JP2575212B2 - 振動ジャイロ - Google Patents
振動ジャイロInfo
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- Gyroscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、振動ジャイロ、とくに角速度を検出する
目的の下でコリオリの力を検知する振動ジャイロに関す
るものである。
目的の下でコリオリの力を検知する振動ジャイロに関す
るものである。
従来のこの種の振動ジャイロとしては、例えば、第3
図に示すような圧電タイプのものがある。このジャイロ
は、3次元座標系内で、固定手段1の、Y軸と直交する
面のそれぞれに、圧電材料よりなるバイモルフ振動子,
ユニモルフ振動子その他の駆動振動子2の二枚を音叉状
に固定してそれらをZ軸方向へ突出させ、そして、それ
ぞれの駆動振動子2の自由端に、これもまた圧電材料か
らなるそれぞれの検知振動子3を、各々の広幅面が、駆
動振動子2のそれと直交する方向に向く状態で固定する
ことにより構成されている。
図に示すような圧電タイプのものがある。このジャイロ
は、3次元座標系内で、固定手段1の、Y軸と直交する
面のそれぞれに、圧電材料よりなるバイモルフ振動子,
ユニモルフ振動子その他の駆動振動子2の二枚を音叉状
に固定してそれらをZ軸方向へ突出させ、そして、それ
ぞれの駆動振動子2の自由端に、これもまた圧電材料か
らなるそれぞれの検知振動子3を、各々の広幅面が、駆
動振動子2のそれと直交する方向に向く状態で固定する
ことにより構成されている。
このような振動ジャイロの使用に際しては、まず、駆
動振動子2に交流電圧を印加してその駆動振動子2を図
の実線矢印方向(Y軸方向)に対称振動させる。なお、
かかる対称振動をもたらす方法としては、それぞれの駆
動振動子2に交流電圧を印加する方法の他、一方の駆動
振動子2だけに交流電圧を印加して、他方の駆動振動子
2を振動モニターとして利用して振動状態の制御を行
い、これによって振動を安定させる方法があるが、これ
らのいずれにおいても、後述するコリオリの力を強くす
べく、駆動振動子2を共振状態で振動させて、振動振幅
を大きくすることとしている。
動振動子2に交流電圧を印加してその駆動振動子2を図
の実線矢印方向(Y軸方向)に対称振動させる。なお、
かかる対称振動をもたらす方法としては、それぞれの駆
動振動子2に交流電圧を印加する方法の他、一方の駆動
振動子2だけに交流電圧を印加して、他方の駆動振動子
2を振動モニターとして利用して振動状態の制御を行
い、これによって振動を安定させる方法があるが、これ
らのいずれにおいても、後述するコリオリの力を強くす
べく、駆動振動子2を共振状態で振動させて、振動振幅
を大きくすることとしている。
次いで、駆動振動子2の振動状態下で、振動ジャイロ
全体をZ軸の周りに角速度ωで回動させることによっ
て、検知振動子3に、それを図の破線矢印方向(X軸方
向)へ、角速度ωの大きさに応じて撓ませるように作用
するコリオリの力Fcを生じさせ、この結果として、その
検知振動子3に設けた電極間に電圧を生じさせる。
全体をZ軸の周りに角速度ωで回動させることによっ
て、検知振動子3に、それを図の破線矢印方向(X軸方
向)へ、角速度ωの大きさに応じて撓ませるように作用
するコリオリの力Fcを生じさせ、この結果として、その
検知振動子3に設けた電極間に電圧を生じさせる。
ここで、この発生電圧は、コリオリの力Fcに比例する
ことから、その電圧を測定することによって、角速度ω
の大きさを検出することができる。
ことから、その電圧を測定することによって、角速度ω
の大きさを検出することができる。
なお一般的には、上述したような装置全体を、支持部
材4によって支持することにより、共振状態での作動効
率を高める工夫がなされている。
材4によって支持することにより、共振状態での作動効
率を高める工夫がなされている。
ところが、このような従来技術にあっては、駆動振動
子2の先端に検知振動子3を連結する構造であるため、
装置が大型化する他、駆動振動子2に交流電圧を供給す
るための配線、検知振動子3から信号電圧を取り出すた
めの配線などが複雑になる欠点があった。とりわけ、検
知振動子3に対する配線は、線材の引回しに苦労すると
ころが大であった。
子2の先端に検知振動子3を連結する構造であるため、
装置が大型化する他、駆動振動子2に交流電圧を供給す
るための配線、検知振動子3から信号電圧を取り出すた
めの配線などが複雑になる欠点があった。とりわけ、検
知振動子3に対する配線は、線材の引回しに苦労すると
ころが大であった。
すなわち、検知振動子3は、およそ数μm〜100μm
程度の振動振幅下におかれている。しかるに、信号電圧
の取出しのための該線材の存在は、その質量や弾性率、
さらには変形状態に応じ、該駆動振動子2の振動に大き
な影響を及ぼして検知感度を変動させる要因となる。そ
こで従来は、この線材を駆動振動子2の側面2′に接着
させて、振動の小さい固定手段1の付近まで延在させ、
そこから所定の接続端子まで引き出すとか、所定の接続
端子を検知振動子3の近傍位置まで延在させて、線材の
長さを短くすることにてその線材の影響を低減するとか
の工夫が講じられている。
程度の振動振幅下におかれている。しかるに、信号電圧
の取出しのための該線材の存在は、その質量や弾性率、
さらには変形状態に応じ、該駆動振動子2の振動に大き
な影響を及ぼして検知感度を変動させる要因となる。そ
こで従来は、この線材を駆動振動子2の側面2′に接着
させて、振動の小さい固定手段1の付近まで延在させ、
そこから所定の接続端子まで引き出すとか、所定の接続
端子を検知振動子3の近傍位置まで延在させて、線材の
長さを短くすることにてその線材の影響を低減するとか
の工夫が講じられている。
しかしながら、このような方法によれば、振動ジャイ
ロの製造作業効率の著しい低減が避けられなかった。
ロの製造作業効率の著しい低減が避けられなかった。
またその一方において、駆動振動子2の広幅面と、検
知振動子3の広幅面とが正確に直交していない場合に
は、検知振動子3での検知信号中に、Y軸方向の振動成
分が漏れ込むことになるとともに、検知精度それ自体が
低下することになる。ところで、図示のように、駆動振
動子2の端面と検知振動子3の端面とを直接的に連結す
る構造の下においては、それらを接着剤によって単に固
着するだけでは高い連結精度を望み得べくもない。
知振動子3の広幅面とが正確に直交していない場合に
は、検知振動子3での検知信号中に、Y軸方向の振動成
分が漏れ込むことになるとともに、検知精度それ自体が
低下することになる。ところで、図示のように、駆動振
動子2の端面と検知振動子3の端面とを直接的に連結す
る構造の下においては、それらを接着剤によって単に固
着するだけでは高い連結精度を望み得べくもない。
そこで、第4図に示すような連結部材5を介して、駆
動振動子2と検知振動子3とを連結する方法が提案され
ている。この連結部材5を用いる方法によれば、駆動振
動子2および検知振動子3のそれぞれの端部分を、連結
部材5に形成されて、相互に直交する方向に向く面のそ
れぞれに、それらに設けた電極を介して接着することに
よって、駆動振動子2と検知振動子3とを、比較的容易
に、高い直角度をもって連結することが可能となる。
動振動子2と検知振動子3とを連結する方法が提案され
ている。この連結部材5を用いる方法によれば、駆動振
動子2および検知振動子3のそれぞれの端部分を、連結
部材5に形成されて、相互に直交する方向に向く面のそ
れぞれに、それらに設けた電極を介して接着することに
よって、駆動振動子2と検知振動子3とを、比較的容易
に、高い直角度をもって連結することが可能となる。
ところがこの場合には、連結部材5の、駆動振動子接
着面と検知振動子接着面とが相互に直交する方向に向い
ていることから、駆動振動子2と検知振動子3との、連
結部材5への接着を同時に行うためには、接着剤が硬化
するまで、駆動振動子2および検知振動子3のそれぞれ
を、連結部材5に、所定の相対関係の下で正確に位置決
め保持する必要があるため、治具の構造が複雑になると
ともに、治具が大型化して作業性が悪くなり、また、こ
のような接着作業を2工程に分けて行うときには、作業
工数が著しく嵩むことになる。
着面と検知振動子接着面とが相互に直交する方向に向い
ていることから、駆動振動子2と検知振動子3との、連
結部材5への接着を同時に行うためには、接着剤が硬化
するまで、駆動振動子2および検知振動子3のそれぞれ
を、連結部材5に、所定の相対関係の下で正確に位置決
め保持する必要があるため、治具の構造が複雑になると
ともに、治具が大型化して作業性が悪くなり、また、こ
のような接着作業を2工程に分けて行うときには、作業
工数が著しく嵩むことになる。
そこでこの発明は、装置の十分なる小型化を実現する
ことに加え、各種配線の引き回し、および検出手段と駆
動振動子との高精度の組付けを容易ならしめることによ
って、生産性を大きく向上させることができる振動ジャ
イロを提供する。
ことに加え、各種配線の引き回し、および検出手段と駆
動振動子との高精度の組付けを容易ならしめることによ
って、生産性を大きく向上させることができる振動ジャ
イロを提供する。
この発明は、三次元座標系のZ軸方向へ延在する、一
枚もしくは二枚の駆動振動子の一端部を、固定手段の、
Y軸と直交する各面に直接固定してなり、その駆動振動
子の他端部の、Y軸方向への振動下での、前記、前固定
手段の、Z軸の周りでの回動運動により、駆動振動子に
発生してX軸方向に向くコリオリの力を、その固定手段
に生じるねじりモーメントによって検知する振動ジャイ
ロであって、平板状をなす圧電材料の、Y軸と直交する
それぞれの面に電極を形成するとともに、その圧電材料
を、Y軸の周りにほぼ楕円曲線状に分極させて構成した
検知手段を、駆動振動子によってねじりモーメントを直
接的に生起される固定手段の少なくとも一部として配設
したものである。
枚もしくは二枚の駆動振動子の一端部を、固定手段の、
Y軸と直交する各面に直接固定してなり、その駆動振動
子の他端部の、Y軸方向への振動下での、前記、前固定
手段の、Z軸の周りでの回動運動により、駆動振動子に
発生してX軸方向に向くコリオリの力を、その固定手段
に生じるねじりモーメントによって検知する振動ジャイ
ロであって、平板状をなす圧電材料の、Y軸と直交する
それぞれの面に電極を形成するとともに、その圧電材料
を、Y軸の周りにほぼ楕円曲線状に分極させて構成した
検知手段を、駆動振動子によってねじりモーメントを直
接的に生起される固定手段の少なくとも一部として配設
したものである。
駆動振動子に発生してX軸方向に向くコリオリの力
を、固定手段に生じる、Y軸の周りのねじりモーメント
によって検知する目的の下で、たとえば、第5図に示す
ような直六面体形状の圧電材料6を、図に白抜矢印で示
すように、X軸方向へ分極処理するとともに、Y軸と直
交する面y1,y2のそれぞれに電極を設けてなる検知手段
7を、第6図に示すように、固定手段1の一部を構成す
るように配設し、コリオリの力Fcによって固定手段1に
生じるねじりモーメントを、検知手段7に作用するねじ
り剪断応力をもって検出する場合には、圧電材料6の分
極方向が直線方向であることにより、第7図におけるよ
うに、面y1上の点P1に作用するねじり剪断応力τ′の方
向がX軸に対して角度αをなすとすると、面y2上の、点
P1と対抗する点P2には、点P1のねじり剪断応力τ′と大
きさが等しく、向きが逆のねじり剪断応力τ′が作用
し、両点P1,P2を結ぶ領域で点P1から点P2への電気変位
は、 Dp=d15τ′cosα となり、角度αがπ/2,3π/2に近いところでは電気変位
が小さくなり、それ故に、ねじりモーメントに対する感
度の低い領域が圧電材料内に存在することになる。
を、固定手段に生じる、Y軸の周りのねじりモーメント
によって検知する目的の下で、たとえば、第5図に示す
ような直六面体形状の圧電材料6を、図に白抜矢印で示
すように、X軸方向へ分極処理するとともに、Y軸と直
交する面y1,y2のそれぞれに電極を設けてなる検知手段
7を、第6図に示すように、固定手段1の一部を構成す
るように配設し、コリオリの力Fcによって固定手段1に
生じるねじりモーメントを、検知手段7に作用するねじ
り剪断応力をもって検出する場合には、圧電材料6の分
極方向が直線方向であることにより、第7図におけるよ
うに、面y1上の点P1に作用するねじり剪断応力τ′の方
向がX軸に対して角度αをなすとすると、面y2上の、点
P1と対抗する点P2には、点P1のねじり剪断応力τ′と大
きさが等しく、向きが逆のねじり剪断応力τ′が作用
し、両点P1,P2を結ぶ領域で点P1から点P2への電気変位
は、 Dp=d15τ′cosα となり、角度αがπ/2,3π/2に近いところでは電気変位
が小さくなり、それ故に、ねじりモーメントに対する感
度の低い領域が圧電材料内に存在することになる。
これに対し、圧電材料を、Y軸の周りにほぼ楕円曲線
状に分極させた場合には、ねじり剪断応力の方向と分極
方向とが近接し、互いに平行状態に近くなる。すなわ
ち、ねじりモーメントによって圧電材料に作用するねじ
り剪断応力の作用方向は、圧電材料の周縁近傍部分を除
いて、Y軸の周りにほぼ楕円曲線状をなすので、その圧
電材料を、Y軸の周りにほぼ楕円曲線状に分極処理する
ことにより、分極方向と応力作用方向とをほぼ等しくす
ることができ、これがため、ねじり剪断応力τ′の作用
によってもたらされる。前述したと同様の電気変位は、 Dp=d15τ′ となり、ねじりモーメントに対して感度の低い角度領域
が有効に除去されることになる。
状に分極させた場合には、ねじり剪断応力の方向と分極
方向とが近接し、互いに平行状態に近くなる。すなわ
ち、ねじりモーメントによって圧電材料に作用するねじ
り剪断応力の作用方向は、圧電材料の周縁近傍部分を除
いて、Y軸の周りにほぼ楕円曲線状をなすので、その圧
電材料を、Y軸の周りにほぼ楕円曲線状に分極処理する
ことにより、分極方向と応力作用方向とをほぼ等しくす
ることができ、これがため、ねじり剪断応力τ′の作用
によってもたらされる。前述したと同様の電気変位は、 Dp=d15τ′ となり、ねじりモーメントに対して感度の低い角度領域
が有効に除去されることになる。
かくしてこの発明によれば、第6図に示したような構
成の振動ジャイロをもたらすことができ、装置を小型化
できるとともに、それの製造を容易ならしめることがで
き、しかも、ねじりモーメント、ひいては、ねじり剪断
応力を、高い感度にて検出することができる。
成の振動ジャイロをもたらすことができ、装置を小型化
できるとともに、それの製造を容易ならしめることがで
き、しかも、ねじりモーメント、ひいては、ねじり剪断
応力を、高い感度にて検出することができる。
しかもここでは、コリオリの力の発生下で、駆動振動
子によって固定部材にねじりモーメントを直接的に生起
させて、その固定部材の少なくとも一部を構成する検知
手段の、両電極間にねじれ歪を直接に生じさせること
で、コリオリの力の検出効率、ひいては、検出感度をよ
り一層高めることができる。
子によって固定部材にねじりモーメントを直接的に生起
させて、その固定部材の少なくとも一部を構成する検知
手段の、両電極間にねじれ歪を直接に生じさせること
で、コリオリの力の検出効率、ひいては、検出感度をよ
り一層高めることができる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明の要部である検知手段を例示する
斜視図であり、この検知手段は、第6図に示す検知手段
7に代えて適用することができる。
斜視図であり、この検知手段は、第6図に示す検知手段
7に代えて適用することができる。
この例では、直六面体形状をなす平板状圧電材料6の
Y軸と直交するそれぞれの面y1,y2に、検知用の電極8,9
を形成するとともに、その圧電材料6を、白抜矢印で示
すように、Y軸の周りにほぼ楕円曲線状に分極させるこ
とによって検知手段10を構成する。
Y軸と直交するそれぞれの面y1,y2に、検知用の電極8,9
を形成するとともに、その圧電材料6を、白抜矢印で示
すように、Y軸の周りにほぼ楕円曲線状に分極させるこ
とによって検知手段10を構成する。
かかる検知手段10は、第6図に示す検知手段7に代え
て、または、一の固定手段1に、2枚の駆動振動子2を
音叉状に固定してなる振動ジャイロの、その固定手段1
の一部として配設することにより、固定手段1に作用す
るねじりモーメントMに起因してその検知手段10に生じ
るねじり剪断応力を、電極8,9間に生じる直接的なねじ
れ歪に基づくそれらの間の電気変位によって、優れた感
度で検知すべく機能する。
て、または、一の固定手段1に、2枚の駆動振動子2を
音叉状に固定してなる振動ジャイロの、その固定手段1
の一部として配設することにより、固定手段1に作用す
るねじりモーメントMに起因してその検知手段10に生じ
るねじり剪断応力を、電極8,9間に生じる直接的なねじ
れ歪に基づくそれらの間の電気変位によって、優れた感
度で検知すべく機能する。
なお、検知手段10は、1枚もしくは2枚の駆動振動子
2と直接的に接触させて配設し得ることはもちろんであ
るが、とくに、固定手段1に、2枚の駆動振動子2を固
定する場合には、固定手段1の、Y軸方向の中央位置
に、一の検知手段10を配設することも可能である。
2と直接的に接触させて配設し得ることはもちろんであ
るが、とくに、固定手段1に、2枚の駆動振動子2を固
定する場合には、固定手段1の、Y軸方向の中央位置
に、一の検知手段10を配設することも可能である。
また、第8図に示すように、二個の検知手段10に跨が
って駆動振動子2を固定してもよい。この場合、圧電素
子の分極方向は、第9図(a),(b)に示すいずれの
組合わせによってもよい。ただし、同図(a)の場合は
両検知手段10の面y1同士,面y2同士はねじりモーメント
Mに対して同極性の電圧を発生するのに対し、(b)の
場合は逆極性となる。いずれにしても、検知手段10ひと
つの場合に比べて2倍の出力を得ることが可能となる。
って駆動振動子2を固定してもよい。この場合、圧電素
子の分極方向は、第9図(a),(b)に示すいずれの
組合わせによってもよい。ただし、同図(a)の場合は
両検知手段10の面y1同士,面y2同士はねじりモーメント
Mに対して同極性の電圧を発生するのに対し、(b)の
場合は逆極性となる。いずれにしても、検知手段10ひと
つの場合に比べて2倍の出力を得ることが可能となる。
ところで、圧電材料の、前述したような分極処理は、
たとえば第2図に示すように、X軸と直交する面x1,
x2、Y軸と直交する面y1,y2およびZ軸と直交する面z1,
z2を有する直六面体形状の平板状圧電材料6において、
面z1上に、X軸方向に間隔をおく分極処理用電極11,12
をそれぞれ設け、それらの電極11,12に直流電圧を印加
することによって行うことができ、このことによれば、
圧電材料6は、図に白抜矢印で示すように、Y軸の周り
にほぼ楕円形状に分極されることになる。
たとえば第2図に示すように、X軸と直交する面x1,
x2、Y軸と直交する面y1,y2およびZ軸と直交する面z1,
z2を有する直六面体形状の平板状圧電材料6において、
面z1上に、X軸方向に間隔をおく分極処理用電極11,12
をそれぞれ設け、それらの電極11,12に直流電圧を印加
することによって行うことができ、このことによれば、
圧電材料6は、図に白抜矢印で示すように、Y軸の周り
にほぼ楕円形状に分極されることになる。
従ってその後は、分極処理用電極11,12を取り除いて
検知用電極8,9を形成することにより、所要の検知手段1
0がもたらされる。
検知用電極8,9を形成することにより、所要の検知手段1
0がもたらされる。
なお、上述したところにおいて、圧電材料6として
は、チタン酸ジルコン酸鉛,チタン酸鉛,チタン酸バリ
ウムその他の各種材料を用いることができる。また、図
示例では、説明を容易ならしめるべく、圧電材料6の形
状を直六面体形状としたが、その他の形状であっても、
この発明の所期した目的を達成し得ることはもちろんで
ある。
は、チタン酸ジルコン酸鉛,チタン酸鉛,チタン酸バリ
ウムその他の各種材料を用いることができる。また、図
示例では、説明を容易ならしめるべく、圧電材料6の形
状を直六面体形状としたが、その他の形状であっても、
この発明の所期した目的を達成し得ることはもちろんで
ある。
以上に述べたところから明らかなように、この発明に
よれば、振動ジャイロの生産性を大きく向上させること
ができるとともに、振動ジャイロを十分小型化すること
ができ、しかも、検知手段に作用するねじり剪断応力の
方向と、圧電材料の分極方向とを平行に近づけることに
よって、ねじり剪断応力の検知感度を有効に向上させる
ことができる。そしてさらには、検知手段を、駆動振動
子によってねじりモーメントを直接的に生起される固定
手段の少なくとも一部として配設することにより、コリ
オリの力の発生時には、その検知手段の両電極間にねじ
れ歪を直接的に生じさせることができるので、コリオリ
の力の検出感度をより効果的に向上させることができ
る。
よれば、振動ジャイロの生産性を大きく向上させること
ができるとともに、振動ジャイロを十分小型化すること
ができ、しかも、検知手段に作用するねじり剪断応力の
方向と、圧電材料の分極方向とを平行に近づけることに
よって、ねじり剪断応力の検知感度を有効に向上させる
ことができる。そしてさらには、検知手段を、駆動振動
子によってねじりモーメントを直接的に生起される固定
手段の少なくとも一部として配設することにより、コリ
オリの力の発生時には、その検知手段の両電極間にねじ
れ歪を直接的に生じさせることができるので、コリオリ
の力の検出感度をより効果的に向上させることができ
る。
第1図は、この発明の要部である検知手段を例示する斜
視図、 第2図は、圧電材料の分極処理例を示す斜視図、 第3図は、従来の振動ジャイロを例示する斜視図、 第4図は、従来の連結部材を例示する斜視図、 第5図は、圧電材料の分極方向を例示する斜視図、 第6図は、振動ジャイロの構成例を示す斜視図、 第7図は、第5図に示す圧電材料の作用説明図、 第8図は、本発明の別の構成例を示す斜視図、 第9図は、第8図に示す例における検知手段組合わせの
変形例を示す斜視図である。 1……固定手段、2……駆動振動子、 6……圧電材料、8,9……電極、 10……検知手段。
視図、 第2図は、圧電材料の分極処理例を示す斜視図、 第3図は、従来の振動ジャイロを例示する斜視図、 第4図は、従来の連結部材を例示する斜視図、 第5図は、圧電材料の分極方向を例示する斜視図、 第6図は、振動ジャイロの構成例を示す斜視図、 第7図は、第5図に示す圧電材料の作用説明図、 第8図は、本発明の別の構成例を示す斜視図、 第9図は、第8図に示す例における検知手段組合わせの
変形例を示す斜視図である。 1……固定手段、2……駆動振動子、 6……圧電材料、8,9……電極、 10……検知手段。
Claims (1)
- 【請求項1】三次元座標系のZ軸方向へ延在する駆動振
動子の一端部を、固定手段の、Y軸と直交する面に直接
固定してなり、その駆動振動子のY軸方向への振動下で
の、前記固定手段の、Z軸の周りでの回動運動により、
駆動振動子に発生してX軸方向に向くコリオリの力を、
その固定手段に生じるねじりモーメントによって検知す
る振動ジャイロであって、 Y軸の周りにほぼ楕円曲線状に分極させた平板状圧電材
料の、Y軸と直交するそれぞれの面に電極を形成してな
る検知手段を、駆動振動子によってねじりモーメントを
直接的に生起される前記固定手段の少なくとも一部とし
て配設してなる振動ジャイロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23290789A JP2575212B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 振動ジャイロ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23290789A JP2575212B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 振動ジャイロ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0396807A JPH0396807A (ja) | 1991-04-22 |
| JP2575212B2 true JP2575212B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=16946711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23290789A Expired - Lifetime JP2575212B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 振動ジャイロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575212B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101258382B (zh) * | 2005-11-21 | 2011-03-30 | 株式会社村田制作所 | 振动器及其制作方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02129511A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-17 | Aisin Seiki Co Ltd | 回転検出装置 |
-
1989
- 1989-09-11 JP JP23290789A patent/JP2575212B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0396807A (ja) | 1991-04-22 |
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