JPH0677546U - 提手等の取付構造 - Google Patents

提手等の取付構造

Info

Publication number
JPH0677546U
JPH0677546U JP2288493U JP2288493U JPH0677546U JP H0677546 U JPH0677546 U JP H0677546U JP 2288493 U JP2288493 U JP 2288493U JP 2288493 U JP2288493 U JP 2288493U JP H0677546 U JPH0677546 U JP H0677546U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
engaging
tubular portion
tubular
engaging piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2288493U
Other languages
English (en)
Inventor
高橋  宏
Original Assignee
株式会社ニフコ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ニフコ filed Critical 株式会社ニフコ
Priority to JP2288493U priority Critical patent/JPH0677546U/ja
Publication of JPH0677546U publication Critical patent/JPH0677546U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネジを使用せずに提手等を取付けることがで
きるので、ドライバー等の工具を必要とせず作業性の向
上が図れると共に、ガタツキの発生が少なく提手等の外
れが防止でき、かつ、抜けた場合にはクリップのみを交
換するだけて修理が行える。 【構成】 先端の筒部7bに弾性を持って形成した係合
片7cの先端に爪部7c1 を形成すると共に、表面に筒
部表面より突出する突部7c2 を形成した提手7と、前
記筒部内に挿入され前記爪部が係合される係合軸部8b
を形成したクリップ8と、前記筒部に嵌挿され前記突部
に当接して前記係合片を筒部内に変位して前記爪部を前
記係合軸部に係合させる筒体9とを具備したものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鞄、ハンドバッグの提手、家具の引き出し用把手等の取付部材を、ネ ジの類を使用することなく、鞄、ハンドバッグ、家具の引き出し等の被取付部材 に簡単に取付けることができる提手等の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の取付構造としては、例えば鞄等の提手の取付構造として実公平3−5 0729号公報に記載されたものがある。以下、この従来例を図5と共に説明す ると、Aは鞄本体、A1 は上記鞄本体の上面に位置し、被取付部材を構成するフ ラップであり、そのフラップA1 には、後述する取付部材、即ち提手1が取付け られる部分に孔が開設され、ハトメ2が取付けられている。
【0003】 一方、1は合成樹脂のパイプ1aの表面を表皮1bで被覆した提手であり、表 皮1bの端部1cは2つに切断して左右に分けられ、前記ハトメ2からフラップ Aの裏側に引き出されて接着されている。また、前記パイプ1aの端部には木製 の芯材3が嵌合固着されている。
【0004】 4は木ネジであり、座金5を介して前記表皮1bの端部1c側よりハトメ2を 貫通して前記芯材3にネジ止めされる。従って、この木ネジ4によって取付部材 たる提手1は被取付部材であるフラップA1 に固定される。なお、6は木ネジ4 等を目隠しするべくフラップA1 の裏面に接着された裏地である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
さて、このように構成した従来の取付構造は、木ネジ4を利用して提手1を取 付けるためにドライバーを必要とするため、作業者の全てが工具を持たなければ ならず、また、ネジ止めあることから、使用しているうちに木ネジ4と芯材3と の間でガタツキが生じて木ネジ4が離脱することがある。このように木ネジ4が 外れた場合には、木ネジ4を交換するだけでは修理が行えず、提手1を交換しな ければならないという問題があった。
【0006】 本考案は前記問題点を解決しようとするもので、ネジの類を使用せずに提手等 の取付部材を鞄等の被取付部材を取付けることができるので、ドライバー等の工 具を必要とせず、作業性の向上が図れると共に、ガタツキの発生が少なくて取付 部材の外れが防止でき、かつ、抜けた場合にはクリップのみを交換するだけて修 理が行える提手等の取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するもので、提手等の取付構造として、先端の筒部に 形成した弾性を有する係合片の自由端に爪部を形成すると共に、上記係合片の表 面には筒部の表面よりも外向きに突出する突部を形成した取付部材と、被取付部 材から起立し、前記筒部内に挿入され、前記爪部と係合する係合軸部を形成した クリップと、前記筒部に嵌挿され、前記突部に当接して係合片を筒部内に変位さ せ、前記爪部を前記係合軸部に係合させる筒体とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】
以下、本考案に係る提手等の取付構造の一実施例を、鞄の提手として採用した 場合について図1〜図4と共に説明する。 先ず、本実施例において、7は合成樹脂、あるいは金属等の棒材を略コ字状に 形成した提手であり、その両端には下向きに開口する空洞部7aが形成されてい る。そして、この空洞部7aを構成する筒部7bの相対向する2ヵ所には下端で 連結された係合片7cが一体的に形成されている。また、この係合片7cの自由 端は爪部7c1 となっており、かつ、当該係合片7cの外面には筒部より外方に 突出する大径な突部7c2 が形成されている。
【0009】 8は前記提手と同じく、合成樹脂あるいは金属によって形成したクリップであ り、円盤状の台座部8aから鋸歯状に外周を形成した係合軸部8bが起立してい る。9は合成樹脂あるいは金属による筒体であり、前記提手7に対して摺動自在 に嵌合される内周寸法に形成されている。
【0010】 次に、上記の構成に係る提手の取付構造の取付方法について説明すると、先ず は鞄本体AのフラップA1 に、前記クリップ8の係合軸部8bが挿入される大き さの孔A2 を開口する。次いで、この孔A2 に係合軸部8bを下から挿入し、起 立させる。また、提手7の端部に筒体9を嵌挿した状態で、前記フラップA1 の 上面に突出した係合軸部8bに対して提手7の空洞部7aを嵌合する。
【0011】 そして、この状態において、提手7に嵌挿した筒体9を押し下げると、筒体9 の内面が係合片7cの突部7c2 に当接し、抵抗を受けるが、この抵抗力に抗し て筒体9をフラップA1 に当接するまでさらに押し下げると、係合片7cは弾性 を有しているので、その自由端の爪部7c1 は空洞部7a内にむりやり、微小に 変位する。そして、この爪部7c1 が空洞部7aに変位することにより、該爪部 7c1 は係合軸部8bの外周の鋸歯に係合し、これにより提手7とクリップ8と は一体化される。
【0012】 この一体化された状態において、係合片7cには外側に向かって復元しようと する力が生ずるが、その高さの途中の突部7c2 が筒体9の内壁面に当接してい るので、前記爪部7c1 と係合軸部8bとの係合は保持される(図4参照)。ま た、その筒体9については、前記突部7c2 との摩擦抵抗によって妄りに突部7 c2 から外れることはなく、従って、提手7は確実にフラップA1 に固定される ものである。
【0013】 なお、前記した実施例は鞄に提手を取付ける場合について説明したが、ハンド バック等の袋物の提手取付構造および家具等の引き出し用の提手の取付構造にも 応用できることは当然である。
【0014】
【考案の効果】 本考案は前記したように、鞄等の被取付物の裏面より表面に突出するクリップ の係合段部に対して、提手等の取付部材の両端に形成した空洞部を挿入すると共 に、該取付部材に嵌挿された筒体によって提手に形成した係合片を押し付けて、 該係合片に形成した爪部を前記係合段部に係合することにより取付部材を固定し たので、ドライバー等の工具を必要とせず、かつ、作業が簡単に行えるものであ る。
【0015】 また、ネジを使用しないことにより、提手等の取付部材とクリップを合成樹脂 によって構成すれば錆びるようなことがなく、かつ、被取付物の裏面にはクリッ プの基台部のみが露出するだけなので、裏地を張りつける必要もなく作業工数の 削減も図れ、さらに、取付状態が強固であることから提手の抜けがない等の効果 を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る取付構造により提手を鞄に取付け
た状態の斜視図である。
【図2】提手等の取付構造の分解斜視図である。
【図3】組み立て状態の途中を示す断面図である。
【図4】組み立て後の断面図である。
【図5】従来例の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
7 提手 7a 空洞部 7b 筒部 7c 係合片 7c1 爪部 7c2 突部 8 クリップ 8a 台座部 8b 係合段部 9 筒体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端の筒部に形成した弾性を有する係合
    片の自由端に爪部を形成すると共に、上記係合片の表面
    には筒部の表面よりも外向きに突出する突部を形成した
    取付部材と、被取付部材から起立し、前記筒部内に挿入
    され、前記爪部と係合する係合軸部を形成したクリップ
    と、前記筒部に嵌挿され、前記突部に当接して係合片を
    筒部内に変位させ、前記爪部を前記係合軸部に係合させ
    る筒体とを備えたことを特徴とする提手等の取付構造。
JP2288493U 1993-04-07 1993-04-07 提手等の取付構造 Pending JPH0677546U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2288493U JPH0677546U (ja) 1993-04-07 1993-04-07 提手等の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2288493U JPH0677546U (ja) 1993-04-07 1993-04-07 提手等の取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0677546U true JPH0677546U (ja) 1994-11-01

Family

ID=12095113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2288493U Pending JPH0677546U (ja) 1993-04-07 1993-04-07 提手等の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0677546U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1155918A3 (en) Molding fastening assembly
JP2530326Y2 (ja) 家具等における部材の連結装置
GB2168917A (en) A device for holding a screw bolt nail or the like
KR100806010B1 (ko) 부품 고정구 및 정타기
JP2001097253A (ja) スペアタイヤの留め構造
US7093338B2 (en) Method and apparatus for fixing assembly having resilient tool connection
US20050002760A1 (en) Blind rivet fastener and workpiece assembly using same
JPH0763206A (ja) 長尺物取付具
JP2001248614A (ja) 角穴スナップ嵌めファスナー
JPH0677546U (ja) 提手等の取付構造
WO2002062616A1 (en) Fastener for component such as assist grip of automobile
JPH0121206Y2 (ja)
JP3944297B2 (ja) クランクとペダル軸の結合構造
JP4010641B2 (ja) フットレストの取付構造
JP4259702B2 (ja) 車内部品の取付構造
KR200230313Y1 (ko) 앵커 볼트
JPH051685Y2 (ja)
JPH0712557Y2 (ja) 取 手
JPH11321739A (ja) 自転車の補助輪取り付け構造
KR200144697Y1 (ko) 밥솥용 핸들 장착구조
JPH0741179U (ja) スタッドボルト嵌合式パイプ保持具
JPS639431Y2 (ja)
JP2597603Y2 (ja) 携帯用工具のフック
JP3421906B2 (ja) 天板の取付構造
GB2295979A (en) Socket