JPH065083U - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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Publication number
JPH065083U
JPH065083U JP4467192U JP4467192U JPH065083U JP H065083 U JPH065083 U JP H065083U JP 4467192 U JP4467192 U JP 4467192U JP 4467192 U JP4467192 U JP 4467192U JP H065083 U JPH065083 U JP H065083U
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JP
Japan
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iron core
armature
electromagnetic relay
coil
end surface
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Withdrawn
Application number
JP4467192U
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English (en)
Inventor
文幸 小林
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH065083U publication Critical patent/JPH065083U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種電子機器に組み込まれる電磁継電器、特
にコイルを貫通する鉄芯と接極子からなる磁気回路の構
造に関し、鉄心の対向面積を更に拡大し極く小さい電流
で動作する高感度化された電磁継電器の提供を目的とす
る。 【構成】 ボビン11に捲回されたコイル12を貫通する鉄
芯21と鉄芯21の端面に対向させた接極子22を有し、接極
子22が鉄芯21に磁気吸着されたときに互いに噛み合うよ
うに形成された凹凸23が、鉄芯21の端面および鉄芯21の
端面と対向する接極子22の面に形成されてなるように構
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は各種電子機器に組み込まれる電磁継電器、特にコイルを貫通する鉄芯 と接極子からなる磁気回路の構造に関する。
【０００２】 近年、制御用として各種電子機器に組み込まれる電磁継電器は半導体集積回路 等によって直接駆動される場合が多く、コイルに印加する駆動電圧が低くしかも 極く小さい電流で動作する高感度化された電磁継電器の実現が要望されている。
【０００３】
【従来の技術】
図２は従来の電磁継電器の主要部を示す側断面図、図３は電磁継電器の吸引力 特性を示す図である。
【０００４】 従来の電磁継電器は図２に示す如くボビン11に捲回されたコイル12を貫通する 鉄芯13およびＬ字状の継鉄14を有し、鉄芯13の下端を継鉄14の短軸側に設けられ た孔に嵌挿し締結することによって鉄芯13と継鉄14は一体化されている。
【０００５】 鉄芯13の端面に対向せしめた接極子15は可動接点ばね16を介してリベット等に よって継鉄14の先端に揺動自在に鋲着され、コイル12に電圧を印加すると開放状 態から動作状態に転じて離れていた接極子15が鉄芯13の端面に磁気吸着される。
【０００６】 可動接点ばね16による接極子15の負荷は図３に一点鎖線で示す如く可動接点が 固定接点から離れるまで急上昇するが、その後は可動接点ばねが撓むに伴って徐 々に上昇し可動接点が反対側の固定接点に当接すると再び急上昇する。
【０００７】 一方、電磁石による吸引力は図３に実線で示す如く鉄心13の端面から接極子15 までの距離の２乗にほぼ反比例し、鉄心13から離れている接極子15に対する吸引 力は弱いが接極子15が鉄心13の端面に近づくに伴って吸引力が急激に上昇する。
【０００８】 かかる電磁石において相対する接極子15と鉄心13の対向面積が大きいほど漏洩 磁束が減少して図３に破線で示す如く、鉄心13の初期の吸引力が増大し極く小さ い電流で動作する高感度化された電磁継電器を形成することが可能になる。
【０００９】 しかるに対向面積を拡大するため鉄心13を一様に太くするとコイル12の外径が 大きくなり電磁継電器の大型化を招く。そこで従来の電磁継電器は図２に示す如 くヘッダー加工により鉄心13の接極子15と対向する端面のみを大きくしている。
【００１０】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ヘッダー加工による端面の拡大には限度があり限度を超えて拡大する と周辺部に亀裂等が発生するため、従来の電磁継電器では電磁石による吸引力を 図３に破線で示す特性まで向上させることができないという問題があった。
【００１１】 本考案の目的は鉄心の対向面積を更に拡大し極く小さい電流で動作する高感度 化された電磁継電器を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
図１は本考案になる電磁継電器を示す側断面図である。なお全図を通し同じ対 象物は同一記号で表している。
【００１３】 上記課題はボビン11に捲回されたコイル12を貫通する鉄芯21と鉄芯21の端面に 対向させた接極子22を有し、接極子22が鉄芯21に磁気吸着されたときに互いに噛 み合うように形成された凹凸23が、鉄芯21の端面および鉄芯21の端面と対向する 接極子22の面に形成されてなる本考案の電磁継電器によって達成される。
【００１４】
【作用】
図１において接極子が鉄芯に磁気吸着されたときに互いに噛み合うように形成 された凹凸を、鉄芯の端面および鉄芯の端面と対向する接極子の面に形成するこ とによって鉄心の対向面積が拡大され、コイルに印加する駆動電圧が低くしかも 極く小さい電流で動作する高感度化された電磁継電器を実現することができる。
【００１５】
【実施例】
以下添付図により本考案の実施例について説明する。 本考案になる電磁継電器は図１に示す如くボビン11に捲回されたコイル12を貫 通する鉄芯21およびＬ字状の継鉄14を有し、鉄芯21の下端を継鉄14の短軸側に設 けられた孔に嵌挿し締結することによって鉄芯21と継鉄14は一体化されている。
【００１６】 鉄芯21の端面に対向せしめた接極子22は可動接点ばね16を介してリベット等に よって継鉄14の先端に揺動自在に鋲着され、コイル12に電圧を印加すると開放状 態から動作状態に転じて離れていた接極子22が鉄芯21の端面に磁気吸着される。
【００１７】 鉄芯21の端面および鉄芯21の端面と対向する接極子22の面に例えば平行な複数 の山と谷からなる凹凸23が形成され、接極子22が鉄芯21に磁気吸着されたとき接 極子22に形成された山が鉄芯21に形成された谷に嵌入するよう構成されている。
【００１８】 なお、実施例においては鉄芯21の端面および接極子22の面に平行な複数の山と 谷からなる凹凸23が形成されているが、接極子22が鉄芯21に磁気吸着されたとき 隙間を介することなく噛み合う形状であればどのような形状であってもよい。
【００１９】 このように接極子が鉄芯に磁気吸着されたときに互いに噛み合うように形成さ れた凹凸を、鉄芯の端面および鉄芯の端面と対向する接極子の面に形成すること によって鉄心の対向面積が拡大され、コイルに印加する駆動電圧が低くしかも極 く小さい電流で動作する高感度化された電磁継電器を実現することができる。
【００２０】
【考案の効果】
上述の如く本考案によれば鉄心の対向面積を更に拡大し極く小さい電流で動作 する高感度化された電磁継電器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本考案になる電磁継電器を示す側断面図であ
る。
【図２】 従来の電磁継電器の主要部を示す側断面図で
ある。
【図３】 電磁継電器の吸引力特性を示す図である。
【符号の説明】
11 ボビン 12 コイル 14 継鉄 16 可動接点ばね 21 鉄芯 22 接極子 23 凹凸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ボビン(11)に捲回されたコイル(12)を貫
    通する鉄芯(21)と該鉄芯(21)の端面に対向させた接極子
    (22)を有し、該接極子(22)が該鉄芯(21)に磁気吸着され
    たときに互いに噛み合うように形成された凹凸(23)が、
    該鉄芯(21)の端面および該鉄芯(21)の端面と対向する該
    接極子(22)の面に形成されてなることを特徴とする電磁
    継電器。
JP4467192U 1992-06-29 1992-06-29 電磁継電器 Withdrawn JPH065083U (ja)

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JPH065083U true JPH065083U (ja) 1994-01-21

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007088800A1 (ja) * 2006-01-31 2009-06-25 日本ビクター株式会社 プラスチック部品組立体の製造方法及びプラスチック部品組立体、並びに、プラスチック部品溶着ヘッド及びプラスチック部品溶着機
CN112262452A (zh) * 2018-04-24 2021-01-22 菲尼克斯电气公司 继电器

Cited By (3)

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JPWO2007088800A1 (ja) * 2006-01-31 2009-06-25 日本ビクター株式会社 プラスチック部品組立体の製造方法及びプラスチック部品組立体、並びに、プラスチック部品溶着ヘッド及びプラスチック部品溶着機
CN112262452A (zh) * 2018-04-24 2021-01-22 菲尼克斯电气公司 继电器
CN112262452B (zh) * 2018-04-24 2023-09-15 菲尼克斯电气公司 继电器

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003