JPH067625Y2 - 印刷シミュレーション装置 - Google Patents

印刷シミュレーション装置

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JPH067625Y2
JPH067625Y2 JP4268388U JP4268388U JPH067625Y2 JP H067625 Y2 JPH067625 Y2 JP H067625Y2 JP 4268388 U JP4268388 U JP 4268388U JP 4268388 U JP4268388 U JP 4268388U JP H067625 Y2 JPH067625 Y2 JP H067625Y2
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JP
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color
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JP4268388U
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茂 半田
敏之 杉原
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はカラースキャナと接続され、色補正後の画像
信号から印刷物をシミュレートし、シミュレーション画
像を表示する印刷シミュレーション装置に関する。
〔従来の技術〕
カラー原稿を色分解し色分解版を作成する際の色分解条
件(各種の色補正量)を決定するために、カラーモニタ
の画面上で印刷画像をシミュレートする印刷シミュレー
ション装置が開発されている。このような装置を用いれ
ば、実際に校正刷りを行なわなくても、印刷物の仕上り
状態をカラーモニタ上で確認でき実質的に検版すること
が可能であるので、校正に便利である。
〔考案が解決しようとする課題〕
通常、色分解の際に、カラースキャナは1枚のカラー原
稿を数千本の走査線で数十秒かけて読取る。この画像信
号はテレビジョン信号の周波数より低いので、そのまま
シミュレーション回路には入力できない。そのため、シ
ミュレーションの際には、上記の本スキャンは行なわず
に、読取り走査線のピッチを粗くしたラフスキャンを行
なうのが一般的である。
ここで、シミュレーションのためのラフスキャンの条件
(分解倍率、走査線ピッチ、露光フォーマット)はカラ
ー原稿のサイズ、読取りドラムへのカラー原稿の貼付け
方向(原稿の絵柄の縦方向をドラムの軸方向に向ける
か、原稿の絵柄の横方向をドラムの軸方向に向ける
か)、絵柄の回転方向等に依存している。
ところで、従来の印刷シミュレーション装置は特定のカ
ラースキャナとはオンライン接続できるが、それ以外の
カラースキャナとは、画像信号はオンライン化できる
が、制御信号についてはオンライン化できなかった。そ
のため、この場合はラフスキャン条件をカラー原稿のサ
イズ、カラー原稿の向き、絵柄の回転方向に応じて計算
してから、カラースキャナに入力しなければならなかっ
た。このため、ラフスキャン条件の設定誤りが発生しや
すかった。
また、本スキャンに入る際に、ラフスキャン条件を解除
し忘れてしまうこともあった。
この考案は上述した事情に対処すべくなされたもので、
簡単な構成を追加するだけで、シミュレーションのため
のラフスキャン条件を間違えなくカラースキャナに入力
できる印刷シミュレーション装置を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案による印刷シミュレーション装置はカラー原稿
のサイズ、読取りドラムへのカラー原稿の貼付け方向、
色分解版露光時の絵柄の回転方向の指定情報と、分解倍
率、走査線ピッチ、露光フォーマットからなるスキャン
条件とを対応づけて記憶するメモリと、このメモリから
指定情報に応じてスキャン条件を読出し、表示するモニ
タを具備する。
〔作用〕
この考案によれば、種々の指定情報を入力することによ
り、メモリからその指定情報に応じた分解倍率、走査線
ピッチ、露光フォーマットからなるスキャン条件が読出
され、画面上に表示されるので、シミュレーションのた
めのラフスキャン条件を間違えなくカラースキャナに入
力できる。
〔実施例〕
以下図面を参照してこの考案による印刷シミュレーショ
ン装置の一実施例を説明する。第1図はこの実施例の構
成を示すブロック図である。
カラースキャナ10は読取りドラム12、読取りヘッド
14、色補正回路16、露光ヘッド18、露光ドラム2
0を有する一般的なカラースキャナである。読取りドラ
ム12に貼付けられたカラー原稿22は、読取りドラム
12の回転と読取りヘッド14の軸方向への移動により
読取られる。読取りドラム12へのカラー原稿22の貼
付け方(原稿の向き)は原稿の絵柄の縦方向をドラムの
軸方向に向ける場合と、原稿の絵柄の横方向をドラムの
軸方向に向ける場合とがある。同様に、露光ドラム20
に貼付けられた色分解版フィルム24は、露光ドラム2
0の回転と露光ヘッド18の軸方向への移動により露光
される。本スキャンの際は、ドラムに貼られたままの方
向で露光される。絵柄の回転はシミュレーションユニッ
トの画面上の絵柄の天地方向を見やくするために行なう
ものである。
色補正回路16はマスキング回路、下色除去(UCR)
回路、階調修正回路、ネガ/ポジ変換回路、ドット%表
示回路等からなり、印刷のための色の補正、修正等を行
なう、すなわち色分解条件を設定する回路である。
色補正回路16の出力画像信号がシミュレーションユニ
ット26に供給される。シミュレーションユニット26
に入力された画像信号は合成されて印刷物がシミュレー
トされ、画面27上に印刷物のシミュレーション画像が
表示される。ここで、シミュレーションの際は、本スキ
ャンは行なわずに、読取り走査線のピッチを粗く、分解
倍率を小さくしたラフスキャンを行なう。
シミュレーションユニット26はラフスキャン条件を決
定するための制御信号(カラー原稿のサイズ(35mm、
4×5インチ、6×7インチ、8×10インチ等)、カ
ラー原稿の向き(縦長、横長)、絵柄の回転方向を指定
する信号、及び条件決定スタート信号)を入力するため
の操作パネル29が設けられる。シミュレーションユニ
ット26にスキャン条件決定回路28が接続され、操作
パネル29から入力された制御信号がスキャン条件決定
回路28に入力される。
スキャン条件決定回路28には各種の制御信号に対する
スキャン条件(分解倍率、走査線ピッチ、露光フォーマ
ット)を両者を対応づけて表として記憶しているROM
(リードオンリメオリ)30が接続される。
そのため、スキャン条件決定回路28はシミュレーショ
ンユニット26から制御信号が供給されると、それに応
じたスキャン条件をROM30から読出し、キャラクタ
コードとしてモニタ32に供給する。モニタ32はこの
スキャン条件を表示する。作業者はこのモニタ32上の
スキャン条件を読取ってカラースキャナ10に設定する
ことにより、シミュレーションのためのラフスキャン条
件を間違えなく設定できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案による印刷シミュレーシ
ョン装置によれば、ラフスキャン条件の設定誤りによる
時間、材料、人件費の無駄が防止されるとともに、作業
効率が向上する。
なお、この考案は上述した実施例に限定されず、その趣
旨を変更しない範囲で種々変更可能であり、スキャン条
件の項目はカラースキャナの具体的構成に応じて変更さ
れることがある。ROM30としては、フロッピィーデ
スク等を用いてもよい。また、スキャン条件表示専用の
モニタ32を設けずに、シミュレーションユニット26
の表示部に条件を表示してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による印刷シミュレーション装置の一
実施例のブロック図である。 10……カラースキャナ、26……シミュレーションユ
ニット、28……スキャン条件決定回路、30……RO
M、32……モニタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラースキャナから供給された色補正後の
    画像信号に基づいて印刷物のシミュレーション画像を表
    示する印刷シミュレーション装置において、原稿のサイ
    ズ、原稿の向き、絵柄の回転方向の指定情報と、分解倍
    率、走査線ピッチ、露光フォーマットからなるラフスキ
    ャン条件とを対応づけて記憶するテーブル手段と、前記
    テーブル手段から指定情報に応じてラフスキャン条件を
    読出し、表示する手段を具備することを特徴とする印刷
    シミュレーション装置。
JP4268388U 1988-03-30 1988-03-30 印刷シミュレーション装置 Expired - Lifetime JPH067625Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4268388U JPH067625Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30 印刷シミュレーション装置

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JP4268388U JPH067625Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30 印刷シミュレーション装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01146239U JPH01146239U (ja) 1989-10-09
JPH067625Y2 true JPH067625Y2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=31269091

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