JP2862114B2 - フイルムホルダ - Google Patents
フイルムホルダInfo
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Description
特にカメラの背部に装着されて写真フイルムパッケージ
が出し入れされるフイルムホルダに関する。
大きなサイズのシート状写真フイルムを、遮光封筒に光
密に収納した写真フイルムパッケージが知られている。
写真フイルムパッケージは、遮光封筒にフイルムユニッ
トが挿入されて構成され、前記フイルムユニットは、前
記写真フイルムとキャリアシートから構成される。ま
た、フイルムユニットの先端縁部にはクリップが取り付
けられており、このクリップはフイルムユニットを遮光
封筒に収納した際に、遮光封筒の挿入口を閉鎖すること
ができる。
背部に装着されたフイルムホルダに前記クリップを先頭
にして挿入される。そして、フイルムホルダのリリース
レバーを操作することにより、クリップがフイルムホル
ダ本体内で係止されてる。写真撮影の時には、遮光封筒
の後端部を指でつまんで遮光封筒のみを引き出し、前記
写真フイルムをフイルムホルダに形成された露出開口部
から露出させる。写真撮影が終了すると、遮光封筒を指
でつまんで押し込み、遮光封筒の挿入口をクリップで閉
鎖してフイルムユニットを光密に収納する。そして、前
記リリースレバーを解除位置にセットした後、遮光封筒
の後端部を指でつまんで、遮光封筒をフイルムユニット
と共にフイルムホルダから引き出す。
ムホルダ本体に押圧板、係合爪、及びリリースレバー等
が設けられて構成されている。前記押圧板は、フイルム
ホルダ本体内に挿入された写真フイルムパッケージを、
前記露出開口部に向けて押圧保持するものであり、前記
リリースレバーを解除位置にセットしない限り露出開口
部に向けて常に付勢されている。
トのクリップに係合して、フイルムユニットが撮影時に
遮光封筒と共に取り出されないようにフイルムユニット
をフイルムホルダ内に保持するものである。一方、前記
リリースレバーは、前記押圧板の押圧と係合爪の係合と
を同時に解除するものであり、このリリースレバーを解
除位置にセットすることにより、押圧板がフイルムユニ
ットから退避する方向に移動されると共に、係合爪がク
リップとの解除方向に移動される。これにより、撮影終
了した写真フイルムパッケージをフイルムホルダ本体か
ら取り出すことができる。
イルムホルダは、写真フイルムパッケージをフイルムホ
ルダ本体から取り出す際に、リリースレバーを操作しな
ければならないので、余計な操作に気をつかい撮影に集
中できないという欠点がある。本発明はこのような事情
に鑑みてなされたもので、余計な操作を無くして撮影に
集中できるフイルムホルダを提供することを目的とす
る。
する為に、写真フイルムの先端縁部にクリップが取り付
けられたフイルムユニットと、前記クリップで閉鎖され
る挿入口、該挿入口の近傍に取り付けられた抜止防止部
材を備えて写真フイルムを光密に収納する遮光封筒と、
から成る写真フイルムパッケージを収容するフイルムホ
ルダに於いて、前記写真フイルムパッケージの出入口
と、前記写真フイルムを露光する露出開口部とが形成さ
れたフイルムホルダ本体と、フイルムホルダ本体内に設
けられ、前記写真フイルムパッケージが最終位置に挿入
された際に前記クリップと係合して前記フイルムユニッ
トをフイルムホルダ本体内に保持する第1の係合部材
と、フイルムホルダ本体内に設けられ、前記遮光封筒の
抜止防止部材と係合される第2の係合部材と、フイルム
ホルダ本体内に設けられ、前記フイルムユニットを前記
露出開口部に向けて押圧する押圧部材と、フイルムホル
ダ本体内にスライド自在に設けられると共に写真フイル
ムパッケージの挿入を検出して写真フイルムパッケージ
の挿入方向に移動される移動部材と、フイルムホルダ本
体内にスライド自在に取り付けられると共に前記遮光封
筒の取り出しを検出して写真フイルムパッケージの取り
出し方向に移動されるスライド部材と、から成ることを
特徴としている。
パッケージの出し入れ操作について以下に説明する。 (1)先ず、フイルムホルダ本体の出入口から写真フイ
ルムパッケージをクリップを先端にして挿入する。
検出して写真フイルムパッケージの挿入方向に移動す
る。 (3)スライドレバーが移動すると、この移動に連動し
て第2の係合部材が写真フイルムパッケージの通過エリ
アに突出する。 (4)写真フイルムパッケージが最終位置に挿入配置さ
れると、写真フイルムパッケージの前記クリップが第1
の係合部材と係合してフイルムユニットがフイルムホル
ダ本体内に保持される。
を引き出すと、フイルムユニットはクリップに保持され
ているので、フイルムユニットの写真フイルムがフイル
ムホルダ本体の露出開口部に露光する。 (6)前記遮光封筒を引き出す動作中において、遮光封
筒に接着された抜止防止部材が前記第2の係合部材と係
合して、遮光封筒がフイルムホルダ本体から抜け止めさ
れる。
し方向に引っ張ると、その引っ張り力が前記抜止防止部
材、第2の係合部材を介してスライド部材に伝達され
て、スライド部材が写真フイルムパッケージの取り出し
方向に移動する。 (8)スライド部材が移動すると、前記第1の係合部材
がクリップとの係合位置から退避してクリップとの係合
が解除されると共に、押圧部材が前記フイルムユニット
を前記露出開口部に向けて押圧する。
によってフイルムホルダ本体内に保持される。そして、
写真フイルムはこの状態で撮影される。 (9)次いで撮影が終了すると、前記遮光封筒を再び挿
入方向に移動する。 (10)遮光封筒を挿入方向に移動すると、その移動で
前記スライド部材が元の位置に復帰すると共に、押圧部
材が元の位置に復帰して写真フイルムパッケージの通過
エリアから退避する。
全に収納されると、写真フイルムパッケージをフイルム
ホルダ本体から片手で取り出す。 (12)写真フイルムパッケージを取り出すと、前記移
動部材がその取り出しを検出し前記第1の係合部材を元
の位置に復帰させると共に、前記第2の係合部材を写真
フイルムパッケージの通過エリアから退避させて元の位
置に復帰させる。これにより、写真フイルムパッケージ
をフイルムホルダ本体から抵抗を受けずに容易に取り出
すことができる。
ば、リリースレバーの操作を無くしたので撮影に集中で
きる。
ホルダの好ましい実施例について詳説する。先ず、本願
発明のフイルムホルダに使用される写真フイルムパッケ
ージについて説明する。
ジ1は、図中点線で示すフイルムユニット2と、遮光封
筒3とから成る。前記フイルムユニット2は写真フイル
ムFを有しており、この写真フイルムFの先端縁部(図
中左側)には第1キャリアシート4を介してクリップ5
が固着される。このクリップ5は図12に示すように、
断面が略V字状に形成されている。また、前記写真フイ
ルムFの後端縁部(図中右側)には図11に示すよう
に、台形状の第2キャリアシート6が着脱自在に接合さ
れる。この第2キャリアシート6は、フイルムユニット
2が遮光封筒3に収納された際に、遮光封筒3の後端部
近傍に位置される。
作られており、左側の図示しない挿入口から前記フイル
ムユニット2が図11中矢印方向に出し入れされる。ま
た、前記挿入口は、フイルムユニット2が遮光封筒3に
収納されると、前記クリップ5に嵌入して閉鎖される。
これにより、写真フイルムFの感光が防止される。更
に、帯状のストッパテープ7が遮光封筒3の先端部近傍
で、遮光封筒3の横断方向に接着されており、このスト
ッパテープ7は、所定の厚みに形成されている。
実施例を示す斜視図、図2は分解図である。前記フイル
ムホルダ10はフイルムホルダ本体12、スライドレバ
ー14、14、スライド板16、ストッパ部18、係合
板20、及び押圧板22等から構成される。
明する。フイルムホルダ本体12は図1に示すように、
底蓋24と上蓋26とから成り、底蓋24の外周部に所
定間隔で形成された係合溝28、28…に、上蓋26の
外周部に突設形成された係合片30、30…を係合させ
ることにより箱体に構成される。このフイルムホルダ本
体12の正面、即ち上蓋26の表面には、矩形状の露出
開口部32が形成される。この露出開口部32は、図1
1に示した写真フイルムFの露出用開口部である。
部には、前述した写真フイルムパッケージ1の出入口3
4が形成され、この出入口34から写真フイルムパッケ
ージ1が図中矢印方向に出し入れされる。前記出入口3
4は、図11、図12に示した写真フイルムパッケージ
1の厚さT、幅Bを許容できる大きさに形成される。前
記底蓋24の図2中左端部には溝36が写真フイルムパ
ッケージ1の出し入れ方向に沿って形成される。前記溝
36には制御板38が設けられる。前記制御板38に
は、写真フイルムパッケージ1の出し入れ方向に沿って
長孔38aが形成されており、この長孔38aは前記溝
36の表面に螺合されたボルト40によって摺動自在に
支持される。これによって、制御板38は、写真フイル
ムパッケージ1の出し入れ方向に沿って摺動自在に設け
られる。
端部38bは、後述するスライド板16の左端部に形成
された溝16aの縁部16bに固着される。更に、制御
板38には、一対の押圧羽根38c、38cが一体に折
り曲げ形成される。この押圧羽根38c、38cは、制
御板38に対して所定角度傾斜して折り曲げられ、後述
する係合板20に固着された二股形状のガイド羽根4
2、42に押圧当接される。また、制御板38の左端部
両側には、ストッパ片38d、38dが一体に折り曲げ
形成される。このストッパ片38d、38dは、底蓋2
4に回動自在に取り付けられたリセットレバー44、4
4を介して、後述するスライドレバー14に固着された
ストッパ片46、46に押圧当接されている。
る。スライドレバー14は、底蓋24の写真フイルムパ
ッケージ1の出し入れ方向に対して両側に配置される。
スライドレバー14に固着された前記ストッパ片46に
はスプリング48の左端部が係止され、このスプリング
48の右端部は後述するスライド板16に突設形成され
たピン50に係止されている。これにより、前記スライ
ドレバー14は、スプリング48によって写真フイルム
パッケージ1の取り出し方向に付勢され、また前記スラ
イド板16はスプリング48によって写真フイルムパッ
ケージ1の挿入方向に付勢される。
a、14bは折り曲げ形成され、左端部14aは図6に
示すように写真フイルムパッケージ1が挿入された際に
クリップ5に当接される。また、右端部14bは図5に
示すように、ストッパ部18のストッパ板52の両端部
に当接される。次に、スライド板16について説明す
る。
フイルムパッケージ1の出し入れ方向沿って底蓋24上
に摺動自在に配置されると共に、前述したようにスプリ
ング48によって写真フイルムパッケージ1の挿入方向
に付勢される。また、スライド板16の写真フイルムパ
ッケージ1の出し入れ方向の両側には各3箇所の凹部5
4、54…が形成されている。これらの凹部54、54
…には、図3に示す押圧板22の下部に固着された板ば
ね56、56…に対応した位置に形成される。また、凹
部54には図2に示すように、傾斜部54aが形成され
ている。
ストッパ18は図2に示すように、上板18aと側板1
8bとでゲート状に構成されて、側板18bの下端部が
前記スライド板16の右端縁部16cに固着されると共
に、前記上板18aとスライド板16との空間に写真フ
イルムパッケージ1が図5に示すように出し入れされ
る。上板18aには図2に示すように、前述したストッ
パ板52が配置されている。前記ストッパ板52には、
ストッパ片53、53が下方に折り曲げられて形成され
る。また、ストッパ板52は、ストッパ板52と一体に
形成された板ばね58によって下方向に付勢されてい
る。
スライドレバー14の端部14bがストッパ板52に当
接されている時には、写真フイルムパッケージ1の通過
エリア60から退避され、また、前記端部14bが図7
に示すように写真フイルムパッケージ1の挿入方向に移
動した時には通過エリア60に突出して写真フイルムパ
ッケージ1のストッパテープ7と係合可能な位置に位置
される。
板20は弾性部材で形成されると共に、図2に示す開口
部20aが底蓋24の表面に植設された一対の爪62、
62に係止されて固定される。また、係合板20の左端
部には、係合爪64、66、64が一体に折り曲げ形成
されている。これらの係合爪64、66、64は図6に
示すように、写真フイルムパッケージ1のクリップ5と
係合される。
板22は図3に示すように、2枚の鉄板68、70が重
合されて構成される。前記鉄板70の下面には前述した
板ばね56、56…と、ストッパ部72とが固着され、
このストッパ部72が底蓋24の表面に形成されたボス
部74に嵌入されることにより、押圧板22が底蓋24
に固定される。また、この時、板ばね56、56…の下
端部は、前述したスライド板16の凹部54、54…に
嵌入されている。
6、56…がスライド板16の凹部54、54…に遊嵌
されている時には図3に示すように、写真フイルムパッ
ケージ1の下方に退避した位置に配置される。また、押
圧板22は、スライド板16が写真フイルムパッケージ
1の取り出し方向に移動した時には図4に示すように、
板ばね56、56…が前記凹部54、54…の傾斜部5
4a、54a…に乗り上げることにより上昇し、フイル
ムユニット2を上蓋24に向けて押圧することができ
る。
ダ10を用いて、写真フイルムパッケージ1の出し入れ
操作について以下に説明する。 (1)先ず、フイルムホルダ本体12の出入口34から
写真フイルムパッケージ1をクリップ5を先頭に片手で
挿入する。 (2)写真フイルムパッケージ1を挿入すると、その動
作中において写真フイルムパッケージ1は図5に示すよ
うに押圧板22が写真フイルムパッケージ1の下方に退
避しているので、押圧板22による抵抗を受けないで挿
入され、そして、フイルムユニット2のクリップ5が図
6中二点鎖線で示すスライドレバー14の左端部14a
に当接する。そして、スライドレバー14は、写真フイ
ルムパッケージ1に押されて実線で示す位置までスライ
ド移動する。
動すると、スライドレバー14の右端部14bが図7に
示すようにストッパ板52から退避するので、ストッパ
片53が写真フイルムパッケージ1の通過エリア60に
突出する。 (4)写真フイルムパッケージ1が最終位置に挿入され
ると、図6に示すように写真フイルムパッケージ1のク
リップ5が係合板20の係合爪64、66、64と係合
する。これにより、フイルムユニット2がフイルムホル
ダ本体12内に保持される。
みを図8に示すように片手で引き出し、フイルムユニッ
ト2の写真フイルムFを図9に示すようにフイルムホル
ダ本体12の露出開口部32(図1参照)に露光させ
る。 (6)前記遮光封筒3を引き出す動作中において、遮光
封筒3に接着されたストッパテープ7が図8に示すよう
に前記ストッパ片53に当接して、遮光封筒3がフイル
ムホルダ本体12から抜け止めされる。
更に引っ張ると、その引っ張り力が前記ストッパテープ
7、ストッパ片53を介してスライド板16に伝達され
て、スライド板16が二点鎖線で示すように写真フイル
ムパッケージ1の取り出し方向にスライド移動する。 (8)スライド板16が前記方向に移動すると、この移
動に連動して図9に示す制御板38が写真フイルムパッ
ケージ1の取り出し方向に移動し、制御板38の押圧羽
根38cが係合板20のガイド羽根42、42を押圧す
ることにより、係合板20を弾性変形させてクリップ5
との係合位置から係合爪64、66、64を退避させ
る。これにより、クリップ5との係合が解除される。ま
た、スライド板16が前記方向に移動すると、押圧板2
2は図4に示したように、板ばね56、56…がスライ
ド板16の傾斜部54a、54a…に乗り上げることに
より上昇し、図9に示すフイルムユニット2を上蓋26
に向けて押圧する。
22によってフイルムホルダ本体12内に保持される。
そして、写真フイルムFはこの状態で撮影される。 (9)次いで撮影が終了すると、前記遮光封筒3を写真
フイルムパッケージ1の挿入方向に片手で移動する。 (10)遮光封筒3を前記方向に移動すると、その動作
中において前記スライド板16が図2に示したスプリン
グ48の付勢力によって元の位置に復帰すると共に、押
圧板22が元の位置に復帰する。尚、係合板20は、ス
ライド板16が元の位置に復帰しても、制御板38によ
ってクリップ5との係合を解除した状態に保持されてい
る。
に収納すると、遮光封筒3をフイルムユニット2と共に
フイルムホルダ本体12から片手で取り出す。この時、
クリップ5は係合爪64、66、64と係合されてな
く、また押圧板22は写真フイルムパッケージ1の下方
に退避しているので、写真フイルムパッケージ1を何の
抵抗も受けずに取り出すことができる。
を取り出すと、その動作中において前記スライドレバー
14、14がスプリング48の付勢力によって元の位置
に復帰する。そして、このスライドレバー14、14に
押されて回動するリセットレバー44、44が図10に
示す位置から図2に示した位置まで回動して制御板38
を写真フイルムパッケージ1の挿入方向に押す。これに
より、前記係合板20は図6に示した元の位置に復帰す
る。更に、前記ストッパ板52が図5に示すように、ス
ライドレバー14の端部14bに押されて写真フイルム
パッケージ1の通過エリア60から退避して元の位置に
復帰する。これにより、写真フイルムパッケージ1をフ
イルムホルダ本体12から容易に取り出すことができ
る。
れば、リリースレバーを操作しなくても写真フイルムパ
ッケージ1の出し入れ操作を行うことができるので、撮
影に集中することができる。
ムホルダによれば、リリースレバーを操作するという余
計な操作をなくしたので、撮影に集中することができ
る。
む斜視図
板の実施例を示す断面図
板の実施例を示す断面図
真フイルムパッケージの平面図
Claims (2)
- 【請求項1】 写真フイルムの先端縁部にクリップが取
り付けられたフイルムユニットと、前記クリップで閉鎖
される挿入口、該挿入口の近傍に取り付けられた抜止防
止部材を備えて写真フイルムを光密に収納する遮光封筒
と、から成る写真フイルムパッケージを収容するフイル
ムホルダに於いて、 前記写真フイルムパッケージの出入口と、前記写真フイ
ルムを露光する露出開口部とが形成されたフイルムホル
ダ本体と、 フイルムホルダ本体内に設けられ、前記写真フイルムパ
ッケージが最終位置に挿入された際に前記クリップと係
合して前記フイルムユニットをフイルムホルダ本体内に
保持する第1の係合部材と、 フイルムホルダ本体内に設けられ、前記遮光封筒の抜止
防止部材と係合される第2の係合部材と、 フイルムホルダ本体内に設けられ、前記フイルムユニッ
トを前記露出開口部に向けて押圧する押圧部材と、 フイルムホルダ本体内にスライド自在に設けられると共
に写真フイルムパッケージの挿入を検出して写真フイル
ムパッケージの挿入方向に移動される移動部材と、 フイルムホルダ本体内にスライド自在に取り付けられる
と共に前記遮光封筒の取り出しを検出して写真フイルム
パッケージの取り出し方向に移動されるスライド部材
と、 から成ることを特徴とするフイルムホルダ。 - 【請求項2】 写真フイルムの先端縁部にクリップが取
り付けられたフイルムユニットと、前記クリップで閉鎖
される挿入口、該挿入口の近傍に取り付けられた抜止防
止部材を備えて写真フイルムを光密に収納する遮光封筒
と、から成る写真フイルムパッケージを収容するフイル
ムホルダに於いて、 前記写真フイルムパッケージの出入口と、前記写真フイ
ルムを露光する露出開口部とが形成されたフイルムホル
ダ本体と、 フイルムホルダ本体内にスライド自在に設けられると共
に写真フイルムパッケージの取り出し方向に付勢され、
前記フイルムユニットのクリップと当接して写真フイル
ムパッケージの挿入方向に写真フイルムパッケージと共
に付勢力に抗して移動される移動部材と、 フイルムホルダ本体内に設けられ、前記写真フイルムパ
ッケージが最終位置に挿入された際に前記クリップと係
合して前記フイルムユニットをフイルムホルダ本体内に
保持する第1の係合部材と、 フイルムホルダ本体内にスライド自在に取り付けられ、
写真フイルムパッケージの挿入方向に付勢されたスライ
ド部材と、 スライド部材に設けられると共に、前記移動部材の写真
フイルムパッケージの挿入方向の移動に連動して前記写
真フイルムパッケージの通過エリアに突出され、前記遮
光封筒の抜止防止部材と係合されると共に、移動部材の
写真フイルムパッケージの取り出し方向の移動に連動し
て写真フイルムパッケージの通過エリアから退避される
第2の係合部材と、 スライド部材の写真フイルムパッケージの取り出し方向
の移動に連動して前記第1の係合部材をクリップとの係
合位置から退避させてクリップとの係合を解除する解除
手段と、 スライド部材の写真フイルムパッケージの取り出し方向
の移動に連動して前記フイルムユニットを前記露出開口
部に向けて押圧すると共に、スライド部材の写真フイル
ムパッケージの挿入方向の移動に連動して写真フイルム
パッケージの通過エリアから退避される押圧部材と、 前記移動部材の写真フイルムパッケージの取り出し方向
の移動に連動して前記第1の係合部材をクリップとの係
合位置に復帰させる復帰手段と、 から成り、写真フイルムパッケージをフイルムホルダ本
体内に挿入する動作中において、前記クリップが前記移
動部材に当接して該移動部材を写真フイルムパッケージ
の挿入方向に移動させることにより、前記第2の係合部
材が写真フイルムパッケージの通過エリアに突出すると
共に、写真フイルムパッケージが最終位置に挿入された
際にクリップが前記第1の係合部材と係合し、 前記遮光封筒を引き出す動作中において、遮光封筒の前
記抜止防止部材が第2の係合部材に当接することによ
り、スライド部材が遮光封筒の取り出し方向に移動され
て、前記解除手段が第1の係合部材とクリップとの係合
を解除すると共に、押圧部材がフイルムユニットを前記
露出開口部に押圧し、 遮光封筒を挿入する動作中において、前記スライド部材
がその付勢力によって元の位置に復帰することにより、
前記押圧部材がフイルムユニットから退避した元の位置
に復帰し、 遮光封筒をフイルムユニットと共に取り出す動作中にお
いて、前記移動部材がその付勢力によって元の位置に復
帰することにより、第2の係合部材が遮光封筒の通過エ
リアから退避した元の位置に復帰すると共に、前記復帰
手段が第1の係合部材をクリップとの係合位置に復帰さ
せることを特徴とするフイルムホルダ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP22691092A JP2862114B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | フイルムホルダ |
US08/558,849 US5742863A (en) | 1992-08-24 | 1995-11-15 | Film holder |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP22691092A JP2862114B2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | フイルムホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0675291A JPH0675291A (ja) | 1994-03-18 |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP22691092A Expired - Fee Related JP2862114B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-26 | フイルムホルダ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2862114B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP22691092A patent/JP2862114B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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