JP3657583B2 - 通信方法及び通信機器 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信方法及び通信機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の通信方法を図面を用いて説明する。商品の説明やその他のプレゼンテーションで画像を用いて行う場合が増えて来ている。画像による説明は文章と比較すると多くの情報を一瞬の内に相手に伝える事が出来る利点が有る。近年、画像を扱うメディヤの普及、特にパソコンとプロジェクタを用いて一度に複数人の相手に情報を画像によって伝える手段の普及で画像が活躍の場を広げている。通常、パソコンとプロジェクタは有線ケーブルで接続されて用いられるが、装置の場所的自由度を広げる為にパソコンとプロジェクタを無線で接続する方法が確率されつつある。画像は文字情報と比較するとデータ量が膨大である為に画像データを圧縮して送り、受けた画像データを解凍して表示する方法が一般的に行われているが、圧縮された画像データでさえ比較的大きなデータ量となる。
【0003】
従来からデータをグループ分けしてパケットとして受信の正誤を確認しながら通信を行う無線通信方法は存在していた。ここでは無線通信のうち、パケットを使用したパケット通信について述べる。
【0004】
図10は、パケット通信の通信データ、特に受信データの良否する手順を示したものである。先ず、送信側は受信側とハンドシェークをする(工程101)。次に送信側は良非判定符号を付加したパケットを作る(工程102)。そのパケットを送信する(工程103)。受信側は受信したデータと良否判定符号とを比較し(工程104)、一致しないと判断した場合(工程105)に受信側は送信側に対して同じパケットと送信を依頼する(工程105)。送信側は受信側の依頼を受けて同じデータを送信する(工程103)。一方、一致したと判断した場合(工程105)、全てのデータが送信されたか否かを判断する(肯定106)。全てのデータが送信されていない場合は、全てのデータがに受信データ内容と良否判定符号の比較と再送信を決められた回数だけ行う(工程107)。この時、受信されたパケット内にエラーが見つかるとパケットの内容を全て再送する方法が一般的である。そのため、パケット内の全てのデータを再送する為に再送に必要となる時間は大きなものとなる。また、全てのデータが送信された場合には(工程106)、通信が終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
大きなデータを正確に電送するには送信の電力を増大させ、受信側へ確実に届かせる方法が考えられるが、不必要な方向への輻射は他の無線通信への妨害となる可能性がある上に、送信内容が機密的なもので有る場合は機密の漏洩の心配がある。従って、送信電力を押さえて通信を行う為にはデータの形式と伝送方法に工夫を凝らす必要がある。
【0006】
従来の通信方法は非同期通信において、送信機側のクロックと受信機側のクロックを完全に同期させる事は不可能である。従って、長いデータを長時間に渡って受信する場合は相互のクロックのズレに因ってデータの取りこぼしと言う問題が発生していた。
【0007】
また、従来の通信方法は、データ数量が少ない場合は送信時間も極わずかで正確なデータを電送する方法として有効な手段と考えられるが、画像の様にデータ量が大きい場合はパケット全体の再送は多大な時間を要す。
また、電送時間が長くなると混信等を受ける時間が長くなり、結果として受信データの正確性の問題があった。
【0008】
非同期通信ではケーブルによる同期通信の様に高速でデータ転送をすることは難しく、また混信やノイズ等に弱く、正確な受信が出来ない場合が多々ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の通信機器は、開始を示す第1の開始信号と、通信に必要な情報を盛り込んだ制御信号と、データである複数のサブパケットと、エラーのチェックをするための良否判定符号と、終了を示す終了信号とを有するメインパケットを通信し、前記サブパケットは前記サブパケットの開始を示すサブパケット開始信号と、前記サブパケットの情報を盛り込んだサブパケット制御信号と、データと、前記サブパケットのエラーのチェックをするためのサブパケット良否判定符号と、前記サブパケットの終了を示すサブパケット終了信号である。
【0010】
本発明の通信機器は、前記メインパケットが、前記複数のサブパケット通信後に第2の開始信号を有する。
【0011】
本発明の通信機器は、前記メインパケットが、前記第1の開始信号と前記第2の開始信号とが同一である。
【0012】
本発明の通信機器は、前記サブパケットがエラーとなったときに前記サブパケットの数を通信する。
【0013】
本発明の通信方法は、送信側と受信側とハンドシェークするステップと、サブパケット数からデータ量を計算するステップと、サブパケットの良否を判定するステップと、を有する。
【0014】
本発明の通信方法は、前記サブパケットが前記判定の結果否であると判断したときに、エラーとなった個所と場所の送信するステップを有する。
【0015】
本発明の通信方法は、前記エラーとなった前記個所と前記場所のみを送信するステップとを有する。
【0016】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1はパーソナルコンピュータの画面表示の画素数の内、典型的な画素数を示す。
【0017】
画像を転送する場合にデータ圧縮の技術を用いて圧縮したデータを送り、受け取った圧縮データを受信側で解凍し、記録保持装置に格納、表示装置に表示する事が一般的に行われている。例えば、XGA(eXtended Graphics Array)規格のデータはビットマップとしては縦768画素、横1024画素の計786,432画素となる。各画素は16ビットのデータを持っている。従って、XGA規格の画像1枚は無圧縮で約12,582,912ビットのデータ量を持つ。この画像を圧縮技術、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)規格を用いれば1600キロビット程度に圧縮可能である。JPEG規格は個々の画像に依って圧縮率が異なる為に一概に圧縮後の大きさを規定する事は難しいが、10分の1〜100分の1に圧縮する事が可能である。このデータを転送速度秒速1メガ・ビットの無線電送装置で送信した場合、1600キロビットのデータはデータ部分だけの単純計算で送信時間が1.6秒掛かる。画像の様な大型のデータを転送する場合にデータをパケットに分割して受信内容を送受信相互で確認しながら送信する方法が一般的である。各パケットにはデータの開始を示す開始符号11、パケットの番号12、行き先13、発送元14、データの長さ15、その他の情報16を含む制御符号17、データ内容の正誤を示す良否判断符号18、パケットの終了を示す終了符号19等が付加されてパケットが構成される。
【0018】
元来、無線通信では混信やノイズが多くて通信に適さない環境に於いてはハンドシェークを行う段階で通信の可否が判断出来る。また、超短波を使っての近距離通信に於いては物の配置や人の動きで進行波や反射波の条件が変わるが、ここで言うデータの転送時間と比較すると長い場合が多く、通信条件を改めて設定し直す必要があると考える。従って、パケットの再送を必要とする環境は周期の短いスパイクノイズや不定期な混信が考えられる。事実、実験に於いてもスパイクノイズによるビット落ちが顕著であった。このスパイクノイズの周期を計ると数マイクロ秒の長さで有り、発生頻度も数秒に1回等が観測された。従って、このスパイクノイズで破壊されるデータ量は極少量であり、破壊された部分のデータのみを再送する事で電送時間を短くする長所と電送時間を短くする事で再送データが破壊を受ける頻度を減らす事が出来る。
【0019】
本実施例では伝送中に破壊された部分のデータのみを再送する為に構築されたパケットの中を更にパケット形式の構造を持つデータ形式に付いて説明する。本実施例では複数のサブパケットと呼ばれるデータ形式で構成されたデータの集合体がメインパケットを構成するデータ形式を取っている。
【0020】
先ずサブパケットに付いて説明する。図2はサブパケットのデータ構成を示す模式図である。サブパケット200は開始符号21、制御符号22、データ23、良否判定符号24、と終了符号25からなる。
【0021】
開始符号21は、「000111111110」の12ビットである。制御符号17は、サブパケット番号、行き先符号、発送元符号、データの長さや命令符号を含んでいる。データ23は、例えば圧縮された128Kバイトのデータを使用する。良否判断符号18は、サブパケットのデータ内容の正誤を示す符号である。サブパケットの良否判定符号に付いては、16ビットタイプでプログラムチェックを行うCRC(Cyclic Redundancy Check)16等が一般的である。終了符号19はパケットの終了を示す。終了符号19は「111000000001」の12ビット信号で、この信号でサブパケットが終了する。
【0022】
次にメインパケットのデータ構造に付いて説明する。図3はメインパケット全体を示す模式図である。メインパケット300は第1の開始符号31、制御符号32、第1のサブパケット33、第2のサブパケット34、第3のサブパケット35、第4のサブパケット36、・・・第nのサブパケット37、第2の開始符号38、良否判定符号39と終了符号40からなる。
【0023】
第1の開始符号31は、「000111111110」の12ビットからなる。制御符号32は、パケット番号、行き先符号、発送元符号、サブパケット数、命令符号を含む。第1のサブパケットから第nのサブパケット33〜37は、図2に示したサブパケット200がシリーズに複数個並んでいる。第2の開始符号38は、第1の開始符号31と同じ信号である。同期がずれたりした場合に、同期のズレを少なくするためである。特に、非同期で通信する場合には有効である。良否判断符号39はデータ内容の正誤を示す。メインパケット用良否判定符号39に付いては、開始符号31及び終了符号40を除くメインパケット300及びサブパケット33〜37に含まれる全データから計算された計数をメインパケット用として用いる。良否判定符号39にはCRC16を使用する。終了符号19はメインパケット300の終了を示す。
【0024】
次に、複数のサブパケットで構成されるパケットを実際に送信する場合に付いて説明する。ここで、送信側から受信側に送るデータはJPEG圧縮を行った後の大きさを200キロバイトの画像データを使用する。先ず、1つのサブパケットが受け持つデータ量を128バイトとした。また、1つのパケットが受け持つサブパケットの数を128個とし、1つのパケットが受け持つデータ量は16.384キロバイトとなる。従って、200キロバイトのデータを送信する場合に必要となるパケット数は13パケットとなり、サブパケット総数は1,563サブパケットとなる。
【0025】
先ずは第1番目のメインパケットに付いて説明する。図4は第1番目のメインパケットとその中に含まれるサブパケットの構造を示した模式図である。第1メインパケット400中の第1サブパケット410は圧縮した画像データ128バイト417に開始符号411、データ内容の正誤を示すサブパケット用良否判断符号418、パケットの終了を示す終了符号419が各2バイトの計6バイト、及びサブパケット番号412、行き先符号413、発送元符号414、データの長さ415、命令符号416が各1バイトで計5バイトが加算される。従って、1つのサブパケットの大きさは139バイトとなる。第1メインパケット400はサブパケットが128個410、420含まれる。従ってサブパケット部分の合計は17,280バイトとなる。それに開始符号401、421が2回、データ内容の正誤を示す良否判断符号422、パケットの終了を示す終了符号423が各2バイトで合計8バイト、更にパケット番号402、行き先符号403、発送元符号404、サブパケット数405、命令符号406が各1バイトで計5バイトが加算され合計17,293バイトとなる。
【0026】
電送する200キロバイトの画像データは1サブパケットが受け持つ画像データの最大長128バイトでも1パケットが受け持つデータの最大長16.384キロバイトでも割り切れない量で有る為、最後尾のメインパケットとそのメインパケットの中に含まれる最後尾のサブパケットの構造が他のメインパケット及びサブパケットと比較して異なる。
【0027】
次に、最後のメインパケットとなる第13番目のメインパケットに付いて説明する。図5は第13番目のメインパケットとその中の第27番目のサブパケットを示す模式図である。
【0028】
メインパケット500が受け持つ圧縮されたデータ量は、200キロバイトから他の12のメインパケットが受け持つデータ量を引いた量、即ち3,392バイトとなる。故に、第13番目のメインパケット500は27個のサブパケットを含む。更に、27個目のサブパケット520は64バイトの圧縮された画像データを含む。第1サブパケット510から第26パケット(図示なし)までは各サブパケット139バイトであることから3,614バイトの量となる。第27番目のサブパケット520は64バイトに開始符号521、データ内容の正誤を示すサブパケット用良否判断符号522、パケットの終了を示す終了符号523が各2バイトの計6バイト、及びサブパケット番号525、行き先符号523、発送元符号524、データの長さ525、命令符号526が各1バイトで計5バイトが加算され、合計77バイトとなる。従って、サブパケット部510、520は3,691バイトとなる。次に第13番目のメインパケット500は、サブパケット部の3,691バイトに開始符号501、521を2回、データ内容の正誤を示すサブパケット用良否判断符号522、パケットの終了を示す終了符号523の計8バイト及びサブパケット番号510、520、行き先符号503、発送元符号504、データの長さ505、命令符号506の計5バイトを加えると3,704バイトとなる。
【0029】
次に受信側が画像データを正常に受信出来なかった場合について説明する。図6は、受信側から送信側へ受信できなかったことを示す模式図である。図7はエラーによる再送を要請する場合のデータ形式を示す。
受信側から送信されるメインパケット600は、開始符号601、パケット番号602、行き先符号603、発送元符号604の後に、エラーサブパケット数605とエラーによる再送を示す命令606を付加する。エラーによる再送を示す命令606は「E」とする。そして、エラーが生じたサブパケットの位置を示すビットマップを含むパケット610〜616、良否判断符号621とパケットの終了を示す終了符号622を送信する。なお、サブパケット数は128個である為、ビットマップは16バイト長となる。次にエラーによる再送の要請を受けて送信側が再送が必要なサブパケットを含むメインパケットのデータ形式に付いて説明する。図7は第1サブパケット710と第8サブパケット720を再送する場合を示している。開始符号701、パケット番号702、行き先符号703、発送元符号704の後にサブパケット数を示すサブパケット数705が続く。この場合、サブパケット数705は2となる。更に命令符号706が続き、エラーとなった2つのサブパケットである、第1サブパケット710と第8サブパケット720が続く。そして、第2の開始符号721、良否判断符号722、終了符号723を送信する。
【0030】
次に送信側から受信側に対してデータ量とデータ構成で画像データを転送する時の具体例に付いて説明する。送信側と受信側がハンドシェークを行って、両者が通信を行う上で混信やノイズ等の妨害が無い環境にてのデータ電送と言う条件を想定して説明する。先ず、送信側が電送し、受信側が画像データを復調する際にデータを送受信している間にデータが壊れず、受信側が送信側に対してデータの再送を要求しない場合を説明する。
【0031】
図8と図9は、画像データを電送する時のフローチャートである。本実施例は搬送波周波数が315MHzで、最大データ転送速度が秒速1メガビットの半2重型通信方式を用いる微弱無線型トランシーバを用いて実施した。
【0032】
先ず、送信側は受信側とハンドシェークをする(工程301)。エラーデータをリセットする(工程302)。受信側は受信状態に送信側を送信状態にする(工程303)。切り替え時間の長い方の時間待つ(工程304)。指定されたメインパケットを送信する(工程305)。受信側は送信側が送信したメインパケットを受信する(工程306)。受信側は受信したサブパケット数からデータ量を計算する(工程307)。受信側は送信状態に送信側を受信状態に切り替わる(工程308)。NとIにそれぞれ1を代入する(工程331)。
【0033】
エラーデータを初期化する(工程309)。はエラーデータの構造は図6に示すように、このエラーデータ610〜616はメインパケットの中にサブパケットが128個あると想定した構造になっており、エラーサブパケット数605及びエラー位置を示すビットマップ610〜616が格納されている。本実施例ではエラーがあったサブパケット数は2個で第1及び第8サブパケットが破壊されていた事を示す。受信側は指定されたサブパケットの良否判定符号を取り出す(工程310)。サブパケット内の画像データから良否判定計数を計算する(工程311)。計算された良否判定計数と電送された良否判定符号と照合する(工程312)。このとき、「否」と判定したとき(工程341)は、エラーデータに判定結果を追加記憶する(工程313)。そして、Nの値に1を加える(工程342)。また、工程341にて「良」と判定したときは、工程341の処理を行う。すべてのサブパケットが送られてきたか否かを判定し(工程343)、送られていないときは工程310に戻る。一方、すべてのサブパケットが送られたときは、受信側はメインパケットの良否判定符号を抽出する(工程314)。
【0034】
そして、メインパケットのデータから良否判定計数を算出する(工程315)。電送された良否判定符号と照合する(工程316)。良否を判定する(工程351)。「否」と判断したときは、エラーデータに追加記憶をし(工程316)、エラーデータのメインパケットを作成する(工程317)。一方、良否を判定で(工程351)「良」と判断したときは、Kの値に1を加えてから(工程352)、エラーデータのメインパケットを作成する(工程317)。受信側はエラーデータを送信側に電送する(工程318)。送信側はエラーデータを受信する(工程319)。受信側は受信状態に送信側を送信状態に切り替わる(工程320)。
【0035】
エラーがあるか否かを判断し(工程361)、エラーがないときは、全ての送信データが送信されたかを判断する(工程363)。全てのデータが送信されているときは終了するが、全てのデータが送信されていないときは、工程305の処理を開始する。一方、エラーがあるか否かを判断し(工程361)、エラーがあるときは、Iと規定回数を判断し(工程362)、Iが規定回数よりも大きいときは、終了する。一方、Iが規定回数よりも小さいか等しいときは、受信側は受信してエラーデータの中からエラーの個数と場所を抜き出す(工程321)。)送信側はエラーデータを基にして再送用メインパケットを作成する(工程322)。このとき、図7に示す再送パケットが作られる。この再送メインパケットでは再送サブパケット数22は2個で再送サブパケットは第1サブパケット710と第8サブパケット720である事を示している。送信側は再送用メインパケットを送信する(工程321)。受信側は送信側より送信された再送用メインパケットを受信する(工程324)。送信側は送信状態、受信側は受信状態に戻る(工程325)。再びエラーデータを初期化する(工程309)に戻る。
【0036】
本発明ではパソコンから液晶プロジェクタに画像を電送する無線装置にて本実施例で説明する方法を用いて画像データを転送した。電送には微弱無線を用いた為、近距離での電送ではエラーが発生せず、再送の行為がなされなかった。また、人が電波を遮蔽し、電界強度が変化する状態ではデータが完全に復調されず、再送する場面が発生するが、エラーとなったデータのみを送信することがで事が確認され、有効な通信方法であると確認出来た。
【0037】
【発明の効果】
パケット通信を行う際に、単一パケットを更に細分化したサブパケットの集合体として構成させる事で、受信されたデータが正確ではない場合に行われる再送の行為に於いて不正確に受信された部分のみを再送する事が可能となる。この方法を用いる事でデータ全体の電送時間の短縮と再送データが正確に受信出来ない確率を下げる事ができる。
【0038】
本発明では通常行われているパケット通信にサブパケットと言う、送信データを更に小分けした単位に分解し、サブパケット内のデータの良否を判断する事で、不要な再送を押さえる様にデータ形式に工夫した電送方法である。従って、再送するデータを縮小する事で全体の電送時間を減らす事と再送時間を減らす事でデータの破壊確率を低減させる事で再送の回数を減らと言う2つの効果で電送の効率化を計る事ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶表示装置の画素数を示す。
【図2】サブパケットのデータ構成を示す。
【図3】メインパケットのデータ構成を示す。
【図4】第1メインパケット及びサブパケットのデータ構成を示す。
【図5】最後のメインパケット及びサブパケットのデータ構成を示す。
【図6】エラーがある場合の受信側から送信側への返答のデータ構成を示す。
【図7】エラーがある場合の再送パケット内容のデータ構成を示す。
【図8】メインパケットの送信方法を示すフローチャートである。
【図9】メインパケットの送信方法を示すフローチャートである。
【図10】従来のパケット通信手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
21、31 開始符号
22、32 制御符号
24、39 良否判断符号
25、40 終了符号
402、502 パケットの番号
403、503 行き先
404、504 発送元
405、505 データの長さ
406、506 命令
606 エラーによる再送を示す命令
605、705 サブパケット数
610〜616 エラー位置を示すビットマップ
705 エラーサブパケット数

Claims (5)

  1. 開始を示す第1の開始信号と、通信に必要な情報を盛り込んだ制御信号と、データである複数のサブパケットと、前記第 1 の開始信号と同一である第2の開始信号と、エラーのチェックをするための良否判定符号と、終了を示す終了信号とを有するメインパケットを通信し、
    前記サブパケットは前記サブパケットの開始を示すサブパケット開始信号と、前記サブパケットの情報を盛り込んだサブパケット制御信号と、データと、前記サブパケットのエラーのチェックをするためのサブパケット良否判定符号と、前記サブパケットの終了を示すサブパケット終了信号である通信機器。
  2. 前記サブパケットがエラーとなったときに前記サブパケットの数を通信する請求項記載の通信機器。
  3. 送信側と受信側とハンドシェークするステップと、
    サブパケットの良否を判定するステップと、
    全てのサブパケットが良であるときに、メインパケットのデータから良否判定をするステップと、
    を有する通信方法。
  4. 前記サブパケットが前記判定の結果否であると判断したときに、エラーとなった個と場所の送信するステップを有する請求項記載の通信方法。
  5. 前記エラーとなった前記個と前記場所のみを送信するステップとを有する請求項記載の通信方法。
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