JPH0677420B2 - 真空コンタクタ - Google Patents

真空コンタクタ

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JPH0677420B2
JPH0677420B2 JP60165011A JP16501185A JPH0677420B2 JP H0677420 B2 JPH0677420 B2 JP H0677420B2 JP 60165011 A JP60165011 A JP 60165011A JP 16501185 A JP16501185 A JP 16501185A JP H0677420 B2 JPH0677420 B2 JP H0677420B2
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melt
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ハインリツヒ、ヘスラー
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ホルスト、キツペンベルク
ウイルフリート、クール
ヨアヒム、グローセ
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シ−メンス、アクチエンゲゼルシヤフト
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    • C22C1/00Making non-ferrous alloys
    • C22C1/02Making non-ferrous alloys by melting
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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    • H01H1/02Contacts characterised by the material thereof
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、真空コンタクタとから成る溶融生成材料を
新たに使用することに関する。
[従来の技術] 銅とクロムとから成る材料は現在の技術水準において周
知である。この材料が接点材料として使用される限りに
おいて、この材料は一貫して真空遮断器のために用いら
れている。かかる遮断器例えば高圧遮断器においては、
KV領域における高い電圧とKA領域における大きい電流と
を同様に遮断することが重要である。遮断器における遮
断頻度は比較的小さいので、遮断器の寿命はニ、三万回
の遮断回数に設計される。
遮断器の外に真空コンタクタもまた真空開閉機器の部類
に属する。真空コンタクタはその長い寿命に特色があ
り、通常は定格電流において百万回以上の遮断回数を目
指している。
真空コンタクタの接触子のための材料については、必要
な長寿命に基づいて特に焼損特性に関して特別に高い要
求が設けられる。一方では全寿命期間中約5KAの短絡電
流を確実に遮断しなければならず、他方では同時に良好
な溶着特性すなわち低い溶着力を要求されるので、短絡
投入電流の後にでも接触子の開極が保障されている。最
大頻度のさい断電流値はその際明らかに5A未満とすべき
である。
真空コンタクタのための接点材料としてタングステンと
銅とをベースにした複合材料を用いることが知られてい
る。その際タングステン(W)は高融点の従って特別に
焼損に耐える成分として利用され、一方銅(Cu)は電気
的及び熱的に伝導性の良い材料として接触面の過熱を防
ぐ。高融点の成分から成る骨組みの焼結とそれに続く低
融点の成分の骨組みへの含浸とによりかかるW-Cu材料が
作られるので、比較的沸点の低い材料による骨組み冷却
効果も同様に過熱を防ぐために利用できる。溶着力とさ
い断電流を低下するために、通常他の金属成分例えばテ
ルル又はアンチモンが添加される。
タングステンと銅とのベースから成る材料は、遮断電流
約3KAまでの高電圧領域における真空コンタクタのため
に採用されて好成績である。特に1KVまでの低電圧領域
における遮断電流と遮断回数とに関する高まった技術的
要求により、W-Cu材料が条件付きでしか満たすことがで
きない接点材料の改良が必要である。その理由はこのシ
ステムの特別な焼損機構にある。すなわちアーク負荷の
際に陰極足点においては極端に高い温度に起因して銅と
タングステンとが同時に溶融気化するけれども、しかし
ながら比較的温度負荷が少ない足点の周辺においては主
として銅が骨組みから蒸発する。それによってごく多数
の定格電流遮断又は一連の大電流遮断の経過後に、組織
の中の局部的な銅欠乏従って接触面におけるタングステ
ン富化箇所の形成に至る。それ故に頻度の高い遮断によ
り負荷されたW-Cu接触面の典型的な構造はき裂の入った
領域やうろこ状の領域を含む。
上記の表面構造は絶縁上の理由と熱的な理由とから当然
遮断特性を制限し、従って接点材料の寿命を制限する。
従来適切な組成比と特別な粒度との選択により接点材料
は特別に要求された特性に向けて最適化された。しかし
ながら特に低電圧領域において改善された焼損特性を有
する別の接点材料を探し求めることが要求されている。
[発明が解決しようとする問題点] この発明は、タングステン・銅(WCu)からなる接触子
を有するコンタクタの初期状態におけるスイッチング特
性とできるだけ等しい良好な特性を有し、しかも高い投
入、遮断特性を保持しながらより良好な焼損特性によっ
て安全な長寿命を有する真空コンタクタを提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するため、この発明の真空コンタクタに
よれば、接触面を対向配置させた接触子を有する低電圧
領域及び高電圧領域のための真空コンタクタにおいて、
接触子が銅とクロムとの溶融生成材料から成り、この溶
融生成材料は銅マトリックスと銅マトリックス中に均一
に分布した微細な樹枝状のクロム析出体とで形成され、
75〜40%質量成分の銅と25〜60%質量成分のクロムとよ
り成り、前記溶融生成材料は、銅及びクロムのあらかじ
め与えられた組成の素材を作り、この素材を溶解し、生
じた溶融物の少なくとも部分領域において少なくとも22
73Kの過熱状態が得られるようにし、次いで溶融物を水
冷式の銅型鋳型内で溶融ブロックとして凝固せしめるこ
とにより、クロムの偏析なしに、微細分散析出されたク
ロム樹枝状晶を持った銅マトリックスからなる均一なク
ロム組織が生じるような冷却速度で溶融物を冷却するこ
とにより製造されたものである。
本出願人により提案された特開昭59-143031号公報に記
載の方法により製造された銅クロム溶融合金が、低電圧
領域及び高電圧領域における真空コンタクタの真空バル
ブの中の接点材料としてすばらしく適していることが発
見された。
発明に先立って冶金学的及び特に熱力学的の関係の解析
が行われた。複合の接点材料の有利な特性を利用するた
めに、探し求める材料は複合材料であることが望まれ
た。上記のタングステン−銅の不利な焼損機構の原因
は、とりわけ従来使用された両金属の著しく異なる蒸気
圧のせいであることが認められた。この発明は、その構
成要素が他の特性は異なってもできるだけ類似の蒸気圧
を有するような、金属組み合わせを探さなければならな
いという知見に基づいていた。かかる組み合わせは特に
クロムと銅とをベースとする材料により与えられる。
既に述べたようにクロムと銅とをベースとする材料は接
点材料としてそれ自体知られている。しかしながらこの
材料は従来、電流的にもまた電圧的にも高負荷の中圧真
空遮断器の接触子として有利に使用された。この用途に
対しては、有利な平らな焼損形状とそれに由来する良好
な絶縁強度とが利用された。そこでは多い遮断回数が要
求されないので、クロム−銅の大遮断電流のときの高い
焼損率は容易に許容できる。
特に真空遮断器において予想された焼損率に基づいて、
従来クロム−銅材料は専門板達から真空コンタクタに対
しては役に立たないと見なされた。例えば既知の接点材
料のかかる適用区分は、アー・カイル(A.Keil)らの研
究書“電気接点とその材料(Elektrische Kontakte und
ihre Werkstlff)”、シュプリンガー(Springer)出
版社、1984年、第4.3章、“開閉機器(Schaltgeraet
e)”、特に第4.7表、第359ページから引用できる。
この発明により驚くべきことに、クロム−銅をベースと
する材料もまた真空コンタクタに使用可能であることが
認められた。それにより専門家達において支配的であっ
た先入観が打破された。
予期に反してこの材料の耐焼損強度が特にコンタクタの
条件の下で証明できた。この条件においてかかる材料は
短絡電流遮断能力を維持しながら、定格電流における要
求された百万回以上の遮断回数を容易に満たす。例えば
600Aの定格電流による測定において、約百万回の遮断の
際に焼損高さは接触子当り1mm未満であった。2倍の定
格電流では遮断回数三十万回において同様に接触子当り
1mm未満の焼損が確認された。
上記の予測しなかった良好な焼損特性の解明は、真空コ
ンタクタにおける遮断器とは異なったアーク形状に探し
求めることができるであろう。その際特に両成分の非常
に近い蒸気圧に基づく類似の気化特性が重要な根拠とな
る。
この発明の枠内において重量成分比でクロム約25%ない
し60%の組成を有する溶融生成材料が上記の使用に対し
適することが実験により確認できた。好ましくはアーク
溶融による溶融冶金的な構造の後、すなわち焼結とは異
なり銅とクロムとの両者を溶融させて合金とすることに
より、かかる接点材料は真空コンタクタとしての十分な
特性を有することが判明した。この材料は既にクロムの
樹枝状結晶の列状の配向を有する。このクロムの樹枝状
結晶の列状の配向が接触子の接触面に対し垂直に延びる
ように、溶融生成材料は押し出し変形されるのが有利で
あり、それによって接触面に対し垂直な指向性組織が生
まれる。押し出し変形は完全前方押し出し成形機を用い
60%を越える変形率により行われるのが有利である。
特に低い溶着力と低いさい断電流のような材料について
の要求は、一般的にクロム−銅基本材料により満たすこ
とができることが示された。しかしながら特別の場合に
は要求された特性がテルル、アンチモン、ビスマス及び
/又はスズの特殊添加物によっても改善できる。かかる
添加物を添加するために種々の方法、例えば溶かし込
み、拡散浸透又は凹所への挿入が可能である。
更に、遮断動作における有利な特性を失うことなく、真
空コンタクタの真空バルブが添加物の異なる溶融生成材
料から成る接触子による対になっていない接触子配置を
有することができることもまた示された。
[実施例] この発明の更に別の特徴及び詳細を複数の実施例につい
ての下記の説明の中で述べる。その際部分的に図面を参
照する。
実施例1: 重量成分比で銅(Cu)60%及びクロム(Cr)40%の組成
の混合粉末から、アーク溶融法により溶融生成ブロック
を作る例を説明する。例えばこの素材は直径80mm、長さ
400mmの寸法を持つものとする。このために対応する組
成の粉末混合物は均衡状態で3000barの圧力の下でプレ
スされ、続いて真空中で銅融点の下すれすれの温度で、
又は液相形成の場合は銅融点の約50°C上の温度で焼結
される。焼結された素材は消耗電極としてアーク溶融炉
の中に挿入され、保護ガスとしてのヘリウムの中で溶か
し直される。要求される高いエネルギー密度を達成する
ために、上記寸法においてアーク電流は少なくとも1000
Aでなければならない。溶け落ちた電極材料は水冷の銅
鋳型の中で凝固する。
重量成分比で銅60%とクロム40%の組成の代わりに、ク
ロム25%ないし60%の範囲の他の組成を選ぶこともでき
る。
こうしてアーク溶融により造られた溶融生成ブロックか
ら、続いて完全前方押し出し成形機により接触子のため
の半製品が製作される。その際変形率は60%を超えた値
例えば78%が適用される。
この場合溶融生成ブロックの押し出し変形により75mmの
素材直径から半製品としての35mmの棒直径が生まれる。
この半製品は指向性組織を有し、この組織において今や
特に、材料の中に存在するクロムの樹枝状結晶が優位偏
光方位を有する列状の配向の中に存在する。そしてこの
棒から、場合によっては汚れた表面の旋削の後に、例え
ば5mmの厚さの円板が接触子として切り出されるので、
存在する指向性組織に垂直な接触面が必然的に生じる。
実施例2: 実施例1に示すような溶融冶金的製造の後に、80mmの直
径の溶融生成ブロックが厚さ5mmの円板に切断される。
そしてこの円板から直径35mmnの三つの接触子を打ち抜
くことができる。
実施例1又は実施例2により仕上げられた接触子は真空
コンタクタの真空バルブの中に組み込むことができる。
しかしながら実施例3ないし実施例5で図を引用して記
述したように、前もって特殊な添加成分を接触子の中に
添加することもできる。
実施例3: 重量成分比で銅(Cu)58.5%、クロム(Cr)38.5%及び
テルル(Te)3%の組成の接触子を作る例を説明する。
この目的のためにまず実施例1に従ってアーク溶融と続
いて押し出し変形とにより銅とクロムとから成る接触子
が製作される。このために重量成分比で銅60%とクロム
40%の組成が選ばれる。押し出し変形と切断の後に作ら
れた接触子円板の中にテルルを合金として溶かし込もう
とする。
後者の工程を第1図a,bを参照しながら明らかにする。C
uCr円板1は適切な形状のグラファイトるつぼ2の中に
グラファイト紙3を中間ライナとして挿入される。CuCr
円板1の上面上にはテルル粉末4が過剰に載せられる。
続いてるつぼ2は1150℃に加熱され、保護ガスの中で約
1時間保持される。こうして要求された組成の接触子5
が生まれ、その際提供されたテルルは定量的に合金とし
て溶かし込まれている。
テルル含有量は溶着力とさい断電流とに対する要求に応
じて0.1%ないし10%とすることができる。
テルル(Te)に対して述べた同様な方法で、アンチモン
(Sb),ビスマス(Bi)又はスズ(Sn)又はこれら金属
の組み合わせを接触子の中に添加することができる。
実施例4: 重量成分比で銅(Cu)48.5%、クロム(Cr)48.5%及び
アンチモン(Sb)3%の組成の接触子を作る例を説明す
る。まず再び重量成分比で銅50%とクロム50%の組成の
接触子が、アーク溶融とそして続いて押し出し変形とに
より造られる。円板に切断分離後アンチモンが拡散によ
り添加される。このために接触子に凹所が切り込み加工
され、この凹所の中にアンチモンが挿入される。
後者の工程を第2図a,bにより明らかにする。銅−クロ
ム接触子20は凹所21を備えほぼ皿鉢形に形成されてい
る。接触子はAl2O3製の板22の上に置かれている。接触
子20の凹所の中にアンチモン粉末23が入れられる。保護
ガスの中で約1000°Cに加熱し約2時間保持した後に、
上記の組成比を有する拡散領域24が銅−クロム円板の中
に発達する。拡散領域24の深さの形成並びにアンチモン
濃度は温度保持時間並びにアンチモン供給量により制御
できる。
第3図a,bを参照しながら別の可能性を明らかにする。
ここではAl2O3製のるつぼ31の中に銅−クロム円板30が
置かれ、るつぼは炭素から成る板32をかぶせられてい
る。Al2O3製るつぼ31の底面と銅−クロム円板30との間
にはアンチモン粉末33が過剰に存在する。約1000°Cに
加熱後約2時間保つと、下の方から拡散領域34が発達す
る。拡散領域の深さは期待される焼損に応じて設定され
る。
同様な方法でアンチモン(Sb)の代わりに、スズ(Sn)
もしくはアンチモン、テルル及び/又はスズから成る組
み合わせもまた接触子に添加することができる。
実施例5: 局部的に添加物を添加した接触子を作る例を説明する。
このために実施例1又は実施例2において記述した方法
により、再び重量成分比で例えば銅50%とクロム50%の
組成の円板形接触子がまず造られる。この接触子の上面
の適切な場所に凹所が、例えば中心穴として、又は複数
の穴の形で、又はリング溝として切り込み加工される。
続いてこの凹所の中に銅−クロム共融混合物の融点より
低い融点を有する金属又は合金が、か粒又は適切な形状
で挿入される。金属;テルル、アンチモン又は合金;テ
ルル化アンチモン、テルル化ビスマス又はテルル化スズ
が有利であることが判明した。添加成分は凹所の中で溶
融される。
後者の工程を第4図a,bを参照しながら明らかにする。
中心穴41を有するCu-Cr円板40が、蓋43を有するグラフ
ァイトるつぼ42の中に置かれる。穴41の中に添加成分が
入れられる。溶融の後に、接触面として用いられる接触
子40の上面上の薄い層46がこの添加成分から形成され
る。
本発明によれば、真空コンタクタに適用するために、対
になっていない配置を構成するという可能性が特に生じ
る。真空バルブの中に鉛直に組み込むための接触子配置
は、一つの接触子が実施例1又は実施例2に示された組
成の銅−クロムから成り、一方これに従属する対向する
接触子が特殊な添加物を含有する銅−クロムから成るよ
うに、設計されるのが有利であることが示された。後者
の接触子は実施例3ないし実施例5に相応して構成する
ことができる。真空バルブにおいて特に上側の接触子
は、押し出し変形有り又は無しの純粋な溶融生成材料か
ら成ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は接触子円板の中に特殊添加物を添
加するための種々の方法を示す説明図である。 1,20,30,40……接触子円板、 4,23,33,45……添加物粉末、5,24,34,46……添加領域、
21,41……凹所。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト、キツペンベルク ドイツ連邦共和国ヘルツオーゲンアウラツ ハ、ズデーテンリング24 (72)発明者 ウイルフリート、クール ドイツ連邦共和国ウエンデルシユタイン、 リンデンシユトラーセ4 (72)発明者 ヨアヒム、グローセ ドイツ連邦共和国エルランゲン、インデル ロイト126 (56)参考文献 特開 昭58−115728(JP,A) 特開 昭47−33005(JP,A) 特開 昭59−143031(JP,A) 特公 平4−71970(JP,B2)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接触面を対向配置させた接触子を有する低
    電圧領域及び高電圧領域のための真空コンタクタにおい
    て、接触子が銅とクロムとの溶融生成材料から成り、こ
    の溶融生成材料は銅マトリックスと銅マトリックス中に
    均一に分布した微細な樹枝状のクロム析出体とで形成さ
    れ、75〜40%質量成分の銅と25〜60%質量成分のクロム
    とより成り、前記溶融生成材料は、銅及びクロムのあら
    かじめ与えられた組成の素材を作り、この素材を溶解
    し、生じた溶融物の少なくとも部分領域において少なく
    とも2273Kの過熱状態が得られるようにし、次いで溶融
    物を水冷式の銅製鋳型内で溶融ブロックとして凝固せし
    めることにより、クロムの偏析なしに、微細分散析出さ
    れたクロム樹枝状晶を持った銅マトリックスからなる均
    一なクロム組織が生じるような冷却速度で溶融物を冷却
    することにより製造されたものであることを特徴とする
    真空コンタクタ。
  2. 【請求項2】溶融生成材料が指向性組織を有し、接触子
    の接触面がこの指向性組織に垂直に配置されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の真空コンタク
    タ。
  3. 【請求項3】接触子内に溶着力を低減するための金属の
    テルル(Te)、アンチモン(Sb)、ビスマス(Bi)及び
    /又はスズ(Sn)もしくはこれらの合金の内の少なくと
    も一つの添加物が存在することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の真空コンタクタ。
  4. 【請求項4】添加物の質量成分が0.1〜10%であること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載の真空コンタク
    タ。
  5. 【請求項5】添加物が接触子の接触面を出発点として定
    められた浸透深さまで存在することを特徴とする特許請
    求の範囲第3項または第4項記載の真空コンタクタ。
  6. 【請求項6】添加物が接触子の接触面上のあらかじめ定
    められた場所にだけ局部的に存在することを特徴とする
    特許請求の範囲第3項または第4項記載の真空コンタク
    タ。
  7. 【請求項7】一方の接触子が純粋のCuCr溶融生成材料よ
    り成り、対向する接触子が添加物を含むCuCr溶融生成材
    料より成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
    し第6項のいずれか1項に記載の真空コンタクタ。
JP60165011A 1984-07-30 1985-07-25 真空コンタクタ Expired - Lifetime JPH0677420B2 (ja)

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DE3428114 1984-07-30
DE3428114.2 1984-07-30

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JPS6142828A JPS6142828A (ja) 1986-03-01
JPH0677420B2 true JPH0677420B2 (ja) 1994-09-28

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US (1) US4780582A (ja)
EP (1) EP0172411B1 (ja)
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