JPH0675539B2 - 釜内の米飯付着防止装置 - Google Patents

釜内の米飯付着防止装置

Info

Publication number
JPH0675539B2
JPH0675539B2 JP63335247A JP33524788A JPH0675539B2 JP H0675539 B2 JPH0675539 B2 JP H0675539B2 JP 63335247 A JP63335247 A JP 63335247A JP 33524788 A JP33524788 A JP 33524788A JP H0675539 B2 JPH0675539 B2 JP H0675539B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooked rice
rice
pot
cooked
moving member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63335247A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02174812A (ja
Inventor
貞三 永沢
Original Assignee
株式会社京樽
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社京樽 filed Critical 株式会社京樽
Priority to JP63335247A priority Critical patent/JPH0675539B2/ja
Publication of JPH02174812A publication Critical patent/JPH02174812A/ja
Publication of JPH0675539B2 publication Critical patent/JPH0675539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、弁当工場等のように大量の米飯を必要とする
場合において、炊きあげた米飯を釜から容易に取り出せ
るようにするための釜内の米飯付着防止装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
一般に、弁当、その他のものを大量に製造するには、そ
の製造過程において大量の米飯が必要であるため、多数
の釜を用いて米を炊くことにより行われている。また、
この種の食料品の製造には短時間で大量に製造しなけれ
ばならないという時間的な制約がある場合が多い。した
がって、複数の釜から炊きあがった米飯を迅速な作業に
より取り出すことが要求され、釜自体の上下を逆にして
米飯を取り出す等の方法が採られていたが、この場合、
釜の内部に米飯が付着していることが多く、この付着し
た米飯を取り出す作業としては、従来、作業員の手作業
によって行われていた。
この釜内に付着した米飯を手作業で取り出すことは作業
者にとって重労働であり、また、この作業には時間がか
かるため釜の数が増えるとさらに作業時間が増加し、結
果として製造過程全体としての効率の低下を招くことに
なる。
したがって、炊きあがった米飯と釜との間を強制的に分
離させて、米飯を容易に取り出せるようにしたものとし
ては実公昭59-40883号公報や、特開昭53-81640号公報に
記載のものがある。
これらのものは、炊きあがった米飯と釜との間に、釜の
上方から剥離板を差し込むことにより、釜内に付着する
米飯を立ち切るようにしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、実公昭59-40883号公報や、特開昭53-816
40号公報に記載のものは、剥離板を釜内の側面部分、す
なわち底面から立ち上がった部分に差し込むようにして
いるため、釜内の底面部分と米飯との間には何ら両者を
分離する手段がとられておらず、これでは米飯を取り出
すときに米飯の一部が底面に付着する場合があるといっ
た問題点や剥離板によって釜の内周面が傷付きやすいと
いう問題点を有している。
そこで、本発明では、釜内の側面部分および底面部分の
双方において米飯が付着するのを防止し、かつ側面部分
を傷付けることなく米飯を釜から容易に取り出すことが
できるようにした釜内の米飯付着防止装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の釜内の米飯付着防止装置は、内部の米を炊きあ
げた後、一定方向への移動を規制部材などで係止された
釜を所定位置で保持するように、例えば、把持部材など
からなる支持手段と、炊きあがった米飯の中に入り込ん
で米飯同士を分離する羽根部、およびこの羽根部の回動
中心となる軸を少なくとも有した米飯移動用部材と、こ
の米飯移動用部材を空気圧、油圧、モーターなどで上下
動させるための移動手段とを備え、所定位置に保持され
た釜の中に米飯移動用部材を入れ、この米飯移動用部材
を回動したときの羽根部の作用で米飯を釜に対して回動
させることにより、釜内部に付着している米飯を立ち切
るようにしたものである。
〔作用〕
釜の中に米飯移動用部材を入れてこれを回動させると、
米飯の中に入り込んでいる羽根部が米飯を釜に対して回
動させることにより、米飯は釜内の側面部分および底面
部分に対してずれることになり、これによって釜内への
付着が全体的に立ち切られることになる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図において、 1は、炊飯用の釜である。
2は、ローラーであり、中の米が炊きあがった釜1を一
定方向に移動させている。
3は、規制部材であり、ローラー2によって運ばれてく
る釜1を受け止める。
4,4aは、支持手段であり、規制部材3で受け止められた
釜1をその両側から把持している。
5は、米飯移動用部材であり、軸5aを中心として回動可
能な板状の複数の羽根部5bを、その全長が釜1の内径よ
りやや小さくなるように形成している。なお、羽根部5b
の回動は、作業者が手動で行うものやモーターの駆動に
より行うもの等各種の方法で行われる。
6は、移動手段であり、例えば空気圧により米飯移動用
部材5を上下動させるエアシンダがもちいられる。
ここで、規制部材3で受け止めた釜1の両側を支持手段
4,4aで挟持して固定した第1図に示す状態で、エアシリ
ンダ6を駆動して米飯移動用部材5を下方に移動させて
炊きあがった米飯の中に入れる。続いて、この米飯移動
用部材5を回動、例えば約10°ほど左または右に一回だ
け移動させる。その結果、中の米飯全体は米飯移動用部
材5の羽根部5bにより釜1に対して移動して釜1内に付
着している部分、すなわち、釜1内の側面部分および底
面部分の米飯は立ち切られる。そして、エアシリンダ6
の動作で米飯移動用部材5を上方に移動させるととも
に、支持手段4、4aを釜1から離すことによって、釜1
はローラー2の上を再度移動して所定の位置に戻り、米
飯は釜1から取り出される。
〔発明の効果〕
本発明は、中の米が炊きあがった釜を固定するととも
に、この米飯の中に米飯移動用部材を入り込ませ、かつ
回動させることにより、米飯の釜内への付着を立ち切る
ように構成することにより、釜内の側面部分および底面
部分に付着している米飯を確実に立ち切ることができ、
例えば、釜の上下を逆にして米飯を取り出すときに米飯
が釜内の側面部分だけでなく底面部分においても付着し
ないため、作業員が付着した米飯を手作業で取り出すこ
とを要せず、これにより作業員の負担を軽減し、かつ作
業時間の短縮を図れ、製造コストの低下を図ることがで
き、また、この米飯の立ち切り作業によって釜の内面が
傷付くことを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の一部を断面とした正面図、第
2図は第1図のII-II線に沿った断面図である。 1……釜 2……ローラー 3……規制部材 4,4a……支持手段 5……米飯移動用部材 5a……軸 5b……羽根部 6……移動手段(エアシリンダ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部の米を炊きあげた釜を所定位置で保持
    するための支持手段と、 炊きあがった米飯の中に入り込んで当該米飯同士を分離
    する羽根部、およびこの羽根部の回動中心となる軸を少
    なくとも有した米飯移動用部材と、 当該米飯移動用部材を上下動させるための移動手段とを
    備え、 前記所定位置に保持された前記釜の中に前記米飯移動用
    部材を入れ、この米飯移動用部材を回動したときの羽根
    部の作用で前記米飯を前記釜に対して回動させることに
    より、釜内部に付着している米飯を立ち切るようにした
    ことを特徴とする釜内の米飯付着防止装置。
JP63335247A 1988-12-27 1988-12-27 釜内の米飯付着防止装置 Expired - Lifetime JPH0675539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63335247A JPH0675539B2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 釜内の米飯付着防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63335247A JPH0675539B2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 釜内の米飯付着防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02174812A JPH02174812A (ja) 1990-07-06
JPH0675539B2 true JPH0675539B2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=18286385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63335247A Expired - Lifetime JPH0675539B2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 釜内の米飯付着防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0675539B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101655892B1 (ko) * 2015-03-23 2016-09-08 코닉오토메이션 주식회사 클러스터형 업소용 취반시스템

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5381640A (en) * 1976-12-24 1978-07-19 Kyoto Machinery Continuous rice cooking method and apparatus
JPS5940883U (ja) * 1982-09-06 1984-03-15 三洋電機株式会社 ラジオ付電子腕時計

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02174812A (ja) 1990-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0147532A3 (en) Rotatable tool power lock retention apparatus for food processor
US20060260451A1 (en) Robotically driven ultrasonic tools
GB2151129A (en) A peeling machine
AU2383388A (en) Broccoli trimming machine
CA2220073A1 (en) Method and apparatus for cutting dough products
CA1295233C (en) Scrap removal apparatus and method
CA2051919A1 (en) Food slicing with multiple cutting surface blade
CN100360040C (zh) 一种烤制烹调及切割一体化装置
CN106808517A (zh) 一种超声波食品切割机
JPH0675539B2 (ja) 釜内の米飯付着防止装置
US4817245A (en) Meat saw and method of processing meat
US20070084324A1 (en) Slicer for circular formed bakery products
KR200306207Y1 (ko) 버섯 절단장치
CN206406146U (zh) 一种超声波食品切割机
JP3140411U (ja) 南瓜の自動乱切り機
JP3635437B2 (ja) ピザ生地及びピザ並びにピザの製造方法
CN1919005A (zh) 纺面机
EP0982107A3 (de) Verfahren sowie Vorrichtung zum Stapeln von aufgeschnittenen Lebensmittelprodukten
CN214604577U (zh) 一种米皮机
JP2532334Y2 (ja) 茎ワカメ等の食品切断機
CN211806374U (zh) 一种豆干手动切机用切割结构
JPH0435118Y2 (ja)
JPS6312954Y2 (ja)
JP3751286B2 (ja) 鶏肉切断用カッター
JPH0737834Y2 (ja) 果実類や根菜類の切断機及び放射状切込部を有する果実類や根菜類の一断片