JPH0676816U - ジャイロ装置 - Google Patents

ジャイロ装置

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Publication number
JPH0676816U
JPH0676816U JP017119U JP1711993U JPH0676816U JP H0676816 U JPH0676816 U JP H0676816U JP 017119 U JP017119 U JP 017119U JP 1711993 U JP1711993 U JP 1711993U JP H0676816 U JPH0676816 U JP H0676816U
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JP
Japan
Prior art keywords
pendulum
gyro device
output signal
holding portion
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP017119U
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English (en)
Inventor
龍雄 塩沢
一介 前中
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はジャイロ装置に関し、特に、振子の
支持構造を改良して振子の振動量を大きくし、出力信号
のレベルを向上させることを特徴とする。 【構成】 本考案によるジャイロ装置は、振子(1)の一
端に形成された保持部(2)と、この保持部(2)を固定する
固定部(3)と、この振子(1)に隣接して固定された一対の
検出用電極(5,6)とを備え、この保持部(2)のねじれを介
して振子(1)が従来よりも大きくX,Y方向に振動し、
従来よりも大きい出力信号を得ることができる構成であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ジャイロ装置に関し、特に、振子の支持構造を改良して振子の振動 量を大きくし、出力信号のレベルを向上させるための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種のジャイロ装置としては、ここでは図示を省略し ているが、例えば、実開平1−61611号公報に開示された機械式の構成を挙 げることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のジャイロ装置は、以上のように構成されていたため、次のような課題が 存在していた。 すなわち、従来のジャイロ装置の場合、モータにより回転する回転体に対して 角速度が印加された場合の回転体の変位をトリカーコイルにより電気的に検出す る構成であるため、構成が極めて複雑となり、コストダウンを達成し安価な製品 として量産することは不可能であった。
【0004】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、振子の 支持構造を改良して振子の振動量を大きくし、出力信号のレベルを向上させるよ うにしたジャイロ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によるジャイロ装置は、直線状の振子と、前記振子の一端に形成され前 記振子の長手方向と直交する保持部と、前記保持部の両端部に形成された固定部 と、前記振子の長手方向に沿う両面に形成された長手側面と、前記各長手側面に 隣接して基板に固定配設された検出用電極とを備え、前記保持部がねじれること により前記振子が振動するようにした構成である。
【0006】
【作用】
本考案によるジャイロ装置においては、振子の保持部を固定部を介して固定す ることにより、この保持部のねじれを介して振子の振動を大きくすることができ 、この振子の従来よりも大きい振動により各検出用電極との相互作用による静電 容量の変化が大きくなり、従来よりも大きい出力信号を得ることができる。従っ て、前述の構成において、外部からの加振によって振子が第1方向(Y)に振動 中に、入力角速度が入力方向(A)に印加された場合、振子が第2方向(X)に 振動を生じ、この時の各検出用電極から検出される静電容量の差を検出すること によって入力角速度の大きさを検出することができる。
【0007】
【実施例】
以下、図面と共に本考案によるジャイロ装置の好適な実施例について詳細に説 明する。 図1及び図2において、符号1で示されるものは、例えば、シリコンウェハか ら異方性エッチングにより得られた直線状の振子であり、この振子1の一端には 、この振子1の長手方向と直交する方向に一体形成され二軸方向にねじれる材料 からなる保持部2が設けられていると共に、この振子1と保持部2とにより全体 形状がT型に形成されている。
【0008】 前記保持部2の両端部2a,2bには前記振子1と平行な方向に所定の長さを 有する一対の固定部3が設けられており、この各固定部3は基板4に接着等によ って固定されている。なお、この振子1は保持部2のねじれによって第1方向( Y)及び第2方向(X)に振動するように構成されている。
【0009】 前記基板4上には、第1長手形状の、第2検出用電極5,6が前記振子1の長 手方向に沿う両面に形成された長手側面1a,1bに隣接してかつ平行な状態で 固定配設されており、この各電極5,6と振子1間には、第1静電容量C1と第 2静電容量C2が形成するようにコンデンサが構成されている。
【0010】 次に動作について述べる。まず、外部からの圧電振動子等(図示せず)により 振子1に加振を加えることにより振子1は第1方向(Y)に沿って往復振動を開 始する。この状態で、外部から矢印Aの入力方向に入力角速度ωが入力すると、 振子1はこの入力角速度ωにより第2方向(X)の振動を開始する。
【0011】 この状態で、第1静電容量C1と第2静電容量C2の均衡が崩れ、各容量C1, C2間の容量差を図示しない検出回路で検出することにより、入力角速度ωの大 きさを検出することができる。なお、前述の場合、保持部2のねじれを介して振 子1が大きく振動するため、従来よりも大きいレベルの出力信号を得ることがで きる。
【0012】
【考案の効果】
本考案によるジャイロ装置は、振子が保持部のねじれを介して従来よりも大き く振動するため、出力信号のレベルが従来よりも大きくなり、高感度のジャイロ 装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるジャイロ装置の要部を示す斜視図
である。
【図2】図1の動作を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 振子 1a,1b 長手側面 2 保持部 2a,2b 両端部 3 固定部 4 基板 5,6 検出用電極

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状の振子(1)と、前記振子(1)の一端
    に形成され前記振子(1)の長手方向と直交する保持部(2)
    と、前記保持部(2)の両端部(2a,2b)に形成された固定部
    (3)と、前記振子(1)の長手方向に沿う両面に形成された
    長手側面(1a,1b)と、前記各長手側面(1a,1b)に隣接して
    基板(4)に固定配設された検出用電極(5,6)とを備え、前
    記保持部(2)がねじれることにより前記振子(1)が振動す
    るように構成したことを特徴とするジャイロ装置。
JP017119U 1993-04-06 1993-04-06 ジャイロ装置 Pending JPH0676816U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP017119U JPH0676816U (ja) 1993-04-06 1993-04-06 ジャイロ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP017119U JPH0676816U (ja) 1993-04-06 1993-04-06 ジャイロ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0676816U true JPH0676816U (ja) 1994-10-28

Family

ID=11935157

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP017119U Pending JPH0676816U (ja) 1993-04-06 1993-04-06 ジャイロ装置

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JP (1) JPH0676816U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009002907A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Sumida Corporation 圧電落下センサ及び圧電落下センサを用いた落下検出方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009002907A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Sumida Corporation 圧電落下センサ及び圧電落下センサを用いた落下検出方法

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