JPH0676921A - 電気調理器とその制御装置 - Google Patents

電気調理器とその制御装置

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JPH0676921A
JPH0676921A JP22541692A JP22541692A JPH0676921A JP H0676921 A JPH0676921 A JP H0676921A JP 22541692 A JP22541692 A JP 22541692A JP 22541692 A JP22541692 A JP 22541692A JP H0676921 A JPH0676921 A JP H0676921A
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JP
Japan
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voltage
heater
power supply
electric power
power
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Application number
JP22541692A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Suzuki
克彰 鈴木
Hironobu Tanaka
裕展 田中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロコンピュータを搭載した電気調理器
において、電源電圧の変化を検出して入力信号としたヒ
ータの電力を切り替えることで、常に一定の加熱電力を
与えることを目的とする。 【構成】 電源にダイオード6と減電圧手段7とによっ
て作られる第1の直流電源5と、安定した第2の直流電
源9との差の電圧を電源電圧の変化として検出し、この
信号で電源電圧の変化を読み取る。また、上記電源電圧
の検出信号により電力の切り替え回路11によりヒータ
1、2の加熱電力を電源電圧にかかわらず一定とし、一
定時間での調理のできばえが電源電圧にかかわらず一定
にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
を搭載したオーブントースター等の電気調理器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、オーブントースター等の電気調理
器は高性能化を図るためマイクロコンピュータを搭載す
るという手段がとられている。
【0003】マイクロコンピュータを搭載した機器とし
て、分野が異なるが、特開昭62−153636号公報
に示すように床暖房装置において、交流電源電圧変動時
にマイクロコンピュータで温度センサからの温度信号値
を補正して、常に使用者が設定した温度で制御する構成
のものがある。
【0004】以下、従来のオーブントースターの構成に
ついて図6および図7を参照しながら説明する。図6に
示すように、本体16の内部に設けられた加熱室17の
内部にヒータ18、19を取付け、ヒータ18、19を
リレーなどによりタイマーで設定した一定時間だけオン
させ、加熱室17の内部に置かれた材料20を加熱調理
するようにしている。なお、図6において21はタイマ
ー、リレー駆動回路などの機能を有する制御部を搭載す
るプリント板、22はタイマーの時間設定を行うタイマ
ー設定手段を示す。
【0005】図7はオーブントースターのブロック図
で、タイマー、火力調節機能を持ったプリント基板21
にタイマー設定手段22や火力設定手段23が接続され
ており、プリント基板21に搭載した制御部の出力にて
リレー駆動回路24を動作させ、ヒータ18、19に接
続されたリレー接点25を開閉させてヒータ18、19
への通電の制御を行うようにしている。調理は前記タイ
マー設定手段22にて調理時間を設定し、火力設定手段
23にてヒータの通電率を選択して一定時間、一定の火
力で加熱室17の内部の材料20を加熱するようになっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電気調理器の構成では、電源電圧が変化してヒータ
18、19の電力が変わってしまうと調理のでき上りに
著しく影響を与える欠点があった。
【0007】図8は電源電圧に対するヒータ電力の変化
を示しており、100Vで1000Wのヒータ電力も9
0Vでは810Wまで低下し、110Vでは1210W
まで上昇してしまうこととなる。設定した火力が通電率
の値で20/32(20秒オン、12秒間オフ)のとき
には、電源電圧100Vで625W、90Vで506
W、110Vで756Wと、それぞれ電圧によって大幅
に変化している。
【0008】したがって、タイマーにて設定された調理
時間が経過しても、まだ充分に火が通っていなかった
り、焼きすぎてしまったりすることがあった。
【0009】本発明は上記問題を解決するもので、電源
電圧の変化に対してヒータ電力をほぼ一定にすることを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電気調理器はヒータと、ヒータに直列に接続
したリレー接点と、ヒータにより加熱する調理用の加熱
室と、ヒータを前記リレーによりオン・オフして加熱電
力を可変できるようにしたヒータ電力切り替え手段と、
AC電源から整流器と減電圧手段を介して構成した第1
の直流電圧源と、安定化した第2の直流電圧源を有し、
第1と第2の直流電圧源の電位差を検出して電源電圧を
検出する電源電圧検出手段を有し、前記電源電圧検出手
段の出力により前記ヒータ電力切り替え手段の設定する
ヒータ電力を自動的に切り替えるようにして構成するも
のである。
【0011】また、本発明の電気調理器の制御装置は、
ヒータと、ヒータに直列に接続したリレー接点と、ヒー
タにより加熱する調理用の加熱室または調理容器と、A
C電源から整流器と減電圧手段を介して構成した第1の
直流電圧源と、安定化した第2の直流電圧源を有し、第
1と第2の直流電圧源の電位差を検出して、電源電圧を
検出する構成とするものである。
【0012】さらに、本発明の電気調理器の制御装置
は、ネオン管で減電圧手段を構成するものである。
【0013】
【作用】本発明は上記構成において、電源電圧検出回路
の出力によりヒータ電力を切り替えるようにしているの
で、電源電圧の変化に対してヒータ電力の変化を低く抑
えることができるようになり、一定時間で調理したとき
の特性が電源電圧の変化の影響を受けなくなる。また、
検出回路の信号として、電源電圧の変化を大きく取るこ
とができるようになるので、電源電圧の変化を安定して
検出でき、動作の安定性が高くなる。
【0014】さらに、減電圧手段としてネオン管を用い
ているので温度特性が減電圧特性に現われず、ばらつき
の少ない電源電圧検出回路を構成することができるよう
になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図5
を参照しながら説明する。図1は電気調理器のブロック
図で、電気的な加熱手段としてヒータ1、2が、本体の
加熱室に取り付けられている。また、他の調理器ではヒ
ータ1の上には調理用の容器が載置される。ヒータ1、
2に直列に接続されたリレー接点3はリレー駆動回路4
によってオン・オフする。
【0016】5は第1の直流電源で、AC電源にダイオ
ード6と減電圧手段7と抵抗器8を介して接続してい
る。9は電圧を安定化した第2の直流電源である。
【0017】この二つの直流電源5、9は、ツェナーダ
イオード10を介して接続され、二つの電圧の差の電圧
が電源電圧の変化を与える。つまり、Vx=V2−V1
−Vz10が成り立つ。ここで、Vxは電源電圧に比例
した検出回路の出力値、V1は第1の直流電源の電圧
値、V2は安定化された第2の直流電源の電圧値、Vz
10はツェナーダイオード10の電圧を表わしている。
【0018】減電圧手段7によって、電源電圧の変化が
大きくVxに現われるようになる。減電圧手段7をネオ
ン管とすると、そのネオン管の放電電圧は温度特性が少
ないので、Vxも温度特性の殆ど無い値を示すようにな
る。
【0019】図1の例は、同時に電気調理器に電源電圧
検出回路を応用した場合の構成となっており、マイクロ
コンピュータにて成る電力切り替え手段11に、タイマ
ー設定手段12、火力設定手段13が接続されている。
14はAD変換器で通常マイクロコンピュータ11の内
部に機能を持っている。
【0020】なお、15は順方向降下電圧Vfの小さい
ショットキーバリアダイオードで第1の直流電源5の値
V1が大きくなったときにも、Vxが負に振れてAD変
換器14の入力端子が破壊しないように保護用に接続さ
れている。
【0021】図2は本実施例の検出電圧Vxの電源電圧
による変化の様子を示す特性図で、電源電圧が100v
のときに検出電圧Vxを第2の直流電圧V2の1/2に
設定すると、電源電圧が90〜110vに変化すると第
2の直流電圧V2の範囲内でVxが変化するように設定
できることを示している。
【0022】図3は本実施例のヒータ電力切り替え手段
11のプログラムのフローチャートである。各ステップ
で電源電圧の範囲によって、リレー接点3のオン・オフ
する時間、即ち、ヒータ1、2の通電率を16/32か
ら24/32まで変化させる。したがって、図4に示す
ように電源電圧が変化してヒータ電力が変わってもリレ
ーのデューティ(duty)が変わって平均電力はほぼ
一定になることがわかる。
【0023】図5は図4に示す電源電圧の変化に対応し
てデューティを変化させた場合(P1)と、図8に示す
従来例の場合(P2)の平均電力と電源電圧の関係を示
しており、(P1)は電源電圧の変化に対してほぼ一定
である。
【0024】その結果、電源電圧にかかわらずタイマー
設定手段12で設定したタイマー時間で、常に一定の出
来上りとすることができるようになる。
【0025】なお、ヒータに接続するのはリレーに限ら
ずトライアック、サイリスタ等を用いてもよく、通電率
を変化させるにはデューティ以外に位相を変化させても
よい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明かなように本発明によ
れば、簡単な構成で電源電圧に比例した検出電圧を得る
ことができる電源電圧検出回路が実現でき、減電圧手段
によって、その出力電圧を大きくすることができるよう
になるので動作の安定性を高くできる。
【0027】また、減電圧手段をネオン管とすることに
よって、温度特性の少ない出力電圧を得ることができる
ようになり動作のばらつきが小さくなる。
【0028】さらに、ヒータの電力を電圧によって切り
替えることができるようになり、一定の調理時間に対し
て常に一定のできばえとなり、使用性のよい電気調理器
が実現できるなどの特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気調理器のブロック図。
【図2】同、電源電圧の変化に対する検出電圧の特性
図。
【図3】同、ヒータ電力切り替えプログラムのフローチ
ャート。
【図4】同、電力切り替え手段の特性図。
【図5】同、電力切り替え手段の特性と従来特性の比較
特性図。
【図6】従来の電気調理器の断面図。
【図7】同、電気調理器のブロック図。
【図8】同、ヒータ電力の電源電圧による変化を示す特
性図。
【符号の説明】
1 ヒータ 2 ヒータ 3 リレー接点 5 第1の直流電源 7 減電圧手段(ネオン管) 9 第2の直流電源 11 電力切り替え手段(マイクロコンピュータ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータと、ヒータに直列に接続したリレー
    接点と、ヒータにより加熱する調理用の加熱室または調
    理容器と、ヒータを前記リレーによりオン・オフして加
    熱電力を可変できるようにしたヒータ電力切り替え手段
    と、AC電源から整流器とネオン管にてなる減電圧手段
    を介して構成した第1の直流電圧源と、安定化した第2
    の直流電圧源を有し、第1と第2の直流電圧源の電位差
    を検出して電源電圧を検出する電源電圧検出手段を有
    し、前記電源電圧検出手段の出力により前記ヒータ電力
    切り替え手段の設定するヒータ電力を自動的に切り替え
    るようにした電気調理器。
  2. 【請求項2】ヒータと、ヒータに直列に接続したリレー
    接点と、ヒータにより加熱する調理用の加熱室または調
    理容器と、AC電源から整流器と減電圧手段を介して構
    成した第1の直流電圧源と、安定化した第2の直流電圧
    源を有し、第1と第2の直流電圧源の電位差を検出し
    て、電源電圧を検出する構成とした電気調理器の制御装
    置。
  3. 【請求項3】減電圧手段をネオン管にて構成した、請求
    項第1項記載の電気調理器の制御装置。
JP22541692A 1992-08-25 1992-08-25 電気調理器とその制御装置 Pending JPH0676921A (ja)

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