JPH0677819U - 除湿器 - Google Patents

除湿器

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JPH0677819U
JPH0677819U JP018020U JP1802093U JPH0677819U JP H0677819 U JPH0677819 U JP H0677819U JP 018020 U JP018020 U JP 018020U JP 1802093 U JP1802093 U JP 1802093U JP H0677819 U JPH0677819 U JP H0677819U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
cooling fins
fins
cooling
peltier element
Prior art date
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Pending
Application number
JP018020U
Other languages
English (en)
Inventor
三宅邦明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
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Publication of JPH0677819U publication Critical patent/JPH0677819U/ja
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1結露サイクルに要する時間を短縮させるこ
とによって除湿能力を高める。 【構成】 ペルチェ素子3の一側に放熱フィンを4を、
他側に冷却フィン5をそれぞれ接合して形成した除湿部
2を基枠1の内面側にバネ部材6を介して弾性支持する
一方、放熱フィン4の一側の上部に除湿用のファン7
を、他側の中央部に振動発生源8を装着する。ファン7
によって冷却フィン5に送り込まれた空気は予めペルチ
ェ素子3で冷却されている冷却フィン5で冷却され、そ
の中に含まれている水分が露点以下に冷却されて冷却フ
ィン5の表面に水滴となって付着する。この水滴はそれ
自身の重みによって自然に落下する他、振動発生源8に
より冷却フィン5が振動させられることによって強制的
に落下させられる。したがって、1結露サイクルに要す
る時間を著しく短縮することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は除湿器に関し、特に、ペルチェ素子を用いた除湿器に関するもので ある。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
従来、ペルチェ素子を用いた除湿器にあっては、図4に示すように構成されて いる。
【0003】 すなわち、この除湿器は、基板11の表側に除湿用のラジアルファン等のファ ン13と、ペルチェ素子14および冷却フィン15と、放熱フィン16とを上方 から下方へ順次配設して除湿部12を形成するとともに、基板11の裏側に放熱 フィン18と、不織布等からなる吸水材19と、ラジアルファン等のファン20 とを上方から下方へ順次配設して蒸発部17を形成し、さらに、前記冷却フィン 15と放熱フィン16との間の前記基板11に前記吸水材19に通じる水路とな る孔11aを穿設して構成したものである。
【0004】 そして、前記除湿用のファン13を作動させると、ペルチェ素子14により予 め冷却されている前記冷却フィン15に空気が送り込まれ、露点以下に冷却され ることにより空気中の水分が冷却フィン15上に結露して水滴となって付着し、 除湿された空気が冷却フィン15の下方に位置する放熱フィン16で昇温されて 排出される。
【0005】 一方、前記冷却フィン15に付着した水滴は成長するにしたがって冷却フィン 15上を重力方向に流動し、前記孔11a内を流れて前記吸水材19に達して吸 水され、前記ペルチェ素子14により生じた熱と蒸発用のファン20による空気 流、および放熱フィン18によって蒸発されて外方に排出されることになる。
【0006】 そして、このような結露サイクルを繰り返すことにより除湿した空気が得られ 、この場合、1結露サイクルに要する時間を短縮させることが除湿能力を向上さ せるための要因となっている。
【0007】 しかしながら、上記のように構成される従来の除湿器にあっては、冷却フィン 15上に付着した水滴を落下させるのに、水滴自身の重みにより自然に落下させ ているため、1結露サイクルに要する時間を大幅に短縮させることができず、除 湿能力を高めることができないという問題点があった。
【0008】 この考案は前記のような従来のもののもつ問題点を解決したものであって、冷 却フィン上に付着した水滴を強制的に落下させることによって1結露サイクルに 要する時間を大幅に短縮させ、これにより除湿能力を大幅に向上させることので きる除湿器を提供することを目的とするものである。
【0009】
【問題点を解決するための手段】
上記の問題点を解決するためにこの考案は、基枠内に、ペルチェ素子の一側に 放熱フィンを、他側に冷却フィンを接合した除湿部と、前記冷却フィンに空気を 送り込むファンとを設け、前記ファンにより送り込まれた空気が前記ペルチェ素 子で冷却された冷却フィンで除湿されるようになっている除湿器において、前記 基枠内に前記放熱フィンを振動させる振動発生源を設けたという手段を採用した ものである。
【0010】
【作用】
この考案は前記の手段を採用したことにより、ファンにより冷却フィンに送り 込まれた空気は、予め冷却されているペルチェ素子によって冷却され、その中に 含まれている水分が露点以下に冷却されることで冷却フィンの表面に水滴となっ て付着する。ここで、水滴はそれ自身の重みによって自然に落下する他、振動発 生源の作動により冷却フィンが振動させられることによって強制的に落下させら れることになる。したがって、水滴の回収サイクルを大幅に早めることができる ので、1結露サイクルに要する時間を大幅に短縮させることができることになる 。
【0011】
【実施例】
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。 図1には、この考案による除湿器の第1の実施例が示されていて、この除湿器 は、箱体状をなす基枠1と、この基枠1内に設けられる除湿部2と、除湿用のラ ジアルファン等のファン7と、圧電素子等の振動発生源8とを具えている。
【0012】 前記除湿部2は、板状をなすペルチェ素子3と、このペルチェ素子3の一側に 適宜の手段によって接合される複数のフィン4aを有する放熱フィン4と、ペル チェ素子3の他側に適宜の手段によって接合される複数のフィン5aを有する冷 却フィン5とから構成されている
【0013】 前記放熱フィン4はバネ部材6を介して前記基枠1の内面に弾性支持されてい るとともに、放熱フィン4の一側の上部には前記ファン7が、この下方には前記 ペルチェ素子3および前記冷却フィン5がそれぞれ装着され、さらに放熱フィン 4の他側中央部(前記ペルチェ素子3に対応する部分)には前記振動発生源8が 装着されるようになっている。
【0014】 ここで、前記ファン7と前記冷却フィン5の各フィン5aと前記放熱フィン4 の各フィン4aは、重力方向に一直線となるように配置されているとともに、前 記ファン7の取込み口に対応する部分の前記基枠1には空気の流入口1aが、前 記放熱フィン4の下端部に対向する前記基枠1には空気の流出口1bがそれぞれ 穿設されている。
【0015】 次に、前記に示すものの作用について説明する。 まず、除湿用のファン7を作動させると、基枠1外の空気が流入口1aを介し て軸線方向に取り込まれるとともに、円周方向に排出されて前記冷却フィン5に 送り込まれる。
【0016】 そして、冷却フィン5に送り込まれた空気は、ペルチェ素子3によって予め冷 却されている冷却フィン5で冷却され、露点以下に冷却されることで空気中に含 まれている水分が冷却フィン5上に結露し、水滴が形成される。
【0017】 ここで、放熱フィン4に装着されている前記振動発生源8を作動させると、放 熱フィン4が振動するとともに、放熱フィン4の振動はペルチェ素子3を介して 冷却フィン5に伝達し、冷却フィン5が振動する。そして、冷却フィン5が振動 することにより冷却フィン5上に形成されている水滴が強制的に落下させられ、 冷却フィン5の下方に位置している放熱フィン4の各フィン4aで昇温され、基 枠1の下端部に位置している流出口1bから外部に排出されることになる。
【0018】 したがって、冷却フィン5上に形成される水滴をそれ自体の重みによって自然 に落下させる従来のものに比べて水滴を一段と早く落下させることができること になり、これにより、1結露サイクルに要する時間を著しく短縮することができ るので、除湿能力を大幅に向上させることができることになる。
【0019】 図2には、この考案による除湿器の第2の実施例が示されていて、この実施例 に示す除湿器は、除湿用のファン7の内部に振動発生源8を位置して、ファン7 自体を振動させるようにしたもの、すなわち、除湿用のファン7として例えばバ イブレーションタイプファンを用いたものであって(図3参照)、その他の構成 は前記第1の実施例に示すものと同様の構成を有しているので、前記第1の実施 例に示すものと同一の部分には同一の番号を付してその構成の詳細な説明は省略 するものとする。
【0020】 なお、この実施例においては除湿用のファン7の上方の基枠1にも流入口1a が穿設されている。
【0021】 そして、この実施例に示すものにあっても前記第1の実施例に示すものと同様 の作用・効果を示し、冷却フィン5上に形成される水滴をそれ自体の重みによっ て自然に落下させる従来のものに比べて水滴を一段と早く落下させることができ ることになるので、1結露サイクルに要する時間を著しく短縮することができ、 これにより、除湿能力を大幅に向上させることができることになる。
【0022】 また、この実施例に示すものは、ファン7自体に振動発生源8を設けてあるの で、ファン7から冷却フィン5に送り込まれる空気の流れが脈動することになり 、この脈動によっても冷却フィン5上の水滴を振動させることができるので、よ り効果的に水滴を落下させることができるものである。
【0023】 なお、前記各実施例においては、振動発生源8で放熱フィン4を振動させ、放 熱フィン4の振動をペルチェ素子3を介して冷却フィン5に伝えるようにしたが 、これに限定することなく、冷却フィン5に直接的に振動発生源を設けてもよい ものであり、要は冷却フィン5を振動させることができればいずれの箇所に振動 発生源を設けてもよいものである。
【0024】
【考案の効果】
この考案は前記のように構成したことにより、冷却フィンに送り込まれた空気 は、予めペルチェ素子で冷却されている冷却フィンによって冷却され、含まれて いる水分が露点以下に冷却されて結露し、冷却フィンの表面に水滴となって付着 する。このようにして形成される水滴はそれ自身の重みによって自然に落下する 他、振動発生源の作動によって冷却フィンを振動させることによって強制的に落 下させられることになる。したがって、水滴の回収を大幅に早めることができる ことになり、これにより、1結露サイクルに要する時間を著しく短縮させること ができ、除湿能力を大幅に高めることができることになる等の優れた効果を有す るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による除湿器の第1の実施例を示した
概略図である。
【図2】この考案による除湿器の第2の実施例を示した
概略図である。
【図3】図2に示すものの部分拡大説明図である。
【図4】従来の除湿器の一例を示した概略図である。
【符号の説明】 1……基枠 1a……流入口 1b……流出口 2、12……除湿部 3、14……ペルチェ素子 4、16、18……放熱フィン 4a……フィン 5、15……冷却フィン 5a……フィン 6……バネ部材 7……ファン 8……振動発生源 11……基板 11a……孔 13、20……ファン 17……蒸発部 19……吸水材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基枠(1)内に、ペルチェ素子(3)の
    一側に放熱フィン(4)を、他側に冷却フィン(5)を
    接合した除湿部(2)と、前記冷却フィン(5)に空気
    を送り込むファン(7)とを設け、前記ファン(7)に
    より送り込まれた空気が前記ペルチェ素子(3)で冷却
    された冷却フィン(5)で除湿されるようになっている
    除湿器において、前記基枠(1)内に前記放熱フィン
    (4)を振動させる振動発生源(8)を設けたことを特
    徴とする除湿器。
JP018020U 1993-04-09 1993-04-09 除湿器 Pending JPH0677819U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP018020U JPH0677819U (ja) 1993-04-09 1993-04-09 除湿器

Applications Claiming Priority (1)

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JP018020U JPH0677819U (ja) 1993-04-09 1993-04-09 除湿器

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JPH0677819U true JPH0677819U (ja) 1994-11-01

Family

ID=11959991

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006247478A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Matsushita Electric Works Ltd 静電霧化装置
KR101258639B1 (ko) * 2012-09-06 2013-04-26 주식회사 아이비포 제습장치
WO2017169376A1 (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社デンソー 冷風供給装置

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