JPH033409Y2 - - Google Patents

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JPH033409Y2
JPH033409Y2 JP8669686U JP8669686U JPH033409Y2 JP H033409 Y2 JPH033409 Y2 JP H033409Y2 JP 8669686 U JP8669686 U JP 8669686U JP 8669686 U JP8669686 U JP 8669686U JP H033409 Y2 JPH033409 Y2 JP H033409Y2
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JP
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guide shaft
base
skin material
skin
chuck
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JP8669686U
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JPS62199339U (ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は所要の形状に成形された成形パツド材
や成形基板などの成形基材に表皮材を被装する表
皮被装装置における表皮材のクランプ機構に関す
るものである。
(従来の技術) 成形基材をセツトした下型とその上方に対向さ
せた上型との間に表皮材をその周縁が表皮クラン
プ枠にクランプされた状態で展張しておき、上型
と下型とを型合わせして表皮クランプ枠にクラン
プされている表皮材を下型にセツトされている成
形基材の表面に被装するようにした装置はすでに
知られているが、成形基材の表面に深絞りの凹部
が形成されていると表皮材に皺が生じ易い。この
ため、本出願人は表皮クランプ枠に配設されたク
ランプ爪を表皮材の緊張力が一定限度を越えると
表皮材の滑動を許すルーズクランプ爪とすること
により皺寄りを少なくした考案を先に出願し、実
開昭59−104725号公報として公開されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、ルーズクランプ爪を使用する場合に
は表皮材を必要以上に大きくしておかなければな
らず、周縁の部分に多くの無駄が生じて不経済で
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記のような問題点を解決した表皮被
装装置における表皮材のクランプ機構に関するも
ので、クランプ枠側に取付けられたブラケツトの
両脚板間にガイドシヤフト受けを回動自在に取付
けて該ガイドシヤフト受けにガイドシヤフトを進
退動自在に挿通するとともに該ガイドシヤフトを
一定方向に保持するばねを設け、さらに、該ガイ
ドシヤフトにはその一端をガイドシヤフト受けと
の間にコイルばねを介装するとともに他端にチヤ
ツキングベースを取付け、該チヤツキングベース
の先端にはシリンダをもつて開閉されるチヤツク
爪を設けたことを特徴とするものである。
(作用) このような表皮被装装置における表皮材のクラ
ンプ機構は、セツト板に載けられた表皮材がクラ
ンプ枠の下部に送られてくると、シリンダが作動
されてチヤツク爪とチヤツキングベースの内側下
面との間に表皮材の周縁部がクランプされる。そ
して、セツト板が除かれた後にこのクランプ枠に
よつて周縁をクランプしてある表皮材に上昇する
下型上の成形基材が接し、下降する上型と下型と
の間で成形基材に対する表皮材の被装が行われる
のであるが、成形基材に深絞りの凹部が形成され
ていて表皮材が部分的に大きく延伸された場合
は、チヤツキングベースがコイルばねの弾発力に
抗して横方向に移動するとともに、クランプ枠側
のブラケツトに回動自在に取付けられているガイ
ドシヤフト受けがガイドシヤフト共々回動される
のでチヤツク爪によるチヤツク部分は上下方向に
も移動して表皮材が加えられる張力方向に追従
し、皺寄りや引き裂きが生ずることなく成形基材
表面に表皮材は被装される。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明すれば、1はクランプ枠であつて、その下面に
は内側下面にコ字状のブラケツト2が垂設されて
いるクランプベース3がこれに透設された長窓孔
4,4に挿込んだボルト5,5によつて取付角度
と取付位置が調節できるように取付けられてお
り、該ブラケツト2の両脚板間にはガイドシヤフ
ト受け6がピン7をもつて回動自在に取付けてあ
る。そして、このガイドシヤフト受け6にはガイ
ドシヤフト8を進退動自在に挿通するとともに上
面と前記クランプベース3の中間部下面との間に
ガイドシヤフト8が一定方向に保持されるように
する板状のばね9を設けてある。また、前記ガイ
ドシヤフト8にはクランプ枠1の外側に相当する
一端とガイドシヤフト受け6との間においてコイ
ルばね10を介装するとともに、該ガイドシヤフ
ト8の他端はチヤツキングベース11の中間部上
面に設けた取付基部11aに挿着して常時は取付
基部11aがガイドシヤフト受け6の側面に前記
コイルばね10の弾発力で位置するようにしてあ
る。12はチヤツキングベース11の内側の先端
に設けられるチヤツク爪であつて、該チヤツク爪
12はチヤツキングベース11の下面外側に基端
を枢着させたシリンダ13のピストンロツド14
にリンク15を介して取付けられていて該シリン
ダ13の作動により開閉されるもので、チヤツキ
ングベース11の先端下面には該チヤツク爪12
の爪先と対応する凹部16が形成されている。
このように構成されたものは、セツト板21に
載せられた表皮材22がクランプ枠1の下方から
送られてくると、シリンダ13が作動されてチヤ
ツク爪12と凹部16との間に表皮材22の周縁
部がクランプされて該クランプ枠1に表皮材22
が自動的に展張され、ここでセツト板21は除去
される。このように表皮材22が展張されたクラ
ンプ枠1を図示しない表皮被装装置の成形基材が
セツトされた下型とこれに対向する上型との間に
停止保持させ、この状態で下型が上昇するととも
に上型が下降して成形基材の表面に表皮材22を
被装するのであるが、本考案ではシリンダ13の
作動により開閉動されるチヤツク爪12を先端に
設けてあるチヤツキングベース11が、クランプ
枠1側に取付けられたブラケツト2の両脚板間に
あるガイドシヤフト受け6に対し、コイルばね1
0の弾発下に摺動自在なガイドシヤフト8をもつ
て横方向に移動自在としてあるばかりでなく、前
記ガイドシヤフト受け6をブラケツト2の両脚板
間においてピン7を支点としてばね9の復元力下
に回動自在としてあることによつて前記チヤツキ
ングベース11はチヤツク爪12部分が上下方向
に円弧状の軌跡をとつた回転運動を行えるように
なつており、従つて、表皮材が成形基材に形成さ
れた深絞り状の凹部に添うようプレスされた際に
無理な張力が加えられても、クランプ部分がこの
張力方向に追従した動きとなつて表皮材が引き裂
かれたり皺寄ることなく適確に成形基材表面に被
装されることとなる。
(考案の効果) 本考案は前記説明から明らかなように、深絞り
状の凹部が形成されている成形基材の表面に対し
ても皺寄りや引き裂きなく適確容易に表皮材を連
続的に被装するうえに便利なもので、ルーズクラ
ンプ爪を用いる場合のように表皮材を成形基材の
大きさよりはるかに大きくしておく必要もないの
で表皮材に無駄の生ずるおそれもなく、ばねやコ
イルばねを利用した機構としているので構造が簡
単で故障の生ずることも殆んどない利点と相ま
ち、従来の表皮被装装置における表皮材のクラン
プ機構の問題展を解決したものとして実用的価値
極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例をす要部の一部切欠正
面図、第2図は同じく態様を異にして示す要部の
一部切欠正面図、第3図は同じく要部の底面図で
ある。 1:クランプ枠、2:ブラケツト、6:ガイド
シヤフト受け、8:ガイドシヤフト、9:ばね、
10:コイルばね、11:チヤツキングベース、
12:チヤツク爪、13:シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クランプ枠1側に取付けられたブラケツト2の
    両脚板間にガイドシヤフト受け6を回動自在に取
    付けて該ガイドシヤフト受け6にガイドシヤフト
    8を進退動自在に挿通するとともに該ガイドシヤ
    フト8を一定方向に保持するばね9を設け、さら
    に、該ガイドシヤフト8にはその一端をガイドシ
    ヤフト受け6との間にコイルばね10を介装する
    とともに他端にチヤツキングベース11を取付
    け、該チヤツキングベース11の先端にはシリン
    ダ13をもつて開閉されるチヤツク爪12を設け
    たことを特徴とする表皮被装装置における表皮材
    のクランプ機構。
JP8669686U 1986-06-06 1986-06-06 Expired JPH033409Y2 (ja)

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JP8669686U JPH033409Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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JP8669686U JPH033409Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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Publication Number Publication Date
JPS62199339U JPS62199339U (ja) 1987-12-18
JPH033409Y2 true JPH033409Y2 (ja) 1991-01-29

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