JPH0676731B2 - 和室用床下収納庫の開閉装置 - Google Patents

和室用床下収納庫の開閉装置

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JPH0676731B2
JPH0676731B2 JP8565586A JP8565586A JPH0676731B2 JP H0676731 B2 JPH0676731 B2 JP H0676731B2 JP 8565586 A JP8565586 A JP 8565586A JP 8565586 A JP8565586 A JP 8565586A JP H0676731 B2 JPH0676731 B2 JP H0676731B2
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JP8565586A
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JPS62242085A (ja
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重治 福島
勝三 田中
正 深美
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Oken Seiko Co Ltd
Original Assignee
Oken Seiko Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、和室用床下収納庫の開閉装置に関し、詳しく
は開閉に際してその開き始めの動作をリンク同士が突っ
張り合うことなく円滑にかつ軽く行おうとする技術に関
する。
[背景技術] 従来、和室の床下に物品を収納する床下収納庫の開閉装
置においては、第9図に示すように、床下収納庫本体1
の開口部において回動開閉される畳3の回動中心側の端
部に畳3と床下収納庫本体1とにわたって第1リンク4
をその両端を回動自在に枢支連結して架設し、第1リン
ク4よりも長さの長い第2リンク5の一端を畳3の第1
リンク4の枢支連結箇所よりも回動先端側において枢支
連結し、第2リンク5の他端部を床下収納庫本体1に形
成してある略水平方向に長い長孔6に摺接走行自在に遊
合し、第1リンク4の起立揺動に伴って第2リンク5の
遊合端部7を長孔6の上記回動中心側に向けて走行させ
るための接続リンク8を第1リンク4と第2リンク5間
に回動自在に枢支連結し、畳3と床下収納庫本体1とに
わたって畳3の開閉回動位置を保持する保持手段9を設
けてあって、このような和室用床下収納庫の開閉装置に
よる畳3の閉成姿勢においては第1リンク4と接続リン
ク8とが略水平姿勢となり、畳3を開成姿勢にするのに
伴って第1リンク4と接続リンク8とをその枢支連結箇
所Pにおいて逆ヘ字状に屈曲揺動するように構成されて
いて、その畳3の開き始めにおいては、第1リンク4と
接続リンク8とが突っ張り合って第1リンク4と接続リ
ンク8とを逆ヘ字状に屈曲させるのに抵抗となり、開き
始めの操作を円滑に行うことができず、又、その操作力
も多大なものが要求されるという問題があった。
[発明の目的] 本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、リンク同士を水平にしてその
上下高さを小に抑えるものでありながら、リンク同士が
突っ張り合うことがなく開き始めの操作を円滑にかつ軽
く行うことができる和室用床下収納庫の開閉装置を提供
することにある。
[発明の開示] 本発明の和室用床下収納庫の開閉装置は、床下収納庫本
体1の開口部2において回動開閉される畳の回動中心側
の端部に畳3と床下収納庫本体1とにわたって第1リン
ク4をその両端を回動自在に枢支連結して架設し、第1
リンク4よりも長さの長い第2リンク5の一端を畳3の
第1リンク4の枢支連結箇所よりも回動先端側において
枢支連結し、第2リンク5の他端部を床下収納庫本体1
に形成してある略水平方向に長い長孔6に摺接走行自在
に遊合し、第1リンク4の起立揺動に伴って第2リンク
5の遊合端部7を長孔6の上記回動中心側に向けて走行
させるための接続リンク8を第1リンク4と第2リンク
5間に回動自在に枢支連結し、畳3と床下収納庫本体1
とにわたって畳3の開閉回動位置を保持する保持手段9
を設けた和室用床下収納庫の開閉装置であって、この和
室用床下収納庫の開閉装置による畳3の閉成姿勢におい
ては第1リンク4と接続リンク8とが略水平姿勢とな
り、畳3を開成姿勢にするのに伴って第1リンク4と接
続リンク8とをその枢支連結箇所Pにおいて逆ヘ字状に
屈曲揺動するように構成し、畳3の閉成姿勢において略
水平姿勢となる第1リンク4と接続リンク8との枢支連
結箇所Pを下方にばね力にて付勢する付勢手段16を設け
て成ることを特徴とするものであり、このように構成す
ることによって、上記目的を達成したものである。つま
り、畳3の閉成姿勢においては第1リンク4と接続リン
ク8とが略水平姿勢となり、畳3を開成姿勢にするのに
伴って第1リンク4と接続リンク8とをその枢支連結箇
所Pにおいて逆ヘ字状に屈曲揺動するように構成し、畳
3の閉成姿勢において略水平姿勢となる第1リンク4と
接続リンク8との枢支連結箇所Pを下方にばね力にて付
勢する付勢手段16を設けることによって、畳3を開成す
るときの開き始めにおいては、略水平姿勢となっている
第1リンク4と接続リンク8との枢支連結箇所Pにおい
て下方に向けて、即ち第1リンク4と接続リンク8との
屈曲方向に向けて付勢力をかけることができ、このよう
に閉成状態で開成方向の付勢力をかけることができ、こ
のような付勢力によって開き始めにおいて略水平方向に
なっている第1リンク4と接続リンク8とが突っ張り合
うことがなく、開き始めの動作を円滑にかつ軽く行うこ
とができるようにしたものである。
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
床下収納庫本体1の畳3の一枚分の開口面積を有する開
口部2で回動開閉される畳3の回動中心側の端部におい
て、畳3側に取り付けた支持体10と床下収納庫本体1側
に取り付けた支持ボックス11間にわたって第1リンク4
をその両端を回動自在に枢支連結して架設してある。第
1リンク4はその支持ボックス11側の固定枢支連結箇所
Qを越えて延出されている。第1リンク4よりも長さの
長い第2リンク5の一端を畳3の第1リンク4の枢支連
結箇所aよりも回動先端側において枢支連結してある。
第2リンク5の他端部を床下収納庫本体1に形成してあ
る略水平方向に長い長孔6に摺接走行自在にローラ12を
介して走行自在に遊合してある。第1リンク4の固定枢
支連結箇所Qを中心とする起立揺動に伴って第2リンク
5の遊合端部7を長孔6の上記回動中心側に向けて走行
させるための接続リンク8を第1リンク4と第2リンク
5間に回動自在に枢支連結してある。
しかして上述のように、第1リンク4よりも長さの長い
第2リンク5の端部を床下収納庫本体1側に形成した略
水平方向に長い長孔6に摺接走行自在に遊合し、第1リ
ンク4の起立揺動に伴って第2リンク5の遊合端部7を
長孔6の上記回動中心側に向けて走行させるための接続
リンク8を第1リンク4と第2リンク5間に回動自在に
枢支連結することによって、閉成されている畳3を開成
させるのに、第4図(a)(b)(c)及び第5図に示
すように、第1リンク4の起立回動に伴って第1リンク
4よりも長さの長い第2リンク5の遊合端部7が長孔6
にそって回動中心側に走行し、この走行による第2リン
ク5の起立回動によって、持ち上げ初期においては畳3
を略平行に持ち上げ、このことにより畳3の縁が開口部
2の淵に強く擦られるのを回遊し、開閉に当たって畳3
を損耗することがないものである。
そして畳3の支持体10と床下収納庫本体1の支持ボック
ス11間にわたって保持手段9の一例としてのガススプリ
ング13を介装して、畳3の持ち上げ回動及び押し下げ回
動を軽い力で操作させることができるように、かつその
開閉回動位置を保持することができるようにしてある。
このようなガススプリング13は、シリンダーチューブ14
内に高圧ガスを封入するとともにピストン(図示せず)
を移動自在に挿入し、ピストンにピストンロッド15を連
結し、ピストンに形成したバルブを開閉することによっ
て、ボトム側のガス室内のガス圧によりピストンロッド
15を押し上げて畳3を軽く持ち上げ、そして一定以上の
押し下げ力によりピストンロッド15をシリンダーチュー
ブ13内に挿入して、畳3を軽く押し下げることができる
ようにしたものである。このようなガススプリング13は
周知のものを使用する。そしてピストンのバルブ操作は
畳3の持ち上げ及び押し下げに連動しておくとよい。
尚、実施例では保持手段9としてガススプリングを使用
したが、他の構成のものでもよいのは言うまでもない。
そして長孔6は第6図に示すように、畳3の回動中心側
に近付く程上になるように略円弧状に曲成してあり、こ
のように長孔6を円弧状に曲成することにより、畳3の
回動中心側の端部が壁等から一層遠ざかるように揺動す
ることができるようにしてある。
ところで、畳3の閉成姿勢においては第1リンク4と接
続リンク8とが略水平姿勢となり、畳3を開成姿勢にす
るのに伴って第1リンク4と接続リンク8とをその枢支
連結箇所Pにおいて逆ヘ字状に屈曲揺動するようになる
のであり、そして第1リンク4には、第8図に示すよう
に、板ばね17を取付けてあり、この板ばね17を畳3の閉
成姿勢において第2リンク5の下面に弾接させることが
できるようにしてある。しかして板ばね17が第2リンク
5の下面に弾接することで、畳3の閉成姿勢において略
水平姿勢となる第1リンク4と接続リンク8との枢支連
結箇所Pを下方にばね力にて付勢することができるよう
にしてある。このように、枢支連結箇所Pを下方に付勢
する構成を付勢手段16というが、このような付勢手段16
の構成は種々設計変更可能である。
しかして畳3を開成するときの開き始めにおいては、略
水平姿勢となっている第1リンク4と接続リンク8との
枢支連結箇所Pにおいて下方に向けて、即ち第1リンク
4と接続リンク8との屈曲方向に向けて付勢力をかけ、
このように閉成状態の開成方向の付勢力をかけること
で、開き始めの操作時に略水平方向になっている第1リ
ンク4と接続リンク8とが突っ張り合うことがなく、開
き始めの動作を円滑にかつ軽く行い得るのである。
[発明の効果] 以上要するに本発明は、第1リンクよりも長さの長い第
2リンクの端部を床下収納庫本体側に形成した水平方向
に長い長孔に摺接走行自在に遊合し、第1リンクの起立
揺動に伴って第2リンクの遊合端部を長孔の上記回動中
心側に向けて走行させるための接続リンクを第1リンク
と第2リンク間に回動自在に枢支連結してあるから、閉
成されている畳を開成させるのに、第1リンクの起立回
動に伴って第1リンクよりも長さの長い第2リンクの遊
合端部を長孔にそって回動中心側に走行させ、この走行
による第2リンクの起立回動によって、回動初期におい
ては畳を略平行に持ち上げることができ、このことによ
り畳の縁が開口部の淵に強く擦られるのを回避し、開閉
に当たって畳を損耗することがないものでありながら、
畳の閉成姿勢においては第1リンクと接続リンクとが略
水平姿勢となるように設定してある故、畳の閉成姿勢に
おける第1リンクと接続リンクとの占める上下スペース
を小に抑えることができ、このように第1リンクと接続
リンクとを略水平にして上下スペースを抑えながら、特
に本発明においては、畳の閉成姿勢において略水平姿勢
となる第1リンクと接続リンクとの枢支連結箇所を下方
にばね力にて付勢する付勢手段を設けてあるから、畳を
開成するとき開き始めにおいては、略水平姿勢となって
いる第1リンクと接続リンクとの枢支連結箇所において
下方に向けて、即ち第1リンクと接続リンクとの屈曲方
向に向けて付勢力をかけることができ、このように閉成
状態で開成方向の付勢力をかけることができるから、こ
のような付勢力によって開き始めにおいて略水平方向に
なっている第1リンクと接続リンクとが突っ張り合うこ
とがなく、開き始めの動作を円滑にかつ軽く行うことが
できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の一部破断した斜視図、第2
図は同上の概略斜視図、第3図は同上の開閉装置の概略
正面図、第4図(a)(b)(c)及び第5図及び第6
図(a)(b)は同上の作用を説明する説明図、第7図
は同上の閉成状態の詳細正面図、第8図は同上の付勢手
段の斜視図、第9図は従来例の概略正面図であり、1は
床下収納庫本体、2は開口部、3は畳、4は第1リン
ク、5は第2リンク、6は長孔、7は遊合端部、8は接
続リンク、9は保持手段、16は付勢手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深美 正 東京都稲城市東長沼1368番地2号 応研精 工株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−11945(JP,U) 実公 平3−33887(JP,Y2) 実公 平4−37165(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床下収納庫本体の開口部において回動開閉
    される畳の回動中心側の端部に畳と床下収納庫本体とに
    わたって第1リンクをその両端を回動自在に枢支連結し
    て架設し、第1リンクよりも長さの長い第2リンクの一
    端を畳の第1リンクの枢支連結箇所よりも回動先端側に
    おいて枢支連結し、第2リンクの他端部を床下収納庫本
    体に形成してある略水平方向に長い長孔に摺接走行自在
    に遊合し、第1リンクの起立揺動に伴って第2リンクの
    遊合端部を長孔の上記回動中心側に向けて走行させるた
    めの接続リンクを第1リンクと第2リンク間に回動自在
    に枢支連結し、畳と床下収納庫本体とにわたって畳の開
    閉回動位置を保持する保持手段を設けた和室用床下収納
    庫の開閉装置であって、この和室用床下収納庫の開閉装
    置による畳の閉成姿勢においては第1リンクと接続リン
    クとが略水平姿勢となり、畳を開成姿勢にするのに伴っ
    て第1リンクと接続リンクとをその枢支連結箇所におい
    て逆ヘ字状に屈曲揺動するように構成し、畳の閉成姿勢
    において略水平姿勢となる第1リンクと接続リンクとの
    枢支連結箇所を下方にばね力にて付勢する付勢手段を設
    けて成ることを特徴とする和室用床下収納庫の開閉装
    置。
JP8565586A 1986-04-14 1986-04-14 和室用床下収納庫の開閉装置 Expired - Lifetime JPH0676731B2 (ja)

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