JPH067514B2 - 放電灯回路異常状態検出装置 - Google Patents

放電灯回路異常状態検出装置

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JPH067514B2
JPH067514B2 JP7541186A JP7541186A JPH067514B2 JP H067514 B2 JPH067514 B2 JP H067514B2 JP 7541186 A JP7541186 A JP 7541186A JP 7541186 A JP7541186 A JP 7541186A JP H067514 B2 JPH067514 B2 JP H067514B2
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英美 山口
芳生 釼持
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AI RAITEINGU SHISUTEMU KK
WAKO DENZAI KIKI KK
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AI RAITEINGU SHISUTEMU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、放電灯回路の安定器及び放電灯の寿命に基
づく異常状態を容易に認知できるようにした放電灯回路
異常状態検出装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に放電灯の寿命は6000〜12000時間、安定器の寿命
は40000時間といわれている。そして、これらの寿命
は、放電灯の場合はその始動能力の低下による放電不
能、安定器の場合は絶縁劣化によるレヤーショートが素
因となっている。
通常、照明回路は6〜12灯の放電灯回路を、同一回線で
同時に点消灯制御するように構成されている。したがっ
て、この中の一灯が放電不能で不点状態になった場合、
または1個の安定器のレヤーショートが発生した場合、
その不点放電灯又はレヤーショート安定器がどの放電灯
回路のものなのか、一見してわからず特定できないばか
りでなく、安定器のレヤーショートが発生した場合は、
複数の放電灯回路に電力を供給している共通の回線がブ
レーカによって遮断されるため、その回線に接続されて
いる他の正常な放電灯回路も、同時に遮断状態になって
しまうという問題点があった。
これらの問題点を解決する手段として、従来、第3図に
示すような構成の放電灯回路異常状態検出装置が提案さ
れている。すなわち該検出装置は、交流電源21と安定器
22と放電灯23とからなる放電灯回路において、電源21と
安定器22間に安定器寿命検出回路24を配置して、安定器
寿命時のレヤーショートによる過電流を、前記検出回路
24中に配置したヒューズ25で遮断し、その遮断後、安定
器22の入力端XY間の無電圧状態を前記安定器寿命検出
回路24内に配置した無電圧状態検出部26で検出して、同
じく該検出回路24内の直流発生源27に接続されたLED
等の表示ランプ28を発光させ、安定器22の寿命を検出で
きるようにすると共に、その他の放電灯回路への影響を
防止することができるようにしたものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記検出手段では放電灯の不点状態の表示がで
きないため、保守点検の作業効率が半減してしまうとい
う欠点がある。
この欠点を改善するために、第4図に示すように、安定
器22のチョークコイル29にインピーダンス電圧を降圧す
る2次巻線30を設けて表示ランプ31を接続し、該表示ラ
ンプ31で放電灯不点状態を表示するようにしたものが提
案されている。しかしこの手段では、放電灯の正常点灯
時には常時表示ランプ31が点灯して放電灯の正常点灯表
示を行うようにしているから、不経済であるばかりでな
く、表示ランプとして放電灯の寿命より数倍もランプ寿
命が長いものを用いる必要があり、また2次巻線を設け
た特殊な構成のチョークコイルを必要とする等の問題点
がある。
本発明は、従来の放電灯回路異常状態検出装置の上記問
題点を解決すべくなされたもので、いずれの放電灯又は
安定器が寿命なのか、容易且つ経済的に判別できると共
に、特定の安定器寿命により同一回線に接続されている
他の放電灯回路への影響を与えないように構成した放電
灯回路異常状態検出装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記問題点を解決するため、本発明は、交流電源にヒュ
ーズを介して接続された安定器と放電灯とからなる放電
灯回路と、前記安定器の入力側に接続され電源電圧を検
出する電源電圧検出回路と、該電源電圧検出回路のヒュ
ーズ溶断時における無電圧状態の検出信号により、連続
点灯表示を行う寿命表示ランプと、前記安定器の出力側
に接続され前記放電灯端子間電圧を検出する負荷電圧検
出回路と、該負荷電圧検出回路の放電灯不点灯時におけ
る無負荷電圧状態の検出信号により発振を開始する、前
記寿命表示ランプの間欠点灯用の発振回路とで放電灯回
路異常状態検出装置を構成するものである。
このように構成することにより、多数の放電灯回路中い
ずれの放電灯又は安定器が寿命なのか、容易且つ経済的
に判定することができ、また特定の安定器寿命によって
同一回線に接続されている他の放電灯回路への影響を与
えないようにすることが可能となる。
〔実施例〕
以下実施例について説明する。第1図は本発明に係る放
電灯回路異常状態検出装置の一実施例を示す図である。
図において、1は交流電源で、該電源1の両端子A,B
間には、ヒューズ2を介してチョークコイル形安定器3
と金属蒸気放電灯等の放電灯4とからなる放電灯回路が
接続されている。5は前記交流電源1に接続された直流
発生源、6はLED等からなる寿命表示ランプで、安定
器寿命時には連続発光し、放電灯寿命時には点滅させ
て、いずれの寿命であるかを判別表示するものである。
は該寿命表示ランプ6を駆動するトランジスタ、R
は該寿命表示ランプ6の電流制限抵抗、Rは前記ト
ランジスタQのベース電流制限抵抗、7はヒューズ2
とチョークコイル形安定器3との接続点Cと、交流電源
の一方の端子Bとの間の電圧が、無電圧状態になったこ
とを検出するための電源電圧検出回路、R,Rは該
電源電圧検出回路7への入力電圧を設定するための分圧
抵抗である。
8は間欠的にON信号を出力する発振回路、RとC
は前記発振回路8の出力信号の周期を設定するための抵
抗及びコンデンサである。Qは前記発振回路8の動作
を制御するスイッチングトランジスタ、Rはトランジ
スタQがONした時の過電流の防止抵抗、Rはトラ
ンジスタQのベース抵抗、9は放電灯4の端子間の電
圧を検出する負荷電圧検出回路、R,Rは該負荷電
圧検出回路9への入力電圧を設定するための分圧抵抗で
ある。Dはダイオードで、前記発振回路8からの間欠的
なON信号を、前記トランジスタQのベースへ送り込
む機能を有しているものである。なお第1図において
は、高力率とするための並列コンデンサは図示を省略し
ている。
次に、このように構成されている放電灯回路異常状態検
出装置の動作について説明する。まず交流電源1が投入
されると、分圧抵抗R,R間及びR,R間に
は、ほぼ同様な交流電源電圧が印加される。
次いで放電灯4が点灯を開始すると、分圧抵抗R,R
間の電圧は零から時間の経過と共に、放電灯4のラン
プ電圧まで上昇する。
このような正常な放電灯の点灯状態おいては、チョーク
コイル形安定器3の入力側の分圧抵抗R,R間に
は、電源電圧が印加されているため、該分圧抵抗R
の分圧比で分圧された交流電圧が、電源電圧検出回
路7に入力され、該回路7を構成している内部のトラン
ジスタがONとなって該回路7の出力がOFFになるた
め、トランジスタQはOFFとなり、寿命表示ランプ
6は発光しない状態になっている。
また、放電灯4の端子間の電圧は零からランプ電圧(例
えば130V)の間を変化するが、該端子間電圧が電源電圧
(200V)の90%以上(180V)にならないと、負荷電圧検出
回路9の出力信号がOFFにならないように分圧抵抗R
,Rの分圧比を設定しておけば、正常な放電灯点灯
状態においては、トランジスタQはONとなってい
る。このため発振回路8へ供給される直流電圧は短絡さ
れ、該発振回路8の発振動作は停止している。したがっ
て正常な放電灯の点灯状態では、トランジスタQのベ
ースへの間欠信号は印加されず、寿命表示ランプ6は点
滅動作もしない。
次に、もし放電灯の寿命がつきて放電不能となり不点状
態になった場合は、放電灯端子間の電圧は電源電圧まで
上昇する。この負荷電圧の上昇により、負荷電圧検出回
路9を構成している内部のトランジスタがONとなって
該回路9の出力がOFFとなる。これによりトランジス
タQがOFFとなって発振回路8には直流発生源5か
らの直流電圧が印加され、時定数回路を構成するR
により定まる発振周期(例えば2秒)によって間欠信
号が出力される。この間欠出力信号はダイオードDを介
してトラジスタQのベースに送り込まれるので、該ト
ランジスタQはその発振周期、例えば2秒間隔でO
N,OFFを繰り返し、寿命表示ランプ6を点滅させ
る。すなわち放電灯不点の場合は、寿命表示ランプ6は
点滅し、不点状態であることを表示する。
更に、また安定器3が寿命となり、レヤーショートが発
生すると、過電流でヒューズ2が溶断する。このヒュー
ズ2の溶断により、チョークコイル形安定器3の入力及
び出力側共に無電圧状態となる。安定器3の入力側、す
なわち分圧抵抗R,R間が無電圧となると、電源電
圧検出回路7の出力はONとなり、それによりトランジ
スタQがONとなり寿命表示ランプ6は連続発光状態
となる。この際、分圧抵抗R,R間すなわち放電灯
端子間も無電圧状態となるが、この場合の負荷電圧検出
回路9への入力状態は、放電灯の正常点灯時の始動時と
同じ状態になるので、該検出回路9の出力はONとな
り、発振器8は動作せず出力信号を発生しないので、ダ
イオードDを介してトランジスタQのベースへの間欠
信号は供給されない。したがって、安定器3の寿命時に
は電源電圧検出回路7のみの動作により寿命表示ランプ
6は連続発光状態を維持することになる。
第2図は(A)は、本発明の他の実施例を示す概略ブロッ
ク図である。この実施例は、磁気漏れ変圧器を用いた放
電灯点灯回路に本発明を適用したもので、11は第1図に
示した実施例と同様な、直流発生源,寿命表示ランプ,
電源電圧検出回路,発振回路,負荷電圧検出回路等で構
成された放電灯及び安定器寿命検出回路で、磁気漏れ変
圧器12の入力側及び出力側の電圧を検出して、寿命表示
ランプで連続又は点滅表示を行い、磁気漏れ変圧器12か
らなる安定器の寿命又は放電灯4の寿命を表示するよう
に構成している。
第2図(B)は、本発明の更に他の実施例を示す概略ブロ
ック図である。この実施例は、磁気漏れ変圧器13と直列
コンデンサ14を用いた定電力型放電灯点灯回路に本発明
を適用したもので、15は第1図に示した実施例と同様
な、直流発生源,寿命表示ランプ,電源電圧検出回路,
発振回路,負荷電圧検出回路等で構成された放電灯及び
安定器寿命検出回路で、磁気漏れ変圧器13の入力側の電
圧と、放電灯端子間電圧を変圧器15aを介して検出し
て、寿命表示ランプで連続又は点滅表示を行い、磁気漏
れ変圧器13からなる安定器の寿命又は放電灯4の寿命を
表示するように構成している。そしてこれらの実施例も
第1図に示した実施例と同様な作用効果を奏しうるもの
である。
〔発明の効果〕
以上実施例に基づいて説明したように、本発明によれ
ば、寿命表示ランプを放電灯回路の異常時のみ点滅ある
いは連続点灯して、放電灯の不点状態あるいは安定器の
寿命を表示し、正常点灯時には寿命表示ランプを発光し
ないように構成しているので、寿命に達した放電灯ある
いは安定器を明確に識別でき、経済的であるばかりでな
く目障りにもならない。また放電灯回路が高所等の離隔
した位置に取り付けられていても、寿命で異常状態にな
っている放電灯回路のみを発光表示するので、他の正常
な放電灯回路との区別がつき易く、更に内蔵されたヒュ
ーズの溶断によって他の放電灯回路への影響も与えない
で済む利点が得られる。
また特別な構成の安定器を必要とせず、従来の安定器を
そのまま利用できるため、既設の放電灯回路にも経済的
に容易に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る放電灯回路異常状態検出装置の
一実施例を示す図、第2図(A),(B)は、それぞれ本発明
の他の実施例を示す概略ブロック構成図、第3図及び第
4図は、それぞれ従来の放電灯回路異常状態検出装置を
示す図である。 図において、1は交流電源、2はヒューズ、3はチョー
クコイル形安定器、4は放電灯、5は直流発生源、6は
寿命表示ランプ、7は電源電圧検出回路、8は発振回
路、9は負荷電圧検出回路を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−13993(JP,A) 特開 昭62−195898(JP,A) 実開 昭62−31399(JP,U) 実開 昭60−3699(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源にヒューズを介して接続された安
    定器と放電灯とからなる放電灯回路と、前記安定器の入
    力側に接続され電源電圧を検出する電源電圧検出回路
    と、該電源電圧検出回路のヒューズ溶断時における無電
    圧状態の検出信号により、連続点灯表示を行う寿命表示
    ランプと、前記安定器の出力側に接続され前記放電灯端
    子間電圧を検出する負荷電圧検出回路と、該負荷電圧検
    出回路の放電灯不点灯時における無負荷電圧状態の検出
    信号により発振を開始する、前記寿命表示ランプの間欠
    点灯用の発振回路とを備えていることを特徴とする放電
    灯回路異常状態検出装置。
JP7541186A 1986-04-03 1986-04-03 放電灯回路異常状態検出装置 Expired - Lifetime JPH067514B2 (ja)

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