JPH0675292A - フイルムホルダ - Google Patents

フイルムホルダ

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JPH0675292A
JPH0675292A JP22691192A JP22691192A JPH0675292A JP H0675292 A JPH0675292 A JP H0675292A JP 22691192 A JP22691192 A JP 22691192A JP 22691192 A JP22691192 A JP 22691192A JP H0675292 A JPH0675292 A JP H0675292A
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photographic film
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Yoichi Hamada
洋一 浜田
Yoshibumi Udagawa
義文 宇田川
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 写真フイルムパッケージの出し入れ操作を簡
単化する。 【構成】 フイルムホルダ本体12に写真フイルムパッ
ケージを挿入すると、スライドレバー14が移動し、ス
トッパ片が通過エリアに突出する。写真フイルムパッケ
ージ1が最終位置に挿入されると、撮影時に遮光封筒を
引き出して、フイルムを露光させる。遮光封筒を引き出
す動作中に、その引っ張り力でスライド板16がスライ
ド移動し、スライド板16が移動すると、押圧板22は
上昇し、フイルムユニットを上蓋26に向けて押圧す
る。撮影が終了すると、遮光封筒を挿入方向に移動し、
スライド板16と押圧板22を元の位置に復帰させる。
フイルムユニットを遮光封筒に収納すると、そのままこ
れをフイルムホルダ本体12から取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフイルムホルダに係り、
特にカメラの背部に装着されて写真フイルムパッケージ
が出し入れされるフイルムホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】プロ用の写真フイルムとして、比較的に
大きなサイズのシート状写真フイルムを遮光封筒に光密
に収納した写真フイルムパッケージが知られている。写
真フイルムパッケージは、遮光封筒にフイルムユニット
が挿入されて構成され、前記フイルムユニットは、前記
写真フイルムとキャリアシートから構成される。また、
フイルムユニットの先端縁部にはクリップが取り付けら
れており、このクリップはフイルムユニットを遮光封筒
に収納した際に、遮光封筒の挿入口を閉鎖することがで
きる。
【0003】前記写真フイルムパッケージは、カメラの
背部に装着されたフイルムホルダに前記クリップを先頭
にして挿入される。そして、フイルムホルダのリリース
レバーを操作することにより、クリップがフイルムホル
ダ本体内で係止されてる。写真撮影の時には、遮光封筒
の後端部を指でつまんで遮光封筒のみを引き出し、前記
写真フイルムをフイルムホルダに形成された露出開口部
から露出させる。写真撮影が終了すると、遮光封筒を指
でつまんで押し込み、遮光封筒の挿入口をクリップで閉
鎖してフイルムユニットを光密に収納する。そして、前
記リリースレバーを解除位置にセットした後、遮光封筒
の後端部を指でつまんで、遮光封筒をフイルムユニット
と共にフイルムホルダから引き出す。
【0004】従来、この種のフイルムホルダは、フイル
ムホルダ本体に押圧板、係合爪、及びリリースレバー等
が設けられて構成されている。前記押圧板は、フイルム
ホルダ本体内に挿入された写真フイルムパッケージを、
前記露出開口部に向けて押圧保持するものであり、前記
リリースレバーを解除位置にセットしない限り露出開口
部に向けて常に付勢されている。
【0005】また、前記係合爪は、前記フイルムユニッ
トのクリップに係合して、フイルムユニットが撮影時に
遮光封筒と共に取り出されないようにフイルムユニット
をフイルムホルダ内に保持するものである。一方、前記
リリースレバーは、前記押圧板の押圧と係合爪の係合と
を同時に解除するものであり、このリリースレバーを解
除位置にセットすることにより、押圧板がフイルムユニ
ットから退避する方向に移動されると共に、係合爪がク
リップとの解除方向に移動される。これにより、撮影終
了した写真フイルムパッケージをフイルムホルダ本体か
ら取り出すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のフ
イルムホルダは、写真フイルムパッケージをフイルムホ
ルダ本体から取り出す際に、リリースレバーを操作しな
ければならないので、余計な操作に気をつかい撮影に集
中できないという欠点がある。本発明はこのような事情
に鑑みてなされたもので、余計な操作をなくして撮影に
集中できるフイルムホルダを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、写真フイルムの先端縁部にクリップが取り付
けられたフイルムユニットと、前記クリップで閉鎖され
る挿入口を備え、写真フイルムを光密に収納する遮光封
筒と、から成る写真フイルムパッケージを収容するフイ
ルムホルダに於いて、前記写真フイルムパッケージの出
入口と、前記写真フイルムを露光する露出開口部とが形
成されたフイルムホルダ本体と、フイルムホルダ本体内
に設けられ、前記写真フイルムパッケージがフイルムホ
ルダ本体内の最終位置に挿入された際に前記クリップと
係合して前記フイルムユニットをフイルムホルダ本体内
に保持する係合部材と、前記遮光封筒の取り出し方向の
移動に連動して前記係合部材をクリップとの係合位置か
ら退避させてクリップとの係合を解除する解除手段と、
前記写真フイルムパッケージの取り出し方向の移動に連
動して前記係合部材をクリップとの係合位置に復帰させ
る復帰手段と、から成ることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のフイルムホルダを用いた写真フイルム
パッケージの出し入れ操作について説明する。 (1)先ず、フイルムホルダ本体の出入口から写真フイ
ルムパッケージをクリップを先端にして挿入する。
【0009】(2)写真フイルムパッケージが最終位置
に挿入配置されると、写真フイルムパッケージの前記ク
リップが係合部材と係合してフイルムユニットがフイル
ムホルダ本体内に保持される。 (3)次に、撮影する際には、遮光封筒のみを引き出す
と、フイルムユニットはクリップに保持されているの
で、フイルムユニットの写真フイルムがフイルムホルダ
本体の露出開口部に露光する。
【0010】(4)前記遮光封筒を引き出す動作中に於
いて、この移動に連動して解除手段が前記係合部材をク
リップとの係合位置から退避させてクリップとの係合を
解除する。 (5)次いで撮影が終了すると、前記遮光封筒を再び挿
入方向に移動する。 (6)遮光封筒にフイルムユニットが完全に収納される
と、写真フイルムパッケージをフイルムホルダ本体から
取り出す。
【0011】(7)写真フイルムパッケージを取り出す
動作中に於いて、この移動に連動して復帰手段が前記係
合部材を元の位置に復帰させる。従って、本発明のフイ
ルムホルダによれば、リリースレバーの操作を無くした
ので撮影に集中できる。
【0012】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るフイルム
ホルダの好ましい実施例について詳説する。先ず、本願
発明のフイルムホルダに使用される写真フイルムパッケ
ージについて説明する。
【0013】図11に示すように写真フイルムパッケー
ジ1は、図中点線で示すフイルムユニット2と、遮光封
筒3とから成る。前記フイルムユニット2は写真フイル
ムFを有しており、この写真フイルムFの先端縁部(図
中左側)には第1キャリアシート4を介してクリップ5
が固着される。このクリップ5は図12に示すように、
断面が略V字状に形成されている。また、前記写真フイ
ルムFの後端縁部(図中右側)には図11に示すよう
に、台形状の第2キャリアシート6が着脱自在に接合さ
れる。この第2キャリアシート6は、フイルムユニット
2が遮光封筒3に収納された際に、遮光封筒3の後端部
近傍に位置される。
【0014】前記遮光封筒3はボール紙等の遮光部材で
作られており、左側の図示しない挿入口から前記フイル
ムユニット2が図11中矢印方向に出し入れされる。ま
た、前記挿入口は、フイルムユニット2が遮光封筒3に
収納されると、前記クリップ5に嵌入して閉鎖される。
これにより、写真フイルムFの感光が防止される。更
に、帯状のストッパテープ7が遮光封筒3の先端部近傍
で、遮光封筒3の横断方向に接着されており、このスト
ッパテープ7は、所定の厚みに形成されている。
【0015】図1は本発明に係るフイルムホルダ10の
実施例を示す斜視図、図2は分解図である。前記フイル
ムホルダ10はフイルムホルダ本体12、スライドレバ
ー14、14、スライド板16、ストッパ部18、係合
板20、及び押圧板22等から構成される。
【0016】先ず、フイルムホルダ本体12について説
明する。フイルムホルダ本体12は図1に示すように、
底蓋24と上蓋26とから成り、底蓋24の外周部に所
定間隔で形成された係合溝28、28…に、上蓋26の
外周部に突設形成された係合片30、30…を係合させ
ることにより箱体に構成される。このフイルムホルダ本
体12の正面、即ち上蓋26の表面には、矩形状の露出
開口部32が形成される。この露出開口部32は、図1
1に示した写真フイルムFの露出用開口部である。
【0017】前記フイルムホルダ本体12の図1中右縁
部には、前述した写真フイルムパッケージ1の出入口3
4が形成され、この出入口34から写真フイルムパッケ
ージ1が図中矢印方向に出し入れされる。前記出入口3
4は、図11、図12に示した写真フイルムパッケージ
1の厚さT、幅Bを許容できる大きさに形成される。前
記底蓋24の図2中左端部には溝36が形成され、この
溝36は写真フイルムパッケージ1の出し入れ方向に沿
って形成される。前記溝36には制御板38が設けられ
る。
【0018】前記制御板38には、写真フイルムパッケ
ージ1の出し入れ方向に沿って長孔38aが形成されて
おり、この長孔38aは前記溝36の表面に螺合された
ボルト40によって摺動自在に支持される。これによっ
て、制御板38は、写真フイルムパッケージ1の出し入
れ方向に沿って摺動自在に設けられる。また、制御板3
8の折り曲げ形成された右端部38bは、後述するスラ
イド板16の左端部に形成された溝16aの縁部16b
に固着される。更に、制御板38には、一対の押圧羽根
38c、38cが一体に折り曲げ形成される。この押圧
羽根38c、38cは、制御板38に対して所定角度傾
斜して折り曲げられ、後述する係合板20に固着された
二股形状のガイド羽根42、42に押圧当接される。ま
た、制御板38の左端部両側には、ストッパ片38d、
38dが一体に折り曲げ形成される。このストッパ片3
8d、38dは、底蓋24に回動自在に取り付けられた
リセットレバー44、44を介して、後述するスライド
レバー14に固着されたストッパ片46、46に押圧当
接されている。
【0019】次に、スライドレバー14について説明す
る。スライドレバー14は、底蓋24の写真フイルムパ
ッケージ1の出し入れ方向に対して両側に配置される。
スライドレバー14に固着された前記ストッパ片46に
はスプリング48の左端部が係止され、このスプリング
48の右端部は後述するスライド板16に突設形成され
たピン50に係止されている。これにより、前記スライ
ドレバー14は、スプリング48によって写真フイルム
パッケージ1の取り出し方向に付勢され、また前記スラ
イド板16はスプリング48によって写真フイルムパッ
ケージ1の挿入方向に付勢される。
【0020】また、スライドレバー14の両端部14
a、14bは折り曲げ形成され、左端部14aは図6に
示すように写真フイルムパッケージ1が挿入された際に
クリップ5に当接される。また、右端部14bは図5に
示すように、ストッパ部18のストッパ板52の両端部
に当接される。次に、スライド板16について説明す
る。
【0021】スライド板16は図2に示すように、写真
フイルムパッケージ1の出し入れ方向沿って底蓋24上
に摺動自在に配置されると共に、前述したようにスプリ
ング48によって写真フイルムパッケージ1の挿入方向
に付勢される。また、スライド板16の写真フイルムパ
ッケージ1の出し入れ方向の両側には各3箇所の凹部5
4、54…が形成されている。これらの凹部54、54
…には、図3に示す押圧板22の下部に固着された板ば
ね56、56…に対応した位置に形成される。また、凹
部54には図2に示すように、傾斜部54aが形成され
ている。
【0022】次に、ストッパ部18について説明する。
ストッパ18は図2に示すように、上板18aと側板1
8bとでゲート状に構成されて、側板18bの下端部が
前記スライド板16の右端縁部16cに固着されると共
に、前記上板18aとスライド板16との空間に写真フ
イルムパッケージ1が図5に示すように出し入れされ
る。上板18aには図2に示すように、前述したストッ
パ板52が配置されている。前記ストッパ板52には、
ストッパ片53、53が下方に向けて折り曲げ形成され
る。また、ストッパ板52は、ストッパ板52と一体に
形成された板ばね58によって下方向に付勢されてい
る。
【0023】これにより、ストッパ片53は、前述した
スライドレバー14の端部14bがストッパ板52に当
接されている時には、写真フイルムパッケージ1の通過
エリア60から退避され、また、前記端部14bが図7
に示すように写真フイルムパッケージ1の挿入方向に移
動した時には通過エリア60に突出して写真フイルムパ
ッケージ1のストッパテープ7と係合可能な位置に位置
される。
【0024】次に、係合板20について説明する。係合
板20は弾性部材で形成されると共に、図2に示す開口
部20aが底蓋24の表面に植設された一対の爪62、
62に係止されて固定される。また、係合板20の左端
部には、係合爪64、66、64が一体に折り曲げ形成
されている。これらの係合爪64、66、64は図6に
示すように、写真フイルムパッケージ1のクリップ5と
係合される。
【0025】次に、押圧板22について説明する。押圧
板22は図3に示すように、2枚の鉄板68、70が重
合されて構成される。前記鉄板70の下面には前述した
板ばね56、56…と、ストッパ部72とが固着され、
このストッパ部72が底蓋24の表面に形成されたボス
部74に嵌入されることにより、押圧板22が底蓋24
に固定される。また、この時、板ばね56、56…の下
端部は、前述したスライド板16の凹部54、54…に
嵌入されている。
【0026】これにより、押圧板22は、前記板ばね5
6、56…がスライド板16の凹部54、54…に遊嵌
されている時には図3に示すように、写真フイルムパッ
ケージ1の下方に退避した位置に配置される。また、押
圧板22は、スライド板16が写真フイルムパッケージ
1の取り出し方向に移動した時には図4に示すように、
板ばね56、56…が前記凹部54、54…の傾斜部5
4a、54a…に乗り上げることにより上昇し、フイル
ムユニット2を上蓋24に向けて押圧することができ
る。
【0027】次に、前記の如く構成されたフイルムホル
ダ10を用いた写真フイルムパッケージ1の出し入れ操
作について以下に説明する。 (1)先ず、フイルムホルダ本体12の出入口34から
写真フイルムパッケージ1をクリップ5を先端にして挿
入する。 (2)写真フイルムパッケージ1を挿入すると、写真フ
イルムパッケージ1は図5に示すように押圧板22が写
真フイルムパッケージ1の下方に退避しているので、押
圧板22による抵抗を受けないで挿入され、そして、フ
イルムユニット2のクリップ5が図6中二点鎖線で示す
スライドレバー14の左端部14aに当接する。そし
て、スライドレバー14は、写真フイルムパッケージ1
に押されて実線で示す位置までスライド移動する。
【0028】(3)スライドレバー14が前記方向に移
動すると、スライドレバー14の右端部14bが図7に
示すようにストッパ板52から退避するので、ストッパ
片53が写真フイルムパッケージ1の通過エリア60に
突出する。 (4)写真フイルムパッケージ1が最終位置に挿入され
ると、図6に示すように写真フイルムパッケージ1のク
リップ5が係合板20の係合爪64、66、64と係合
する。これにより、フイルムユニット2がフイルムホル
ダ本体12内に保持される。
【0029】(5)次に撮影する際には、遮光封筒3の
みを図8に示すように片手で引き出し、フイルムユニッ
ト2の写真フイルムFを図9に示すようにフイルムホル
ダ本体12の露出開口部32(図1参照)に露光させ
る。 (6)前記遮光封筒3を引き出す動作中において、遮光
封筒3に接着されたストッパテープ7が図8に示すよう
に前記ストッパ片53に当接して、遮光封筒3がフイル
ムホルダ本体12から抜け止めされる。
【0030】(7)そして、遮光封筒3をこの状態から
更に引っ張ると、その引っ張り力が前記ストッパテープ
7、ストッパ片53を介してスライド板16に伝達され
て、スライド板16が二点鎖線で示すように写真フイル
ムパッケージ1の取り出し方向にスライド移動する。 (8)スライド板16が前記方向に移動すると、この移
動に連動して図9に示す制御板38が写真フイルムパッ
ケージ1の取り出し方向に移動し、制御板38の押圧羽
根38cが係合板20のガイド羽根42、42を押圧す
ることにより、係合板20を弾性変形させてクリップ5
との係合位置から係合爪64、66、64を退避させ
る。これにより、クリップ5との係合が解除される。
【0031】また、スライド板16が前記方向に移動す
ると、押圧板22は図4に示したように、板ばね56、
56…がスライド板16の傾斜部54a、54a…に乗
り上げることにより上昇し、図9に示すフイルムユニッ
ト2を上蓋26に向けて押圧する。これにより、フイル
ムユニット2は押圧板22によってフイルムホルダ本体
12内に保持される。そして、写真フイルムFはこの状
態で撮影される。
【0032】(9)次いで撮影が終了すると、前記遮光
封筒3を写真フイルムパッケージ1の挿入方向に片手で
移動する。 (10)遮光封筒3を前記方向に移動すると、前記スラ
イド板16が図2に示したスプリング48の付勢力によ
って元の位置に復帰すると共に、押圧板22が元の位置
に復帰する。尚、係合板20は、スライド板16が元の
位置に復帰しても、制御板38によってクリップ5との
係合を解除した状態に保持されている。
【0033】(11)フイルムユニット2を遮光封筒3
に収納すると、遮光封筒3をフイルムユニット2と共に
フイルムホルダ本体12から片手で取り出す。この時、
クリップ5は係合爪64、66、64と係合されてな
く、また押圧板22は写真フイルムパッケージ1の下方
に退避しているので、写真フイルムパッケージ1を何の
抵抗も受けずに取り出すことができる。
【0034】(12)写真フイルムパッケージ1を取り
出すと、前記スライドレバー14、14がスプリング4
8の付勢力によって元の位置に復帰する。そして、この
スライドレバー14、14に押されて回動するリセット
レバー44、44が図10に示した位置から図2に示し
た位置まで回動して制御板38を写真フイルムパッケー
ジ1の挿入方向に押す。これにより、前記係合板20は
図6に示した元の位置に復帰する。更に、前記ストッパ
板52が図5に示すように、スライドレバー14の端部
14bに押されて写真フイルムパッケージ1の通過エリ
ア60から退避して元の位置に復帰する。これにより、
写真フイルムパッケージ1をフイルムホルダ本体12か
ら容易に取り出すことができる。
【0035】従って、本発明のフイルムホルダ10によ
れば、リリースレバーを操作しなくても写真フイルムパ
ッケージ1の出し入れ操作を行うことができるので、撮
影に集中できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るフイル
ムホルダによれば、リリースレバーを操作するという余
計な操作を無くしたので、撮影に集中することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフイルムホルダの一部破断部を含
む斜視図
【図2】本発明に係るフイルムホルダの分解図
【図3】本発明に係るフイルムホルダに適用された押圧
板の実施例を示す断面図
【図4】本発明に係るフイルムホルダに適用された押圧
板の実施例を示す断面図
【図5】本発明に係るフイルムホルダの作動説明図
【図6】本発明に係るフイルムホルダの作動説明図
【図7】本発明に係るフイルムホルダの作動説明図
【図8】本発明に係るフイルムホルダの作動説明図
【図9】本発明に係るフイルムホルダの作動説明図
【図10】本発明に係るフイルムホルダの作動説明図
【図11】本発明に係るフイルムホルダに使用される写
真フイルムパッケージの平面図
【図12】図11に於ける側面図
【符号の説明】
1…写真フイルムパッケージ 2…フイルムユニット 3…遮光封筒 5…クリップ 7…ストッパテープ 10…フイルムホルダ 12…フイルムホルダ本体 14…スライドレバー 16…スライド板 18…ストッパ部 20…係合板 22…押圧板 24…底蓋 26…上蓋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フイルムの先端縁部にクリップが取
    り付けられたフイルムユニットと、前記クリップで閉鎖
    される挿入口を備え、写真フイルムを光密に収納する遮
    光封筒と、から成る写真フイルムパッケージを収容する
    フイルムホルダに於いて、 前記写真フイルムパッケージの出入口と、前記写真フイ
    ルムを露光する露出開口部とが形成されたフイルムホル
    ダ本体と、 フイルムホルダ本体内に設けられ、前記写真フイルムパ
    ッケージがフイルムホルダ本体内の最終位置に挿入され
    た際に前記クリップと係合して前記フイルムユニットを
    フイルムホルダ本体内に保持する係合部材と、 前記遮光封筒の取り出し方向の移動に連動して前記係合
    部材をクリップとの係合位置から退避させてクリップと
    の係合を解除する解除手段と、 前記写真フイルムパッケージの取り出し方向の移動に連
    動して前記係合部材をクリップとの係合位置に復帰させ
    る復帰手段と、 から成ることを特徴とするフイルムホルダ。
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