JPH0675639B2 - シャツの袖腕筒部プレス整形装置 - Google Patents

シャツの袖腕筒部プレス整形装置

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JPH0675639B2
JPH0675639B2 JP31054992A JP31054992A JPH0675639B2 JP H0675639 B2 JPH0675639 B2 JP H0675639B2 JP 31054992 A JP31054992 A JP 31054992A JP 31054992 A JP31054992 A JP 31054992A JP H0675639 B2 JPH0675639 B2 JP H0675639B2
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JP
Japan
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mold member
sleeve arm
press
shirt
arm cylinder
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Expired - Lifetime
Application number
JP31054992A
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English (en)
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JPH06154497A (ja
Inventor
恒男 鹿島
Original Assignee
吉村精機株式会社
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Publication date
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  • Details Of Garments (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Yシャツ等のシャツの
袖腕筒部をプレス整形する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、例えば特開昭58−67292号のように、Yシャ
ツの袖腕筒部を肩口開口部から被嵌する2本の型部材を
機体に立設し、この型部材を外方に膨出可能に構成し、
型部材に被嵌されたカフス部を止着固定する止着固定部
を型部材の近傍位置に設け、型部材に被嵌された袖腕筒
部及びカフス部をプレスするプレス部を機体に併設せし
めた構造のシャツの袖腕筒部プレス整形装置(以下、単
に従来例という。)が提案されている。
【0003】この従来例は袖腕筒部のタックをきれいに
プレス整形する為、カフス部を型部材に止着固定した後
袖腕筒部間の連設部を手で一々押し下げなければならず
非常に厄介である。
【0004】そして、該連設部の手による押し下げは、
手のひらはそれ程大きくない為数回手で押し下げないと
タックをきれいに伸ばすことができない。
【0005】また、型部材に被嵌された袖腕筒部のタッ
クをきれいに伸ばしてプレスするには、手でタックを伸
ばした状態でプレス部で該袖腕筒部を挾着しなれければ
ならず、従って、プレス部が袖腕筒部を挾着するまで手
で前記連設部を押し下げておかなければならず非常に危
険であるという欠点も存する。
【0006】本発明は、このような欠点を解決したシャ
ツの袖腕筒部プレス整形装置を提供することを技術的課
題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0008】シャツaの袖腕筒部bを肩口開口部から被
嵌する2本の型部材1を機体に立設し、型部材1に被嵌
されたカフス部cを止着固定する止着固定部3を型部材
1の近傍位置に設け、型部材1に袖腕筒部b間の連設部
dを押し下げる巾広板状の押し下げ部4を設け、前記止
着固定部3及び該押し下げ部4を作動せしめるスイッチ
部5を型部材1の基部間位置に設け、型部材1に被嵌さ
れた袖腕筒部b及びカフス部cをプレスするプレス部6
を機体に併設せしめたことを特徴とするシャツの袖腕筒
部プレス整形装置に係るものである。
【0009】
【作用】シャツaの袖腕筒部bを肩口開口部から2本の
型部材1に被嵌し、この被嵌作業を完了させるべく袖腕
筒部b間の連設部dを押し下げると、手はスイッチ部5
に触れ、従って、止着固定部3が作動してカフス部cを
挾着し、続いて押し下げ部4が作動してタックeが伸ば
され、この状態でプレス部6が袖腕筒部b及びカフス部
cをプレス整形する。
【0010】
【実施例】図面は本発明の一実施例を図示したもので、
以下に説明する。
【0011】機体に2本の型部材1を立設する。この型
部材1の頂部のカフスブロック18近傍は袖腕筒部bの被
嵌を良好にすべく無用な突出部のない滑らかな湾曲面に
形成されている。
【0012】この2本の型部材1の基部にはシリンダー
装置7により拡縮して袖腕筒部bのシワを伸ばす棒体8
が配設されている。
【0013】また、この型部材1にはエアバッグ部9が
設けられており、エアバッグ部9内にエアが導入される
ことで該エアバッグ部9は外方に膨出する。
【0014】機体の一側には支持部材10が立設され、こ
の支持部材10には回動軸11が横架状態に軸受され、この
回動軸11には2つの止着固定部3が夫々の型部材1に対
応するように設けられている。符号22は回動軸11を回動
させるシリンダー装置である。
【0015】止着固定部3は基体12の下面に挾着板14が
設けられた構造で、挾着板14を取り付けるチャンネル枠
2の下面には、突没スイッチ13が設けられ、この突没ス
イッチ13がカフスブロック18の頂部に当接すると前記挾
着板14は閉じるように構成されている。符号15は挾着板
14の挾着解除スイッチ,23は挾着板14の挾着用シリンダ
ー装置である。
【0016】機体の後方には、二つの板状のプレス部6
が擺動自在に設けられている。このプレス部6はシャツ
の素材により適量のスチームを噴射する一対の挾着板16
を1組として構成され、挾着板16同志の間隔が可変し、
型部材1に被嵌された袖腕筒部bをプレス整形し得るよ
うに構成されている。符号19は挾着板16の挾着用シリン
ダー装置,20はプレス部6の擺動機構である。
【0017】また、2本の型部材1の後方にして機体に
は、擺動して該型部材1の基部間に位置する押し下げ部
4が設けられており、この押し下げ部4は、可及的に袖
腕筒部bのタックeを伸ばすことができるように型部材
1間の巾に等しい即ち連設部d全面を押圧し得る形状に
設定されている。符号21は押し下げ部4を擺動させるシ
リンダー装置である。
【0018】また、該型部材1の基部間にして機体に
は、前記止着固定部3及び前記押し下げ部4を作動せし
める広い面積の板状のスイッチ部5が水平状態で設けら
れている。
【0019】また、機体の前記支持部材10の前側には半
袖シャツをプレス整形する場合を考慮して、光を照射す
る光照射装置17が設けられており、この光照射装置17か
ら照射される光の位置を半袖シャツをプレス整形するの
に最適な位置となるように予めセットしておき、半袖シ
ャツの袖腕筒部bを該光照射装置17からの光の位置を基
準に適正状態で型部材1に被嵌セットする。
【0020】本実施例は上記構成であるから次の作用効
果を呈する。
【0021】シャツaの袖腕筒部bを肩口開口部から2
本の型部材1に被嵌し、この被嵌作業を完了させるべく
シャツaの袖腕筒部b間の連設部dを手で押し下げる
と、手は同時にスイッチ部5を押し下げ、このスイッチ
部5により回動軸11が回動して突没スイッチ13が型部材
1・2の頂部に当接し、挾着板14が閉じてシャツaのカ
フス部cが挾着される。
【0022】両側のカフス部cが挾着板14により挾着さ
れると、続いて押し下げ部4が擺動して連設部dを押し
下げ、袖腕筒部bのタックeやシワを伸ばし、この状態
で一対の挾着板16が後方から擺動し、該挾着板16が型部
材1に被嵌されている袖腕筒部b及びカフス部cをプレ
ス整形する。
【0023】従って、本実施例によればシャツaのセッ
ティングが迅速に行え、非常に効率良く袖腕筒部b及び
カフス部cのプレス整形を行ない得ることになる。
【0024】尚、本実施例の以上の制御はマイコン等の
自動制御若しくは手動により行う。
【0025】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、シ
ャツの袖腕筒部を型部材に被嵌する作業と同時に止着固
定部,押し下げ部を作動開始させることができ、シャツ
のセッティング作業を非常に効率良く行い得る秀れたシ
ャツの袖腕筒部プレス整形装置を提供し得ることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の要部の斜視図である。
【図2】本実施例の側断面図である。
【図3】本実施例の要部の側断面図である。
【図4】本実施例の要部の正面図である。
【図5】本実施例の要部の側断面図である。
【符号の説明】
1 型部材 3 止着固定部 4 押し下げ部 5 スイッチ部 6 プレス部 a シャツ b 袖腕筒部 c カフス部 d 連設部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャツの袖腕筒部を肩口開口部から被嵌
    する2本の型部材を機体に立設し、型部材に被嵌された
    カフス部を止着固定する止着固定部を型部材の近傍位置
    に設け、型部材に袖腕筒部間の連設部を押し下げる巾広
    板状の押し下げ部を設け、前記止着固定部及び該押し下
    げ部を作動せしめるスイッチ部を型部材の基部間位置に
    設け、型部材に被嵌された袖腕筒部及びカフス部をプレ
    スするプレス部を機体に併設せしめたことを特徴とする
    シャツの袖腕筒部プレス整形装置。
JP31054992A 1992-11-19 1992-11-19 シャツの袖腕筒部プレス整形装置 Expired - Lifetime JPH0675639B2 (ja)

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JP31054992A JPH0675639B2 (ja) 1992-11-19 1992-11-19 シャツの袖腕筒部プレス整形装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06154497A JPH06154497A (ja) 1994-06-03
JPH0675639B2 true JPH0675639B2 (ja) 1994-09-28

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ID=18006578

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