JPS5814699Y2 - 往復駆動装置 - Google Patents
往復駆動装置Info
- Publication number
- JPS5814699Y2 JPS5814699Y2 JP16967377U JP16967377U JPS5814699Y2 JP S5814699 Y2 JPS5814699 Y2 JP S5814699Y2 JP 16967377 U JP16967377 U JP 16967377U JP 16967377 U JP16967377 U JP 16967377U JP S5814699 Y2 JPS5814699 Y2 JP S5814699Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mover
- yoke
- permanent magnet
- spring
- drive device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はポンプ、振動機器等に用いられる電気エネルギ
ーを電磁作用により往復運動エネルギーに変換させる往
復駆動装置に係るものである。
ーを電磁作用により往復運動エネルギーに変換させる往
復駆動装置に係るものである。
従来この種の装置としては第１図に示す如く、電磁コイ
ル２内の可動鉄心１０が電磁コイル２の通電時にヨーク
９内に吸引される吸引作用と無通電時にばね６による反
発力による反発作用とを組合せたいわゆる電磁石装置が
ある。
ル２内の可動鉄心１０が電磁コイル２の通電時にヨーク
９内に吸引される吸引作用と無通電時にばね６による反
発力による反発作用とを組合せたいわゆる電磁石装置が
ある。
しかしながら、上述の第１図に示す装置においては、電
磁作用による吸引力をばね６の反発力に抗して作用させ
るので入力電気エネルギーとばね６の反発力の差のみが
運動エネルギーに変換されるにすぎず効率（出力エネル
ギー／入力エネルギー）が悪い。
磁作用による吸引力をばね６の反発力に抗して作用させ
るので入力電気エネルギーとばね６の反発力の差のみが
運動エネルギーに変換されるにすぎず効率（出力エネル
ギー／入力エネルギー）が悪い。
また、動作初期においては吸引力が弱く一方動作終期に
おいては吸引力が最大になるという動作特性の非線形性
があり、往復動作の中心点、つまみストロークの中心位
置が明確に設定できない欠点がある。
おいては吸引力が最大になるという動作特性の非線形性
があり、往復動作の中心点、つまみストロークの中心位
置が明確に設定できない欠点がある。
本考案は上述した欠点を解消した往復駆動装置を提供す
るものである。
るものである。
以下本考案を第２図に示す実施例について説明する。
第２図において１は筒状固定永久磁石３と共にコ字形状
を形成するヨーク、２は電磁コイルであり、ヨーク１内
の溝１ａに設け、かつ交流電源若しくは極性切換手段を
有する直流電源（何れも図示せず）と電気的に接続する
。
を形成するヨーク、２は電磁コイルであり、ヨーク１内
の溝１ａに設け、かつ交流電源若しくは極性切換手段を
有する直流電源（何れも図示せず）と電気的に接続する
。
ヨーク１内に可動子１２を軸方向摺動自在に介装する。
可動子１２は軸方向に着磁した永久磁石４０両端に磁極
片５を固着して形成し、更に一端にばね６を設け、かつ
両端にシャフト９を固着する。
片５を固着して形成し、更に一端にばね６を設け、かつ
両端にシャフト９を固着する。
一方ヨーク１の両端に軸受８を有する側板７を装着し、
前記可動子１２を支持する。
前記可動子１２を支持する。
次に上記構成による動作を説明する。
第２図において電磁コイル２に通電していない状態にあ
っては可動子１２は、ヨーク１と可動子１２との軸方向
の磁気吸引力とばね６の反発力とのつりあった位置、つ
まり往復動作ストロークの中心位置にある。
っては可動子１２は、ヨーク１と可動子１２との軸方向
の磁気吸引力とばね６の反発力とのつりあった位置、つ
まり往復動作ストロークの中心位置にある。
次に電磁コイル２に可動子１２が軸方向ばね６のある側
に磁気吸引力が働くように通電したとき、可動子１２は
ヨーク１及び固定永久磁石３と可動子１２で形成される
磁気回路の導磁度（パーミアンス）が最大になる所、す
なわち第２図で言えばコ字形を形成するヨーク１の溝１
ａと可動子１２の磁極片５が軸方向位置で一致する所ま
で移動する。
に磁気吸引力が働くように通電したとき、可動子１２は
ヨーク１及び固定永久磁石３と可動子１２で形成される
磁気回路の導磁度（パーミアンス）が最大になる所、す
なわち第２図で言えばコ字形を形成するヨーク１の溝１
ａと可動子１２の磁極片５が軸方向位置で一致する所ま
で移動する。
次に前述した通電方向と逆に通電したとき、可動子１２
はばね６の反発力とヨーク１と可動子１２との磁気的反
撥力により、前述とは逆方向に移動する。
はばね６の反発力とヨーク１と可動子１２との磁気的反
撥力により、前述とは逆方向に移動する。
そしてかつ前述した往復動作ストロークの中心位置を過
ぎてばね６が、その自由長さを過ぎて伸び切ると、ヨー
ク１と可動子１２との磁気的反発力と吸引力（当然のこ
とながらヨーク１と可動子１２との間に働く磁気的力は
可動子１２の１極のみを考えればヨーク１の片側では反
発力、他の側では吸引力となる）及びばね６の収縮力と
が均衡した位置まで移動する。
ぎてばね６が、その自由長さを過ぎて伸び切ると、ヨー
ク１と可動子１２との磁気的反発力と吸引力（当然のこ
とながらヨーク１と可動子１２との間に働く磁気的力は
可動子１２の１極のみを考えればヨーク１の片側では反
発力、他の側では吸引力となる）及びばね６の収縮力と
が均衡した位置まで移動する。
以後これを繰返す。
また、本考案装置においてはばねらは可動子１２の動作
の方向性の規制及び共振状態の現出に寄与するものであ
り、第１図に示す装置に用いられるばねの様に強力なも
のであることを必要としない。
の方向性の規制及び共振状態の現出に寄与するものであ
り、第１図に示す装置に用いられるばねの様に強力なも
のであることを必要としない。
以上述べた本考案装置においては永久磁石の起磁力と電
磁コイルによる起磁力が和動して作用するため、入力の
電気エネルギーは、少なくてよい。
磁コイルによる起磁力が和動して作用するため、入力の
電気エネルギーは、少なくてよい。
参考に本考案装置の効率を第１図に示す従来の装置と比
較すると同一出力を得るのに本考案装置においては、従
来の装置で必要とした入力電気エネルギーの約６０％し
か必要としなかった。
較すると同一出力を得るのに本考案装置においては、従
来の装置で必要とした入力電気エネルギーの約６０％し
か必要としなかった。
すなわち本考案装置においては、効率は従来の装置の約
１１０．６０倍となるので約７０％近く効率が上昇して
いることになる。
１１０．６０倍となるので約７０％近く効率が上昇して
いることになる。
本考案の往復駆動装置は、以上記述の如き、構成および
作用であるから、下記の効果を奏し得る。
作用であるから、下記の効果を奏し得る。
（１）効率のよい往復駆動装置である。
（２）動作の線形性が良好であり無通電時においては、
可動子が往復動作ストロークの中心位置にある。
可動子が往復動作ストロークの中心位置にある。
（３）バネを動作の方向規制および共振動作の補助とし
て用いるためば゛ねに無理な力が作用しないので、寿命
が長い。
て用いるためば゛ねに無理な力が作用しないので、寿命
が長い。
第１図は、従来装置の一例を示す縦断面図、第２図は本
考案の一実施例を示す縦断面図である。 １．１１ ：ヨーク、２：電磁コイル、３：固定永久磁
石、４：可動永久磁石、６：ばね、１２：可動子。
考案の一実施例を示す縦断面図である。 １．１１ ：ヨーク、２：電磁コイル、３：固定永久磁
石、４：可動永久磁石、６：ばね、１２：可動子。
Claims (1)
- 中空筒状の固定永久磁石の軸方向端面にヨークを固着し
て形成した磁気回路内に筒状電磁コイルを配設し、かつ
該磁気回路内に軸端部に磁極片を有し、かつ軸方向に電
磁してなる永久磁石を摺動自在に設けて可動子を形成し
、前記固定永久磁石を該可動子を磁気的に吸引する極性
に軸方向に着磁し、前記可動子の少なくとも一端にバネ
を設けたことを特徴とする往復駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16967377U JPS5814699Y2 (ja) | 1977-12-19 | 1977-12-19 | 往復駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16967377U JPS5814699Y2 (ja) | 1977-12-19 | 1977-12-19 | 往復駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5494813U JPS5494813U (ja) | 1979-07-05 |
| JPS5814699Y2 true JPS5814699Y2 (ja) | 1983-03-24 |
Family
ID=29171957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16967377U Expired JPS5814699Y2 (ja) | 1977-12-19 | 1977-12-19 | 往復駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814699Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104753303B (zh) | 2013-12-31 | 2018-10-02 | 博立码杰通讯(深圳)有限公司 | 驱动装置及器件制作方法 |
-
1977
- 1977-12-19 JP JP16967377U patent/JPS5814699Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5494813U (ja) | 1979-07-05 |
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