JPH0675570B2 - X線ct装置 - Google Patents
X線ct装置Info
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- JPH0675570B2 JPH0675570B2 JP60199521A JP19952185A JPH0675570B2 JP H0675570 B2 JPH0675570 B2 JP H0675570B2 JP 60199521 A JP60199521 A JP 60199521A JP 19952185 A JP19952185 A JP 19952185A JP H0675570 B2 JPH0675570 B2 JP H0675570B2
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-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—TECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K1/00—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating
- G21K1/02—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators
- G21K1/025—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators using multiple collimators, e.g. Bucky screens; other devices for eliminating undesired or dispersed radiation
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はX線CT装置に係り、特にX線のスライス方向に
おける散乱線の除去を図ったものに関する。
おける散乱線の除去を図ったものに関する。
X線を使用して被検体のX線情報を得る装置において
は、被検体で生ずる散乱線を十分に除去することが、診
断能に優れたX線情報を得る上で極めて重要となる。
は、被検体で生ずる散乱線を十分に除去することが、診
断能に優れたX線情報を得る上で極めて重要となる。
ところで、被検体の断層像を再構成するX線CT装置であ
っては、X線検出器それ自体がグリッド的働きを有して
おり、特にX線ビームのファン方向において生ずる散乱
線は実用上問題とならない程度にまで除去されている。
っては、X線検出器それ自体がグリッド的働きを有して
おり、特にX線ビームのファン方向において生ずる散乱
線は実用上問題とならない程度にまで除去されている。
ところが、X線ビームのスライス方向において生ずる散
乱線はX線検出器のグリッド的働きが少ないため、十分
に除去されていない状態にある。それにもかかわらず、
従来のX線CT装置においては、散乱線除去対策、特にX
線ビームのスライス方向における散乱線除去対策がなさ
れていない。その理由として、X線ビームのスライス方
向はX線検出器における入射面のほぼ全域を使用してい
るため、X線ビームのファン方向に比べて散乱線の入射
量が少ないということが考えられる。しかしながら、近
年X線CT画像の空間解像度を向上させるため、X線ビー
ムのスライス幅を狭くする傾向にあり、この結果、X線
ビームの半影部分が増大し散乱線の入射量が増大すると
いう不都合を生じている。すなわち、第4図(a),
(b)はX線ビームのスライス方向とX線検出器との関
係を示す説明図であり、同図(a)に示すようにX線管
の焦点1より曝射されたX線ビームXBのスライス幅Sが
広い場合には半影部分2が少なく、この場合散乱線のX
線検出器5への入射量は少ないが、同図(b)に示すよ
うに上部コリメータ(X線絞り)3によってX線ビーム
XBのスライス幅Sを狭くする、半影部分2が増大し、被
検体(図示せず)より生じた多量の散乱線4がX線検出
器5に入射し、再構成画像に悪影響を及ぼすことにな
る。
乱線はX線検出器のグリッド的働きが少ないため、十分
に除去されていない状態にある。それにもかかわらず、
従来のX線CT装置においては、散乱線除去対策、特にX
線ビームのスライス方向における散乱線除去対策がなさ
れていない。その理由として、X線ビームのスライス方
向はX線検出器における入射面のほぼ全域を使用してい
るため、X線ビームのファン方向に比べて散乱線の入射
量が少ないということが考えられる。しかしながら、近
年X線CT画像の空間解像度を向上させるため、X線ビー
ムのスライス幅を狭くする傾向にあり、この結果、X線
ビームの半影部分が増大し散乱線の入射量が増大すると
いう不都合を生じている。すなわち、第4図(a),
(b)はX線ビームのスライス方向とX線検出器との関
係を示す説明図であり、同図(a)に示すようにX線管
の焦点1より曝射されたX線ビームXBのスライス幅Sが
広い場合には半影部分2が少なく、この場合散乱線のX
線検出器5への入射量は少ないが、同図(b)に示すよ
うに上部コリメータ(X線絞り)3によってX線ビーム
XBのスライス幅Sを狭くする、半影部分2が増大し、被
検体(図示せず)より生じた多量の散乱線4がX線検出
器5に入射し、再構成画像に悪影響を及ぼすことにな
る。
X線CT画像の空間解像度の向上を目的としてX線ビーム
のスライス幅を狭くしたのにもかかわらず、上述したよ
うに散乱線の悪影響が増大するのではX線ビームのスラ
イス幅を狭くしたことによる効果が半減するといわざる
を得ない。
のスライス幅を狭くしたのにもかかわらず、上述したよ
うに散乱線の悪影響が増大するのではX線ビームのスラ
イス幅を狭くしたことによる効果が半減するといわざる
を得ない。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、その目
的とするところは、X線ビームのスライス方向において
生ずる散乱線を除去することにより診断能に優れた断層
像を再構成することができるX線CT装置を提供すること
にある。
的とするところは、X線ビームのスライス方向において
生ずる散乱線を除去することにより診断能に優れた断層
像を再構成することができるX線CT装置を提供すること
にある。
上記目的を達成するための本発明の概要は、被検体に向
って曝射されたX線を被検体透過後に取り込むことによ
り被検体透過X線情報を検出するX線検出器を有し、こ
のX線検出器によって検出された被検体透過X線情報を
基に被検体の断層像を再構成するX線CT装置において、
前記被検体を透過したX線成分中より、曝射X線のスラ
イス方向に生じた散乱線成分を除去するために、X線の
入射方向に所定長を有しX線遮断性の複数枚の板材から
なり、かつこの板材を前記スアリス方向に配列して構成
した散乱線除去手段を、前記X線検出器の前段に設けた
ことを特徴とするものである。
って曝射されたX線を被検体透過後に取り込むことによ
り被検体透過X線情報を検出するX線検出器を有し、こ
のX線検出器によって検出された被検体透過X線情報を
基に被検体の断層像を再構成するX線CT装置において、
前記被検体を透過したX線成分中より、曝射X線のスラ
イス方向に生じた散乱線成分を除去するために、X線の
入射方向に所定長を有しX線遮断性の複数枚の板材から
なり、かつこの板材を前記スアリス方向に配列して構成
した散乱線除去手段を、前記X線検出器の前段に設けた
ことを特徴とするものである。
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例たるX線CT装置の主要部の構
成を示す説明図であり、X線ビームのスライス側より見
たものがある。12はX線管であり、3は上部コリメータ
である。Pは被検体であり、13は被検体Pを透過した後
のX線ビームXBを所定幅に絞るための下部コリメータ
(ビームトリマー)である。5はX線検出器であり、10
はこのX線検出器5の前段に配置された散乱線除去手段
である。この散乱線除去手段10は、被検体Pを透過した
X線成分中より、X線ビームXBのスライス方向に生じた
散乱線成分を除去し、直接X成分のみ透過させるもので
ある。
成を示す説明図であり、X線ビームのスライス側より見
たものがある。12はX線管であり、3は上部コリメータ
である。Pは被検体であり、13は被検体Pを透過した後
のX線ビームXBを所定幅に絞るための下部コリメータ
(ビームトリマー)である。5はX線検出器であり、10
はこのX線検出器5の前段に配置された散乱線除去手段
である。この散乱線除去手段10は、被検体Pを透過した
X線成分中より、X線ビームXBのスライス方向に生じた
散乱線成分を除去し、直接X成分のみ透過させるもので
ある。
次に、この散乱線除去手段10の詳細について第2図及び
第3図をも参照しながら説明する。
第3図をも参照しながら説明する。
第2図は散乱線除去手段10の斜視図であり、第3図は第
2図A−A断面図である。第2図及び第3図に示すよう
に散乱線除去手段10は、X線検出器5のチャンネル方向
と同様に、X線ビームのファン方向に所定の曲率を有し
て形成された複数の金属板(以下、グリッドという)11
を平行配設して構成されている。グリッド11の材質とし
てはX線を遮断し得る金属例えば鉛又はモリブデンある
いはタングステなどが適用される。散乱線除去手段10の
長手方向及び短手方向の長さはそれぞれX線検出器5に
ほぼ等しい。
2図A−A断面図である。第2図及び第3図に示すよう
に散乱線除去手段10は、X線検出器5のチャンネル方向
と同様に、X線ビームのファン方向に所定の曲率を有し
て形成された複数の金属板(以下、グリッドという)11
を平行配設して構成されている。グリッド11の材質とし
てはX線を遮断し得る金属例えば鉛又はモリブデンある
いはタングステなどが適用される。散乱線除去手段10の
長手方向及び短手方向の長さはそれぞれX線検出器5に
ほぼ等しい。
ここに、X線ビームのスライス方向に所定の曲率をして
散乱線除去手段10を構成したのは、散乱線除去手段10を
X線検出器5に密着させ、X線検出器といわば一体構造
化することにより、例えば振動などにより散乱線除去方
法10とX線検出器5との間に生ずる位置ずれを防止する
ためである。位置ずれを防止することによりX線検出器
5のチャネル特性の変化を防ぐことができる。
散乱線除去手段10を構成したのは、散乱線除去手段10を
X線検出器5に密着させ、X線検出器といわば一体構造
化することにより、例えば振動などにより散乱線除去方
法10とX線検出器5との間に生ずる位置ずれを防止する
ためである。位置ずれを防止することによりX線検出器
5のチャネル特性の変化を防ぐことができる。
X線検出器5の出力はディジタル信号に変換され、被検
体Pの断層像の再構成に供されるのであるが、この点に
ついては従来装置と同様であるのでその詳細な説明は省
略する。
体Pの断層像の再構成に供されるのであるが、この点に
ついては従来装置と同様であるのでその詳細な説明は省
略する。
以上構成による実施例装置において、X線管12より発生
したX線ビームXBは上部コリメータ3により所定の幅に
絞られた後に被検体Pに照射される。そして被検体Pを
透過した直接X線成分は、散乱線除去手段10を構成する
複数のグリッド11間を透過し、X線検出器5に入射す
る。しかしながら、被検体PにおいてX線ビームXBのス
ライス方向に生じた散乱線成分(第4図(b)の4参
照)は、グリッド11に平行でないため複数のグリッド11
の壁面によって遮断され、グリッド11間を通過すること
ができない。このため、X線ビームXBのスライス幅を十
分狭くしても、散乱線成分のX線検出器5への入射量が
増大するという不都合は生じない。従って、X線検出器
5によって検出された被検体透過X線情報を基に再構成
された被検体Pの断層像は、散乱線の影響を受けないた
め、空間解像度が十分に向上し診断能に優れたものとな
る。
したX線ビームXBは上部コリメータ3により所定の幅に
絞られた後に被検体Pに照射される。そして被検体Pを
透過した直接X線成分は、散乱線除去手段10を構成する
複数のグリッド11間を透過し、X線検出器5に入射す
る。しかしながら、被検体PにおいてX線ビームXBのス
ライス方向に生じた散乱線成分(第4図(b)の4参
照)は、グリッド11に平行でないため複数のグリッド11
の壁面によって遮断され、グリッド11間を通過すること
ができない。このため、X線ビームXBのスライス幅を十
分狭くしても、散乱線成分のX線検出器5への入射量が
増大するという不都合は生じない。従って、X線検出器
5によって検出された被検体透過X線情報を基に再構成
された被検体Pの断層像は、散乱線の影響を受けないた
め、空間解像度が十分に向上し診断能に優れたものとな
る。
ここで、本実施例装置の散乱線除去手段10の構成におい
て複数のグリッド11をスライス方向のみに平行配列し、
ファン方向に配列しない理由について説明する。
て複数のグリッド11をスライス方向のみに平行配列し、
ファン方向に配列しない理由について説明する。
先ず、ファン方向について考えてみる。X線検出器5の
1チャンネルの間隔は約1mmであり、現在のグリッド配
列技術によればこの1mm間隔内には約50枚のグリッドを
挿入することができる。X線検出器5の複数チャンネル
中いずれかのチャンネルにおいてグリッドが1枚抜けて
いた場合には、全チャンネル間の均一性に対して1/50
(2%)の変動を生ずることになる。所謂第3世代のX
線CT装置においては0.05〜0.2%以下のチャンネル間均
一性が要求されているため、上記2%の変動は到命的で
あり再構成画像上にアーチファクトを生ずるのは必至と
なる。一方、スライス方向について上記と同様のことを
考えてみると、10mmのスライス幅の時のX線検出器面で
のビーム幅は約20mmであり、この20mm幅の中には約1000
枚のグリッドを配列することができる。この場合、グリ
ッド1枚分の均一性変動は0.1%であり、この値は許容
し得る値である。従って、本実施例のようにスライス方
向にのみグリッドを複数枚配列するのは、十分実現可能
であり且つ再構成画像の空間解像度の向上を図る上で極
めて有効な手段といえる。
1チャンネルの間隔は約1mmであり、現在のグリッド配
列技術によればこの1mm間隔内には約50枚のグリッドを
挿入することができる。X線検出器5の複数チャンネル
中いずれかのチャンネルにおいてグリッドが1枚抜けて
いた場合には、全チャンネル間の均一性に対して1/50
(2%)の変動を生ずることになる。所謂第3世代のX
線CT装置においては0.05〜0.2%以下のチャンネル間均
一性が要求されているため、上記2%の変動は到命的で
あり再構成画像上にアーチファクトを生ずるのは必至と
なる。一方、スライス方向について上記と同様のことを
考えてみると、10mmのスライス幅の時のX線検出器面で
のビーム幅は約20mmであり、この20mm幅の中には約1000
枚のグリッドを配列することができる。この場合、グリ
ッド1枚分の均一性変動は0.1%であり、この値は許容
し得る値である。従って、本実施例のようにスライス方
向にのみグリッドを複数枚配列するのは、十分実現可能
であり且つ再構成画像の空間解像度の向上を図る上で極
めて有効な手段といえる。
このように本実施例装置であっては、X線ビームのスラ
イス方向に生ずる散乱線成分を除去する散乱線除去手段
10を、X線検出器5の前段に配置したことにより、検出
器5に入射する散乱線量を減少さえることができるもの
であるから、X線ビームのスライス幅を狭くすることに
より再構成像の空間解像度を十分に向上させることがで
きる。
イス方向に生ずる散乱線成分を除去する散乱線除去手段
10を、X線検出器5の前段に配置したことにより、検出
器5に入射する散乱線量を減少さえることができるもの
であるから、X線ビームのスライス幅を狭くすることに
より再構成像の空間解像度を十分に向上させることがで
きる。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範
囲内で適宜に変形実施が可能であるのはいうまでもな
い。
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範
囲内で適宜に変形実施が可能であるのはいうまでもな
い。
以上詳述したように本発明によれば、X線ビームのスラ
イス方向において生ずる散乱線を除去することができ、
診断能に優れた断層像を再構成するこができるX線CT装
置を提供することができる。
イス方向において生ずる散乱線を除去することができ、
診断能に優れた断層像を再構成するこができるX線CT装
置を提供することができる。
第1図は本発明の一実施例たるX線CT装置の主要部の構
成を示す説明図、第2図は散乱線除去手段の斜視図、第
3図は第2図A−A断面図、第4図(a),(b)はそ
れぞれX線ビームのスライス方向とX線検出器との関係
を示す説明図である。 5……X線検出器、10……散乱線除去手段、 11……グリッド、P……被検体。
成を示す説明図、第2図は散乱線除去手段の斜視図、第
3図は第2図A−A断面図、第4図(a),(b)はそ
れぞれX線ビームのスライス方向とX線検出器との関係
を示す説明図である。 5……X線検出器、10……散乱線除去手段、 11……グリッド、P……被検体。
Claims (2)
- 【請求項1】被検体に向って曝射されたX線を被検体透
過後に取り込むことにより被検体透過X線情報を検出す
るX線検出器を有し、このX線検出器によって検出され
た被検体透過X線情報を基に被検体の断層像を再構成す
るX線CT装置において、前記被検体を透過したX線成分
中より、曝射X線のスライス方向に生じた散乱線成分を
除去するために、X線の入射方向に所定長を有しX線遮
断性の複数枚の板材からなり、かつこの板材を前記スラ
イス方向に配列して構成した散乱線除去手段を、前記X
線検出部の前段に設けたことを特徴とするX線CT装置。 - 【請求項2】前記散乱線除去手段は、X線遮断性の金属
よりなるグリッドを、曝射X線のスライス方向に所定間
隙を有して複数枚配列することにより構成したものであ
る特許請求の範囲第1項に記載のX線CT装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60199521A JPH0675570B2 (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | X線ct装置 |
US07/243,111 US4866744A (en) | 1985-09-11 | 1988-09-06 | Scattering beam eliminating device for x-ray CT apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60199521A JPH0675570B2 (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | X線ct装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6260539A JPS6260539A (ja) | 1987-03-17 |
JPH0675570B2 true JPH0675570B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=16409209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60199521A Expired - Lifetime JPH0675570B2 (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | X線ct装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4866744A (ja) |
JP (1) | JPH0675570B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004329561A (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-25 | Canon Inc | 放射線撮像装置及びその制御方法 |
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JP3408848B2 (ja) * | 1993-11-02 | 2003-05-19 | 株式会社日立メディコ | 散乱x線補正法及びx線ct装置並びに多チャンネルx線検出器 |
US5528659A (en) * | 1994-04-25 | 1996-06-18 | Gray*Star, Inc. | Radiation flux polarizer or distributor |
US5668851A (en) * | 1996-06-21 | 1997-09-16 | Analogic Corporation | X-ray Tomography system with stabilized detector response |
RU2171979C2 (ru) | 1999-05-28 | 2001-08-10 | Общество с ограниченной ответственностью "Новая оптика" | Антирассеивающий рентгеновский растр (варианты) |
US7356125B2 (en) * | 2003-09-12 | 2008-04-08 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Arrangement for collimating electromagnetic radiation |
US20120087462A1 (en) * | 2010-10-12 | 2012-04-12 | Abdelaziz Ikhlef | Hybrid collimator for x-rays and method of making same |
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WO2018194937A1 (en) * | 2017-04-17 | 2018-10-25 | The Regents Of The University Of Colorado, A Body Corporate | A hybrid flat panel detector for cone beam ct systems |
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US4096389A (en) * | 1976-05-10 | 1978-06-20 | G. D. Searle & Co. | Apparatus for minimizing radiation exposure and improving resolution in radiation imaging devices |
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DE2821083A1 (de) * | 1978-05-13 | 1979-11-22 | Philips Patentverwaltung | Anordnung zur ermittlung der raeumlichen absorptionsverteilung in einem ebenen untersuchungsbereich |
JPS57160441A (en) * | 1981-03-28 | 1982-10-02 | Hitachi Medical Corp | X-ray ct apparatus |
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1985
- 1985-09-11 JP JP60199521A patent/JPH0675570B2/ja not_active Expired - Lifetime
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1988
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Publication number | Publication date |
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US4866744A (en) | 1989-09-12 |
JPS6260539A (ja) | 1987-03-17 |
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