JPS5939132B2 - Ctスキヤナ - Google Patents
CtスキヤナInfo
- Publication number
- JPS5939132B2 JPS5939132B2 JP52040927A JP4092777A JPS5939132B2 JP S5939132 B2 JPS5939132 B2 JP S5939132B2 JP 52040927 A JP52040927 A JP 52040927A JP 4092777 A JP4092777 A JP 4092777A JP S5939132 B2 JPS5939132 B2 JP S5939132B2
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- JP
- Japan
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- ray
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- Expired
Links
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 9
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 2
- 230000037237 body shape Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は放射線源としてパルスX線を用いる全回転形C
Tスキャナに係り、特に回転中に得られる、被検体に対
してどの回転角度からの被検体に関する情報も実質的に
同量とすべくX線発生部を制御することができるCTス
キャナに関するものである。
Tスキャナに係り、特に回転中に得られる、被検体に対
してどの回転角度からの被検体に関する情報も実質的に
同量とすべくX線発生部を制御することができるCTス
キャナに関するものである。
CTスキャナで扱われる被検体の断面形状は一般に円形
ではなく例えば患者の胸部等は楕円形に近く、頭部も真
円ではない。
ではなく例えば患者の胸部等は楕円形に近く、頭部も真
円ではない。
従って第1図及び第2図に2つの回転位置を例示したよ
うに回転位置によって放射線源1から放射され被検体2
を透過し検出器3に入射する放射線量に透過部の厚さの
差による差が生じる。
うに回転位置によって放射線源1から放射され被検体2
を透過し検出器3に入射する放射線量に透過部の厚さの
差による差が生じる。
放射線は本質的にカンタムノイズ(量子ノイズとも呼ば
れ、例えば放射線量Nに対し士、/Nがノイズ成分であ
る)を含んでいるが、このカンタムノイズはCTスキャ
ナに於て再構成画像の画質を劣化せしめ診断を困難にす
る。
れ、例えば放射線量Nに対し士、/Nがノイズ成分であ
る)を含んでいるが、このカンタムノイズはCTスキャ
ナに於て再構成画像の画質を劣化せしめ診断を困難にす
る。
従ってこのカンタムノイズの含有比を小さくする必要が
あり、そのためには検出器に入射する放射線の強度即ち
フォトンの数量を成る程度(例えば1個の検出素子に対
して103〜106個)以上に保たなければならない。
あり、そのためには検出器に入射する放射線の強度即ち
フォトンの数量を成る程度(例えば1個の検出素子に対
して103〜106個)以上に保たなければならない。
この理由から、よい再構成画像を得るためには一般に第
2図の様に被検体の厚さく放射線の吸収層の長さ)が最
も犬である状態のときにも最低限検出されることが必要
とされるフォトン数量を確保すべく放射線曝射条件(X
線管の場合は管電圧、管電流、曝射時間)を設定する必
要がある。
2図の様に被検体の厚さく放射線の吸収層の長さ)が最
も犬である状態のときにも最低限検出されることが必要
とされるフォトン数量を確保すべく放射線曝射条件(X
線管の場合は管電圧、管電流、曝射時間)を設定する必
要がある。
しかしこのことは−力で第1図の如く被検体の厚さが実
質的1コ小さい状態に於ては被検体が欲する画質に対し
て充分過ぎる被曝を受けることになり好ましい事ではな
い。
質的1コ小さい状態に於ては被検体が欲する画質に対し
て充分過ぎる被曝を受けることになり好ましい事ではな
い。
ICRP国際勧告が500mR/年であるのに対し、C
Tの1スライス当りの被曝量が2〜4Ra−dsであり
、あまりに太きすぎるので診断のためとは云え、すこし
でも被曝を減らすことは非常に重要な事である。
Tの1スライス当りの被曝量が2〜4Ra−dsであり
、あまりに太きすぎるので診断のためとは云え、すこし
でも被曝を減らすことは非常に重要な事である。
本発明は以上に鑑み撮影(こ伴なう被検体に対する曝射
量を低くおさえ且つ良い画質が得られるよう改良された
CTスキャナを提供することを目的とするものである。
量を低くおさえ且つ良い画質が得られるよう改良された
CTスキャナを提供することを目的とするものである。
以下にその詳細を説明する。
第3図は本発明l実施例を7172図で示したものであ
る。
る。
X線発生用電源11とこの電源が印加されてX線を発生
するX線管12とを有するX線発生源13で発生したフ
ァンビーム形X線は被検体14を透過したのち多数の検
出セル15′を有する検出器15に入射し、電気信号に
変換される。
するX線管12とを有するX線発生源13で発生したフ
ァンビーム形X線は被検体14を透過したのち多数の検
出セル15′を有する検出器15に入射し、電気信号に
変換される。
各セルの電気出力信号は被検体14のX線吸収を示す情
報としてデータ処理部16に入力され画像再構成に供さ
れるのであるが、前記検出器15で検出される透過X線
量(フォトン数)は凡そ被検体14中のX線通路の長さ
く吸収層の長さ)により決まるから、これを利用し被検
体14の断面形状を例えば治療計画装置に用いられる体
形入力用の接触子等を用いて予めデータ処理部に与えて
曝射角位置ごとに必要なフォトン数を得るに必要且つ最
適なX線曝射時間を算出させておく、又被検体14の形
状並びに構造が大きく変化しない領域について連続した
複数の撮影をするような場合には、最初の撮影を例えば
本発明によらず通常のように行ない、これによってデー
タ処理部が得た被検体断面の情報をもとに前記同様曝射
角位置に応じた必要且つ最適なX線曝射時間を算出させ
ておき、いずれの場合もデータ処理部で予め算出された
X線曝射時間を用いて回転撮影中の各曝射角位置毎のX
線曝射時間を制御するX線源制御部11である例えば、
X線管の遮断回路を作動させて前記目的を達成しようと
するものである。
報としてデータ処理部16に入力され画像再構成に供さ
れるのであるが、前記検出器15で検出される透過X線
量(フォトン数)は凡そ被検体14中のX線通路の長さ
く吸収層の長さ)により決まるから、これを利用し被検
体14の断面形状を例えば治療計画装置に用いられる体
形入力用の接触子等を用いて予めデータ処理部に与えて
曝射角位置ごとに必要なフォトン数を得るに必要且つ最
適なX線曝射時間を算出させておく、又被検体14の形
状並びに構造が大きく変化しない領域について連続した
複数の撮影をするような場合には、最初の撮影を例えば
本発明によらず通常のように行ない、これによってデー
タ処理部が得た被検体断面の情報をもとに前記同様曝射
角位置に応じた必要且つ最適なX線曝射時間を算出させ
ておき、いずれの場合もデータ処理部で予め算出された
X線曝射時間を用いて回転撮影中の各曝射角位置毎のX
線曝射時間を制御するX線源制御部11である例えば、
X線管の遮断回路を作動させて前記目的を達成しようと
するものである。
このような遮断回路としては比較的曝射時間の長い場合
には電源の1次側に設けた例えば半導体スイッチ(SC
R等)1γaを、時間の短い場合は高圧側(2次側)に
設けた例えば高圧スイッチングバルブ11bを、さらに
極く短い場合は制御電極付X線管の制御電極1γCを用
いることが出来る。
には電源の1次側に設けた例えば半導体スイッチ(SC
R等)1γaを、時間の短い場合は高圧側(2次側)に
設けた例えば高圧スイッチングバルブ11bを、さらに
極く短い場合は制御電極付X線管の制御電極1γCを用
いることが出来る。
以上の動作に於ては遮断回路1γの作動の遅速による主
線量の増減等がCT用検出器15の出力にあられれるか
ら、これは別置の主線量モニタ(比較検出器とも称せら
れる)出力にもとずき画像再構成に供されるデータは補
正されるものとする。
線量の増減等がCT用検出器15の出力にあられれるか
ら、これは別置の主線量モニタ(比較検出器とも称せら
れる)出力にもとずき画像再構成に供されるデータは補
正されるものとする。
なお前記データ処理部は本発明の為に特別に設けられる
ものでなく、一般のCTスキャナに共通に含まれるもの
であり、演算内容として曝射時間の算出が追加されたも
のと考えて良い。
ものでなく、一般のCTスキャナに共通に含まれるもの
であり、演算内容として曝射時間の算出が追加されたも
のと考えて良い。
本発明は以上のようになるものであって、被検体の被曝
が過大になりがちなCTスキャナに於て再構成画像の画
質を損なうことなく必要最小限の曝射に制限することが
出来、被検体の安全性を高め得る効果は大なるものであ
る他、実質的に検出器に与えられるX線強度の変化範囲
がせばめられる為、電子画論を含めた検出系のダイナミ
ックレンジをせばめることも可能であり、直線性を含め
た性能の改善にも有効である。
が過大になりがちなCTスキャナに於て再構成画像の画
質を損なうことなく必要最小限の曝射に制限することが
出来、被検体の安全性を高め得る効果は大なるものであ
る他、実質的に検出器に与えられるX線強度の変化範囲
がせばめられる為、電子画論を含めた検出系のダイナミ
ックレンジをせばめることも可能であり、直線性を含め
た性能の改善にも有効である。
なお、本発明は細G)X線を実質的に振子運動させ、扇
状X線が与えられることを利用したCTスキャナに於て
も実施可能であるし、撮影中、直線スキャン運動を含む
CTスキャナ及び連続発生X線を用いた全回転CTスキ
ャナに対しては本発明を少し変形し直線スキャム毎に、
あるいは回転角毎にX線管の管電流を制御することによ
っても実施可能である。
状X線が与えられることを利用したCTスキャナに於て
も実施可能であるし、撮影中、直線スキャン運動を含む
CTスキャナ及び連続発生X線を用いた全回転CTスキ
ャナに対しては本発明を少し変形し直線スキャム毎に、
あるいは回転角毎にX線管の管電流を制御することによ
っても実施可能である。
第1〜2図は線源と検出器の回転位置による被検体透過
厚さの相違発生説明図、第3図は本発明l実施例のブロ
ック図である。 13・・・・・・X線発生源、14・・・・・・被検体
、15・・・・・・検出器、16・・・・・・データ処
理部、1γ・・・・・・X線制御部。
厚さの相違発生説明図、第3図は本発明l実施例のブロ
ック図である。 13・・・・・・X線発生源、14・・・・・・被検体
、15・・・・・・検出器、16・・・・・・データ処
理部、1γ・・・・・・X線制御部。
Claims (1)
- 1 被検体に対し相対的実質的な回転移動をするX線管
を含むX線源と、被検体を挾んでこのX線源に常に対向
するようX線源の移動に付随して移動しX線源からのX
線の被検体透過X線量を電気信号として出力する検出器
と、各X線曝射角度における前記検出器からの出力信号
に基づき被検体内部のX線吸収係数分布像を再構成する
CTスキャナにおいて、前記被検体に対する各X線照射
角度位置における被検体内のX線透過通路長に基づき各
照射角度ごとに必要な透過X線量に対応するX線照射時
間を算出出力する処理装置と、この処理装置からの出力
lコ基づき前記X線管をスイッチング制御するX線管制
御装置とを備えたことを特徴とするCTスキャナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52040927A JPS5939132B2 (ja) | 1977-04-12 | 1977-04-12 | Ctスキヤナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52040927A JPS5939132B2 (ja) | 1977-04-12 | 1977-04-12 | Ctスキヤナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53126291A JPS53126291A (en) | 1978-11-04 |
JPS5939132B2 true JPS5939132B2 (ja) | 1984-09-21 |
Family
ID=12594126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52040927A Expired JPS5939132B2 (ja) | 1977-04-12 | 1977-04-12 | Ctスキヤナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939132B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5949811A (en) * | 1996-10-08 | 1999-09-07 | Hitachi Medical Corporation | X-ray apparatus |
JP4519254B2 (ja) * | 2000-04-03 | 2010-08-04 | 株式会社日立メディコ | X線ct装置 |
JP5653121B2 (ja) * | 2010-08-09 | 2015-01-14 | 株式会社東芝 | X線ct装置、方法およびプログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5012991A (ja) * | 1973-06-05 | 1975-02-10 | ||
JPS5164391A (ja) * | 1974-09-27 | 1976-06-03 | Thomson Csf | |
JPS5189320A (en) * | 1974-12-23 | 1976-08-05 | Sosa x senshindansochi |
-
1977
- 1977-04-12 JP JP52040927A patent/JPS5939132B2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5012991A (ja) * | 1973-06-05 | 1975-02-10 | ||
JPS5164391A (ja) * | 1974-09-27 | 1976-06-03 | Thomson Csf | |
JPS5189320A (en) * | 1974-12-23 | 1976-08-05 | Sosa x senshindansochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53126291A (en) | 1978-11-04 |
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