JPH067499B2 - フラットケーブルの接続部 - Google Patents
フラットケーブルの接続部Info
- Publication number
- JPH067499B2 JPH067499B2 JP1225179A JP22517989A JPH067499B2 JP H067499 B2 JPH067499 B2 JP H067499B2 JP 1225179 A JP1225179 A JP 1225179A JP 22517989 A JP22517989 A JP 22517989A JP H067499 B2 JPH067499 B2 JP H067499B2
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- flat cable
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- foil
- flat
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば自動車等のワイヤーハネスに使用され
るフラットケーブルの接続部に関するものである。
るフラットケーブルの接続部に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のフレキシブルフラットケーブルを用いて
回路網を構成する場合に、フラットケーブルの端末部に
設けたコネクタを用いて接続を行う場合が一般的であ
る。また、従来では自動車におけるワイヤハーネスに、
ダイオード、抵抗、コンデンサ等の電子部品を搭載する
場合には、それぞれ個別部品としてワイヤハーネス中の
コネクタに外付けしている。
回路網を構成する場合に、フラットケーブルの端末部に
設けたコネクタを用いて接続を行う場合が一般的であ
る。また、従来では自動車におけるワイヤハーネスに、
ダイオード、抵抗、コンデンサ等の電子部品を搭載する
場合には、それぞれ個別部品としてワイヤハーネス中の
コネクタに外付けしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来例ではフラットケーブルの端
末部に接続用のコネクタを設けるためにコストが高くな
り、またワイヤハーネス中に実装されているコネクタに
電子部品を外付けしているため、電子部品をコンパクト
に実装し難い等の問題点を有している。
末部に接続用のコネクタを設けるためにコストが高くな
り、またワイヤハーネス中に実装されているコネクタに
電子部品を外付けしているため、電子部品をコンパクト
に実装し難い等の問題点を有している。
本発明の目的は、複数のフラットケーブル同志の所望個
所をジョイントすると共に、このジョイント部にホルダ
を用いて必要な電子部品をコンパクトに実装できるよう
にしたフラットケーブルの接続部を提供することにあ
る。
所をジョイントすると共に、このジョイント部にホルダ
を用いて必要な電子部品をコンパクトに実装できるよう
にしたフラットケーブルの接続部を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明に係るフラットケ
ーブルの接続部においては、フレキシブルフラットケー
ブル同志の電気的接続を施したジョイント部を、絶縁体
から成るホルダによって両面から挟み付け、前記ホルダ
に前記フラットケーブル間に接続したで電子部品を収容
する空間部を設けたことを特徴とする。
ーブルの接続部においては、フレキシブルフラットケー
ブル同志の電気的接続を施したジョイント部を、絶縁体
から成るホルダによって両面から挟み付け、前記ホルダ
に前記フラットケーブル間に接続したで電子部品を収容
する空間部を設けたことを特徴とする。
[作用] 上記の構成を有するフラットケーブルの接続部は、フラ
ートケーブル同志のジョイント部及び電子部品をホルダ
によって保護する。
ートケーブル同志のジョイント部及び電子部品をホルダ
によって保護する。
[実施例] 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は第1の実施例を示し、図中Aは箔状導線A1〜A8
を有する第1のフラットケーブル、Bは箔状導線B1〜B5
を有する第2のフラットケーブル、Cは箔状導線C1〜C3
を有する第3のフラットケーブルを示している。フラッ
トケーブルAの途中にフラットケーブルB及びフラット
ケーブルCの各一端部が重ねられ、フラットケーブルB
の箔状導線B1〜B5はそれぞれフラットケーブルAの箔状
導線A1〜A5と合致するように重ねられ、またフラットケ
ーブルCの箔状導線C1〜C3は箔状導線4A〜A6に重ねら
れ、箔状導線C1〜C3は各先端部はそれぞれ箔状導線B4、
B5及びA6と適当な間隔を隔てて対峙している。これらの
3枚のフラットケーブルA、B、Cの必要な箔状導線間
は、例えば超音波溶接によって直接又は電子部品を介し
て相互に接続されている。
を有する第1のフラットケーブル、Bは箔状導線B1〜B5
を有する第2のフラットケーブル、Cは箔状導線C1〜C3
を有する第3のフラットケーブルを示している。フラッ
トケーブルAの途中にフラットケーブルB及びフラット
ケーブルCの各一端部が重ねられ、フラットケーブルB
の箔状導線B1〜B5はそれぞれフラットケーブルAの箔状
導線A1〜A5と合致するように重ねられ、またフラットケ
ーブルCの箔状導線C1〜C3は箔状導線4A〜A6に重ねら
れ、箔状導線C1〜C3は各先端部はそれぞれ箔状導線B4、
B5及びA6と適当な間隔を隔てて対峙している。これらの
3枚のフラットケーブルA、B、Cの必要な箔状導線間
は、例えば超音波溶接によって直接又は電子部品を介し
て相互に接続されている。
例えば、第2図に示すように箔状導線A7−A8間にはコン
デンサCを、B4−C1間にはダイオードD1を、B5−C2間に
はダイオードD2を、A6−C3間には抵抗R、A1−A2間には
ダイオードD3を接続する。また、箔状導線同志が重なり
合った個所は超音波溶接等によってそのまま接続するこ
とができる。
デンサCを、B4−C1間にはダイオードD1を、B5−C2間に
はダイオードD2を、A6−C3間には抵抗R、A1−A2間には
ダイオードD3を接続する。また、箔状導線同志が重なり
合った個所は超音波溶接等によってそのまま接続するこ
とができる。
このように、複数のフラットケーブルを重ねて電気的接
続を施したジョイント部は、合成樹脂等の絶縁体で成型
されたホルダ1によって挟み込まれている。このホルダ
1は例えば上下2つに分割された挟み部材2、3から成
り、両者を挟み部材2、3によりジョイント部を挟んで
から係止するようにした適当なロック手段4が一体に成
型されている。この場合に、挟み部材2、3は相互に別
体であってもよいし、或いは片方でヒンジ部により連結
された一体のものであってもよい。
続を施したジョイント部は、合成樹脂等の絶縁体で成型
されたホルダ1によって挟み込まれている。このホルダ
1は例えば上下2つに分割された挟み部材2、3から成
り、両者を挟み部材2、3によりジョイント部を挟んで
から係止するようにした適当なロック手段4が一体に成
型されている。この場合に、挟み部材2、3は相互に別
体であってもよいし、或いは片方でヒンジ部により連結
された一体のものであってもよい。
実施例のホルダ1においては、上方の挟み部材2の箔状
導線間に接続されたダイオード等の電子部品5を内蔵す
るための凹溝、窓、孔等から成る空間部6が設けられ、
この空間部6を第3図に示す蓋体1で閉塞するようにし
ている。なお、第3図で7aは蓋体7を挟み部材2にロ
ックするための係止手段を示している。電子部品5に好
ましくは小型で偏平なチップ状部品を用いれば、これら
の部品は空間部6内に格納され蓋体7によって覆われる
ので、完全にホルダ1内に内蔵された状態になり、フレ
キシビルフラットケーブルの特長である薄さを保持する
ことができる。
導線間に接続されたダイオード等の電子部品5を内蔵す
るための凹溝、窓、孔等から成る空間部6が設けられ、
この空間部6を第3図に示す蓋体1で閉塞するようにし
ている。なお、第3図で7aは蓋体7を挟み部材2にロ
ックするための係止手段を示している。電子部品5に好
ましくは小型で偏平なチップ状部品を用いれば、これら
の部品は空間部6内に格納され蓋体7によって覆われる
ので、完全にホルダ1内に内蔵された状態になり、フレ
キシビルフラットケーブルの特長である薄さを保持する
ことができる。
なお、図示は省略しているが、各フラットケーブルA、
B、Cのジョイント部には箔状導線間の絶縁被覆を貫通
する小孔が開けられ、一方で下側の挟み部材3にはこれ
らの小孔を通る多数の突棒が一体に成型され、これらの
突棒は小孔を通った後に、上側の挟み部材2に開けられ
た逃げ孔8まで入り込むようになっている。これによっ
て、ホルダ1のフラットケーブルA、B、Cに対する移
動は完全に防止され、ジョイント部はホルダ1によって
保護されると共に、絶縁処理が施されることになる。
B、Cのジョイント部には箔状導線間の絶縁被覆を貫通
する小孔が開けられ、一方で下側の挟み部材3にはこれ
らの小孔を通る多数の突棒が一体に成型され、これらの
突棒は小孔を通った後に、上側の挟み部材2に開けられ
た逃げ孔8まで入り込むようになっている。これによっ
て、ホルダ1のフラットケーブルA、B、Cに対する移
動は完全に防止され、ジョイント部はホルダ1によって
保護されると共に、絶縁処理が施されることになる。
なお、場合によっては第4図に示すように例えばフラッ
トケーブルAの途中に3枚のフラットケーブルB、C、
Dの各端部を重ね、超音波溶接等により必要な箔状導線
間の電気的接続を行った後に、挟み部材2、3から成る
ホルダ1によってジョイント部を挟み込むようにしても
よいし、或いは第5図に示すように、適当数のフラット
ケーブルA、B、Cの各端末部を重ねて、アース導線同
志を接続すると共に金属製の集中アース端子9に接続
し、そのジョイント部をホルダ1によって挟み込むよう
にすることもできる。なお第5図において、9aは集中
アース端子をボルトで固定するためのボルト孔を示して
いる。
トケーブルAの途中に3枚のフラットケーブルB、C、
Dの各端部を重ね、超音波溶接等により必要な箔状導線
間の電気的接続を行った後に、挟み部材2、3から成る
ホルダ1によってジョイント部を挟み込むようにしても
よいし、或いは第5図に示すように、適当数のフラット
ケーブルA、B、Cの各端末部を重ねて、アース導線同
志を接続すると共に金属製の集中アース端子9に接続
し、そのジョイント部をホルダ1によって挟み込むよう
にすることもできる。なお第5図において、9aは集中
アース端子をボルトで固定するためのボルト孔を示して
いる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るフラットケーブルの接
続部は、箔状導線間の電気的接続を施し、そのジョイン
ト部を絶縁体から成るホルダによって挟み付けるように
構成したため、極めて簡単な手段によってジョイント処
理を容易に行うことができる。また、ジョイント部はホ
ルダによって機械的に保護されると共に外部に対する絶
縁処理も完全に行われる。更に、ワイヤハーネス中に搭
載する電子部品をホルダ内にコンパクトに内蔵すること
ができるため、フレキシブルフラットケーブルを使用し
た回路網の薄形化、小型化を保つことができる。
続部は、箔状導線間の電気的接続を施し、そのジョイン
ト部を絶縁体から成るホルダによって挟み付けるように
構成したため、極めて簡単な手段によってジョイント処
理を容易に行うことができる。また、ジョイント部はホ
ルダによって機械的に保護されると共に外部に対する絶
縁処理も完全に行われる。更に、ワイヤハーネス中に搭
載する電子部品をホルダ内にコンパクトに内蔵すること
ができるため、フレキシブルフラットケーブルを使用し
た回路網の薄形化、小型化を保つことができる。
第1図は本発明に係るフラットケーブルの接続部の実施
例を示す斜視図、第2図は配線例の回路図、第3図は蓋
体の斜視図、第4図は、第5図はそれぞれ他の例の斜視
図である。 符号A、B、C、Dはフラットケーブル、1はホルダ、
2、3は挟み部材、4はロック手段、5は電子部品、6
は空間部、7は蓋部、8は逃げ孔である。
例を示す斜視図、第2図は配線例の回路図、第3図は蓋
体の斜視図、第4図は、第5図はそれぞれ他の例の斜視
図である。 符号A、B、C、Dはフラットケーブル、1はホルダ、
2、3は挟み部材、4はロック手段、5は電子部品、6
は空間部、7は蓋部、8は逃げ孔である。
Claims (1)
- 【請求項1】フレキシブルフラットケーブル同志の電気
点接続を施したジョイント部を、絶縁体から成るホルダ
によって両面から挟み付け、前記ホルダに前記フラット
ケーブル間に接続した電子部品を収容する空間部を設け
たことを特徴とするフラットケーブルの接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1225179A JPH067499B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | フラットケーブルの接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1225179A JPH067499B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | フラットケーブルの接続部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0388284A JPH0388284A (ja) | 1991-04-12 |
JPH067499B2 true JPH067499B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=16825200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1225179A Expired - Fee Related JPH067499B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | フラットケーブルの接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067499B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10345951B4 (de) * | 2003-10-02 | 2005-07-14 | Lisa Dräxlmaier GmbH | Verbindungselement zur Verbindung von Flachbandleitungen |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4508399A (en) * | 1984-01-03 | 1985-04-02 | Amp Incorporated | Polarized ribbon cable connector having circuit components therein |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP1225179A patent/JPH067499B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0388284A (ja) | 1991-04-12 |
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Legal Events
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