JPH0676714A - 電磁リレー - Google Patents

電磁リレー

Info

Publication number
JPH0676714A
JPH0676714A JP23115192A JP23115192A JPH0676714A JP H0676714 A JPH0676714 A JP H0676714A JP 23115192 A JP23115192 A JP 23115192A JP 23115192 A JP23115192 A JP 23115192A JP H0676714 A JPH0676714 A JP H0676714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
movable contact
contact
coil
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23115192A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuki Nagamoto
光樹 永本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP23115192A priority Critical patent/JPH0676714A/ja
Publication of JPH0676714A publication Critical patent/JPH0676714A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力パルス数に対して出力パルス数を2倍に
する。 【構成】 鉄芯1 と、鉄芯1 に巻回されたコイル2 と、
鉄芯1 に対し吸引及び釈放される接極子3 と、その接極
子3 に基端部4bが固着されて先端部4cに設けた可動接点
4aが固定接点4fに接離する可動接点ばね4 と、を備え、
接極子3 の吸引及び釈放のそれぞれの動作途中にて可動
接点4aが固定接点4fから一旦開離して後再び当接するよ
う、可動接点ばね4 の中間部4dに当接して固定接点4fに
対する可動接点4aの動作方向を反転させる動作反転部材
21e がコイル枠21a に設けられている。従って、コイル
2 にON−OFFする1回の入力パルスを加えると、接
極子3 は、鉄芯1 に対し吸引及び釈放という1回の全動
作が行われるとともに、上記の反転動作することによ
り、ON−OFFという出力パルスが、吸引及び釈放の
それぞれの動作過程にて1回づつ発生するので、1回の
全動作過程では結局2回の出力パルスが発生することに
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁リレーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁リレーは、通常の単安定型の
ものにあっては、入力であるコイルを1回ON−OFF
すると、出力である接点も1回ON−OFFし、すなわ
ち入力と出力との間におけるパルス数は同じになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電磁リ
レーにあっては、入力のパルス数はそのままにして出力
のパルス数だけを多くしたいとき、例えば、あるセンサ
ーからON−OFFする1回のパルス信号が電磁リレー
のコイルへ入力されることによりその接点がON−OF
Fしてやはり1回の光や音等のパルス出力が発せられる
装置が存在し、その光や音等のパルス出力を敢えて断続
させて人が検知し易いよう改良したいようなとき、上記
したように入力と出力との間におけるパルス数は同じで
あるから、コイルへ入力されるパルス信号の回数そのも
のを多くする必要があり、そのためにコイルへの入力側
に半導体で構成したマルチバイブレータ等のパルス発生
器を接続せねばならないことになる。また、この場合、
電磁リレーを介さずに、前記パルス発生器でもって直接
出力パルスを発することも可能であるが、その出力値は
電磁リレーの接点のように高容量にすることが難しくて
限度があり、採用しにくい。
【0004】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、入力パルス数に対して出
力パルス数が2倍となる電磁リレーを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の電磁リレーは、鉄芯と、鉄芯に巻回さ
れたコイルと、鉄芯に対し吸引及び釈放される接極子
と、その接極子に基端部が固着されて先端部に設けた可
動接点が固定接点に接離する可動接点ばねと、を備え、
接極子の吸引及び釈放のそれぞれの動作途中にて可動接
点が固定接点から一旦開離して後再び当接するか、又は
一旦当接して後再び開離するよう、可動接点ばねの中間
部に当接して固定接点に対する可動接点の動作方向を反
転させる動作反転部材が設けられた構成にしてある。
【0006】
【作用】本発明の電磁リレーによれば、コイルにON−
OFFする1回の入力パルスを加えると、接極子は、鉄
芯に対し吸引及び釈放という1回の全動作が行われると
ともに、動作反転部材が可動接点ばねの中間部に当接し
て固定接点に対する可動接点の動作方向を反転させるこ
とにより、可動接点が固定接点から一旦開離して後再び
当接するか、又は一旦当接して後再び開離する、つまり
ON−OFFという出力パルスが、吸引及び釈放のそれ
ぞれの動作過程にて1回づつ発生するので、1回の全動
作過程では結局2回の出力パルスが発生することにな
る。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3に基づいて
以下に説明する。
【0008】1 は鉄芯で、磁性材料により、棒状に形成
されている。2 はコイルで、コイル枠21の巻胴部21a を
介して鉄芯1 に巻回されている。このコイル枠21は、巻
胴部21a の両端に鍔部21b,21c を有し、その一方鍔部21
b に設けられたコイル端子21d にコイル2 が接続されて
いる。そして、磁性材料により略L字状に形成された継
鉄22が、その一方片22a を鉄芯1 の基端部1aに固着さ
れ、他方片22b を両鍔部21b,21c に跨がって鉄芯1 に平
行に配設されている。
【0009】3 は接極子で、磁性材料により、略平板状
に形成され、その一端部3aが継鉄22の端部22c に回動自
在に支持され、他端部3bが鉄芯1 の先端部1bに対し吸引
及び釈放され得るよう、一端部3aに復帰ばね3cが係止さ
れている。
【0010】4 は可動接点ばねで、リン青銅等の板ばね
材からなり、基端部4bが接極子3 に固着支持され、接極
子3 の他端部3bから延長された先端部4cには可動接点4a
が接極子3 と反対側に固着されている。そして接極子3
が復帰ばね3cにより付勢されて復帰した状態にあると
き、可動接点4aは鉄芯1 に平行になるようコイル枠21に
設けられた固定接点端子4eの端部に固着された固定接点
4fに当接している。また、基端部4bは鉄芯1 に対し固定
接点端子4eと略対称位置のコイル枠21に設けられた可動
接点ばね端子4gの端部に円弧状に延出して接続されてい
る。
【0011】ところで、コイル枠21の鍔部21c には、鉄
芯1 の軸方向に突出する三角状の動作反転部材21e が鉄
芯1 の先端部1bの近傍に設けられており、この動作反転
部材21e の頂部は、接極子3 の吸引及び釈放のそれぞれ
の動作途中にて固定接点4fに対する可動接点4aの動作方
向を反転するよう可動接点ばね4 が接極子3 の他端部3b
から延長された中間部4dに当接するようになっている。
【0012】その動作をさらに詳しく説明する。図2は
動作状態を構造的に説明する正面図で、図3はその図2
の動作状態(a) 乃至(c) に対応させた電気的波形を示
し、Xはコイル2 の波形で、Yは接点の波形である。
【0013】いま、コイル2 への励磁波形として、図3
に示すように、XがA1点でOFF状態からON状態に、
A2点でON状態からOFF状態にそれぞれ移行するよう
な入力パルスを加える場合を考える。
【0014】さて、図2(a) はコイル2 が無励磁のOF
F状態で、上記したように、接極子3 が復帰ばね3cによ
り付勢されて復帰し、可動接点4aが固定接点4fに当接し
てON状態にある。
【0015】ここで、図3のA1点にてXがON状態にな
ってコイル2 が励磁されると、接極子3 は、一端部3aが
継鉄22の端部22c に回動自在に支持され、他端部3bが鉄
芯1に吸引されて行って吸引動作が始まり、図2(b) に
示すように、可動接点4aは固定接点4fから開離し、つま
り図3ではYがB1点にて(a) のON状態から(b) のOF
F状態に移行するとともに、さらにコイル枠21の鍔部21
c に設けた動作反転部材21e が、可動接点ばね4 が中間
部4dに当接する。
【0016】次いで、さらに接極子3 が他端部3bを鉄芯
1 に吸引されて行くと、可動接点ばね4 は、中間部4dが
動作反転部材21e に当接されて動けないから、動作反転
部材21e よりも先端側の部分がその動作反転部材21e を
支点として固定接点4fに対する可動接点4aの動作方向が
反転し、図2(c) に示すように、可動接点4aは固定接点
4fに当接し、つまり図3ではYがB2点にて(b) のOFF
状態から(c) のON状態に移行する。そして、この状態
にあるとき、接極子3 の他端部3bは鉄芯1 に吸引保持さ
れ、吸引動作が完了する。
【0017】次いで、図3のA2点にてXがOFF状態に
なってコイル2 が無励磁になると、接極子3 は、復帰ば
ね3cにより付勢されることにより他端部3bは鉄芯1 から
釈放して行って釈放動作が始まる。そして、吸引動作の
ときとは逆の過程を経て、まず図2(b) に示すように、
可動接点4aは固定接点4fから開離し、つまり図3ではY
がB3点にて(c) のON状態から(b) のOFF状態に移行
し、さらに図2(a) に示すように、可動接点4aは固定接
点4dに当接し、つまり図3ではYがB4点にて(b) のOF
F状態から(a) のON状態に移行して、釈放動作が完了
する。
【0018】かかる電磁リレーにあっては、上記したよ
うに、図3にてXで示すON−OFFの1回の入力パル
スをコイル2 に加えると、接極子3 は、鉄芯1 に対し吸
引及び釈放という1回の全動作が行われるとともに、動
作反転部材21e が可動接点ばね4 の中間部4dに当接して
固定接点4fに対する可動接点4aの動作方向を反転させる
ことにより、可動接点4aが固定接点4fから一旦開離して
後再び当接する、つまりON−OFFという出力パルス
が、吸引及び釈放のそれぞれの動作過程にて1回づつ発
生するので、1回の全動作過程では結局2回の出力パル
スが発生することになる。
【0019】従って、この電磁リレーを使用すれば、入
力のパルス数に対し出力のパルス数を多くしたいとき、
例えば、従来例で示した光や音等のパルス出力発生装置
のように、コイルへの入力側に半導体で構成したマルチ
バイブレータ等のパルス発生器を接続することなく、2
倍の数の出力パルスを発生することができ、さらに出力
パルス数を多くしたいときは、その出力パルスが次段の
コイルへの入力パルスになるようこの電磁リレーを段階
的に複数個接続すれば、上記した光や音等のパルス出力
発生装置に限らず、入力のパルス数に対し出力のパルス
数を多くしたいようなときには、いつでも利用できる。
【0020】さらに、この出力パルスは、電磁リレーの
接点により発生されるから、半導体で構成したマルチバ
イブレータ等のパルス発生器と違って、比較的高容量の
ものを直接負荷にすることができる。
【0021】なお、本実施例では、コイル2 が無励磁の
とき、図2(a) に示すように、可動接点4aが固定接点4f
に当接してON状態にあるが、可動接点4a及び固定接点
4fを可動接点ばね4 に対し反対側に配設し、かつ可動接
点4aが固定接点4fから開離してOFF状態にあるように
し、コイル2 が励磁されたとき、可動接点ばね4 は、可
動接点4aが固定接点4fに当接してON状態になって後、
動作反転部材21e に当接して動作方向が反転することに
より再びOFF状態になって吸引動作が完了する、つま
りON及びOFFの状態を本実施例と逆になるよう動作
させるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明の電磁リレーは、コイルにON−
OFFする1回の入力パルスを加えると、接極子は、鉄
芯に対し吸引及び釈放という1回の全動作が行われると
ともに、動作反転部材が可動接点ばねの中間部に当接し
て固定接点に対する可動接点の動作方向を反転させるこ
とにより、可動接点が固定接点から一旦開離して後再び
当接するか、又は一旦当接して後再び開離する、つまり
ON−OFFという出力パルスが、吸引及び釈放のそれ
ぞれの動作過程にて1回づつ発生するので、1回の全動
作過程では結局2回の出力パルスが発生することにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面正面図である。
【図2】同上の動作状態を構造的に説明する正面図であ
る。
【図3】同上の動作状態を説明する電気的波形図であ
る。
【符号の説明】
1 鉄芯 2 コイル 3 接極子 4 可動接点ばね 4a 可動接点 4b 基端部 4c 先端部 4f 固定接点 4d 中間部 21e 動作反転部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄芯と、鉄芯に巻回されたコイルと、鉄
    芯に対し吸引及び釈放される接極子と、その接極子に基
    端部が固着されて先端部に設けた可動接点が固定接点に
    接離する可動接点ばねと、を備え、接極子の吸引及び釈
    放のそれぞれの動作途中にて可動接点が固定接点から一
    旦開離して後再び当接するか、又は一旦当接して後再び
    開離するよう、可動接点ばねの中間部に当接して固定接
    点に対する可動接点の動作方向を反転させる動作反転部
    材が設けられたことを特徴とする電磁リレー。
JP23115192A 1992-08-31 1992-08-31 電磁リレー Pending JPH0676714A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23115192A JPH0676714A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 電磁リレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23115192A JPH0676714A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 電磁リレー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0676714A true JPH0676714A (ja) 1994-03-18

Family

ID=16919096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23115192A Pending JPH0676714A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 電磁リレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0676714A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08180785A (ja) 電磁継電器
JPH0676714A (ja) 電磁リレー
JPS63133604A (ja) 有極電磁石
JPH05298989A (ja) 電磁リレー
JPH0677046A (ja) 反発型電磁石
JPH0428135A (ja) リモコンリレー
JPS60123005A (ja) 有極型双安定ソレノイド
JPH0614417Y2 (ja) 自己保持ソレノイド
JP2543451Y2 (ja) ソレノイド用駆動回路およびそれを用いた電磁弁
JPH065083U (ja) 電磁継電器
JP2623671B2 (ja) 電滋継電器
JPH01315920A (ja) 単安定有極電磁石
JPH028353Y2 (ja)
JPS63301441A (ja) 電磁継電器
JPS60241620A (ja) 継電器
JPS5932086Y2 (ja) 有極電磁ソレノイド
JPS62204503A (ja) 電磁アクチユエ−タ
JPS63158814A (ja) 電磁石装置
JPH0528674A (ja) 負荷を第1と第2の位置に移動定位する装置
JPH01136314A (ja) 電磁石装置
JPS6455809A (en) Electromagnet device
JPH07220604A (ja) 電磁継電器
JPS61260523A (ja) 電磁継電器
JPH01316907A (ja) 単安定型有極電磁石
JPS63205023A (ja) 電磁継電器