流用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る、本発明に係るコマンド伝送方式では、回線に割
り込むノイズで一つの基本フレームが受信エラーとなる
場合でも、同一内容の基本フレームがフラグを介して連
続して送られてくるため、後続の一つの基本フレームが
正しく受信できれば、コマンドデータの受信エラーの発
生を回避することができる。
【0036】従って、コマンドデータが受信エラーとな
る確率が極めて低くなり、その結果、コマンドデータの
再送要求処理やタイムアウトによる回線断の処理の発生
頻度を大幅に低減させ、実質的な伝送効率を大きく向上
させることができる。
【0037】また、ノイズ等のために品質が低下し易い
無線回線を使う場合でも、受信エラーの発生率を大幅に
改善し、実用化を促進することが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における伝送フレームの構成
図である。
【図2】本発明の一実施例における基本フレームの構成
図である。
【図3】本発明の一実施例における送信側の処理手順の
説明図である。
【図4】本発明の一実施例における受信側の処理手順の
説明図である。
【符号の説明】
DF 伝送フレーム f1〜fn 基本フレーム F フラグ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線設定等のコマンドデータの受信エラ
    ーに起因した回線断といった不都合の発生を抑止するコ
    マンド伝送方式であって、 送信側では、送信すべきコマンドデータをHDLC手順
    のフレーム構成に準じた基本フレームに生成し、かつ、
    その基本フレームをフラグを介して複数個連続させた形
    態の伝送フレームとして送出し、 受信側では、前記伝送フレームを受信するとき、受信エ
    ラーを検出することなく一つの基本フレームを読み終る
    まで、伝送フレーム中のフラグの検出で同期を取ってそ
    のフラグに続く基本フレーム内のデータを読み出す基本
    フレーム読取処理を繰り返して、その伝送フレーム上の
    コマンドデータを読み取ることを特徴とするコマンド伝
    送方式。
JP3145705A 1991-06-18 1991-06-18 データ伝送方法 Expired - Fee Related JP2862403B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3145705A JP2862403B2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 データ伝送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3145705A JP2862403B2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 データ伝送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05114987A true JPH05114987A (ja) 1993-05-07
JP2862403B2 JP2862403B2 (ja) 1999-03-03

Family

ID=15391214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3145705A Expired - Fee Related JP2862403B2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 データ伝送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2862403B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8959405B2 (en) 2009-03-25 2015-02-17 Mitsubishi Electric Corporation Signal transmission device for elevator

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS624903A (ja) * 1985-06-29 1987-01-10 Kawasaki Heavy Ind Ltd 油圧シリンダの負荷反転補償回路
JPS62183632A (ja) * 1986-02-08 1987-08-12 Nec Corp 無線デ−タ通信方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS624903A (ja) * 1985-06-29 1987-01-10 Kawasaki Heavy Ind Ltd 油圧シリンダの負荷反転補償回路
JPS62183632A (ja) * 1986-02-08 1987-08-12 Nec Corp 無線デ−タ通信方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8959405B2 (en) 2009-03-25 2015-02-17 Mitsubishi Electric Corporation Signal transmission device for elevator

Also Published As

Publication number Publication date
JP2862403B2 (ja) 1999-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2707529B2 (ja) データ通信システム
US5309562A (en) Method and apparatus for establishing protocol spoofing from a modem
US8356224B2 (en) Communication method and system using two or more coding schemes
JP3349926B2 (ja) 受信制御装置、通信制御システム及び通信制御方法
US20020114404A1 (en) Data transmission apparatus and data transmission method
US20160261384A1 (en) System and Method Adopting a Reliable Stop-and-Wait Hybrid Automatic Repeat Request Protocol
US8335958B2 (en) Method of communication, in particular with capability of frame abortion or retransmission indication, between a transmitter and a receiver based on frames and corresponding communication node
US7530001B2 (en) Wireless communications system reducing unnecessary retransmission by means of a correlation value of received data with preamble and a method therefor
JP3284177B2 (ja) データ伝送方式
JP2000151623A (ja) パケット通信システム
JP2016174211A (ja) 通信システム
US6973071B1 (en) Method and apparatus for controlling the flow of data in a wireless communication system
JP2005515699A (ja) 送信及び受信データのための方法及び装置
JPH05114987A (ja) コマンド伝送方式
KR100366018B1 (ko) 데이터 통신 시스템 및 그 통신방법
JP3433180B2 (ja) 送信装置及び通信システム
JP3657583B2 (ja) 通信方法及び通信機器
JPH0241050A (ja) 通信装置
JPH10242946A (ja) データフレーム伝送方法
US7142542B2 (en) Selective retransmission of data
EP1353468B1 (en) ARQ method with isochronous and asynchronous transmission
CN111008172A (zh) 一种接口通讯协议栈
JP2000312201A (ja) 通信装置および誤り制御方法
JP2001045012A (ja) データ送信装置及び方法、データ受信装置及び方法、データ通信システム及びデータ通信方法
JPH08213974A (ja) データ通信再送方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees