JP2533952B2 - フィルム・パケット・ホルダ― - Google Patents
フィルム・パケット・ホルダ―Info
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- JP2533952B2 JP2533952B2 JP1506361A JP50636189A JP2533952B2 JP 2533952 B2 JP2533952 B2 JP 2533952B2 JP 1506361 A JP1506361 A JP 1506361A JP 50636189 A JP50636189 A JP 50636189A JP 2533952 B2 JP2533952 B2 JP 2533952B2
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- JP
- Japan
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- holder
- film
- movement
- blocking
- housing
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/28—Locating light-sensitive material within camera
- G03B17/32—Locating plates or cut films
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/26—Holders for containing light sensitive material and adapted to be inserted within the camera
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、フィルム・ホルダーに関し、特に写真機
(カメラ)の背部に取付け可能でありかつ互換性を有す
るフィルム組立体と共働してフィルム組立体中の1枚以
上の写真フィルム・シートの日中の取扱いを容易にする
如きホルダーに関する。
(カメラ)の背部に取付け可能でありかつ互換性を有す
るフィルム組立体と共働してフィルム組立体中の1枚以
上の写真フィルム・シートの日中の取扱いを容易にする
如きホルダーに関する。
(背景技術) 従来技術は、上記のタイプのフィルム・ホルダーに関
するものが多数ある。事例は下記の文献に見出すことが
できる。即ち、 米国特許第3,053,160号は、露光位置に保持し、次に
自動処理が可能なフィルム組立体(68)の処理を開始す
るためカメラ背部に取付け可能なフィルム・ホルダーを
開示する。この組立体(68)は、固定された後部プレー
ト(20)と露光窓を備えた固定前部プレート(18)との
間の露光位置に保持される。スライダ(116)が、組立
体から直角方向に立体係合ラッチ(106および102、10
4)を運動させて組立体の取出しを可能にするよう上記
プレート(20、18)と平行な面内で手動で作動でき、ま
た前記ラッチ(106および102、104)をそれらの組立体
係合位置へ復帰させるため解除される時ばね(122、12
8)で戻される。このフィルム・ホルダーは、写真の専
門家達に使用されるPolaroid社の545ランド・フィルム
・フィルム・ホルダーと類似している。
するものが多数ある。事例は下記の文献に見出すことが
できる。即ち、 米国特許第3,053,160号は、露光位置に保持し、次に
自動処理が可能なフィルム組立体(68)の処理を開始す
るためカメラ背部に取付け可能なフィルム・ホルダーを
開示する。この組立体(68)は、固定された後部プレー
ト(20)と露光窓を備えた固定前部プレート(18)との
間の露光位置に保持される。スライダ(116)が、組立
体から直角方向に立体係合ラッチ(106および102、10
4)を運動させて組立体の取出しを可能にするよう上記
プレート(20、18)と平行な面内で手動で作動でき、ま
た前記ラッチ(106および102、104)をそれらの組立体
係合位置へ復帰させるため解除される時ばね(122、12
8)で戻される。このフィルム・ホルダーは、写真の専
門家達に使用されるPolaroid社の545ランド・フィルム
・フィルム・ホルダーと類似している。
米国特許第3,319,555号は、フィルム面と平行なスラ
イダ(11)の運動により、このフィルム面に対し直角方
向に運動するよう作動される圧力プレート(21)を有す
るフィルム・ホルダー(10)を開示する。このスライダ
(11)は、前記圧力プレート(21)と摺動自在に係合状
態にある傾斜ばね脚(31)を有する。このばね脚は、前
記スライダが内側へ押されると前記圧力プレートをフィ
ルム面から離反させ、またスライダが解除されてその最
初の外方位置へばね(17)で戻される時前記フィルム面
に向かって押し戻される。
イダ(11)の運動により、このフィルム面に対し直角方
向に運動するよう作動される圧力プレート(21)を有す
るフィルム・ホルダー(10)を開示する。このスライダ
(11)は、前記圧力プレート(21)と摺動自在に係合状
態にある傾斜ばね脚(31)を有する。このばね脚は、前
記スライダが内側へ押されると前記圧力プレートをフィ
ルム面から離反させ、またスライダが解除されてその最
初の外方位置へばね(17)で戻される時前記フィルム面
に向かって押し戻される。
国際特許公報第87/01469号は、カメラ背部に使用可能
であり、フィルム面と直角方向に相互に接近離反するよ
うに入れ子状に関連させられるベースおよびカバー部分
を含んでいる。このベースおよびカバー部分は、相互に
離れるようにその間に置かれたばね(45)により開披位
置へ通常偏倚されている。堅固な平坦なフィルム支持面
(27)が、前記カバー部分の頂部壁面(38)に対して平
行に前記ベース部分の内側に固定されて、その間に前記
カバー部分の端壁部(39)における接近スロット(42)
と整合関係に延長するフィルム通路(46)を画成してい
る。このホルダーがその常に開いた位置にある時、フィ
ルム組立体(1a)は前記スロットを介し前記通路に沿っ
て自由に挿入引出しができる。組立体を完全に挿入した
状態では、前記ベースおよびカバー部分は、ホルダーを
ばね装填されたカメラ背部に対して装填する動作によ
り、閉鎖位置へ相互に(ばねに抗して)押圧されてい
る。ホルダーがこのようにその閉鎖位置へ置かれると、
前記カバー部分の頂壁部から下垂するタブ(43)および
ストッパ(43a)が組立体上のクリップ(8)および停
止ストリップ(14a)と共働するように通路内へ突出さ
せられる。組立体を引出しあるいは再び挿入するため
に、ホルダーは最初にカメラ背部から取出すことによ
り、前記タブおよびストッパが共に通路から外れるその
開披位置へ復帰されねばならない。
であり、フィルム面と直角方向に相互に接近離反するよ
うに入れ子状に関連させられるベースおよびカバー部分
を含んでいる。このベースおよびカバー部分は、相互に
離れるようにその間に置かれたばね(45)により開披位
置へ通常偏倚されている。堅固な平坦なフィルム支持面
(27)が、前記カバー部分の頂部壁面(38)に対して平
行に前記ベース部分の内側に固定されて、その間に前記
カバー部分の端壁部(39)における接近スロット(42)
と整合関係に延長するフィルム通路(46)を画成してい
る。このホルダーがその常に開いた位置にある時、フィ
ルム組立体(1a)は前記スロットを介し前記通路に沿っ
て自由に挿入引出しができる。組立体を完全に挿入した
状態では、前記ベースおよびカバー部分は、ホルダーを
ばね装填されたカメラ背部に対して装填する動作によ
り、閉鎖位置へ相互に(ばねに抗して)押圧されてい
る。ホルダーがこのようにその閉鎖位置へ置かれると、
前記カバー部分の頂壁部から下垂するタブ(43)および
ストッパ(43a)が組立体上のクリップ(8)および停
止ストリップ(14a)と共働するように通路内へ突出さ
せられる。組立体を引出しあるいは再び挿入するため
に、ホルダーは最初にカメラ背部から取出すことによ
り、前記タブおよびストッパが共に通路から外れるその
開披位置へ復帰されねばならない。
このようなホルダーはそれぞれの目的に対し有益であ
ることを証し得たが、全ての使用される組立体の構成要
素の正確な位置決めおよび制御を保証するように、互換
性のあるフィルム組立体と容易かつ信頼性を以て共働し
得るように構成され形態を有する如き改善されたフィル
ム・ホルダーに対する必要が依然として存在する。
ることを証し得たが、全ての使用される組立体の構成要
素の正確な位置決めおよび制御を保証するように、互換
性のあるフィルム組立体と容易かつ信頼性を以て共働し
得るように構成され形態を有する如き改善されたフィル
ム・ホルダーに対する必要が依然として存在する。
(発明の要約) 従って、本発明の主な目的は、このような改善された
フィルム・ホルダーに対する上記の必要を満たすことに
ある。別の目的は、非常に有効でありながら経済的かつ
便利な方法でかかる必要を満たすことにある。上記およ
び他の目的は、請求の範囲に記載される本発明により達
成された。
フィルム・ホルダーに対する上記の必要を満たすことに
ある。別の目的は、非常に有効でありながら経済的かつ
便利な方法でかかる必要を満たすことにある。上記およ
び他の目的は、請求の範囲に記載される本発明により達
成された。
本発明は、下記の構成を有する形式のフィルム組立体
と共に特に有効かつ信頼性を以て使用される写真フィル
ム・ホルダーに特定の用途を見出すものである。即ち、
(i)第1および第2の端部を有する写真フィルム・シ
ートと、(ii)このフィルム・シートに取外し自在に取
付けられてその使用を容易にする手段(フィルム・シー
トの第1および第2の端部を越えてそれぞれ長手方向に
突出する第1および第2の部分を含み、またこの手段の
第2の部分が横方向に配置された遮光要素が固定された
横方向縁部を有する)と、(iii)前記フィルム・シー
トおよび前記手段を取外し自在に密閉する遮光包被部を
設け、この包被部はフィルム包囲部分と、これから長手
方向に延長してそれぞれ前記手段の第1および第2の部
分を覆う第1および第2の部分とを有し、またこの包被
部の第1の部分は手で把持し得る閉鎖端部を有し、包被
部の第2の部分は遮光要素と共働的に係合することによ
り閉鎖可能な開口端部を有し、この包被部は、前記フィ
ルム・シートと前記手段の間で包被部の第2の部分を遮
光要素から離れる方向で長手方向の相対的運動によりこ
れらから取外し自在であり、またこの包被部は更にその
外表面に固定された運動制限要素を含んでいる。
と共に特に有効かつ信頼性を以て使用される写真フィル
ム・ホルダーに特定の用途を見出すものである。即ち、
(i)第1および第2の端部を有する写真フィルム・シ
ートと、(ii)このフィルム・シートに取外し自在に取
付けられてその使用を容易にする手段(フィルム・シー
トの第1および第2の端部を越えてそれぞれ長手方向に
突出する第1および第2の部分を含み、またこの手段の
第2の部分が横方向に配置された遮光要素が固定された
横方向縁部を有する)と、(iii)前記フィルム・シー
トおよび前記手段を取外し自在に密閉する遮光包被部を
設け、この包被部はフィルム包囲部分と、これから長手
方向に延長してそれぞれ前記手段の第1および第2の部
分を覆う第1および第2の部分とを有し、またこの包被
部の第1の部分は手で把持し得る閉鎖端部を有し、包被
部の第2の部分は遮光要素と共働的に係合することによ
り閉鎖可能な開口端部を有し、この包被部は、前記フィ
ルム・シートと前記手段の間で包被部の第2の部分を遮
光要素から離れる方向で長手方向の相対的運動によりこ
れらから取外し自在であり、またこの包被部は更にその
外表面に固定された運動制限要素を含んでいる。
このような組立体と共に使用される上記のホルダー
は、(1)平行に隔てられた前後の壁部と、対向する側
面と、対向して置かれた第1および第2の端部領域とを
有する略々矩形状のハウジングを含み、この前壁部はフ
ィルム露光窓を画成するフレーム部分を含み、前記第1
の端部はそれぞれフィルム・シートが前記窓と整合され
かつ前記遮光要素が第2の端部領域にある定置位置に関
して出入りするよう延長する運動経路に沿ってフィルム
組立体の出入りを許容する形態を呈する接近開口を画成
する手段を含み、(2)前記ハウジングの前後の壁部間
でこれと実質的に平行に運動自在に配置された実質的に
平坦な加圧部材を含み、この加圧部材は前記前壁部に対
し横断方向に運動可能でありかつ偏倚手段の作用下で前
記運動経路に向けて常に押圧されて、その定置位置にあ
る時、前壁部のフレーム部分に対してフィルム組立体を
押圧し、(3)前記ハウジングの第2の端部領域に運動
自在に置かれた第1の阻止部材を含み、この第1の阻止
部材は前記前壁部に対し横断方向に運動自在であり、か
つ常に偏倚手段の作用下で前記運動経路に向けて押圧さ
れて前記遮光要素と係合し、これによりその定置位置に
ある時、前記接近開口へのその運動を阻止し、(4)前
壁部のフレーム部分と接近開口間に運動自在に置かれた
第2の阻止部材を含み、この第2の阻止部材は、前記前
壁部に対し横断方向に運動自在であり、かつ前記運動経
路に対する偏倚手段の作用により常に押圧されて前記包
被部制限要素とその定置位置から接近開口への運動中係
合することにより、この開口へのそのこれ以上の運動を
阻止し、(5)前記加圧部材とハウジングの後壁部間に
運動自在に置かれた解放部材を含み、この解放部材は、
前記ハウジングの第1および第2の端部領域に向かって
それぞれ延長する第1および第2の反対方向に運動自在
であり、かつこの解放部材は偏倚手段の作用により静置
位置へ第1の方向に常に押圧され、この解放部材は前記
静置位置から遠去る第2の方向に手動により運動するよ
うになっており、またこの解放部材は前記加圧部材およ
び阻止部材と作用的に関連しかつ前記第2の方向に手動
で運動自在にするよう応答して前記運動経路への前記加
圧部材および阻止部材を常に押圧する前記偏倚手段の作
用を無視してこれらの部材を経路から取外し、これによ
り前記フィルム組立体をその定置位置から自由に運動す
るように前記接近開口を介して解放する。
は、(1)平行に隔てられた前後の壁部と、対向する側
面と、対向して置かれた第1および第2の端部領域とを
有する略々矩形状のハウジングを含み、この前壁部はフ
ィルム露光窓を画成するフレーム部分を含み、前記第1
の端部はそれぞれフィルム・シートが前記窓と整合され
かつ前記遮光要素が第2の端部領域にある定置位置に関
して出入りするよう延長する運動経路に沿ってフィルム
組立体の出入りを許容する形態を呈する接近開口を画成
する手段を含み、(2)前記ハウジングの前後の壁部間
でこれと実質的に平行に運動自在に配置された実質的に
平坦な加圧部材を含み、この加圧部材は前記前壁部に対
し横断方向に運動可能でありかつ偏倚手段の作用下で前
記運動経路に向けて常に押圧されて、その定置位置にあ
る時、前壁部のフレーム部分に対してフィルム組立体を
押圧し、(3)前記ハウジングの第2の端部領域に運動
自在に置かれた第1の阻止部材を含み、この第1の阻止
部材は前記前壁部に対し横断方向に運動自在であり、か
つ常に偏倚手段の作用下で前記運動経路に向けて押圧さ
れて前記遮光要素と係合し、これによりその定置位置に
ある時、前記接近開口へのその運動を阻止し、(4)前
壁部のフレーム部分と接近開口間に運動自在に置かれた
第2の阻止部材を含み、この第2の阻止部材は、前記前
壁部に対し横断方向に運動自在であり、かつ前記運動経
路に対する偏倚手段の作用により常に押圧されて前記包
被部制限要素とその定置位置から接近開口への運動中係
合することにより、この開口へのそのこれ以上の運動を
阻止し、(5)前記加圧部材とハウジングの後壁部間に
運動自在に置かれた解放部材を含み、この解放部材は、
前記ハウジングの第1および第2の端部領域に向かって
それぞれ延長する第1および第2の反対方向に運動自在
であり、かつこの解放部材は偏倚手段の作用により静置
位置へ第1の方向に常に押圧され、この解放部材は前記
静置位置から遠去る第2の方向に手動により運動するよ
うになっており、またこの解放部材は前記加圧部材およ
び阻止部材と作用的に関連しかつ前記第2の方向に手動
で運動自在にするよう応答して前記運動経路への前記加
圧部材および阻止部材を常に押圧する前記偏倚手段の作
用を無視してこれらの部材を経路から取外し、これによ
り前記フィルム組立体をその定置位置から自由に運動す
るように前記接近開口を介して解放する。
本発明、およびその目的および利点については、以下
に述べる望ましい実施態様の詳細な記述において更に明
らかになるであろう。
に述べる望ましい実施態様の詳細な記述において更に明
らかになるであろう。
(図面の簡単な説明) 本発明の望ましい実施態様の詳細な説明においては、
同じ参照番号が類似の要素を示す図面を参照されたい。
図において、 第1図は、本発明のフィルム・ホルダーと共働して使
用可能な形式の写真フィルム組立体即ちフィルム・パケ
ットで、完全に組立てられ閉鎖状態のパケットを示す平
面図、 第2図は、第1図に示したフィルム・ホルダーで、写
真フィルム・シートから引出された状態の遮光包被部を
示す平面図、 第3図は、第1図の完全に組立てられ閉鎖された状態
のフィルム・パケットで、遮光包被部内に隠された状態
の写真フィルム・シートおよびキャリア・シートを(点
線で)示す拡大平面図、 第4図は、第3図のフィルム・パケットの立面図、 第5図は、第3図と類似するも、第2の写真フィルム
・シートを前記キャリア・シートの他の側から示す拡大
平面図、 第6図は、第5図に示したフィルム・パケットで、遮
光包被部を破断して内部のキャリア・シートの先端部を
現した部分拡大図、 第7図は、前記キャリア・シートの先端部のタブ部分
の詳細を示す部分拡大平面図、 第8図は、共働するカメラ背部上の第1図乃至第7図
のフィルム・パケットと共に使用される本発明の望まし
い実施態様により構成され形成された写真フィルム・ホ
ルダーで、明瞭に示すため一部を破断した平面図、 第9図は、第8図のフィルム・ホルダーで、その主要
要素を露出した状態で示す線9−9に関する断面図、 第10図は、第8図乃至9−9のフィルム・ホルダー
で、その上部要素を取外して各静置位置に置かれた状態
の下部のある要素の詳細を示す平面図、 第11図は、第10図と類似の図であるも、前記下部要素
のいくつかをその完全作動位置へ移動した状態で示す平
面図、 第12図および第13図は第8図の線12/13−12/13に関す
るフィルム・ホルダーの終端部を示す部分断面図で、第
12図はフィルム・パケットを定置位置に固定した状態で
各静置位置に置かれた作用要素を示し、第13図はフィル
ム・パケットを解放して定置位置から離反して運動させ
た状態の作動位置における同じ要素を示し、および 第14図および第15図はフィルム・ホルダーの別の部分
を示す第8図の線14/15−14/15に関する部分断面図で、
第14図は各静置位置に置かれた作用要素を示し、第15図
はフィルム・パケット(図示せず)をホルダーから取外
すことができない作動位置へ運動された状態の前記要素
を示している。
同じ参照番号が類似の要素を示す図面を参照されたい。
図において、 第1図は、本発明のフィルム・ホルダーと共働して使
用可能な形式の写真フィルム組立体即ちフィルム・パケ
ットで、完全に組立てられ閉鎖状態のパケットを示す平
面図、 第2図は、第1図に示したフィルム・ホルダーで、写
真フィルム・シートから引出された状態の遮光包被部を
示す平面図、 第3図は、第1図の完全に組立てられ閉鎖された状態
のフィルム・パケットで、遮光包被部内に隠された状態
の写真フィルム・シートおよびキャリア・シートを(点
線で)示す拡大平面図、 第4図は、第3図のフィルム・パケットの立面図、 第5図は、第3図と類似するも、第2の写真フィルム
・シートを前記キャリア・シートの他の側から示す拡大
平面図、 第6図は、第5図に示したフィルム・パケットで、遮
光包被部を破断して内部のキャリア・シートの先端部を
現した部分拡大図、 第7図は、前記キャリア・シートの先端部のタブ部分
の詳細を示す部分拡大平面図、 第8図は、共働するカメラ背部上の第1図乃至第7図
のフィルム・パケットと共に使用される本発明の望まし
い実施態様により構成され形成された写真フィルム・ホ
ルダーで、明瞭に示すため一部を破断した平面図、 第9図は、第8図のフィルム・ホルダーで、その主要
要素を露出した状態で示す線9−9に関する断面図、 第10図は、第8図乃至9−9のフィルム・ホルダー
で、その上部要素を取外して各静置位置に置かれた状態
の下部のある要素の詳細を示す平面図、 第11図は、第10図と類似の図であるも、前記下部要素
のいくつかをその完全作動位置へ移動した状態で示す平
面図、 第12図および第13図は第8図の線12/13−12/13に関す
るフィルム・ホルダーの終端部を示す部分断面図で、第
12図はフィルム・パケットを定置位置に固定した状態で
各静置位置に置かれた作用要素を示し、第13図はフィル
ム・パケットを解放して定置位置から離反して運動させ
た状態の作動位置における同じ要素を示し、および 第14図および第15図はフィルム・ホルダーの別の部分
を示す第8図の線14/15−14/15に関する部分断面図で、
第14図は各静置位置に置かれた作用要素を示し、第15図
はフィルム・パケット(図示せず)をホルダーから取外
すことができない作動位置へ運動された状態の前記要素
を示している。
(実施例) 写真フィルム・ホルダー組立体およびそのホルダーの
いくつかの部品は公知であるため、以下の記述は、特に
本発明を形成し、これと直接共働し、あるいは本発明と
関連する如き要素に関するものである。本文に特に示さ
ない要素は、関連技術において公知のものとは選別する
ことができよう。
いくつかの部品は公知であるため、以下の記述は、特に
本発明を形成し、これと直接共働し、あるいは本発明と
関連する如き要素に関するものである。本文に特に示さ
ない要素は、関連技術において公知のものとは選別する
ことができよう。
第1図乃至第7図は、本発明のフィルム・ホルダーと
共働して使用できる形式の写真フィルム組立体即ちフィ
ルム・パケットを示している。第1図、第3図および第
5図は、完全に組立てられ閉鎖された状態にある時見え
る如き全体的に文字Pで示されるこのようなパケットの
平面図を示している。
共働して使用できる形式の写真フィルム組立体即ちフィ
ルム・パケットを示している。第1図、第3図および第
5図は、完全に組立てられ閉鎖された状態にある時見え
る如き全体的に文字Pで示されるこのようなパケットの
平面図を示している。
第1図は、ボール紙その他の不透明な材料から作られ
た遮光包被部Eを含む第1の側面から見たパケットPの
外側から見える要素のみを示している。第2図に示され
るように、包被部Eは、それぞれ先端部10および終端部
12を持つ写真フィルム・シートFと、フィルム・シート
の使用を容易にするためフィルム・シートFが取外し自
在に取付けられる長い形状のキャリア・シートCとを取
外し自在に密閉している。
た遮光包被部Eを含む第1の側面から見たパケットPの
外側から見える要素のみを示している。第2図に示され
るように、包被部Eは、それぞれ先端部10および終端部
12を持つ写真フィルム・シートFと、フィルム・シート
の使用を容易にするためフィルム・シートFが取外し自
在に取付けられる長い形状のキャリア・シートCとを取
外し自在に密閉している。
第3図および第5図はそれぞれ、反対側即ち第2の側
面を示す第1図、第5図において示される第1の側面を
示す第3図のパケットPの平面図および底面図を示して
いる。このように、第3図および第5図においては、キ
ャリア・シートC(破線で示す)がそれぞれ外側を向い
た表面14および16を有することが判るであろう。キャリ
ア・シートは、それぞれ先端部18および終端部20と、こ
の2つの端部間の中間部分22とを含んでいる。第3図に
示されるように、フィルム・シートFは、中間部分22の
第1の外側面14に対し取外し自在に取付けられ、その先
端部10と終端部12がそれぞれ前記先端部18と終端部20に
指向されている。同様に、第5図に示されるように、第
2の写真フィルム・シートF′が中間部分22の第2の外
側面16に対して取外し自在に取付けられており、この中
間部分の先端部10′および終端部12′がそれぞれ先端部
18および終端部20へ指向されている。
面を示す第1図、第5図において示される第1の側面を
示す第3図のパケットPの平面図および底面図を示して
いる。このように、第3図および第5図においては、キ
ャリア・シートC(破線で示す)がそれぞれ外側を向い
た表面14および16を有することが判るであろう。キャリ
ア・シートは、それぞれ先端部18および終端部20と、こ
の2つの端部間の中間部分22とを含んでいる。第3図に
示されるように、フィルム・シートFは、中間部分22の
第1の外側面14に対し取外し自在に取付けられ、その先
端部10と終端部12がそれぞれ前記先端部18と終端部20に
指向されている。同様に、第5図に示されるように、第
2の写真フィルム・シートF′が中間部分22の第2の外
側面16に対して取外し自在に取付けられており、この中
間部分の先端部10′および終端部12′がそれぞれ先端部
18および終端部20へ指向されている。
先端部18は、中間部分22を越えて(第3図および第5
図において右方へ)長手方向に延長し、図に示すように
これから突出するタブ24で終っている。終端部20は、中
間部分22を越えて長手方向(第3図および第5図におけ
る左方)に延長し、横断方向に置かれた遮光要素30が平
行に固定される横断縁部28を含んでいる。要素30は、図
に示すように縁部28と平行に隣接して延長する3つの直
列状のくぼみ32により、これを縁曲げすることにより終
端部20に固定することができる。
図において右方へ)長手方向に延長し、図に示すように
これから突出するタブ24で終っている。終端部20は、中
間部分22を越えて長手方向(第3図および第5図におけ
る左方)に延長し、横断方向に置かれた遮光要素30が平
行に固定される横断縁部28を含んでいる。要素30は、図
に示すように縁部28と平行に隣接して延長する3つの直
列状のくぼみ32により、これを縁曲げすることにより終
端部20に固定することができる。
第4図(要素30の端面図)に示されるように、前記遮
光要素は断面が略々V字形を呈し、これからそれぞれ終
端部20の第1および第2の外側面14、16上へある角度で
突出する拡がる第1および第2のフランジ部分30aおよ
び30bを有する頂部30vを持っている。このように設置す
ると、要素30は終端部20のフランジ30a,30bと外側面1
4、16との間にそれぞれ置かれた第1および第2の凹部3
4a、34bを提供する。
光要素は断面が略々V字形を呈し、これからそれぞれ終
端部20の第1および第2の外側面14、16上へある角度で
突出する拡がる第1および第2のフランジ部分30aおよ
び30bを有する頂部30vを持っている。このように設置す
ると、要素30は終端部20のフランジ30a,30bと外側面1
4、16との間にそれぞれ置かれた第1および第2の凹部3
4a、34bを提供する。
遮光包被部Eはそれぞれ第1および第2の対向する壁
部36、38を含み、これら壁部はその側方縁部40、42に沿
って接合されて、キャリア・シートを収受するための、
フィルム・シートが取付けられたスリーブ状の筺部を提
供する。壁部36、38の対向する内面は、第1および第2
の外側面14、16がこれらの間に収受される時、キャリア
・シートCの外側面14、16上にそれぞれ重なり合う第1
および第2の内表面36′、38′を含む。
部36、38を含み、これら壁部はその側方縁部40、42に沿
って接合されて、キャリア・シートを収受するための、
フィルム・シートが取付けられたスリーブ状の筺部を提
供する。壁部36、38の対向する内面は、第1および第2
の外側面14、16がこれらの間に収受される時、キャリア
・シートCの外側面14、16上にそれぞれ重なり合う第1
および第2の内表面36′、38′を含む。
前記筺部は更に、キャリア・シートの先端部18および
終端部20にそれぞれ重なり合う長手方向に伸びる先端部
44、終端部46を含んでいる。先端部44は、その外縁部に
沿って密閉され、その隅部は48、50で示されように角が
落されている。終端部46それ自体は、キャリア・シート
およびフィルム・シートをその内部に挿入し引出すこと
を許容するよう開放されたままであるが、これらのシー
トが第1図および第3図乃至第5図に示されるように完
全に挿入されると、終端部46はそれ自身が凹部34a、34b
へ進入して遮光要素30のフランジ部30a、30bと圧縮状に
係合することにより閉鎖される。
終端部20にそれぞれ重なり合う長手方向に伸びる先端部
44、終端部46を含んでいる。先端部44は、その外縁部に
沿って密閉され、その隅部は48、50で示されように角が
落されている。終端部46それ自体は、キャリア・シート
およびフィルム・シートをその内部に挿入し引出すこと
を許容するよう開放されたままであるが、これらのシー
トが第1図および第3図乃至第5図に示されるように完
全に挿入されると、終端部46はそれ自身が凹部34a、34b
へ進入して遮光要素30のフランジ部30a、30bと圧縮状に
係合することにより閉鎖される。
前記キャリアおよびフィルム・シートを終端部46を経
て完全に包被部内に挿入することを容易にするため、キ
ャリア・シートの先端部は52、54で示されるように角が
落とされ、2枚のフィルム・シートF、F′がキャリア
・シートに対しその先端部10、10′で取外し自在に取付
けられる。また、包被部から引出した後のキャリア・シ
ートからフィルム・シートの取外しを容易にするため、
各キャリア・シートはその先端部のみで取外し自在に取
付けられ、その結果その終端部および増領域をキャリア
・シートおよびその先端部から容易に持ち上げ次いで剥
がすことができるようにする。
て完全に包被部内に挿入することを容易にするため、キ
ャリア・シートの先端部は52、54で示されるように角が
落とされ、2枚のフィルム・シートF、F′がキャリア
・シートに対しその先端部10、10′で取外し自在に取付
けられる。また、包被部から引出した後のキャリア・シ
ートからフィルム・シートの取外しを容易にするため、
各キャリア・シートはその先端部のみで取外し自在に取
付けられ、その結果その終端部および増領域をキャリア
・シートおよびその先端部から容易に持ち上げ次いで剥
がすことができるようにする。
第3図、第5図および第6図においては、キャリア・
シートの先端部18のタブ24がキャリア・シートの長手方
向の中心線1に対して偏って配置されること、およびこ
の先端部が先端部18の他の部分よりも中間部分22から遠
くに延在することが判るであろう。即ち、先端部18は、
前記中心線1の片側に置かれた、タブ24を含む比較的長
い部分と、タブ24を含まず前記中心線の他の側の比較的
短い部分56と有するように、中心線に対して非対称的に
延長している。
シートの先端部18のタブ24がキャリア・シートの長手方
向の中心線1に対して偏って配置されること、およびこ
の先端部が先端部18の他の部分よりも中間部分22から遠
くに延在することが判るであろう。即ち、先端部18は、
前記中心線1の片側に置かれた、タブ24を含む比較的長
い部分と、タブ24を含まず前記中心線の他の側の比較的
短い部分56と有するように、中心線に対して非対称的に
延長している。
第3図および第5図乃至第7図に示されるように、タ
ブ24は、貫通して設けられた矩形状の開口58と、縁部が
このタブの周部に接着された、この開口を跨いで置かれ
た接着面26を有する更に大きな矩形状テープ片60とを有
する。テープ片60はタブの第1の外側面14に接着され
て、開口58に重なるその接着面26が包被部の第2の壁部
38の内面38′の対向領域に面するように示されるが、そ
の代わりにこのテープ片は前記タブの第2の外側面16へ
接着することもでき、前記開口に重なるその接着面が包
被部の第1の壁部36の第1の内面36′に面するようにす
る。また、この開口および(または)テープ片は、本発
明の目的のためには矩形状以外の形状とすることもでき
る。
ブ24は、貫通して設けられた矩形状の開口58と、縁部が
このタブの周部に接着された、この開口を跨いで置かれ
た接着面26を有する更に大きな矩形状テープ片60とを有
する。テープ片60はタブの第1の外側面14に接着され
て、開口58に重なるその接着面26が包被部の第2の壁部
38の内面38′の対向領域に面するように示されるが、そ
の代わりにこのテープ片は前記タブの第2の外側面16へ
接着することもでき、前記開口に重なるその接着面が包
被部の第1の壁部36の第1の内面36′に面するようにす
る。また、この開口および(または)テープ片は、本発
明の目的のためには矩形状以外の形状とすることもでき
る。
次に第3図および第5図においては、包被部の先端部
44はそれぞれ第1および第2の把持し得る領域62、64を
含み、これらが相互に横断方向に整合されている。この
第1の把持領域62がタブ開口58とこれに跨がって置かれ
たテープ片60の双方に重なることが判るであろう。把持
される時、第1の領域62はこのようにテープ接着面26を
介してタブへ接着されることになり、これにより包被部
とキャリア・シート間の不測の相対的な運動を阻止す
る。また、第2の把持し得る領域64がタブ24と全く重な
らないことも判るであろう。その代わり、この領域はタ
ブから横断方向に隔てられかつ前記先端部の比較的短い
部分から長手方向に隔てられる包被部の内側の領域に重
なる、即ち、先端部のどの部分にも重ならない。その結
果、把持される時、第2の領域64はどれとも接着状態に
ならず、従って包被部とキャリア・シート間の相対運動
が阻止されない。
44はそれぞれ第1および第2の把持し得る領域62、64を
含み、これらが相互に横断方向に整合されている。この
第1の把持領域62がタブ開口58とこれに跨がって置かれ
たテープ片60の双方に重なることが判るであろう。把持
される時、第1の領域62はこのようにテープ接着面26を
介してタブへ接着されることになり、これにより包被部
とキャリア・シート間の不測の相対的な運動を阻止す
る。また、第2の把持し得る領域64がタブ24と全く重な
らないことも判るであろう。その代わり、この領域はタ
ブから横断方向に隔てられかつ前記先端部の比較的短い
部分から長手方向に隔てられる包被部の内側の領域に重
なる、即ち、先端部のどの部分にも重ならない。その結
果、把持される時、第2の領域64はどれとも接着状態に
ならず、従って包被部とキャリア・シート間の相対運動
が阻止されない。
本発明の別の実施態様(図示せず)は、タブ24ではな
く包被部の壁部36、38のいずれか一方の第1の把持し得
る領域62に開口が配置され、この開口上の前記壁部の外
周面にテープが添付されてその接着面がその下方のタブ
に対面するようになっている。このように、把持領域62
が上記の場合と同じ結果を生じることになる。
く包被部の壁部36、38のいずれか一方の第1の把持し得
る領域62に開口が配置され、この開口上の前記壁部の外
周面にテープが添付されてその接着面がその下方のタブ
に対面するようになっている。このように、把持領域62
が上記の場合と同じ結果を生じることになる。
他の代替的な実施態様(図示せず)は開口を全く持た
ず、その代わりに、両面接着テープあるいはタブの外側
面14、16の一方、あるいは第1の把持可能領域62の包被
部の内面36′、38′の一方のいずれかに塗布された他の
接着剤を持つことになる。この場合もまた、その結果は
同じになる。
ず、その代わりに、両面接着テープあるいはタブの外側
面14、16の一方、あるいは第1の把持可能領域62の包被
部の内面36′、38′の一方のいずれかに塗布された他の
接着剤を持つことになる。この場合もまた、その結果は
同じになる。
第1図乃至第5図に示されるように、包被部の第1お
よび第2の壁部36、38は、1対の運動制限要素、即ち包
被部の終端部46付近の外表面に横断方向に配置された停
止ストリップ66、68を有する。ストリップ66、68は、ボ
ール紙あるいはプラスチックから作られ、その各包被部
の壁面に対して接着あるいは封止することができる。そ
れらの厚さ即ちこれら壁面上の高さは、以下に述べる如
き互換性のあるフィルム・パケット・ホルダーにおける
1つ以上の共働部材により容易に係合し得るに充分でな
ければならない。
よび第2の壁部36、38は、1対の運動制限要素、即ち包
被部の終端部46付近の外表面に横断方向に配置された停
止ストリップ66、68を有する。ストリップ66、68は、ボ
ール紙あるいはプラスチックから作られ、その各包被部
の壁面に対して接着あるいは封止することができる。そ
れらの厚さ即ちこれら壁面上の高さは、以下に述べる如
き互換性のあるフィルム・パケット・ホルダーにおける
1つ以上の共働部材により容易に係合し得るに充分でな
ければならない。
第8図乃至第15図は、共働するカメラ背部(図示せ
ず)上の上記のフィルム・パケットPと共に使用される
写真フィルム・パケット・ホルダーHを示している。こ
のホルダーHは、平行に隔てられた前後の壁部102、104
と対向する側面106、108と、対向する第1および第2の
端部領域110、112とを有する略々矩形状のハウジング10
0を含んでいる。
ず)上の上記のフィルム・パケットPと共に使用される
写真フィルム・パケット・ホルダーHを示している。こ
のホルダーHは、平行に隔てられた前後の壁部102、104
と対向する側面106、108と、対向する第1および第2の
端部領域110、112とを有する略々矩形状のハウジング10
0を含んでいる。
前壁部102は、フィルム露光窓116を画成するフレーム
部114を含んでいる。この第1の端部領域110は、フィル
ム・シートFおよびF′が窓116と整合されかつパケッ
トの遮光要素30が第2の端部領域112に定置される定置
位置に関して、フィルム・パケットPのそれぞれ延在す
る運動経路120に沿った進入および退出を許容する形態
を呈する接近開口118を含む。
部114を含んでいる。この第1の端部領域110は、フィル
ム・シートFおよびF′が窓116と整合されかつパケッ
トの遮光要素30が第2の端部領域112に定置される定置
位置に関して、フィルム・パケットPのそれぞれ延在す
る運動経路120に沿った進入および退出を許容する形態
を呈する接近開口118を含む。
第9図に最も明瞭に示されるように、ハウジング100
は、個々に形成された前後の要素122、124を含み、これ
ら仕切りはそれぞれ前後の壁部102、104を有し、これら
2つの構成要素は一緒にその間に接近口118および運動
経路120を配置した状態で遮光性に嵌合される。この前
後の要素122、124は各々一体成型されたプラスチック体
であることが望ましく、またこれら構成要素はスナップ
動作で嵌合するための係合可能な連結手段を含む。この
手段は、前部要素122の両側に沿って前壁部102から下垂
する複数の弾性的に撓み得る係止フィンガ126と、後部
要素124の両壁部に対応して配置された同数の係合チャ
ネル128とからなっている。
は、個々に形成された前後の要素122、124を含み、これ
ら仕切りはそれぞれ前後の壁部102、104を有し、これら
2つの構成要素は一緒にその間に接近口118および運動
経路120を配置した状態で遮光性に嵌合される。この前
後の要素122、124は各々一体成型されたプラスチック体
であることが望ましく、またこれら構成要素はスナップ
動作で嵌合するための係合可能な連結手段を含む。この
手段は、前部要素122の両側に沿って前壁部102から下垂
する複数の弾性的に撓み得る係止フィンガ126と、後部
要素124の両壁部に対応して配置された同数の係合チャ
ネル128とからなっている。
ハウジングの後部要素124のハウジング100内には、ハ
ウジングの前後壁部102、104間にこれと略々平行に運動
自在に置かれた略々平坦な加圧部材即ちプレート130が
ある。プレート130は、前壁部を横切る方向に運動可能
であり、フィルム・パケットをその定置位置にある時前
壁部のフレーム部分114に対して押圧するように、偏倚
手段の作用により運動経路120に向かって常に押圧され
ている。加圧プレートをこのように押圧する偏倚手段
は、前記プレートから後壁部104に向かってある角度で
下垂する複数のばね要素132を含む如くに示されてい
る。プレート130の前壁部102を横切る方向の運動を案内
するため、またプレートを定置してこれを前記壁部と平
行な方向に運動しないように拘束するため、1対の案内
要素134もまた前記プレートの後壁部104から下垂してい
る。案内要素134は、後壁部104から前記プレートへ突出
する1対の対応する位置に置かれた中空のボス136に対
して摺動自在に嵌合するような形状を呈している。
ウジングの前後壁部102、104間にこれと略々平行に運動
自在に置かれた略々平坦な加圧部材即ちプレート130が
ある。プレート130は、前壁部を横切る方向に運動可能
であり、フィルム・パケットをその定置位置にある時前
壁部のフレーム部分114に対して押圧するように、偏倚
手段の作用により運動経路120に向かって常に押圧され
ている。加圧プレートをこのように押圧する偏倚手段
は、前記プレートから後壁部104に向かってある角度で
下垂する複数のばね要素132を含む如くに示されてい
る。プレート130の前壁部102を横切る方向の運動を案内
するため、またプレートを定置してこれを前記壁部と平
行な方向に運動しないように拘束するため、1対の案内
要素134もまた前記プレートの後壁部104から下垂してい
る。案内要素134は、後壁部104から前記プレートへ突出
する1対の対応する位置に置かれた中空のボス136に対
して摺動自在に嵌合するような形状を呈している。
また、ハウジングの後部要素124内には、ハウジング
の第2端部領域112に運動自在に配置された第1の阻止
部材138がある。阻止部材138はまた、前壁部を横切る方
向に運動自在であり、かつこれもまた運動経路120に向
けて偏倚手段の作用により常に押圧されるが、この場合
パケットがその定置位置にある時は、パケットの遮光要
素30と係合することにより接近口118に向けての要素30
の運動を阻止する。このように阻止部材138を押圧する
ための偏倚手段は、後壁部104に固定された固定端部140
aと、部材138を弾性的に支持する運動自在な端部140bと
を有する片持ちばね要素140を含む如くに示されてい
る。固定端部140aは、これから後壁部104に対して平行
に隔てられた位置関係で側方に延在する1対のフランジ
140a′を含む。自由端部140bは図に示すように二又状を
呈し、これから角度を以て後壁部104に向けて下垂する
1対の係合可能な脚部140b′を提供する。
の第2端部領域112に運動自在に配置された第1の阻止
部材138がある。阻止部材138はまた、前壁部を横切る方
向に運動自在であり、かつこれもまた運動経路120に向
けて偏倚手段の作用により常に押圧されるが、この場合
パケットがその定置位置にある時は、パケットの遮光要
素30と係合することにより接近口118に向けての要素30
の運動を阻止する。このように阻止部材138を押圧する
ための偏倚手段は、後壁部104に固定された固定端部140
aと、部材138を弾性的に支持する運動自在な端部140bと
を有する片持ちばね要素140を含む如くに示されてい
る。固定端部140aは、これから後壁部104に対して平行
に隔てられた位置関係で側方に延在する1対のフランジ
140a′を含む。自由端部140bは図に示すように二又状を
呈し、これから角度を以て後壁部104に向けて下垂する
1対の係合可能な脚部140b′を提供する。
前壁部のフレーム部114と接近口118間でハウジングの
前部要素122上に運動自在に取付けられているのは、第
2の阻止部材142である。阻止部材142はまた、前壁部10
2に対し横断する方向に運動自在であり、これも偏倚手
段の作用下で運動経路120に向けて常に押圧されている
が、この場合は、その定置位置から接近口への運動中こ
の時前記前壁部に対面するパケット包被部の運動制限要
素(停止ストリップ66、または68)と係合し、これによ
り前記接近口へのそれ以上の運動を阻止する。阻止部材
142は、横断方向に置かれた捩りばね142bの突出部とし
て形成された1対のU字形の阻止部材142a(1つが図に
示される)を含む。捩りばね142bは、前壁部102に固定
されたU字形の中心部142cを有し、これはその反対側端
部で前壁部から下垂して後壁部104に向けて延在するよ
う形成された1対の可能ばね脚部142dで終る。このた
め、捩りばねのこのような構成部分は、阻止部材自体
(要素142a)とこれを運動経路に向けて常に押圧する偏
倚部材の双方を提供する。
前部要素122上に運動自在に取付けられているのは、第
2の阻止部材142である。阻止部材142はまた、前壁部10
2に対し横断する方向に運動自在であり、これも偏倚手
段の作用下で運動経路120に向けて常に押圧されている
が、この場合は、その定置位置から接近口への運動中こ
の時前記前壁部に対面するパケット包被部の運動制限要
素(停止ストリップ66、または68)と係合し、これによ
り前記接近口へのそれ以上の運動を阻止する。阻止部材
142は、横断方向に置かれた捩りばね142bの突出部とし
て形成された1対のU字形の阻止部材142a(1つが図に
示される)を含む。捩りばね142bは、前壁部102に固定
されたU字形の中心部142cを有し、これはその反対側端
部で前壁部から下垂して後壁部104に向けて延在するよ
う形成された1対の可能ばね脚部142dで終る。このた
め、捩りばねのこのような構成部分は、阻止部材自体
(要素142a)とこれを運動経路に向けて常に押圧する偏
倚部材の双方を提供する。
プレート130と後壁部104の間でハウジングの後部要素
124内に摺動自在に取付けられているのは、一体の成型
プラスチック体として形成されることが望ましい解放部
材即ちスライダ144である。スライダ144は、それぞれ第
1および第2の端部領域110および112へ伸びる第1およ
び第2の反対の方向に運動自在である。このスライダ
は、偏倚手段の作用下で静置位置(第10図に示される)
への第1の方向に常に押圧されており、またこの位置か
ら遠去る第2の方向(第11図の矢印方向)に手動で動く
ようになっている。
124内に摺動自在に取付けられているのは、一体の成型
プラスチック体として形成されることが望ましい解放部
材即ちスライダ144である。スライダ144は、それぞれ第
1および第2の端部領域110および112へ伸びる第1およ
び第2の反対の方向に運動自在である。このスライダ
は、偏倚手段の作用下で静置位置(第10図に示される)
への第1の方向に常に押圧されており、またこの位置か
ら遠去る第2の方向(第11図の矢印方向)に手動で動く
ようになっている。
スライダ144は、プレート130および阻止部材138、142
と作用的に関連する手段が設けられ、前記第2の方向の
手動の運動に応答して、プレート130および部材138、14
2を運動経路120に向かって常に押圧する前記の偏倚手段
の作用を無視して、前記プレートおよび両方の阻止部材
を前記経路から除去することにより、前記フィルム・パ
ケットをその定置位置から前記接近口を通って出る拘束
されない運動を生じるように解放する。
と作用的に関連する手段が設けられ、前記第2の方向の
手動の運動に応答して、プレート130および部材138、14
2を運動経路120に向かって常に押圧する前記の偏倚手段
の作用を無視して、前記プレートおよび両方の阻止部材
を前記経路から除去することにより、前記フィルム・パ
ケットをその定置位置から前記接近口を通って出る拘束
されない運動を生じるように解放する。
前記スライダは、それぞれプレート130および後壁部1
04に面する前後の表面146、148と、それぞれハウジング
の側面106、108に沿って延長する側方部分150、152と、
それぞれ前記第1および第2の端部領域110、112に指向
された第1および第2の端部領域154、156とを有する。
04に面する前後の表面146、148と、それぞれハウジング
の側面106、108に沿って延長する側方部分150、152と、
それぞれ前記第1および第2の端部領域110、112に指向
された第1および第2の端部領域154、156とを有する。
上記のスライダ無視手段は、側方部分150、152の複数
の傾斜部160とそれぞれこの傾斜部の両端部に置かれた
同数の突起部162、凹部164とを有する前方面146上のカ
ム作動装置158を含む。この前方面のカム作動手段158
は、プレート130から角度を以て下垂するばね要素132と
相互に作用して前記プレートにおけるその偏倚作用を制
御する。
の傾斜部160とそれぞれこの傾斜部の両端部に置かれた
同数の突起部162、凹部164とを有する前方面146上のカ
ム作動装置158を含む。この前方面のカム作動手段158
は、プレート130から角度を以て下垂するばね要素132と
相互に作用して前記プレートにおけるその偏倚作用を制
御する。
前記スライダ無視手段は更に、それぞれ第1および第
2の端部領域154、156におけるカム作動手段166、168を
含み、これらはそれぞれ第2の阻止部材のばね脚部142d
と第1の阻止部材のばね脚部140b′と相互に作用して、
前記第2および第1の阻止部材におけるそれらの各偏倚
作用を制御する。前記第1端部のカム作動手段166は、
それぞればね脚部142dと係合自在な位置関係でハウジン
グ側面106、108に隣接する側方部分150、152に置かれた
1対の側方に突出する耳部170、172を含む。第2の端部
領域のカム作動手段168は、共通の長手方向の中心線の
周囲でばね脚部140b′と対称的な係合状態を生じるため
阻止部材138に向かって長手方向に突出するように二股
状を呈するテーパ状タブ174を含んでいる。
2の端部領域154、156におけるカム作動手段166、168を
含み、これらはそれぞれ第2の阻止部材のばね脚部142d
と第1の阻止部材のばね脚部140b′と相互に作用して、
前記第2および第1の阻止部材におけるそれらの各偏倚
作用を制御する。前記第1端部のカム作動手段166は、
それぞればね脚部142dと係合自在な位置関係でハウジン
グ側面106、108に隣接する側方部分150、152に置かれた
1対の側方に突出する耳部170、172を含む。第2の端部
領域のカム作動手段168は、共通の長手方向の中心線の
周囲でばね脚部140b′と対称的な係合状態を生じるため
阻止部材138に向かって長手方向に突出するように二股
状を呈するテーパ状タブ174を含んでいる。
スライダ144のその第1および第2の方向における長
手方向の運動を案内するため、1対の凹部176が設けら
れて、側方に伸びるフランジ140a′と後壁部104の対向
領域間に摺動自在に嵌合する。
手方向の運動を案内するため、1対の凹部176が設けら
れて、側方に伸びるフランジ140a′と後壁部104の対向
領域間に摺動自在に嵌合する。
スライダ144を第1の方向で第10図に示されるその静
置位置へ常に押圧する上記偏倚手段は、それぞれ側方部
分150、152から相互に横断方向に延在する1対のS字形
の片持ちばね178、180を持ち、それらの自由端部17
8′、180′が後壁部104の中心に置かれたフランジ付き
タブ182により捕捉される。
置位置へ常に押圧する上記偏倚手段は、それぞれ側方部
分150、152から相互に横断方向に延在する1対のS字形
の片持ちばね178、180を持ち、それらの自由端部17
8′、180′が後壁部104の中心に置かれたフランジ付き
タブ182により捕捉される。
スライダ144の静置位置から遠去かる第2の方向(第1
1図の矢印参照)の手動による連動を容易にするため、
スライダには、第1の端部領域154から接近口118に隣接
するハウジングの第1の端部領域110における通路186を
貫通して延長するL字形のハンドル184を含む外部から
接近可能な手段が設けられる。
1図の矢印参照)の手動による連動を容易にするため、
スライダには、第1の端部領域154から接近口118に隣接
するハウジングの第1の端部領域110における通路186を
貫通して延長するL字形のハンドル184を含む外部から
接近可能な手段が設けられる。
スライダの第1の方向の(ばね178、180による)戻り
運動を制限するため、このスライダは、静置位置に達す
る時、通路186の両側で後壁部104から突出する対向面19
0と当接する横断方向に置かれた停止部材188を含んでい
る。
運動を制限するため、このスライダは、静置位置に達す
る時、通路186の両側で後壁部104から突出する対向面19
0と当接する横断方向に置かれた停止部材188を含んでい
る。
この停止部材もまた、横断方向に置かれた柔軟性に富
む遮光要素192と共働して、スライダがその静置位置に
ある時、光が通路186を介してホルダー・ハウジングに
侵入することの防止を助ける。要素192は、フィルム・
パケットPと接触することにより前記接近口を介して前
記ハウジングへの光の侵入の防止を助けるように、通路
186から接近口118へ、また運動経路120へ延長してい
る。
む遮光要素192と共働して、スライダがその静置位置に
ある時、光が通路186を介してホルダー・ハウジングに
侵入することの防止を助ける。要素192は、フィルム・
パケットPと接触することにより前記接近口を介して前
記ハウジングへの光の侵入の防止を助けるように、通路
186から接近口118へ、また運動経路120へ延長してい
る。
パケットPと共に使用するホルダーHの作動について
次に述べることにする。
次に述べることにする。
スライダ144がその静置位置(第10図に示される)に
ある時、プレート130からある角度で下垂するばね要素1
32は前記スライダの突起部162と弾力的に係合状態にあ
り、これにより、パケットPを(その静置位置にある
時)前壁部のフレーム部114に対して押付けるように、
前記プレートを運動経路に向けて押圧する偏倚作用を生
じる。また、第12図に示すように、ばね要素140の自由
端部140bが阻止部材138をパケットの遮光要素30を阻止
する位置に弾力的に支持する間、この自由端部140bから
ある角度で下垂するばね脚部140b′がスライダのテーパ
状のタブ部分174′により係合される。また、第14図に
示すように、捩りばね142bが阻止部材の要素142aを、そ
の時前壁部102に面するパケット運動を制限する停止ス
トリップ66または68により係合されるようにその運動経
路の位置に維持する間、阻止部材142の捩りばね142bか
ら下垂するばね脚部142dは、前記スライダの耳部170、1
72と係合し得る位置関係にあるがまだこれと係合されな
い。
ある時、プレート130からある角度で下垂するばね要素1
32は前記スライダの突起部162と弾力的に係合状態にあ
り、これにより、パケットPを(その静置位置にある
時)前壁部のフレーム部114に対して押付けるように、
前記プレートを運動経路に向けて押圧する偏倚作用を生
じる。また、第12図に示すように、ばね要素140の自由
端部140bが阻止部材138をパケットの遮光要素30を阻止
する位置に弾力的に支持する間、この自由端部140bから
ある角度で下垂するばね脚部140b′がスライダのテーパ
状のタブ部分174′により係合される。また、第14図に
示すように、捩りばね142bが阻止部材の要素142aを、そ
の時前壁部102に面するパケット運動を制限する停止ス
トリップ66または68により係合されるようにその運動経
路の位置に維持する間、阻止部材142の捩りばね142bか
ら下垂するばね脚部142dは、前記スライダの耳部170、1
72と係合し得る位置関係にあるがまだこれと係合されな
い。
次に、スライダ144がその静置位置からその完全に作
動した位置(第11図に示される)へハンドル184を内方
へ(第11図の矢印参照)押付けることにより移動させら
れる時、上記の無視手段がその意図された機能を生じる
ように作動させられる。スライダの突起部162はこのよ
うにばね要素132との係合状態から外され、この要素が
更に傾斜部160に(第14図および第15図における)下方
向に凹部164に向かって追従する。この動作は、プレー
ト130を運動経路に向けて押圧していた偏倚作用を無視
する。また、スライダのテーパ状のタブ部分174′がば
ね脚部140b′と噛み合ってばね要素140の偏倚作用に抗
して(第12図および第13図における)下方へ運動するこ
とにより阻止部材138を運動経路から外れて下方へ移動
させるように、前記ばね脚部と更に係合するため移動さ
れる。また、スライダの耳部170、172は、捩りばね142b
の偏倚作用に抗して(第14図および第15図における)時
計方向に枢動させるように、またこれにより運動経路か
ら時計方向(上方)に阻止部材の要素142aを枢動させる
ように、ばね脚部142dと係合するよう移動される。この
ように、ハンドル184の一回の操作で、加圧プレート130
および両方の阻止部材138、142が運動経路から遠去かる
ように移動されることにより、フィルム・パケットの前
記ホルダーに関する拘束されない出入り運動を許容す
る。
動した位置(第11図に示される)へハンドル184を内方
へ(第11図の矢印参照)押付けることにより移動させら
れる時、上記の無視手段がその意図された機能を生じる
ように作動させられる。スライダの突起部162はこのよ
うにばね要素132との係合状態から外され、この要素が
更に傾斜部160に(第14図および第15図における)下方
向に凹部164に向かって追従する。この動作は、プレー
ト130を運動経路に向けて押圧していた偏倚作用を無視
する。また、スライダのテーパ状のタブ部分174′がば
ね脚部140b′と噛み合ってばね要素140の偏倚作用に抗
して(第12図および第13図における)下方へ運動するこ
とにより阻止部材138を運動経路から外れて下方へ移動
させるように、前記ばね脚部と更に係合するため移動さ
れる。また、スライダの耳部170、172は、捩りばね142b
の偏倚作用に抗して(第14図および第15図における)時
計方向に枢動させるように、またこれにより運動経路か
ら時計方向(上方)に阻止部材の要素142aを枢動させる
ように、ばね脚部142dと係合するよう移動される。この
ように、ハンドル184の一回の操作で、加圧プレート130
および両方の阻止部材138、142が運動経路から遠去かる
ように移動されることにより、フィルム・パケットの前
記ホルダーに関する拘束されない出入り運動を許容す
る。
ハンドル184の解除と同時に、スライダはばね178、18
0によりその静置位置へ戻され、上記動作を反対方向に
生じて加圧プレートおよび阻止部材を上記のそれらのフ
ィルム経路位置へ復帰させる。
0によりその静置位置へ戻され、上記動作を反対方向に
生じて加圧プレートおよび阻止部材を上記のそれらのフ
ィルム経路位置へ復帰させる。
このホルダーの重要な利点は、このホルダーがカメラ
背部に取付けられるかどうかに拘わらず、フィルム・パ
ケットのこのホルダーに対する挿入引出しが容易にでき
ることである。
背部に取付けられるかどうかに拘わらず、フィルム・パ
ケットのこのホルダーに対する挿入引出しが容易にでき
ることである。
フィルム・パケットPは常に、出荷、蔵置および(ま
たは)取扱い中に包被部とキャリア・シート間の予期せ
ざる相対的な運動を阻止するため、そのテープ接着剤表
面26を介してそのキャリア・シートのタブ24に対しその
包被部の把持し得る部分62が接着された状態でメーカに
より供給される。
たは)取扱い中に包被部とキャリア・シート間の予期せ
ざる相対的な運動を阻止するため、そのテープ接着剤表
面26を介してそのキャリア・シートのタブ24に対しその
包被部の把持し得る部分62が接着された状態でメーカに
より供給される。
このパケットをホルダーHと共に使用するには、最初
に、第1図および第3図において「A」で示されたパケ
ット側面をホルダーのフィルム露光窓116に面するよう
に向けねばならない。次いで、スライダのハンドル184
を押圧してスライダ144を作動させ、パケットをその定
置位置に達するまで接近口118を介して挿入しなければ
ならない。次に、ハンドル184を離してホルダーをカメ
ラ内部に取付け、その窓116をカメラのレンズに対面さ
せて、パケットの包被部をその把持可能部分64(第1図
乃至第3図にで示される)で把持してそのテープの接
着面26が生じる接着力に打ち勝つように充分な力で外側
に引っ張らねばならない。次に、その停止ストリップを
運動経路の阻止部材の要素142aと係合させることにより
停止されるまで包被部を引出さなければならず、その間
キャリアおよびフィルム・シートは、運動経路における
阻止部材138と遮光要素30を係合させることによりそれ
らの定置位置に保持される。フィルム・シートFはこの
ようにして剥離され、カメラのシャッタおよびレンズに
よる写真露光の用意ができる。
に、第1図および第3図において「A」で示されたパケ
ット側面をホルダーのフィルム露光窓116に面するよう
に向けねばならない。次いで、スライダのハンドル184
を押圧してスライダ144を作動させ、パケットをその定
置位置に達するまで接近口118を介して挿入しなければ
ならない。次に、ハンドル184を離してホルダーをカメ
ラ内部に取付け、その窓116をカメラのレンズに対面さ
せて、パケットの包被部をその把持可能部分64(第1図
乃至第3図にで示される)で把持してそのテープの接
着面26が生じる接着力に打ち勝つように充分な力で外側
に引っ張らねばならない。次に、その停止ストリップを
運動経路の阻止部材の要素142aと係合させることにより
停止されるまで包被部を引出さなければならず、その間
キャリアおよびフィルム・シートは、運動経路における
阻止部材138と遮光要素30を係合させることによりそれ
らの定置位置に保持される。フィルム・シートFはこの
ようにして剥離され、カメラのシャッタおよびレンズに
よる写真露光の用意ができる。
上記の露光の後、包被部は再び把持可能部分64(第1
図乃至第3図における)で把持されてその定置位置へ
押し込まれねばならず、これにより露光済みのフィルム
・シートを再び覆うことになる。次に、再びスライダ14
4を作動させるためハンドル184で押し込まれ、これによ
りパケットを拘束されずに取出すように解放し、包被部
を部分62(再び、第1図乃至第3図におけるで示す)
をテープ接着面26を介してタブ24へ再び接着するためこ
の部分で把持しなければならず、このようにして、パケ
ット全体をホルダーから引出す。パケットは、この時、
その第5図において「B」で示されその側面がホルダー
の窓116に対面するように転回される。
図乃至第3図における)で把持されてその定置位置へ
押し込まれねばならず、これにより露光済みのフィルム
・シートを再び覆うことになる。次に、再びスライダ14
4を作動させるためハンドル184で押し込まれ、これによ
りパケットを拘束されずに取出すように解放し、包被部
を部分62(再び、第1図乃至第3図におけるで示す)
をテープ接着面26を介してタブ24へ再び接着するためこ
の部分で把持しなければならず、このようにして、パケ
ット全体をホルダーから引出す。パケットは、この時、
その第5図において「B」で示されその側面がホルダー
の窓116に対面するように転回される。
ここで両方のフィルム・シートが露光され包被部およ
び遮光要素30により再び覆われた状態で、パケットを再
び部分62(第5図の)で把持されてホルダーから引出
される時、包被部は再びキャリア・シートへ接着され
る。テープ接着面26により提供されるため、パケット
は、包被部の遮光要素30が外れた結果生じる予期せざる
フィルムの露光の危険もなく、安全に取扱、蔵置および
(または)輸送が可能となる。
び遮光要素30により再び覆われた状態で、パケットを再
び部分62(第5図の)で把持されてホルダーから引出
される時、包被部は再びキャリア・シートへ接着され
る。テープ接着面26により提供されるため、パケット
は、包被部の遮光要素30が外れた結果生じる予期せざる
フィルムの露光の危険もなく、安全に取扱、蔵置および
(または)輸送が可能となる。
本発明については、本文において事例として示された
その望ましい実施態様に特定して詳細に記述した。しか
し、本発明の趣旨および範囲内で変更および修正が可能
であることは理解されよう。
その望ましい実施態様に特定して詳細に記述した。しか
し、本発明の趣旨および範囲内で変更および修正が可能
であることは理解されよう。
Claims (8)
- 【請求項1】写真フィルム組立体用(P)のホルダー
(H)であって、 第1および第2の端部を有する感光フィルム・シート
(F)と、 前記フィルム・シート(F)に取外し自在に取付けられ
使用を容易にする手段(C)とを設け、該容易化手段
(C)は、それぞれフィルム・シートの第1および第2
の端部(10、12)を越えて長手方向に突出する第1およ
び第2の部分(18、20)を含み、該容易化手段の第2の
部分(20)は、横断方向に置かれた遮光要素(30)が沿
って固定された横方向縁部を有し、 前記フィルム・シート(F)および容易化手段(C)を
取外し自在に密閉する遮光包被部(E)を設け、該包被
部(E)は、フィルムを覆う部分と、これから長手方向
に延長して前記容易化手段(C)の第1および第2の部
分(18、20)をそれぞれ覆う第1および第2の部分(4
4、46)とを含み、該包被部の第1の部分(44)は手で
把持し得る閉鎖端部を有し、該包被部の第2の部分(4
6)は前記遮光要素(30)と共働して係合することによ
り閉鎖可能な開放端部を持ち、前記包被部(E)は、前
記フィルム・シート(F)と容易化手段(C)から、そ
の間で前記遮光要素(30)から前記包被部の第2の部分
の端部を分離する方向に相互に長手方向に運動すること
により取外すことができ、前記包被部(E)は更に外表
面に固定された運動制限要素(66)を含むホルダーにお
いて、 平行に離間された前後の壁部(102、104)と対向する側
面(106、108)と対向位置に置かれた第1および第2の
端部領域(110、112)とを有する実質的に矩形状のハウ
ジング(100)を設け、該前壁部(102)はフィルム露光
窓(116)を画成するフレーム部分(114)を含み、前記
第1の端部領域(110)は、前記フィルム・シート
(F)が前記窓(116)と整合されかつ前記遮光要素(3
0)が前記第2の端部領域(112)にある定置位置に関し
てそれぞれ延長する運動経路(120)に沿う前記フィル
ム組立体(P)の出入りを許容する形態を有する接近口
(118)を画成する手段を含み、 前記ハウジングの前後の壁部(102、104)間でこれと実
質的に平行に運動自在に置かれた実質的に平坦な加圧部
材(130)を設け、該加圧部材(130)は、前記前壁部
(102)を横切る方向に運動自在であり、かつ偏倚手段
の作用下で前記運動経路(120)に向かって常に押圧さ
れて前記フィルム組立体(P)をその定置位置にある
時、前記前壁部のフレーム部分(114)に対して押付
け、 前記ハウジングの第2の端部領域(112)に運動自在に
置かれた第1の阻止部材(138)を設け、該第1の阻止
部材は、前記前壁部(102)を横切る方向に運動自在で
あり、かつ偏倚手段の作用下で前記運動経路(120)に
向かって常に押圧されて、前記遮光要素(30)とその定
置位置にある時係合することにより前記接近口(118)
へのその運動を阻止し、 前記前壁部のフレーム部分(114)と前記接近口(118)
間に運動自在に置かれた第2の阻止手段(142)を設
け、該第2の阻止手段は、前記前壁部(102)を横切る
方向に運動自在であり、かつ偏倚手段の作用下で前記運
動経路(120)に向かって常に押圧されて、前記包被部
の運動制限要素(66)とその定置位置から前記接近口
(118)へのその運動中係合し、かつこれにより前記接
近口へのこれ以上の運動を阻止し、 前記加圧部材(130)と前記ハウジングの後壁部(104)
間に運動自在に置かれた解除部材(144)を設け、該解
除部材は、それぞれ前記ハウジングの第1および第2の
端部領域(110、112)に向けて延長する第1および第2
の対向方向に運動自在であり、該解除部材(144)は、
前記第1の方向における偏倚手段(178、180)の作用下
で静置位置へ常に押圧され、該解除部材(144)は前記
静置位置から遠去かるように前記第2の方向に手動で運
動するようになっており、該解除部材(144)は前記加
圧部材(130)および前記阻止部材(138、142)と作用
的に関連する手段を有し、かつ前記第2の方向における
前記手動運動に応答して前記加圧部材および阻止部材
(130;138、142)を前記運動経路(120)へ常に押圧す
る前記偏倚手段の作用を無視して、前記加圧部材、阻止
部材(130;138、142)を前記運動経路(120)から取除
くことにより、前記フィルム組立体(P)を解除してそ
の定置位置から前記接近口(118)を通る拘束されない
運動を生じるようにすることを特徴とするホルダー。 - 【請求項2】請求項1記載のホルダーにおいて、前記ハ
ウジング(100)は、それぞれ前記前後の壁部(102、10
4)を含む個々に形成された前後の構成要素(122、12
4)を含み、該構成要素は、前記接近口および運動経路
を間に配置した状態で遮光的に嵌合されることを特徴と
するホルダー。 - 【請求項3】請求項2記載のホルダーにおいて、前記加
圧部材(130)と、前記第1の阻止部材(138)と、前記
解除部材(144)が前記ハウジングの後部要素(124)に
運動自在に取付けられ、前記第2の阻止部材(142)が
前記ハウジングの前部要素(122)に運動自在に取付け
られることを特徴とするホルダー。 - 【請求項4】請求項3記載のホルダーにおいて、前記解
除部材(144)が、それぞれ前記加圧部材(130)と前記
ハウジング後壁部(104)に対面する前後の表面(146、
148)と、それぞれ前後のハウジングの側面(106、10
8)に沿って延長する側方部分(150、152)と、それぞ
れ前記第1および第2の端部領域(110、112)に指向さ
れる第1および第2の端部領域(154、156)とを有し、
前記解除部材(158)は、前記前部面(146)上にあって
前部加圧部材(130)を前記運動経路(120)に向けて常
に押圧する前記偏倚手段と係合して、前記第2の方向の
前記手動運動に応答して前記加圧部材(130)に対する
前部偏倚手段の作用を減少させるカム手段を含み、前記
無視手段は更に、前記第1および第2の端部領域(15
4、156)にあってそれぞれ前記運動経路(120)に向け
て前記第1および第2の阻止部材(142、138)を常に押
圧する前記偏倚手段と係合して、前記第2の方向への前
記運動に応答して前記阻止部材に対する前記偏倚手段の
作用を減少させるカム手段(166、168)を含むことを特
徴とするホルダー。 - 【請求項5】請求項4記載のホルダーにおいて、前記前
部面のカム手段(158)が前記側方部分(150、152)に
おける複数の傾斜部(160)を含み、前記加圧部材(13
0)を前記運動経路(120)に向けて常に押圧する前記偏
倚手段は、前記加圧部材(130)から前記傾斜部(160)
と弾性的に係合するように延長する同数のばね要素(13
2)を含み、前記第1の端部領域のカム手段(166)は前
記側方部分(150、152)に側方に突出する耳部(170、1
72)を含み、前記第2の阻止部材(142)を前記運動経
路(120)に向けて常に押圧する前記偏倚手段は、前記
第2の阻止部材(142)から前記耳部(170、172)と係
合可能な位置関係になるように延長するばね要素(142
d)を含み、前記第2の端部のカム手段(168)は、前記
第1の阻止部材(138)に向けて長手方向に突出するタ
ブ(168)を含み、前記第1の阻止部材(138)を前記運
動経路(120)に向けて常に押圧する前記偏倚手段は、
前記第1の阻止部材(138)を弾性的に支持して前記タ
ブ(174)と係合可能なばね要素(140b)を含むことを
特徴とするホルダー。 - 【請求項6】請求項5記載のホルダーにおいて、前記前
部面のカム手段(158)は、それぞれ前記傾斜部(160)
の反対側の端部に置かれた同数の突起部(162)と凹部
(164)とを含み、前記第1の端部のカム手段(166)
は、それぞれ前記ハウジング側面(106、108)と隣接し
て置かれた1対の前記耳部(170、172)を含み、前記第
2の端部のカム手段の耳部(174)および前記第1の阻
止部材のばね要素(140b)は、共通の長手方向の中心線
の周囲に対称的に係合するように二股状を呈することを
特徴とするホルダー。 - 【請求項7】請求項6記載のホルダーにおいて、前記解
除部材(144)が、前記第1の端部(154)から前記接近
口(118)に隣接する該第1の端部領域(110)の通路
(186)を経て延長して前記手動運動を生じる外部から
接近可能な手段(184)を含むことを特徴とするホルダ
ー。 - 【請求項8】請求項7記載のホルダーにおいて、前記解
除部材(144)および前記ハウジングの前後の構成要素
(122、124)の各々が一体の成型されたプラスチック体
であり、前記前後の構成要素が該構成要素を一緒に弾性
的に嵌合する係合可能な連結手段(126、128)を含むこ
とを特徴とするホルダー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/200,274 US4821055A (en) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | Film packet holder |
US200,274 | 1988-05-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02504557A JPH02504557A (ja) | 1990-12-20 |
JP2533952B2 true JP2533952B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=22741024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1506361A Expired - Lifetime JP2533952B2 (ja) | 1988-05-31 | 1989-05-22 | フィルム・パケット・ホルダ― |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4821055A (ja) |
EP (1) | EP0377709B1 (ja) |
JP (1) | JP2533952B2 (ja) |
DE (1) | DE68910103T2 (ja) |
WO (1) | WO1989012251A1 (ja) |
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