JPH0677453U - 回転多面鏡駆動装置 - Google Patents

回転多面鏡駆動装置

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JPH0677453U
JPH0677453U JP1709993U JP1709993U JPH0677453U JP H0677453 U JPH0677453 U JP H0677453U JP 1709993 U JP1709993 U JP 1709993U JP 1709993 U JP1709993 U JP 1709993U JP H0677453 U JPH0677453 U JP H0677453U
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JP
Japan
Prior art keywords
polygon mirror
magnetic fluid
rotary polygon
bearing
grease
Prior art date
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Pending
Application number
JP1709993U
Other languages
English (en)
Inventor
三千治 山本
康雄 佐伯
茂樹 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転多面鏡と軸受間に磁性流体シール装置を
有した構成において、軸受部から飛散した余剰オイル,
グリスが磁性流体内に流入し、さらに前記余剰オイル,
グリスが磁性流体シール装置から多面鏡面へ飛散するこ
とを解決し、信頼性の高い回転多面鏡駆動装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 磁性流体12、13とポールピース14、1
5とからなる磁性流体シール装置と軸受9、10との間
に吸油材16、17を設け、軸受部から飛散した余剰オ
イル,グリスを吸収することにより、回転多面鏡3の鏡
面を汚さず信頼性に優れた回転多面鏡駆動装置が得られ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は複写機やレーザビームプリンタ等のレーザスキャニングに使用される 回転多面鏡駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、複写機やレーザビームプリンタのデジタル化や高速化が進むにつれ、そ れら機器に使用される回転多面鏡駆動装置はますます高速回転化が要求されてい るが、高速回転になるにつれ軸受部のオイルやグリスが飛散し回転多面鏡の鏡面 を汚し性能を著しく劣化させる。一般に、オイルやグリスの飛散防止策として磁 性流体シール装置が使用されることが多く、通常磁性流体と軸受部のオイルやグ リスの基油の系列を統一することにより、たとえ磁性流体中に軸受部のオイルや グリスが混じり込んだとしても焼き付き等が発生しないようにしている。
【0003】 以下に従来の回転多面鏡駆動装置について説明する。 図2は従来の回転多面鏡駆動装置の一例を示すものである。図2において、ロ ータボス2にシャフト1が嵌合固定されており、回転多面鏡3が押え板4を用い てネジ等(図示しない)で固定されている。また、ロータボス2にはマグネット 5が取り付けられ、ブラケット6のマグネット5と対向した位置にステータ7が 取り付けられている。さらに、ブラケット6およびブラケットカバー8にはそれ ぞれ玉軸受9および玉軸受10が装着されており、シャフト1を回転自在に軸支 している。また、バネ11にて玉軸受9および玉軸受10に予圧を与えている。 さらに、磁性流体12とポールピース14および磁性流体13とポールピース1 5とで、それぞれ磁性流体シール装置を形成している。
【0004】 以上のように構成された回転多面鏡駆動装置について、以下その動作について 説明する。まず、ステータ7の駆動巻線に電流が流れマグネット5との間で駆動 力が発生し、回転多面鏡3が回転を始めスキャニングを行う。なお、シャフト1 と磁性流体12とポールピース14およびシャフト1と磁性流体13とポールピ ース15とで磁気回路を形成し、玉軸受のオイルやグリスが回転多面鏡3に付着 することを防いでいる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、たとえ磁性流体と軸受のオイルやグリスの 基油の系列を統一したとしても、長期にわたって軸受を高速回転させたりするこ とにより多量のオイル,グリスが磁性流体内に流れ込み、磁性流体シール装置の 流体封入許容量を越えるようなことが起こると、やがて磁性流体に含まれている 余剰なオイル,グリスは飛散を始め多面鏡面を汚すという問題点を有していた。
【0006】 本考案は上記従来の問題点を解決するもので、軸受のオイルやグリスが多面鏡 面に飛散することなく信頼性の高い回転多面鏡駆動装置を提供することを目的と する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の回転多面鏡駆動装置は、磁性流体シール装 置と軸受との間に吸油材を備えた構成を有している。
【0008】
【作用】
この構成によれば、吸油材を設けることにより軸受より飛散する余剰なオイル やグリスの大部分を吸収し、磁性流体にオイル,グリスが流れ込まず磁性流体か らの余剰なオイル,グリスの飛散がなくなり、多面鏡面を汚さない信頼性の高い 回転多面鏡駆動装置を提供することができる。
【0009】
【実施例】
以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来の 回転多面鏡駆動装置と同一の構成,構造のものについては説明を省略する。
【0010】 図1において、玉軸受9とポールピース14との間および玉軸受10とポール ピース15との間に、それぞれ吸油材16および吸油材17を設けている。
【0011】 以上のように構成された回転多面鏡駆動装置について、その動作を説明する。 まず、玉軸受9および玉軸受10より飛散した余剰オイルやグリスはごく一部は ミストやベーパとなるが、大部分は吸油材16および吸油材17に到達し吸収さ れてしまう。磁性流体12および磁性流体13には微量のミストやベーパしか到 達せず、流体封入許容量を越えて余剰なオイル,グリスが飛散することがなく回 転多面鏡面を汚すことがない。吸油材の材質としてフェルトを用いるとコスト的 に非常に有利となる。
【0012】 以上のように本実施例によれば、磁性流体シール装置と軸受との間に吸油材を 設けることにより、軸受部のオイル,グリスが磁性流体に流れ込んで磁性流体シ ール装置の流体封入許容量を越えるようなことがなくなるため、多面鏡面を汚す ことがなく信頼性に優れた回転多面鏡駆動装置を提供することができる。
【0013】 なお実施例において軸受は玉軸受としたが、焼結含油軸受やスパイラル溝やヘ リングボーン溝等で構成された動圧型流体軸受等でもよい。また、ロータの両端 に軸受を設けた両持ち支持型の構造例を示したが、回転多面鏡やマグネットが軸 受の外側に位置したような片持ち支持型でもよい。また、インナーロータ型の構 造例を示したが、アウターロータ型や平面対向型でも同様の効果を得ることがで きるのはいうまでもない。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案は、磁性流体シール装置と軸受との間に吸油材を設けるこ とにより軸受部のオイル,グリスが磁性流体に流れ込むことがないため、多面鏡 面にオイル,グリスが飛散することがなく回転多面鏡の光学的特性を維持でき、 さらに複雑なラビリンス構造等に比べ、構成が簡単でコスト低減および組立性能 の向上が図れ、信頼性の高い優れた回転多面鏡駆動装置を実現できるものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における回転多面鏡駆動装置
の構造断面図
【図2】従来の回転多面鏡駆動装置の構造断面図
【符号の説明】
1 シャフト 2 ロータボス 3 回転多面鏡 4 押え板 5 マグネット 6 ブラケット 7 ステータ 8 ブラケットカバー 9,10 玉軸受 11 バネ 12,13 磁性流体 14,15 ポールピース 16,17 吸油材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転多面鏡を有するロータ組立と、前記ロ
    ータ組立を支える軸受と、前記回転多面鏡と軸受との間
    に磁性流体シール装置を有し、前記磁性流体シール装置
    と軸受との間に吸油材を備えた回転多面鏡駆動装置。
JP1709993U 1993-04-06 1993-04-06 回転多面鏡駆動装置 Pending JPH0677453U (ja)

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JP1709993U JPH0677453U (ja) 1993-04-06 1993-04-06 回転多面鏡駆動装置

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JP1709993U JPH0677453U (ja) 1993-04-06 1993-04-06 回転多面鏡駆動装置

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JPH0677453U true JPH0677453U (ja) 1994-10-28

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JP1709993U Pending JPH0677453U (ja) 1993-04-06 1993-04-06 回転多面鏡駆動装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103545973A (zh) * 2012-07-09 2014-01-29 日立汽车系统株式会社 旋转电机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103545973A (zh) * 2012-07-09 2014-01-29 日立汽车系统株式会社 旋转电机
JP2014017955A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Hitachi Automotive Systems Ltd 回転電機

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