JPH0675574U - パチンコ機の施錠装置 - Google Patents

パチンコ機の施錠装置

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JPH0675574U
JPH0675574U JP1803093U JP1803093U JPH0675574U JP H0675574 U JPH0675574 U JP H0675574U JP 1803093 U JP1803093 U JP 1803093U JP 1803093 U JP1803093 U JP 1803093U JP H0675574 U JPH0675574 U JP H0675574U
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locking device
connecting rod
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pachinko machine
plate
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農史 中村
常男 中村
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中東産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施錠装置を前面枠の所定位置に取付ける際、
簡単に且つ正確に位置決めして、容易にねじ止めするこ
とができるパチンコ機の施錠装置を提供する。 【構成】 取付板2と支持板3を断面L字状に一体成形
して基枠体1が形成され、その基枠体の内側に連結杆6
が摺動可能に配設される。支持板3の上部と下部に鉤部
材4、5が連結杆6に連結されて傾動可能に枢支され、
取付板2の中間部にシリンダ錠7がその錠軸を取付板2
に設けた孔から内側に差込むように固定される。その錠
軸の先端に連結杆6に係合するカム板8が固定される。
基枠体1の取付板2の前面に、少なくとも2本の位置決
めピン12が立設される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パチンコ機の前面枠を本体枠に対し施錠する施錠装置に関し、特に 、施錠装置が取付けられる前面枠への位置決めを確実に行い得る施錠装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機の前面枠を本体枠に対し施錠する施錠装置として、取付板と支持板 を断面L字状に一体成形して基枠体が形成され、基枠体の内側に連結杆が摺動可 能に配設され、支持板の上部と下部に鉤部材が連結杆に連結されて傾動可能に枢 支され、取付板の中間部にシリンダ錠がその錠軸を取付板に設けた孔から内側に 差込むように固定され、錠軸の先端に連結杆と係合するカム板が固定されてなる 施錠装置が、一般に使用されている。
【0003】 この種の施錠装置は、パチンコ機の製造・組立時、パチンコ機の前面枠の内側 に縦に、シリンダ錠を正面側に向けて、取付ねじにより所定位置に取付けられる が、近年、組立ラインにおける自動化が進み、この施錠装置も自動機械により前 面枠の所定位置に取付けられることがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、自動機械を用いて施錠装置を前面枠の内側所定位置に位置決め し、取付ねじで固定する組立作業は、自動機械には難しく、特に、施錠装置を所 定の位置に位置決めした状態で、取付ねじを取付孔に差し込んでねじ止めする作 業は、位置がずれやすい等の問題があった。
【0005】 本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、施錠装置を前面枠の 所定位置に取付ける際、簡単に且つ正確に位置決めして、容易にねじ止めするこ とができるパチンコ機の施錠装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の施錠装置は、取付板と支持板を断面L 字状に一体成形して基枠体が形成され、その基枠体の内側に連結杆が摺動可能に 配設され、支持板の上部と下部に鉤部材が連結杆に連結されて傾動可能に枢支さ れ、取付板の中間部にシリンダ錠がその錠軸を取付板に設けた孔から内側に差込 むように固定され、その錠軸の先端に前記連結杆に係合するカム板が固定され、 前記基枠体の取付板がパチンコ機の前面枠に縦に取付けられるパチンコ機の施錠 装置において、基枠体の取付板の前面に、少なくとも2本の位置決めピンが立設 されて構成される。
【0007】
【作用・効果】
パチンコ機の製造・組立時、施錠装置を前面枠に取付ける場合、前面枠には、 予めシリンダ錠を挿入するための貫通孔と位置決めピンを差し込むための位置決 め孔を所定位置に穿設しておく。そして、施錠装置を前面枠の内側に縦に配置さ せ、施錠装置の前面に突出したシリンダ錠を前面枠の貫通孔に挿入すると共に、 位置決めピンを前面枠側の位置決め孔に差し込む。この時、位置決めピンと位置 決め孔の嵌め合い公差を零から負に設定しておけば、位置決めピンは位置決め孔 内に密に嵌入され、施錠装置の正確な位置決めと仮止めが確実に行われる。そし てこの状態で、取付板に設けた取付孔に施錠装置の内側から取付ねじを挿入して 前面枠側にねじ込み、施錠装置は前面枠に固定される。
【0008】 このように、施錠装置の取付時に、位置決めピンを前面枠側の位置決め孔に密 に差し込み、施錠装置の位置決めと仮止めを行うことができるため、取付作業を 容易に行うことができ、施錠装置を自動機械により組み付ける場合でも、正確な 位置に確実に取付けることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1は施錠装置の右側面図を、図2はその背面図を、図3はその平面図を示し ている。1は取付板2と支持板3を断面L字状に一体成形してなる縦長の基枠体 で、基枠体1の支持板3の上部と下部に枢支部が形成される。取付板2には複数 の取付孔2aが穿設される。
【0011】 枢支部には、鉤部材4、5が下方に傾動可能に枢支ピン4a,5aで枢支され る。鉤部材4、5は三角形頭部を有しその中間部に係合凹部を有している。基枠 体1の内側には、支持板3に沿って連結杆6が摺動可能に配設され、連結杆6の 上端は、鉤部材4の元部に連結ピン4bで連結され、下端は下部の鉤部材5の元 部に連結ピン5bで連結される。
【0012】 取付板2の略中央部は幅広に形成され、その箇所にシリンダ錠7がその錠軸を 孔から基枠体1の内側に挿入するように、ねじ又はかしめで固定される。シリン ダ錠7の錠軸には2つの係合部を持つカム板8が固定され、図2反時計方向にカ ム板8を回動させた場合、カム板の係合部が連結杆6中央部の折曲部に係合し、 連結杆6を上方に摺動させ、鉤部材4、5を傾動させる。なお、連結杆6はコイ ルばね9によって下方に付勢されている。
【0013】 支持板3と連結杆6の間に、ガラス枠解錠用の作動片10aを持つガラス枠用 作動杆10が摺動可能に配設され、シリンダ錠7によってカム板8が図2時計方 向に回動された場合、このガラス枠用作動杆10は、コイルばね11の付勢力に 抗して下方に摺動する。
【0014】 なお、ガラス枠用の作動片10aが位置する支持板3の上部に、背面にせり出 すように幅広部3aが形成され、パチンコ機の前面枠の隙間から針金等を差し込 んで作動片10aを動かすようなガラス枠の不正解錠を防止している。
【0015】 さらに、基枠体1の取付板2の前面に、2本の位置決めピン12がシリンダ錠 7の上側と下側に立設される。この位置決めピン12は、取付板2の前面から垂 直に突出し、施錠装置がパチンコ機の前面枠の内側に取付けられる際、前面枠の 所定位置に穿設された位置決め孔に差し込まれる。
【0016】 一方、パチンコ機の前面枠20(合板製)の所定位置には、図4に示すように 、シリンダ錠7が挿入される貫通孔が穿設され、さらに、2本の位置決めピン1 2に対応した位置には、2個の位置決め孔21が非貫通孔として穿設される。こ の位置決めピン12と位置決め孔21の嵌め合い公差は零から負に設定され、ピ ンを孔に差し込んだとき、密に嵌入されるように形成される。
【0017】 パチンコ機の製造・組立時、上記施錠装置を前面枠20に取付ける場合、施錠 装置を前面枠20の内側に縦に配置させ、施錠装置の前面に突出したシリンダ錠 7を前面枠20の貫通孔に挿入すると共に、2本の位置決めピン12を前面枠側 の2個の位置決め孔21に差し込む。このとき、位置決めピン12は位置決め孔 21内に密に嵌入され、施錠装置の正確な位置決めと仮止めが確実に行われる( 図4)。そして、この状態で、取付板2に設けた取付孔2aに施錠装置の内側か ら取付ねじを挿入して前面枠側にねじ込み、施錠装置は前面枠20に固定される 。
【0018】 このように、施錠装置の取付時に、位置決めピン12を前面枠側の位置決め孔 21に密に差し込み、施錠装置の位置決めと仮止めを行うことができるため、取 付作業を容易に行うことができ、施錠装置を自動機械を使用して組み付ける場合 でも、正確な位置に確実に取付けることができる。
【0019】 このような構成の施錠装置では、パチンコ機における前面枠を本体枠に対し閉 じると、施錠装置の上下の鉤部材4、5が図示しない本体枠側の係止金具に当っ て下方に傾動しながら係止され、施錠状態となる。それを解錠する場合は、キー によってシリンダ錠7を回し、カム板8を図1反時計方向に回転させると、カム 板8の係合部が連結杆6と係合してこれを上方へ摺動させ、上下の鉤部材4、5 が下方へ傾動する。この鉤部材4、5の傾動によって、本体枠の係止金具との係 合が外れ、前面枠は開放可能な状態となる。
【0020】 一方、キーを逆方向に回してカム板8を図1時計方向へ回動させた場合、ガラ ス枠用作動杆10が下方に摺動し、その作動片10aが図示しないガラス枠施錠 具の解錠用レバーを動かし、ガラス枠施錠具が解錠される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す施錠装置の右側面図で
ある。
【図2】その背面図である。
【図3】その平面図である。
【図4】施錠装置を前面枠に仮止めした状態の右側面図
である。
【符号の説明】
1−基枠体、 2−取付板、 3−支持板、 4,5−鉤部材、 6−連結杆、 7−シリンダ錠、 8−カム板、 12−位置決めピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付板と支持板を断面L字状に一体成形
    して基枠体が形成され、該基枠体の内側に連結杆が摺動
    可能に配設され、該支持板の上部と下部に鉤部材が連結
    杆に連結されて傾動可能に枢支され、該取付板の中間部
    にシリンダ錠がその錠軸を取付板に設けた孔から内側に
    差込むように固定され、該錠軸の先端に前記連結杆と係
    合するカム板が固定され、前記基枠体の取付板がパチン
    コ機の前面枠に縦に取付けられるパチンコ機の施錠装置
    において、 前記基枠体の取付板の前面に、少なくとも2本の位置決
    めピンが立設されていることを特徴とするパチンコ機の
    施錠装置。
JP1803093U 1993-04-09 1993-04-09 パチンコ機の施錠装置 Expired - Lifetime JP2518924Y2 (ja)

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JPH0675574U true JPH0675574U (ja) 1994-10-25
JP2518924Y2 JP2518924Y2 (ja) 1996-12-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008183303A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Daiichi Shokai Co Ltd パチンコ遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008183303A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Daiichi Shokai Co Ltd パチンコ遊技機

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Publication number Publication date
JP2518924Y2 (ja) 1996-12-04

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